JP3488966B2 - 高架道路裏面側の足場兼用吸音システム及びこれに使用する吸音部材 - Google Patents

高架道路裏面側の足場兼用吸音システム及びこれに使用する吸音部材

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JP3488966B2 JP21445296A JP21445296A JP3488966B2 JP 3488966 B2 JP3488966 B2 JP 3488966B2 JP 21445296 A JP21445296 A JP 21445296A JP 21445296 A JP21445296 A JP 21445296A JP 3488966 B2 JP3488966 B2 JP 3488966B2
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靖夫 橋井
眞 三木
英俊 河合
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高架道路や高架
鉄道等(以下、単に高架道路と言う。)の裏面側に伝わ
る、自動車等が発する騒音を低減する目的で実施される
足場兼用の吸音システム、及び該吸音システムに使用す
る吸音部材の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、高架道路の裏面側には、主桁の塗
装や各構造部分の点検、補修のための吊り足場が設けら
れている。一方、近年の環境や景観の保護重視の考えか
ら、都市内の交通騒音レベルの低減が大きな社会問題化
していることに鑑みて、前記の足場を兼ねた吸音システ
ムの開発が進められている。現在、高架道路裏面側の吸
音システム、及び同吸音システムに使用され吸音部材
としては、大要、次のような技術が散見される。 特
開昭49−85828号公報には、高架道路の裏面付近
から垂下する平面状の吸音部材を複数並設した構成の吸
音システム、及び多孔のアルミニューム合金板で形成し
た平板状のケースの中にグラスファイバーよりなる吸音
材を充填した吸音部材が開示されている。 特開平4
−174109号公報には、高架道路の裏面側に吊り下
げた支持架構に、円筒形状の吸音筒を、その直径の0.
5〜2倍の間隔をあけて平行に水平に複数並設した構成
の吸音システム、及び金属繊維マットを多孔板又はメッ
シュで挟んで圧縮成形した吸音板を直径50mm〜500
mmの円筒形に成形すると共にその中空部内を直径方向に
横断する支持用中柱を軸線方向に貫通させ固定した構成
の吸音筒が開示されている。 実公平5−2646号
公報には、高架道路の裏面に、長い柱状吸音部材を、相
互間に若干の間隔をあけて、しかも道路裏面との間にも
所要の間隔をあけて複数平行に並設した構成の吸音シス
テム、及びアルミニューム繊維等の金属繊維の積層体を
金網によりサンドイッチ状に挟んだ吸音材を溝形、V
形、或いは下向きに凸の半円状に成形し、その上面開口
を平板状の遮音材で閉鎖した中空状の柱状吸音部材が開
示されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
(1) 上記の特開昭49−85828号公報に記載さ
れた発明の場合、平板状の吸音部材を垂下状態に並設し
た構成であるため、下の道路を走行する車両の騒音を吸
音する効果に方向性が発生し、多面的な吸音効果を期待
しがたい。のみならず、騒音は垂下状態に並設された吸
音部材の間を通り抜け易く、上方の高架道路の裏面へ到
達して反射されるが、この反射音、及び高架道路上の走
行車両が発生し裏面側へ伝わる騒音を積極的に捕獲し吸
音する構成に成っておらず、吸音効果に難が認められ
る。また、吸音部材を垂下状態に複数並設する構造及び
施工法が実際上難しいと考えられるほか、とうてい足場
兼用の構成には成っていないものと認められる。 (2) 上記の特開平4−174109号公報に記載さ
れた発明の場合は、円筒形状の吸音筒を、その直径の
0.5〜2倍の間隔をあけて並設した構成であるため、
騒音は吸音部材の間を通り抜け易く、上方の高架道路の
裏面へ到達して反射されるが、この反射音、及び高架道
路上の走行車両が発生し裏面側へ伝わる騒音を積極的に
捕獲し吸音する構成に成っておらず、吸音効果に難が認
められる。また、円筒形状の吸音筒では、とうてい足場
