JP3490686B2 - 手挟み防止引手 - Google Patents

手挟み防止引手

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JP3490686B2 JP2001008628A JP2001008628A JP3490686B2 JP 3490686 B2 JP3490686 B2 JP 3490686B2 JP 2001008628 A JP2001008628 A JP 2001008628A JP 2001008628 A JP2001008628 A JP 2001008628A JP 3490686 B2 JP3490686 B2 JP 3490686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引戸扉に使用される
引手に関し、より詳しくは引戸扉を開けるときに引戸扉
間や引戸扉と壁の間に手指が挟み込まれる危険を防止す
ることのできる引手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による引手は、引戸扉の先端部
側面に形成された凹部に嵌着され、これに手指をかけて
引戸扉を開閉できるように構成されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ところが、このよう
な構成の従来技術による引手の場合、これに手指をかけ
て引戸扉を開けるときに引戸扉間や引戸扉と壁の間に手
指が挟み込まれることがあり、危険であった。
【0004】このため、手指を挟まれないよう、引戸扉
が完全に開く前に引手から手を離し、且つその場合であ
っても完全に引戸扉を開けることができるように勢いを
つけた状態で引戸扉を開けて突き放すように操作する傾
向があり、引戸が縦枠に衝突する際に衝撃音(騒音)が
発生し、また、引戸の木口面および/または縦枠内面を
損傷させる原因となっていた。
【0005】また、連動引戸の場合は、一般に、外側の
引戸の寸法を他の引戸よりも大きくして、引戸をすべて
開放したときに該引戸に設けた引手や手摺が露出するよ
うに構成されている(たとえば特開平10−61322
号公報の図3参照)が、このような構成にすると開口寸
法が減少してしまうとともに、引戸を閉めた状態では引
手や手摺が設けられた引戸と他の引戸との寸法差が一見
して明白となり、見栄えが悪いものとなっていた。さら
に、この外側の引戸は他の引戸と異なる寸法で製造しな
ければならず、全体の製造コストが高いものとならざる
を得なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点を解消することを目的とし、より具体的には引
戸扉を開けるときに引戸扉間や引戸扉と壁の間に手指が
挟み込まれる危険を防止することのできる新規な引手構
造を提供することを目的としている。
【0007】また、本発明は、連動引戸の外側の引戸に
も好適に適用することができ、該外側の引戸を他の引戸
と同一寸法としながらも円滑な開閉操作を行うことがで
きるように構成された新規な引手構造を提供することを
目的としている。
【0008】これらの目的を達成するため、請求項1に
かかる本発明は、引戸扉の先端部の少なくとも一側面に
形成された凹部に嵌着される本体と、引戸扉を開けると
きに前方となる本体の一側を支軸として回動自在であっ
て本体に対して出没可能なカバーと、カバーを常時突出
させる方向に回動付勢する付勢手段と、本体の上記一側
と対向する他側とカバー先端部との間に配置されて本体
に対して出没可能な手掛け部材と、カバーが本体内に没
入したときに手掛け部材を本体から突出させるようにカ
バーと手掛け部材とを連動させる連動機構とを備えてな
ることを特徴とする手挟み防止引手である。
【0009】請求項2にかかる本発明は、請求項1記載
の手挟み防止引手において、連動機構が、カバー先端部
および手掛け部材の対向面にそれぞれ形成されたラック
と、本体内においてカバー先端部と手掛け部材の間に配
置されてこれらラックと噛合するピニオンとからなるこ
とを特徴としている。
【0010】請求項3にかかる本発明は、請求項1記載
の手挟み防止引手において、連動機構が、カバー先端部
を収容可能な第1の溝と手掛け部材を収容可能な第2の
溝とを有する略U字状の通路と、この通路内を移動可能
であってカバー先端部または手掛け部材が第1の溝また
は第2の溝に突入したときにその動きを他方に伝達して
本体から突出させるように働く伝達部材とからなること
を特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
引手を示す。この引手1は、引戸扉の先端部に嵌着され
る本体2と、本体2の開口部の開き方向端(図において
左端)近くに設けられる支軸(図示せず)を中心として
回動可能であって本体2内に出没可能なカバー3と、カ
