JP3489577B2 - 用紙後処理装置およびその制御方式 - Google Patents

用紙後処理装置およびその制御方式

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JP3489577B2
JP3489577B2 JP2001367425A JP2001367425A JP3489577B2 JP 3489577 B2 JP3489577 B2 JP 3489577B2 JP 2001367425 A JP2001367425 A JP 2001367425A JP 2001367425 A JP2001367425 A JP 2001367425A JP 3489577 B2 JP3489577 B2 JP 3489577B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンター,
ファックス等における画像形成後の用紙に綴じ又はパン
チング等の後処理を施す用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,プリンター,ファックス等にお
いては、セットとなる複数枚の用紙を自動的にホッチキ
スあるいはパンチングを施して機外に排出する用紙後処
理機能を備えたものが知られている。図11は従来の用
紙後処理装置付き複写機の概略構造を示す概念図であっ
て、70は複写機本体、71は自動原稿給送装置、72
は用紙後処理装置、73は用紙カセット、74は排出用
紙、また、61は用紙後処理装置72の積載トレイであ
る。
【0003】同図において、複写機本体70は用紙カセ
ット73から給紙された用紙に自動原稿給送装置71か
ら給送された原稿の画像を複写し、これを用紙後処理装
置72に渡して自動的にホッチキスあるいはパンチング
を施し、積載トレイ61にセット排出する。上記用紙後
処理は、後処理モードの選択で複写機本体70からの用
紙に当該後処理を施すか否かを選択可能とされている。
【0004】上記従来の用紙後処理装置72では、後処
理モードが選択された場合にはAの搬送ルートで後処理
を施した後積載トレイ61に排出し、後処理をしないモ
ードが選択された場合には、複写機本体70から積載ト
レイ61に直接排出する構成となっている。なお、この
種の従来技術を開示したものとしては、特開平2−14
44370号公報、特公平4−19151号公報、ある
いは特開平3−106754号公報、等を挙げることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、後処理しないモードでは複写機本体からの用紙を
積載トレイに一枚づつ直接排出されるため、当該用紙が
積載トレイ上でバラけて所謂紙揃えが悪くなるという問
題があった。また、特開平3−106754号公報に開
示の後処理装置は、編集トレイが下方に向いて設置され
ているため、先端に用紙を規制するためのストッパーが
必要となるためマシンサイズとしてが大きくなるという
問題があった。
【0006】本発明の第1の目的は、後処理を施さない
場合も複数用紙を整合した状態、すなわち紙揃えを行っ
た状態で積載トレイに排出できる用紙後処理装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の用紙後処理装置は、画像形成部から排出さ
れた用紙を整合する用紙整合板と、前記用紙整合板によ
り整合された用紙に後処理を行う用紙後処理機と、前記
用紙整合板及び前記用紙後処理機が設置された編集トレ
イと、前記編集トレイから排出された用紙を積載するた
めの積載トレイと、を備えた用紙後処理装置において、
前記用紙後処理機により後処理しない場合に前記画像形
成部から排出される用紙を、前記編集トレイ上で、前記
用紙整合板により前記用紙を整合した後前記積載トレイ
に排出する場合と、前記用紙整合板により前記用紙を整
合せずに前記積載トレイに排出する場合とがあることを
特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
の用紙後処理装置は、画像形成部から排出された用紙を
整合する用紙整合板と、前記用紙整合板により整合され
た用紙に後処理を行う用紙後処理機と、前記用紙整合板
及び前記用紙後処理機が設置された編集トレイと、前記
編集トレイから排出された用紙を積載するための積載ト
レイと、を備えた用紙後処理装置において、前記用紙後
処理機により後処理しない場合に前記画像形成部から排
出される用紙を、前記編集トレイ上に用紙が1枚の場合
は前記用紙整合板により前記用紙を整合せずに前記積載
