JP3491693B2 - ホームテレホンシステム - Google Patents

ホームテレホンシステム

Info

Publication number
JP3491693B2
JP3491693B2 JP34480492A JP34480492A JP3491693B2 JP 3491693 B2 JP3491693 B2 JP 3491693B2 JP 34480492 A JP34480492 A JP 34480492A JP 34480492 A JP34480492 A JP 34480492A JP 3491693 B2 JP3491693 B2 JP 3491693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
telephone
pseudo
output
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34480492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06197174A (ja
Inventor
正一 秋山
辰生 犬飼
毅 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34480492A priority Critical patent/JP3491693B2/ja
Publication of JPH06197174A publication Critical patent/JPH06197174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3491693B2 publication Critical patent/JP3491693B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主電話機に、ドアホン
子器、内線電話機を接続して、外、内線通話やドアホン
通話を相互に可能にした電話交換機能を備えたホームテ
レホンシステムの改良に関する。
【0002】
【従来技術】近時、主電話機に、ドアホン子器や内線電
話機を接続して、相互に呼出しや通話が行えるようにし
たホームテレホンシステムが一般家庭においても使用さ
れるに至って来たが、従来のシステムは、図10に示し
たように、一般公衆回線Lに接続された主電話機100
に、インターホン用の通話線Laを介して室外のドアホ
ン子器104を接続し、室内には内線通話線Lcと制御
線Ldを引出して、スピーカ102a,内、外線モニタ
表示ランプ102b,102c及びモジュラジャック1
02dを有した電話接続器102を設け、この電話接続
器102のモジュラジャック102dに一般公衆回線に
使用される電話機103のモジュラプラグ103aを挿
入して、内線電話機として使用できるようになってい
る。
【0003】そして、このようなシステムでは、外線か
らの呼出しは、主電話機100で着呼して、主電話機1
00に内蔵させた呼出ベル(不図示)を鳴動させ、これ
と同時に主電話機100より制御線Ldに疑似呼出音を
送出して、電話接続器102のスピーカ102aより出
力させる構成となっている。また、ドアホン子器104
からの呼出しに対しては、主電話機100に内蔵した呼
出チャイム発生回路(不図示)を作動し、呼出チャイム
音を出力させ、このとき同時に電話接続器102のスピ
ーカ102aより呼出チャイム音を出力させる構成とな
っている。
【0004】しかしながら、このようなシステムでは、
内、外線の呼出音と、ドアホン子器からの呼出チャイム
音は、異なるパターンに設定されているが、ホームテレ
ホンシステムのシステム規模が大きくなり、内線電話機
の設置台数が増えたり、ドアホン子器の増設台数が増え
たような場合には、どの通信機器からの呼出しかの区別
ができず、改善が望まれていた。
【0005】そこで、本出願人は、このような問題を解
決するため、外線呼出、内線呼出、ドアホン呼出の際に
出力させる呼出音を、通常の電話機の呼出ベルが感知で
きる周波数帯域にして、その音パターンをシステム内の
通信機器毎に異ならせて出力できるようにした電話交換
機能を有したホームテレホンシステムを先に提案した。
【0006】しかしながら、このようなホームテレホン
システムを構成した場合、内線電話機として自動着信機
能を備えた留守番電話機や、ファクシミリ装置を使用し
た場合には、次のような問題点を新たに生じている。す
なわち、このような自動着信機能を備えた通信機器を内
線電話機として接続して使用する場合には、外線電話機
や、システム内の電話機、ドアホン子器からの呼出時に
出力される疑似呼出音が出力されれば、そのまま自動的
着信してしまうことがあり、その使用目的によっては都
合のよいこともあるが、不都合なこともあった。
【0007】例えば、留守中、外線からの呼出しがあっ
たときに留守番電話機を着信させて、メッセージを録音
させる場合には好都合であるが、ドアホン子器からの呼
出しに対しても同様に留守番電話機が着信し応答するの
は不要なこともある。一方、ドアホン子器からの呼出し
に対して留守番電話機が着信し応答した場合には、通話
が終了しても、話中音がどこからも出力されないので、
