JP3489501B2 - パス監視装置 - Google Patents

パス監視装置

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JP3489501B2 JP22810699A JP22810699A JP3489501B2 JP 3489501 B2 JP3489501 B2 JP 3489501B2 JP 22810699 A JP22810699 A JP 22810699A JP 22810699 A JP22810699 A JP 22810699A JP 3489501 B2 JP3489501 B2 JP 3489501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパス監視装置に係わ
り、詳細には複数回線の接続切り換えを行うスイッチン
グにおけるパスを監視するパス監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパス監視装置としては、
例えば特許第2665163号「装置内パス監視方式」
に開示されているように、非同期転送モード(Asynchro
nous Transfer Mode:以下、ATMと略す。)伝送路を
介して入力された転送単位としてのATMセルに対して
予め設定された回線を対象に、パス監視を行うものがあ
る。
【0003】図6は、このような従来提案されたパス監
視装置の構成の概要を表わしたものである。このパス監
視装置は、図示しない複数の入力ポートからそれぞれ入
力されるATMセルに対するインタフェース(Interfac
e:以下、IFと略す。)機能を有する第1〜第mの入
力IF部101〜10mと、第1〜第mの入力IF部10
1〜10mによって出力された出力セルに対してクロスコ
ネクトを行うATMスイッチ11と、ATMスイッチ1
1によってクロスコネクトが行われた出力セルを監視す
るとともにこれを複数の出力ポートに対してそれぞれ出
力する第1〜第mの出力IF部121〜12mとから構成
されている。第1〜第mの入力IF部101〜10mの構
成は、それぞれ同様であるため、以下では第1の入力I
F部10 1について説明する。第1〜第mの出力IF部
121〜12mの構成は、それぞれ同様であるため、以下
では第1の出力IF部121について説明する。
【0004】図示しない入力ポートから入力されたAT
Mセルは、第1の入力IF部101において、入力セル
識別子検出部131と監視セル挿入部141とに供給され
る。入力セル識別子検出部131は、各セルのヘッダ部
に付加されている仮想パス識別子(Virtual Path Ident
ifier:以下、VPIと略す。)および仮想チャネル識
別子(Virtual Channel Identifier:以下、VCIと略
す。)を検出し、これらを識別子情報として入力セル状
態監視部151に対して出力する。入力セル状態監視部
151は、入力セル識別子検出部131によって検出され
る識別子情報を監視し、識別子情報ごとに所定時間内の
未達の識別子情報に対応するセルを検出して、未達セル
情報としてVPI値およびVCI値を監視セル生成部1
1に出力する。監視セル生成部161は、入力セル状態
監視部151から通知される未達セル情報から同じVP
I値およびVCI値を有する監視セルを生成し、監視セ
ル挿入部141に対して出力する。監視セル挿入部141
は、入力ポートから入力されたATMセルのうち未達の
セル、すなわち空きセル部分に監視セル生成部16 1
よって生成された監視セルを挿入し、一連の出力セル列
としてATMスイッチ11に対して出力する。
【0005】ATMスイッチ11は、第1〜第mの入力
IF部101〜10mのそれぞれから上述したように監視
セルが挿入された出力セルのVPIおよびVCIに基づ
いて、対応する出力IF部への方路を決定し、クロスコ
ネクトを行う。
【0006】ATMスイッチ11によってクロスコネク
トが行われたATMセルのうち第1の出力IF部121
に入力されたATMセルは、出力セル識別子検出部17
1および監視セルドロップ部181に供給される。出力セ
ル識別子検出部171は、ATMスイッチ11から入力
されるATMセルのVPIおよびVCIを検出し、識別
子情報として出力セル状態監視部191に対して出力す
る。出力セル状態監視部191は、出力セル識別子検出
部171によって検出される識別子情報を監視し、識別
子情報ごとに所定時間内の未達の識別子情報に対応する
セルを検出して、未達セル情報201として出力する。
さらにその一方で、未達セルの存在を報知するアラーム
情報211を出力する。監視セルドロップ部181は、入
力IF部の監視セル挿入部で挿入された監視セルをドロ
ップして、空きセルに置き換えることで元のATMセル
列を出力ポートに出力する。
【0007】このように入力IF部および出力IF部に
おいてVPIおよびVCIによって特定されるパスごと
に未達セルを監視するとともに、検出した未達セルの部
分に同じVPIおよびVCIを有する監視セルを挿入す
るようにしたので、監視セルを挿入するための余分な帯
域を不要とし、またパスの異常がATM伝送路か、AT
Mスイッチかを容易に特定することができる。
【0008】また特許第2800887号「装置内パス
監視方式」では、入力側において1フレームごとに入力
され得る全てのVPIおよびVCIを発生させるように
したパス監視装置に関する技術が開示されている。すな
わち、入力され得る全てのVPIおよびVCIを監視対
象のVPIおよびVCIとして第1の監視セルをユーザ
セル系列に挿入するとともに、この監視対象のVPIお
よびVCIのユーザセルを検出して第2の監視セルとし
てユーザセル系列に挿入する。出力側において、ATM
スイッチ等の監視対象となる装置を介して出力されたセ
ル系列について、出力側で挿入された第1の監視セルを
検出して、そのVPIおよびVCIに基づいて出力セル
系列からサンプリングセルを抽出する。そして、出力セ
ル系列から検出した第2の監視セルとサンプリングセル
とを比較することで、パスの異常を検出する。これによ
り、ATMスイッチ等によってセルの方路振り分けが行
われた場合であっても、監視対象のVPIとVCIを有
するユーザセル、第1および第2の監視セルは、同じ方
路を選択されることになり、装置内の物理的な接続およ
びデータの誤りを検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような特許第2665163号に開示された技術
を適用したパス監視装置では、予め設定されたパスに対
してのみ監視セルを挿入して異常を監視するようにして
いる。このため、特許第2665163号に開示された
技術を適用したパス監視装置では、設定された回線以外
のパスで発生した異常を検出することができないという
解決することのできない本質的な問題がある。
【0010】また、特許第2800887号に開示され
た技術を適用したパス監視装置では、監視対象となり得
る全てのVPIおよびVCIについて、予め設定してお
く必要がある。このため、特許第2800887号に開
示された技術を適用したパス監視装置では、システムの
変更時に改めて監視対象となるパスを設定しなければな
らず、拡張性あるいは柔軟性に富むシステムの構成が困
難となるという問題がある。
【0011】このように、これらの問題から網羅的にパ
スの異常を検出するパス監視装置の実現が望まれる。
【0012】そこで本発明の目的は、回線設定されてい
ないパスに関しても容易にパス監視を行うことができる
パス監視装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)各回線ごとの主信号データに対してパリティ
を付加するインタフェース側パリティ付加手段を備えた
入力インタフェース部と、(ロ)この入力インタフェー
ス部から送られてきた主信号データのパリティをチェッ
クする入力側パリティ検査手段と、入力インタフェース
部から送られてきた主信号データに新たにパリティを生
成して付加する入力側パリティ付加手段と、この入力側
パリティ付加手段の出力する主信号データが伝送される
回線の接続を切り換えるスイッチ手段と、このスイッチ
手段のスイッチングした主信号データのパリティをチェ
ックする出力側パリティ検査手段と、スイッチ手段の出
力する主信号データに対して新たにパリティを生成して
付加する出力側パリティ付加手段と、スイッチ手段の回
線設定が行われないポートを示す回線制御信号を入力し
てその回線設定が行われないポートからパス監視ビット
を挿入するパス監視ビット挿入手段とを備えたスイッチ
部と、(ハ)スイッチ手段の入力ポートと出力ポートと
の間の回線設定が有効であるか無効であるかを示す回線
設定データを入力して、回線制御信号を生成するスケジ
ューラ部と、(ニ)スイッチ部の出力する主信号データ
のパリティをチェックするインタフェース側パリティ検
査手段を備えた出力インタフェース部とをパス監視装置
に具備させる。
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、回線の
接続を切り換えるスイッチ手段を備えたスイッチ部とこ
れに各回線ごとの主信号データを入力する入力インタフ
ェース部およびスイッチ部の出力側に配置された出力イ
ンタフェース部とからなる装置のパス監視を主信号デー
タのパスに沿って3箇所で行うようにしている。1つ目
は入力インタフェース部とスイッチ部におけるスイッチ
手段の手前のパスであり、2つ目はスイッチ部における
スイッチ手段の手前からスイッチ手段の後までのパスで
あり、3つ目はスイッチ手段の後から出力インタフェー
ス部間でのパスである。それぞれの箇所でパスの監視を
行うためにこれらの箇所にパリティ付加手段とパリティ
検査手段が用意されている。ただし、このような監視だ
けではスイッチ手段の回線設定が行われないポートに対
するチェックを行うことができない。そこでスケジュー
ラ部はスイッチ手段の入力ポートと出力ポートとの間の
回線設定が有効であるか無効であるかを示す回線設定デ
ータを入力して、回線制御信号を生成し、これをパス監
視ビット挿入手段に供給するようになっている。パス監
視ビット挿入手段はこれに基づいて回線設定が行われな
いポートからパス監視ビットを挿入するので、回線設定
されずにスイッチングが行われないパスについても、何
らかの入力ポートのパケットを出力させ、出力側におい
てそのパリティをチェックすることができ、本来未使用
のスイッチングパスの監視を行うことができる。
【0015】請求項2記載の発明では、(イ)各回線ご
との主信号データに対してパリティを付加するインタフ
ェース側パリティ付加手段を備えた入力インタフェース
部と、(ロ)この入力インタフェース部から送られてき
た主信号データのパリティをチェックする入力側パリテ
ィ検査手段と、入力インタフェース部から送られてきた
主信号データに回線ごとのポート番号をパリティ計算の
対象外のデータ領域に付加するポート番号付加手段と、
このポート番号付加手段の出力する主信号それぞれが伝
送される回線の接続を切り換えるスイッチ手段と、この
スイッチ手段のスイッチングした主信号データのパリテ
ィをチェックしてエラーを生じた回線については同一の
回線について入力側パリティ検査手段がエラーを検出し
ていないときのみその回線についてエラーが生じたもの
とする出力側パリティ検査手段と、スイッチ手段の出力
する主信号データに対して新たにパリティを生成して付
加する出力側パリティ付加手段と、スイッチ手段の回線
設定が行われないポートを示す回線制御信号を入力して
その回線設定が行われないポートからパス監視ビットを
挿入するパス監視ビット挿入手段とを備えたスイッチ部
と、(ハ)スイッチ手段の入力ポートと出力ポートとの
間の回線設定が有効であるか無効であるかを示す回線設
定データを入力して、回線制御信号を生成するスケジュ
ーラ部と、(ニ)スイッチ部の出力する主信号データの
パリティをチェックするインタフェース側パリティ検査
手段を備えた出力インタフェース部とをパス監視装置に
具備させる。
【0016】すなわち請求項2記載の発明では、回線の
接続を切り換えるスイッチ手段を備えたスイッチ部とこ
れに各回線ごとの主信号データを入力する入力インタフ
ェース部およびスイッチ部の出力側に配置された出力イ
ンタフェース部とからなる装置のパス監視を主信号デー
タのパスに沿って3箇所で行うようにしている。1つ目
は入力インタフェース部とスイッチ部におけるスイッチ
手段の手前のパスであり、2つ目はスイッチ部における
スイッチ手段の手前からスイッチ手段の後までのパスで
あり、3つ目はスイッチ手段の後から出力インタフェー
ス部間でのパスである。請求項1記載の発明ではそれぞ
れの箇所でパスの監視を行うためにこれらの箇所にパリ
ティ付加手段とパリティ検査手段を用意したが、請求項
2記載の発明では2つ目の箇所にパリティ付加手段を配
置しておらず、代わりに入力インタフェース部から送ら
れてきた主信号データに回線ごとのポート番号をパリテ
ィ計算の対象外のデータ領域に付加するポート番号付加
手段を配置している。そして、出力側パリティ検査手段
で2つ目の箇所についてのパリティチェックを行うよう
にしている。ただし、そのようにすると1つ目の箇所で
主信号データにエラーが発生していた場合、そのエラー
のデータが2つ目の箇所のパリティ検査手段(出力側パ
リティ検査手段)によって再度、エラーとして判別され
るおそれがある。そこで、請求項2記載の発明で出力側
パリティ検査手段は、スイッチ手段のスイッチングした
主信号データのパリティをチェックしてエラーを生じた
回線については同一の回線について入力側パリティ検査
手段がエラーを検出していないときのみその回線につい
てエラーが生じたものとするようにしている。このよう
な工夫を行うことで請求項2記載の発明では2つ目の箇
所にパリティ付加手段を配置することを不要にしてパリ
ティチェックのための演算処理の負担を軽減している。
請求項2記載の発明でもスケジューラ部を備えており、
スイッチ手段の入力ポートと出力ポートとの間の回線設
定が有効であるか無効であるかを示す回線設定データを
入力して、回線制御信号を生成し、これをパス監視ビッ
ト挿入手段に供給するようになっている。パス監視ビッ
ト挿入手段はこれに基づいて回線設定が行われないポー
トからパス監視ビットを挿入するので、回線設定されず
にスイッチングが行われないパスについても、何らかの
入力ポートのパケットを出力 させ、出力側においてその
パリティをチェックすることができ、本来未使用のスイ
ッチングパスの監視を行うことができる。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のパス監視装置で、スイッチ部は、入力側
パリティ検査手段がパリティエラーを検出したときパリ
ティエラーの発生とそのエラーの発生した回線を通知す
る入力側パリティエラー発生通知手段を具備することを
特徴としている。
【0018】すなわち請求項3記載の発明では、入力イ
ンタフェース部において主信号に対するパリティを生成
して付加するようにし、スイッチ部においてこの付加さ
れたパリティを検査するようにしている。これにより、
回線の設定が行われているか否かに関わらず、入力イン
ターフェス手段とスイッチ手段との間のパスを容易に監
視することができる。
【0019】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のパス監視装置で、スイッチ部は、出力側
パリティ検査手段がパリティエラーを検出したときパリ
ティエラーの発生とそのエラーの発生した回線を通知す
る入力側パリティエラー発生通知手段を具備することを
特徴としている。
【0020】すなわち請求項4記載の発明では、スイッ
チ部においてに入力インタフェース部からの主信号に対
するパリティを生成して付加するようにし、スイッチン
グ後にこの付加されたパリティを検査するようにしてい
る。これにより、回線の設定が行われているか否かに関
わらず、スイッチ部によるスイッチングパスを容易に監
視することができる。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のパス監視装置で、スイッチ部は、インタ
フェース側パリティ検査手段がパリティエラーを検出し
たときパリティエラーの発生とそのエラーの発生した回
線を通知する入力側パリティエラー発生通知手段を具備
することを特徴としている。
【0022】すなわち請求項5記載の発明では、スイッ
チ部において主信号に対するパリティを生成して付加す
るようにし、出力インタフェース部においてこの付加さ
れたパリティを検査するようにしている。これにより、
回線の設定が行われているか否かに関わらず、スイッチ
部と出力インタフェース部との間のパスを容易に監視す
ることができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】
【0028】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0029】第1の実施例
【0030】図1は、本発明の第1の実施例におけるパ
ス監視装置が適用されたパケットスイッチの構成の概要
を表わしたものである。このパケットスイッチは、図示
しない複数の入力ポートを介して入力された主信号デー
タから固定長パケットを生成する入力IF部30と、入
力IF部30からのパケットに対してクロスコネクトを
行うスイッチ(SWitch:以下、SWと略す。)部31
と、SW部31によってクロスコネクトが行われたパケ
ットを監視するとともにこれを図示しない出力ポートに
対して出力する出力IF部32と、入力IF部30の各
ポートと出力IF部32の各ポートとの接続スケジュー
リングを行うスケジューラ部33とから構成されてい
る。
【0031】入力IF部30は、伝送路ごとに設けられ
た第1〜第nの入力IF部341〜34nを有している。
第1〜第nの入力IF部341〜34nは、それぞれ図示
しない入力ポートから受信した主信号データからパリテ
ィを生成し、主信号データにパリティを付加した固定長
パケットを生成する。そして、このパケットのSW部3
1に対する送信を要求する送出要求信号(Request:R
eq)をスケジューラ部33に対して出力する。第1〜
第nの入力IF部341〜34nは、それぞれ送出した送
出要求信号Reqに対応してスケジューラ部33から送
出許可信号(Acknowledge:Ack)を受信したとき、
生成した固定長パケット351〜35nをSW部31に対
して出力する。また、第1〜第nの入力IF部341
34nは、送出要求信号Reqに対応する送出許可信号
Ackが受信されないときは、所定の無効データからパ
リティを生成し、この無効データに生成したパリティを
付加した固定長パケットをSW部31に対して出力する
ようになっている。
【0032】SW部31は、n×nスイッチであり、ス
ケジューラ部33によって行われる接続スケジューリン
グの結果として出力される回線設定情報36に基づい
て、各入力ポートそれぞれに対応した入力IF部30か
らのパケットに対してスイッチングを行う。そして、S
W部31は、スイッチングが行われたパケットを、各出
力ポートそれぞれに対応した出力IF部32に対して出
力する。その際に、第1〜第nの入力IF部341〜3
nで付加されたパリティに基づく入力IF部30とS
W部31の間のパスの監視と、スイッチングが行われた
スイッチパスの監視と、SW部31と出力IF部32と
の間のパス監視のためのパリティの付加を行う。
【0033】出力IF部32は、伝送路ごとに設けられ
た第1〜第nの出力IF部371〜37nを有している。
第1〜第nの出力IF部371〜37nは、SW部31に
よってスイッチングが行われたパケットを、外部装置に
接続される図示しない出力ポートに対する出力処理と、
SW部31によって付加されたパリティに基づくパス監
視を行う。出力IF部32は、SW部31からのパケッ
トの受信に先立って、スケジューラ部33から送信元と
なる入力IFが通知信号(Source Acknowledge:Src
Ack)によって通知される。その一方、出力IF部3
2は、受信処理の状況に応じてスケジューラ部33に対
してデータ受付不可信号(Inhibit:Inh)を通知
し、SW部31からのパケットの出力を停止させる。
【0034】スケジューラ部33は、第1〜第nの入力
IF部341〜34nからの送出要求信号Reqおよび第
1〜第nの出力IF部371〜37nからのデータ受付不
可信号Inhに基づいて、第1〜第nの入力IF部34
1〜34nに対応する各入力ポートと、第1〜第nの出力
IF部371〜37nに対応する各出力ポートとの接続ス
ケジューリングを行う。スケジューラ部33は、この接
続スケジューリングの結果として、SW部31に対して
第1〜第nの入力IF部341〜34nに対応した入力ポ
ートと第1〜第nの出力IF部371〜37nに対応した
出力ポートの接続情報としての回線設定情報36を出力
する。回線設定情報36は、この入力側および出力側の
ポートの回線設定データとともに、回線設定データが有
効であるか否かを示すValid信号が付加される。さ
らに、スケジューラ部33は、第1〜第nの入力IF部
341〜34nのうち接続スケジューリングの結果として
接続先が設定された入力ポートに対応する入力IF部に
対して送出許可信号Ackを送出する。さらにまた、第
1〜第nの出力IF部371〜37nのうち接続先が設定
された出力ポートに対応する出力IF部に対して通知信
号SrcAckを送出する。
【0035】次に、SW部31の要部について詳細に説
明する。
【0036】図2は、図1に示したパケットスイッチに
おけるSW部31の構成要部を表わしたものである。S
W部31は、入力IF部30とSW部31との間のIF
機能を有する入力側IF部40と、入力側IF部40に
よって出力されたパケットに付加されたパリティをチェ
ックする入力側パリティ検査部41と、入力側IF部4
0によって出力されたパケットに含まれる主信号データ
に対して新たにパリティを付加する入力側パリティ挿入
部42とを備えている。さらにSW部31は、入力側パ
リティ挿入部42によってパリティが付加されたパケッ
トデータに対してスイッチングを行うとともに入出力ポ
ートの接続状況に応じてパス監視用ビットを挿入するS
Wコア部43と、SWコア部43によってスイッチング
が行われたパケットに付加されたパリティに基づいてス
イッチングパスの監視を行う出力側パリティ検査部44
と、SWコア部43によってスイッチングが行われたパ
ケットに新たにパリティを付加する出力側パリティ挿入
部45と、SW部31と出力IF部32との間のIF機
能を有する出力側IF部46とを備えている。さらに、
SW部31は、SWコア部43におけるスイッチングを
制御するためのスケジューラ部33からの回線設定情報
36を、装置内部の回線制御信号47に変換するスケジ
ューラIF部48を有している。
【0037】入力側IF部40は、機能ブロックごとに
モジュール化された入力IF部30とSW部31との間
を接続する装置内バス上を伝送する装置内伝送信号の増
幅等のIF機能を有する。入力側IF部40によって増
幅等が行われた第1〜第nの入力IF部341〜34n
よって生成された固定長パケット351〜35nは、入力
側パリティ検査部41および入力側パリティ挿入部42
に入力される。
【0038】入力側パリティ検査部41は、第1〜第n
の入力IF部341〜34nで付加されたパリティをチェ
ックすることによって、入力IF部30からの主信号パ
ス監視を行う。なお、この図示しない管理装置からは、
予め入力IF部30で実装されている入力IF部を特定
するための第1〜第nの入力IF部341〜34nそれぞ
れに対応した実装情報50が、入力側パリティ検査部4
1に入力されている。そこで、入力側パリティ検査部4
1は、パリティチェックの結果、エラーを検出したとき
には、入力側パリティエラー信号49を図示しない管理
装置に対して出力することでエラーの発生を通知する
が、該当する入力IF部が実装情報50に基づいて実装
されていないことが通知されている場合には、入力側パ
リティエラー信号49は出力しないようになっている。
入力側パリティエラー信号49は、入力ポート番号を含
むため、パリティエラーの発生した入力ポートを特定す
ることができる。
【0039】入力側パリティ挿入部42は、SWコア部
43におけるスイッチングパスを監視するため、第1〜
第nの入力IF部341〜34nで生成された固定長パケ
ットに含まれる主信号データからパリティを生成し、こ
れに付加する。
【0040】SWコア部43は、スケジューラIF部4
8から入力される回線制御信号47に基づいてSWコア
部43の入力ポートと出力ポートの接続切り換えを行う
とともに、これら入力ポートと出力ポートの接続状況に
応じて、主信号データの回線設定が行われないパス監視
であることを示すパス監視用ビットの挿入処理を行うよ
うになっている。SWコア部43によってスイッチング
されたパケットは、出力側パリティ検査部44および出
力側パリティ挿入部45に入力される。
【0041】出力側パリティ検査部44は、入力側パリ
ティ挿入部42によって付加されSWコア部43によっ
てスイッチングが行われたパケットのパリティをチェッ
クすることによって、SWコア部43によるスイッチン
グパスの監視を行う。このパリティチェックの結果、エ
ラーを検出したときには、図示しない管理装置に対し
て、出力側パリティエラー信号51を出力して、エラー
の発生を通知する。出力側パリティエラー信号51は、
出力ポート番号を含むため、パリティエラーの発生した
出力ポートを特定することができる。
【0042】出力側パリティ挿入部45は、SWコア部
43によってスイッチングが行われたパケットを受信
し、後段の出力IF部32との間のパス監視を行うため
に、パケットに含まれる主信号データに対するパリティ
を生成し、新たに付加する。新たにパリティが付加され
たパケットは、出力側IF部46に対して出力される。
【0043】出力側IF部46は、機能ブロックごとに
モジュール化されたSW部31と出力IF部32との間
を接続する装置内バス上を伝送する装置内伝送信号の増
幅等のIF機能を有する。出力側IF部46によって出
力された出力パケット52は、出力IF部32に対して
出力される。
【0044】スケジューラIF部48は、スケジューラ
部33から回線設定情報36が入力される。回線設定情
報36は、SWコア部43の入力ポートと出力ポートと
の間の回線設定データであり、これに回線設定データの
有効性を示すValid信号が付加されている。スケジ
ューラIF部48は、このような回線設定情報36が入
力されると、SWコア部43の回線設定されないポート
である回線設定データが無効であるポートについて、パ
ス監視用の回線設定を行う回線制御信号47を生成する
ことができるようになっている。この回線制御信号47
は、SWコア部43に対して出力される。
【0045】図3は、スケジューラIF部48によって
生成された回線制御信号47によって回線設定が行われ
るSWコア部43の構成要部を表わしたものである。S
Wコア部43は、n×nスイッチを実現するためのセレ
クタ部60と、回線設定が行われないパスの監視用デー
タであることを示す監視ビットを挿入するパス監視ビッ
ト挿入部61と、スケジューラIF部48によって生成
された回線制御信号47からセレクタ部60を制御する
選択制御信号およびパス監視ビット挿入部61を制御す
る挿入制御信号を生成するデータ選択制御部62とを有
している。さらにセレクタ部60は、それぞれSWコア
部43の入力ポートから回線データが入力されSWコア
部43の出力ポートそれぞれに対応するn入力1出力セ
レクタである第1〜第nのセレクタ部631〜63nを備
えている。パス監視ビット挿入部61は、第1〜第nの
セレクタ部631〜63nそれぞれに対応して、これらセ
レクタ部によって択一的に選択されたパケットの所定位
置に対して回線設定が行われないパスの監視用データで
あることを示す監視ビットを挿入する第1〜第nのパス
監視ビット挿入部641〜64nを備えている。
【0046】データ選択制御部62は、スケジューラI
F部48によって生成された回線制御信号47から、各
出力ポートに対応した回線設定データと、これら回線設
定データの有効性を示すValid信号とからなる。回
線設定データは、各出力ポートごとに接続されるべき入
力ポートを特定するポート番号である。データ選択制御
部62は、回線制御信号47からこの各出力ポートに対
応した回線設定データを選択制御信号651〜65nとし
て、第1〜第nのセレクタ部631〜63nに対して出力
する。また、回線制御信号47から各出力ポートに対応
したValid信号を挿入制御信号661〜66nとし
て、第1〜第nのパス監視ビット挿入部641〜64n
対して出力する。
【0047】第1〜第nのセレクタ部631〜63nは、
それぞれ選択制御信号651〜65nによって指定される
入力ポート番号に対応して入力されるパケットを択一的
に選択する。第1〜第nのパス監視ビット挿入部641
〜64nは、それぞれ挿入制御信号661〜66nによっ
て選択制御信号651〜65nとして用いられる回線設定
データが無効であるとき、対応するセレクタ部で択一的
に選択されたパケットがパス監視用データであることを
示すパス監視ビットをパケットの所定の位置に挿入す
る。
【0048】このような構成のSWコア部43では、入
力側パリティ挿入部42からのパケットが、それぞれ入
力ポートに対応した第1〜第nのセレクタ部631〜6
nにおいて、スケジューラIF部48からの回線制御
信号47から生成した選択制御信号651〜65nによ
り、n個の入力ポートからのパケットから択一的に選択
して出力される。これにより、SWコア部43は、n×
nスイッチを実現する。セレクタ部60によってスイッ
チングされた各パケットは、それぞれSWコア部43の
出力ポートに対応して設けられた第1〜第nのパス監視
ビット挿入部641〜64nに入力される。第1〜第nの
パス監視ビット挿入部641〜64nは、スケジューラI
F部48からの回線制御信号47から生成した挿入制御
信号661〜66nにより、対応する回線設定データが無
効であるとき、択一的に選択されたパケットがパス監視
用データであることを示す監視ビットをパケットの所定
の位置に挿入する。パス監視ビット挿入部61から出力
された各パケットは、図2に示す出力側パリティ検査部
44および出力側パリティ挿入部45それぞれに対して
出力される。
【0049】図4は、このようなSWコア部43におけ
るパス監視ビットの挿入制御を行う回線制御信号47を
生成するスケジューラIF部48の構成要部を表わした
ものである。スケジューラIF部48は、スケジューラ
部33によって行われた接続スケジューリングの結果と
して生成された回線設定情報36からSWコア部43の
各出力ポートに対応して選択すべき入力ポートを識別す
る入力ポート番号からなる回線設定データとこの回線設
定データの有効性を示すValid信号とを分離するデ
ータ抽出部70と、カウンタ部71と、設定データ選択
部72とを有している。カウンタ部71は、SWコア部
43の各出力ポートに対応した第1〜第nのn進カウン
タ部731〜73nを有している。設定データ選択部72
は、SWコア部43の各出力ポートに対応した第1〜第
nの選択部741〜74nを有している。
【0050】カウンタ部71において、第1〜第nのn
進カウンタ部731〜73nは、それぞれSWコア部43
の出力ポーと数“n”を最大値として、巡回してインク
リメントするn進カウンタによって構成されている。第
1〜第nのn進カウンタ部731〜73nは、それぞれS
Wコア部43の各出力ポートに対応するデータ抽出部7
0によって分離されたValid信号75が入力されて
いる。各カウンタは、対応する出力ポートのValid
信号が、パケット単位で無効を示すたびに、カウントア
ップするようになっている。
【0051】設定データ選択部72は、SWコア部43
の各出力ポートに対応して第1〜第nの選択部741
74nにおいて、データ抽出部70によって分離された
回線設定データ76と、第1〜第nのn進カウンタ部7
1〜73nによってカウントアップされたカウンタ値と
が入力され、同様に出力ポートに対応するValid信
号によって択一的に選択されて出力されるようになって
いる。第1〜第nの選択部741〜74nは、それぞれ対
応するValid信号が無効を示すときは、それぞれ第
1〜第nのn進カウンタ部731〜73nによってカウン
トアップされたカウンタ値を選択する。また、第1〜第
nの選択部741〜74nは、それぞれ対応するVali
d信号が有効を示すときは、データ抽出部70によって
分離された各出力ポートに対応する回線設定データを選
択する。
【0052】このような構成のスケジューラIF部48
は、スケジューラ部33によって行われる接続スケジュ
ーリングの結果、各出力ポートごとにスイッチングすべ
き入力ポートを特定する回線設定データと、回線設定デ
ータ自体の有効性を示すValid信号とからなる回線
設定情報36が入力される。このうち回線設定データ
は、接続スケジューリングによって回線設定が行われな
いポートについては、Valid信号が無効であること
を示す。そこで、各ポートごとに第1〜第nのn進カウ
ンタ部731〜73nを設け、最大値がポート数“n”
で、Valid信号が無効であるたびに巡回してカウン
トアップさせることで、スケジューラ部33で回線設定
が行われない出力ポートに対しても、何らかの入力ポー
トを選択するように回線設定データを生成する。そし
て、第1〜第nの選択部741〜74nで、Valid信
号が無効のときに対応する第1〜第nのn進カウンタ部
731〜73nでカウントアップされたカウンタ値を選択
させて、回線制御信号47を生成する。
【0053】次に、このような構成の第1の実施例にお
けるパス監視装置が適用されたパケットスイッチの動作
について説明する。
【0054】上述した構成の第1の実施例におけるパス
監視装置が適用されたパケットスイッチでは、図1に示
すように、伝送路ごとに設けられた第1〜第nの入力I
F部341〜34nにおいて、入力ポートそれぞれから入
力された主信号データは、主信号データから生成された
パリティが付加された固定長パケットに変換される。第
1〜第nの入力IF部341〜34nは、さらにスケジュ
ーラ部33に対して、n×nスイッチによって構成され
るSW部31への送出要求信号Reqを出力する。スケ
ジューラ部33では、SW部31によってクロスコネク
トが行われる出力側の方路の受信処理に応じてそれぞれ
第1〜第nの出力IF部371〜37nからのデータ受付
不可信号Inhに基づいて、接続スケジューリングを行
う。
【0055】スケジューラ部33は、ポートごとに第1
〜第nの入力IF部341〜34nそれぞれから入力され
る送出要求信号Reqと、第1〜第nの出力IF部37
1〜37nそれぞれから入力されるデータ受付不可信号I
nhを監視する。各入力IF部341〜34nからの送出
要求信号Reqは、上述したように入力IF部30に主
信号データが入力され、固定長パケットの変換に伴い、
SW部31へのスイッチングを行うための手続処理とし
て出力されたものである。一方、データ受付不可信号I
nhは、出力IF部32において、SW部31から出力
されるデータに対してデータの受信処理が間に合わなく
なる場合に通知されるものである。そこで、スケジュー
ラ部33は、送出要求信号Reqおよびデータ受付不可
信号Inhを参照して、データ受付不可信号Inhが通
知されている出力ポート以外の出力ポートを送出要求信
号Reqを送出するポートに割り当てることで接続スケ
ジューリングを行う。この際、送出要求信号Reqとし
て各パケットの生成時に制御情報として付加された送信
元および送信先の情報で、スケジューラ部33が予め決
められたルーティングテーブルを参照して、出力ポート
を割り当てることができる。あるいは送出要求信号Re
qとして、接続を要求する出力ポート番号で、スケジュ
ーラ部33が直接出力ポートに割り当てるようにするこ
とも可能である。いずれにしろ、スケジューラ部33に
よって行われた接続スケジューリングの結果、出力ポー
トが割り当てられたポートに対しては回線設定が行われ
たものとして、対応するValid信号で有効を示す。
