JP3489661B2 - ドア用電気錠 - Google Patents

ドア用電気錠

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JP3489661B2 JP33430698A JP33430698A JP3489661B2 JP 3489661 B2 JP3489661 B2 JP 3489661B2 JP 33430698 A JP33430698 A JP 33430698A JP 33430698 A JP33430698 A JP 33430698A JP 3489661 B2 JP3489661 B2 JP 3489661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルが励磁した
ときに筒体内のプランジャーが後端側に吸引可動する
動型ソレノイドを駆動源に用いたドア用電気錠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の直動型ソレノイドは、図5(a)
に示すように、筒体103の周囲にボビン102を介し
てコイル101を周設し、このボビン102及びコイル
101をフレーム106及びフロントフレーム107で
抱持してなるソレノイド本体111内に、後端側の固定
極105と先端側のプランジャー104とを備えてな
り、プランジャー104先端の接続部104aが外部機
器に接続されて用いられる。例えば、電気錠の駆動源と
して用いる場合には、前記接続部104aを電気錠側の
作動部材に接続して、プランジャー104と鍵棒が連動
するように構成される。ところで、この構成の直動型ソ
レノイドでは、励磁したときに、プランジャー104が
磁力により筒体103後端側に可動して固定極105に
当接するため、この当接音が騒音となって問題視される
ことがあった。そこで、上記従来例の改良型として、図
5(b)に例示する直動型ソレノイドでは、コイル10
1を抱持するフレーム106及びフロントフレーム10
7に、筒体103’を貫通状に設け、この筒体103’
を両端部でかしめて固定してソレノイド本体111’を
構成し、このソレノイド本体111’の筒体103’内
にはプランジャー104のみを収容しており、この場
合、前記固定極105が省かれ且つ筒体103’の後端
部が開放されているため、励磁したときに、プランジャ
ー104’後端の当接音を発生しない優れた消音効果を
奏する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た後者の直動型ソレノイドにおいても、励磁した時に、
プランジャー104’が筒体103’後端側に急速に移
動するため、プランジャー104’の接続部104a’
に接続された外部機器の摺動音や接触音を発生させ易
く、例えば、電気錠においては、作動部材や鍵棒の摺動
音、鍵棒とこの鍵棒が係合するドア側係合部との接触音
等の騒音が発生することがあり、特に、周囲音の低い夜
間等において、その騒音が顕現化され問題となってい
る。
【0004】本発明は上記従来事情に鑑みてなされたも
のであり、第一の目的は、プランジャーの当接音を発生
しないのは勿論のこと、接続される外部機器の摺動音及
び接触音等を低減し、且つ、製造容易で安価な直動型ソ
レノイドを提供することにあり、第二の目的は、摺動音
及び接触音等を低減して、周囲音の低い夜間等であって
も静音なドア用電気錠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、コイルを配設したソレノイド
本体の筒体内に、励磁したとき該本体の後端側に吸引可
動するプランジャーを備えた直動型ソレノイドの前記プ
ランジャーを施錠機構の作動部材に連結することによっ
て、該直動型ソレノイドを、鍵棒を出没可能に構成した
施錠機構の駆動源に用いたドア用電気錠において、前記
筒体の後端開口部を非磁性金属材料からなる蓋部材によ
り閉塞することによって、その閉塞内面を含む筒体内面
とプランジャー後端部により囲繞されるエアーダンパー
室を形成し、前記コイルが励磁したときに、前記エアー
ダンパー室内のエアーがプランジャー後端部に押され圧
縮されるとともに圧縮されたエアーが筒体内周面とプラ
ンジャー外周面とのクリアランスから徐々に外部へ放出
され、かつ前記プランジャー後端部が前記蓋部材に当接
しないように構成したことを要旨とする。更に、好まし
くは、前記プランジャーの先端側外周面に、その外径を
調整可能な外径調整手段を設けたことを要旨とする。ま
た、上記何れかの直動型ソレノイドの前記プランジャー
を施錠機構の作動部材に連結することによって、該直動
型ソレノイドを、鍵棒を出没可能に構成した施錠機構の
駆動源に用いたことを要旨とする。ここで、プランジャ
ー後端部が蓋部材に当接しないように構成とは、コイル
の励磁によりプランジャーが移動して、プランジャー後