留守番電話機は通話が終了したことを認識出来ず、録音
テープが無くなる迄、録音状態を続けるような不都合も
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記事情に鑑みてなされたもので、疑似呼出音が出力され
ても、システム内の自動着信機能を備えた通信機器が自
動応答しないホームテレホンシステムと、留守番電話機
が自動応答した場合でも、所定時間経過後、自動的に録
音状態を解除出来るホームテレホンシステムを提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の発明は、主電話機には、
外線電話機、ドアホン子器、内線電話機などの通信機器
から呼出操作を検知したときに出力される疑似呼出音の
連続出力回数を設定する疑似呼出音回数設定スイッチを
設け、疑似呼出音回数設定スイッチは、システム内の自
動着信機能を備えた通信機器が自動着信する呼出ベルの
連続出力設定回数を選択すれば、連続して出力される疑
似呼出音の回数を、その選択された連続出力設定回数未
満の回数になるように自動的に設定し、その疑似呼出音
は、その設定された回数連続して出力された後、1回以
上の休止を挟んで、以下、その設定された回数連続出
力、1回以上の休止、を繰り返す構成とされ、最初の呼
出操作によって、疑似呼出音の上記設定された回数の連
続出力、1回以上の休止を繰り返している間に、次の呼
出操作があったときには、その次の呼出操作は無効にす
ると共に、最初の呼出操作による疑似呼出音の出力が停
止した後は、擬似呼出音の一回以上の休止期間を設けて
から、次の呼出操作による疑似呼出音の出力を開始する
構成としたことを特徴とする。
【0010】 また、同時に提案される請求項2に記載
の発明は、主電話機には、外線電話機、ドアホン子器、
内線電話機などの通信機器からの呼出しを受けたときに
疑似呼出音の出力を許容し、禁止するための疑似呼出設
定スイッチを設けた構成とした。
【0011】 更に、同時に提案される請求項3に記載
の発明は、主電話機には、タイマー回路と通常の電話機
で感知できる周波数帯域の疑似話中音を発生させる疑似
話中音発生手段を設けて、ドアホン子器からの呼出操作
に内線電話機である留守番電話機が着信応答した時に
は、主電話機は、所定時間経過後、ドアホン子器−留守
番電話機の通話回路に疑似話中音を所定時間出力し、さ
らに所定時間経過後、ドアホン子器側の通話回路を切断
すると共に、留守番電話機へ疑似話中音を所定時間出力
することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1、2に記載された本発明のホームテレ
ホンシステムによれば、擬似呼出音回数設定スイッチ
は、システム内の自動着信機能を備えた通信機器が自動
着信する呼出ベルの連続出力設定回数を選択すれば、連
続して出力される擬似呼出音の回数を、その選択された
連続出力設定回数未満の回数になるように自動的に設定
し、その擬似呼出音は、その設定された回数連続して出
力された後、1回以上の休止を挟んで、以下、その設定
された回数連続出力、一回以上の休止、を繰り返すの
で、擬似呼出音が出力されても、システム内の自動着信
機能を備えた通信機器が、不用意に自動着信してしまう
事態を回避できる。また、請求項1,2では、最初の呼
出操作によって、擬似呼出音の上記設定された回数の連
続出力、1回以上の休止を繰り返している間に、次の呼
出操作があったときには、その次の呼出操作は無効にす
るとともに、最初の呼出操作による擬似呼出音の出力が
停止した後は、擬似呼出音の一回以上の休止期間を設け
てから、次の呼出操作による擬似呼出音の出力を開始す
るので、複数回の呼出操作を行ったときにも、自動着信
機能を備えた通信装置が不用意に着信してしまう事態が
回避できる。
【0013】 更に、請求項2では、主電話機に設けた
擬似呼出音設定スイッチを操作することによって、呼出
操作があったときに、擬似呼出音を出力させるか出力さ
せないかの設定が自由にできる。
【0014】 請求項3では、ドアホン子器からの呼出
操作に内線電話機である留守番電話機が着信応答したと
きには、主電話機は、所定時間経過後、ドアホン子器−
留守番電話機の通話回路に擬似話中音を所定時間出力
し、さらに所定時間経過後、ドアホン子器側の通話回路
を切断するとともに、留守番電話機へ擬似話中音を所定
時間出力するので、ドアホン子器からの呼出操作に留守
番電話機が着信応答した場合でも、所定時間経過すれば
自動的に留守番電話機の録音状態を解除できる。
【0015】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明のホームテ
レホンシステムの一実施例を説明する。図1は本発明の
ホームテレホンシステムの概略構成を示している。Lは
外線となる一般公衆回線、La,Lbは玄関先などに設
置された2台のドアホン子器D1,D2のそれぞれと主
電話機Tとを接続するドアホン通話線、L1〜Lnは主
電話機Tと内線電話機T1〜Tnを接続する2線式内線
通話であり、それぞれの通話線L1〜Lnの先端には、
電話接続器4を設け、そのモジュラジャックに、電話機
T1〜Tnの設けたモジュラプラグ5を着脱可能に接続
できるようにしている。