兼用の構成には成らないものと認められる。 (3) 上記の実公平5−2646号公報に記載された
発明の場合は、金属繊維を金網によりサンドイッチ状に
挟んだ吸音材を半円状等に成形し、その上面開口を遮音
板で閉鎖した中空構造の吸音部材を使用しているが、吸
音部材の壁厚が薄いため、吸音効果の十分を期し難い
し、特に高架道路裏面からの反射音、及び高架道路上の
走行車両が発生し裏面側へ伝わる騒音を吸収する構成に
成っていないため、騒音の低減効果に難があると考えら
れる。
【0004】従って、本発明の目的は、高架道路裏面の
反射音、及び高架道路上の走行車両が発生し裏面側へ伝
わる騒音の吸音性能に優れ、取付け施工が簡単であり、
しかも足場兼用としての利用可能性と高い安全性を備え
た高架道路裏面側の足場兼用吸音システムと、これに使
用される吸音部材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1記載の発明に係る高架道路裏
面側の足場兼用吸音システムは、高架道路等の裏面側に
吊り下げた小梁等に吸音部材を水平方向に敷設して構成
される足場兼用吸音システムにおいて、高架道路等の裏
面側に吊り下げるH形鋼等の小梁は、吸音部材の長手方
向の長さに等しい間隔をあけて道路幅方向に略水平に設
置されていること、吸音部材は、その長手方向の両端面
部に、前記小梁のフランジが嵌まる開口幅で切欠き形状
の凹溝を有し、前記凹溝を小梁のフランジへ嵌めて道路
の長手方向に敷設が行なわれていること、同吸音部材
は、その横断面における上部の少なくとも両隅位置に長
手方向の全長に及ぶ長さの梁材が配置され、前記梁材の
頂面に、多孔板による足場板が設置されており、前記梁
材の下側に多孔板を下向きの略半円状に成形した外装板
の両側端部が取り付けられ、前記梁材と足場板及び外装
板に囲まれた空所に、無機繊維材を積層し接着して平ら
成形したT形頭部及びU字形状に二つ折りに構成した
半円状部分とよりなる吸音材がT形頭部の両端を支点で
支持して収納されており、該吸音材と前記外装材との間
及び足場板との間に吸音に適する大きさのギャップが設
けられていること、をそれぞれ特徴とする。
【0006】次に、請求項2記載の発明に係る高架道路
裏面側の足場兼用吸音システムに使用する吸音部材は、
高架道路等の裏面側吸音システムに使用される足場兼用
吸音部材において、長手方向の両端面部に、高架道路等
の裏面側に吊り下げた小梁のフランジが嵌まる開口幅で
切欠き形状の凹溝が設けられていること、横断面におけ
る上部の少なくとも両隅位置に長手方向の全長に及ぶ長
さの梁材が配置され、前記梁材の頂面に、多孔板による
足場板が設置されており、前記梁材の下側に多孔板を下
向きの略半円状に成形した外装板の両側端部が取り付け
られ、前記梁材と足場板及び外装板に囲まれた空所に、
無機繊維材を積層し接着して平らに成形したT形頭部及
びU字形状に二つ折りに構成した半円状部分とよりなる
吸音材がT形頭部の両端を支点で支持して収納されてお
り、該吸音材と前記外装材との間及び足場板との間に吸
音に適する大きさのギャップが設けられていること、を
それぞれ特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明に係る高架道
路裏面側の足場兼用吸音システムは、図1に示したよう
に、高架道路1の裏面側に、その主桁2等から吊り下げ
た小梁3に吸音部材4を水平方向に面状に敷設して構成
される。高架道路1の主桁2等から吊り下げる小梁3に
はH形鋼等を使用している。この小梁3は、吸音部材4
の長手方向の長さ(通例2m程度)に等しい間隔をあけ
て道路幅方向に略水平に設置されている(図1、図2参
照)。
【0010】前記吸音システムに使用する吸音部材4
は、図2に示したように、その長手方向の両端面部に、
前記小梁3のフランジ3aが嵌まる開口幅で切欠き形状
の凹溝4aを有し、前記凹溝4aを小梁3のフランジ3
aへ嵌めて各吸音部材4は道路の長手方向に敷設されて
いる。要するに、振動が大敵で緩む心配のあるボルト、
ナットを使用しないボルトレスの取付け施工が行われて
いるのであり、施工が容易で作業能率が高い。なお、小
梁3の両端部において、吸音部材4を脱落させないよう
な位置決め固定が行われ、予備的に、吸音材4の落下
防止の手段としてチエンによる連結が行われる。
【0011】前記吸音部材4の敷設はまた、図4のよう
に、予め頭部の片側面に付着されている厚さ10mm程度
の発泡ゴム製の隙間シール材9を隣接の吸音部材4の側
面へ密着させた形で行い、もって下方から来る騒音の遮
断を図る。そして、前記隙間シール材9と同じ側の上隅
部に付設された幅7mm程度のアングル10により吸音部
材相互間の隙間を埋める足場養生も行われる。
【0012】更に同吸音部材4の具体的構成を図2〜図
4に基いて説明する。図4に示したように、吸音部材4
の横断面において、上部の少なくとも左右の両隅位置
に、長手方向の全長に及ぶ長さの梁材5、5が配置され
ている。更に中央部にもう1本の梁材5´が配置され、
前記の各梁材5、5´の頂面に、多孔板による足場板6
が設置されており、もって足場材として必要な強度と剛
性が確保され、また、人の歩行に適するように幅寸29
0mm程度の平坦な歩行面が形成されている。前記の足場
板6には、厚さ2mm程度で開口率が25%程度の多孔ア
ルミニューム板が使用され、もって高架道路裏面からの
反射音、及び高架道路上の走行車両が発生して裏面側へ
伝わる騒音をそれぞれ吸収可能に構成されている。
【0013】前記左右両側の梁材5、5の下側に、板厚
が0.8mm、開口率が71%程度のエキスパンドメタル
を下向きの略半円状に成形した外装板7の両側端部が溶
接等の手段で取り付けられている。外装板7を下向きの
半円状に成形した理由は、下方の道路から上昇して来る
騒音の吸収を多角的に効率よく行う為である。前記梁材
5、5´と足場板6及び外装板7にて囲まれた空所内
に、グラスウール等の無機繊維材を積層し接着して成形
してなる吸音材8が収納されている。特に前記吸音材8
と前記外装材7との間には,図4に付属する拡大図に明
示したように、吸音に適する大きさ(通例数mm程度)の
ギャップGが設けられている。因みに、ギャップGが吸
音効果に優れた作用を奏することは、例えば平成7年9
月の社団法人日本騒音制御工学会技術発表会講演論文集
(P317以下、2−3−15項)に発表されて公知で
ある。
【0014】上記の吸音材8は、その横断面を、前記梁
材5、5´と足場板6及び外装板7で囲まれた空所と略
同一又は相似形状のT字形状に成形されている(図
4)。更に具体的に説明すると、上方のT形頭部8´は
3本の梁材5、5と5´の間に位置する左右二つの部分
からなり、各々は複数枚の無機繊維材シートを積層し接
着して厚さ50mm、幅110mm程度の平らな厚板状に圧
縮成形したものであり、足場板6および梁材5、5´と
の間に若干のギャップgを保有する構成とされている。
また、前記の圧縮成形の際、同T形頭部8´の上下方向
に嵩密度が漸変的な差異を有する構成とされる。一方、
T形頭部より下方の半円状部分は、やはり複数枚のグラ
スウール等の無機繊維材シートを平らな状態に積層し接
着した上で、U字形状に二つ折りにした構成とし、平ら
な上端面を前記T形頭部8´の下面と一体的に接着した
構成とされている。前記のように二つ折りにするに際
し、この部分の嵩密度が中心部から外方へ漸変的な差異
を有する構成とし、もって多様な波長の騒音を吸収可能
に構成されている。
【0015】この吸音材8は、図4のように前記T形頭
部8´の両端下面を支点11で支持されるが、その際に
前記外装材7との間に前記大きさのギャップG、及び足
場板6、梁材5との間のギャップgをそれぞれ恒久的に
保持し得るだけの剛性(形状保持能力)を備えたものと
されている。そして、当該吸音材8の外周は、図4の拡
大図に例示したように、必要に応じてフィルム12で十
分に緩く被覆する他、その外側を撥水処理したガラスク
ロス13で包囲した構成とされている。前記フィルム1
2やガラスクロス13の如き表面保護材は中身の吸音材
8に対して防水の役目を果たし、吸水による吸音率の低
下を防ぐこと(実公昭51−14730号公報参照)は
勿論、吸音特性にも与える影響が小さくないことは前記
平成7年9月の社団法人日本騒音制御工学会技術発表会
講演論文集(P317以下、2−3−15項)に発表さ
れて公知である。
【0016】なお、図4に示した実施例の場合、外装材
7は、その両端の肩部分に幅10mm程度に細い凸状を支
点11として設け、該支点11で吸音材8のT形頭部の
両端下面を吸音性能に及ぼす影響が可及的に小さい条件
で吸音材8の支持を行なう構成とされている。
【0017】
【その他の実施例】図5に示した吸音部材の実施例も、