端部が最も筒体後端側に位置したときのそのプランジャ
ー後端部よりも更に後端側に蓋部材を配置することをい
う。また、外径調整手段は、具体的には、プランジャー
の先端側外周面に、フィルム状部材を巻付けて接着した
り、樹脂等をコーティング成形したりすることにより達
成できる。また、エアーダンパー室とは、励磁したとき
のプランジャーの急速な後方への移動により、その内部
のエアーがプランジャー後端部に押されて圧縮されると
共に、その圧縮されたエアーを筒体内周面とプランジャ
ー外周面とのクリアランスから徐々に外部に放出させる
ように構成したものである。また、施錠機構の作動部材
とは、鍵棒を出没運動させている部材又は機構等をい
う。
【0006】上記技術的手段によれば、本発明は下記の
作用を奏する。 (請求項1) 励磁したときに、プランジャーの急速な
後方への移動により、エアーダンパー室のエアーがプラ
ンジャー後端部に押されて圧縮され、この圧縮されたエ
アーの抗力によりプランジャーの移動速度が減速する。
そして、プランジャーの移動に伴い、圧縮されたエアー
を筒体内周面とプランジャー外周面とのクリアランスか
ら徐々に外部に放出する。即ち、プランジャーは、初動
から終動近くまで高速で吸引され、終端部近傍で減速さ
れて漸次停止に至る動作をするので、電気錠の鍵棒及び
鍵棒を出没運動させる伝動機構等の作動速度が減速す
る。そして、移動したプランジャーは、筒体の閉塞内面
に当接することなく、コイル磁界内でバランスして制止
する。 (請求項2) 外径調整手段でプランジャー外径を調整
することにより、筒体内周面とプランジャー外周面との
クリアランスから放出されるエアー流量が調整されるの
で、プランジャーの移動速度を適宜に設定できる。とく
に、外径調整手段をプランジャー端部近傍に部分的に
設ければ、コイルの励磁によりプランジャーが後方へ移
動したときに、外径調整手段が筒体の縁部に差し掛かか
ると、エアーダンパー室のエアー放出量が外径調整手段
により抑制されるので、プランジャーの終動近くでの減
速をより大きくできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施態様であ
る直動型ソレノイド10を示し、図2は、本発明の他の
実施態様である直動型ソレノイド20を示す。又、図3
乃至4は、直動型ソレノイド10を駆動源として用いた
ドア用電気錠Aを示す。
【0008】直動型ソレノイド10は、ソレノイド本体
11と、このソレノイド本体11内に収容されたプラン
ジャー4とを備えてなる。
【0009】ソレノイド本体11は、ボビン2の外周に
巻回されたコイル1と、ボビン2内に装着された筒体3
等を備え、コイル1が通電した状態で磁界を発生するよ
うに構成されている。
【0010】コイル1は、ボビン2の外周に巻回された
E種絶縁電線であり、耐湿性及び耐腐食性を確保するた
めに、必要に応じて、外周にワニス処理或いは樹脂モー
ルド処理等を施してある。そして、コイル1を巻回され
たボビン2は、縦断面コの字形を呈するフレーム6内に
装着されて、このフレーム6の開口部にフロントフレー
ム7を係着することで固定してある。
【0011】筒体3は、磁性材料からなる円筒形パイプ
であり、フレーム6及びボビン2、フロントフレーム7
の中心線上に貫通状に設けられ、その両端縁部3a,3
aを拡管方向にかしめることにより固定されている。
【0012】プランジャー4は、先端(図1における右
端)面に外部機器と接続するための雌ネジ部4bを形成
した磁性材料からなる棒状部材で、筒体3内面との摺接
抵抗を軽減するために外周面にテフロン被膜処理を施し
てあり、筒体3内に遊貫状に挿入されて、コイル1が励
磁したときに、コイル1の磁界により軸線に沿って後方
側(図1における左方側)に吸引可動する。
【0013】蓋部材5は、金属材料からなる円盤状部材
であり、その周縁を内方向にかしめることにより、筒体
3の後端縁部3aに取付けてある。この蓋部材5は、コ
イル1が励磁したときに、プランジャー後端部4aを吸
着しないように真ちゅう等の非磁性材料を用い、更に、
その内面5aとコイル1の磁界内でバランス制止したプ
ランジャー後端部4aとの間に間隙Hを形成するように
配置して、プランジャー後端部4aが当接することがな
いように構成してある。尚、この間隙Hは、コイル1の
磁界の強さ等に応じて適宜設定される値であり、本実施
の形態では2mmとしている。
【0014】エアーダンパー室8は、蓋部材5の内面を
含む筒体3内面とプランジャー後端部4aにより囲繞さ
れる空間であり、励磁したときのプランジャー4の急速
な後方への移動により、その内部のエアーがプランジャ
ー後端部4aに押されて圧縮されると共に、その圧縮さ
れたエアーを筒体3内周面とプランジャー4外周面との
クリアランスから徐々に外部に放出させるように構成し
