JP3491993B2 - 車両に装備されるリフト装置 - Google Patents

車両に装備されるリフト装置

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JP3491993B2 JP28085194A JP28085194A JP3491993B2 JP 3491993 B2 JP3491993 B2 JP 3491993B2 JP 28085194 A JP28085194 A JP 28085194A JP 28085194 A JP28085194 A JP 28085194A JP 3491993 B2 JP3491993 B2 JP 3491993B2
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宏 折戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば身障者が座した
車椅子を昇降させるために車両に装備されるリフト装置
に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平2−13836号公
に開示されたリフト装置(昇降装置)は、車室のフロ
アに車室の開口部に向けて進退移動可能に設けた可動部
材と、可動部材を進退移動させる進退移動用アクチュエ
ータと、可動部材に2本の連結アームを用いてプラット
ホームを連結して構成した四節リンク機構と、可動部材
の進退移動に伴う四節リンク機構の動作を案内すること
によって、プラットホームをほぼ水平状態に保ちつつ前
記フロア上と接地面上との間を移動させるガイド手段を
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に開示され
たリフト装置においては、ガイド手段が、車室の開口部
に近いフロアに固定されて連結アームに設けた案内ロー
ラを案内するローラガイドと、車室の開口部より外側に
て車両ボディに固定されて連結アームを支承するアーム
ガイドを備える構成となっていて、当該リフトを例えば
車両後方の開口部に設ける場合には、アームガイドが車
両の外形規格寸法内に納まるように後部バンパーに適宜
のカット改造を行う必要がある。本発明は、かかる問題
を解消するため、その主たる目的は車両における既存の
外観構成部材に改造を行うことなく車両に装備し得るリ
フト装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は車室の開口部に近い作業位置と車室内の
収納位置にて固定されるように同車室のフロア上に前記
開口部に向けて進退移動可能に設置した可動ブラケット
と、この可動ブラケットに各基端部を垂直方向に回動自
在に連結した左右一対の連結アームと、これら連結アー
ムに組付けた四節リンク機構により水平状態に保持され
て昇降されるプラットホームとを備えたリフト装置であ
って、前記可動ブラケットの移動方向と平行に前記車室
の外部に向けて進退移動可能に同車室のフロア上に設置
した左右一対のカム部材と、これらカム部材を前記開口
部に向けて進退移動させるカム駆動装置を設けて、前記
可動ブラケットが前記作業位置に固定された状態にて前
記カム駆動装置の前進作動により前記両カム部材が前進
するとき前記連結アームが同カム部材の各カム面との係
合により前記可動ブラケットとの連結部を支点として上
方に回動して前記プラットホームが水平状態にて上昇
し、前記可動ブラケットが前記作業位置に固定された状
態にて前記カム駆動装置の後退作動により前記両カム部
材が後退するとき前記連結アームが同カム部材の各カム
面との係合により前記ブラケットとの連結部を支点とし
て下方に回動して前記プラットホームが水平状態にて下
降するようにしたことを特徴とする車両に装備されるリ
フト装置を提供するものである。
【0005】
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成したリフト装置
は、可動ブラケットの移動方向と平行に車室の外部に向
けて進退移動可能に同車室のフロア上に設置した左右一
対のカム部材をカム駆動装置の作動 によって進退移動さ
せることにより、プラットホームを昇降させるものであ
って、可動ブラケットを車室の開口部に向けて進退移動
させるブラケット駆動装置を設けることによって前記両
カム部材、連結アーム及びプラットホーム等全ての構
成部材を車室内に収納できるものであるため、車両にお
ける既存の外観構成部材に改造を行うことなく車両に装
備することができる。また、カム駆動装置によって進退
移動されるカム部材によってプラットホームを昇降させ
るものであるため、カム部材のカム面形状により最適な
昇降作動を得ることができる。
【0007】 また、前記ブラケット駆動装置として、
前記車室のフロア上に前記可動ブラケットの進退移動方
向に沿って互いに対向して設置した前進駆動用シリンダ
及び後退駆動用シリンダと、これら各シリンダの駆動部
にその中間部を移動可能に掛けて各端部を前記車室のフ
ロアと前記可動ブラケットにそれぞれ固定した索条を備
えて、前記可動ブラケットを進退移動させる駆動装置を
採用した場合には、各シリンダのストローク(駆動部の
移動量)に対してブラケットの移動量をほぼ2倍とする
ことができるため、ストロークの小さな小型のシリンダ
(ストロークがブラケットの移動量の略半分のシリン
ダ)を使用して実施することができ、小さな設置スペー
スにて実施することができる利点がある
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明による車両に装備されるリ
フト100を示していて、このリフト100は車室Bの
後部、すなわちリヤゲート(図示省略)によって開閉さ
れる開口部Cを備える部分のフロアDに設けられてお
り、左右一対で平行なガイドレール11,12には可動
ブラケット13が組付けられている。各ガイドレール1
1,12は、後端が車室Bの開口部Cに近い部位となる
ようにして車両の前後方向に沿って配置されていて、車
室BのフロアDに固着されている。
【0009】 可動ブラケット13は、左右両端に立板
13a,13bを有していて、立板13aにて回転自在
のガイドローラ14,15,16を用いてガイドレール
11に前後方向へ移動可能に組付けられるとともに、立
板13bにて回転自在のガイドローラ17,18,19
を用いてガイドレール12に前後方向へ移動可能に組付
けられていて、ブラケット駆動装置20によって進退移
動されるとともに車室Bの開口部Cに近い図示作業位置
(ガイドレール11,12の後端部)と車室Bの開口部
Cから車室内に所定量移動した収納位置(ガイドレール
11,12の前端部)にて保持されるようになってい
る。
【0010】 ブラケット駆動装置20は、図2に詳細
に示したように、車室BのフロアDに可動ブラケット1
3の進退移動方向にて互い違いに対向配置されてシリン
ダ本体21a,22aにてフロアDに固着した前進駆動
用単動油圧シリンダ21及び後退駆動用単動油圧シリン
ダ22と、これら各シリンダ21,22の駆動部、すな
わちロッド21b,22bの先端に回転自在に設けた滑
車23,24に中間部を掛けて各端部を車室Bのフロア
Dと可動ブラケット13にそれぞれ固定した索条(ワイ
ヤ)25,26を備えていて、シリンダ21に圧油を供
給するとともにシリンダ22から作動油を排出すること
により、可動ブラケット13を図示作業位置に移動させ
て保持することができ、またシリンダ22に圧油を供給
するとともにシリンダ21から作動油を排出することに
より、可動ブラケット13を収納位置に移動させて保持
することができるようになっている。
【0011】 また、可動ブラケット13の各立板13
a,13bには、それぞれ2本の連結アーム31,32
と33,34を介してプラットホーム40の各サイドプ
レート41(一方のみ図示されている)が連結されてい
て、可動ブラケット13の各立板13a,13bと2本
の連結アーム31・32,33・34とプラットホーム
40の各サイドプレート41によって左右一対の四節リ
ンク機構S1,S2が構成されている。また、各連結ア
ーム31,33の中間部よりブラケット13側の部位に
は、カムフォロアとしてのローラ35,36がそれぞれ
回転自在に組付けられていて、各ローラ35,36には
カム部材51,52がそれぞれ係合している。なお、各
連結アーム31,33の中間部位には、プラットホーム
40が車室内に収納されるときに各ガイドレール11,
12上に係合するガイドローラ37(一方のみ図示され
ている)が回転自在に組付けられている。
【0012】各カム部材51,52は、各ガイドレール
11,12とともに車室BのフロアDに固着した一対の
側板53,54と55,56間に摺動可能に組付けられ
ていて、各カム部材51,52に貫設した案内孔51a
(カム部材52の案内孔は図示省略してある)に挿通さ
れて各側板53,54と55,56に固定されたガイド
ピン57,58により、車室Bの開口部Cを通して車室
内外に進退移動可能に設けられている。また、各カム部
材51,52は、車室BのフロアDにシリンダ本体61
a,62aにて固着したカム駆動装置としての複動油圧
シリンダ61,62のロッド61b,62bの先端に連
結具63,64を介して連結されていて、複動油圧シリ
ンダ61,62のロッド61b,62bが前進駆動され
ることにより車室外に向けて移動可能であるとともに、
複動油圧シリンダ61,62のロッド61b,62bが
後退駆動されることにより車室内に向けて移動可能とな
っている。
【0013】また、本実施例においては、プラットホー
ム40が、左右一対のサイドプレート41(一方のみ図
示されている)と、これら両サイドプレート41に左右
両端にて回転自在の支持ローラ43,44(一方のみ図
示されている)を介して車両前後方向へ水平移動可能に
組付けたセンタープレート45によって構成されてい
て、センタープレート45の前端部は各補助アーム46
(一方のみ図示されている)を介して連結アーム32,
34の中間部に連結されている。各補助アーム46は、
プラットホーム40の上昇時にセンタープレート45を
両サイドプレート41に対して前方へ水平移動させ、ま
たプラットホーム40の下降時にセンタープレート45
を両サイドプレート41に対して後方へ水平移動させる
ものであり、センタープレート45との回動自在な連結
部は各連結アーム32,34との回動自在な連結部より
前方(ブラケット13側)とされている。
【0014】また、各サイドプレート41には、プラッ
トホーム40が車室内に収納されるときに各ガイドレー
ル11,12上に係合するガイドローラ47,48(一
方のみ図示されている)が回転自在に組付けられてい
る。また、センタープレート45の後端にはプレート4
9が回転可能かつ固定可能に組付けられていて、このプ
レート49は、プラットホーム40が昇降されるとき図
1の仮想線で示した状態に保持されてプラットホーム4
0に載せられる車椅子(図示省略)の後方への移動を規
制するストッパとして機能し、またプラットホーム40
が図1の実線で示したように接地面Gに接しているとき
には図1の実線で示したように先端部にて接地面Gに接
してプラットホーム40のセンタープレート45への車
椅子の乗り降りを容易にするスロープを形成するように
なっている。
【0015】 上記のように構成した本実施例において
は、図1の実線で示した状態にてプラットホーム40の
センタープレート45に身障者が座した車椅子を載せて
プレート49を仮想線の状態とし、その後に両複動油圧
シリンダ61,62を前進駆動させると、カム部材5
1,52が図1の実線位置から仮想線位置まで移動され
て、各ローラ35,36を介して各連結アーム31,3
3が可動ブラケット13との連結部を支点として図1の
実線位置から仮想線位置に向けて上方に回動し、これに
伴って各連結アーム32,34が可動ブラケット13と
の連結部を支点として図1の実線位置から仮想線位置に
向けて上方に回動するとともにプラットホーム40が略
水平状態に保たれながら図1の実線位置から仮想線位置
に向けて上昇する。
【0016】 また、このときには、各補助アーム46
が図1の実線状態から仮想線状態に傾動してプラットホ
ーム40のセンタープレート45を両サイドプレート4
1に対して水平方向前方に移動する。したがって、この
ときには、プラットホーム40におけるセンタープレー
ト45の水平方向移動量により連結アーム31〜34の
可動ブラケット13を支点とした回動によって生じる
結アーム31〜34の円弧運動の水平方向成分が略相殺
されて、プラットホーム40のセンタープレート45が
接地面Gに対して略垂直に上昇する。
【0017】 また、図1の仮想線にて示したリフトア
ップ状態にて、単動油圧シリンダ22に圧油を供給する
とともに単動油圧シリンダ21から作動油を排出させて
単動油圧シリンダ22を駆動させると、可動ブラケット
13が図示作業位置から車室B内の収納位置に向けて前
方に移動されて、図1の仮想線にて示したリフトアップ
状態の連結アーム31〜34及びプラットホーム40等
が車室B内の所定位置に収納される。この後、両複動油
圧シリンダ61,62を後退駆動させると、両カム部材
51,52が図1の仮想線位置から実線位置を経て更に
前方に移動されて車室B内の所定位置に収納される。か
かる収納状態においては、リヤゲートを閉めて開口部C
を閉じることができる。なお、上記した収納時には、各
連結アーム31,33に組付けたガイドローラ37とプ
ラットホーム40の各サイドプレート41に組付けたガ
イドローラ47,48が各ガイドレール11,12上に
順次係合するため、リフトアップ状態の連結アーム31
〜34及びプラットホーム40等を円滑に移動させるこ
とができる。
【0018】また、本実施例においては、上述した作動
とは逆の作動、すなわちリヤゲートを開けて開口部Cを
開いた状態にて単動油圧シリンダ21に圧油を供給する
とともに単動油圧シリンダ22から作動油を排出させて
単動油圧シリンダ21を駆動させるとともに両複動油圧
シリンダ61,62を前進駆動させることにより、収納
位置にあるリフトアップ状態の連結アーム31〜34及
びプラットホーム40等と両カム部材51,52を図1
の仮想線に示した位置まで移動させることができ、また
かかる状態にて両複動油圧シリンダ61,62を後退駆
動させて両カム部材51,52を図1の仮想線位置から
実線位置に移動させることにより、図1の仮想線に示し
たリフトアップ状態の連結アーム31〜34及びプラッ
トホーム40等を図1の実線に示した位置まで移動させ
ることができる。
【0019】ところで、本実施例によるリフト100
は、車室BのフロアDに車室Bの開口部Cを通して車室
内外に進退移動可能に設けられて連結アーム31,33
とローラ35,36を介して係合するカム部材51,5
2を複動油圧シリンダ61,62によって進退移動させ
ることにより、プラットホーム40を昇降させるもので
あり、カム部材51,52、連結アーム31〜34及び
プラットホーム40等全ての構成部材が車室内に収納で
きるものであるため、車両における既存の外観構成部材
(例えば、図1に示したリヤバンパーE)に改造を行う
ことなく車両に装備することができる。また、複動油圧
シリンダ61,62によって進退移動されるカム部材5
1,52によってプラットホーム40を昇降させるもの
であるため、カム形状により最適な昇降作動を得ること
ができる。
【0020】 また、本実施例においては、シリンダ2
1,22と索条(ワイヤ)25,26を備えたブラケッ
ト駆動装置20によって、可動ブラケット13を進退移
動させるとともに作業位置と収納位置にて保持するよう
にしていて、各シリンダ21,22のストローク(各ロ
ッド21b,22b先端部の移動量)に対してブラケッ
ト13の移動量をほぼ2倍とすることができるため、ス
トロークの小さな小型のシリンダ(ストロークがブラケ
ット13の移動量の略半分のシリンダ)を使用して実施
することができ、小さな設置スペースにて実施すること
ができる。
【0021】上記実施例においては、プラットホーム4
0を、左右一対のサイドプレート41と、これら両サイ
ドプレート41に左右両端にて支持ローラ43,44を
介して車両前後方向へ移動可能に組付けられて前端を各
補助アーム46を介して連結アーム32,34の中間部
に連結されたセンタープレート45によって構成した
が、プラットホームを単一部材で構成するとともに各補
助アーム46を無くして本発明を実施することも可能で
ある。
【0022】 また、上記実施例においては、上側の連
結アーム31,33にローラ35,36を設けて、カム
部材51,52がローラ35,36を介して連結アーム
31,33に係合するように構成したが、下側の連結ア
ーム32,34にローラ35,36を設けて、カム部材
51,52がローラ35,36を介して連結アーム3
2,34に係合するように構成して実施すること、或い
はローラ35,36を無くしてカム部材を連結アームに
直接摺動可能に係合させて実施することも可能である。
【0023】また、上記実施例においては、カム部材5
1,52を複動油圧シリンダ61,62によって進退移
動させるように構成したが、他の駆動装置、例えば電気
モータによって作動されるねじ送り機構によってカム部
材を進退移動させるように構成して本発明を実施するこ
とも可能である。
【0024】 また、上記実施例においては、シリンダ
21,22と索条(ワイヤ)25,26を備えたブラケ
ット駆動装置20によって、可動ブラケット13を進退
移動させるとともに作業位置と収納位置にて保持するよ
うにしたが、請求項1の発明を実施する場合には、可動
ブラケットを手動で進退移動させるとともに作業位置と
収納位置にて機械的なロック手段にて保持するようにし
て実施することも可能である。
【0025】 また、上記実施例においては、ブラケッ
ト駆動装置20の各シリンダ21,22におけるロッド
21b,22b先端に滑車23,24を設け、これに索
条(ワイヤ)25,26の中間部を掛けて実施したが、
滑車23,24を無くしロッド21b,22b先端に索
条受け(索条を摺動可能に支持するもの)を設けて請求
の発明を実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリフトの一実施例を示す側面図
である。
【図2】 図1に示したリフトの部分平面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】 図1の4−4線に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
100…リフト、11,12…ガイドレール、13…ブ
ラケット、20…ブラケット駆動装置、21…前進駆動
用単動油圧シリンダ、22…後退駆動用単動油圧シリン
ダ、23,24…滑車、25,26…索条(ワイヤ)、
31〜34…連結アーム、35,36…ローラ、40…
プラットホーム、51,52…カム部材、61,62…
複動油圧シリンダ(カム駆動装置)、B…車室、C…開
口部、D…フロア、E…リヤバンパー、G…接地面、S
1,S2…四節リンク機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折戸 宏 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (72)発明者 井上 博明 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−133938(JP,U) 実開 平4−24832(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/44 B60P 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の開口部に近い作業位置と車室内の
    収納位置にて固定されるように同車室のフロア上に前記
    開口部に向けて進退移動可能に設置した可動ブラケット
    と、この可動ブラケットに各基端部を垂直方向に回動自
    在に連結した左右一対の連結アームと、これら連結アー
    ムに組付けた四節リンク機構により水平状態に保持され
    て昇降されるプラットホームとを備えたリフト装置であ
    って、 前記可動ブラケットの移動方向と平行に前記車室の外部
    に向けて進退移動可能に同車室のフロア上に設置した左
    右一対のカム部材と、これらカム部材を前記開口部に向
    けて進退移動させるカム駆動装置を設けて、前記可動ブ
    ラケットが前記作業位置に固定された状態にて前記カム
    駆動装置の前進作動により前記両カム部材が前進すると
    き前記連結アームが同カム部材の各カム面との係合によ
    り前記可動ブラケットとの連結部を支点として上方に回
    動して前記プラットホームが水平状態にて上昇し、前記
    可動ブラケットが前記作業位置に固定された状態にて前
    記カム駆動装置の後退作動により前記両カム部材が後退
    するとき前記連結アームが同カム部材の各カム面との係
    合により前記ブラケットとの連結部を支点として下方に
    回動して前記プラットホームが水平状態にて下降するよ
    うにしたことを特徴とする 車両に装備されるリフト
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したリフト装置におい
    て、前記可動ブラケットを前記開口部に向けて進退移動
    させるブラケット駆動装置を設けて、前記プラットホー
    ムが前記両連結アームによってその上昇位置に保持され
    た状態にて前記ブラケット駆動装置の後退作動により前
    記可動ブラケットが前記作業位置から収納位置に後退し
    て前記プラットホームが前記両連結アームと共に車室内
    に収納され、その後に前記カム駆動装置の後退作動によ
    り前記両カム部材が車室内に収納されるようにしたこと
    を特徴とする車両に装備されるリフト装置。
  3. 【請求項3】前記ブラケット駆動装置として、前記車室
    のフロア上に前記可動ブラケットの進退移動方向に沿っ
    て互いに対向して設置した前進駆動用シリンダ及び後退
    駆動用シリンダと、これら各シリンダの駆動部にその中
    間部を移動可能に掛けて各端部を前記車室のフロアと前
    記可動ブラケットにそれぞれ固定した索条を備えて、前
    記可動ブラケットを進退移動させる駆動装置を採用した
    ことを特徴とする請求項2に記載した車両に装備される
    リフト装置。
  4. 【請求項4】 前記連結アームの中間部に前記カム部材
    のカム面に係合して回転するローラをそれぞれ取付けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した車両
    に装備されるリフト装置。
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