JP3490787B2 - 食品包装用フィルム及び積層体 - Google Patents

食品包装用フィルム及び積層体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品包装用フィルム及び
積層体に係わり、更に詳しくは特に食品を密封包装した
状態で加圧加熱殺菌処理の行える袋、所謂レトルトパウ
チに活用し得る食品包装用フィルム及び積層体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の変化により、簡便で常温
保存の可能な加圧加熱殺菌処理済食品、所謂レトルト食
品が一般的になっている。このようなレトルト食品の
中、特に、レトルト用パウチに充填された食品は、通常
120℃程度の加圧加熱処理を施すことが多く、この場
合、内容物と接するパウチの内面層、即ち、シーラント
層としては、ポリプロピレンの使用が好ましく、更に、
ポリプロピレンの耐寒衝撃性を向上させるためにエチレ
ン−プロピレンのブロック共重合体などを用いることが
行われている。
【0003】しかし、このような材料を用いた場合に
も、加圧加熱殺菌処理に際して、ポリプロピレンの酸化
を生じ、これに伴う特有のポリプロピレン臭が内容物に
移行し、食品の商品価値を低下させることがある。この
ため前記エチレン−プロピレンのブロック共重合体など
のポリプロピレン系樹脂に、トコフェロールやブチル化
ヒドロキシトルエン(以下BHTと表示)などの抗酸化
剤を微量(BHTの場合は1重量%以下)加えて酸化を
抑制し、食品の風味の劣化を抑える試みがなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
BHTについては、その安全性に疑問が持たれており、
また、トコフェロールに関しては、その持続力が弱く、
レトルト用包装材料に用いた場合、実際の加圧加熱殺菌
処理時までその効果が持続しないという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、食品用レトルトパウチの
内面層(シーラント層)として使用できる物性を備え、
且つ、積層体に加工した後、パウチとして内容物を充填
し、加圧加熱殺菌処理を施しても、ポリプロピレン系樹
脂の酸化などによる臭気が食品に移行して風味の劣化を
生じない食品包装用フィルム及び積層体を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明者らは鋭意研究の結果、植物抽出物の一種であ
るアビエタトリエン誘導体をポリプロピレン系樹脂に抗
酸化剤として含有させることにより、食品の風味、特に
香りの劣化を最小限に抑えられることを見いだし、本発
明の完成に至ったものである。尚、アビエタトリエン誘
導体については、特開昭57−88102にて殺菌作用
を有することが知られており、また、特公平6−484
8にて油脂や食品の酸化防止に用いられることが知られ
ている。
【0006】即ち、本請求項1の発明は、前記化1式で
表されるアビエタトリエン誘導体の一種または二種以上
を含有するポリプロピレン系樹脂からなる食品包装用フ
ィルムである。また、本請求項2の発明は、前記のポリ
プロピレン系樹脂が、エチレン−プロピレンのブロック
共重合体を主成分とする樹脂であることを特徴とする請
求項1記載の食品包装用フィルムからなる。そして、本
請求項3の発明は、前記請求項1または2に記載の食品
包装用フィルムが最内面に積層されていることを特徴と
する食品包装用積層体からなる。
【0007】(好ましい実施態様)本発明の食品包装用
フィルム及び積層体を製造する方法としては、先ず、ポ
リプロピレン系樹脂またはエチレン−プロピレンのブロ
ック共重合体に抗酸化剤としてアビエタトリエン誘導体
を所定の配合量で分散させる必要があり、例えば、バン
バリーミキサーなどにより樹脂を加熱し、溶融させた状
態で混練、分散させてペレットを作成する。この時、ア
ビエタトリエン誘導体の添加量は、特に限定はされない
が微量でよく、通常0.02〜2重量%程度で充分その
効果が得られる。そして、このペレットをフィルム化す
ることにより食品包装用フィルムを得るが、フィルム化
の方法は、ポリプロピレン系樹脂(エチレン−プロピレ
ンのブロック共重合体を含む)の場合、従来公知のTダ
イ押出し機によるのが適当である。尚、以下本発明にお
いて単にポリプロピレン系樹脂と表示した場合もエチレ