トレイに排出し、前記編集トレイ上に用紙が2枚以上の
場合は前記用紙整合板により前記用紙を整合した後前記
積載トレイに排出する整合板制御手段を備えることが可
能である。
【0009】また、上記各発明において、2枚以上の用
紙を整合してセット排出する時の排出速度を前記セット
排出中に変更するセット排出速度変更手段を備えること
も可能である。上記各発明において、セット排出される
用紙は1枚設定時にも同様に処理される。
【0010】また、上記セット排出速度は、1セットの
用紙枚数の多少に応じて最適モードに設定することも可
能である。
【0011】
【作用】上記構成を備えた本発明の用紙後処理装置で
は、用紙整合板は、画像形成部から排出された用紙を整
合し、用紙後処理機は、前記用紙整合板により整合され
た用紙に後処理を行う。そして本発明の用紙後処理装置
は、前記用紙後処理機により後処理しない場合に前記画
像形成部から排出される用紙を、前記編集トレイ上で、
前記用紙整合板により整合して前記積載トレイに排出す
る場合と、整合せずに排出する場合とがある。前記編集
トレイから排出された用紙は、積載トレイに積載され
る。したがって、本発明の用紙後処理装置では、後処理
を施さない場合も複数用紙を整合した状態、すなわち紙
揃えを行った状態で積載トレイに排出することができ
る。
【0012】また、本発明の用紙後処理装置では、整合
板制御手段は、前記編集トレイ上に用紙が1枚の場合は
前記用紙整合板により前記用紙を整合せずに前記積載ト
レイに排出し、前記編集トレイ上に用紙が2枚以上の場
合は前記用紙整合板により前記用紙を整合した後前記積
載トレイに排出することも可能である。したがって、本
発明の用紙後処理装置は、用紙の後処理が必要のない用
紙が1枚の場合は整合せずに積載トレイに排出し、用紙
が2枚以上の場合は、後処理の有無に関わらず整合して
排出することができる。これにより、後処理を施さない
場合も複数用紙を整合した状態、即ち紙揃えを行った状
態で積載トレイに排出できると共に、1枚のみの複写で
あっても用紙の姿勢を整合して排出できる。
【0013】
【0014】更に、前記本発明の構成において、前記セ
ット排出速度変更手段は、2速度モード、あるいは、そ
れ以上の複数速度の組み合わせモードとし、もしくは編
集トレイ上の用紙1セットの構成枚数に応じて最適モー
ドに設定される。上記セット排出される用紙は1枚設定
時にも同様に処理される。
【0015】また、上記セット排出速度変更手段のセッ
ト排出速度を当該セット排出中に複数値の組み合わせと
して、後処理を行わない場合はもとより、後処理を行う
場合においても有効で、1セットの用紙枚数が多い時
に、そのバラケ防止に特に効果がある。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による用紙後処理装置
の1実施例の構成を説明する要部構成図であって、11
は用紙搬送路、12は用紙排出ローラ、13は編集トレ
イ、14は用紙寄せパドル、15は用紙整合板、16は
用紙整合位置決めモータ、17はイグジットセンサー、
21は用紙後処理機としての綴じ機、30は用紙押え装
置、32はピンチロール、33は板バネ、34はシャフ
ト、38はスプリング、51はセット排出ローラ、61
は積載トレイ、72は用紙後処理装置である。
【0017】なお、同図では画像形成部を省略してあ
り、矢印C方向から画像形成された用紙が排出されて来
る。矢印Cに示したように画像形成部から送られて来た
用紙は、用紙搬送路11を経由し、用紙排出ローラ12
により編集トレイ13に排出され、用紙寄せパドル14
によって先端が揃えられ、用紙整合位置決めモータ16
で駆動される用紙整合板により15でサイドの紙揃えが
行なわれて整合がなされる。
【0018】編集トレイ13の上部には用紙押え装置3
0が設けられており、常時は上昇位置にあって、所定の
セット枚数が編集トレイ13に載置された後に下降する
ように構成されている。用紙押え装置30は、シャフト
34で枢支された板バネ33の取付けられたピンチロー
ル32を有し、このピンチロール32が下降指令に応じ
てスプリング38に抗して編集トレイ13に圧接し、セ
ット排出ローラと共に用紙を積載トレイ61に排出する
ように構成されている。
【0019】また、編集トレイ13の後端部には用紙後
処理機としての綴じ機21が設置されており、綴じモー
ドにおいて、整合された所定の枚数の用紙に綴じ処理を
施す。なお、イグジットセンサー17は画像形成部から
の用紙の排出を検知し、この検知出力に基づいて用紙押
