JP3491366B2 - 符号化データの特殊再生方法および特殊再生装置 - Google Patents

符号化データの特殊再生方法および特殊再生装置

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JP3491366B2
JP3491366B2 JP03294495A JP3294495A JP3491366B2 JP 3491366 B2 JP3491366 B2 JP 3491366B2 JP 03294495 A JP03294495 A JP 03294495A JP 3294495 A JP3294495 A JP 3294495A JP 3491366 B2 JP3491366 B2 JP 3491366B2
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    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
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    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
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    • H04N9/877Regeneration of colour television signals by assembling picture element blocks in an intermediate memory

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや磁気ディ
スク等に記録されている映像や音声などのデータを特殊
再生するのに好適な符号化データの特殊再生方法および
特殊再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・ビデオ・ディスク(以下、
DVDと記す。)に記録されるディジタル画像信号を圧
縮符号化する方式としてMPEG(Motion Picture cod
ing Experts Group )方式が従来提案されている。この
MPEG方式におけるフレーム間予測の構造を図10
(a)に示す。この図において、1GOP(Group Of P
ictures )は例えば15フレームで構成されており、1
GOPにおいてIピクチャが1フレーム、Pピクチャが
4フレーム、残る10フレームがBピクチャとされてい
る。なお、GOPは動画の1シーケンスを分割した符号
化の単位である。このIピクチャは1フレーム内におい
て予測符号化されたフレーム内予測符号化画像であり、
Pピクチャはすでに符号化された時間的に前のフレーム
(IピクチャあるいはPピクチャ)を参照して予測する
フレーム間順方向予測符号化画像であり、Bピクチャは
時間的に前後の2フレームを参照して予測する双方向予
測符号化画像である。
【0003】すなわち、矢印で図示するように、Iピク
チャI0 はそのフレーム内のみで予測符号化されてお
り、PピクチャP0 はIピクチャI0 を参照してフレー
ム間予測符号化されており、PピクチャP1 はPピクチ
ャP0 を参照してフレーム間予測符号化されている。さ
らに、BピクチャB0 ,B1 はIピクチャI0 とPピク
チャP0 との2つを参照してフレーム間予測符号化され
ており、BピクチャB2,B3 はPピクチャP0 とPピ
クチャP1 との2つを参照してフレーム間予測符号化さ
れている。以下同様に予測符号化されて以降のピクチャ
が作成されている。
【0004】ところで、このように予測符号化されたピ
クチャをデコードするには、Iピクチャはフレーム内で
の予測符号化が行われているため、Iピクチャのみでデ
コードすることができるが、Pピクチャは時間的に前の
IピクチャあるいはPピクチャを参照して予測符号化さ
れているため、時間的に前のIピクチャあるいはPピク
チャがデコード時に必要とされ、Bピクチャは時間的に
前後のIピクチャあるいはPピクチャを参照して予測符
号化されているため、時間的に前後のIピクチャあるい
はPピクチャがデコード時に必要とされる。そこで、デ
コード時に必要とされるピクチャを先にデコードしてお
けるように、図10(b)に示すようにピクチャを入れ
替えている。
【0005】この入れ替えは図に示すように、Bピクチ
ャB-1,B-2はデコード時にIピクチャI0 を必要とす
るため、BピクチャB-1,B-2よりIピクチャI0 が先
行するよう、BピクチャB0 ,B1 はデコード時にIピ
クチャI0 とPピクチャP0を必要とするため、Bピク
チャB0 ,B1 よりPピクチャP0 が先行するよう、同
様にBピクチャB2 ,B3 はデコード時にPピクチャP
0 とPピクチャP1 を必要とするため、BピクチャB
2 ,B3 よりPピクチャP1 が先行するよう、Bピクチ
ャB4 ,B5 はデコード時にPピクチャP1 とPピクチ
ャP2 を必要とするため、BピクチャB4 ,B5 よりP
ピクチャP2 が先行するように入れ替えられている。同
様に、BピクチャB6 ,B7 よりPピクチャP3 が先行
するように入れ替えられている。
【0006】そして、図10(b)に示す順序とされた
Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャがDVDに記録
されているが、前記したようにこれらのピクチャはMP
EGされていることから、その符号量は各ピクチャ間で
一定ではなく画像の複雑さや平坦さに応じて異なる符号
量となる。そこで、これらのピクチャをDVDに記録す
る時に、一定の符号量で規定されるセクタを用いて記録
するようにしている。このセクタにより記録する態様を
図11に示すが、例えばIピクチャI0 はセクタmとセ
クタ(m+1)とセクタ(m+2)の一部の領域に記録
され、BピクチャB-2はセクタ(m+2)の残る領域と
セクタ(m+3)に記録される。以下順次各ピクチャは
セクタに分割されて記録され、この例では1GOPはセ
クタm〜セクタ(m+21)のセクタに記録されてい
る。ただし、常時このようなセクタ数でGOPは記録さ
れるものではなく、画像の複雑さや平坦さにより符号量