【0016】内線電話機としては、T1は通常の公衆回
線用アナログ電話機、T2は留守番電話機、Tnはファ
クシミリ装置が使用されており、留守番電話機T2、フ
ァクシミリ装置Tnは自動着信機能を備えた構成となっ
ており、それぞれが複数回の呼出ベルを連続して受けた
ときに、自動着信できるようになっている。また、主電
話機Tは通話のためのハンドセットを備え、後述する疑
似呼出音の出力を許容し、あるいは禁止させる疑似呼出
設定スイッチ6(請求項2)と、このスイッチ6によっ
て設定された疑似呼出音出力あり、なしの設定状態を表
示する表示ランプ8を表示部として設け(請求項4)、
更に疑似呼出音回数設定スイッチ7を設けた構成となっ
ている(請求項1)。
【0017】図2は、主電話機Tの内部の要部構成を示
している。1は呼出元検知判別手段、2は呼出元検知判
別手段1によって検知判別された呼出元の通信機器に対
して、予め割り当てられた疑似呼出音を出力する疑似呼
出信号発生手段であり、3は呼出元検知判別手段1によ
って判別された呼出元となる通信機器と、被呼出側の通
信機器とを通話線で接続するため、通話線の切替えを行
う通話線切替制御手段である。
【0018】この図では、主電話機Tは、内線電話機器
T1〜Tnと同様にして、通話線切替制御手段3に接続
されたように示しているが、実際のホームテレホンシス
テムでは、主電話機Tは、図1に示したように、ドアホ
ン子器D1,D2とインターホン通話線La,Lbで接
続され、その外部には2線式の内線通話線L1〜Lnを
導出させている。
【0019】疑似呼出信号発生手段2は、主電話機に設
けた疑似呼出設定スイッチ6を操作し、疑似呼出音を出
力なしに設定すれば、疑似呼出音は出力せず(請求項
2)、また主電話機に設けた疑似呼出音回数設定スイッ
チ7を操作し、連続出力させるべき疑似呼出音の回数を
設定すれば、その設定された回数連続して出力させた
後、1回以上の休止を挟んで、以下、その設定された回
数連続出力、1回以上の休止、を繰り返すようになって
いる。このようにすれば、自動着信機能を有した通信機
器は、カウントした呼出音の回数を途中でクリアするの
で、自動着信してしまう事態が未然に回避できる(請求
項1)。図5は、ドアホン1、ドアホン2、内線電話機
から各々、呼出操作があった時の疑似呼出音の例を示し
たタイムチャートである。この例では、2回連続出力、
1回休止となっている。
【0020】また、疑似呼出音回数設定スイッチ7は、
システム内の自動着信機能を備えた通信機器が自動着信
する呼出ベルの連続出力設定回数を選択すれば、連続し
て出力される疑似呼出音の回数を、その選択された連続
出力設定回数未満の回数になるように自動的に設定する
構成となっている(請求項1)。ところで、このような
システムでは、疑似呼出音は、呼出された側が応答する
まで、その設定された回数連続出力、1回以上の休止、
を繰り返すが、その間に、呼出元検知判別手段1が次の
呼出操作を検知し、疑似呼出音指令信号を出力しても、
疑似呼出信号発生手段2は、この指令信号を無視すると
共に、呼出操作が終了して出力中の疑似呼出音が停止し
た後も、自動着信機能を有した通信機器がカウントした
呼出音の回数を途中でクリアされる程度の休止期間をと
ってから、次の呼出しの疑似呼出音を出力する。
【0021】この場合の休止期間は、例えば、疑似呼出
音として、呼出ベルを1秒鳴動させた後2秒停止させる
外線呼出に使用される通常パターンの呼出トーンを出力
させる場合には、呼出トーンの1サイクルは3秒となる
ので、3秒以上の休止期間が採られる。このようにすれ
ば、呼出ベルの回数をカウントして自動着信を行う留守
番電話機やファクシミリ装置は、この休止期間の存在に
よって、カウントした呼出ベルの回数をキャンセルする
ので、2回分の呼出しにより、疑似呼出音が連続してし
まい、自動着信機能を備えた通信機器が不用意に自動着
信してしまう事態が未然に回避できる(請求項3)。
【0022】このような構成の本発明システムでは、外
線呼出、システム内の内線電話機による呼出し、ドアホ
ン子器による呼出しがあると、呼出元検知判別手段1で
は、外線呼出、内線呼出、ドアホン呼出を判別し、疑似
呼出信号発生手段2に疑似呼出音選択指令信号を送出
し、この信号を受けた疑似呼出信号発生手段2では、予
め呼出元の通信機器に割り当て設定した音パターンの疑
似呼出信号を出力し、この疑似呼出信号が通話線切替制
御手段3によって接続された通話線に送出されることに
よって、被呼出側の通信機器の呼出ベルを鳴動させて、
呼出元を示す疑似呼出音が出力されるようになってい
る。図5,6は、ドアホン1、ドアホン2、内線電話機
から各々、呼出操作があった時の疑似呼出音の2つの例
を示したタイムチャートである。これらの例では、2回
出力、1回休止となっている。
【0023】また、このような本発明のホームテレホン
システムでは、予めプログラムによって規定された複数
の呼出モードが実行できることはいうまでもなく、主電
話機に接続されたセキュリティーセンサーから発報信号
を受けたときには、主電話機で警報音を出力したり、こ
のとき疑似呼出信号発生手段2を作動させ、内線電話機
T1〜Tnや、ドアホン子器D1,D2からも警報音を
一斉に出力するようにしてもよい。
【0024】図3は、本発明のホームテレホンシステム