また、接続スケジューリングの結果、出力ポートが割り
当てられなかったポートに対しては、回線設定が行われ
なかったものとして、対応するValid信号で無効を
示す。
【0056】この接続スケジューリングの結果は、第1
〜第nの入力IF部341〜34nそれぞれに対する送出
許可信号Ack、SW部31に対する回線設定情報36
そして第1〜第nの出力IF部371〜37nそれぞれに
対する通知信号SrcAckとして出力される。
【0057】スケジューラ部33から送出許可信号Ac
kを受信した入力IF部は、SW部31に対して生成し
た固定長パケットを出力する。また、スケジューラ部3
3から送出許可信号Ackを受信しない入力IF部は、
SW部31に対して所定の無効データにパリティを付加
した固定長パケットを出力する。
【0058】SW部31では、スケジューラ部33から
の回線設定情報36に基づいて接続切り換えを行うとと
もに、各入力IF部で付加されたパリティを参照して、
入力IF部30とSW部31との間のパスの監視を行
う。すなわち、図2に示すように、入力側IF部40で
IF処理後、入力側パリティ検査部41において、入力
IF部30で主信号データに付加されたパリティをチェ
ックすることで、入力IF部30とSWコア部31まで
のパス監視を行う。入力側パリティ検査部41は、実装
情報50を参照して、実装されている入力IF部からの
パスごとにパリティのチェックを行う。この結果、エラ
ーが検出されたパスについては、入力側パリティエラー
信号49を図示しない管理装置に対して送出することに
よって、入力IF部30とSWコア部31との間のパス
の異常と、異常が発生したパスとを通知する。
【0059】また、SWコア部43においても、入力側
方路と出力側方路との間のスイッチパスの監視が行われ
る。このため、入力側パリティ挿入部42において、入
力側IF部40でIF処理されたパケットの主信号デー
タのパリティを生成し、これに付加する。付加するパリ
ティは、主信号データに対する垂直パリティや水平パリ
ティ、あるいはスイッチ単位のパケットに対して付加す
るパリティ等がある。ここで、図3で示したようにSW
コア部43において付加されるパス監視ビットの領域
は、パリティ計算の対象から除外する。
【0060】SWコア部43は、スケジューラIF部4
8によって生成された回線制御信号47に基づいてスイ
ッチングを行い、その出力パケットは、出力側パリティ
検査部44および出力側パリティ挿入部45に入力され
る。出力側パリティ検査部44は、入力側パリティ挿入
部42によって付加されSWコア部43によってスイッ
チングが行われたパケットごとにパリティをチェックす
ることで、SWコア部43によるスイッチングパスの監
視を行う。このパリティチェックの結果、エラーを検出
したときには、図示しない管理装置に対して、出力側パ
リティエラー信号51を出力して、SWコア部43にお
けるスイッチングパスの異常と、異常を検出したパスを
通知する。
【0061】ところで、スケジューラIF部48は、図
4に示したようにSWコア部43の出力ポートに対応し
てそれぞれカウンタを備えており、スケジューラ部33
によって行われた接続スケジューリングの結果である回
線設定情報36より、回線設定が行われないことを示す
Valid信号が無効であるとき、カウンタ値を回線設
定データとする回線制御信号47を生成する。
【0062】このような回線制御信号47が入力される
SWコア部43は、図3に示すように各出力ポートごと
に回線設定データで示される入力ポートのパケットを選
択出力することによって、n×nスイッチを実現する。
さらに、スイッチングされたパケットの選択の際に用い
た回線設定データに対応するValid信号が無効のと
きは、パス監視ビット挿入部61でスイッチングされた
パケットがパス監視用であることを示すパス監視ビット
をパケットの所定の位置に挿入する。すなわち、回線設
定データが無効のときは、接続スケジューリングによっ
て出力ポートの割り当てが行われない。したがって、S
Wコア部43ではスケジューラIF部48で生成された
カウンタ値で何らかの入力ポートのパケットを選択させ
るようにすることで、回線接続設定が行われない場合で
あってもパス監視を行うようにした。このようにパス監
視用にのみ使用される必要があるため、後段においてパ
ス監視用のパケットであることが識別できるようにする
必要がある。
【0063】図2に戻って説明を続ける。SW部31で
は、さらにSW部31と出力IF部32との間のパスを
監視するため、出力側パリティ挿入部45でSWコア部
43でスイッチングされたパケットに含まれる主信号デ
ータに対するパリティを生成し、新たに付加する。新た
にパリティが付加されたパケットは、出力側IF部46
に対して出力される。出力側IF部46では、出力IF
部32とIF処理後、出力パケット52として出力IF
部32に対して出力される。
【0064】出力IF部32では、第1〜第nの出力I
F部371〜37nにおいて、スケジューラ部33から通
知信号SrcAckを受信したときにはSW部31でス
イッチングされた出力パケット52を受信して、外部装
置に接続される図示しない出力ポートに対して出力する
とともに、SW部31によって付加されたパリティに基
づいて、SW部31と出力IF部32との間のパス監視
を行う。
【0065】このように第1の実施例におけるパス監視
装置を適用したパケットスイッチは、n×nスイッチを
実現するSW部31を介して入力IF部30の各入力ポ
ートに入力される主信号データを、スケジューラ部33
によって行われる接続スケジューリングの結果である回
線設定情報36に基づいて、出力IF部32の各出力ポ
ートから出力するようにしている。入力IF部30で
は、各回線ごとに主信号データから固定長パケットに変
換するとともに、主信号データに対するパリティを付加
する。SW部31では、入力側パリティ検査部41でパ
リティチェックすることで、入力IF部30とSW部3
1との間のパスを監視する。さらに、SW部31では、
入力IF部30から入力されたパケットについて、入力
側パリティ挿入部42で、新たにパケットに含まれる主
信号データに対するパリティを生成し、付加する。そし
て、SWコア部43でスイッチングされた出力パケット
を、出力側パリティ検査部44でパリティチェックする
ことで、SWコア部43によるスイッチングパスの監視
を行う。さらにまた、出力側パリティ挿入部45でSW
コア部43でスイッチングされたパケットに含まれる主
信号データに対するパリティを生成し、付加する。そし
て、出力IF部32でパリティチェックすることで、S
W部31と出力IF部32との間のパスの監視を行う。
【0066】スケジューラIF部48では、スケジュー
ラ部33によって行われた接続スケジューリングの結果
生成された回線設定情報36に対して、回線設定が行わ
れない出力ポートに対しても、予め出力ポートに対応さ
せて設けた回線設定データが無効のたびにカウントアッ
プされたカウンタ値を回線設定データとする回線制御信
号47をSWコア部43に対して出力するようにしてい
る。SWコア部43は、スケジューラ部33によって回
線設定が行われないポートに対して、スケジューラIF
部48から供給された回線制御信号47に基づいて、回
線設定データが無効のたびにカウントアップされたカウ
ンタ値に対応する入力ポートのパケットを出力するとと
もに、パス監視用データであることを後段で識別できる
ようにパケットの所定の位置にパス監視ビットを挿入す
るようにしている。これにより、SW部31で回線設定
されずにスイッチングが行われないパスについても、何
らかの入力ポートのパケットを出力させ、出力側におい
てそのパリティをチェックすることができるので、本来
未使用のスイッチングパスの監視を行うことができる。
また、スケジューラIF部48で出力ポートごとに出力
ポート数“n”を最大値として巡回するカウンタで回線
設定データが無効のときにカウントアップし、このカウ
ンタ値をパス監視用の回線設定データとしてSWコア部
43に供給するようにしたので、スイッチの全主信号パ
スの監視を容易に行うことができる。
【0067】第2の実施例
【0068】第1の実施例におけるパス監視装置を適用
したパケットスイッチは、各監視区間ごとにパリティを
付加し、パスの異常を検出するようにしていた。そし
て、各パリティ挿入部では、パケットスイッチに入力さ
れた主信号データに対応する部分について、新たにパリ
ティを生成してパケットに付加するようにしていたた
め、異常が発生したパスの特定が可能である。しかしな
がら、各パリティ挿入部では主信号データの抽出部が必
要となって処理も遅延する。そこで、パス監視の精度を
低下させることなく、パリティの生成を省略して、装置
の簡素化および処理の高速化を図ることも可能である。
第2の実施例におけるパス監視装置を適用したパケット
スイッチは、SW部を変更することで、パリティ生成を
省略化するとともに、パスの異常の発生区間の特定を容
易にしている。
【0069】第2の実施例におけるパス監視装置を適用
したパケットスイッチの構成は、図1に示した第2の実
施例におけるパス監視装置を適用したパケットスイッチ
の構成とは、SW部が異なる。以下では、この点につい
て説明する。
【0070】図5は、第2の実施例におけるパス監視装
置を適用したパケットスイッチのSW部80の構成要部
を表わしたものである。ただし、図2に示した第1の実
施例におけるSW部31と同一部分には同一符号を付
し、説明を省略する。第2の実施例におけるSW部80
が、第1の実施例におけるSW部31と異なる点は、入
力側パリティ挿入部42に代えてポート番号挿入部81
によりパケットに入力ポート番号を挿入するとともに、
出力側パリティ検査部82において、入力側パリティエ
ラー信号51を参照して出力側パリティエラー信号83
を生成するところである。
【0071】すなわち、ポート番号挿入部81は、入力
側IF部40でIF処理後のパケットデータに対して、
入力ポートを特定するための入力ポート番号をパケット
データの所定位置に挿入する。なお、この入力ポート番
号が挿入されるパケットの所定の領域は、パリティ計算
の対象外とする。SWコア部43は、ポート番号挿入部
81によって入力ポート番号が挿入されたパケットをス
イッチングし、出力側パリティ挿入部45および出力側
パリティ検査部82に対して出力する。
【0072】ところで、入力側パリティ検査部41は、
第1の実施例におけるSW部31と同様に、第1〜第n
の入力IF部341〜34nで付加されたパリティをチェ
ックすることによって、入力IF部30からの主信号パ
ス監視を行う。パリティチェックの結果、第1〜第nの
入力IF部341〜34nそれぞれに対応した実装情報5
0を参照して実装されている入力IF部に対応するポー
トでエラーを検出したときには、入力ポート番号を含む
入力側パリティエラー信号49を図示しない管理装置に
対して出力する。また、この入力側パリティエラー信号
49は、出力側パリティ検査部82に対しても供給され
ている。
【0073】第2の実施例における出力側パリティ検査
部82は、第1の実施例における出力側パリティ検査部
44とは異なり、第1〜第nの入力IF部341〜34n
によって付加されてSWコア部43によってスイッチン
グが行われたパケットのパリティをチェックすることに
よって、SWコア部43によるスイッチングパスの監視
を行う。このパリティチェックの結果、エラーを検出し
たときには、図示しない管理装置に対して、エラーの発
生した出力ポートの番号を含む出力側パリティエラー信
号83を出力して、エラーの発生を通知する。
【0074】しかし、第2の実施例における出力側パリ
ティ検査部82は、エラーを検出したパケットからポー
ト番号挿入部81で挿入された入力ポート番号を抽出
し、入力側パリティ検査部41によって生成された入力
側パリティエラー信号51を参照して、入力側において
抽出した入力ポート番号のエラーが検出されたか否かを
判別するようになっている。出力側パリティ検査部82
は、エラーを検出したパケットが入力側においてもエラ
ーを発生させていると判別されたときには、出力側パリ
ティエラー信号83をマスクし、エラー発生の通知を停
止する。また、エラーを検出したパケットが入力側にお
いてもエラーを発生させていないと判別されたときに
は、出力側パリティエラー信号83をそのまま図示しな
い管理装置に対して、エラー発生を通知する。
【0075】このように第2の実施例におけるパス監視
装置を適用したパケットスイッチは、SW部80におい
て、SWコア部43の入力側でポート番号挿入部81に
より入力ポート番号をパケットに挿入し、SWコア部4
3の出力側で出力側パリティ検査部82により入力IF
部30で付加されたパリティをチェックすることで、S
Wコア部43のスイッチングパスを監視する。ここでパ
リティエラーが検出されたときには、エラーの検出され
たパケットにポート番号挿入部81により挿入された入
力ポート番号を抽出して、入力側パリティ検査部41に
よって検出された入力側パリティエラー信号49を参照
して入力側でもパリティエラーを発生させたか否かを検
出するようにしている。そして、入力側パリティ検査部
41においてもパリティエラーが検出されているときに
は、出力側パリティエラー信号83をマスクして、エラ
ーの通知を行わないようにしている。これにより、どの
監視区間においてエラーが発生したかを容易に特定する
ことができるようになる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、スケジューラ部がスイッチ手段の回線設定が
行われないポートを示す回線制御信号を生成すると共
に、スイッチ部にパス監視ビット挿入手段を供えさせた
ので、回線設定されずにスイッチングが行われないパス
についても、何らかの入力ポートのパケットを出力さ
せ、出力側においてそのパリティをチェックすることが
でき、本来未使用のスイッチングパスの監視を行うこと
ができる。
【0077】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の発明と同様の効果を得ることができるだけでな
く、請求項1記載の発明における入力側パリティ付加手
段を不要としたので、パリティチェックのための演算処
理の負担を軽減することができる。
【0078】
【0079】さらに請求項3記載の発明によれば、回線
の設定が行われているか否かに関わらず、入力インター
フェスとスイッチとの間のパスを容易に監視するこ
とができる。
【0080】また請求項4記載の発明によれば、回線の
設定が行われているか否かに関わらず、スイッチによ
るスイッチングパスを容易に監視することができる。
【0081】さらに請求項5記載の発明によれば、回線
の設定が行われているか否かに関わらず、スイッチ部と
出力インタフェース部との間のパスを容易に監視するこ
とができる。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるパス監視装置が適用され
たパケットスイッチの構成の概要を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例におけるSW部の構成要部を示す
ブロック図である。
【図3】第1の実施例におけるSWコア部の構成要部を
示すブロック図である。
【図4】第1の実施例におけるスケジューラIF部の構
成要部を示すブロック図である。
【図5】第2の実施例におけるSW部の構成要部を示す
ブロック図である。
【図6】従来提案されたパス監視装置の構成の概要を示
すブロック図である。
【符号の説明】
30 入力IF部 31、80 SW部 32 出力IF部 33 スケジューラ部 341〜34n 第1〜第nの入力IF部 351〜35n 固定長パケット 36 回線設定情報 371〜37n 第1〜第nの出力IF部 40 入力側IF部 41 入力側パリティ検査部 42 入力側パリティ挿入部 43 SWコア部 44、82 出力側パリティ検査部 45 出力側パリティ挿入部 46 出力側IF部 47 回線制御信号 48 スケジューラIF部 49 入力側パリティエラー信号 50 実装情報 51、83 出力側パリティエラー信号 52 出力パケット 60 セレクタ部 61 パス監視ビット挿入部 62 データ選択制御部 631〜63n 第1〜第nのセレクタ部 641〜64n 第1〜第nのパス監視ビット挿入部 651〜65n 選択制御信号 661〜66n 挿入制御信号 70 データ抽出部 71 カウンタ部 72 設定データ選択部 731〜73n 第1〜第nのn進カウンタ部 741〜74n 第1〜第nの選択部 75 Valid信号 76 回線設定データ 81 ポート番号挿入部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/24 H04L 12/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各回線ごとの主信号データに対してパリ
    ティを付加するインタフェース側パリティ付加手段を備
    えた入力インタフェース部と、 この入力インタフェース部から送られてきた主信号デー
    タのパリティをチェックする入力側パリティ検査手段
    と、前記入力インタフェース部から送られてきた主信号
    データに新たにパリティを生成して付加する入力側パリ
    ティ付加手段と、この入力側パリティ付加手段の出力す
    る主信号データが伝送される回線の接続を切り換えるス
    イッチ手段と、このスイッチ手段のスイッチングした主
    信号データのパリティをチェックする出力側パリティ検
    査手段と、前記スイッチ手段の出力する主信号データに
    対して新たにパリティを生成して付加する出力側パリテ
    ィ付加手段と、前記スイッチ手段の回線設定が行われな
    いポートを示す回線制御信号を入力してその回線設定が
    行われないポートからパス監視ビットを挿入するパス監
    視ビット挿入手段とを備えたスイッチ部と、 前記スイッチ手段の入力ポートと出力ポートとの間の回
    線設定が有効であるか無効であるかを示す回線設定デー
    タを入力して、前記回線制御信号を生成するスケジュー
    ラ部と、 前記スイッチ部の出力する主信号データのパリティをチ
    ェックするインタフェース側パリティ検査手段を備えた
    出力インタフェース部 とを具備することを特徴とするパ
    ス監視装置。
  2. 【請求項2】 各回線ごとの主信号データに対してパリ
    ティを付加するインタフェース側パリティ付加手段を備
    えた入力インタフェース部と、 この入力インタフェース部から送られてきた主信号デー
    タのパリティをチェックする入力側パリティ検査手段
    と、前記入力インタフェース部から送られてきた主信号
    データに回線ごとのポート番号をパリティ計算の対象外
    のデータ領域に付加するポート番号付加手段と、このポ
    ート番号付加手段の出力する主信号それぞれが伝送され
    る回線の接続を切り換えるスイッチ手段と、このスイッ
    チ手段のスイッチングした主信号データのパリティをチ
    ェックしてエラーを生じた回線については同一の回線に
    ついて前記入力側パリティ検査手段がエラーを検出して
    いないときのみその回線についてエラーが生じたものと
    する出力側パリティ検査手段 と、前記スイッチ手段の出
    力する主信号データに対して新たにパリティを生成して
    付加する出力側パリティ付加手段と、前記スイッチ手段
    の回線設定が行われないポートを示す回線制御信号を入
    力してその回線設定が行われないポートからパス監視ビ
    ットを挿入するパス監視ビット挿入手段とを備えたスイ
    ッチ部と、 前記スイッチ手段の入力ポートと出力ポートとの間の回
    線設定が有効であるか無効であるかを示す回線設定デー
    タを入力して、前記回線制御信号を生成するスケジュー
    ラ部と、 前記スイッチ部の出力する主信号データのパリティをチ
    ェックするインタフェース側パリティ検査手段を備えた
    出力インタフェース部とを具備することを特徴とする
    ス監視装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ部は、前記入力側パリティ
    検査手段がパリティエラーを検出したときパリティエラ
    ーの発生とそのエラーの発生した回線を通知する入力側
    パリティエラー発生通知手段を具備することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のパス監視装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ部は、前記出力側パリティ
    検査手段がパリティエラーを検出したときパリティエラ
    ーの発生とそのエラーの発生した回線を通知する入力側
    パリティエラー発生通知手段を具備することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のパス監視装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ部は、前記インタフェース
    側パリティ検査手段がパリティエラーを検出したときパ
    リティエラーの発生とそのエラーの発生した回線を通知
    する入力側パリティエラー発生通知手段を具備すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のパス監視装
    置。
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