JP3489406B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP3489406B2
JP3489406B2 JP24065497A JP24065497A JP3489406B2 JP 3489406 B2 JP3489406 B2 JP 3489406B2 JP 24065497 A JP24065497 A JP 24065497A JP 24065497 A JP24065497 A JP 24065497A JP 3489406 B2 JP3489406 B2 JP 3489406B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号を記録ま
たは再生する装置、例えばディジタルVTRに適応さ
れ、画像信号を処理、記録、再生、伝送する映像信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、EDTV2方式やHDTV方式の
新放送方式が開発され、放送も開始されている。また、
次世代放送方式については、様々な方式が提案されてお
り、例えば、現行の走査線525本の飛び越し走査信号
(以下、インタレース信号と称する)を順次走査信号
(以下、プログレッシブ信号と称する)にした、いわゆ
る525p信号方式が提案されている。
【0003】以下、プログレッシブ信号について詳しく
説明する。図11に、インタレース信号とプログレッシ
ブ信号の模式図を示す。図11に示すように、インタレ
ース信号は、1秒間に30枚の画像データ(フレーム)
で構成されており、1枚の画像データに対し、525本
の走査線のうち走査線を1本ずつ飛び越す、飛び越し走
査をして、262.5本ずつ1秒間に60枚の画像デー
タ(フィールド)として伝送する。
【0004】一方、プログレッシブ方式は、1秒間に6
0枚の画像データ(フレーム)で構成され、そのうち1
枚の画像データは、飛び越し走査をしない525本の走
査線で構成されている。
【0005】上記の1画面あたり525本で構成された
プログレッシブ信号は、Recommemdation ITU-R.601-3で
規定された、いわゆる4:2:2信号の2倍のサンプリ
ング周波数の8:4:4信号の形式でディジタル化さ
れ、そのサンプリング周波数は、4:2:2信号の2倍
で輝度信号は27MHz、色差信号は13.5MHzと
なる。
【0006】このような8:4:4信号をライン毎に交
互に分割して、1つの輝度信号と2つの色差信号で構成
されるメイン信号と、前記メイン信号を補完するよう
に、1つの輝度信号と2つの色差信号で構成されるサブ
信号に分割して伝送する方式が考案されている。この方
式のメイン信号とサブ信号は、それぞれ単独で見れば1
フレームあたり525本の走査線を有するインタレース
信号であり、かつ4:2:2信号である。前記のメイン
信号とサブ信号をあわせて、4:2:2:4:2:2信
号あるいは422p信号と呼ぶ。
【0007】前記8:4:4信号あるいは4:2:2:
4:2:2信号を伝送する場合、人間の視覚特性とし
て、色差信号については、情報量が輝度信号よりも少な
くても、それほど劣化として感じないことを利用して、
8:4:4信号の色差信号に対し、垂直方向に、例えば
図12に示すような垂直フィルタをかけて帯域制限した
後、1ライン毎に色差信号を伝送する方式が考案されて
いる。図12において、1ライン遅延線100,101
は、1水平走査期間の遅延線であり、乗算器102,1
04と加算器103によってフィルターを構成する。乗
算器102,104の数字は乗算の係数を示している。
上記1ライン毎に色差信号を伝送する方式は、上記4:
2:2:4:2:2信号のうち、サブ信号に色差信号を
含まない、いわゆる4:2:2:4:0:0信号であ
り、この4:2:2:4:0:0信号は420p信号と
呼ばれている。この420p伝送方式については、SM
PTE294M規格として開示されている。プログレッ
シブ信号を伝送あるいは記録再生する場合、上記420
p信号に変換して伝送、あるいは記録再生を行えば、視
覚上画像信号の劣化を伴うことなしに伝送帯域を効果的
に減少させることができる。
【0008】上記422p信号において、その画像信号
は、図13に示すように、偶数フレームと奇数フレーム
それぞれにおいて、メイン信号とサブ信号に分割され、
偶数フレームと奇数フレームにおいて、メイン信号とサ
ブ信号は、時空間的に、格子状に配置される。そして、
色差信号は、例えば図12に示したような垂直フィルタ
ーで帯域制限された後、1ライン毎に間引かれ、メイン
信号側の色差信号のみが伝送され、サブ信号側の色差信
号は伝送されない。間引かれたサブ信号側の色差信号
は、メイン信号に対して、例えば図14、あるいは最も
簡易的には図15に示すような補間フィルターをかける
ことによって、再現することができる。
【0009】図14において、1ライン遅延線110,