の内部構成を更に詳しく示したブロック図である。図で
は、1台の主電話機に、2台のドアホン子器と、n台の
内線電話機を接続してホームテレホンシステムが構成さ
れている。主電話機Tと2つのドアホン子器D1,D2
とは、独立したインターホン通話線La,Lbによって
接続されており、インターホン通話に必要な電源は、通
話信号に重畳され、主電話機T側より個々のインターホ
ン通話線La,Lbを介してドアホン子器D1,D2に
給電されている。
【0025】主電話機Tと内線電話機T1〜Tnは、内
線L1〜Lnの適所に設けた電話接続器4のモジュラジ
ャックに、電話機T1〜Tnに付加したモジュラプラグ
5を挿入させて着脱可能に接続されており、内線通話に
必要な電源は、ドアホン子器D1,D2の場合と同様に
して、主電話機T側より給電されている。尚、この図で
は、説明の便宜上、内線電話機として留守番電話機やフ
ァクシミリ装置などの自動着信機能を備えた通信機器は
示されていない。
【0026】一点鎖線で囲んだ部分が、主電話機Tに内
蔵した電話交換制御部であり、ここには、CPU10を
制御部として設けている。11は外線Lに接続された外
線インターフェース、12は内線インターフェース、1
3は電話機T,T1〜Tnに対応して設けた通話線切替
器、14は疑似呼出信号発生回路、15は通話線制御手
段を構成するクロスポイントスイッチ15を示してお
り、19はドアホン子器D1,D2からの呼出しがあっ
たときにチャイム音を出すチャイム音発生回路である。
【0027】2台のドアホン子器D1,D2とドアホン
通話回路16を接続したインターホン通話線La,Lb
には、ドアホン呼出検出回路17と、通話線の接続、切
り離しを行う常閉型のアナログスイッチ18が設けられ
ている。ここに、クロスポイントスイッチ15は、疑似
呼出信号発生回路14から出力された疑似呼出信号を、
CPU10によって通話線切替器13を切替制御して接
続された呼出元となる通信機器と、呼出先の通信機器と
に通話線を通じて出力できるようになっている。
【0028】また、外線インターフェース11は、外線
から送信されて来る呼出信号(例えば、16Hzの呼出
トーン)を検知する着呼検出回路、相手側の電話機の着
信や回線切断動作を検知する極性反転検出回路を組み合
わせ、CPU10に呼出信号、着信、回線切断検知信号
を送出する構成となっている。内線インターフェース1
2の各々は、主電話機T、内線電話機T1〜Tnのハン
ドセットの持ち上げ、持ち下げを検知するフック検出回
路、外、内線電話機のテンキー操作によって発生される
プッシュトーン、ダイヤル信号を検知するDP検出回
路、外線から切り離されたときに内線通話に必要な電源
を供給する通話電流供給回路を組み合わせた構成となっ
ている。
【0029】このような本発明のホームテレホンシステ
ムでは、外線からの電話機による呼出し、ドアホン子器
D1,D2からの呼出しに対しては、主電話機T、内線
電話機T1〜Tnに内蔵させた呼出ベルを直接鳴動させ
て着呼でき、着信し応答すれば相互に通話ができるよう
になっており、また主電話機Tから内線電話機T1〜T
nを呼出して、通話したり、内線電話機T1〜Tn相互
間の被呼側を指定した呼出し通話も行うことができる。
【0030】ついで、本発明のホームテレホンシステム
の基本動作を説明する。 (外線からの呼出し)このような構成のシステムでは、
外部の電話機から呼出しがなされると、外線インターフ
ェース11は呼出信号を検知する。CPU10でこの状
態が判別されると、電話機T,T1〜Tnに対応して設
けた全ての通話切替器13を外線側に切替えて、外線側
から送出されて来る呼出信号(例えば、16Hz)をシ
ステム内の全ての外、内線電話機T,T1〜Tnに送出
する。
【0031】この結果、すべての電話機T,T1〜Tn
に内蔵させた呼出ベルが一斉に鳴動する。このような呼
出しに応えて、いずれかの電話機T,T1〜Tnのハン
ドセットを取り上げて応答すると、その電話機T,T1
〜Tnに対応して設けた内線インターフェース12がオ
フフック検知信号を出力するので、CPU10は応答し
た電話機T,T1〜Tnに対応して設けた通話線切替器
13のみを外線側に切替え保持し、その他の電話機の通
話線切替器13を内線側に切り替える。
【0032】この結果、ハンドセットを持ち上げた電話
機と、外線より呼出した電話機との間で通話が行われ
る。通話が終了すると、外線インターフェース10は極
性反転信号によってこれを検知するので、CPU10は
主電話器Tの通話線切替器13は外線側に、その他の内
線電話機T1〜Tnの通話線切替器13は内線側に切り
替えて、待機状態に復帰させる。 (ドアホン子器による呼出し)2台のドアホン子器D
1,D2のうち、いずれかのドアホン子器D1またはD
2の呼出スイッチを操作すると、呼出しを行ったドアホ
ン子器D1またはD2のインターホン通話線Laまたは
Lbに接続されたドアホン呼出検出回路17が呼出しを
検知する。
【0033】この呼出しは、インターホン通話線Laま
たはLbの電圧レベルの変動を検知することによってな
され、例えば、いずれかのドアホン子器D1またはD2
の呼出スイッチが操作されると、イターホン通話線La
またはLbの電圧レベルは、待機時の1.5Vから0.