が異なるため、1GOPが記録されるセクタ数もGOP
毎に異なるのが一般的である。
【0007】次に、このようにMPEG方式により圧縮
処理が行われて記録されたDVDからデータを再生する
データ再生装置の構成例を図9に示す。この図におい
て、ディスク1は図示しないスピンドルモータにより所
定の回転数で回転するよう回転制御されており、ピック
アップ2からこの光ディスク1のトラックへレーザ光が
照射されることにより、トラックに記録されているMP
EG方式により圧縮されたディジタルデータが読み出さ
れる。このディジタルデータは、復調回路3によりEF
M復調されて、さらにセクタ検出回路4に入力される。
また、ピックアップ2の出力はフェイズ・ロックド・ル
ープ(PLL)回路9に入力されてクロックが再生され
る。この再生クロックは、復調回路3、セクタ検出回路
4に供給されている。
【0008】そして、ディスク1へ記録されているディ
ジタルデータは、前記した図11に示す固定長のセクタ
を単位として記録されているが、各セクタの先頭にはセ
クタシンク、セクタヘッダが付加されており、セクタ検
出回路4において、このセクタシンクが検出されること
によりセクタの区切りが検出されると共に、セクタヘッ
ダからセクタアドレス等が検出されて制御回路6に供給
される。また、復調出力はセクタ検出回路4を介してE
CC(誤り訂正)回路33に入力され、誤りの検出・訂
正が行われる。誤り訂正の行われたデータはECC回路
33からリングバッファ135に供給され、制御回路6
の制御に従ってリングバッファ135に書込まれる。
【0009】なお、ピックアップ2のフォーカスコント
ロールおよびトラッキングコントロールは、ピックアッ
プ2から読み出された情報から得られるフォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号により、システム
コントロールの制御に従ってトラッキングサーボ回路、
フォーカスサーボ回路により行われている。ここで制御
回路6は、セクタ検出回路4により検出された各セクタ
のセクタアドレスに基づいてそのセクタをリングバッフ
ァ135へ書き込む書込みアドレスをライトポインタW
Pにて指定する。また、制御回路6は、後段のビデオコ
ードバッファ10からのコードリクエスト信号に基づ
き、リングバッファ135に書込まれたデータの読み出
しアドレスをリードポインタRPにより指定する。そし
て、リードポインタRPの位置からデータを読み出し、
ビデオコードバッファ10に供給して記憶させる。
【0010】さらに、ビデオコードバッファ10に記憶
されたデータは、後続する逆VLC回路11からのコー
ドリクエスト信号に基づいて逆VLC回路11に転送さ
れ、この回路11により逆VLC処理が施される。そし
て、逆VLC処理が終了すると、そのデータを逆量子化
回路12に供給すると共に、コードリクエスト信号をビ
デオコードバッファ10に送り、新たなデータの入力を
要求する。さらに、逆VLC回路11は量子化ステップ
サイズを逆量子化回路12に出力すると共に、動きベク
トル情報を動き補償回路15に出力する。また、逆量子
化回路12においては、指示された量子化ステップサイ
ズに従って、入力されたデータを逆量子化し、逆DCT
回路13に出力する。逆DCT回路13は入力されたデ
ータに逆DCT処理を施して加算回路14に供給する。
【0011】加算回路14においては、逆DCT回路1
3の出力と動き補償回路15の出力とをピクチャのタイ
プ(I,P,B)に応じて加算し、フレームメモリバン
ク16に出力する。そして、フレームメモリバンク16
から図10(a)に示す元のフレーム順序となるよう制
御されて読出されたデータは、ディジタル・アナログ変
換器(D/A)17により、アナログの映像信号に変換
されてディスプレイ18で表示される。
【0012】ここで、図10(b)に示す記録フレーム
を再生するものとすると、まず、Iピクチャのデコード
時には、このタイプのピクチャにはフレーム間予測が施
されていないので、逆DCT回路13の出力をそのまま
フレームメモリバンク16に送る。また、Pピクチャお
よびBピクチャの場合は、その予測符号化時に参照した
デコード済のIピクチャあるいはPピクチャがフレーム
メモリバンク16から動き補償回路15に送られ、逆V
LC回路11より供給された動きベクトル情報によっ
て、動き予測画像が生成され、加算回路14に供給され
る。そして、加算回路14において逆DCT回路13の
出力と加算されることによりデコードされ、フレームメ
モリバンク16に記憶される。
【0013】ところで、制御回路6はビデオコードバッ
ファ10よりのコードリクエスト信号に応じて、リング
バッファ135に記憶されているデータをビデオコード
バッファ10に供給するが、例えば単純な映像に関する
データ処理が続き、ビデオコードバッファ10から逆V
LC回路11へのデータ転送量が少なくなると、リング
バッファ135からビデオコードバッファ10へのデー
タ転送量も少なくなる。すると、リングバッファ135
の記憶データ量が多くなり、ライトポインタWPがリー
ドポインタRPを追い越してリングバッファ135がオ
ーバフローするおそれが生じる。
【0014】このため、制御回路6により制御されてい
るライトポインタWPとリードポインタRPのアドレス
位置により、リングバッファ135に現在記憶されてい
るデータ量を算出し、そのデータ量が予め設定された所
定の基準値を越えた場合、リングバッファ135がオー
バフローするおそれがあるとトラックジャンプ判定回路
7が判定して、トラッキングサーボ回路8にトラックジ
ャンプ指令を出力するようにしている。
【0015】なお、リングバッファ135からビデオコ
ーダバッファ10へのデータ転送レートはECC回路3
3からリングバッファ135へのデータ転送レートと等
しいか、またはそれより小さい値に設定されている。こ
のようにすることにより、ビデオコードバッファ10か
らリングバッファ135へのデータ転送のコードリクエ
ストは、トラックジャンプのタイミングにかかわらず、
自由に送出することができるようになる。このように図
9に示したデータ再生装置は、リングバッファ135の
記憶容量に対応してピックアップ2をトラックジャンプ
させるようにしたので、ディスク1に記録された映像の