111,112は1水平走査期間の遅延線で、乗算器1
13,114,115,116,118および、加算器
117により、フィルターを構成している。また、図1
5において、1ライン遅延線120は1水平走査期間の
遅延線で、乗算器122および、加算器121により、
フィルターを構成している。
【0010】次に、従来の映像信号処理装置における色
差信号の補間方法および、スロー処理および走査線変換
方法について、図面を参照しながら説明する。
【0011】図16は、従来の420p信号を記録再生
するVTRにおける色差信号の補間およびスロー処理の
一部の構成を示したブロック図である。図16に示した
装置においては、画像の高能率符号化を用いて記録再生
を行うVTRからの信号を処理するものとする。
【0012】テープから再生された420p信号は、高
能率復号化され、メイン信号とサブ信号に分割され、図
16の入力端子138にメイン信号側の輝度信号が、入
力端子139にはメイン信号側の色差信号が、入力端子
140にサブ信号側の輝度信号が入力される。420p
信号は、図13に示すようにメイン信号とサブ信号が時
空間的に格子状に配置されているため、テープ上には、
図17に示すように、第1フィールドはサブ信号から、
第2フィールドはメイン信号から始まるような420p
信号が記録されているものとする。
【0013】入力端子138からのメイン側の輝度信号
は、遅延手段130に入力され、入力端子139からの
メイン側の色差信号は遅延手段131に入力され、入力
端子140からのサブ側の輝度信号は、遅延手段132
に入力され、それぞれ1水平走査期間遅延される。ま
た、補間フィルター134には、入力端子139からの
メイン側の色差信号と、遅延手段131の出力の色差信
号が入力され、双方の入力を加算した後、加算結果を2
で割る(図15に示したフィルターと同一の構成とす
る)ことでサブ側の色差信号を生成する。補間フィルタ
ー134の出力は、遅延手段133において1水平走査
期間遅延される。選択手段135には、遅延手段131
の出力の色差信号が入力端子aに、補間フィルター13
4の出力が入力端子bに、遅延手段133の出力の色差
信号が入力端子cに接続され、3種類の入力から1種類
を選択する。選択手段136には、補間フィルター13
4の出力が入力端子dに、入力端子139からのメイン
側の色差信号が入力端子eに、遅延手段131の出力の
色差信号が入力端子fに接続され、3種類の入力から1
種類を選択する。選択手段137には、入力端子140
からのサブ側の輝度信号が入力端子gに、遅延手段13
2の出力の輝度信号が入力端子hに接続され、2種類の
入力から1種類を選択する。
【0014】次に、各選択手段の動作について説明す
る。高能率符号化を用いたVTRでは、一般的に、画像
のブロッキング、シャフリング、DCT変換、量子化
等、画像の高能率符号化が行われる。上記ブロッキング
とは、画像信号を例えば8画素×8ラインの画素から構
成されるDCT変換の単位であるDCTブロックにマッ
ピングすることである。上記ブロッキング処理におい
て、420p信号をブロッキングする場合、図13に示
すように、420p信号は、メイン信号とサブ信号が時
空間的に格子状に配置されているため、例えば、第1フ
ィールドでは、サブ信号側の第44ラインから、第2フ
ィールドでは、メイン信号側の第44ラインから始まる
ような例えば8ライン×8画素のブロックにブロッキン
グされる。ブロッキングの様子を図18に示す。また、
図18のようにブロッキングされる場合の有効ラインの
テープ上での記録タイミングを図17に示す。一般的に
ブロッキングには、フィールドメモリ等が用いられてい
る。図19は、このようなVTRでの通常再生時におい
て、図16に示した各入力端子へ入力される、メイン信
号側の輝度信号、色差信号、およびサブ信号側の輝度信
号の入力タイミングを示した図である。図18で示すよ
うに、第1フィールドではサブ信号側の第44ラインか
ら、また第2フィールドではメイン信号側の第44ライ
ンからブロッキングされているため、第1フィールドで
は、輝度信号は、メイン信号側に第45ライン、サブ信
号側に第44ライン、色差信号は第45ラインが同時に
フィールドメモリ等から読み出され入力される。また、
第2フィールドでは、輝度信号はメイン信号側に第44
ライン、サブ信号側に第45ライン、色差信号は第44
ラインが同時に入力される。補間フィルター134の出
力は、例えば第1フィールドでは、第45ラインと第4
7ラインから第46ラインが、第2フィールドでは、第
44ラインと第46ラインから第45ラインが生成され
る。
【0015】選択手段135〜137では出力信号が図
20に示すようなタイミングとなるように入力される信
号を選択し出力する。まず、選択手段135では、入力
端子aを選択する。選択手段136では、入力端子dを
選択する。選択手段137は、第1フィールドでは入力
端子gを選択し、第2フィールドでは入力端子hを選択