7V以下に降下することによってなされる。すると、C
PU10は、この状態を検知して、呼出しを行っていな
いドアホン子器D1またはD2側のアナログスイッチ1
8を開き、呼出しを行ったドアホン子器D1またはD2
のみをドアホン通話回路16に接続して、電話機T,T
1〜Tnに対応して設けた通話切替器13を一斉に内線
側に切替えると同時に、疑似呼出信号発生回路14を作
動する。
【0034】ついで、CPU10は、呼出元となるドア
ホン子器D1またはD2に予め割り当てられた音パター
ンの呼出音を出力させるために、疑似呼出音指令信号を
疑似呼出信号発生回路14に送出する。この結果、疑似
呼出信号発生回路14から発生された疑似呼出信号は、
内線を通じて、すべての電話機T,T1〜Tnに送出さ
れ、各々の電話機T,T1〜Tnに内蔵された呼出ベル
を、呼出元となったドアホン子器D1またはD2に対応
した音パターンの呼出音で鳴動させる。
【0035】このようにして、ドアホン子器D1または
D2からの呼出しに対して、いずれかの電話機T,T1
〜Tnでハンドセットを取り上げて応答すると、応答し
た電話機に対応して設けた内線インターフェース12
は、オフフック検知信号を出力するので、CPU10は
応答した電話機T,T1〜Tn以外の電話機の通話線切
替器13を外線側に切替える。
【0036】この結果、呼出しを行ったドアホン子器D
1あるいはD2と応答した電話機T,T1〜Tnとの間
で通話が出来る。ドアホン子器との通話が終了して、応
答した電話機T,T1〜Tnのハンドセットが置かれる
と、応答した電話機T,T1〜Tnに対応して設けた内
線インターフェース12からオンフック検知信号を出力
するので、CPU10がこの状態を検知して、開いてい
たアナログスイッチ18を閉じ、2本のインターホン通
話回線La,Lbを元の状態に復帰させる。
【0037】尚、ドアホン子器からの呼出しに対して、
主電話機Tでは、チャイム音発生回路を作動させて、チ
ャイム音を呼出音として出力させてもよい。 (内線電話機による内線呼出)また、システム内のいず
れかの内線電話機T1〜Tnのハンドセットを持ち上げ
て、別の内線電話機を指定し呼出しを行うと、CPU1
0は内線インターフェース12から送出されて来るオフ
フック検知信号によって、呼出元を検知判別する。ま
た、このとき、呼出元を指定した内線電話機では、同じ
内線インターフェース12からダイヤルパルスあるいは
プッシュトーン信号として送出される内線番号を出力す
るので、CPU10は、この状態を検知し、呼出先の内
線番号を判別して、呼出元の内線電話機と呼出先の内線
電話機に対応した通話線切替器13の双方のみを内線側
に切替える。
【0038】そして、このときCPU10は、疑似呼出
信号発生回路14を作動し、呼出元となる内線電話機に
予め割り当てられた疑似呼出信号を出力する。これらの
結果、呼び出された内線電話機からは、呼出元となる内
線電話機に予め割り当てた疑似呼出音が出力されること
になる。尚、内線電話機から外線の呼び出しを行う場合
には、呼出元となる電話機で外線呼出を選択して、テン
キーを操作するなどして呼出先の電話番号を指定すれ
ば、その電話機に内蔵したプッシュトーン発生回路ある
いはダイヤルパルス発生回路を作動させて外線を呼び出
しできる。CPU10では、この場合における外線呼出
を、内線呼出と区別するため、操作された電話番号の桁
数を判別している。
【0039】図4は、呼出元検知判別手段と、疑似呼出
信号発生手段の基本構成をブロック図をもって示したも
のである。呼出検知判別手段1は、CPU10で構成さ
れ、疑似呼出信号発生手段2はゲート回路21に、発振
回路22を組み合わされて構成されている。CPU10
では、呼出操作があったとき、各通信機器で発生される
信号を検知して呼出元を判別している。
【0040】すなわち、外線呼出は、外線インターフェ
ース11が、外線Lを通じて電話局の交換機側から送出
されて来る16Hzの呼出トーンを検知することによっ
て、また、内線呼出は外、内線電話機のハンドセットを
取り上げたときに出力されるオフフック検知信号と、テ
ンキーを操作するなどしたときに、出力される内線番号
を指定したプッシュトーン信号やダイヤルパルス信号と
を同時に検知することによって、更にドアホン呼出は、
ドアホン子器の呼出スイッチを操作したときに、呼出検
出回路によって出力されるドアホン呼出検知信号を検知
することによって、それぞれ検知されている。
【0041】CPU10が、これらの検知信号を検知
し、呼出元となる通信機器を判別すると、ゲート回路2
1には、疑似呼出音選択指令信号が送出される。この結
果、発振回路22から出力された発振信号は、ゲート回
路21によって変調され、通信機器によって異なる種々
の音パターンの疑似呼出信号となって出力される。
【0042】図5,6は、ドアホン子器1,2,内線電
話機からの呼出操作に対応して出力される疑似呼出音の
様々なパターンを示しており、本発明システムでは、こ
れらの図に示したように、外線呼出(不図示)、内線呼
出、ドアホン子器からの呼出しが、それぞれの呼出元と
なる通信機器に割り当てた音パターンで出力される。ま
た、このような本発明システムでは、通話線を通じて疑
似呼出信号発生回路14より送出される疑似呼出信号
は、一般公衆回線用の電話機に内蔵された呼出ベルで感
知できる周波数帯域(例えば、15Hz〜20Hz程
度)に設定されているので、市販の2線式電話機を電話
接続器4に接続すれば、そのまま使用できる。
【0043】また、このような本発明システムでは、電
話機それ自体から疑似呼出音が出力されるので、電話接
続器4から離れた場所にコードレスホンの子機を設置し
て使用する場合にも、呼出元の確認が確実に行える。更
に、主電話機Tに内線電話機を接続するための信号線
を、制御線のない2線式通話線としているので、電話接
続器4に公衆回線Lで使用される一般の電話機を接続す