ン−プロピレンのブロック共重合体を含むものとする。
【0008】次に、上記のようにして得たフィルムを最
内面として積層することにより本発明の食品包装用積層
体を得るが、その表面層、中間層などは、包装する内容
物および包装後の加熱処理の有無などの条件により適宜
選定することができる。只、本発明の主目的であるレト
ルト用パウチを作成する場合には、その積層構成の具体
例として、 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下
PETフィルム)/2軸延伸ナイロンフィルム(ON)
/未延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム PETフィルム/アルミニウム箔/未延伸ポリプロピ
レン系樹脂フィルム PETフィルム/2軸延伸ナイロンフィルム(ON)
/アルミニウム箔/未延伸ポリプロピレン系樹脂フィル
ム PETフィルム/2軸延伸ナイロンフィルム(ON)
/ポリビニルアルコール系樹脂(EVOH)フィルム/
未延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム などが挙げられる。
【0009】上記の例において表面層には、いずれもP
ETフィルムを用いているが、これは印刷適性が良く、
耐擦傷性があり、更に耐熱性にも優れており、ヒートシ
ールの熱により収縮したりすることもなく安定している
ためである。その厚さは12〜25μm程度が好まし
い。12μm以下ではフィルム強度が不足し、安定した
印刷およびラミネートが行えない場合があり好ましくな
い。また、25μmを越える場合は、フィルムが硬くな
りハンドリング性が低下し、コストも高くなるため好ま
しくない。
【0010】中間層としては、主に機械的強度を増すた
めに2軸延伸ナイロンフィルムを用い、ガスバリヤー
性、遮光性を付与するためにアルミニウム箔を用いてい
る。特に、ガスバリヤー性と透明性とを希望する場合に
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体のけん化物(EVO
H)フィルムなどのポリビニルアルコール系樹脂のフィ
ルムを用いることもできる。これらの厚さは、2軸延伸
ナイロンフィルムでは15〜30μm、アルミニウム箔
では7〜12μm、ポリビニルアルコール系樹脂フィル
ムでは15〜30μm程度が好ましい。
【0011】最内層であるシーラント層には、未延伸ポ
リプロピレン系樹脂フィルムが、加圧加熱殺菌処理の1
20〜130℃の加熱に耐え、シール強度も優れている
点で適しているが、特に、本発明のアビエタトリエン誘
導体を含有する未延伸のポリプロピレン系樹脂フィルム
またはエチレン−プロピレンのブロック共重合体フィル
ムを用いた場合には、パウチとして食品を包装し、レト
ルト処理を行った後でも内容物への臭気の移行を最小限
にでき、食品の風味の劣化を防止できるため更に好まし
い。このフィルムの厚さは、20〜100μmの範囲が
適当である。20μm以下の場合には、シール強度が充
分でなく、レトルト処理或いはその後の取り扱いにおい
て破袋の危険があり好ましくない。また、100μm以
上の場合には、シール強度が更に増すこともなく、コス
ト高となり好ましくない。
【0012】上記のような各層の積層は、接着剤を使用
したドライラミネート法、或いは、押出しラミネート法
等の従来公知の方法に従って行うことができる。そし
て、このようにして得た積層体をパウチとして使用する
場合、パウチの形状は、三方シールタイプ、ピロータイ
プ、ガセットタイプ、スタンディングパウチ等自由に選
定して使用できる。
【0013】
【作用】本請求項1の発明は、前記化1式で表されるア
ビエタトリエン誘導体の一種または二種以上を含有させ
たポリプロピレン系樹脂を成膜して得られる食品包装用
フィルムであり、アビエタトリエン誘導体がポリプロピ
レン系樹脂に対して優れた抗酸化剤の作用を有するた
め、該ポリプロピレン系樹脂の溶融押し出しなどによる
成膜に際して、熱による酸化を抑制し、特有のポリプロ
ピレン臭などの樹脂臭の発生を防止する。この作用は該
食品包装用フィルムを最内面層とする積層体とし、レト
ルト食品用パウチとして加圧加熱殺菌処理を施した場合
にも有効であり、加熱殺菌時の熱による酸化を抑制し樹
脂臭の発生を抑えるため、内容物である食品への影響が
少なく風味の劣化を防止できる。
【0014】本請求項2の発明は、前記請求項1の発明
におけるポリプロピレン系樹脂として、エチレン−プロ
ピレンのブロック共重合体を主成分とする樹脂を用いた
食品包装用フィルムである。そして、前記アビエタトリ
エン誘導体は、エチレン−プロピレンのブロック共重合
体に対しても優れた抗酸化作用を示し、また、エチレン
−プロピレンのブロック共重合体自体は、レトルト処理
の熱に耐え得る耐熱性を有すると共に、低温における耐
衝撃性にも優れている。従って、このフィルムは、レト
ルトパウチを構成する積層体の最内面にシーラント層と
して用いることにより、前記請求項1の発明の作用に加
えてパウチの低温衝撃強度を向上させることができる。
尚、本請求項3の発明は、前記請求項1または2に記載
の食品包装用フィルムが最内面に積層されていることを
特徴とする積層体であり、その作用はそれぞれ前述の通
りである。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて更に詳細に説明
する。 (実施例1)メルトインデックス(MI)0.9〔g/
10min.at230℃,荷重2.16kg〕、エチレ
ン含有量8モル%のエチレン−プロピレンのブロック共
重合体100重量部に対して、酸化防止剤として前記化
1式においてR:−CH3 で表される化合物(8,1
1,13−アビエタトリエン−12−オール)を0.1
重量部の割合で加えた混合物を、バンバリーミキサーで
250℃にて5分間混練し、ペレットとした後、Tダイ
押出し機を用いて樹脂温度240℃で溶融押出しして厚
さ70μmの食品包装用フィルムを得た。
【0016】上記のフィルムを最内層とし、外側より順
に2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ
12μm)、アルミニウム箔(厚さ7μm)、アビエタ
トリエン誘導体含有エチレン−プロピレンのブロック共
重合体フィルム(厚さ70μm)となるように、ウレタ
ン系接着剤を用いて公知のドライラミネート法で貼り合
わせて積層体を作成した。次に、この積層体を外側寸法
130mm×170mm(ヒートシール幅各10mmを含む)
の三方シール形式の袋に製袋してレトルト用パウチを作
成した。尚、製袋のヒートシール条件は、温度260
℃,圧力5kg/cm2 ,時間0.5sec.である。
【0017】(実施例2)実施例1のレトルト用パウチ
の構成において、エチレン−プロピレンのブロック共重
合体に添加した酸化防止剤を、前記化1式においてR:
−CH2 OHで表される化合物(8,11,13−アビ
エタトリエン−12,18−ジオール)に換え、その添
加量を0.2重量部の割合とした他は総て実施例1と同
様に加工して実施例2のレトルト用パウチを作成した。
【0018】(実施例3)実施例1のレトルト用パウチ
の構成において、エチレン−プロピレンのブロック共重
合体に添加した酸化防止剤を、前記化1式においてR:
−CH3 で表される化合物(8,11,13−アビエタ
トリエン−12−オール)とR:−CHOで表される化
合物(12−ヒドロキシ−8,11,13−アビエタト
リエン−18−アール)、そしてR:−COOCH3
表される化合物(メチル−12−ヒドロキシ−8,1
1,13−アビエタトリエン−18−オエート)の3種
類を1:1:1の比率で混合した混合物とし、その添加
量を0.3重量部の割合とした他は総て実施例1と同様
に加工して実施例3のレトルト用パウチを作成した。
【0019】(比較例1)実施例1のレトルト用パウチ
の構成において、エチレン−プロピレンのブロック共重
合体に添加した酸化防止剤をBHTに換え、添加量を
0.1重量部の割合とした以外は総て実施例1と同様に
加工して比較例1のレトルト用パウチを作成した。
【0020】(比較例2)実施例1のレトルト用パウチ
の構成において、エチレン−プロピレンのブロック共重
合体に添加した酸化防止剤をトコフェロールに換え、添
加量を0.1重量部の割合とした以外は総て実施例1と
同様に加工して比較例2のレトルト用パウチを作成し
た。
【0021】(評価および結果)以上のように作成した
実施例1、2、3および比較例1、2の各レトルト用パ
ウチを試料として下記の試験を行い評価した。 (1)臭気に関する官能試験 実施例1、2、3および比較例1、2のパウチ各50袋
に、それぞれ純水100ccを充填し、空気が残らないよ
うに脱気してヒートシールにより密封した後、加圧熱水
式のレトルト殺菌機を用いて120℃、2.1kg/c