する。選択手段135、選択手段136、選択手段13
7を上記のように制御することで、図20のタイミング
で出力信号が得られる。図20で示す出力タイミング
は、図17で示す記録タイミングと一致している。
【0016】一方、スロー再生時には、必ずしもテープ
上のフィールドと、画面に出力するフィールドが一致し
ない。例えば、スロー再生時、ヘッドが第1フィールド
を連続してスキャンした場合、第1フィールドが、画面
上の第1フィールドと第2フィールドに出力されること
になる。テープ上のフィールドと、画面上のフィールド
が一致した場合の処理は、上記した通常再生時と同じで
ある。図21は、逆再生時すなわち、テープ上の第2フ
ィールドが第1フィールドに出力され、テープ上の第1
フィールドが第2フィールドに出力される場合の、入力
端子138〜140への入力タイミングを示した図であ
る。図18で示すように、第2フィールドでは、メイン
信号側の第44ラインからブロッキングされているた
め、テープ側の第2フィールドの画面が第1フィールド
側に出力される場合、図21に示すように、第1フィー
ルドでは、輝度信号はメイン信号側に第45ライン、サ
ブ信号側に第44ラインが読み出される。一方、色差信
号は、第2フィールドは第44ラインからブロッキング
されているため、テープ側の第2フィールドの画面が第
1フィールド側に出力される場合、第44ラインから読
み出される。一方、テープ側の第1フィールドの画面が
第2フィールド側に出力される場合、図21に示すよう
に、第2フィールドでは、輝度信号はメイン信号側に第
44ライン、サブ信号側に第45ラインが読み出され
る。色差信号は、第1フィールドは第45ラインからブ
ロッキングされているため、第45ラインから読み出さ
れる。補間フィルター134の出力は、例えば第1フィ
ールドでは、第44ラインと第46ラインから第45ラ
インが、第2フィールドでは、第45ラインと第47ラ
インから第46ラインが生成される。そして、出力タイ
ミングが図22となるように選択手段135〜137で
選択し出力する。
【0017】まず、選択手段135では、第1フィール
ドでは入力端子bを、第2フィールドでは入力端子cを
選択する。選択手段136では、第1フィールドでは入
力端子eを、第2フィールドでは入力端子fを選択す
る。選択手段137は、第1フィールドでは入力端子g
を選択し、第2フィールドでは入力端子hを選択する。
以上のように、選択手段135〜137を制御すること
によって、スロー再生時にも図22に示したようなタイ
ミングで出力信号が得られる。図22で示す出力タイミ
ングは、図17で示す記録タイミングと一致しているた
め、スロー再生時でもなめらかな再生画像が得られ、画
面上で不自然になることは無い。
【0018】次に、上記図16において出力される42
2p信号から422信号を生成する走査線変換方法につ
いて説明する。図16に示したような従来の構成におい
て上記のような色差信号補間方法およびスロー処理方法
を行うと、メイン信号とサブ信号の出力タイミングが、
図13および図20、図22に示したように時空間的に
格子上になるため、例えば、最も簡易的には、図23に
示すようなフィルタを用いて422p信号を422信号
に変換することができる。すなわち、図16に示したメ
イン側の輝度信号出力141とサブ信号側の輝度信号出
力144とを加算器150で加算し、その加算結果を乗
算器151で1/2にする(2で割る)ことで輝度信号
が得られる。同様に、メイン側の色差信号出力142と
サブ信号側の色差信号出力143を加算し、加算結果を
2で割ることで、色差信号が得られる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の装置では、出力するフィールド毎に遅延量を変え
る必要があり、特にスロー再生時には、テープ上に記録
されているフィールド情報と出力するフィールドに応じ
て遅延量を変化させたり、選択手段を制御するという複
雑な処理が必要となっていた。
【0020】また、遅延手段を実現するためのラインメ
モリの量が多く、回路規模が大きいためLSI化するこ
との障害となっていた。
【0021】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路規模が小さく制御が簡単な色差信号の補間、ス
ロー処理および走査線変換が可能な映像信号処理装置を
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の映像信号処理装置は、少なくとも420p
信号を処理する装置であって、メイン信号側の輝度信号
入力を遅延する第1の遅延手段と、メイン信号側の色差
信号入力を遅延する第2の遅延手段と、メイン信号側の
色差信号入力と第2の遅延手段の色差信号出力とからサ
ブ信号側の色差信号を生成する補間フィルターと、第1
の遅延手段の出力とサブ信号側の輝度信号入力とからメ
イン信号側の輝度信号出力を選択する第1の選択手段