たものである。よって、このエアーダンパー室8によ
り、コイル1を励磁したときのプランジャー4の移動速
度が減速されることになり、その移動速度は、プランジ
ャー4の外径を調整することにより設定してある。
【0015】而して、この直動型ソレノイド10は、エ
アーダンパー室8によってコイル1が励磁したときのプ
ランジャー4の移動速度を減速すると共に、上記間隙H
によりプランジャー4が蓋部材5に当接しないようにし
ている。即ち、プランジャー4は、初動から終動近くま
で高速で吸引され、終端部近傍で減速されて漸次停止に
至る動作をする。よって、プランジャー4の当接音が発
生しないのは勿論のこと、接続される外部機器について
も、摺動音及び接触音等を低減することができる。
【0016】尚、上記直動型ソレノイド10において、
プランジャー4は、予め設定された外径に加工されたも
のを用いたが、図2に示す直動型ソレノイド20のよう
に、その先端側(図2における右側)に後加工により外
径調整手段9を設けるようにしてもよい。
【0017】外径調整手段9は、樹脂フィルムからなる
テープ状の部材であり、非励磁状態(図2(a)に示す
状態)において、筒体3の外側に配置するようにプラン
ジャー4の先端側外周に接着されている。尚、この外径
調整手段9は、部分的に肉厚に形成したテフロン被膜処
理であっても構わない。
【0018】この直動型ソレノイド20では、コイル1
が励磁すると、最初は急速にプランジャー4が後方側に
移動し、外径調整手段9が筒体3の縁部3aに差し掛か
ると、エアーダンパー室8のエアー放出量が外径調整手
段9により抑制されるので、プランジャー4の移動速度
が減速する。よって、上述した直動型ソレノイド10と
比較して、プランジャー4の終動近くでの減速をより大
きくできる。また、外径調整手段9は、後加工により容
易に施すことができるため、既成のプランジャー4を利
用することもできる。
【0019】尚、上記態様の直動型ソレノイド20で
は、外径調整手段9をプランジャー4の先端側に部分的
に設けたが、プランジャー4の終動近くでの減速を特に
大きくする必要がなければ、外径調整手段9をプランジ
ャー4の全周に設けるようにしても構わない。
【0020】次に、上述した構成の直動型ソレノイド1
0を施錠機構の駆動源として用いたドア用電気錠Aにつ
いて説明する。
【0021】ドア用電気錠Aは、基台13上に、上述し
た構成の直動型ソレノイド10と、基台13の側辺側か
ら出没運動する鍵棒14と、この鍵棒14に直動型ソレ
ノイド10の直線運動を伝達する作動部材15等を備え
てなる。
【0022】直動型ソレノイド10は、長方形板状の基
台13上に、この基台13の長手方向にプランジャー4
の軸方向を平行させて、ネジ止め等の手段により固定さ
れており、基台13外部に設けたコネクター28により
電源を供給されて作動する。
【0023】鍵棒14は、段部14aを境に後端側が縮
径され先端部が平面視ナイフ形状をした略棒状部材であ
り、基台13上に固定された案内部材17内に、プラン
ジャー4の運動方向と直角方向に摺動するように遊貫状
に収容されている。
【0024】作動部材15は、平面視L型を呈すると共
に先端側を上下二股状に形成した部材であり、プランジ
ャー4先端の雌ネジ部4bにワッシャー24を介して螺
合した棒状の連結部材16に後端側を軸支し、二股状の
各先端部には回動自在にローラ15bを取付けてなり、
中央曲折部15aにて基台13上に軸支してある。そし
て、この作動部材15は、プランジャー4が直線運動す
ると、そのプランジャー4の運動を直角方向に変換し
て、ローラ15b,15bにより鍵棒14後端側の受け
部材18を押す。尚、前記ワッシャー24は、直動型ソ
レノイド10の励磁によりプランジャー4が後方側に移
動したときに、当接音を緩和するOリング25を介して
ソレノイド本体11に係止するように構成してある。
【0025】また、作動部材15の後端部には、プラン
ジャー4が先方側に移動したときに、案内部材17の側
部に係止すると共に、基台13上にネジ止めされたリミ
ットスイッチ26を押すように先端部を二股状に形成し
た係止金具27が設けられている。リミットスイッチ2
6は、コネクター28に電気的に接続されており、作動
部材15の動作状態を外部に接点出力している。
【0026】また、受け部材18は、中空円盤状を呈す
る部材であり、鍵棒14後端側の縮径部分に遊嵌状に環
装されている。そして、この受け部材18と前記案内部
材17との間に、大径コイルバネ19が設けられ、ま
た、この大径コイルバネ19内側における受け部材18
と鍵棒14の段部14aとの間には、小径コイルバネ2
1が設けられており、受け部材18は、大径コイルバネ
19により後方に付勢されると共に、鍵棒14を前方に
付勢した状態で、鍵棒14後端面にネジ止め固定したワ
ッシャー22により、当接音を緩和するOリング23を
介して受けられている。
【0027】よって、上記構成のドア用電気錠Aは、直
動型ソレノイド10が励磁すると、プランジャー4がソ
レノイド本体11の後端側に吸引可動し、その運動を作
動部材15が受け部材18に伝動して、受け部材18が
小径コイルバネ21を介して鍵棒14を押すことによ
り、鍵棒14先端を、案内部材17から突出してドアの
鍵穴と係合する。尚、ドアが開かれた状態で鍵棒14が
突出されてその後にドアが閉められた場合には、閉めら
れたドアの縁等が鍵棒14先端のナイフ状の傾斜面に当
たって、鍵棒14が押されるが、このとき、鍵棒14が
後退することにより小径コイルバネ21が圧縮される。
そして、ドアが完全に閉められた状態で、鍵棒14を小
径コイルバネ21の付勢によりドアの鍵穴内に突出し
て、ドアをロックする。上記した直動型ソレノイド10
の動作時においては、プランジャー4の移動速度がエア
ーダンパー室8によって減速されるため、作動部材15
や鍵棒14等の摺動音及び接触音が低減される。また、
直動型ソレノイド10が非励磁になると、大径コイルバ
ネ19の付勢力により受け部材18が後方に動いて鍵棒
14先端を案内部材17内に没入させると共に、受け部
材18の動きが作動部材15により伝動されてプランジ
ャー4が先端部を突出させた位置になる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1) プランジャーの当接音が発生しないのは
勿論のこと、エアーダンパー室により、励磁したときの
プランジャーの移動速度が減速するため、接続される
錠機構の作動部材についても、作動速度を減速して摺動
音及び接触音等を低減することができる。したがって、
プランジャー、及び、作動部材、鍵棒等の作動音が低減
され、周囲音の低い夜間等であっても静音性に秀でたド
ア用電気錠を提供することができる。しかも、エアーダ
ンパー室が筒体の後端開口部に蓋部材を取付けた簡単な
構造であるため、製造容易で安価な直動型ソレノイドを
提供することができる。 (請求項2) 更に、プランジャーの外周面に、その外
径を調整可能な外径調整手段を設けることで、接続され
る外部機器が低騒音且つ効率良く作動するように、プラ
ンジャーの移動速度を適宜に設定できる。また、外径調
整手段をプランジャー後端部近傍に部分的に設けること
で、コイルの励磁によりプランジャーが後方へ移動した
ときに、プランジャーの終動近くでの減速がより大きな
り、接続される外部機器をより低騒音且つ効率良く作動
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直動型ソレノイドの一実施態様を
示す横断面図であり、(a)は非励磁の状態を示し、
(b)は励磁の状態を示す。
【図2】本発明に係る直動型ソレノイドの他の実施態様
を示す横断面図であり、(a)は非励磁の状態を示し、
(b)は励磁の状態を示す。
【図3】本発明に係るドア用電気錠の一実施態様を示す
内部構造図。
【図4】図3における(2)−(2)線断面図。
【図5】(a)は従来の直動型ソレノイドの一例を示
し、(b)は従来の直動型ソレノイドの他例を示す。
【符号の説明】
1:コイル 3:筒体 4:プランジャー 5:蓋部材 8:エアーダンパー室 9:外径調整手段 11:ソレノイド本体 15:作動部材 10,20:直動型ソレノイド A:ドア用電気錠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを配設したソレノイド本体の筒体
    内に、励磁したとき該本体の後端側に吸引可動するプラ
    ンジャーを備えた直動型ソレノイドの前記プランジャー
    を施錠機構の作動部材に連結することによって、該直動
    型ソレノイドを、鍵棒を出没可能に構成した施錠機構の
    駆動源に用いたドア用電気錠において、 前記ソレノイドの筒体の後端開口部を非磁性金属材料か
    らなる蓋部材により閉塞することによって、その閉塞内
    面を含む筒体内面とプランジャー後端部により囲繞され
    るエアーダンパー室を形成し、前記コイルが励磁したと
    きに、前記エアーダンパー室内のエアーがプランジャー
    後端部に押され圧縮されるとともに圧縮されたエアーが
    筒体内周面とプランジャー外周面とのクリアランスから
    徐々に外部へ放出され、かつ前記プランジャー後端部が
    前記蓋部材に当接しないように構成したことを特徴とす
    ドア用電気錠
  2. 【請求項2】 前記プランジャーの先端側外周面に、そ
    の外径を調整可能な外径調整手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のドア用電気錠
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