バー3を常時突出させる方向に回転付勢する付勢手段4
とを備えている。図1(A)はカバー3が突出している
状態を示し、図1(B)はカバー3が本体2内に没入さ
れた状態を示している。
【0012】本体2は、底面2aと、底面の周縁から立
ち上がる側面2b,2b’と、側面の上端から外方に延
出されるフランジ2cとを有して略皿状または器状に一
体成形されている。本体2の平面形状は特に図示しない
が、円形、楕円形、方形等の任意形状を採用することが
できる。
【0013】カバー3は、上面部3aと先端部3bとか
らなる略L字断面形状を有しており、上面部3aの基端
部において本体2に回動可能に軸支されており、付勢手
段4に抗して図1において時計方向に回転することによ
って本体2の内部に没入可能な形状とされている。
【0014】この実施形態における付勢手段4は、カバ
ー上面部3aと本体底面2aとの間に架け渡されたバネ
として示されているが、これに限定されるものではな
く、たとえばカバー3をピンバネを介して本体2に装着
することにより、カバー3を常時突出させる方向(図に
おいて反時計方向)に回転付勢するものであってもよ
い。
【0015】カバー先端部3bと、これに対向する本体
側面2bとの間には、平板状の手掛け部材5が本体2に
対して出没可能に配置されている。
【0016】カバー先端部3bと手掛け部材5の位置に
対応して、本体2内の側面2bに近接した箇所に連動機
構6が設けられている。この実施形態における連動機構
6は、カバー先端部3bを収容可能な第1の溝(符号な
し)と手掛け部材5を収容可能な第2の溝(符号なし)
とを有する略U字状の通路7と、この通路7内を移動可
能であってカバー先端部3bまたは手掛け部材5が第1
の溝または第2の溝に突入したときにその動きを他方に
伝達して本体2の外方に突出させるように働く伝達部材
8とを有して構成されている。
【0017】伝達部材8としては、板ゴム、液状体、プ
ラスチック成形材料等が好適に用いられる。
【0018】前述のようにカバー3はバネ4の付勢力に
よって常時は本体2から突出した位置にあり、このとき
カバー先端部3bは通路7の第1の溝内に入り込んでお
らず、通路7内の伝達部材8とは離れている。一方、こ
のとき手掛け部材5は通路7の第2の溝内に半ばまで入
り込んでおり、伝達部材8の他端に接している。手掛け
部材5の上端は本体フランジ2cと略同一レベルにあ
る。伝達部材8の一端は通路7の第1の溝の上端近くに
位置しているが、他端は通路7の第2の溝の下端近くに
位置しており、図1(A)において逆J字状になって通
路7内に収容されている。
【0019】この状態からカバー上面部3aを下方に押
すと、カバー先端部3bが通路7の第1の溝に入り込
み、伝達部材8がこの動きを手掛け部材5に伝達する役
割を果たすため、手掛け部材5を本体2から突出させる
(図1(B))。これによりカバー上面部3aと手掛け
部材5の上端との間にレベル差が生じ、手掛け部材5の
内側5aが少なくとも部分的に露出されることとなる。
この部分5aは、後述するように、引戸扉を閉める際に
手指を掛ける手指掛け部として利用されるものである。
【0020】図2は、引戸扉Aの先端近くの一側(他の
引戸扉または壁Bに面する側)に凹部(符号なし)を穿
設し、この凹部に図1の手挟み防止引手1を嵌着した実
施形態を示し、図2(A)はカバー3がバネ4により本
体から突出していて手掛け部材5が本体内に没入されて
いる状態(図1(A)の引手の状態に対応するもの)、
図2(B)はカバー3が本体2内に没入して手掛け部材
5が本体から突出している状態(図1(B)の引手の状
態に対応するもの)をそれぞれ示している。
【0021】扉を開けるときは引手1を図2(A)の状
態として使用するものであり、引戸扉Aの木口aを手で
押し、あるいはカバー先端部3bに手指をかけて押すこ
とによって、引戸扉Aを矢印方向に移動させる。カバー
先端部3bの上部に凹部を形成して、ここに手指をかけ
て開扉操作するときの滑り止めとして機能させるように
してもよい。
【0022】このときに勢いよく引戸扉Aを押して矢印
方向に走行させたとしても、カバー上面部3aが他の引
戸扉や壁Bに当たった後バネ4に抗して本体2内に没入
するように回転移動するため、これが緩衝手段ないしス
トッパーとして働き、引戸扉Aを減速または停止させ
る。したがって、引戸扉Aが縦枠(図示せず)に衝突し
て引戸扉A自体や縦枠を損傷させることがない。また、
他の引戸扉や壁に衝突するまでカバー3は突出した状態
を維持するため、引戸扉間の隙間または引戸扉Aと壁B
との間の隙間がカバー3によって閉塞されており、この
隙間に手指を挟み込む危険が回避される。
【0023】なお、他の引戸扉または壁Bの先端部にお
いて引戸扉Aに対向する面上には受けプレートCが貼着
され、引戸扉Aを開ける際の移動時にカバー上面部3a