れば、そのまま内線電話機として使用でき、電話機の増
設工事の容易なホームテレホンシステムが実現できる。
【0044】以下に、請求項5に記載された本発明のホ
ームテレホンシステムについて説明する。請求項5に記
載された本発明のホームテレホンシステムの概略構成
は、図1と同様である。図7は主電話機Tの内部の要部
構成を示した図である。図2と異なるところは、タイマ
ー回路23と(疑似)話中音発生手段24が付加された
点である。
【0045】ドアホン子器D1またはD2から呼出しが
あって、内線電話機T1〜Tnのいずれかである留守番
電話機が応答した時には、呼出元検知判断手段1が、タ
イマー回路23にタイマーリセット起動指令を出力す
る。これによりタイマー回路23は、リセットして計時
を開始し、所定時間t0(例えば1〜3分程度)を計時
すると、(疑似)話中音指令を所定時間t1(例えば5
秒程度)(疑似)話中音発生手段24に出力する。
【0046】(疑似)話中音指令を受けた(疑似)話中
音発生手段24は、所定時間t1、(疑似)話中音を通
話線切替制御手段3を介して、上記の留守番電話機の通
話回路に重畳させて出力する。この時、既にドアホン子
器D1またはD2からのメッセージが終了しており、ド
アホン子器D1またはD2からのメッセージまたはその
他の音の信号が、留守番電話機の通話回路にのっていな
ければ、上記の留守番電話機は(疑似)話中音のみを検
知出来、通話回路を切断して録音状態を停止する。
【0047】一方、まだドアホン子器D1またはD2か
らのメッセージが終了しておらず、ドアホン子器D1ま
たはD2からのメッセージまたはその他の音の信号が、
上記の留守番電話機の通話回路にのっていれば、(疑
似)話中音に雑音がのっているのと同様の状態になり、
上記の留守番電話機は(疑似)話中音を検知出来ず、録
音状態を続ける。
【0048】タイマー回路23は、(疑似)話中音指令
の出力を停止した後、さらに所定時間t2(例えば10
〜20秒程度)計時すると、再度、(疑似)話中音指令
を所定時間t3(例えば20〜40秒程度)(疑似)話
中音発生手段24に出力する。(疑似)話中音指令を受
けた(疑似)話中音発生手段24は、所定時間t3、再
度、(疑似)話中音を通話線切替制御手段3を介して、
上記の留守番電話機の通話回路に重畳させて出力する。
この時は、通話線切替制御手段3は、まずドアホン子器
D1またはD2側の通話回路を切断するので、上記の留
守番電話機は(疑似)話中音のみを検知出来、通話回路
を切断して録音状態を停止する。図9は、このようなホ
ームテレホンシステムの動作を示したタイムチャートで
ある。
【0049】図8は、請求項5に記載された本発明のホ
ームテレホンシステムの内部構成を更に詳しく示したブ
ロック図であり、図3と異なるところは、タイマー回路
23と(疑似)話中音発生回路が付加された点である。
2台のドアホン子器D1,D2のうち、いずれかのドア
ホン子器D1またはD2の呼出スイッチを操作すると、
呼出しを行ったドアホン子器D1またはD2のインター
ホン通話線LaまたはLbに接続されたドアホン呼出検
出回路17が呼出しを検知して、CPU10へ通知す
る。
【0050】すると、CPU10は、これを検知して、
呼出しを行っていないドアホン子器D1またはD2側の
アナログスイッチ18を開き、呼出しを行ったドアホン
子器D1またはD2のみをドアホン通話回路16に接続
して、電話機T,T1〜Tnに対応して設けた通話切替
器13を一斉に内線側に切替えると同時に、疑似呼出信
号発生回路14を作動する。
【0051】ついで、CPU10は、呼出元となるドア
ホン子器D1またはD2に予め割り当てられた音パター
ンの呼出音を出力させるために、疑似呼出音指令信号を
疑似呼出信号発生回路14に送出する。この結果、疑似
呼出信号発生回路14から発生された疑似呼出信号は、
内線を通じて、すべての電話機T,T1〜Tnに送出さ
れ、各々の電話機T,T1〜Tnに内蔵された呼出ベル
を、呼出元となったドアホン子器D1またはD2に対応
した音パターンの呼出音で鳴動させる。
【0052】このようにして、ドアホン子器D1または
D2からの呼出しに対して、内線電話機T1〜Tnのい
ずれかである留守番電話機が応答すると、この留守番電
話機に対応して設けた内線インターフェース12は、オ
フフック検知信号を出力するので、CPU10は応答し
た留守番電話機T1〜Tn以外の電話機の通話線切替器
13を外線側に切替えると共に、タイマー回路23へタ
イマーリセット起動指令を出力する。
【0053】この結果、呼出しを行ったドアホン子器D
1あるいはD2と留守番電話T,T1〜Tnとの間で通
話が出来る。タイマー回路23は、リセットして計時を
開始して、所定時間t0(例えば1〜3分程度)を計時
すると、(疑似)話中音指令を所定時間t1(例えば5
秒程度)(疑似)話中音発生回路25に出力する。
【0054】(疑似)話中音指令を受けた(疑似)話中
音発生回路25は、所定時間t1、(疑似)話中音をク
ロスポイントスイッチ15を介して、留守番電話機T1
〜Tnの通話回路に重畳させて出力する。この時、既に
ドアホン子器D1またはD2からのメッセージが終了し
ており、ドアホン子器D1またはD2からのメッセージ
またはその他の音の信号が、留守番電話機T1〜Tnの
通話回路にのっていなければ、留守番電話機T1〜Tn
は(疑似)話中音のみを検知出来、録音状態を停止す
る。この時、留守番電話機T1〜Tnに対応して設けた
内線インターフェース12からオンフック検知信号を出
力するので、CPU10がこの状態を検知して、開いて
いたアナログスイッチ18を閉じ、2本のインターホン
通話回線La,Lbを元の状態に復帰させる。
【0055】一方、まだドアホン子器D1またはD2か
らのメッセージが終了しておらず、ドアホン子器D1ま
たはD2からのメッセージまたはその他の音の信号が、