m2 、30分間の条件で加圧加熱殺菌処理を行い試験試
料とした。官能試験は、パネラー20人により、上記試
料の臭気成分の水への移行状況を、別に用意した純水と
の比較で下記の3段階の基準で判定し、その結果を平均
点で表1に示した。判定基準 (評価点) 0 :著しく臭う 1 :やや臭う 2 :殆ど臭わない
【0022】(2)ヒートシール強度試験 前記実施例1、2、3および比較例1、2の各パウチに
ついて、レトルト処理前と後のヒートシール強度を下記
の方法で測定し、その結果を表1に併せて示した。各パ
ウチのヒートシール部を幅15mmの短冊状にカットし、
テンシロン抗張力試験機を用いて、シールされた積層シ
ートの2枚合わせの上下を拡げて両端をチャックで固定
し、引張り速度300mm/分、180°剥離で引張り、
破断時の最大荷重を測定した。試料数は各20個であ
り、測定結果を平均値で示した。 (以下余白)
【0023】
【表1】
【0024】上記の表において、臭気に関する官能試験
の評価点は、従来品である比較例1、2はいずれも1.
0以下であり、やや臭う、または、それ以上の臭気あり
の評価であった。これに対して実施例1、2、3は、い
ずれも1.0以上(1.3〜1.4)であり、やや臭う
から殆ど臭わない方向に近づいており低臭化の効果が認
められた。また、パウチのレトルト前および後のヒート
シール強度については、実施例1、2、3は、いずれも
4.6〜5.0kg/15mm幅と高水準であり、レト
ルトによる強度低下も殆どなく良好であった。一方、比
較例では、比較例2がレトルト前の強度5.0kg/1
5mm幅に対して、レトルト後は3.8kg/15mm
幅に低下しており好ましくない傾向が認められる。只、
強度の絶対値自体はいずれも実用範囲にあり特に問題は
ない。
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の食
品包装用フィルム及び積層体は、アビエタトリエン誘導
体の一種または二種以上を含有するポリプロピレン系樹
脂またはエチレン−プロピレンのブロック共重合体を主
成分とする樹脂からなる食品包装用フィルムであり、ま
た、該フィルムを最内面にシーラント層として積層した
食品包装用積層体である。このような構成を採ることに
より、製袋品におけるヒートシール強度など食品包装用
フィルム或いは積層体としての性能が損なわれず、且
つ、樹脂のフィルム化、或いは、ラミネート、製袋など
の加工においても樹脂の酸化などによる臭気の発生が少
なく、性能、低臭性など食品包装適性に優れたフィルム
或いは積層体が得られる。また、この積層体は食品用の
レトルトパウチに用いても、その加圧加熱殺菌処理の熱
による樹脂臭の新たな発生も殆どなく、内容物への臭気
の移行を最低限に抑えることができる。従って、食品包
装用として性能に優れ、且つ、臭気が少なく食品の風味
を損なわないパウチを提供できる効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08K 5/13 C08K 5/13 (56)参考文献 特開 平4−227742(JP,A) 特開 平3−74468(JP,A) 特開 昭61−213243(JP,A) 特開 昭58−61140(JP,A) 特開 昭57−88102(JP,A) 特開 平7−228711(JP,A) 特開 平6−240053(JP,A) 特公 平6−4848(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 23/10 C08K 5/13

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の化学式で表されるアビエタトリエ
    ン誘導体の一種または二種以上を含有するポリプロピレ
    ン系樹脂からなる食品包装用フィルム。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記ポリプロピレン系樹脂が、エチレン
    −プロピレンのブロック共重合体を主成分とする樹脂で
    あることを特徴とする請求項1記載の食品包装用フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の食品包装用フ
    ィルムが最内面に積層されていることを特徴とする積層
    体。
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