と、第2の遅延手段の出力と補間フィルターの出力とか
らメイン信号側の色差信号出力を選択する第2の選択手
段と、サブ信号側の輝度信号入力とメイン信号側の輝度
信号入力とからサブ信号側の輝度信号出力を選択する第
3の選択手段と、補間フィルターの出力とメイン信号側
の色差信号入力とからサブ信号側の色差信号出力を選択
する第4の選択手段とを備えるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、少なくとも420p信
号を処理する装置であって、メイン信号側の輝度信号入
力を遅延する第1の遅延手段と、メイン信号側の色差信
号入力を遅延する第2の遅延手段と、前記メイン信号側
の色差信号入力と前記第2の遅延手段の色差信号出力と
からサブ信号側の色差信号を生成する補間フィルター
と、前記第1の遅延手段の出力とサブ信号側の輝度信号
入力とからメイン信号側の輝度信号出力を選択する第1
の選択手段と、前記第2の遅延手段の出力と前記補間フ
ィルターの出力とからメイン信号側の色差信号出力を選
択する第2の選択手段と、前記サブ信号側の輝度信号入
力と前記メイン信号側の輝度信号入力とからサブ信号側
の輝度信号出力を選択する第3の選択手段と、前記補間
フィルターの出力と前記メイン信号側の色差信号入力と
からサブ信号側の色差信号出力を選択する第4の選択手
段とを備え、メイン信号側の入力タイミングをサブ信号
側の入力タイミングより時間軸上で1水平走査期間以上
早くするものである。
【0024】また、本発明は、同様の構成において、入
力された画像信号のフィールド情報に従ってメイン信号
側とサブ信号側の入力タイミングを制御し、再生された
画像信号のフィールド情報と出力するフィールドが不一
致の場合、メイン信号側の入力信号とサブ信号側の入力
信号を入れ替えて出力するものである。
【0025】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。図1
に示す映像信号処理装置は、420p信号を記録再生す
るVTRからの再生信号を処理するもので、色差信号の
補間およびスロー処理の一部の構成を示したブロック図
である。
【0026】図1において、テープから再生された42
0p信号は、メイン信号とサブ信号に分割され、端子8
からメイン信号側の輝度信号が、端子9からメイン信号
側の色差信号が、端子10からサブ信号側の輝度信号
が、各々入力される。420p信号は、図13に示すよ
うにメイン信号とサブ信号が時空間的に格子状に配置さ
れているため、テープ上には、図17に示すように、第
1フィールドはサブ信号側の第44ラインから、第2フ
ィールドはメイン信号側の第44ラインから始まるよう
な420p信号が記録されているものとする。メイン信
号側の輝度信号入力は、遅延手段1と選択手段7に入力
される。メイン信号側の色差信号入力は遅延手段2と、
補間フィルター3と、選択手段6に入力される。サブ信
号側の輝度信号入力は、選択手段7と選択手段4に入力
される。遅延手段1、遅延手段2では、それぞれ入力信
号が1水平走査期間遅延される。また、補間フィルター
3には、メイン信号側の色差信号入力と、遅延手段2の
出力の色差信号が入力され、双方の入力を加算した後、
加算結果を2で割る(図15に示したフィルターと同一
の構成をとる)ことでサブ信号側の色差信号を生成す
る。
【0027】選択手段4には、遅延手段1の輝度信号出
力が入力端子aに、サブ信号側の輝度信号入力が入力端
子bに入力される。選択手段5には、遅延手段2の出力
の色差信号が入力端子cに、補間フィルター3の出力が
入力端子dに入力される。選択手段6では、補間フィル
ター3の出力が入力端子eに、メイン信号側の色差信号
入力が入力端子fに入力される。選択手段7では、サブ
信号側の輝度信号入力が入力端子gに、メイン信号側の
輝度信号入力が入力端子hに入力される。
【0028】次に、各選択手段の動作について説明す
る。一般的にディジタルVTRでは、画像の誤り伝搬を
防止し、誤り修正を容易にするため画像の順番を並べ替
えるいわゆるシャフリング処理が行われている。このシ
ャフリング処理のため、フィールドメモリ等が用いられ
る。また、高能率符号化を用いたディジタルVTRにお
いても、シャフリング処理や前記したブロッキング処理
等のためフィールドメモリ等が用いられる。図2は、通
常再生時における図1に示すメイン信号側の輝度信号入
力および色差信号入力、またサブ信号側の輝度信号入力
の入力タイミングを示した図である。前記のように、デ
ィジタルVTRにおいては、フィールドメモリ等が用い
られているので、読み出しタイミングを任意に変えるこ
とは容易であり、図2に示すように、第1フィールドで
は、輝度信号は、メイン信号側に第45ライン、サブ信
号側に第44ライン、色差信号は第45ラインが同時に
フィールドメモリ等から読み出され、入力される。ま
た、第2フィールドでは、メイン信号側の輝度信号が第