え装置30や上記の整合動作、綴じ機21の動作および
積載トレイ61へのセット排出動作等が制御される。
【0020】図2はセット排出装置(用紙押え装置およ
びセット排出ローラ)の構成を説明するセット排出前の
要部構成図、図3はセット排出装置の構成を説明する要
部側面図、図4はセット排出装置の構成を説明するセッ
ト排出時の要部構成図であって、31はベアリング、3
3はピンチローらニップ板バネ、34はシャフト、35
は押えガイド、35aはストッパ39が摺接する凹部、
36はピンチニップモータ、37はカムローラ、39は
ストッパ、40はスプリング支持ピン、42はフレー
ム、43はエンコーダ、44はアップセンサ、45はダ
ウンセンサ、51はセット排出ローラ、52は従動プー
リ、53は駆動プーリ、54はベルト、55は排出モー
タ、62はセットされた用紙である。
【0021】図2のセット排出前の状態では、用紙押え
装置30は編集トレイ13との押圧が解除されて上昇位
置にある。画像形成部から排出された用紙は、前記図1
で説明したように編集トレイ13に進入し、用紙寄せパ
ドル14と用紙整合板15とによって整合されて図中6
2で示したように編集トレイ13上に保持される。
【0022】綴じモードの場合には図1に示した綴じ機
21が作動し、セットされた用紙62を綴じる。その
後、セット排出指令に応じて図3に示したピンチニップ
モーター36が回転し、ストッパ39がカムローラ37
が凹部35aに摺接して図4に示した位置に下降する。
このとき、エンコーダ43のスリットから回転信号が出
力されると共に、ダウンセンサ45がオンになって停止
する。
【0023】この時カムローラ37が押えガイド35を
押え、同軸上にあるピンチローラニップ板バネ33によ
りピンチロール32にセットした用紙がずれないような
ピンチ圧力を与えてニップさせる。セットされた用紙6
2の先端は用紙トレイ61に接した状態にある。次に、
イジェクトモータ55が駆動されて、駆動プーリ53,
ベルト54,従動プーリ52を通してセット排出ローラ
51が回転することにより、セット用紙が排出され、積
載トレイ61に積載される。
【0024】その後、次の処理のため再びピンチニップ
モータ36が回転し、ピンチローラ32は上昇を開始し
て、エンコーダー43のスリットによる所定の回転完了
時にアップセンサ44がオンになって停止する。こうし
て、ピンチローラ32はスプリング38によりピンチロ
ーラニップ板バネ33を介して持ち上げられ、次の処理
を待つ。
【0025】このように、後処理無しのモードでも用紙
を紙揃えした後に排出することによりきれいに揃ったセ
ットを積載トレイ61上に得ることができる。また、排
出スピードは早いと用紙がバラける原因となる。遅いと
タイミングが間に合わない状態になるので排出動作時の
用紙排出スピードをコントロールすることにより排出時
のバラケをなくし、かつタイミングを合わせる。
【0026】図5は上記実施例の動作を実行するための
制御システムブロック図であって、70は画像形成部、
72は後処理装置としての綴じ機、80は第1コントロ
ーラ、81は第2コントローラ、82は後処理制御手
段、83はパドル制御手段、84は整合板制御手段、8
5はセット排出制御手段、85aはセット排出速度設定
手段、86は用紙押え制御手段である。
【0027】同図において、第1コントローラ80は設
定された画像形成パラメータに基づいて画像形成部70
を制御する。第2コントローラ81は前記第1コントロ
ーラ80に設定されたパラメータに応じて用紙後処理装
置72を制御する。前記後処理装置72は、後処理制御
手段82と、パドル制御手段83と、整合板制御手段8
4と、セット排出制御手段85と、用紙押え制御手段8
6とを備えている。
【0028】前記第1コントローラ80から後処理の有
モードが指令された時は、前記図2〜図4で説明した動
作に加えて、綴じ機21を動作させてセットされた用紙
に綴じを施す。また、前記第1コントローラ80から後
処理の無モードの指令がなされた時にも前記パドル制御
手段83および前記整合板制御手段84を後処理ありモ
ードと同様に作動させた後、前記セット排出制御手段8
5を動作させる。
【0029】そして、セット排出速度設定手段85a
は、複数速度の組合せでセット排出制御手段85を駆動
するように制御し、また、前記第1コントローラに設定
された1セットの構成枚数に応じて排出速度を最適モー
ドに設定することも可能である。図6は上記本発明の実
施例の概略動作を説明するフローチャートである。
【0030】同図において、まず、画像形成部から排出
された用紙は編集トレイ上にに排出される(S−1)。
