JP3494168B2 - パケットパス監視方式及び装置 - Google Patents

パケットパス監視方式及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットパス監視
方式に関し、特にパケットパスを監視するパケットパス
監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】SONETリング等に代表されるトラン
スポート網において、STMフレームだけでなく、10
M、100Mイーサネット(登録商標)に代表されるパ
ケット系のトラヒックに対しても既存バックボーンの大
容量STMパスに直接収容する新規技術(2点)がトレ
ンドである。
【0003】1点目の新規技術は、従来技術であるPO
S(PPP over SONET)フレーミング技術
におけるフラグパタンネックを解消し、高い同期特性を
有するGeneric Framing Proced
ure(GFP)によるフレーミング技術である。この
GFP技術は、多種多様なレイヤ2プロトコルを共通の
形式にフレーミングし、パケット転送処理単位を共通フ
レーム化するものである。これにより、多趣回線収容に
おける柔軟性を持つと共に統計多重効果を利用したパケ
ットトラヒックの効率収容が可能となる。
【0004】2点目の新規技術として、伝送路帯域の有
効利用の観点から、LAN・WAN間におけるインタフ
ェース速度のミスマッチを埋め、WANインタフェース
のgranularity改善を主目的とするVC(V
irtual Concatenation)技術があ
る。このVC技術は、伝送路上の複数の論理チャネルを
仮想的に1つのチャネルとみなして連結することによ
り、伝送路の帯域を有効利用するものである。
【0005】例えば、100M−Etherを、1回線
をSTM装置で収容する場合、従来装置ではVC−4
(150Mbps)のチャネルを使用することになり、
100Mbpsのデータに対して150Mbpsのチャ
ネルを割り当てなければならない。ところが、VC−3
(50Mbps)を2チャネル使用すれば100Mとな
るため、この2チャネルをVirtual Conca
tenationとして連結することにより、100M
−Ether帯域を無駄なく収容できる。これにより、
トランスポートプロバイダにとって、各種パケットサー
ビス速度を細かなgranularityで提供するこ
とが可能となる。
【0006】しかしながら、従来のパケットパス監視装
置は、Ethernet等に代表されるパケット網にお
いて、大規模基幹網での運用に耐え得る強固な警報転送
機能を有しておらず、トランスポートプロバイダにとっ
て保守・障害切り分け・責任分解点把握が困難という問
題がある。
【0007】一方、NativeなSONET網は、セ
クションレイヤ・パスレイヤ等、レイヤ毎に警報転送機
能を有する装置で構成されているが、LAN相互接続さ
れる点(エッジ)において、警報監視パスが途切れるこ
ととなる。
【0008】そこで、従来技術であるリモート端局の回
線異常を既存のSTMパスレイヤ上に配備されている警
報転送機能を利用して対向装置に異常を通知する場合
(LAN側物理レイヤ終端機能上の異常をP−AISと
して集約して転送する場合)、従来のパケットパス監視
装置は、STMパスレイヤで集線された複数(n本)の
パケットパスのうち、任意の1本の伝送路異常により、
他の正常((n−1)本)のパケットパスもすべて異常
と判断されて(冗長化構成の場合、切替え対象と判定さ
れて)しまう。
【0009】また、このような不都合が起きないように
するには、LAN側物理回線からパケットパスへの収
容、パケットパスからSTMパス収容設定において、全
て1:1となるようプロビジョニングしなければならな
い。この場合、網運用上の制約が発生すると共にパケッ
トパス導入による統計多重効果とVCによる伝送路帯域
の柔軟な割り当てによる効果が十分に発揮されない。
【0010】このため、GFP技術によるパケットパス
確立とパケット収容効率の向上、VC(Virtual
Concatenation)技術による帯域割り当
ての柔軟性をもつ通信装置(SONET−MAC−N
E)において、トランスポートプロバイダにとって保守
・障害切り分け・責任分解点把握をすることができるパ
ケットパス監視方式及び装置が望まれる。
【0011】また、パスを監視する従来技術として、特
開2001−53756号公報では、回線設定されてい
ないパスに関しても容易にパス監視を行うことができる
パス監視装置が開示されている。このパス監視装置は、
n×nスイッチを実現するスイッチ部(SW部)を介し
て入力インタフェース部(入力IF部)の各入力ポート
に入力される主信号データを、スケジューラ部によって
行われる接続スケジューリングの結果である回線設定情
報に基づいて、出力インタフェース部(出力IF部)の
各出力ポートから出力する。入力IF部とSW部との間
のパス、SW部におけるスイッチングパス、SW部と出
力IF部との間のパスを、それぞれ主信号データに対し
て付加したパリティをチェックしてパス監視を行う。回
線設定情報は、SW部において出力ポートごとに設けら
れたカウンタによって、回線設定されていない場合にカ
ウンタ値を回線設定データとして出力する。この出力パ
ケットは、パス監視用データとして識別させる。
【0012】また、特開平7−46238号公報では、
パケットのルーチング網を監視するルーチング網監視方
式が開示されている。このルーチング網監視方式は、ル
ーチング網に対してパス検査用パケットを挿入し回収す
る監視制御部と、ルーチング網内の各経路に設けられ
て、そこを通過するパス検査用パケットに対し対応する
通過位置情報を付与するパスモニタ部とを備え、監視制
御部は、回収したパス検査用パケットの通過位置情報に
基づいてルーチング網の状態を監視することを特徴とし
ている。
【0013】また、URL“http://WWW.t
1.org/FileMgr/GetOneFile.
taf?FileName=1x150390&NW=
Y”に刊行されたEnrique Hernandez
−Valenciaによる“GFP Breakuot
group report and Revisio
n 1”には、主にOAM(Operation、 A
dministration and Mainten
ance:保守運用管理)用途として、GFPコントロ
ールフレームのフォーマットが策定されつつあることが
記載されているが、GFPコントロールフレームを用い
た具体的な転送メカニズムは、Openissueとな
っており、具体的な警報転送手段を有していない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トラ
ンスポートプロバイダにとって保守・障害切り分け・責
任分解点把握を容易にすることができるパケットパス監
視方式及び装置を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、網運用上の制約をな
くし、大規模基幹網での運用に耐え得ることができるパ
ケットパス監視方式及び装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0017】本発明のパケットパス監視方式は、複数の
通信装置(1a)と、STMパスが各々設けられ、各々
が複数の通信装置(1a)の各々に接続された複数の伝
送路とを備えている。複数の通信装置(1a)と、複数
の伝送路の各々に設けられたSTMパスには、パケット
を転送するためのパケットパス(200)が割り当てら
れている。複数の通信装置(1a)の各々は、パケット
パス(200)上の回線異常を、複数の通信装置(1
a)のうちの予め定められた通信装置(1a)に通知す
る警報転送部(2b、2c)を備えている。
【0018】複数の通信装置(1a)は、入力ノード
(N1)を示す入力通信装置(N1、1a)と、中継ノ
ード(N2)を示す中継通信装置(N2、1a)と、出
力ノード(N4)を示す出力通信装置(N4、1a)と
を含む。
【0019】入力通信装置(N1、1a)の警報転送部
(2b、2c)は、入力通信装置(N1、1a)に割り
当てられたパケットパス(200)上の異常を出力通信
装置(N4、1a)に通知する。出力通信装置(N4、
1a)は、予め定められた通信装置に対応する。
【0020】出力通信装置(N4、1a)の警報転送部
(2b、2c)は、出力通信装置(N4、1a)に割り
当てられたパケットパス(200)上の異常を入力通信
装置(N1、1a)に通知する。入力通信装置(N1、
1a)は、予め定められた通信装置に対応する。
【0021】中継通信装置(N2、1a)の警報転送部
(2b、2c)は、中継通信装置(N2、1a)に割り
当てられたパケットパス(200)上の異常を入力通信
装置(N1、1a)及び出力通信装置(N4、1a)の
少なくともいずれか一方に通知する。入力通信装置(N
1、1a)及び出力通信装置(N4、1a)の少なくと
もいずれか一方は、予め定められた通信装置に対応す
る。
【0022】入力通信装置(N1、1a)及び出力通信
装置(N4、1a)の一方に割り当てられたパケットパ
ス(200)上の異常が、伝送路に設けられたSTMパ
ス上の異常により発生し、入力通信装置(N1、1a)
及び出力通信装置(N4、1a)の一方の警報転送部
(2b、2c)が、入力通信装置(N1、1a)及び出
力通信装置(N4、1a)の一方に割り当てられたパケ
ットパス(200)上の異常を入力通信装置(N1、1
a)及び出力通信装置(N4、1a)の他方に通知する
ための一次警報として出力したとき、中継通信装置(N
2、1a)の警報転送部(2b、2c)は、中継通信装
置(N2、1a)に割り当てられたパケットパス(20
0)上の異常を、一次警報に代えて、入力通信装置(N
1、1a)及び出力通信装置(N4、1a)の他方に通
知するための二次警報として出力する。入力通信装置
(N1、1a)及び出力通信装置(N4、1a)の他方
は、予め定められた通信装置に対応する。
【0023】本発明のパケットパス監視装置は、伝送路
に接続された回線部(2e、2f)と、パケットをスイ
ッチするスイッチ部(2x)とを備えている。伝送路に
はSTMパスが設けられ、回線部(2f)と、伝送路に
設けられたSTMパスには、パケットを転送するための
パケットパス(200)が割り当てられている。回線部
(2e、2f)及びスイッチ部(2x)の少なくともい
ずれか一方は、パケットパス(200)上の回線異常を
出力する。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
るパケットパス監視方式の実施の形態を以下に説明す
る。
【0025】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係るパケットパス監視方式の構成を示すブロック図で
ある。図2は、本実施の形態1に係るパケットパス監視
方式における通信装置の構成を示すブロック図である。
【0026】本発明のパケットパス監視方式は、例え
ば、図1に示されるようなネットワークシステムで実施
される。図1に示されるように、本実施の形態1に係る
パケットパス監視方式は、複数のSONET−MAC−
NE1aと、複数のLAN1c(またはユーザLAN1
cと称す)と、STMパスが各々設けられ、各々が複数
のSONET−MAC−NE1aの各々に接続された複
数の伝送路とを含む。複数のSONET−MAC−NE
1aは、同一リング内、同一対向インタフェースを示す
SONET−Ring1bに設けられている。複数のS
ONET−MAC−NE1aのうちのネットワークの入
力ノードに対応するSONET−MAC−NE1aに
は、LAN1c(複数のLAN1cのうちの入力側LA
N1cとする)が接続されている。複数のSONET−
MAC−NE1aのうちのネットワークの出力ノードに
対応するSONET−MAC−NE1aには、LAN1
c(複数のLAN1cのうちの出力側LAN1cとす
る)が接続されている。複数のSONET−MAC−N
E1aのうちの入力ノード及び出力ノードに対応するS
ONET−MAC−NE1a以外のSONET−MAC
−NE1aは中継ノードに対応する。
【0027】SONET−MAC−NE1aは、本発明
のパケットパス監視装置、STM端局装置に対応し、L
AN側パケットトラヒックを収容し、SDH/SONE
Tに代表される既存基幹網のLAN1c側を拡張し、既
存のSTMフレーム転送パス上で、POINT to
POINT通信を実現し、Shared Mediaと
して従来のSTMパスにパケットパスを割り当てパス使
用効率の向上を図りつつ、N:M通信を実現する通信装
置である。このSONET−MAC−NE1aは、収容
するLAN1cを拡張すべく、STMトラヒック以外に
例えばギガイーサネットパケットトラヒックを収容する
端局装置として設置される。SONET−MAC−NE
1a間(符号1a−1a間)の通信では、符号200で
示されたパケットパスにより確立された論理パス上で伝
送路を介して行われ、STMパスにパケットパス200
を割り当てることによりパス使用効率が向上する(図2
参照)。
【0028】複数のSONET−MAC−NE1aと、
複数の伝送路の各々に設けられたSTMパスには、パケ
ットを転送するための上述のパケットパス200が割り
当てられている。複数のSONET−MAC−NE1a
の各々は、パケットパス200上の回線異常を、複数の
SONET−MAC−NE1aのうちの予め定められた
入力ノードを示すSONET−MAC−NE1a(入力
ノードに対応するSONET−MAC−NE1a)及び
出力ノードを示すSONET−MAC−NE1a(出力
ノードに対応するSONET−MAC−NE1a)の少
なくともいずれか一方に通知する警報転送機能を備えて
いる。入力ノードを示すSONET−MAC−NE1a
の警報転送機能は、入力ノードを示すSONET−MA
C−NE1aに割り当てられたパケットパス200上の
異常を、予め定められた出力ノードを示すSONET−
MAC−NE1aに通知する。出力ノードを示すSON
ET−MAC−NE1aの警報転送機能は、出力ノード
を示すSONET−MAC−NE1aに割り当てられた
パケットパス200上の異常を、予め定められた入力ノ
ードを示すSONET−MAC−NE1aに通知する。
中継ノードを示すSONET−MAC−NE1a(中継
ノードに対応するSONET−MAC−NE1a)の警
報転送機能は、中継ノードを示すSONET−MAC−
NE1aに割り当てられたパケットパス200上の異常
を、予め定められた入力ノードを示すSONET−MA
C−NE1a及び出力ノードを示すSONET−MAC
−NE1aの少なくともいずれか一方に通知する。
【0029】次に、SONET−MAC−NE1aの構
成について図2を参照して説明する。ここで、図2に示
される例では、説明を簡単にするため、SONET−M
AC−NE1aの構成を3とし、入力ノードを示すSO
NET−MAC−NE1aと、中継ノードを示すSON
ET−MAC−NE1aとは伝送路を介して接続され、
上記の中継ノードを示すSONET−MAC−NE1a
と、出力ノードを示すSONET−MAC−NE1aと
は伝送路を介して接続されているものとする。伝送路に
はSTMパスが設けられ、SONET−MAC−NE1
aと、伝送路に設けられたSTMパスには、パケットを
転送するためのパケットパス200が割り当てられてい
る。
【0030】図2に示されるように、複数のSONET
−MAC−NE1aの各々は、既存のSTMトラヒック
を収容するSTM収容回線カード2aと、専用のパケッ
ト処理ハードウエア回路等の主信号入出力部を有するパ
ケット収容回線カード2bと、パケットトラヒック転送
先を決定するスイッチ部を有するパケットスイッチカー
ド2cと、STMパススイッチ機能を有するSTMスイ
ッチカード2dとを少なくとも備えている。
【0031】パケットトラヒックを収容するに際し、パ
ケット収容回線カード2b−パケットスイッチカード2
c間、パケットスイッチカード2c−STM収容回線カ
ード2a間には、上述のパケットパス200なる論理パ
スが予め設定されており、パケットトラヒックは、パケ
ットパス200上で転送すべきパケットをパケットデー
タとしてパケットの転送を実行する。
【0032】入力ノードを示すSONET−MAC−N
E1aは、Triburaty回線カード2e、Agg
regate回線カード2f、パケットをスイッチする
スイッチカード2xから構成される。スイッチカード2
xには、パケットスイッチカード2cとSTMスイッチ
カード2dとが含まれる。Triburaty回線カー
ド2eには、STM収容回線カード(STMIF)2a
と、複数のパケット収容回線カード(例えば、図2に示
されるGBE−LC#1、GBE−LC#2)2bとが
含まれる。Aggregate回線カード2fには複数
のSTM収容回線カード(STMIF)2aが含まれ
る。Triburaty回線カード2eにおけるSTM
収容回線カード2aと複数のパケット収容回線カード2
bは、入力側LAN1cに接続されている。STMスイ
ッチカード2dには、パケットスイッチカード2cと、
Triburaty回線カード2eにおけるSTM収容
回線カード2a、複数のパケット収容回線カード2b
と、Aggregate回線カード2fにおける複数の
STM収容回線カード2aとが接続されている。
【0033】入力ノードを示すSONET−MAC−N
E1aにおいて、Triburaty回線カード2eの
パケット収容回線カード2bは、入力側LAN1cから
のパケット(LANパケット)を受信(入力)し、LA
Nパケットを出力側LAN1cへ転送するためのパケッ
トデータを生成して出力する(受信したパケットをGF
Pフレームでカプセル化し、カプセル化されたGFPフ
レームをSTMフレームにマッピングして出力する)。
STMスイッチカード2dは、STMパススイッチ機能
として、パケットパス200が割り付けられたSTMパ
スに従って、Triburaty回線カード2eのパケ
ット収容回線カード2bからのパケットデータをパケッ
トスイッチカード2cにスイッチし、パケットスイッチ
カード2cからのパケットデータをAggregate
回線カード2fのSTM収容回線カード2aにスイッチ
する。Aggregate回線カード2fのSTM収容
回線カード2aは、パケットパス200に従って、パケ
ットデータを伝送路に送出する。
【0034】中継ノードを示すSONET−MAC−N
E1aは、Aggregate回線カード2g、Agg
regate回線カード2h、スイッチカード2xから
構成される。スイッチカード2xには、パケットスイッ
チカード2cとSTMスイッチカード2dとが含まれ
る。Aggregate回線カード2gには複数のST
M収容回線カード(STMIF)2aが含まれ、Agg
regate回線カード2gにおける複数のSTM収容
回線カード2aの各々は、入力ノードを示すSONET
−MAC−NE1aのAggregate回線カード2
fにおける複数のSTM収容回線カード2aの各々に、
伝送路を介して接続されている。Aggregate回
線カード2fには複数のSTM収容回線カード2aが含
まれる。STMスイッチカード2dには、パケットスイ
ッチカード2cと、Aggregate回線カード2g
における複数のSTM収容回線カード2aと、Aggr
egate回線カード2fにおける複数のSTM収容回
線カード2aとが接続されている。
【0035】中継ノードを示すSONET−MAC−N
E1aにおいて、STMスイッチカード2dは、STM
パススイッチ機能として、パケットパス200が割り付
けられたSTMパスに従って、Aggregate回線
カード2gのSTM収容回線カード2aからのパケット
データをパケットスイッチカード2cにスイッチし、パ
ケットスイッチカード2cからのパケットデータをAg
gregate回線カード2hのSTM収容回線カード
2aにスイッチする。Aggregate回線カード2
hのSTM収容回線カード2aは、パケットパス200
に従って、パケットデータを伝送路に送出する。
【0036】出力ノードを示すSONET−MAC−N
E1aは、Aggregate回線カード2j、Tri
buraty回線カード2k、スイッチカード2xから
構成される。スイッチカード2xには、パケットスイッ
チカード2cとSTMスイッチカード2dとが含まれ
る。Aggregate回線カード2jには複数のST
M収容回線カード(STMIF)2aが含まれ、Agg
regate回線カード2jにおける複数のSTM収容
回線カード2aの各々は、中継ノードを示すSONET
−MAC−NE1aのAggregate回線カード2
hにおける複数のSTM収容回線カード2aの各々に、
伝送路を介して接続されている。Triburaty回
線カード2kには、STM収容回線カード(STMI
F)2aと、複数のパケット収容回線カード(例えば、
図2に示されるGBE−LC#1、GBE−LC#2)
2bとが含まれる。Triburaty回線カード2k
におけるSTM収容回線カード2aと複数のパケット収
容回線カード2bは、出力側LAN1cに接続されてい
る。STMスイッチカード2dには、パケットスイッチ
カード2cと、Aggregate回線カード2jにお
ける複数のSTM収容回線カード2aと、Aggreg
ate回線カード2fにおけるSTM収容回線カード2
a、複数のパケット収容回線カード2bとが接続されて
いる。
【0037】出力ノードを示すSONET−MAC−N
E1aにおいて、STMスイッチカード2dは、STM
パススイッチ機能として、パケットパス200が割り付
けられたSTMパスに従って、Aggregate回線
カード2jのSTM収容回線カード2aからのパケット
データをパケットスイッチカード2cにスイッチし、パ
ケットスイッチカード2cからのパケットデータをTr
iburaty回線カード2kのパケット収容回線カー
ド2bにスイッチする。Triburaty回線カード
2kのパケット収容回線カード2bは、パケットデータ
に基づいて入力側LAN1cからのパケットを示すLA
Nパケットを生成して出力側LAN1cに送出する(S
TMフレームのデ・マッピングをしてGFPフレームを
検出し、検出されたGFPフレームのデ・カプセル化を
し、ユーザLAN1c側のプロトコルに基づいて、LA
Nパケットを生成して出力側LAN1cに送出する)。
【0038】次に、SONET−MAC−NE1aにお
けるSTM収容回線カード2a、パケット収容回線カー
ド2b、パケットスイッチカード2cの構成について図
3を参照して説明する。図3は、本実施の形態1に係る
パケットパス監視方式の通信装置におけるSTM収容回
線カード、パケット収容回線カード、パケットスイッチ
カードの構成を示すブロック図である。
【0039】図3に示されるように、パケット収容回線
カード2bは、LAN1cに接続された物理レイヤ終端
部3a1と、物理レイヤ終端部3a1に接続されたレイ
ヤ2終端部3b1と、レイヤ2終端部3b1に接続され
たGFP収容部3c1と、GFP収容部3c1に接続さ
れたVC生成部3d1と、VC生成部3d1に接続され
たSTMパスセクション生成部3e1と、STMパスセ
クション生成部3e1に接続されたスイッチインタフェ
ース部3fと、スイッチインタフェース部3fに接続さ
れたSTMパスセクション終端部3e2と、STMパス
セクション終端部3e2に接続されたVC終端部3d2
と、VC終端部3d2に接続されたGFP終端部3c2
と、GFP終端部3c2に接続されたレイヤ2生成部3
b2と、レイヤ2生成部3b2に接続された物理レイヤ
生成部3a2とを有する。物理レイヤ生成部3a2はL
AN1cに接続されている。パケット収容回線カード2
bのスイッチインタフェース部3fはSTMスイッチカ
ード2dに接続されている。
【0040】パケットスイッチカード2cは、パケット
スケジューラ部3a3と、パケットスケジューラ部3a
3に接続されたパケットスイッチ部3b3と、パケット
スイッチ部3b3に接続されたラベル変換部3c3と、
ラベル変換部3c3に接続された上述のVC生成部3d
1と、VC生成部3d1に接続された上述のSTMパス
セクション生成部3e1と、STMパスセクション生成
部3e1に接続された上述のスイッチインタフェース部
3fと、スイッチインタフェース部3fに接続された上
述のSTMパスセクション終端部3e2と、STMパス
セクション終端部3e2に接続された上述のVC終端部
3d2とを有する。ラベル変換部3c3はVC終端部3
d2に接続されている。パケットスイッチカード2cの
スイッチインタフェース部3fはSTMスイッチカード
2dに接続されている。
【0041】STM収容回線カード2aは、LAN1c
に接続された物理レイヤ終端部3d3と、物理レイヤ終
端部3d3に接続された上述のSTMパスセクション生
成部3e1と、STMパスセクション生成部3e1に接
続された上述のスイッチインタフェース部3fと、スイ
ッチインタフェース部3fに接続された上述のSTMパ
スセクション終端部3e2と、STMパスセクション終
端部3e2に接続された物理レイヤ生成部3d4とを有
する。物理レイヤ生成部3d4はLAN1cに接続され
ている。STM収容回線カード2aのスイッチインタフ
ェース部3fはSTMスイッチカード2dに接続されて
いる。
【0042】パケット収容回線カード2bにおいて、物
理レイヤ終端部3a1は、O/E変換を行う光インタフ
ェース受信部を有し、受信回線(例えばLAN1c)か
らの入力主信号としてシリアル信号を10ビットのパラ
レル信号に変換(デ・シリアライズ)してレイヤ2終端
部3b1に出力する。物理レイヤ生成部3a2は、E/
O変換を行う光インタフェース送信部を有し、レイヤ2
生成部3b2からの10ビットのパラレル信号を出力主
信号としてシリアル信号に変換(シリアライズ)し、送
信回線(例えばLAN1c)に送出する。ここで、入力
主信号には、パケットの先頭バイト、最終バイト、La
bel、宛先、Tag(MCR監視用)を示す信号が併
走され、出力主信号には、パケットの宛先、先頭バイ
ト、最終バイトを示す信号が併走される。主信号の入力
形態は、パケット単位(パケット長は8バイトの倍数)
であり、出力形態は、指定チャネル毎に1Word多重
である。
【0043】レイヤ2(MACレイヤ)終端部3b1
は、物理レイヤ終端部3a1からの信号をデータ符号化
(10B/8B変換)と、プリアンプル、SFDフィー
ルドの削除及びCRC演算とを行い、GFP収容部3c
1にレイヤ2パケットデータとして出力する。また、レ
イヤ2終端部3b1は、パケットパス200上の異常の
監視として、物理レイヤ終端部3a1により光入力がで
きないとき(入力側LAN1cからのパケット(LAN
パケット)の入力、即ち、入力主信号を受信できないと
き)、入力側LAN1cからの受信異常を検知(光入力
異常検出)し、光入力異常であることをGFP収容部3
c1に通知する。
【0044】レイヤ2(MACレイヤ)生成部3b2
は、GFP終端部3c2からのレイヤ2パケットデータ
に対して、プリアンプル、SFDフィールドの付加及び
CRC演算、8B/10B変換を行い、10ビットのパ
ラレル信号として物理レイヤ生成部3a2に出力する。
また、レイヤ2生成部3b2は、パケットパス200上
の異常の監視として、物理レイヤ生成部3a2により光
出力(光送出)ができないとき(入力側LAN1cから
のパケット(LANパケット)を出力側LAN1cに出
力、即ち、出力主信号を送信できないとき)、レイヤ2
生成部3b2は、出力側LAN1cへの送信異常を検知
(光出力異常検出)し、レイヤ2終端部3b1を介し
て、光出力異常であることをGFP収容部3c1に通知
する。
【0045】GFP収容部3c1は、レイヤ2終端部3
b1からのレイヤ2パケットデータに対応する多種多様
なレイヤ2プロトコルをSONET上にマッピングする
ためにGFPフレームでカプセル化(MAC→GFP)
し、GFPフレームペイロードのスクランブル処理を行
い、VC生成部3d1に出力する。また、GFP収容部
3c1では、GFPフレームの転送先を示す情報(以
降、GFPラベル、またはLabelと称す)を該GF
Pフレームのヘッダに収容するために、GFPフレーム
におけるコア・ヘッダ(Core Header(PL
I、cHEC))の計算・付与と、物理Source
Port括り付けのLabel、Tag及び宛先決定
と、GFPフレームにおけるペイロードヘッダ(Pay
load Header(Type、tHEC、Lab
el、Tag、eHEC))の取得/計算・付与と、L
abel毎のポリシング(Policing)処理によ
るTagのremark(または廃棄)と、FCS(C
RC−32)の計算・付与(モード設定により、有効/
無効の選択可能)とを行う。ポリシング処理では、La
belに基づいて入力パケットの高優先/低優先を決定
する。
【0046】また、GFP収容部3c1は、警報転送機
能として、パケットパス200上の警報表示信号(Al
arm Indication Signal)を示す
パケットパスAIS信号の生成・検出と、パケットパス
AIS信号の検出に基づいて遠端受信故障(Remot
e Defect Indication)を示すパケ
ットパスRDI信号の生成とを行う。GFP収容部3c
1によるパケットパスAIS信号の生成は、レイヤ2終
端部3b1、レイヤ2生成部3b2からの通知に基づい
て行われる。
【0047】GFP終端部3c2は、VC終端部3d2
からのパケットデータを入力し、GFPフレームペイロ
ードのデ・スクランブル処理を行い、GFPフレームの
デ・カプセル化(GFP→MAC)をし、レイヤ2生成
部3b2に出力する。また、GFP終端部3c2では、
Label、Tag毎のShaping処理による網内
揺らぎ吸収(モード設定により、有効/無効の選択可
能)と、パケットパス監視(エラー検出時の廃棄・スル
ーを選択可能とする)と、GFPペイロードヘッダのt
HEC部演算による1ビット誤り訂正と、GFPペイロ
ードヘッダのeHEC部演算による1ビット誤り訂正
と、FCSチェックによるエラー検出(モード設定によ
り、有効/無効の選択可能)と、ラベル毎のGFPペイ
ロード内のエラーパケット数のカウントとを行う。
【0048】VC生成部3d1は、GFP収容部3c1
からのパケットデータを入力し(パケットスイッチカー
ド2cの場合、ラベル変換部3c3からのパケットデー
タを入力し)、GFPフレームをSTMフレームペイロ
ード部へマッピングし、STMトラヒックと混在するパ
ケットトラヒックを効率よく収容するためのVirtu
al Concatenationを行い、STMパス
・セクション生成部3e1に出力する。また、VC生成
部3d1では、STMフレームのPOH領域の確保と、
Virtual Concatenationのための
Sequence Indicator生成、付加及び
MFI(Multi Frame Indicatio
n)の生成、付加とを行う。
【0049】VC終端部3d2は、STMパス・セクシ
ョン終端部3e2からのパケットデータを入力し、任意
のVirtual Concatenationに対応
してL2フレーム(レイヤ2フレーム)を検出し(ST
Mフレームペイロード部にマッピングされたGFPフレ
ームを検出(デ・マッピング)する)、GFP終端部3
c2に出力する(パケットスイッチカード2cの場合、
ラベル変換部3c3に出力する)。また、VC終端部3
d2では、GFPフレームにおけるコア・ヘッダのHE
C演算による1ビット誤り訂正と、GFPフレームにお
けるコア・ヘッダの誤り検出によるL2フレーム廃棄
と、パケット多重と、Padding処理とを行う。V
C終端部3d2では、チャネル毎パケット多重されたデ
ータ形式で出力する。
【0050】STMパス・セクション生成部3e1で
は、VC生成部3d1からのパケットデータを入力し
(パケットスイッチカード2cの場合、同じくVC生成
部3d1からのパケットデータを入力し、STM収容回
線カード2aの場合、物理レイヤ終端部3a1からのパ
ケットデータを入力し)、STMフレームのPOH、S
OHの値の生成、STMフレームのPOH、SOHの値
の挿入・BS付加のためのBIBP演算と、P−RD
I、P−RE1の付加と、STMフレーム化(STMフ
レーム化処理またはポインタ付加処理)と、カード間パ
ス監視用B1付与(STMパス上の異常の監視)とを行
い、スイッチインタフェース部3fに出力する。
【0051】スイッチインタフェース部3fは、STM
パス・セクション生成部3e1からのパケットデータを
STMスイッチカード2dに出力し、STMスイッチカ
ード2dからのパケットデータをSTMパス・セクショ
ン終端部3e2に出力する。ここで、STMスイッチカ
ード2dは、STMパススイッチ機能として、パケット
パスが割当てられたSTMパスに従って、パケット収容
回線カード2bからのパケットデータをパケットスイッ
チカード2cに出力し、パケットスイッチカード2cか
らのパケットデータをSTM収容回線カード2aに出力
する。
【0052】STMパス・セクション終端部3e2で
は、スイッチインタフェース部3fからのパケットデー
タを入力し、STMセクションの終端と、POH間パス
監視のチェック(STMパス監視、B1バイト使用)
と、STMパスの終端(STMパスポインタ処理)と、
Virtual Concatenation処理のた
めのMFI抽出と、異なるSTMフレームに収容された
同一Virtual Concatenation対応
のためのチャネルデータの位相差の吸収とを行い、VC
終端部3d2に出力する(パケットスイッチカード2c
の場合、同じくVC終端部3d2に出力し、STM収容
回線カード2aの場合、物理レイヤ生成部3a2に出力
する)。
【0053】ラベル変換部3c3は、パケットスイッチ
部3b3からのパケットデータを入力し、入力パケット
の出力チャネル単位にスクランブル処理と、主信号デー
タに4ビットパリティの付加(送信側ラベルとTagに
1ビット、その他の情報に1ビットのパリティを付加す
る)と、パケットパス200上の異常の監視として、R
ingフォーマット時のペイロード・ヘッダ領域のEx
tension内の監視とを行い、VC生成部3d1に
出力する。このラベル変換部3c3は、tHEC/eH
ECのチェック後、誤り訂正をし、誤り訂正不可能なパ
ケットの廃棄と、L2ラベル単位にFCSのチェックと
を行い、チェックの結果に基づいてパケットパス200
上の異常を検出する。また、ラベル変換部3c3は、初
期化時や運用中のLabel登録の変更時に宛先決定/
Label変換Memoryに対して変更後の情報を書
込む。ラベル変換部3c3は、受信パケット(入力パケ
ット)のラベルを参照して、送信側ラベルおよび出力チ
ャネル番号の検索をし、検索した送信側ラベルをパケッ
ト内に書込む。ここで、受信パケットのラベルが無効登
録の場合、ラベル変換部3c3は、該当パケットを廃棄
する。また、ラベル変換部3c3は、tHEC、eHE
Cを計算し、パケットに書込み、FCSを計算し、パケ
ットに書込む。
【0054】また、ラベル変換部3c3は、警報転送機
能として、パケットパス200上の警報表示信号(Al
arm Indication Signal)を示す
パケットパスAIS信号の生成・検出と、パケットパス
AIS信号の検出に基づいて遠端受信故障(Remot
e Defect Indication)を示すパケ
ットパスRDI信号の生成とを行う。ラベル変換部3c
3によるパケットパスAIS信号の生成は、パケットパ
ス200上の異常を検出したとき行われる。
【0055】また、ラベル変換部3c3は、VC終端部
3d2からのパケットデータ(GFPフレーム)を入力
し、入力パケットに対しチャネル単位にデ・スクランブ
ル処理を行い、パケットスイッチ部3b3に出力する。
【0056】パケットスイッチ部3b3は、ラベル変換
部3c3からのパケットデータを入力し、パケットスケ
ジューラ部3a3からの指示に従ってパケットのスイッ
チを行うパケットスイッチング機能(Chaneliz
ed:VC4/VC4−4c/VC4−16c、Vir
tual Concatenation:VC4−N
v)を有する。上述したように、入力主信号には、パケ
ットの先頭バイト、最終バイト、Label、宛先、T
ag(MCR監視用)を示す信号が併走され、出力主信
号には、パケットの宛先、先頭バイト、最終バイトを示
す信号が併走される。主信号データの入力形態は、パケ
ット単位(パケット長は8バイトの倍数)であり、出力
形態は、指定チャネル毎に1Word多重である。パケ
ットスイッチ部3b3は、主信号読み出し制御に使用さ
れる内部のRead Control Memoryは
チャネル情報が48entry収容可能で、設定により
パケットスイッチ部3b3後段のSTMマッピング部
(VC生成部3d1)での出力チャネルの比に合わせた
読み出しを行う。また、パケットスイッチ部(3b3)
は、宛先チャネル単位にPayload Memory
中のFree Address数の管理を行い、設定廃
棄Thresholdに基づいてパケット単位の廃棄を
行う。
【0057】パケットデータは、一旦Payload
Memoryに格納され、4Word(バンク)単位
(32バイト)にLink Listで管理され、パケ
ットスイッチ部3b3は、収容パケットの情報(宛先チ
ャネル、Label、Length等)をパケットの送
出Requestとしてパケットスケジューラ部3a3
に出力する。パケットスイッチ部3b3では、パケット
スケジューラ部3a3により、送出Requestに対
するGrantを宛先チャネル単位に受信(入力)し、
Payload Memoryの読み出し制御が行われ
る。このとき、パケットスイッチ部3b3は、Gran
tのBackpressure信号をパケットスケジュ
ーラ部3a3に出力する。
【0058】また、パケットスイッチ部3b3は、Gr
antを宛先チャネル単位に受信(入力)し、Read
Control Memoryの設定に従ってWor
d多重(8バイト単位)で読み出しを行う。パケットス
イッチ部3b3は、パケットスイッチ部3b3後段のS
TMマッピング部(VC生成部3d1)よりチャネル単
位にBackpressure信号を受信(入力)し、
指定された宛先チャネル単位にデータの読み出しを中止
する。パケットスイッチ部3b3とインタフェースする
各ブロック間のパス監視としてパリティ挿入/監視を行
う。また、パケットスイッチ部3b3は、パケットのS
OPにおける併走情報(Label、宛先ポート、宛先
チャネル、Tag)のパリティチェックにおいてエラー
と判断された場合、設定により該当パケットを廃棄する
ことが可能である。
【0059】パケットスケジューラ部3a3は、パケッ
トスイッチ部3b3から収容回線分のパケットの送出リ
クエストを受信(入力)し、パケットの読み出し順序を
決定しパケットスイッチ部3b3に通知(指示)する。
また、パケットスケジューラ部3a3は、Ingres
sエッジ(LAN1cと相互接続されるSONET−M
AC−NE1a)におけるGFP収容部3c1でのポリ
シング処理により決定された優先度に基づいて絶対優先
スケジューリングを行う。このパケットスイッチ部3b
3は、パケットスイッチ部3b3からのREQ/GNT
−INHを受信(入力)し、宛先チャネル単位、かつ高
優先/低優先別にREQをキューイングし、ラベル単位
にパケットの順序の管理する。また、パケットスケジュ
ーラ部3a3は、チャネル毎の帯域を考慮して、宛先チ
ャネル毎の出力パケットを決定し、パケットスイッチ部
3b3に対して該パケットの読み出し制御を行う。
【0060】STM収容回線カード2aにおいて、物理
レイヤ終端部3d3は、O/E変換を行う光インタフェ
ース受信部を有し、伝送路からのパケットデータをST
Mパス・セクション生成部3e1に出力する。物理レイ
ヤ生成部3d4は、E/O変換を行う光インタフェース
送信部を有し、STMパス・セクション終端部3e2か
らのパケットデータを伝送路に送出する。
【0061】次に、SONET−MAC−NE1aのパ
ケット収容回線カード2bにおけるGFP収容部3c
1、GFP終端部3c2の構成について図4を参照して
説明する。図4は、本実施の形態1に係るパケットパス
監視方式の通信装置のパケット収容回線カードにおける
GFP収容部、GFP終端部の構成を示すブロック図で
ある。
【0062】図4に示されるように、GFP収容部3c
1は、レイヤ2終端部3b1に接続されたLAN側アラ
ーム検出部6aと、LAN側アラーム検出部6aに接続
されたパケットパスAIS生成部6bと、GFP終端部
3c2に接続されたパケットパスRDI生成部6cと、
レイヤ2終端部3b1に接続されたGFPカプセル化部
6eと、パケットパスAIS生成部6b、パケットパス
RDI生成部6c、GFPカプセル化部6eに接続され
た多重回路6gとを有する。多重回路6gは、VC生成
部3d1に接続されている。
【0063】GFP終端部3c2は、VC終端部3d2
に接続されたパケットパスAIS検出部6dと、VC終
端部3d2とパケットパスAIS検出部6dに接続され
たGFPデカプセル化部6fとを有する。上述のパケッ
トパスRDI生成部6cは、パケットパスAIS検出部
6dに接続されている。GFPデカプセル化部6fはレ
イヤ2生成部3b2に接続されている。
【0064】LAN側アラーム検出部6aは、レイヤ2
終端部3b1からLAN側物理レイヤ終端機能上の異常
を検知する。このLAN側アラーム検出部6aは、異常
を検出した場合、パケットパスAIS生成部6bに対し
異常を検知したことを通知する。
【0065】パケットパスAIS生成部6bは、AIS
発生機能として、LAN側アラーム検出部6aからの通
知に応じてパケットパス200上の警報表示信号(Al
arm Indication Signal)を示す
パケットパスAIS信号を生成し、多重回路6gに出力
する。以下、パケットパスAIS信号をAISとする。
多重回路6gは、GFPカプセル化部6eからの正常な
GFPフレームと、パケットパスAIS生成部6bより
得られるAISとを多重化するパケット多重処理を行
い、次段に配備されるVC生成部3d1に出力する。
【0066】GFPカプセル化部6eは、レイヤ2終端
部3b1からのレイヤ2パケットデータを入力し、多種
多様なレイヤ2プロトコルをSONET上にマッピング
するためにGFPフレームでカプセル化し、GFPフレ
ームペイロードのスクランブル処理を行い、多重回路6
gに出力する。また、GFPカプセル化部6eは、La
belを該GFPフレームのヘッダに収容するために、
GFPフレームにおけるコア・ヘッダ(PLI、cHE
C)の計算・付与と、物理Source Port括り
付けのLabel、Tag及び宛先決定と、GFPフレ
ームにおけるペイロードヘッダ(Type、tHEC、
Label、Tag、eHEC)の取得/計算・付与
と、Label毎のポリシング処理によるTagのre
mark(または廃棄)と、FCSの計算・付与(モー
ド設定により、有効/無効の選択可能)とを行う。cH
EC、tHEC、eHECの生成・付加はCRC16演
算により行われ、FCSの生成・付加はCRC32演算
により行われる。ポリシング処理では、Labelに基
づいて入力パケットの高優先/低優先を決定する。
【0067】回線送信側では、パケットパスAIS検出
部6dは、VC終端部3d2からGFPフレームを入力
し、GFPフレームからAISを検出した場合、上流側
に異常の旨を通知するため、回線受信側に備えるパケッ
トパスRDI生成部6cに対して送出指示信号を与え
る。
【0068】パケットパスRDI生成部6cは、RDI
発生機能として、パケットパスAIS検出部6dからの
送出指示信号に応じて遠端受信故障(Remote D
efect Indication)を示すパケットパ
スRDI信号を生成し、多重回路6gに出力する。以
下、パケットパスRDI信号をRDIとする。多重回路
6gは、GFPカプセル化部6eからの正常なGFPフ
レームと、パケットパスRDI生成部6cより得られる
RDIとを多重化するパケット多重処理を行い、次段に
配備されるVC生成部3d1に出力する。
【0069】GFPデカプセル化部6fは、VC終端部
3d2からGFPフレームを入力し、GFPフレームペ
イロードのデ・スクランブル処理と、パケットパス監視
(エラー検出時の廃棄・スルーを選択可能とする)とを
行い、CRC16演算によりtHEC、eHECの検査
(GFPペイロードヘッダのtHEC部演算による1ビ
ット誤り訂正と、GFPペイロードヘッダのeHEC部
演算による1ビット誤り訂正)をし、1ビット誤り訂正
に基づいてパケットの廃棄を行う。また、GFPデカプ
セル化部6fは、回線毎に設定されたデータ(予め設定
されたペイロード・ヘッダの設定内容)と、ペイロード
・ヘッダの内容とを比較してポートを識別し、識別でき
ない場合、該当パケットを廃棄する。また、GFPデカ
プセル化部6fは、GFPフレームもしくはMACフレ
ームのFCSのチェック(FCSチェックによるエラー
検出(モード設定により、有効/無効の選択可能)、ラ
ベル毎のGFPペイロード内のエラーパケット数のカウ
ント)を行い、GFPフレームをデ・カプセル化した
後、パケットの先頭ビットが8ビットとなるようにデー
タをアラインメントしてレイヤ2パケットデータとして
レイヤ2生成部3b2に出力する。
【0070】また、多重回路6gは、任意数のVC−4
チャネルのバーチャルコンカチネーションチャネルの終
端と、L2フレーム−パケット(GFP)の検出と、検
出されたL2フレームの情報を基に各チャネルの同期状
態の管理とを行う。また、多重回路6gは、パケットデ
ータのコア・ヘッダからマジックナンバーを外す。ま
た、多重回路6gは、1つのパケットを完全に含むデー
タをパケットバッファ(GFPカプセル化部6e)から
読み出し、不要なパケットデータを削除し、必要なパケ
ットデータをパケットの先頭バイトがWordの最上位
に位置するように並べ替えを行う。また、多重回路6g
は、装置(1a)内パケット長が8バイトの整数倍にな
るようにPaddingし、GFP終端部3c2で検出
されたコア・ヘッダの誤り訂正を行う。
【0071】次に、本実施の形態1に係るパケットパス
監視方式の動作について図5〜図10を参照して説明す
る。なお、図4、図5に示される例では、SONET−
MAC−NE1aの構成を4とする。ここで、入力ノー
ドを示すSONET−MAC−NE1a(ノードN1)
と、中継ノードを示すSONET−MAC−NE1a
(ノードN2)とは伝送路を介して接続され、上記のノ
ードN2のSONET−MAC−NE1aと、中継ノー
ドを示すSONET−MAC−NE1a(ノードN3)
とは伝送路を介して接続され、上記のノードN3のSO
NET−MAC−NE1aと、出力ノードを示すSON
ET−MAC−NE1a(ノードN4)とは伝送路を介
して接続されているものとする。
【0072】まず、本装置(1a)でのGFPカプセル
化、およびVC連結の動作イメージについて、図5、図
6を用いて説明する。
【0073】図5に示されるように、入力側LAN1c
と相互接続されるノードN1のSONET−MAC−N
E(Ingressエッジ)1aでは、パケット収容回
線カード2bのGFP収容部3c1により、ユーザLA
N1cからのパケット(LANパケット)をGFPフレ
ームでカプセル化する(図6のステップT1)。次に、
ノードN1のSONET−MAC−NE(Ingres
sエッジ)1aでは、パケット収容回線カード2b(ま
たはパケットスイッチカード2c)のVC生成部3d1
により、GFPフレーム群(複数のパケットパスの各々
で各々収容されたGFPフレーム)をVCで連結したの
ち(図6のステップT2)、VCで連結されたGFPフ
レーム群をSTMフレームにマッピングして伝送路に収
容し(図6のステップT3)、送出する(図6のステッ
プT4)。伝送路帯域割当て(パケット:音声)は、ノ
ード毎のadd/dropに基づいてprovisio
ningによりFlexibleである。
【0074】次に、出力側LAN1cと相互接続される
ノードN4のSONET−MAC−NE(Egress
エッジ)1aでは、上記の逆の処理を行う。即ち、ノー
ドN4のSONET−MAC−NE(Egressエッ
ジ)1aでは、パケット収容回線カード2b(またはパ
ケットスイッチカード2c)のVC終端部3d2によ
り、STMフレームのデ・マッピングをし(図6のステ
ップT5)、GFPフレーム群の各々のVCの連結を紐
解き、GFPフレームを検出する(図6のステップT
6)。次に、ノードN4のSONET−MAC−NE
(Egressエッジ)1aでは、パケット収容回線カ
ード2bのGFP終端部3c2(またはパケットスイッ
チカード2cのラベル変換部3c3)により、検出され
たGFPフレームのデ・カプセル化をし、パケット収容
回線カード2bの物理レイヤ生成部3a2とレイヤ2生
成部3b2とにより、ユーザLAN1c側のプロトコル
に基づいて、LANパケットを生成して送出する(図6
のステップT7)。
【0075】本実施の形態1に係るパケットパス監視方
式の警報転送動作としては、(1)パケットパス生成点
(ノードN1のSONET−MAC−NE1a:上流側
リモート端局装置)での異常を下流側リモート端局装置
(ノードN4のSONET−MAC−NE1a)へ通知
する警報転送動作と、(2)パケットパス終端点(ノー
ドN4のSONET−MAC−NE1a:下流側リモー
ト端局装置)の異常を上流側リモート端局装置(ノード
N1のSONET−MAC−NE1a)に通知する警報
転送動作と、(3)パケットパス中途点(ノードN2、
N3のうちの例えばノードN2のSONET−MAC−
NE1a)での異常を上流・下流側リモート端局装置
(ノードN1・N4のSONET−MAC−NE1a)
へ通知する警報転送動作とが挙げられる。本実施の形態
1に係るパケットパス監視方式は、上述の(1)、
(2)、(3)に示すメカニズムに従って実行される
(図7参照)。
【0076】まず、(1)パケットパス生成点(ノード
N1のSONET−MAC−NE1a:上流側リモート
端局装置)での異常を下流側リモート端局装置(ノード
N4のSONET−MAC−NE1a)へ通知する警報
転送動作について、図7、図8を参照して説明する。
【0077】図7の(1)に示されるように、上流側リ
モート端局装置(ノードN1のSONET−MAC−N
E1a)において、Triburaty回線カード2e
におけるパケット収容回線カード2bの物理レイヤ終端
部3a1により光入力ができないとき(入力側LAN1
cからのパケット(LANパケット)の入力、即ち、入
力主信号を受信できないとき)、レイヤ2終端部3b1
は、入力側LAN1cからの受信異常を検知(光入力異
常検出)し、光入力異常であることを示す光入力異常信
号をアラームとしてGFP収容部3c1に出力する(図
8のステップS1−1)。
【0078】次に、上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2eにおいて、GFP収容部3c1のL
AN側アラーム検出部6aは、レイヤ2終端部3b1か
らの光入力異常信号(アラーム)を検出し、光入力異常
であることを下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)へ通知するための情報
(ノードN4のSONET−MAC−NE1aへの宛先
等を含む)をパケットパスAIS生成部6bに出力す
る。パケットパスAIS生成部6bは、LAN側アラー
ム検出部6aからの情報に基づいて、光入力異常である
ことを下流側リモート端局装置(ノードN4のSONE
T−MAC−NE1a)へ通知するためのパケットパス
200上の警報表示信号(Alarm Indicat
ion Signal)を示すAISを生成し、多重回
路6gに出力する。GFP収容部3c1のGFPカプセ
ル化部6eは、OAM転送用途として新規のGFPフレ
ームを導入し、多重回路6gは、GFPカプセル化部6
eからのGFPフレームと、パケットパスAIS生成部
6bより得られるAISとを多重化し、VC生成部3d
1に出力する。上流側リモート端局装置(ノードN1の
SONET−MAC−NE1a)では、GFP収容部3
c1からのGFPフレームをVC生成部3d1によりS
TMフレームにマッピングして送出する(図8のステッ
プS1−2)。
【0079】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0080】下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)では、スイッチカード2
xにおけるパケットスイッチカード2cのVC終端部3
d2により、STMフレームのデ・マッピングをしてG
FPフレームを出力し、ラベル変換部3c3により、G
FPフレームから光入力異常であることを示すAISを
検出し、出力側LAN1cへの送出リンクを切断するた
めのリンク切断信号を、STMスイッチカード2dを介
してTriburaty回線カード2kに出力する(図
8のステップS1−3)。
【0081】次に、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2kにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て出力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図8のス
テップS1−4)、物理レイヤ生成部3a2は、レイヤ
2生成部3b2により光送出を停止(出力主信号の出力
の停止)する(図8のステップS1−5)。
【0082】次に、(2)パケットパス終端点(ノード
N4のSONET−MAC−NE1a:下流側リモート
端局装置)の異常を上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)に通知する警報転
送動作について、図7、図9を参照して説明する。
【0083】図7の(2)に示されるように、下流側リ
モート端局装置(ノードN4のSONET−MAC−N
E1a)において、Triburaty回線カード2k
におけるパケット収容回線カード2bの物理レイヤ生成
部3a2により光出力(光送出)ができないとき(入力
側LAN1cからのパケット(LANパケット)を出力
側LAN1cに出力、即ち、出力主信号を送信できない
とき)、レイヤ2生成部3b2は、出力側LAN1cへ
の送信異常を検知(光出力異常検出)し、光出力異常で
あることを示す光出力異常信号をアラームとしてレイヤ
2終端部3b1を介してGFP収容部3c1に出力する
(図9のステップS2−1)。
【0084】下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)のTriburaty回
線カード2kにおいて、GFP収容部3c1のLAN側
アラーム検出部6aは、レイヤ2生成部3b2からの光
出力異常信号(アラーム)を検出し、光出力異常信号
(アラーム)に応じて、出力側LAN1cへの送出リン
クを切断するための異常処理指示を、レイヤ2終端部3
b1を介してレイヤ2生成部3b2に出力する。レイヤ
2生成部3b2は、異常処理指示に応じて出力側LAN
1cへの送出リンクを切断し(図8のステップS2−
2)、物理レイヤ生成部3a2は、レイヤ2生成部3b
2により光送出を停止(出力主信号の出力の停止)する
(図8のステップS2−3)。
【0085】また、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2kにおいて、GFP収容部3c1のL
AN側アラーム検出部6aは、レイヤ2生成部3b2か
らの光出力異常信号(アラーム)を検出したとき、光出
力異常であることを上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)へ通知するための
情報(ノードN1のSONET−MAC−NE1aへの
宛先等を含む)をパケットパスAIS生成部6bに出力
する。パケットパスAIS生成部6bは、LAN側アラ
ーム検出部6aからの情報に基づいて、光出力異常であ
ることを上流側リモート端局装置(ノードN1のSON
ET−MAC−NE1a)へ通知するためのパケットパ
ス200上の警報表示信号(Alarm Indica
tion Signal)を示すAISを生成し、多重
回路6gに出力する。GFP収容部3c1のGFPカプ
セル化部6eは、OAM転送用途として新規のGFPフ
レームを導入し、多重回路6gは、GFPカプセル化部
6eからのGFPフレームと、パケットパスAIS生成
部6bより得られるAISとを多重化し、VC生成部3
d1に出力する。下流側リモート端局装置(ノードN4
のSONET−MAC−NE1a)では、GFP収容部
3c1からのGFPフレームをVC生成部3d1により
STMフレームにマッピングして送出する(図9のステ
ップS2−4)。
【0086】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0087】上流側リモート端局装置(ノードN1のS
ONET−MAC−NE1a)では、Triburat
y回線カード2eにおけるパケット収容回線カード2b
のVC終端部3d2により、STMフレームのデ・マッ
ピングをしてGFPフレームをGFP終端部3c2に出
力し、GFP終端部3c2のパケットパスAIS検出部
6dにより、GFPフレームから光出力異常であること
を示すAISを検出し、上流側リモート端局装置(1
a)に接続された入力側LAN1cへの送出リンクを切
断するためのリンク切断信号を、GFPデカプセル化部
6fを介してレイヤ2生成部3b2に出力する(図9の
ステップS2−5)。
【0088】次に、上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2eにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て入力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図9のス
テップS2−6)、物理レイヤ生成部3a2は、レイヤ
2生成部3b2により光送出を停止(上流側リモート端
局装置(1a)に接続された入力側LAN1cへの出力
主信号の出力の停止)する(図9のステップS2−
7)。
【0089】次に、(3)パケットパス中途点(ノード
N2、N3のうちの例えばノードN2のSONET−M
AC−NE1a)での異常を上流・下流側リモート端局
装置(ノードN1・N4のSONET−MAC−NE1
a)へ通知する警報転送動作について、図7、図10を
参照して説明する。
【0090】図7の(3)に示されるように、上流側リ
モート端局装置(ノードN1のSONET−MAC−N
E1a)から下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)へLANパケットを送出
するためのパケットパス中途点(ノードN2のSONE
T−MAC−NE1a)では、スイッチカード2xにお
けるパケットスイッチカード2cのラベル変換部3c3
により、パケットパス200上の異常を監視している。
パケットパス200上で異常が生じたとき、ラベル変換
部3c3は、パケットパス200上の異常を検知(パケ
ットパス警報検出)する(図10のステップS3−
1)。ラベル変換部3c3は、パケットパス200上の
異常であることを下流側リモート端局装置(ノードN4
のSONET−MAC−NE1aへの宛先を含む)へ通
知するためのパケットパス200上の警報表示信号(A
larm Indication Signal)を示
すAISを生成し、OAM転送用途として新規のGFP
フレームを導入し、新規のGFPフレームと生成された
AISとを多重化し、VC生成部3d1に出力する。パ
ケットパス中途点(ノードN2のSONET−MAC−
NE1a)では、ラベル変換部3c3からのGFPフレ
ームをVC生成部3d1によりSTMフレームにマッピ
ングして送出する(図10のステップS3−2)。
【0091】ここで、中継ノード(N3のSONET−
MAC−NE1a)では、必要に応じてパフォーマンス
モニタ(上位監視系への通知・選択・ランプ制御等)を
行う。
【0092】下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)では、Triburat
y回線カード2kにおけるパケット収容回線カード2b
のVC終端部3d2により、STMフレームのデ・マッ
ピングをしてGFPフレームをGFP終端部3c2に出
力し、GFP終端部3c2のパケットパスAIS検出部
6dにより、GFPフレームからパケットパス200上
の異常であることを示すAISを検出し、出力側LAN
1cへの送出リンクを切断するためのリンク切断信号
を、GFPデカプセル化部6fを介してレイヤ2生成部
3b2に出力する(図10のステップS3−3)。
【0093】次に、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2kにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て出力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図10の
ステップS3−4)、物理レイヤ生成部3a2は、レイ
ヤ2生成部3b2により光送出を停止(出力側LAN1
cへの出力主信号の出力の停止)する(図10のステッ
プS3−5)。
【0094】また、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)では、パケット収
容回線カード2bのGFP終端部3c2のパケットパス
AIS検出部6dにより、GFPフレームからパケット
パス200上の異常であることを示すAISを検出した
とき、上流側リモート端局装置(ノードN1のSONE
T−MAC−NE1a)に異常の旨を通知するため、G
FP生成部3c1のパケットパスRDI生成部6cに送
出指示信号を出力する。パケットパスRDI生成部6c
は、パケットパスAIS検出部6dからの送出指示信号
に応じて遠端受信故障(Remote Defect
Indication)を示すRDIを生成し、多重回
路6gに出力する。GFP収容部3c1のGFPカプセ
ル化部6eは、OAM転送用途として新規のGFPフレ
ームを導入し、多重回路6gは、GFPカプセル化部6
eからのGFPフレームと、パケットパスRDI生成部
6cより得られるRDIとを多重化し、VC生成部3d
1に出力する。下流側リモート端局装置(ノードN4の
SONET−MAC−NE1a)では、GFP収容部3
c1からのGFPフレームをVC生成部3d1によりS
TMフレームにマッピングして送出する(図10のステ
ップS3−6)。
【0095】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0096】上流側リモート端局装置(ノードN1のS
ONET−MAC−NE1a)では、Triburat
y回線カード2eにおけるパケット収容回線カード2b
のVC終端部3d2により、STMフレームのデ・マッ
ピングをしてGFPフレームをGFP終端部3c2に出
力し、GFP終端部3c2のパケットパスAIS検出部
6dにより、GFPフレームからRDIを検出し、上流
側リモート端局装置(1a)に接続された入力側LAN
1cへの送出リンクを切断するためのリンク切断信号
を、GFPデカプセル化部6fを介してレイヤ2生成部
3b2に出力する(図10のステップS3−7)。
【0097】次に、上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2eにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て入力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図10の
ステップS3−8)、物理レイヤ生成部3a2は、レイ
ヤ2生成部3b2により光送出を停止(上流側リモート
端局装置(1a)に接続された入力側LAN1cへの出
力主信号の出力の停止)する(図10のステップS3−
9)。
【0098】以上の説明により、実施の形態1に係るパ
ケットパス監視方式は、パケットパスの生成点・終端点
に位置するSTM端局装置に対し、リモート端局装置の
異常を対向端局に通知する警報転送機能をパケットパス
単位に設け、SharedMediaとしてSTMパス
にパケットパスを割り当てパス使用効率の向上を図りつ
つ、N:M通信を実現するリモート端局装置間において
も、パケットパスレイヤで監視するという動作(作用)
を実行する。
【0099】これにより、実施の形態1に係るパケット
パス監視方式によれば、トランスポートプロバイダにと
って保守・障害切り分け・責任分解点把握を容易にする
ことができる。
【0100】また、実施の形態1に係るパケットパス監
視方式によれば、網運用上の制約をなくし、大規模基幹
網での運用に耐え得ることができる。
【0101】(実施の形態2)実施の形態2に係るパケ
ットパス監視方式は、警報転送に優先順位を有し、各レ
イヤにおいて、ある故障が原因で同時に複数の警報が発
生する場合、その原因と直接関係する一次警報のみを発
生・転送し、一次警報が原因となって生起する二次的な
警報を抑えることができる。
【0102】実施の形態2に係るパケットパス監視方式
では、まず、入力ノードを示すSONET−MAC−N
E1a及び出力ノードを示すSONET−MAC−NE
1aの一方に割り当てられたパケットパス200上の異
常が、伝送路に設けられたSTMパス上の異常により発
生する。次に、入力ノードを示すSONET−MAC−
NE1a及び出力ノードを示すSONET−MAC−N
E1aの一方の警報転送機能が、入力ノードを示すSO
NET−MAC−NE1a及び出力ノードを示すSON
ET−MAC−NE1aの一方に割り当てられたパケッ
トパス200上の異常を、予め定められた入力ノードを
示すSONET−MAC−NE1a及び出力ノードを示
すSONET−MAC−NE1aの他方に通知するため
の一次警報として出力する。このとき、中継ノードを示
すSONET−MAC−NE1aの警報転送機能は、中
継ノードを示すSONET−MAC−NE1aに割り当
てられたパケットパス200上の異常(伝送路に設けら
れたSTMパス上の異常)を、一次警報に代えて、入力
ノードを示すSONET−MAC−NE1a及び出力ノ
ードを示すSONET−MAC−NE1aの他方に通知
するための二次警報として出力する。
【0103】図11は、図3において本実施の形態2に
係るパケットパス監視方式の適用箇所を示す概念図であ
る。図12は、本実施の形態2に係るパケットパス監視
方式の通信装置のパケットスイッチカードにおけるラベ
ル変換部、STMパスセクション生成部の構成を示すブ
ロック図である。
【0104】実施の形態2に係るパケットパス監視方式
の構成は、図11に示すように、図3に示された実施の
形態1と同様であるが、図12に示すように、パケット
スイッチカード2cにおけるラベル変換部3c3、ST
Mパスセクション生成部3e1について実施の形態1と
は異なる。
【0105】次に、SONET−MAC−NE1aのパ
ケットスイッチカード2cにおけるラベル変換部3c
3、STMパスセクション生成部3e1の構成について
図12を参照して説明する。
【0106】図12に示されるように、ラベル変換部3
c3は、パケットスイッチ部3b3に接続されたGFP
ラベル変換部6hと、GFPラベル変換部6hに接続さ
れたパケットパス監視部6a’と、パケットパス監視部
6a’に接続されたパケットパスAIS生成部6bと、
VC終端部3d2に接続されたパケットパスAIS検出
部6dと、パケットパスAIS検出部6dに接続された
パケットパスRDI生成部6cと、VC終端部3d2と
パケットパスAIS検出部6dに接続されたGFP終端
部6iと、パケットパスAIS生成部6b、パケットパ
スRDI生成部6c、GFPラベル変換部6hに接続さ
れた多重回路6gとを有する。多重回路6gは、VC生
成部3d1に接続されている。GFP終端部6iはパケ
ットスイッチ部3b3に接続されている。このラベル変
換部3c3では、実施の形態1と同様に、パケットパス
200上の異常を検出した場合、パケットパス警報(A
IS)を生成する。
【0107】STMパスセクション生成部3e1は、V
C生成部3d1に接続されたSTMパス生成部8dと、
STMパス生成部8d、パケットパスAIS生成部6b
と接続されたパケットパスAIS削除・挿入部8aと、
パケットパスAIS削除・挿入部8a、STMパス生成
部8dと接続されたSTMパスアラーム検出・解除部8
bと、STMパスアラーム検出・解除部8b、STMパ
ス生成部8dと接続されたP−AIS生成・停止部8c
とを有する。STMパス生成部8dは、スイッチインタ
フェース部3fに接続されている。このSTMパス・セ
クション生成部3e1では、ラベル変換部3c3からの
アラーム(パケットパス警報(AIS))と、後発のア
ラーム(STMパス警報(P−AIS))との両者が発
生する可能性がある場合、STMパス警報(P−AI
S)のみを生成・転送し、一次警報(STMパス警報
(P−AIS))が原因となって生起する二次警報であ
るパケットパス警報(AIS)の検出・転送を抑えるこ
とができる。
【0108】GFPラベル変換部6hは、パケットスイ
ッチ部3b3からのパケットデータを入力し、入力パケ
ットの出力チャネル単位にスクランブル処理と、主信号
データに4ビットパリティの付加(送信側ラベルとTa
gに1ビット、その他の情報に1ビットのパリティを付
加する)とを行い、多重回路6gに出力する。また、G
FPラベル変換部6hは、初期化時や運用中のLabe
l登録の変更時に宛先決定/Label変換Memor
yに対して変更後の情報を書込む。GFPラベル変換部
6hは、受信パケット(入力パケット)のラベルを参照
して、送信側ラベルおよび出力チャネル番号の検索を
し、検索した送信側ラベルをパケット内に書込む。ここ
で、受信パケットのラベルが無効登録の場合、GFPラ
ベル変換部6hは、該当パケットを廃棄する。GFPラ
ベル変換部6hは、tHEC、eHECを計算し、パケ
ットに書込み、FCSを計算し、パケットに書込む。
【0109】パケットパス監視部6a’は、GFPラベ
ル変換部6hからの出力により、Ringフォーマット
時のペイロード・ヘッダ領域のExtension内の
監視を行う。このパケットパス監視部6a’は、tHE
C/eHECのチェック後、誤り訂正をし、誤り訂正不
可能なパケットの廃棄と、L2ラベル単位にFCSのチ
ェックとを行い、パケットパス200上の異常を検出し
た場合、パケットパスAIS生成部6bに通知する。
【0110】パケットパスAIS生成部6bは、AIS
発生機能として、パケットパス監視部6a’からの通知
に応じてパケットパス200上の警報表示信号(Ala
rmIndication Signal)を示すパケ
ットパスAIS信号を生成し、多重回路6gに出力す
る。以下、パケットパスAIS信号をAISとする。多
重回路6gは、GFPラベル変換部6hからの正常なG
FPフレームと、パケットパスAIS生成部6bより得
られるAISとを多重化するパケット多重処理を行い、
次段に配備されるVC生成部3d1、STMパスセクシ
ョン生成部3e1のパケットパスAIS削除・挿入部8
aに出力する。
【0111】回線送信側では、パケットパスAIS検出
部6dは、VC終端部3d2からGFPフレームを入力
し、GFPフレームからAISを検出した場合、上流側
に異常の旨を通知するため、回線受信側に備えるパケッ
トパスRDI生成部6cに対して送出指示信号を与え
る。
【0112】パケットパスRDI生成部6cは、RDI
発生機能として、パケットパスAIS検出部6dからの
送出指示信号に応じて遠端受信故障(Remote D
efect Indication)を示すパケットパ
スRDI信号を生成し、多重回路6gに出力する。以
下、パケットパスRDI信号をRDIとする。多重回路
6gは、GFPラベル変換部6hからの正常なGFPフ
レームと、パケットパスRDI生成部6cより得られる
RDIとを多重化するパケット多重処理を行い、次段に
配備されるVC生成部3d1に出力する。
【0113】GFP終端部6iは、VC終端部3d2か
らのパケットデータ(GFPフレーム)を入力し、入力
パケットに対しチャネル単位にデ・スクランブル処理を
行い、パケットスイッチ部3b3に出力する。
【0114】STMパス生成部8dは、VC生成部3d
1からのパケットデータ(STMフレーム)を入力し、
STMフレームのPOH、SOHの値の生成、STMフ
レームのPOH、SOHの値の挿入・BS付加のための
BIBP演算と、P−RDI、P−RE1の付加と、S
TMフレーム化(STMフレーム化処理またはポインタ
付加処理)と、カード間パス監視用B1付与(STMパ
ス上の異常の監視)とを行い、スイッチインタフェース
部3fに出力する。STMパス生成部8dは、STMパ
ス上の異常を検知した場合、STMパス警報(アラー
ム)として、STMパス上が異常であることをSTMパ
スアラーム検出・解除部8bに通知する。
【0115】STMパス生成部8dからの通知があると
き、STMパスアラーム検出・解除部8bは、STMパ
ス警報(アラーム)として、例えばHiレベルのSTM
パスアラーム検出信号をパケットパスAIS削除・挿入
部8a、P−AIS生成・停止部8cに出力する。一
方、STMパス生成部8dからの通知がないとき、ST
Mパスアラーム検出・解除部8bは、STMパス警報
(アラーム)の解除として、例えばLoレベルのSTM
パスアラーム検出信号をパケットパスAIS削除・挿入
部8a、P−AIS生成・停止部8cに出力する。ここ
で、警報転送の優先度として、例えば、パケットパス2
00上の異常の優先度を“2”、STMパス上の異常の
優先度を“1”とする。
【0116】STMパスアラーム検出信号がHiレベル
のとき、VC生成部3d1からのSTMフレームに対し
て、パケットパスAIS削除・挿入部8aは、パケット
パス200上の警報表示信号を示すAISをドロップ
(削除)するようにSTMパス生成部8dを制御し、P
−AIS生成・停止部8cは、STMパス上の警報表示
信号として後発の警報表示信号を示すP−AIS信号
(以下、P−AIS)を生成して付加するようにSTM
パス生成部8dを制御する。パケットパスAIS削除・
挿入部8aは、パケットパスAIS生成部6bのAIS
発生機能を抑制する。一方、STMパスアラーム検出信
号がLoレベルのとき、VC生成部3d1からのSTM
フレームに対して、パケットパスAIS削除・挿入部8
aは、パケットパス200上の警報表示信号を示すAI
Sを継続するようにSTMパス生成部8dを制御し、P
−AIS生成・停止部8cは、STMパス上の警報表示
信号を示すP−AIS信号(以下、P−AIS)を削除
して付加を停止するようにSTMパス生成部8dを制御
する。
【0117】これにより、ラベル変換部3c3では、パ
ケットパス200上の異常を検出した場合、パケットパ
ス警報(AIS)を生成し、STMパス・セクション生
成部3e1では、ラベル変換部3c3からのアラーム
(パケットパス警報(AIS))と、後発のアラーム
(STMパス警報(P−AIS))との両者が発生する
可能性がある場合、STMパス警報(P−AIS)のみ
を生成・転送し、一次警報(STMパス警報(P−AI
S))が原因となって生起する二次警報であるパケット
パス警報(AIS)の検出・転送を抑えることができ
る。
【0118】次に、本実施の形態2に係るパケットパス
監視方式の警報転送動作について図13〜図15を参照
して説明する。なお、図13に示される例では、実施の
形態1と同様にSONET−MAC−NE1aの構成を
4とする。また、ここで、GFPカプセル化、およびV
C連結の動作イメージについては実施の形態1と同様で
ある。
【0119】本実施の形態2に係るパケットパス監視方
式の警報転送動作としては、図13に示されるように、
例えば、(4)パケットパス生成点(ノードN1のSO
NET−MAC−NE1a:上流側リモート端局装置)
での異常を下流側リモート端局装置(ノードN4のSO
NET−MAC−NE1a)へ通知する警報転送動作
と、(5)ノードN1とノードN2との間で発生し、パ
ケットパス中途点(ノードN2のSONET−MAC−
NE1a)で検出したSTMパスの異常を上流・下流側
リモート端局装置(ノードN1・N4のSONET−M
AC−NE1a)へ通知すると共に、(4)で先出して
いた警報転送をドロップする警報転送動作とが挙げられ
る。ここで、(4)は、実施の形態1で説明された図7
の(1)の場合と同様である。
【0120】まず、(4)パケットパス生成点(ノード
N1のSONET−MAC−NE1a:上流側リモート
端局装置)での異常を下流側リモート端局装置(ノード
N4のSONET−MAC−NE1a)へ通知する警報
転送動作について、図13、図14を参照して説明す
る。
【0121】図13の(4)に示されるように、上流側
リモート端局装置(ノードN1のSONET−MAC−
NE1a)において、Triburaty回線カード2
eにおけるパケット収容回線カード2bの物理レイヤ終
端部3a1により光入力ができないとき(入力側LAN
1cからのパケット(LANパケット)の入力、即ち、
入力主信号を受信できないとき)、レイヤ2終端部3b
1は、入力側LAN1cからの受信異常を検知(光入力
異常検出)し、光入力異常であることを示す光入力異常
信号をアラームとしてGFP収容部3c1に出力する
(図14のステップS4−1)。
【0122】次に、上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2eにおいて、GFP収容部3c1のL
AN側アラーム検出部6aは、レイヤ2終端部3b1か
らの光入力異常信号(アラーム)を検出し、光入力異常
であることを下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)へ通知するための情報
(ノードN4のSONET−MAC−NE1aへの宛先
等を含む)をパケットパスAIS生成部6bに出力す
る。パケットパスAIS生成部6bは、LAN側アラー
ム検出部6aからの情報に基づいて、光入力異常である
ことを下流側リモート端局装置(ノードN4のSONE
T−MAC−NE1a)へ通知するためのパケットパス
200上の警報表示信号(Alarm Indicat
ion Signal)を示すAISを生成し、多重回
路6gに出力する。GFP収容部3c1のGFPカプセ
ル化部6eは、OAM転送用途として新規のGFPフレ
ームを導入し、多重回路6gは、GFPカプセル化部6
eからのGFPフレームと、パケットパスAIS生成部
6bより得られるAISとを多重化し、VC生成部3d
1に出力する。上流側リモート端局装置(ノードN1の
SONET−MAC−NE1a)では、GFP収容部3
c1からのGFPフレームをVC生成部3d1によりS
TMフレームにマッピングして送出する(図14のステ
ップS4−2)。
【0123】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0124】下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)では、スイッチカード2
xにおけるパケットスイッチカード2cのVC終端部3
d2により、STMフレームのデ・マッピングをしてG
FPフレームを出力し、ラベル変換部3c3により、G
FPフレームから光入力異常であることを示すAISを
検出し、出力側LAN1cへの送出リンクを切断するた
めのリンク切断信号を、STMスイッチカード2dを介
してTriburaty回線カード2kに出力する(図
14のステップS4−3)。
【0125】次に、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2kにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て出力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図14の
ステップS4−4)、物理レイヤ生成部3a2は、レイ
ヤ2生成部3b2により光送出を停止(出力主信号の出
力の停止)する(図14のステップS4−5)。
【0126】次に、(5)ノードN1とノードN2との
間で発生し、パケットパス中途点(ノードN2のSON
ET−MAC−NE1a)で検出したSTMパスの異常
を上流・下流側リモート端局装置(ノードN1・N4の
SONET−MAC−NE1a)へ通知すると共に、
(4)で先出していた警報転送をドロップする警報転送
動作について、図13、図15を参照して説明する。
【0127】図13の(5)に示されるように、ステッ
プS4−1、ステップS4−2の実行後、パケットパス
中途点(ノードN2のSONET−MAC−NE1a)
において、スイッチカード2xにおけるパケットスイッ
チカード2cのSTMパスセクション生成部3e1が、
ノードN1とノードN2との間で発生したSTMパスの
異常を検出したとき(STMパス警報検出)、STMパ
スセクション生成部3e1のSTMパス生成部8dは、
STMパス警報(アラーム)として、STMパス上が異
常であることをSTMパスアラーム検出・解除部8bに
通知する(図15のステップS5−1)。
【0128】パケットスイッチカード2cにおけるST
Mパスセクション生成部3e1のSTMパスアラーム検
出・解除部8bは、STMパス生成部8dからの通知に
応じて、HiレベルのSTMパスアラーム検出信号をパ
ケットパスAIS削除・挿入部8a、P−AIS生成・
停止部8cに出力する。STMパス生成部8dは、Hi
レベルのSTMパスアラーム検出信号に応じたパケット
パスAIS削除・挿入部8aの制御により、VC生成部
3d1からのSTMフレームに対して、パケットパス2
00上の警報表示信号として先発の警報表示信号を示す
AISをドロップする(図15のステップS5−2)。
このとき、STMパス生成部8dは、HiレベルのST
Mパスアラーム検出信号に応じたP−AIS生成・停止
部8cの制御により、VC生成部3d1からのSTMフ
レームに対して、STMパス上の警報表示信号として後
発の警報表示信号を示すP−AISを生成して付加する
(図15のステップS5−3)。パケットパス中途点
(ノードN2のSONET−MAC−NE1a)は、パ
ケットスイッチカード2cにおけるSTMパスセクショ
ン生成部3e1からのSTMフレームを送出する。この
ように、パケットパス中途点(ノードN2のSONET
−MAC−NE1a)では、STMパス警報を検出する
と、P−AISを生成して下流側に警報転送を行うが、
ステップS5−2’にて、先発警報である先に発生して
いたAISをドロップし、後発警報であるP−AISに
集約して転送している。
【0129】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0130】下流側リモート端局装置(ノードN4のS
ONET−MAC−NE1a)では、Triburat
y回線カード2kにおけるパケット収容回線カード2b
のVC終端部3d2により、STMフレームのデ・マッ
ピングをしてGFPフレームをGFP終端部3c2に出
力し、GFP終端部3c2のパケットパスAIS検出部
6dにより、GFPフレームからAISを検出し(ST
Mパス上の異常であることを示すP−AISを検出
し)、出力側LAN1cへの送出リンクを切断するため
のリンク切断信号を、GFPデカプセル化部6fを介し
てレイヤ2生成部3b2に出力する(図15のステップ
S5−3)。
【0131】次に、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2kにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て出力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図15の
ステップS5−4)、物理レイヤ生成部3a2は、レイ
ヤ2生成部3b2により光送出を停止(出力側LAN1
cへの出力主信号の出力の停止)する(図15のステッ
プS5−5)。
【0132】また、下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)では、パケット収
容回線カード2bのGFP終端部3c2のパケットパス
AIS検出部6dにより、GFPフレームからAISを
検出したとき(STMパス上の異常であることを示すP
−AISを検出したとき)、上流側リモート端局装置
(ノードN1のSONET−MAC−NE1a)に異常
の旨を通知するため、GFP生成部3c1のパケットパ
スRDI生成部6cに送出指示信号を出力する。パケッ
トパスRDI生成部6cは、パケットパスAIS検出部
6dからの送出指示信号に応じて遠端受信故障(Rem
ote Defect Indication)を示す
P−RDI(P−AISに対するRDI)を生成し、多
重回路6gに出力する。GFP収容部3c1のGFPカ
プセル化部6eは、OAM転送用途として新規のGFP
フレームを導入し、多重回路6gは、GFPカプセル化
部6eからのGFPフレームと、パケットパスRDI生
成部6cより得られるRDIとを多重化し、VC生成部
3d1に出力する。下流側リモート端局装置(ノードN
4のSONET−MAC−NE1a)では、GFP収容
部3c1からのGFPフレームをVC生成部3d1によ
りSTMフレームにマッピングして送出する(図15の
ステップS5−6)。
【0133】ここで、中継ノード(ノードN2、N3の
SONET−MAC−NE1a)では、必要に応じてパ
フォーマンスモニタ(上位監視系への通知・選択・ラン
プ制御等)を行う。
【0134】上流側リモート端局装置(ノードN1のS
ONET−MAC−NE1a)では、Triburat
y回線カード2eにおけるパケット収容回線カード2b
のVC終端部3d2により、STMフレームのデ・マッ
ピングをしてGFPフレームをGFP終端部3c2に出
力し、GFP終端部3c2のパケットパスAIS検出部
6dにより、GFPフレームからRDIを検出し(ST
Mパス上の異常であることを示すP−AISに対するP
−RDIを検出し)、上流側リモート端局装置(1a)
に接続された入力側LAN1cへの送出リンクを切断す
るためのリンク切断信号をGFPデカプセル化部6fを
介してレイヤ2生成部3b2に出力する(図15のステ
ップS5−7)。
【0135】次に、上流側リモート端局装置(ノードN
1のSONET−MAC−NE1a)のTribura
ty回線カード2eにおいて、パケット収容回線カード
2bのレイヤ2生成部3b2は、リンク切断信号に応じ
て入力側LAN1cへの送出リンクを切断し(図15の
ステップS5−8)、物理レイヤ生成部3a2は、レイ
ヤ2生成部3b2により光送出を停止(上流側リモート
端局装置(1a)に接続された入力側LAN1cへの出
力主信号の出力の停止)する(図15のステップS5−
9)。
【0136】なお、本実施の形態2に係るパケットパス
監視方式は、警報解除時(STMパス警報の解除時)の
警報転送動作についても、同様の原理で動作する。実施
の形態2に係るパケットパス監視方式では、後発のST
Mパス警報が解除されても、依然として先発のパケット
パス警報が継続して発生していた場合は、抑制していた
AIS発生機能がアクティブとなり、パケットパスレイ
ヤでの警報転送機能のみが動作することとなる。この場
合、パケットパスレイヤでの警報転送機能のみの動作に
ついては、実施の形態1で説明された図7の(3)、図
10のステップS3−1〜S3−9を実行する。
【0137】このように、実施の形態2に係るパケット
パス監視方式は、警報転送に優先順位を有し、各レイヤ
において、ある故障が原因で同時に複数の警報が発生す
る場合、その原因と直接関係する一次警報のみを発生・
転送し、一次警報が原因となって生起する二次的な警報
を抑えることができる。
【0138】
【発明の効果】本発明のパケットパス監視方式は、トラ
ンスポートプロバイダにとって保守・障害切り分け・責
任分解点把握を容易にすることができる。
【0139】本発明のパケットパス監視方式は、網運用
上の制約をなくし、大規模基幹網での運用に耐え得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式における通信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図3は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の通信装置におけるSTM収容回線カード、パケ
ット収容回線カード、パケットスイッチカードの構成を
示すブロック図である。
【図4】図4は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の通信装置のパケット収容回線カードにおけるG
FP収容部、GFP終端部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図5は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の動作を示す概念図である。
【図6】図6は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の動作を示すフローチャート図である。
【図7】図7は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の警報転送動作を示す概念図である。
【図8】図8は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の警報転送動作を示すフローチャート図である。
【図9】図9は、本実施の形態1に係るパケットパス監
視方式の他の警報転送動作を示すフローチャート図であ
る。
【図10】図10は、本実施の形態1に係るパケットパ
ス監視方式の更に他の警報転送動作を示すフローチャー
ト図である。
【図11】図11は、図3において本実施の形態2に係
るパケットパス監視方式の適用箇所を示す概念図であ
る。
【図12】図12は、本実施の形態2に係るパケットパ
ス監視方式の通信装置のパケットスイッチカードにおけ
るラベル変換部、STMパスセクション生成部の構成を
示すブロック図である。
【図13】図13は、本実施の形態2に係るパケットパ
ス監視方式の動作を示す概念図である。
【図14】図14は、本実施の形態2に係るパケットパ
ス監視方式の警報転送動作を示すフローチャート図であ
る。
【図15】図15は、本実施の形態2に係るパケットパ
ス監視方式の他の警報転送動作を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1a SONET−MAC−NE 1b SONET−Ring 1c LAN 2a STM収容回線カード 2b パケット収容回線カード 2c パケットスイッチカード 2d STMスイッチカード 2e Triburaty回線カード 2f Aggregate回線カード 2g Aggregate回線カード 2h Aggregate回線カード 2j Aggregate回線カード 2k Triburaty回線カード 2x スイッチカード 3a1 物理レイヤ終端部 3a2 物理レイヤ生成部 3a3 パケットスケジューラ部 3b1 レイヤ2終端部 3b2 レイヤ2生成部 3b3 パケットスイッチ部 3c1 GFP収容部 3c2 GFP終端部 3c3 ラベル変換部 3d1 VC生成部 3d2 VC終端部 3d3 物理レイヤ終端部 3d4 物理レイヤ生成部 3e1 STMパスセクション生成部 3e2 STMパスセクション終端部 3f スイッチインタフェース部 6a LAN側アラーム検出部 6a’ パケットパス監視部 6b パケットパスAIS生成部 6c パケットパスRDI生成部 6d パケットパスAIS検出部 6e GFPカプセル化部 6f GFPデカプセル化部 6g 多重回路 6h GFPラベル変換部 6i GFP終端部 8a パケットパスAIS削除・挿入部 8b STMパスアラーム検出・解除部 8c P−AIS生成・停止部 8d STMパス生成部 200 パケットパス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04L 12/42 H04L 12/56 400

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信装置と、 STMパスが各々設けられ、各々が前記複数の通信装置
    の各々に接続された複数の伝送路とを備え、 前記複数の通信装置と、前記複数の伝送路の各々に設け
    られた前記STMパスには、パケットを転送するための
    パケットパスが割り当てられ、 前記複数の通信装置の各々は、前記パケットパス上の回
    線異常を、前記複数の通信装置のうちの予め定められた
    通信装置に通知する警報転送部を備えたパケットパス監
    視方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパケットパス監視方式
    において、 前記複数の通信装置は、入力ノードを示す入力通信装置
    と、中継ノードを示す中継通信装置と、出力ノードを示
    す出力通信装置とを含むパケットパス監視方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のパケットパス監視方式
    において、 前記入力通信装置の前記警報転送部は、前記入力通信装
    置に割り当てられた前記パケットパス上の異常を前記出
    力通信装置に通知し、 前記出力通信装置は、前記予め定められた通信装置に対
    応するパケットパス監視方式。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のパケットパス監
    視方式において、 前記出力通信装置の前記警報転送部は、前記出力通信装
    置に割り当てられた前記パケットパス上の異常を前記入
    力通信装置に通知し、 前記入力通信装置は、前記予め定められた通信装置に対
    応するパケットパス監視方式。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか一項に記載のパ
    ケットパス監視方式において、 前記中継通信装置の前記警報転送部は、前記中継通信装
    置に割り当てられた前記パケットパス上の異常を前記入
    力通信装置及び前記出力通信装置の少なくともいずれか
    一方に通知し、 前記入力通信装置及び前記出力通信装置の少なくともい
    ずれか一方は、前記予め定められた通信装置に対応する
    パケットパス監視方式。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか一項に記載のパ
    ケットパス監視方式において、 前記入力通信装置及び前記出力通信装置の一方に割り当
    てられた前記パケットパス上の異常が、前記伝送路に設
    けられた前記STMパス上の異常により発生し、前記入
    力通信装置及び前記出力通信装置の一方の前記警報転送
    部が、前記入力通信装置及び前記出力通信装置の一方に
    割り当てられた前記パケットパス上の異常を、前記入力
    通信装置及び前記出力通信装置の他方に通知するための
    第1警報として出力したとき、 前記中継通信装置の前記警報転送部は、前記中継通信装
    置に割り当てられた前記パケットパス上の異常を、前記
    第1警報に代えて、前記入力通信装置及び前記出力通信
    装置の他方に通知するための二次警報として出力し、 前記入力通信装置及び前記出力通信装置の他方は、前記
    予め定められた通信装置に対応するパケットパス監視方
    式。
  7. 【請求項7】 伝送路に接続された回線部と、前記伝送
    路にはSTMパスが設けられ、前記回線部と、前記伝送
    路に設けられた前記STMパスには、パケットを転送す
    るためのパケットパスが割り当てられ、 前記パケットをスイッチするスイッチ部とを備え、 前記回線部及び前記スイッチ部の少なくともいずれか一
    方は、前記パケットパス上の回線異常を出力するパケッ
    トパス監視装置。
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