留守番電話機T1〜Tnの通話回路にのっていれば、
(疑似)話中音に雑音がのっているのと同様の状態にな
り、留守番電話機T1〜Tnは(疑似)話中音を検知出
来ず、録音状態を続ける。
【0056】タイマー回路23は、(疑似)話中音指令
の出力を停止した後、さらに所定時間t2(例えば10
〜20秒程度)計時すると、CPU10へドアホン通話
切断指令を出力すると共に、再度、(疑似)話中音指令
を所定時間t3(例えば20〜40秒程度)(疑似)話
中音発生回路25に出力する。ドアホン通話切断指令を
受けたCPU10は、開いていたアナログスイッチ18
を閉じ、2本のインターホン通話回線La,Lbを元の
状態に復帰させる。
【0057】(疑似)話中音指令を受けた(疑似)話中
音発生回路25は、その所定時間t3、再度、(疑似)
話中音をクロスポイントスイッチ15を介して、留守番
電話機T1〜Tnの通話回路に重畳させて出力する。こ
の時は、ドアホン子器D1またはD2側の通話回路が切
断されているので、留守番電話機T1〜Tnは(疑似)
話中音のみを検知出来、通話回路を切断して録音状態を
停止する。図9はこのようなホームテレホンシステムの
動作を示したタイムチャートである。その他の基本動作
については、上記の図3の説明と同様である。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1、2に
記載の本発明では、外線呼出、内線呼出、ドアホン呼出
の際の呼出音を、擬似呼出音としても、自動着信機能を
有したシステム内の通信機器が応答することがなく、し
かもこのような呼出音を出力させるかさせないかを自由
に設定できるので、目的に応じて最適な方法で使用でき
る。
【0059】 また、請求項3に記載の本発明では、ド
アホン子器からの呼出操作に留守番電話機が着信応答し
た場合でも、所定時間経過すれば自動的に留守番電話機
の録音状態を解除できるので、録音テープがなくなるま
で、録音状態を続けるような不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜5に記載の本発明のホームテレホン
システムの概略構成を示したブロック図である。
【図2】請求項1〜4に記載の本発明のホームテレホン
システムの主電話機の内部構成を示したブロック図であ
る。
【図3】請求項1〜4に記載の本発明のホームテレホン
システムの要部となる内部構成を示したブロック図であ
る。
【図4】請求項1〜5に記載の本発明のホームテレホン
システムの主電話機に設けた呼出元検知判別手段と疑似
呼出信号発生手段の具体的な構成を示した図である。
【図5】請求項1〜4に記載の本発明のホームテレホン
システムにおいて、呼出しを受けた場合に出力される疑
似呼出音(ベル)の例を示した図である。
【図6】請求項1〜4に記載の本発明のホームテレホン
システムにおいて、呼出しを受けた場合に出力される疑
似呼出音(ベル)を示した図である。
【図7】請求項5に記載の本発明のホームテレホンシス
テムの主電話機の内部構成を示したブロック図である。
【図8】請求項5に記載の本発明のホームテレホンシス
テムの要部となる内部構成を示したブロック図である。
【図9】請求項5に記載の本発明のホームテレホンシス
テムの動作を示したタイムチャートである。
【図10】従来のホームテレホンシステムの概略システ
ム構成を示した図である。
【符号の説明】
1・・・呼出元検知判別手段 2・・・疑似呼出信号発生手段 3・・・通話線切替制御手段 T・・・主電話機 T1〜Tn・・・内線電話機 D1,D2・・・ドアホン子器 L1〜Ln・・・2線式通話線 7・・・疑似呼出設定スイッチ 8・・・設定状態表示部 9・・・疑似呼出音回数設定スイッチ 23・・・タイマー回路 24・・・話中音発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 毅 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−192947(JP,A) 実開 平2−28163(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42,9/00 H04Q 3/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子器に通話線を介して接続された
    主電話機に、呼出ベルを内蔵した複数の内線電話機を2
    線式通話線を介して接続し、上記主電話機が外線電話
    機、ドアホン子器、内線電話機などの通信機器からの呼
    出操作を検知したときには、上記主電話機より、通常の
    電話機に内蔵した呼出ベルで感知できる周波数帯域の疑
    似呼出音を、上記2線式通話線を通じて、呼出先の通信
    機器に送出する構成とされ、外線通話、内線通話、ドア
    ホン通話を行えるようにしたホームテレホンシステムに
    おいて、 上記主電話機には、外線電話機、ドアホン子器、内線電
    話機などの通信機器から呼出操作を検知したときに出力
    される疑似呼出音の連続出力回数を設定する疑似呼出音
    回数設定スイッチを設け、上記疑似呼出音回数設定スイ
    ッチは、システム内の自動着信機能を備えた通信機器が
    自動着信する呼出ベルの連続出力設定回数を選択すれ
    ば、連続して出力される疑似呼出音の回数を、その選択
    された連続出力設定回数未満の回数になるように自動的
    に設定し、その疑似呼出音は、その設定された回数連続
    して出力された後、1回以上の休止を挟んで、以下、そ
    の設定された回数連続出力、1回以上の休止、を繰り返
    す構成とされ、 最初の呼出操作によって、疑似呼出音の上記設定された
    回数の連続出力、1回以上の休止を繰り返している間