第1コントローラ80に設定された用紙枚数が1枚であ
るか2枚以上であるか否かを判断し(S−2)、1枚で
ある場合はそのまま積載トレイ上に排出して、ジョブ終
了か否かを判断し(S−8)、終了ならそのまま終わ
り。終了でないならS−1に戻る。
【0031】S−2において、用紙が2枚以上であると
判断された場合は、前記した用紙揃えを実行し(S−
3)、後処理有モードである場合には綴じ機を動作させ
て綴じ処理を施し(S−5)た後にセット排出し、後処
理無モードの場合にはそのままセット排出する。用紙が
セット排出されて積載トレイ上に排出された後、ジョブ
終了か否かを判断し(S−8)、終了ならそのまま終わ
り。終了でないならS−1に戻る。
【0032】図7は本発明の1実施例の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。同図において、用紙
がイグジェットセンサー(図1参照)通過を検知して、
編集トレイに排出されると、パドルによる先端揃え、お
よび整合板によるタイピングがなされる。このとき、ピ
ンチローラは上昇位置にある。設定された用紙がN枚通
過して所定のT0 時間経過後、ピンチニップモータが回
転してピンチローラが下降してセットされた用紙を押さ
え、後処理である綴じが施される。
【0033】綴じ処理後、イジェクトモータ(セット排
出モータ)を回転させてセット用紙を積載トレイ上に排
出する。後処理無モードでは、設定された用紙がN枚通
過して所定のT0 時間経過後、ピンチニップモータが回
転してピンチローラが下降してセットされた用紙を押さ
え、上記後処理に要する時間(T1 +T2)でイジェク
トモータ(セット排出モータ)の速度を可変としてセッ
ト排出する。
【0034】ここでは、イジェクトモータ(セット排出
モータ)の回転を高速→低速に変化させて排出させる。
このセット排出モータはDCモータやステッピングモー
タなどで構成される。図8はセット排出モータとしてD
Cモータを用いた場合のセット排出速度変更手段による
駆動電圧例の説明図であって、図7で説明した後処理無
モード時におけるセット排出モータの駆動電圧波形を示
す。
【0035】前記図7の後処理有モードの後処理時間T
aとセット排出時間Tbの加算であるTa+Tb期間に
おいて、図8に示すように後処理時間Taの期間は駆動
電圧を0VからV1に徐々に上昇させ、セット排出時間
Tbの期間は一定電圧V1としてセット排出する。な
お、図8、図9において後処理時間Taの開始時刻を0
とし、後処理時間Taの経過後の時間をT1とし、前記
後処理時間Ta及びセット排出時間Tbの経過後の時間
をT2とした場合、T2=T1+Tb=Ta+Tbで表せ
る。図9はセット排出モータとしてのステッピングモー
タを用いた場合のセット排出速度変換手段による駆動例
の説明図であって、図8と同様に図7で説明して後処理
無モードにおけるセット排出モータに供給する駆動パネ
ルレートを示す。
【0036】前記図7の後処理有モードの後処理時間T
aとセット排出時間Tbの加算であるTa+Tb期間に
おいて、図9に示すように経過時間0〜T1で駆動パル
スを0からX0に徐々に増加させ、経過時間T1〜T2
は一定の駆動パルスレートX0としてセット排出する。
図10はセット排出モータとしてステッピングモータを
用いた2速度排出モードの場合のセット排出速度変更手
段による駆動例の説明図であって、図8,図9と同様に
図7で説明した後処理無モード時におけるセット排出モ
ータに供給する駆動パルスレートを示す。
【0037】前記図7のTa+Tb期間において、図1
0に示すように後処理有モードの後処理時間Taが経過
した時間T1までは0からX1に徐々に増加させ、経過時
間T1からT3までは一定の駆動パルスレートX1 とし、
経過時間T3からT2まではX2に徐々に減少させ、経過
時間T2からT4(=Ta+Tb)まで一定のX2で駆動
することで排出させる。以上各モータの駆動制御モード
により、セットされて用紙はバラケルことなく積載トレ
イ上に排出される。
【0038】このように、用紙の1枚モードでも一旦偏
集トレイに排出された後に積載トレイに排出され、2枚
以上の後処理モードでは、偏集トレイに排出された用紙
は紙揃えを行ったあとに綴じ等の後処理を行ってセット
で排出し、積載トレイに積載する。また、非後処理モー
ドでも、一旦編集トレイに排出し、紙揃えしたあとセッ
トで排出し、積載トレイに積載する。
【0039】これにより、後処理の有無にかかわらず、
積載トレイ上には正しい姿勢、かつ揃えられたセットの
用紙が排出されることになり、オペレータによるその後