複雑さまたは平坦さにかかわらず、ビデオコードバッフ
ァ10のオーバフローまたはアンダーフローを防止する
ことができ、均一な画質の映像を連続的に再生すること
ができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ここで、逆方向に再生
する場合に、例えば、PピクチャP3 より逆転再生を始
めるとすると、P3 ,B7 ,B6 ,P2 ,B5 ,B4
1 ,B3 ,B2 ,P0 ,B1 ,B0,I0 ,・・・と
いう順番にデコードしたピクチャを表示しなければなら
ない。ところが、前記したようにPピクチャはフレーム
間予測符号化を行っているため、PピクチャP3 をデコ
ードするには、I0 ,P0 ,P1 ,P2 がデコードされ
ていることが必要となる。また、BピクチャB7 をデコ
ードするにはPピクチャP2 およびPピクチャP3 がデ
コードされていることが必要である。したがって、通常
再生と同様に各ピクチャを一度しかデコードすることな
く逆転再生を行う場合は、GOPを構成するピクチャ数
と同数のフレームを記憶することのできるフレームバン
クメモリ16が必要となる。
【0017】しかしながら、このためにはフレームバン
クメモリ16に特別なフレームメモリを付加してその記
憶容量を大きくし、復号処理されたデータをフレームメ
モリに順次蓄積しておき、逆転再生の順番で画像を送出
するようにしなければならない。また、Bピクチャをス
キップしてIピクチャおよびPピクチャのみにより逆転
再生することも考えられるが、この場合においても多く
のフレームを記憶する必要がある。すると、MPEG方
式のような時間軸の圧縮処理の行われた画像データを復
号する場合においては、通常再生を行う場合においても
2ないし3枚のフレームメモリが必要とされることか
ら、さらにフレームメモリを増加することは、回路規模
を増大させると共に、コストを上昇させることになると
いう問題点があった。さらに、消費電力が増加すると共
に、発熱量が多くなるため放熱手段を大容量化しなけれ
ばならないという問題点もあった。
【0018】そこで、本発明は復号処理回路に通常備え
られている通常再生に必要な複数のフレームメモリを備
えるだけで、逆転再生を可能とする符号化データの特殊
再生方法および特殊再生装置を提供することを目的とし
ている。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の符号化データの特殊再生方法は、複数フレ
ームにわたって時間軸方向の相関を利用して圧縮処理の
行われた符号化データが記録されたディスクから逆転再
生するための再生方法であって、ディスクから符号化さ
れたデータを読み出して、検出されたGOPの先頭また
はあるフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチャ)
からフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチャ)、
およびフレーム間順方向予測符号化画像データ(Pピク
チャ)をフレームメモリの枚数と同数のフレーム数だけ
を選択してバッファメモリに順次記憶するステップと、
バッファメモリから読出されたGOPの先頭またはある
フレーム内予測符号化画像データ(Iピクチャ)から、
フレームメモリの枚数と同数のフレーム数だけのフレー
ム内予測符号化画像データ(Iピクチャ)、およびフレ
ーム間順方向予測符号化画像データ(Pピクチャ)を復
号し、復号されたフレーム内予測符号化画像データ(I
ピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像デー
タ(Pピクチャ)を、フレームメモリに記憶するステッ
と、フレームメモリから逆転された画像を再生するよ
うにしたものである。
【0020】また、符号化データの特殊再生装置は、複
数フレームにわたって時間軸方向の相関を利用して圧縮
処理の行われた符号化データが記録されたディスクから
符号化データを読み出す読出し手段と、ディスクから読
出された符号化データのうち 、ピクチャタイプを検出す
るピクチャヘッダ検出器と、ピクチャヘッダ検出器より
の検出信号により、GOPの先頭またはあるフレーム内
予測符号化画像データ(Iピクチャ)からフレームメモ
リの枚数と同数のフレーム数とされたフレーム内予測符
号化画像データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向
予測符号化画像データ(Pピクチャ)のみを選別して出
力する選別手段と、選別手段の結果に応じて、読出し手
段により読出されたフレーム内予測符号化画像データ
(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像
データ(Pピクチャ)とを復号する復号手段と、復号手
段により復号されたフレーム内予測符号化画像データ
(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像
データ(Pピクチャ)が記憶される、フレームメモリと
を備える。
【0021】次に、前記本発明の符号化データの特殊再
生方法を具体化した本発明の符号化データの特殊再生装
置は、複数フレームにわたって時間軸方向の相関を利用
して圧縮処理の行われた符号化データが記録されたディ
スクから符号化データを読み出す読出し手段と、ディス
クから読出された符号化データのうち、ピクチャタイプ
を検出するストリームディテクタと、ストリームディテ
クタからの出力データにより制御されて、GOPの先頭
またはあるフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチ
ャ)からフレームメモリの枚数と同数のフレーム数とさ
れた、フレーム内予測符号化画像データ(Iピクチャ)
およびフレーム間順方向予測符号化画像データ(Pピク
チャ)が選択的に記憶されるバッファメモリと、バッフ
ァメモリから読出されたフレーム内予測符号化画像デー
タ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画
像データ(Pピクチャ)とを復号する復号手段と、復号
手段により復号されたフレーム内予測符号化画像データ
(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像
データ(Pピクチャ)が記憶される、フレームメモリと
を備えるようにしたものである。
【0022】
【作用】本発明によれば、通常再生のために必要な枚数
のフレームメモリのみで、逆転再生が可能とすることが
できるため、逆転再生のできる符号化データの特殊再生
装置を安価に提供することができる。また、逆転再生等
の特殊再生が最小限の回路規模で構成することができる
ため、基板や符号化データの特殊再生装置のサイズを小
さくすることができる。さらに、消費電力が小さくなる
ため、発熱が最小限に抑えられ、放熱のための構成を最
小限とすることができる。このため、ポータブルの再生
装置においても逆転再生を可能とすることができるよう
になる。
【0023】
【実施例】本発明の符号化データ特殊再生方法を実現す
る特殊再生装置の第1実施例の構成を図1に示す。この
図において、ディスク1は図示しないスピンドルモータ
により所定の回転数で回転するよう回転制御されてお
り、ピックアップ2からこの光ディスク1のトラックへ
レーザ光が照射されることにより、トラックに記録され
ているMPEG方式により圧縮処理されたディジタルデ
ータが読み出される。このディジタルデータは、復調回
路3によりEFM復調されて、さらにセクタ検出回路4
に入力される。また、ピックアップ2の出力はフェイズ
・ロックド・ループ(PLL)回路9に入力されてクロ
ックが再生される。この再生クロックは、復調回路3、
セクタ検出回路4に供給されている。
【0024】そして、ディスク1へ記録されているディ
ジタルデータは、前記した図11に示す固定長のセクタ
を単位として記録されているが、各セクタの先頭にはセ
クタシンク、セクタヘッダが付加されており、セクタ検
出回路4において、このセクタシンクが検出されること
によりセクタの区切りが検出されると共に、セクタヘッ
ダからセクタアドレス等が検出されて制御回路6に供給
される。また、復調出力はセクタ検出回路4を介してE
CC(誤り訂正)回路33に入力され、誤りの検出・訂
正が行われる。誤り訂正の行われたデータはECC回路
33からリングバッファ5に供給され、制御回路6の制
御に従ってリングバッファ5に書込まれる。
【0025】なお、ピックアップ2のフォーカスコント
ロールおよびトラッキングコントロールは、ピックアッ
プ2から読み出された情報から得られるフォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号により、システム
コントロールの制御に従ってトラッキングサーボ回路、
フォーカスサーボ回路により行われている。ここで制御
回路6は、セクタ検出回路4により検出された各セクタ
のセクタアドレスに基づいてそのセクタをリングバッフ
ァ5へ書き込む書込みアドレスをライトポインタWPに
て指定する。また、制御回路6は、後段のビデオコード
バッファ10からのコードリクエスト信号に基づき、リ
ングバッファ5に書込まれたデータの読み出しアドレス
をリードポインタRPにより指定する。そして、リード
ポインタRPの位置からデータを読み出し、デマルチプ
レクサ32に供給する。
【0026】このデマルチプレクサ32は、ディスク1
に記録されているデータがビデオデータとオーディオデ
ータとが多重化された符号化データとされているため、
ビデオデータとオーディオデータとを分離してビデオデ
ータをビデオデコーダ20に、オーディオデータをオー
ディオデコーダに供給するための回路である。これによ
り、リングバッファ5から読み出されたビデオデータは
デマルチプレクサ32で分離されてビデオコードバッフ
ァ10に記憶されるようになる。
【0027】さらに、ビデオコードバッファ10に記憶
されたデータは、ピクチャヘッダ検出器34に供給され
てピクチャヘッダが検出されることにより、ピクチャの
I,P,Bのタイプを示すタイプ情報、およびGOP内
の画面順を示すテンポラルレファレンスの情報が検出さ
れる。そして、検出されたピクチャのタイプ情報はピク
チャデータ選別回路35に供給されて、特殊再生時にピ
クチャ検出器34から出力されるピクチャタイプ情報に
より、IピクチャおよびPピクチャのみを選別して逆V
LC回路11に供給している。なお、通常再生時におい
てはピクチャデータ選別回路35はピクチャを選別する
ことなく、すべてのピクチャを送出するよう制御され
る。この制御は図示されていないがシステムコントロー
ルにより行われる。
【0028】逆VLC回路11に供給されたデータは、
この回路11により逆VLC処理が施される。そして、
逆VLC処理が終了すると、そのデータを逆量子化回路
12に供給すると共に、コードリクエスト信号をビデオ
コードバッファ10に送り、新たなデータがビデオコー
ドバッファ10から転送されるようにしている。さら
に、逆VLC回路11は量子化ステップサイズを逆量子
化回路12に出力すると共に、動きベクトル情報を動き
補償回路15に出力する。また、逆量子化回路12にお
いては、指示された量子化ステップサイズに従って、入
力されたデータを逆量子化し、逆DCT回路13に出力
する。逆DCT回路13は入力されたデータに逆DCT
処理を施して加算回路14に供給する。
【0029】加算回路14においては、逆DCT回路1
3の出力と動き補償回路15の出力とをピクチャのタイ
プ(I,P,B)に応じて加算し、フレームメモリバン
ク16に出力する。そして、フレームメモリバンク16
から図10(a)に示す元のフレーム順序となるよう制
御されて読出されたデータは、ディジタル・アナログ変
換器(D/A)17により、アナログの映像信号に変換
されてディスプレイ18で表示される。
【0030】ところで、制御回路6はビデオコードバッ
ファ10よりのコードリクエスト信号に応じて、リング
バッファ135に記憶されているデータをビデオコード
バッファ10に供給するが、例えば単純な映像に関する
データ処理が続き、ビデオコードバッファ10から逆V
LC回路11へのデータ転送量が少なくなると、リング
バッファ135からビデオコードバッファ10へのデー
タ転送量も少なくなる。すると、リングバッファ135
の記憶データ量が多くなり、ライトポインタWPがリー
ドポインタRPを追い越してリングバッファ135がオ
ーバフローするおそれが生じる。
【0031】このため、制御回路6により制御されてい
るライトポインタWPとリードポインタRPのアドレス
位置により、リングバッファ135に現在記憶されてい
るデータ量を算出し、そのデータ量が予め設定された所
定の基準値を越えた場合、リングバッファ135がオー
バフローするおそれがあるとトラックジャンプ判定回路
7が判定して、トラッキングサーボ回路8にトラックジ
ャンプ指令を出力するようにしている。
【0032】なお、リングバッファ135からビデオコ
ーダバッファ10へのデータ転送レートはECC回路3
3からリングバッファ135へのデータ転送レートと等
しいか、またはそれより小さい値に設定されている。こ
のようにすることにより、ビデオコードバッファ10か
らリングバッファ135へのデータ転送のコードリクエ
ストは、トラックジャンプのタイミングにかかわらず、
自由に送出することができるようになる。このように図
9に示したデータ再生装置は、リングバッファ135の
記憶容量に対応してピックアップ2をトラックジャンプ
させるようにしたので、ディスク1に記録された映像の
複雑さまたは平坦さにかかわらず、ビデオコードバッフ
ァ10のオーバフローまたはアンダーフローを防止する
ことができ、均一な画質の映像を連続的に再生すること
ができる。
【0033】次に、ディスク1上に記録されているビデ
オデータを通常再生する場合について説明すると、ディ
スク1上には図3(a)に示す順序でI,P,Bのピク
チャデータI12,B10,B11,P15,B13,B14,・・
・が記録されているものとする。この場合、1GOPは
9フレームのピクチャから構成されており、Iピクチャ
が1フレーム、Pピクチャが2フレーム、Bピクチャが
6フレーム、この9フレームに含まれている。ここで通
常再生するには同図(b)の(1)で示す矢印のように
記録されている順に符号化データを読み出して順次デコ
ードすれば、通常再生することができる。
【0034】すなわち、IピクチャI12のデコード時に
は、このタイプのピクチャにはフレーム間予測が施され
ていないので、逆DCT回路13よりのデコード出力を
そのままフレームメモリバンク16に送る。また、Bピ
クチャB10の場合は、その予測符号化時に参照した前回
デコードしたPピクチャおよびIピクチャI12がフレー
ムメモリバンク16から動き補償回路15に送られ、逆
VLC回路11より供給された動きベクトル情報によっ
て、動き予測画像が生成され、加算回路14に供給され
る。そして、加算回路14において逆DCT回路13の
出力と加算されることによりBピクチャB10がデコード
され、フレームメモリバンク16に記憶される。
【0035】さらに、BピクチャB11の場合は、Bピク
チャB10と同様にデコードされ、BピクチャB10が記憶
されているフレームメモリバンク16に上書きされるこ
とにより、フレームメモリバンクに記憶される。そし
て、PピクチャP15の場合は、IピクチャI12がフレー
ムメモリバンク16から動き補償回路15に送られるこ
とにより、上記と同様の処理が行われてデコードされ
る。このデコードされたIピクチャI12は、フレームメ
モリバンク16に記憶されているIピクチャおよびPピ
クチャのうち古いデータの方に上書きされることにより
フレームメモリバンク16に記憶される。
【0036】また、逆転再生を行う場合について説明す
ると、逆転再生時にはディスク1に記録された順と逆の
順にデコードして表示されることになる。例えば、Bピ
クチャB17からデコードする場合は、圧縮符号化時に参
照を行ったPピクチャP15,P18がデコードされている
必要がある。しかしながら、PピクチャP15を得るため
にはIピクチャI12をデコードする必要があるため、G
OPの先頭のIピクチャI12から順にデコードを行うこ
とにより、BピクチャB17をデコードしなければならな
い。また、B16,P18,B14,B13,P15,・・・をデ
コードする場合も同様であり、GOPの先頭のIピクチ
ャから順にデコードを行うことにより各ピクチャをデコ
ードする必要がある。ここで、フレームメモリバンク1
6が3フレームしか記憶できないものとすると、GOP
の先頭からデコードしたピクチャを全て記憶しておくこ
とができないため、各ピクチャをデコードする毎にGO
Pの先頭のIピクチャから順にデコードを行う必要があ
る。
【0037】そして、1GOPのデコードが終了した
ら、図3(b)の(2)に示すように一つ前のGOPの
先頭へジャンプしてデータを読み出し、上記と同様にデ
コードすることになる。しかしながら、このようにデコ
ードするようにして逆転再生を行うようにすると、前記
したように、GOPの先頭のIピクチャから順にデコー
ドを何度も行なわなければならず、逆転再生時に表示画
像の時間遅れが生じて不自然な表示画像となる。これを
防止するには、通常再生と同様に1ピクチャにつき1度
のデコードしか行わないようにして逆転再生を行うよう
にすればよいが、上述したように通常再生時に必要とさ
れる3枚のフレームメモリ16a,16b,16cのほ
かにフレームメモリを増設しなければならない。
【0038】そこで、通常再生と同様に1ピクチャにつ
き1度のデコードしか行わない逆転再生であって、フレ
ームメモリ数を通常再生に必要なフレームメモリ数で行
うことのできる本発明においては次のようにして逆転再
生を行っている。すなわち、逆転再生時にはGOPの最
終ピクチャが読み出される毎に直前のGOPの先頭にジ
ャンプされてディスク1から符号化データが読み出され
るようになるが、この際に図4(a)に示すようにデマ
ルチプレクサ32からデータが出力されているものとす
る。そして、ピクチャヘッダ検出器34はI,P,Bの
ピクチャのタイプの判別を行っているが、逆転再生時に
はシステムコントロールによりピクチャデータ選別回路
35は、BピクチャをスキップしてIピクチャとPピク
チャだけを逆VLC回路11に出力するようにしてい
る。
【0039】これによりデコードされてフレームメモリ
バンク16に書き込まれるピクチャの順序は同図(b)
に示すように、I22,P25,P28,I12,P15,P18
・・・、のIピクチャとPピクチャのみとなる。そし
て、このフレームメモリバンク16の読出が制御され
て、フレームメモリバンク16からは同図(c)に示す
ように、P28,P25,I22,P18,P15,I12,・・・
の順序で読み出され、ディスプレイ18に表示されるよ
うになる。このように、書き込み順と読出し順を入れ替
えても、必要なフレームメモリ数は3フレームで十分と
することができる。
【0040】これにより、通常再生に必要なフレームメ
モリの枚数により逆転再生することが可能とされる。な
お、1GOP内においてIピクチャおよびPピクチャの
合計が3フレームを越える場合は、フレームメモリ数が
不足するようになるので、ピクチャヘッダ検出器34が
合計3フレームのIピクチャおよびPピクチャを検出し
た場合、一つ前のGOPにジャンプするようにする。
【0041】次に逆転再生される場合の、フレームメモ
リバンク16のフレームメモリ16a,16b,16c
の書き込みタイミングおよび読み出しタイミングを図2
に示す。ただし、説明の都合上図4(a)に示すGOP
を越えるGOPのピクチャが示されている。このタイミ
ング図において、図4(a)に示すGOPの一つ後のG
OPにおける先頭のピクチャであるデコードされたIピ
クチャI32が、時点t0においてフレームメモリ16a
に書き込まれ始め、時点t1で書き込みが終了する。次
に、時点t1でIピクチャI32を参照してデコードされ
たPピクチャP35がフレームメモリ16bに書き込まれ
始め、時点t2で書き込みが終了する。
【0042】さらに、時点t2でPピクチャP35を参照
してデコードされたPピクチャP38がフレームメモリ1
6cに書き込まれ始め、時点t3で書き込みが終了す
る。この時、時点t2とt3の中間においてフレームメ
モリ16cからPピクチャP38が読み出され始めるが、
この読み出しが開始される時点においては、フレームメ
モリ16cには既にPピクチャP38が1フィールド分書
き込まれているので、読み出しタイミングを書き込みタ
イミングより1フィールド遅らせることにより、同一の
フレームメモリにおいて、読み出しおよび書き込みを重
複して行うことを可能とすることができる。
【0043】そして、フレームメモリ16cからのPピ
クチャP38読み出しは、時点t3とt4との中間時点に
おいて終了するが、時点t3からフレームメモリ16c
に一つ前のGOPのデコードされたIピクチャI22が書
き込まれ始め、時点t4で書き込みが終了する。このよ
うに、フレームメモリ16cから読み出しながら異なる
ピクチャのデータを書き込めるのは、1フィールド書き
込みタイミングが読み出しタイミングより遅れているた
めである。
【0044】このように図2に示すタイミングでフレー
ムメモリ16a,16b,16bに書き込まれるピクチ
ャの順序は、I32,P35,P38,I22,P25,P28,I
12,P15,P18,I02,P05・・・とされ、一方フレー
ムメモリ16a,16b,16bから読み出されるピク
チャの順序は次のようにピクチャに付された番号が古い
(大きい)順とされ、P38,P35,I32,P28,P25
22,P18,P15,I12・・・となり、逆転再生するこ
とができるようになる。このように、1ピクチャを1度
しかデコードしないで逆転再生を行う場合に、フレーム
メモリが3枚とされる場合は、1GOP当り3枚の画像
を逆転再生することができ、フレームメモリの枚数を越
えて逆転再生をすることはできない。従って、ピクチャ
ヘッダ検出器34が3枚のIピクチャおよびPピクチャ
のデコード終了を検出した時に、次に必要とされる1つ
前のGOPにジャンプするようにしている。このように
して、GOP内にフレームメモリ数を越えるIまたはP
ピクチャがあっても先頭からフレームメモリ数(ここで
は3枚)分だけデコードすることが可能となる。
【0045】なお、逆転再生時にフレームメモリから
は、ピクチャに付された番号を検出して、この番号が古
い順にピクチャを読み出すようにしているが、ピクチャ
の表示順を示す番号であるテンポラル・レファレンス
(TR)はGOPの先頭でリセットされており、その値
は0〜1023とされている。本実施例では説明を容易
とするためにTRを1桁の番号であるとし、逆転再生を
行う場合にGOPの表示順を示す番号を作成して、この
番号を2桁目としてTRと結合させることにより、図2
に示すピクチャに付されているような2桁の番号を作成
しているが、実際にTRが0〜1023の値をとる場合
でも同様にGOPの表示順を示す番号を上位の位に、T
Rを下位の位として取り扱うことにより、フレームメモ
リ内にあるピクチャの順序を判定することができる。
【0046】ここで、このような動作を行うためのフロ
ーチャートを図7および図8に示す。このフローチャー
トは、ステップS10にて前回表示したフレームメモリ
の面の番号を、今回書き込むフレームメモリの面の番号
として決定する。次いで、ステップS20にてデコード
するピクチャがPピクチャの場合には、参照するピクチ
ャの面として前回書き込まれた面を指定する。これによ
り、1つ前のPピクチャあるいはIピクチャが参照され
るようになる。
【0047】さらに、ステップS30にてGOPの先頭
のピクチャであるIピクチャが検出された時に、GOP
_counterの値を1つデクリメントし、その値を
4で割った余りの数を新たなGOP_counterの
値とする。これにより、GOP_counterの値
は、3→2→1→0を循環して繰り返すようになり、こ
の値が順次検出されているGOPに付されるようにな
る。この場合、割る数は4に限ることはないがフレーム
メモリの枚数を越える数とする必要がある。続く、ステ
ップS40にてデコーダからTRを取り出し、今回のT
Rとされ、次いでステップS50にてステップS30で
決定されたGOP_counterの値が、今回書き込
む面のGOPの番号とされ、ステップS40にて取り出
されたTRがステップS60にて今回書き込む面のTR
の番号とされる。
【0048】そして、ステップS70にて面[0](フ
レームメモリ16aに相当)のGOP番号が10位の数
として、TRの番号が1位の数として評価値が作成さ
れ、ステップS80にて面[1](フレームメモリ16
bに相当)の評価値が同様にして作成され、ステップS
90にて面[2](フレームメモリ16cに相当)の評
価値が同様にして作成される。そして、ステップS10
0にて面[0],[1],[2]の評価値が比較され、
面[0]の評価値が最大と判断された場合は、ステップ
S110に進みcur_disp_planeが「0」
と決定される。ただし、評価値を比較する際にはGOP
_counterの値が循環していることに留意する必
要がある。
【0049】また、面[1]の評価値が最大と判断され
た場合は、ステップS120に進みcur_disp_
planeが「1」と決定され、面[2]の評価値が最
大と判断された場合は、ステップS130に進みcur
_disp_planeが「2」と決定される。次い
で、ステップS140にてデコードされた今回表示され
る表示面としてcur_disp_planeが指定さ
れて終了する。これにより、各フレームメモリに記憶さ
れるピクチャに表示順とされる番号が付され、この付さ
れた番号が古い順に表示されることにより逆転再生され
るようになる。また、一度表示を行ったフレームメモリ
の内容は必要なくなり、新たにデコードするIまたはP
ピクチャを書き込むことができるようになる。
【0050】ところで、前記した第1実施例においては
逆転再生時に毎フレーム周期毎に表示されるフレームが
進むものとして説明したが、ピクチャヘッダ検出器34
には、デコーダ20がデコードを行っている時にはビデ
オコードバッファ10からデータが供給されておらず、
ピクチャヘッダを検出することはできない。第1実施例
においては各GOPのIまたはPピクチャが3枚デコー
ド終了したことを確認してピックアップを前のGOPに
ジャンプさせるが、IまたはPピクチャが3枚デコード
終了されたことを知るためには、IまたはPピクチャ3
枚のピクチャヘッダを検出した後、次のピクチャヘッダ
を検出する必要がある。従って、バッファメモリ5があ
るにもかかわらずデコードとサーチが同時に行えず、前
のGOPにサーチしている間、ウェイト状態になること
になり、このような場合には最後に表示した画像を繰り
返し表示しなければならず、画面の更新が断続的に止ま
ることになり視覚上好ましいものではなくなる。
【0051】そこで、これを解決するようにした、本発
明の符号化データ再生装置の第2実施例の構成を示すブ
ロック図を図5に示す。この第2実施例はこれを解決す
るために、リングバッファ5より前にストリームディテ
クタ40を設け、逆転再生時にこのストリームディテク
タ40によりディスク1から読み出されたストリームデ
ータからピクチャタイプを検出して、制御回路6に供給
している。制御回路6はこの情報を受けてIピクチャと
Pピクチャのデータだけを選択的にリングバッファ5に
書き込むようにする。
【0052】このようにすると、フレームメモリの枚数
が3枚とされる場合は、1GOP当り先頭から3枚のI
ピクチャおよびPピクチャがリングバッファ5に高速で
書き込まれるようになり、これらのデータを必要とする
タイミングでデコーダ20が読み出すようにすることが
でき、逆転再生時にウェイトが発生することを極力防止
することができる。また、第2実施例の他の動作につい
ては、前記図1に示す第1実施例と同様であるのでその
説明は省略する。
【0053】次に、本発明の符号化データ再生装置の第
2実施例の変形例の構成を示すブロック図を図6に示
す。この変形例は、ストリームディテクタ40の機能が
異なり、ECC回路33とリングバッファ5の間に設け
られている。逆転再生時にこのストリームディテクタ4
0は、ディスク1から読み出されたストリームデータか
らIピクチャとPピクチャを検出してIピクチャとPピ
クチャだけをリングバッファ5に書き込むようにしてい
る。書き込まれるピクチャ数は、1GOP当り3枚とさ
れ、3枚検出された時にピックアップをジャンプさせて
必要とする1つ前のGOPを読み出すようにする。
【0054】このようにすると、1GOP当り先頭から
3枚のIピクチャおよびPピクチャがリングバッファ5
に高速で書き込まれるようになり、これらのデータを必
要とするタイミングでデコーダ20が読み出すようにす
ることができ、逆転再生時にウェイトが発生することを
極力防止することができる。また、他の動作について
は、前記図1に示す第1実施例と同様であるのでその説
明は省略する。
【0055】以上の説明においては、フレームメモリバ
ンク16のフレームメモリの枚数は3枚として説明した
が、フレームメモリの枚数はこれに限らず任意の数とす
ることができる。この場合には、フレームメモリ数と同
数のIピクチャおよびPピクチャによる逆転再生が可能
となる。また、以上の実施例の説明においては各GOP
の先頭のIピクチャからフレームメモリ枚数分のIまた
はPピクチャとしたが、実際には任意の(GOPヘッダ
が付かない)Iピクチャからフレームメモリ枚数分のI
またはPピクチャを用いて逆転再生が可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、通常再生のために必要なフレームメモリのみで、逆
転再生が可能とすることができ、逆転再生のできる符号
化データの特殊再生装置を安価に提供することができ
る。また、逆転再生等の特殊再生が最小限の回路規模で
構成することができるため、基板や符号化データの特殊
再生装置のサイズを小さくすることができる。さらに、
消費電力が小さくなるため、発熱が最小限に抑えられ、
放熱のための構成を最小限とすることができる。このた
め、ポータブルの再生装置においても逆転再生を可能と
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化データの特殊再生装置の第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の符号化データの特殊再生装置の第1実
施例における逆転再生時のフレームメモリの書き込み/
読み出しタイミングを示す図である。
【図3】本発明の符号化データの特殊再生装置の第1実
施例におけるディスク上に記録されているデータを読み
取る順序を示す図である。
【図4】本発明の符号化データの特殊再生装置の第1実
施例における逆転再生時に、ディスク上に記録されてい
るデータを読み取り表示する順序を示す図である。
【図5】本発明の符号化データの特殊再生装置の第2実
施例の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の符号化データの特殊再生装置の第2実
施例の変形例の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の符号化データの特殊再生装置における
逆転再生時のフローチャートの一部を示す図である。
【図8】本発明の符号化データの特殊再生装置における
逆転再生時のフローチャートの残る部分を示す図であ
る。
【図9】従来の符号化データの再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】MPEGにおけるフレーム間予測の構造およ
び記録フレームの構造を示す図である。
【図11】MPEGにおける各ピクチャをセクタにより
記録する態様を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ピックアップ 3 復調回路 4 セクタ検出回路 5 リングバッファ 6 制御回路 7 トラックジャンプ判定回路 8 トラッキングサーボ回路 9 PLL回路 10 ビデオコードバッファ 11 逆VLC回路 12 逆量子化回路 13 逆DCT回路 14 加算器 15 動き補償回路 16 フレームメモリバンク 17 D/A変換器 18 ディスプレイ 31 ユーザインターフェース 32 デマルチプレクサ 33 ECC回路 34 ピクチャヘッダ検出器 35 ピクチャデータ選別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 富博 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−274188(JP,A) 特開 平7−264542(JP,A) 特開 平8−79687(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数フレームにわたって時間軸方向の相
    関を利用して圧縮処理の行われた符号化データが記録さ
    れたディスクから逆転再生するための再生方法であっ
    て、 前記ディスクから前記符号化されたデータを読み出し
    て、検出されたGOPの先頭またはあるフレーム内予測
    符号化画像データ(Iピクチャ)からフレーム内予測符
    号化画像データ(Iピクチャ)、およびフレーム間順方
    向予測符号化画像データ(Pピクチャ)をフレームメモ
    リの枚数と同数のフレーム数だけを選択してバッファメ
    モリに順次記憶するステップと、 前記バッファメモリから 読出された前記GOPの先頭ま
    たはあるフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチ
    ャ)から、前記フレームメモリの枚数と同数のフレーム
    数だけのフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチ
    ャ)、およびフレーム間順方向予測符号化画像データ
    (Pピクチャ)を復号し、復号されたフレーム内予測符
    号化画像データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向
    予測符号化画像データ(Pピクチャ)を、前記フレーム
    メモリに記憶するステップと、前記 フレームメモリから逆転された画像を再生するステ
    ップとからなることを特徴とする符号化データの特殊再
    生方法。
  2. 【請求項2】 複数フレームにわたって時間軸方向の相
    関を利用して圧縮処理の行われた符号化データが記録さ
    れたディスクから符号化データを読み出す読出し手段
    と、 前記ディスクから読出された符号化データのうち、ピク
    チャタイプを検出するピクチャヘッダ検出器と、 前記ピクチャヘッダ検出器よりの検出信号により、GO
    Pの先頭またはあるフレーム内予測符号化画像データ
    (Iピクチャ)からフレームメモリの枚数と同数のフレ
    ーム数とされたフレーム内予測符号化画像データ(Iピ
    クチャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像データ
    (Pピクチャ)のみを選別して出力する選別手段と、 前記選別手段の結果に応じて、前記読出し手段により読
    出されたフレーム内予測符号化画像データ(Iピクチ
    ャ)およびフレーム間順方向予測符号化画像データ(P
    ピクチャ)とを復号する復号手段と、 前記復号手段により復号されたフレーム内予測符号化画
    像データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符
    号化画像データ(Pピクチャ)が記憶される、前記フレ
    ームメモリとを備えることを特徴とする符号化データの
    特殊再生装置。
  3. 【請求項3】 複数フレームにわたって時間軸方向の相
    関を利用して圧縮処理の行われた符号化データが記録さ
    れたディスクから符号化データを読み出す読出し手段
    と、 前記ディスクから読出された符号化データのうち、ピク
    チャタイプを検出するストリームディテクタと、 前記ストリームディテクタからの出力データにより制御
    されて、GOPの先頭またはあるフレーム内予測符号化
    画像データ(Iピクチャ)からフレームメモリの枚数と
    同数のフレーム数とされた、フレーム内予測符号化画像
    データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号
    化画像データ(Pピクチャ)が選択的に記憶されるバッ
    ファメモリと、 前記バッファメモリから読出されたフレーム内予測符号
    化画像データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予
    測符号化画像データ(Pピクチャ)とを復号する復号手
    段と、 該復号手段により復号されたフレーム内予測符号化画像
    データ(Iピクチャ)およびフレーム間順方向予測符号
    化画像データ(Pピクチャ)が記憶される、前記フレー
    ムメモリと を備えることを特徴とする符号化データの特
    殊再生装置。
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