44ライン、色差信号は第44ラインが同時に入力され
る。また、第2フィールドのサブ信号側の輝度信号は、
メイン信号に対し1ライン遅れて読み出される。
【0029】補間フィルター3の出力は、例えば第1フ
ィールドでは、第45ラインと第47ラインから第46
ラインが、第2フィールドでは、第44ラインと第46
ラインから第45ラインが生成される。選択手段4〜7
では、出力信号が図3に示すようなタイミングとなるよ
うに入力される信号を選択し出力する。なお、選択手段
4〜7を制御する手段を特に明記していないが、VTR
の動作モード等に合わせて制御すればよい。まず、選択
手段4では、入力端子aを選択する。選択手段5では、
入力端子cを選択する。選択手段6は、入力端子eを選
択する。選択手段7は、入力端子gを選択する。以上の
ように選択手段4、選択手段5、選択手段6、選択手段
7を制御することで、図3のタイミングで出力信号が得
られる。図3で示す出力タイミングは、図17で示す記
録タイミングと一致していることはいうまでもない。図
2に示した読み出しタイミングは、図3に示した出力タ
イミングと比較すると、メイン信号をサブ信号よりも1
水平走査期間早く読み出していることになる。
【0030】前記のメイン信号とサブ信号を、図23に
示すような回路で、加算し、加算結果を2で割ること
で、容易に走査線変換をすることができ、プログレッシ
ブ信号からインタレース信号である422信号を得るこ
とができる。
【0031】上記のように、本実施の形態の映像信号処
理装置においては、フィールド毎に遅延量を変える必要
がなく、また、フィールド毎に選択手段の制御を変える
必要もないため、制御が簡略化されているとともに、2
個の遅延手段しか必要としないため、遅延手段を実現す
るためのラインメモリを削減でき、回路規模を大幅に削
減することが可能となる。また、回路規模を削減できる
ため、LSI化も容易で大幅なコストダウンが可能とな
る。
【0032】(実施の形態2)次に、図4、図5を用い
て、420p信号を記録再生するVTRからの再生信号
が、スロー再生信号の場合について説明する。なお、装
置の構成は、図1に示したものと同一である。図4は本
実施の形態でのスロー再生時の入力信号のタイミング
図、図5は本実施の形態による映像信号処理装置の出力
信号のタイミング図を示している。
【0033】スロー再生時には、必ずしもテープ上のフ
ィールドと、画面に出力するフィールドが一致しない
が、テープ上のフィールドと、画面上のフィールドが一
致した場合の処理は、上記実施の形態1において説明し
た通常再生時と同じであるので省略する。図4は、逆再
生時すなわち、テープ上の第2フィールドが第1フィー
ルドに(先に)出力され、テープ上の第1フィールドが
第2フィールドに(後に)出力される場合の、図1に示
す端子8〜10および補間フィルター3の出力のタイミ
ングを示している。
【0034】テープ側の第2フィールドの画面が、第1
フィールド側に出力される場合、図4に示すように、第
1フィールドでは、メイン信号側の輝度信号は第44ラ
イン、色差信号も第44ラインが同時に読み出される。
サブ信号側の輝度信号は、1ライン遅れて第45ライン
が読み出される。一方、テープ上の第1フィールドの画
面が第2フィールド側に出力される場合、図4に示すよ
うに、第2フィールドでは、輝度信号はメイン信号側に
第45ライン、サブ信号側に第44ライン、色差信号は
第45ラインから同時に読み出される。補間フィルター
3の出力は、例えば第1フィールドでは、第44ライン
と第46ラインから第45ラインが、第2フィールドで
は、第45ラインと第47ラインから第46ラインが生
成される。そして、図5に示すような出力タイミングと
なるように選択手段4〜7で選択し出力する。
【0035】まず、選択手段4では、入力端子bを選択
する。選択手段5では、入力端子dを選択する。選択手
段6は、入力端子fを選択する。選択手段7は、入力端
子hを選択する。選択手段4〜7の出力は、いずれも図
4に示すメイン信号入力とサブ信号入力を入れ替えたも
のである。また、図2と、図4を比較すれば、入力端子
におけるメイン信号入力とサブ信号入力のタイミング差
は、テープ上のフィールド情報のみで決定されている。
【0036】なお、フィールド情報とは、VTRに記録
されている映像信号が、第1フィールドか第2フィール
ドかを判別可能な付加情報から得られるものとする。例
えば、VTRが1フィールド当たり所定のトラックを用
いて記録するものとした場合に、所定のトラック数単位
で変わる情報を、付加情報と記録しておき、再生時にそ
の付加情報からフィールド情報をとればよい。
【0037】以上のように、選択手段4〜7を制御する
ことによって、スロー再生時にも図5に示したようなタ
イミングで出力信号が得られる。図5で示す出力タイミ
ングは、図17で示す記録タイミングと一致しているた
め、スロー再生時でもなめらかな再生画像が得られ、画
面上で不自然になることは無い。
【0038】また、前記図1のメイン信号出力とサブ信
号出力を、図23に示すように、加算し、加算結果を2
で割ることで、スロー再生時に、テープ側のフィールド
と出力側のフィールドが異なる場合でも、まったく通常
再生時と同様に、容易に走査線変換をすることができ、
プログレッシブ信号からインタレース信号を得ることが
できる。つまり、スロー再生時にも通常再生時と全く同
じように走査線変換をすることができる。
【0039】以上本実施の形態によれば、スロー再生時
に、テープ側のフィールド情報をもとにして、メイン信
号とサブ信号を読み出せばよいため、制御が簡単になる
という利点がある。また、通常再生時と同様にフィール
ド毎に遅延量を変える必要がない。また、逆再生時のよ
うに、テープ上のフィールドと出力するフィールドが違
う場合には、単にメイン信号入力とサブ信号入力を入れ
替える処理を行えばよい。
【0040】また、スロー処理においても、通常再生時
と同様に制御が簡略化されているとともに、2個の遅延
手段しか必要としないため、遅延手段を実現するための
ラインメモリを削減でき、回路規模を削減することが可
能となる。また、スロー処理を考慮しても、通常再生の
みの場合の構成と比較して単に選択手段が追加されてい
るだけなので、ほとんど回路規模が増大することが無
く、スロー処理を実現することが可能となる。
【0041】さらに、スロー再生時においても、スロー
再生であることを全く考慮せずに、通常再生時と全く同
様に簡単に走査線変換を行うことができるようになる。
【0042】(実施の形態3)図6は、本実施の形態3
による映像信号処理装置の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、上記実施の形態と同様に、420p信号
を記録再生するVTRにおける色差信号の補間およびス
ロー処理を行うものである。また、図7から図10に
は、その入出力のタイミングチャートを示している。
【0043】本実施の形態においては、420p信号の
サブ信号側の色差信号を生成する補間フィルターとし
て、図14に示した構成のフィルターを用いるものとす
る。図14に示したフィルターは、図15に示したフィ
ルターに対して、周波数特性が急峻であるため順次走査
の画質が向上する。すなわち、本実施の形態は、補間フ
ィルターのタップ数に応じて、その遅延関係を図1に示
した構成と同様とするために、遅延手段を増やしたもの
である。
【0044】図6において、テープから再生された42
0p信号は、メイン信号とサブ信号に分割され、メイン
信号側の輝度信号と色差信号、およびサブ信号側の輝度
信号が、各々端子8〜10から入力される。メイン信号
側の輝度信号入力は、遅延手段15に入力され、遅延手
段15の輝度信号出力は遅延手段16に入力される。メ
イン信号側の色差信号入力は遅延手段17と、補間フィ
ルター20に入力される。遅延手段17の色差信号出力
は遅延手段18に入力される。サブ信号側の輝度信号入
力は、遅延手段19に入力される。遅延手段15〜19
では、それぞれ入力信号が1水平走査期間遅延される。
また、補間フィルター20は、図14に示すような4タ
ップのフィルターで、内部に3個の1ライン遅延線を持
ち、メイン信号側の色差信号からサブ信号側の色差信号
を生成する。選択手段21には、遅延手段16の輝度信
号出力が入力端子aに、遅延手段19の輝度信号出力が
入力端子bに入力される。選択手段22では、遅延手段
18の色差信号出力が入力端子cに、補間フィルター2
0の出力が入力端子dに入力される。選択手段23で
は、補間フィルター20の出力が入力端子eに、遅延手
段17の色差信号出力が入力端子fに入力される。選択
手段24では、遅延手段19の輝度信号出力が入力端子
gに、遅延手段15の輝度信号出力が入力端子hに入力
される。
【0045】なお、補間フィルター20での1ライン遅
延線110,111を遅延手段17,18と共用する構
成にしてもよい。
【0046】次に、本実施の形態での動作として、通常
再生の場合について説明する。図7は、通常再生時にお
ける、端子8〜10へのメイン信号側の輝度信号入力、
色差信号入力、および、サブ信号側の輝度信号入力の入
力タイミング、また、補間フィルター20の出力のタイ
ミングを示した図である。図7に示すように、第1フィ
ールドでは、輝度信号は、メイン信号側に第45ライ
ン、サブ信号側に第44ライン、色差信号は第45ライ
ンが同時にフィールドメモリ等から読み出され、入力さ
れる。また、第2フィールドでは、輝度信号はメイン信
号側に第44ライン、色差信号は第44ラインが同時に
入力される。第2フィールドのサブ信号側の輝度信号
は、メイン信号に対し1ライン遅れて読み出される。
【0047】補間フィルター20の出力は、例えば第1
フィールドでは、第45ラインと第47ラインと第49
ラインと第51ラインから第48ラインが、第2フィー
ルドでは、第44ラインと第46ラインと第48ライン
と第50ラインから第47ラインが生成される。選択手
段21〜24では、各々の出力信号が図8に示すタイミ
ングとなるように入力される信号を選択し出力する。ま
ず、選択手段21では、入力端子aを選択する。選択手
段22では、入力端子cを選択する。選択手段23は、
入力端子eを選択する。選択手段24は、入力端子gを
選択する。以上のように選択手段21〜選択手段24を
制御することで、図8のタイミングで出力信号が得られ
る。図8で示す出力タイミングは、図17で示す記録タ
イミングと一致している。また、図6において出力され
るメイン信号とサブ信号を、図23に示すように、加算
し、加算結果を2で割ることで、容易に、走査線変換を
することができ、プログレッシブ信号からインタレース
信号を得ることができる。本実施の形態においては、サ
ブ信号側の色差信号を生成する補間フィルターの性能が
良いため、さらなる画質向上が可能である。
【0048】上記のように、本実施の形態においても、
フィールド毎に遅延量を変える必要がなく、制御が簡略
化されている。
【0049】次に、図9、図10を用いて、スロー再生
の場合の動作を説明する。図9は、420p信号を記録
再生するVTRからのスロー再生時の端子8〜10への
入力タイミング、および補間フィルター20の出力タイ
ミングを示し、図10は、本実施の形態による映像信号
処理装置の出力のタイミングを示している。
【0050】スロー再生時には、必ずしもテープ上のフ
ィールドと、画面に出力するフィールドが一致しない
が、テープ上のフィールドと、画面上のフィールドが一
致した場合の処理は、図7、図8に示す通常再生時のタ
イミングと同じであるので省略する。図9は、逆再生時
すなわち、テープ上の第2フィールドが第1フィールド
に出力され、テープ上の第1フィールドが第2フィール
ドに出力される場合のタイミングを示した図である。テ
ープ側の第2フィールドの画面が、第1フィールド側に
出力される場合、図9に示すように、第1フィールドで
は、メイン信号側の輝度信号は第44ライン、メイン信
号側の色差信号も第44ラインが同時に読み出される。
サブ信号側の輝度信号は、1ライン遅れて第45ライン
が読み出される。一方、テープ側の第1フィールドの画
面が第2フィールド側に出力される場合、図9に示すよ
うに、第2フィールドでは、輝度信号はメイン信号側に
第45ライン、サブ信号側に第44ライン、色差信号は
第45ラインから同時に読み出される。補間フィルター
20の出力は、例えば第1フィールドでは、第44ライ
ンと第46ラインと第48ラインと第50ラインから第
47ラインが、第2フィールドでは、第45ラインと第
47ラインと第49ラインと第51ラインから第48ラ
インが生成される。そして、出力タイミングが図10と
なるよう選択手段21〜24で選択し出力する。まず、
選択手段21では、入力端子bを選択する。選択手段2
2では、入力端子dを選択する。選択手段23は、入力
端子fを選択する。選択手段24は、入力端子hを選択
する。選択手段21〜24は、いずれも図9に示すメイ
ン信号入力側とサブ信号入力側を入れ替えたものであ
る。また、図7と図9を比較すれば、入力されるメイン
信号とサブ信号のタイミング差は、テープ側のフィール
ド情報のみで決定されている。
【0051】以上のように、選択手段21〜24を制御
することによって、スロー再生時にも図10に示したよ
うなタイミングで出力信号が得られる。図10で示す出
力タイミングは、図17で示す記録タイミングと一致し
ているため、スロー再生時でもなめらかな再生画像が得
られ、画面上で不自然になることは無い。
【0052】また、スロー再生時にも通常再生時と全く
同じように簡単に走査線変換をすることができる。
【0053】以上、本実施の形態によれば、タップ数の
多い色差信号の補間フィルターを用いた場合において
も、同様に通常再生時もスロー再生時も、簡単な制御に
よって色差信号の補間および走査線変換を実現すること
ができる。
【0054】また、さらにタップ数の多い色差信号の補
間フィルターを用いた場合においても、全く同様に色差
信号の補間および走査線変換を実現することができる。
【0055】なお、前記各実施の形態の説明では、ディ
ジタルVTRにおける一例を示したが、ディジタルVT
Rに限定せず、例えば光ディスク等にも適応されること
はいうまでもない。
【0056】また、記録媒体がテープである場合の一例
を示したが、テープに限らず、ハードディスクあるいは
光ディスク等の記録媒体であってもよいことは明らかで
ある。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、回路規模が小さく制御
が簡単な色差信号の補間方法およびスロー処理方法およ
び走査線変換方法を実現することができる。すなわち、
通常再生時においても、また同様にスロー再生時におい
ても制御が簡略化されているとともに、画像信号を遅延
するためのラインメモリを削減でき、回路規模を削減す