の取扱いが容易になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
後処理を施さない場合も複数用紙を整合した状態、即ち
紙揃えを行った状態で積載トレイに排出できる用紙後処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による用紙後処理装置の1実施例の構
成を説明する要部構成図である。
【図2】 本発明による用紙後処理装置の1実施例のセ
ット排出装置の構成を説明するセット排出前の要部構成
図である。
【図3】 本発明による用紙後処理装置の1実施例のセ
ット排出装置の構成を説明する要部側面図である。
【図4】 本発明による用紙後処理装置の1実施例のセ
ット排出装置の構成を説明するセット排出時の要部構成
図である。
【図5】 本発明による用紙後処理装置の1実施例の動
作を実行するための制御システムブロック図である。
【図6】 本発明による用紙後処理装置の1実施例の概
略動作を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明による用紙後処理装置の1実施例の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】 セット排出モータとしてDCモータを用いた
場合のセット排出速度変更手段による駆動電圧例の説明
図である。
【図9】 セット排出モータとしてステッピングモータ
を用いた場合のセット排出速度変更手段による駆動例の
説明図である。
【図10】 セット排出モータとしてステッピングモー
タを用いた2速度排出モードの場合のセット排出速度変
更手段による駆動例の説明図である。
【図11】 従来の用紙後処理装置付き複写機の概略構
造を示す概念図である。
【符号の説明】
11・・・・用紙搬送路、12・・・・用紙排出ロー
ラ、13・・・・編集トレイ、14・・・・用紙寄せパ
ドル、15・・・・用紙整合板、16・・・・用紙整合
位置決めモータ、17・・・・イグジットセンサー、2
1・・・・用紙後処理機としての綴じ機、30・・・・
用紙押え装置、32・・・・ピンチロール、33・・・
・板バネ、34・・・・シャフト、38・・・・スプリ
ング、51・・・・セット排出ローラ、61・・・・積
載トレイ、72・・・・用紙後処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/00 534 G03G 15/00 534 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 9/16 B65H 9/10 B65H 29/22 B65H 37/00 G03G 15/00 530 G03G 15/00 534

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部から排出された用紙を整合す
    る用紙整合板と、 前記用紙整合板により整合された用紙に後処理を行う用
    紙後処理機と、 前記用紙整合板及び前記用紙後処理機が設置された編集
    トレイと、 前記編集トレイから排出された用紙を積載するための積
    載トレイと、を備えた用紙後処理装置において、 前記用紙後処理機により後処理しない場合に前記画像形
    成部から排出される用紙を、前記編集トレイ上で、 前記用紙整合板により前記用紙を整合した後前記積載ト
    レイに排出する場合と、 前記用紙整合板により前記用紙を整合せずに前記積載ト
    レイに排出する場合とがあることを特徴とする用紙後処
    理装置。
  2. 【請求項2】 画像形成部から排出された用紙を整合す
    る用紙整合板と、 前記用紙整合板により整合された用紙に後処理を行う用
    紙後処理機と、 前記用紙整合板及び前記用紙後処理機が設置された編集
    トレイと、 前記編集トレイから排出された用紙を積載するための積
    載トレイと、を備えた用紙後処理装置において、 前記用紙後処理機により後処理しない場合に前記画像形
    成部から排出される用紙を、 前記編集トレイ上に用紙が1枚の場合は前記用紙整合板
    により前記用紙を整合せずに前記積載トレイに排出し、 前記編集トレイ上に用紙が2枚以上の場合は前記用紙整
    合板により前記用紙を整合した後前記積載トレイに排出
    する整合板制御手段を備えることを特徴とする用紙後処
    理装置。
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