    に、次の呼出操作があったときには、その次の呼出操作
    は無効にすると共に、最初の呼出操作による疑似呼出音
    の出力が停止した後は、擬似呼出音の一回以上の休止期
    間を設けてから、上記次の呼出操作による疑似呼出音の
    出力を開始する構成としたことを特徴とするホームテレ
    ホンシステム。
  2. 【請求項2】上記主電話機には、外線電話機、ドアホン
    子器、内線電話機などの通信機器からの呼出しを受けた
    ときに疑似呼出音の出力を許容し、禁止するための疑似
    呼出設定スイッチを設けた構成とした、請求項1に記載
    のホームテレホンシステム。
  3. 【請求項3】ドアホン子器に通話線を介して接続された
    主電話機に、呼出ベルを内蔵した複数の内線電話機を2
    線式通話線を介して接続し、上記主電話機が外線電話
    機、ドアホン子器、内線電話機などの通信機器からの呼
    出操作を検知したときには、上記主電話機より、通常の
    電話機に内蔵した呼出ベルで感知できる周波数帯域の疑
    似呼出音を、上記2線式通話線を通じて、呼出先の通信
    機器に送出する構成とされ、外線通話、内線通話、ドア
    ホン通話を行えるようにしたホームテレホンシステムに
    おいて、 上記主電話機には、タイマー回路と通常の電話機で感知
    できる周波数帯域の疑似話中音を発生させる疑似話中音
    発生手段を設けて、上記ドアホン子器からの呼出操作に
    上記内線電話機である留守番電話機が着信応答した時に
    は、上記主電話機は、所定時間経過後、上記ドアホン子
    器−留守番電話機の通話回路に疑似話中音を所定時間出
    力し、さらに所定時間経過後、上記ドアホン子器側の通
    話回路を切断すると共に、上記留守番電話機へ疑似話中
    音を所定時間出力することを特徴とするホームテレホン
    システム。
JP34480492A 1992-12-24 1992-12-24 ホームテレホンシステム Expired - Fee Related JP3491693B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34480492A JP3491693B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 ホームテレホンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34480492A JP3491693B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 ホームテレホンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06197174A JPH06197174A (ja) 1994-07-15
JP3491693B2 true JP3491693B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=18372117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34480492A Expired - Fee Related JP3491693B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 ホームテレホンシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3491693B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06197174A (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5594788A (en) Telephone system and interface device
WO1996016501A9 (en) An improved telephone system and interface device
JP3491693B2 (ja) ホームテレホンシステム
JP2637087B2 (ja) 電話システム
JP3008708B2 (ja) 電話回線に電話機とブランチ接続される通信装置
JPH0678353A (ja) 電話交換機能を有したホームテレホンシステム
JP2019129362A (ja) 火災報知設備
JP2731527B2 (ja) 電話交換システムの増設用子器
JP2947476B2 (ja) 電話交換システム
JPH0678350A (ja) 電話交換機能を有したホームテレホンシステム
JP2804551B2 (ja) 家庭用簡易交換装置
JP2691624B2 (ja) 緊急通報用電話端末装置
JPH0628868Y2 (ja) 宅内交換機におけるドアホン呼出装置
JP5169392B2 (ja) 内線アナログ電話システム
JPH09247280A (ja) ホームステーション装置
JP2642726B2 (ja) ハンドフリー通話装置
JP2004172811A (ja) インターホン装置
JPH0832079B2 (ja) 電話交換装置
JPH01297941A (ja) 電話装置
JPH0771160B2 (ja) 電話交換装置
JPH05122139A (ja) 電話交換システム
JPH0373654A (ja) 呼出入の識別機能を備えた付属電話機付ファクシミリ装置
JPH0965004A (ja) ファクシミリ応答制御方法およびホーム用電話交換機
JPH0322653A (ja) 宅内簡易交換装置
JPH04192947A (ja) 家庭用簡易電話交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees