JP3489546B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
した画像形成装置に関し、特にその現像器内におけるト
ナーの残量を検出し得る画像形成装置に関する。
体上に形成された静電潜像にトナーを選択的に吸着させ
てトナー顕像として現像し、それを用紙上に転写した後
に加熱・加圧して用紙上に定着させる。感光体へのトナ
ーの選択的な吸着は現像器により行なわれるが、現像器
内にトナーがどの程度残っているかという情報は保守管
理のための重要な情報である。
ーには磁性トナーと非磁性トナーとがあり、磁性トナー
を用いる場合には磁気検知によりトナー残量の検出が可
能である。しかし、非磁性トナーを対象とする場合に
は、従来は光電センサによりトナーの有無のみを検出し
ていた。
磁性トナーを使用する電子写真方式の画像形成装置にお
いては、現像器内のトナーの有無のみしか検出すること
が出来なかったため、ユーザはトナーの交換時期が近づ
いたことを予測して予備のトナーを用意することが出来
なかった。従って、トナー残量には拘らずに常時予備の
トナーを用意しておくか、トナーが無くなってから新た
なトナーを注文するかの対応しか出来なかったという問
題があった。
になされたものであって、非磁性トナー、磁性トナーの
いずれであっても、現像器内のトナー残量を容易に検出
し得る電子写真方式の画像形成装置の提供を目的とす
る。
は、容器内のトナーを攪拌する攪拌具と、攪拌具の先端
部の通過経路で容器内の透過光量を検出するセンサと、
センサの検出結果を2値化し、攪拌具が容器内を一回転
する間にセンサにより複数回検出された結果に基づい
て、透過光量が所定値より大(又は小)である回数が所
定数より多い検出結果の連続数を計数する手段と、該連
続数が所定数より多い場合は報知する手段とを備えた画
像形成装置において、報知した際のトナー残量で画像形
成が可能な記録紙の限度枚数を所定サイズを基準として
算出する手段と、報知後に画像形成に使用した記録紙の
枚数を所定サイズを基準とした枚数に換算して限度枚数
から減算する手段と、限度枚数の記録紙への画像形成が
終了した時点で画像形成を停止する手段とをさらに備え
たことを特徴とする。
先端部の通過経路に配されたフォトインタラプタのよう
なセンサが検出する容器内の透過光量を2値化し、例え
ば攪拌具が1回転する間のような所定の期間に複数回検
出した透過光量の検出結果が所定値より大(又は小)で
ある回数、即ちトナー残量が少量であるため、攪拌具が
センサを通過した際にセンサ近傍から取り除かれたトナ
ーが、攪拌具の通過後にセンサ近傍になかなか戻ってこ
なかったり、又攪拌されて容器内に均等に拡散した結
果、わずかしか戻らなかったりして、攪拌具が通過した
際に低減した容器内の透過光量が、その後トナー残量が
十分であることを示すほどに再び低減しなかった回数を
計数し、更にこの回数が所定数より多いトナー減を示す
期間の連続数を計数し、この連続数が所定数を超えた場
合、即ちトナー残量が少量であると確定した場合は、赤
ランプの点灯、点滅、トナー残量少量のメッセージ等に
よって報知する。
ナー残量に応じて変化する容器内の透過光量を検出する
センサからのアナログ値をトナー残量判定のための所定
のアナログ値と比較するコンパレータを専用に設けなく
ても、CPU が有するアナログ/デジタル変換機能を利用
してセンサからのアナログ値を2値化した後で、残量判
定のために予め設定された所定のデジタル値と比較して
トナー残量の判定を行うことができる。
能な記録紙の限度枚数を、例えば頻繁に使用されるA4サ
イズのような所定サイズを基準として算出しておき、報
知後に画像形成する都度、使用した記録紙の枚数を、こ
のサイズを基準とした枚数に換算し、限度枚数の記録紙
への画像形成が終了した時点で画像形成を停止する。こ
れにより、トナー残量が少なくなってからの画像形成が
可能な限度を正確に判断することができる。
えて、画像形成に使用した記録紙の枚数をサイズ別に計
数する手段と、計数されたサイズ別の記録紙の枚数を前
記所定サイズを基準とした枚数に換算するための換算値
を記録紙のサイズ別に記憶する手段とをさらに備え、画
像形成に使用した記録紙の枚数を該換算値に基づいて換
算することを特徴とする。
紙の枚数をA4サイズのような所定サイズを基準として換
算するための換算値を記録紙のサイズ別に例えばテーブ
ルに記憶しておき、報知後の画像形成に使用した記録紙
の枚数をサイズ別に計数し、テーブルの換算値を用いて
所定サイズを基準とした枚数に換算する。
らの画像形成に使用した記録紙の枚数を、A4サイズのよ
うな所定サイズを基準とした枚数に容易に換算すること
ができる。
えて、画像形成に使用した記録紙の枚数をサイズ別に計
数するサイズ別カウンタを備え、該サイズ別カウンタの
計数値に基づいて前記所定サイズを基準とした枚数に換
算することを特徴とする。
た記録紙のサイズごとの枚数を計数するサイズ別カウン
タを備えることで、例えばテーブルの換算値を用いて所
定サイズを基準とした枚数に容易に換算することがで
き、使用枚数限度に到達しているか否かを容易に判断す
ることが可能となる。
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る電子
写真方式の画像形成装置の構成例を示すブロック図及び
それをファクシミリ装置の記録部として利用した場合の
ファクシミリ装置の機能ブロック図である。
装置の制御部として機能するCPU を示しており、このフ
ァクシミリ装置全体の動作を制御するためのプログラム
等を予め記憶したROM 2と、CPU 1による制御に必要な
データ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記
憶するための記憶手段として機能するRAM 3とが接続さ
れている。
換するA/D(アナログ/デジタル)変換部11を備える。な
お、本例では、トナー残量が少量であることを報知した
後で画像形成が可能な記録紙の枚数を例えばA4サイズを
基準として算出する場合、画像形成に使用した、B4、A
3、A5サイズ等のA4サイズ以外の記録紙の枚数を、A4サ
イズを基準とした枚数に換算するための換算値を記録紙
のサイズ別に記憶する換算値テーブルがRAM 3に設けら
れている(図3参照)。
nit)4、モデム5が接続されている。NCU 4は、CPU 1
により制御されて、回線Lとこのファクシミリ装置との
接続を制御すると共に、通信相手の電話番号に応じたダ
イヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を
有している。なお、回線Lは図示されていない一般公衆
電話回線に接続されている。モデム5は、送受信データ
の変復調、具体的には本来はデジタル信号である送信デ
ータをアナログの音声信号に変調してNCU 4を介して回
線Lへ送出し、また逆に回線LからNCU 4を介して受信
したアナログの音声信号をデジタル信号に復調する。
7、コーデック(CODEC) 8、記録部9、操作部10、表示
部11等が接続されている。
のスキャナにより原稿画像の読み取りを行なう。画像メ
モリ7は、読取部6が読み取った画データを記憶し、ま
た外部から回線L及びモデム5を介して受信した画デー
タを記憶する。コーデック8は、送信すべき画データを
符号化し、また受信した画データを復号化する。記録部
9は、本発明の画像形成装置であって詳細は後述する
が、受信画データまたは読取部6が読み取った画データ
を記録紙(用紙)上に印字することにより記録してハー
ドコピー出力を行なう手段として機能する。操作部10は
電話番号等の数字を入力するためのテンキー、ワンタッ
チキー、短縮キー、種々の動作を指示するための操作キ
ー等で構成されている。表示部11は、操作部10の操作に
より入力された電話番号、記録部9の現像器91内のトナ
ー残量等の種々の情報をソフトコピー出力して表示する
CRTディスプレイまたはLCD(液晶表示装置) 等で構成さ
れている。
9について説明する。記録部9はCPU 1とは具体的には
インタフェイス(I/O)901及びコーデック902 で接続され
ており、I/O 901 は主として記録部9の機械的な動作に
関する制御信号を、コーデック902 は画像形成のための
画データの送受をそれぞれ分担している。
画像形成装置と同様に、主要構成要素としての現像器9
1、感光体ドラム92、帯電ブラシ93、転写ローラ94等で
構成されている。なお、本実施の形態では感光体ドラム
92上に静電潜像を形成するための手段として LEDアレイ
95を備えているが、例えば、感光体ドラム92上にレーザ
ービームを投射して静電潜像を形成する方式、 LEDシャ
ッタにより光線を投射する方式であってもよい。なお、
感光体ドラム92と転写ローラ94とは圧着した状態で対向
配置されている。
セットを、97はこの用紙カセット96に収納されている用
紙の最上層の一枚を取り出すピックアップローラを、98
はモータMの回転駆動力をピックアップローラ97に接断
するソレノイドを、99はピックアップローラ97により用
紙カセット96からピックアップされた一枚の用紙が現像
器91の直前の所定位置まで到達したことを検出する用紙
センサを、100 は定着ローラをそれぞれ示している。
鎖線は用紙カセット96から定着ローラ100 にまで至る用
紙の搬送経路を示している。
プローラ97とを接断するための制御信号S1がCPU 1から
I/O 901 を介して与えられる。用紙センサ99からCPU 1
へは、そのオン/オフ、換言すれば用紙の到達を検出し
たか否かを示す検出信号S2がI/O 901 を介して与えられ
る。
ナーを撹拌するための複数のパドル911 と、詳細は後述
するトナーセンサ910 と、トナーを感光体ドラム92に選
択的に吸着させるために搬送するローラ等で構成されて
いる。また、トナーセンサ910 はアナログの電圧信号で
ある検出信号S3をCPU 1のA/D 変換部1aへ出力する。
れる部位近辺の現像器91を破断して示す模式図である。
トナーセンサ910 には二つの凸部921, 922が形成されて
おり、一方の凸部921 には光電センサとしてのフォトイ
ンタラプタの発光部931 が、他方の凸部922 にはフォト
インタラプタの受光部932 がそれぞれ内蔵されている。
センサ910 の二つの凸部921, 922が現像器91の外側から
丁度収まるような内側への2ヶ所の凹部941, 942が近接
して形成されている。なお、これらの凹部941, 942は少
なくとも両者の対向部分が透明部材で形成されている。
また、両凹部941, 942の対向間隙940 には複数のパドル
911 の回転に伴ってそれらの内の一つが通過するように
なっている。
部941, 942の対向間隙940 に存在していたトナーが両凹
部941, 942の対向間隙940 から掻き出されることにな
る。しかし、トナーが少なくとも両凹部941, 942の現像
器91内部への頂部以上に堆積している場合には、両凹部
941, 942の対向間隙940 は直ちにトナーにより埋められ
ることになるが、その間に要する時間は現像器91内部の
トナー残量に影響される。
ら発せられた光は透明部材で形成されている両凹部941,
942の対向間隙940 を介してフォトインタラプタの受光
部932 に受光され、その際の両凹部941, 942の対向間隙
940 におけるトナーの存否を検出することになる。この
受光部932 の受光量に比例した電圧の信号がトナーセン
サ910 の検出信号S3であり、前述のように、CPU 1のA/
D 変換部1aへ与えられている。なお、本例では、フォト
インタラプタの受光部932 は、受光量が多い場合に低い
電圧を、受光量が少ない場合に高い電圧を出力するよう
に、換言すれば受光量に反比例した電圧の信号を出力す
るように構成されていることとするが、逆に、受光量が
多い場合に高い電圧を、受光量が少ない場合に低い電圧
を出力するように、換言すれば受光量に比例した電圧の
信号を出力するように構成されていてもよい。
1aは上述のトナーセンサ910 から出力されるアナログの
検出信号S3をデジタル化し、このデジタル値を、所定の
しきい値Xと比較し、トナーセンサ910 から出力される
検出信号S3のデジタル値がしきい値Xより大である場
合、即ち、トナーセンサ910 の受光部932 の受光量が、
トナー残量が十分であることを示す程度に少ない量であ
る場合に、カウンタA(図示せず)に“1”を加算す
る。
間隙940 を通過するパドル911 が1回転する所定の期間
に、一定の時間間隔で複数回検出した、現像器内の透過
光量を示すトナーセンサ910 の検出値(デジタル値)
が、上述のしきい値Xより大きな値を示した回数、即ち
トナー残量が十分であることを示した回数を計数する手
段である。
ドル911 が1回転する期間に、カウンタAのカウント値
が所定回数T以下を示した期間、即ちトナー残量が少量
である可能性が高い期間の連続数を計数する手段であ
る。CPU 1はカウンタBの計数値が所定連続数Uを超え
た場合に、トナー残量が少量であると判定する。
らI/O 901 を介して制御信号S1が与えられることによ
り、モータMの回転駆動力がピックアップローラ97に接
続されて用紙カセット96から一枚の用紙がピックアップ
ローラ97によりピックアップされ、用紙センサ99へ向け
て搬送される。用紙センサ99が用紙の到達を検出して検
出信号S2を出力すると、CPU 1は所定のタイミングでコ
ーデック902 から画データを LEDアレイ95へ出力させ
る。これにより、感光体ドラム92はその表面に静電潜像
が形成されつつ回転して現像器91によりトナーが選択的
に吸着されてトナー顕像が形成される。
感光体ドラム92と転写ローラ94とが対向されている位置
へ搬送されて両者の間に送り込まれ、その表面にトナー
顕像が転写され、更に定着ローラ100 により加熱・加圧
されてトナー像が定着される。
ての電子写真方式の画像形成装置のトナー残量判定手順
を、図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、
トナーセンサ910 の受光部932 の受光量の変化について
説明する。但し、現像器91が装着されていない場合を 1
00%に、パドル911 で遮光されている場合を0%とす
る。
発光させている。従って、受光部932 の受光量はパドル
911 が両凹部941, 942の対向間隙940 を通過する間はほ
ぼ”0”にまで減少するが、それ以外においてはトナー
残量に左右される。このトナー残量による受光部932 の
受光量の減少の程度は、以下のような幾つかの状態に分
類できる。
パドル911 によるトナーの撹拌によっても受光部932 の
受光量はほとんど変化せず、常時ほぼ”0”に維持され
る。トナー残量が実質的に”0”である場合には、受光
部932 の受光量はパドル911が両凹部941, 942の対向間
隙940 を通過した場合にはほとんど”0”にまで減少す
るが、それ以外においてはほぼ 100%に近い受光量にな
る。また、トナー残量が上記以外の量である場合には、
パドル911 によるトナーの撹拌に伴って、パドル911 が
両凹部941, 942の対向間隙940 を通過してトナーが掻き
出された直後には現像器91の両凹部941, 942の対向間隙
940 間にトナーが存在しない時間が生じる。この時間は
現像器91内のトナー残量にほぼ対応する。
しかも現像器91内のトナー残量が 100%ではないが、十
分である場合、受光部932 は基本的にはほぼ完全に遮光
状態になるが、パドル911 によるトナーの撹拌に伴っ
て、パドル911 が凹部941, 942の対向間隙940 を通過し
た直後にわずかに受光量が増加する場合がある。このた
め、トナーセンサ910 の検出信号S3はパドル911 の回転
周期に同期して周期的に若干低下する時期以外はほぼ最
大値に近い値に維持される。
しかも現像器91内のトナー残量がある程度減少している
場合、受光部932 はパドル911 によるトナーの撹拌に伴
って、パドル911 が凹部941, 942の対向間隙940 を通過
する時点ではほぼ遮光状態になり、その直後にはかなり
の時間にわたって受光量が増加する。この受光量の増加
はトナー残量に応じて不定になるため、場合によっては
トナーが無い状態にまで増加することもあり得る。この
ため、トナーセンサ910 の検出信号S3はパドル911 の回
転周期に同期してほぼ最大値に近い期間とその直後から
ある程度の時間にわたってかなり低下する期間とが周期
的に反復される。
しかも現像器91内のトナー残量が実質的に”0”になっ
ている場合、受光部932 はパドル911 によるトナーの撹
拌に伴って、パドル911 が凹部941, 942の対向間隙940
を通過する時点ではほぼ遮光状態になり、その後におい
てはほぼ 100%に近い受光量となるという状態を周期的
に反復する。このため、トナーセンサ910 の検出信号S3
はパドル911 の回転周期に同期してパドル911 が現像器
91の凹部941, 942の対向間隙940 を通過する際のほぼ最
大値に近い値のごく短い期間と、その後のほぼ最小電圧
に近い比較的長い期間とが周期的に反復される。
は、前述したように、パドル911 の1回転相当の期間
(本例では約4.7 秒)に、一定の時間間隔(本例では40
msec)で複数回(本例では118 回)検出した、現像器内
の透過光量を示すトナーセンサ910 の検出値が、しきい
値Xより大きな値を示した回数、即ちトナー残量が十分
であることを示した回数を計数するカウンタである。
る期間に、カウンタAのカウント値が回数T(本例では
12回)以下を示した期間、即ちトナー残量が少量である
可能性が高い期間の連続数を計数するカウンタである。
CPU 1は、カウンタBの計数値が回数U(本例では40
回)を超えた場合、トナー残量が少量であると判定す
る。
ップS4-1)、トナー攪拌具(パドル911 )の1回転相当
の時間を計時するタイマをスタートする(ステップS4-
2)。カウンタAを“0”クリアし(ステップS4-3)、
トナーセンサ910 からのアナログ値を取り込むまで40ms
ecウエイトする(ステップS4-4)。トナーセンサ910 か
らのセンサ値(多値:S3 )を入力してA/D 変換部1aでデ
ジタル化し(ステップS4-5)、センサ値(デジタル値)
がしきい値Xを超えているか否かを判定する(ステップ
S4-6)。センサ値がしきい値X以下の場合はステップS4
-8へ移行し、一方、しきい値Xより大きい場合はカウン
タAに“1”を加算して(ステップS4-7)、ステップS4
-8へ移行する。
し(ステップS4-8)、タイマが終了するまでの間はステ
ップS4-4に戻り、40msecウエイトして(ステップS4-
4)、次のセンサ値(多値:S3 )を入力してA/D 変換部1
aでデジタル化し(ステップS4-5)、センサ値(デジタ
ル値)がしきい値Xを超えているか否かを判定する(ス
テップS4-6)。センサ値がしきい値X以下の場合はステ
ップS4-8へ移行し、一方、しきい値Xより大きい場合は
カウンタAに“1”を加算して(ステップS4-7)、ステ
ップS4-8へ移行する。
了するまで118 回繰り返す。タイマが終了すると(ステ
ップS4-8のYES )、カウンタAのカウント値が回数T以
下か否かを判定し(ステップS4-9)、回数Tを超えてい
る場合(ステップS4-9のNO)、トナー残量が十分である
と判断してステップS4-1に戻り、カウンタBを“0”ク
リアし(ステップS4-1)、攪拌具の次の回転におけるセ
ンサ値の判定(ステップS4-2〜S4-8)を実行する。
タAのカウント値が回数T以下の場合(ステップS4-9の
YES )、カウンタBに“1”を加算し(ステップS4-10
)、カウンタBのカウント値が回数Uを超えているか
否かを判定する(ステップS4-11 )。カウンタBのカウ
ント値が回数U以下の場合は、ステップS4-2に戻り、攪
拌具の次の回転におけるセンサ値の判定(ステップS4-2
〜S4-8)を実行する。
までは、以上のステップS4-2〜S4-10 を繰り返す。カウ
ンタBのカウント値が回数Uを超えると(ステップS4-1
1 のYES )、トナー残量が確実に少量になっていると判
断し、例えば、“トナーが残りわずかです。後A4で約10
0 枚記録できます。”というメッセージを表示部11に表
示して、トナー残量が少量であることを報知する(ステ
ップS4-12 )。更に、A4サイズで約100 枚の限度枚数か
ら、画像形成に使用した記録紙の枚数をA4サイズを基準
として換算した換算枚数を減算した結果を、画像形成が
可能な記録紙の残枚数として保持する残ページカウンタ
を“100 ”にセットして(ステップS4-13 )、処理を終
了する。
可能な限度判定手順を、図3に示す換算値テーブルの概
念図、及び図5に示すフローチャートに基づいて説明す
る。図3の換算値テーブルには、縦置きで走査されるA4
サイズの記録紙と、横置きで走査されるその他のA3、B
4、A5の各サイズの記録紙との走査方向における長さ
(攪拌具の回転数に関係する要素)の比に基づいて定め
たA4基準の換算枚数、即ち残ページカウンタからの減算
値を記憶している。なお、この換算値は、例えばA4サイ
ズの記録紙に対する各サイズの記録紙の面積比に基づく
換算値を適用してもよい。また以下の説明において、カ
ウンタSnは、画像形成に使用した記録紙のサイズ別の枚
数、換言すればサイズ別のプリント回数を計数する手段
である。
(ステップS5-1)、残ページカウンタのカウント値が
“0”か否かを判定する(ステップS5-2)。残ページカ
ウンタが“0”の場合は、トナー残量がまだ限度判定を
必要とするほどの少量に達していないので、処理を終了
する。
“0”以外である場合は(ステップS5-2のNO)、プリン
トに使用した用紙サイズに対応したカウンタSnに“1”
を加算する(ステップS5-3)。減算値テーブルを参照し
て、カウンタSnの現在のカウント値に対応する減算値を
残ページカウンタから減算する(ステップS5-4)。
ルに保持しているプリント回数の最大値でない場合はそ
のまま回数値を保持するが、最大値である場合は、カウ
ンタSnを“0”リセットする(ステップS5-5)。残ペー
ジカウンタの値が“0”又はマイナスのいずれかである
か否かを判定し(ステップS5-6)、“0”又はマイナス
のいずれでもない場合は(ステップS5-6のNO)、まだ限
度には達していないので、残ページカウンタの値“n”
を、“後nページしか記録できません。トナーを交換し
てください。”というメッセージに代入して表示部11に
表示する(ステップS5-7)。
ジカウンタの値が“0”又はマイナスのいずれかであっ
た場合は(ステップS5-6のYES )、限度に達したので、
“トナーがありません。トナーを交換してください。”
というメッセージを表示部11に表示し(ステップS5-
8)、トナーが交換されたか否かをチェックしながら
(ステップS5-9)、トナーが交換されるまでメッセージ
の表示を続ける。この状態でトナーが交換されたことを
検出すると(ステップS5-9のYES )、残ページカウンタ
を“0”リセットして(ステップS5-10 )、処理を終了
する。
ンサ (フォトインタラプタ) の受光量と検出信号出力と
の対応関係は反比例するようにしてあるが、正比例する
タイプを使用することも勿論可能であり、その場合には
しきい値Xによる大小判定を逆にすればよい。また、本
発明の画像形成装置は、トナーが磁性トナーであるか非
磁性トナーであるかには拘らず適用可能である。
又トナー残量に応じて変化する容器内の透過光量を検出
するセンサからのアナログ値をトナー残量判定のための
所定のアナログ値と比較するコンパレータを専用に設け
なくても、CPU が有するアナログ/デジタル変換機能を
利用してセンサからのアナログ値を2値化した後で、残
量判定のために予め設定された所定のデジタル値と比較
してトナー残量の判定を行うことができるという優れた
効果を奏する。
能な記録紙の限度枚数を、例えば頻繁に使用されるA4サ
イズのような所定サイズを基準として算出しておき、報
知後に画像形成する都度、使用した記録紙の枚数を、こ
のサイズを基準とした枚数に換算し、限度枚数の記録紙
への画像形成が終了した時点で画像形成を停止するの
で、トナー残量が少なくなってからの画像形成が可能な
限度を正確に判断することができるという優れた効果を
奏する。
紙の枚数をA4サイズのような所定サイズを基準として換
算するための換算値を記録紙のサイズ別に例えばテーブ
ルに記憶しておき、報知後の画像形成に使用した記録紙
の枚数をサイズ別に計数し、テーブルの換算値を用いて
所定サイズを基準とした枚数に換算するので、トナー残
量が少なくなってからの画像形成に使用した記録紙の枚
数を、A4サイズのような所定サイズを基準とした枚数に
容易に換算することができるという優れた効果を奏す
る。第3発明では、報知後の画像形成に使用した記録紙
のサイズごとの枚数を計数するサイズ別カウンタを備え
ることで、例えばテーブルの換算値を用いて所定サイズ
を基準とした枚数に容易に換算することができ、使用枚
数限度に到達しているか否かを容易に判断することがで
きるという優れた効果を奏する。
成例を示すブロック図及びそれをファクシミリ装置の記
録部として利用した場合のファクシミリ装置の機能ブロ
ック図である。
が装着される部位近辺の現像器を破断して示す模式図で
ある。
フローチャートである。
判定手順のフローチャートである。
910 トナーセンサ、911 パドル、931 発光部、932 受光
部。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器内のトナーを攪拌する攪拌具と、攪
拌具の先端部の通過経路で容器内の透過光量を検出する
センサと、センサの検出結果を2値化し、攪拌具が容器
内を一回転する間にセンサにより複数回検出された結果
に基づいて、 透過光量が 所定値より大(又は小)である回数が所定数
より多い検出結果の連続数を計数する手段と、該連続数
が所定数より多い場合は報知する手段とを備えた画像形
成装置において、 報知した際のトナー残量で画像形成が可能な記録紙の限
度枚数を所定サイズを基準として算出する手段と、報知
後に画像形成に使用した記録紙の枚数を所定サイズを基
準とした枚数に換算して限度枚数から減算する手段と、
限度枚数の記録紙への画像形成が終了した時点で画像形
成を停止する手段とをさらに 備えたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 画像形成に使用した記録紙の枚数をサイ
ズ別に計数する手段と、計数されたサイズ別の記録紙の
枚数を前記所定サイズを基準とした枚数に換算するため
の換算値を記録紙のサイズ別に記憶する手段とをさらに
備え、画像形成に使用した記録紙の枚数を該換算値に基
づいて換算することを特徴とする請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項3】 画像形成に使用した記録紙の枚数をサイ
ズ別に計数するサイズ別カウンタを備え、該サイズ別カ
ウンタの計数値に基づいて前記所定サイズを基準とした
枚数に換算することを特徴とする請求項2記載の画像形
成装置。
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JP2000190814A JP3489546B2 (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 画像形成装置 |
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