るとともにコストダウンが可能となる。
【0058】また、通常再生時と同様に、スロー再生時
にも簡単に走査線変換をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による映像信号処理装置
の構成を示すブロック図
【図2】同映像信号処理装置の通常再生時の入力タイミ
ングを示す図
【図3】同映像信号処理装置の通常再生時の出力タイミ
ングを示す図
【図4】同映像信号処理装置の逆再生時の入力タイミン
グを示す図
【図5】同映像信号処理装置の逆再生時の出力タイミン
グを示す図
【図6】本発明の実施の形態2による映像信号処理装置
の構成を示すブロック図
【図7】同映像信号処理装置の通常再生時の入力タイミ
ングを示す図
【図8】同映像信号処理装置の通常再生時の出力タイミ
ングを示す図
【図9】同映像信号処理装置の逆再生時の入力タイミン
グを示す図
【図10】同映像信号処理装置の逆再生時の出力タイミ
ングを示す図
【図11】本発明におけるプログレッシブ信号とインタ
レース信号の信号概念図
【図12】本発明における色差信号の周波数帯域制限用
前置フィルターの一構成例を示すブロック図
【図13】本発明における順次走査信号でのメイン信号
とサブ信号の時空間的配置を示す図
【図14】本発明における色差信号の補間フィルターの
一構成例を示すブロック図
【図15】本発明における色差信号の補間フィルターの
一構成例を示すブロック図
【図16】従来の映像信号処理装置の構成を示すブロッ
ク図
【図17】従来の記録再生装置の記録タイミングを示す
【図18】従来の記録再生装置のブロッキング方法を示
す図
【図19】従来の記録再生装置の通常再生時の入力タイ
ミングを示す図
【図20】従来の記録再生装置の通常再生時の出力タイ
ミングを示す図
【図21】従来の記録再生装置の逆再生時の入力タイミ
ングを示す図
【図22】従来の記録再生装置の逆再生時の出力タイミ
ングを示す図
【図23】従来の記録再生装置の走査線変換方法の構成
の一例を示すブロック図
【符号の説明】
1,2 遅延手段 3 補間フィルター 4〜7 選択手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも420p信号を処理するため
    にメイン信号側の入力タイミングがサブ信号側の入力タ
    イミングより時間軸上で1水平走査期間早く入力される
    映像信号処理装置であって、メイン信号側の輝度信号入
    力を遅延する第1の遅延手段と、メイン信号側の色差信
    号入力を遅延する第2の遅延手段と、前記メイン信号側
    の色差信号入力と前記第2の遅延手段の色差信号出力と
    からサブ信号側の色差信号を生成する補間フィルター
    と、前記第1の遅延手段の出力とサブ信号側の輝度信号
    入力とからメイン信号側の輝度信号出力を選択する第1
    の選択手段と、前記第2の遅延手段の出力と前記補間フ
    ィルターの出力とからメイン信号側の色差信号出力を選
    択する第2の選択手段と、前記サブ信号側の輝度信号入
    力と前記メイン信号側の輝度信号入力とからサブ信号側
    の輝度信号出力を選択する第3の選択手段と、前記補間
    フィルターの出力と前記メイン信号側の色差信号入力と
    からサブ信号側の色差信号出力を選択する第4の選択手
    段とを備えことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも420p信号を処理する装置
    であって、メイン信号側の輝度信号入力を遅延する第1
    の遅延手段と、メイン信号側の色差信号入力を遅延する
    第2の遅延手段と、前記メイン信号側の色差信号入力と
    前記第2の遅延手段の色差信号出力とからサブ信号側の
    色差信号を生成する補間フィルターと、前記第1の遅延
    手段の出力とサブ信号側の輝度信号入力とからメイン信
    号側の輝度信号出力を選択する第1の選択手段と、前記
    第2の遅延手段の出力と前記補間フィルターの出力とか
    らメイン信号側の色差信号出力を選択する第2の選択手
    段と、前記サブ信号側の輝度信号入力と前記メイン信号
    側の輝度信号入力とからサブ信号側の輝度信号出力を選
    択する第3の選択手段と、前記補間フィルターの出力と
    前記メイン信号側の色差信号入力とからサブ信号側の色
    差信号出力を選択する第4の選択手段とを備え、入力さ
    れた画像信号のフィールド情報に従ってメイン信号側と
    サブ信号側の入力タイミングを制御し、再生された画像
    信号のフィールド情報と出力するフィールドが不一致の
    場合、メイン信号側の入力信号とサブ信号側の入力信号
    を入れ替えて出力することを特徴とする映像信号処理装
    置。
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