が衝突することによる損傷を防止している。
【0024】扉を閉めるときは、カバー3をバネ4の付
勢力に抗して本体2内に押し込んで引手1を図2(B)
の状態にして使用するものであり、これによって露出さ
れる手掛け部材内側5aを手指掛け部として利用して、
引戸扉Aを矢印方向に移動させる操作を容易に行うこと
ができる。
【0025】図3は本発明の別の実施形態による手挟み
防止引手1’を示し、図3(A)はカバー3が突出して
いる状態、図3(B)はカバー3が本体2内に没入され
た状態をそれぞれ示している。この引手1’は図1に示
す引手1と近似した構成であるが、カバー3が本体内に
没入したときに手掛け部材5を本体2から突出させるよ
うにカバーと手掛け部材とを連動させる連動機構の具体
的構成が異なっている。
【0026】すなわち、この実施形態における連動機構
6’は、カバー先端部3bと手掛け部材5の対向面にそ
れぞれ形成されたラック9,10と、本体2内において
カバー先端部3bと手掛け部材5の間に配置されてこれ
らラック9,10と噛合するピニオン11とを有して構
成されている。
【0027】したがって、カバー3がバネ4の付勢力に
より本体2から突出している図3(A)の状態からカバ
ー上面部3aを押し込むと、ラック9がピニオン11を
図において反時計方向に回転させ、これによりラック1
0とピニオン11との噛合を介して手掛け部材5を本体
2から突出させる(図3(B))。この突出した手掛け
部材5の内側5aを、引戸扉を閉める際の手指掛け部と
して利用することができる。
【0028】なお、符号12は引戸扉開閉操作時に手指
がピニオン11に巻きこまれることを防止するためのガ
ードである。
【0029】図4は、引戸扉A1〜A3で構成される3
連の連動引戸における外側の引戸扉A1の先端近くに貫
通孔Dを穿設し、この貫通孔Dの内面側に図3に示す本
発明の手挟み防止引手1’を、外面側には受引手Eをそ
れぞれ嵌着した実施形態を示す。
【0030】このような連動引戸は、外側の引戸扉A1
を矢印X方向に移動させることによって他の引戸扉A
2,A3が順次連動して同方向に移動して開扉すること
ができるとともに、引戸扉A1を矢印Xと反対方向Y
(図7)に移動させた場合も他の引戸扉A2,A3が順
次連動して同方向に移動して閉扉することができるもの
であり、そのための連動機構としては、特開平10−6
1322号公報、特開平11−22289号公報等に記
載のものを含めて任意の機構を採用することができる。
【0031】この実施形態では、引戸扉A1の内面側に
おいて貫通孔Dの回りに本体フランジ2cを係合させた
状態で引手1’を固着するとともに、その裏面側には受
引手Eを固着しているが、この受引手Eは従来の引手と
略同様のものであり、手指をかけるための凹部eを有す
るが、貫通孔Dに嵌着するため、引手1’と略同等の外
形寸法を有するものとして形成されている。また、受引
手Eは、ビス等の固着具Fを引手1’の本体底面2aに
設けたナット部(符号なし)に締着することによって引
手1’と一体的に結合されており、引戸扉A1の表裏両
側から強い圧接力をもって強固に取り付けられている。
【0032】図4の状態から外側の引戸扉A1を矢印X
方向に移動させると、ある時点で引手1’のカバー上面
部3aが中央の引戸扉A2の対向面側の先端角部に当た
る(図5)。したがって、仮に引戸扉A1を勢いよく矢
印X方向に移動させた場合であっても、カバー上面部3
aが引戸扉A2の先端対向面に貼着される受けプレート
Cに当たり、その後バネ4に抗して本体2内に没入する
ように回転移動するため、これが緩衝手段ないしストッ
パーとして働き、引戸扉A1を減速または停止させる。
また、引戸扉A2(受けプレートC)に当たるまで、カ
バー3は突出状態を維持するため、引戸扉A1とA2と
の間の隙間がカバー3によって閉塞されており、この隙
間に手指を挟み込む危険が回避される。
【0033】以上の開扉時の操作は、図3に関して既述
したと同様、引戸扉A1の木口a1を手で押し、あるい
は少なくともカバー上面部3aが引戸扉A2(受けプレ
ートC)に当たるまではカバー先端部3bの外面側に手
指をかけて押すことによって、行うことができる。
【0034】図5の位置からさらに引戸扉A1を矢印X
方向に移動させると、最終的に図6の状態となって引戸
扉A1〜A3が完全に開扉される。図6より明らかなよ
うに、この連動引戸を構成する3枚の引戸A1〜A3は
同一サイズである。
【0035】なお、図6の全開状態において、カバー3
は引戸扉A1とA2との隙間(あるいは引戸扉A1と受
けプレートCとの隙間)寸法に応じて本体2内に収容さ
れ、それに伴って手掛け部材5が連動機構6’を介して
若干突出することになるが、このときの突出長は上記隙
間内に収まるように調整されており、引戸扉A1の開閉
に対して干渉しない。
【0036】図6の全開状態から閉扉するには、引戸扉
A1の裏面側に手を回して引手Eの凹部eに手指をかけ
て引戸扉A1を若干引き出し、表面側の引手1’を露出
させる。中央の引戸A2から離れることでカバー3はバ
ネ4力により突出状態に復帰するが、カバー上面部3a
を上方より押し込むと、ラック9、ラック10およびピ
ニオン11よりなる連動機構6’により、手掛け部材5
が本体2から突出する。以降は、手指掛け部5aに手指
を掛けて引戸扉A1を矢印Y方向に移動させる閉扉操作
を容易に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の手挟み防止引手によれば、これ
に手指をかけて引戸扉を開けるときに引戸扉間や引戸扉
と壁の間に手指が挟み込まれることがなく、安全に操作
することができる。
【0038】また、勢いをつけた状態で引戸扉を開けて
突き放すように操作した場合であっても、付勢手段の付
勢力により突出状態にあるカバーが緩衝手段ないしスト
ッパーとして機能するため、引戸が縦枠に衝突する際に
生ずる衝撃音(騒音)や、引戸の木口面および/または
縦枠内面の損傷を防止することができる。
【0039】さらに、カバーが本体内に没入したときに
手掛け部材を本体から突出させるようにカバーと手掛け
部材とを連動させる連動機構を備えているため、カバー
を押し込んだときに手掛け部材の内側を大きく露出させ
ることができ、この部分に手指をかけて引戸扉を移動さ
せることが容易となり、特に扉を閉める際の操作を円滑
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による手挟み防止引手を示
す断面図である。
【図2】図1の手挟み防止引手を引戸扉の一側に嵌着し
た実施形態を示す部分断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態による手挟み防止引手を
示す断面図である。
【図4】図3の手挟み防止引手を3連の連動引戸におけ
る外側の引戸扉の先端近くに穿設した貫通孔の内面側に
嵌着するとともに、その外面側には受引手を嵌着した実
施形態を示す部分断面図である。
【図5】図4における外側の引戸扉を開ける際の移動に
おいてカバー上面部が隣接する引戸扉に当たったときの
状態を示す部分断面図である。
【図6】外側の引戸扉を開けて連動引戸を全開したとき
の状態を示す部分断面図である。
【図7】図6の全開状態から外側の引戸扉を閉める際の
移動においてカバーを押し込んで手指掛け部を露出させ
たときの状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
A,A1 本発明の手挟み防止引手が嵌着された引戸扉 1,1’ 手挟み防止引手 2 本体 2a 底面 2b 側面 2c フランジ 3 カバー 3a 上面部 3b 先端部 4 付勢手段(バネ) 5 手掛け部材 6,6’ 連動機構 7 第1および第2の溝を有する略U字状通路 8 伝達部材 9 カバー先端部に形成されたラック 10 手掛け部材に形成されたラック 11 ピニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 1/06 105 E05B 1/00 311 E05B 5/00 - 5/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引戸扉の先端部の少なくとも一側面に形成
    された凹部に嵌着される本体と、引戸扉を開けるときに
    前方となる本体の一側を支軸として回動自在であって本
    体に対して出没可能なカバーと、カバーを常時突出させ
    る方向に回動付勢する付勢手段と、本体の上記一側と対
    向する他側とカバー先端部との間に配置されて本体に対
    して出没可能な手掛け部材と、カバーが本体内に没入し
    たときに手掛け部材を本体から突出させるようにカバー
    と手掛け部材とを連動させる連動機構とを備えてなるこ
    とを特徴とする手挟み防止引手。
  2. 【請求項2】連動機構が、カバー先端部および手掛け部
    材の対向面にそれぞれ形成されたラックと、本体内にお
    いてカバー先端部と手掛け部材の間に配置されてこれら
    ラックと噛合するピニオンとからなることを特徴とする
    請求項1記載の手挟み防止引手。
  3. 【請求項3】連動機構が、カバー先端部を収容可能な第
    1の溝と手掛け部材を収容可能な第2の溝とを有する略
    U字状の通路と、この通路内を移動可能であってカバー
    先端部または手掛け部材が第1の溝または第2の溝に突
    入したときにその動きを他方に伝達して本体から突出さ
    せるように働く伝達部材とからなることを特徴とする請
    求項1記載の手挟み防止引手。
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