横断面の上部の両隅位置と中央部に合計3本の梁材5、
5´が配置されている。しかし、前記各梁材5、5´と
その頂面の足場板6とをアルミニュームの押し出し成形
品として一体に成形し、また、両隅位置の梁材5、5の
内側下部に吸音材8の支点11が一体的に突設されてい
ることを特徴とし、その余の構成は上述した第1実施例
と同じである。
【0018】図6に示した吸音部材の実施例は、横断面
の中央に位置するべき梁材が省略されている。また、外
装材7及びこの部分の吸音材8が鍋形状に上方に向かっ
て幅寸が若干拡大する形状とされた構成を特徴としてお
り、その余の構成は上記第1及び第2実施例と同じであ
る。図7に示した吸音部材の実施例は、梁材5が両隅位
置の2本とされ、外装材7が完全な半円形状とされてい
る構成を特徴としており、その余の構成は上記第1及び
第2実施例と同じである。
【0019】なお、吸音部材に関して、上記の各実施例
に示した梁材5及び5´の横断面形状、及びこれらと足
場板6との取り合い構造、梁材5と外装材7との取り合
い構造、更に足場板6及び外装材7の開口率等は例示的
なものであって、上記の構成例の限りではなく、必要に
応じて設計変更して実施される性質のものであることを
理解されたい。
【0020】
【本発明が奏する効果】本発明に係る高架道路裏面側の
足場兼用吸音システムは、足場板を兼ねる構造で、且つ
都市の景観を損ねない意匠を構成すると共に、高架道路
の下方からくる騒音を吸収するだけでなく、高架道路裏
面からの反射音、更には高架道路上の走行車両が発生し
裏面側へ伝わってくる騒音も積極的に吸収する吸音部材
を用いて構成されているから、都市の景観重視の考えに
適合するとともに、優れた吸音性能(平均吸音率が85
%以上)を発揮し、足場としての機能を兼ねて道路交通
騒音の低減による環境の保全に寄与する。
【0021】しかも、吸音部材の取付け施工はボルトレ
ス工法の採用が可能であり、ボルトの緩みの問題を排除
し、簡単な作業内容で実施できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高架道路裏面側の足場兼用吸音シ
ステムの実施例を要部について示した横断面図である。
【図2】本発明に係る吸音部材を示した正面図である。
【図3】吸音部材の平面図である。
【図4】吸音部材の拡大した横断面図である。
【図5】異なる吸音部材の拡大した横断面図である。
【図6】異なる吸音部材の拡大した横断面図である。
【図7】異なる吸音部材の拡大した横断面図である。
【符号の説明】
1 高架道路 3 小梁 4 吸音部材 3a フランジ 4a 凹溝 5 梁材 6 足場板 7 外装材 8 吸音材 G ギャップ 11 支点 12 樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−316831(JP,A) 特開 平9−78528(JP,A) 特開 平9−132904(JP,A) 特開 平9−158115(JP,A) 特開 平9−88013(JP,A) 特開 平9−316823(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 1/00 E01D 21/00 E01D 19/00 E01F 8/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架道路等の裏面側に吊り下げた小梁等
    に吸音部材を水平方向に敷設して構成される足場兼用吸
    音システムにおいて、 高架道路等の裏面側に吊り下げるH形鋼等の小梁は、吸
    音部材の長手方向の長さに等しい間隔をあけて道路幅方
    向に略水平に設置されていること、 吸音部材は、その長手方向の両端面部に、前記小梁のフ
    ランジが嵌まる開口幅で切欠き形状の凹溝を有し、前記
    凹溝を小梁のフランジへ嵌めて道路の長手方向に敷設が
    行なわれていること、 同吸音部材は、その横断面における上部の少なくとも両
    隅位置に長手方向の全長に及ぶ長さの梁材が配置され、
    前記梁材の頂面に、多孔板による足場板が設置されてお
    り、前記梁材の下側に多孔板を下向きの略半円状に成形
    した外装板の両側端部が取り付けられ、前記梁材と足場
    板及び外装板に囲まれた空所に、無機繊維材を積層し接
    着して平らに成形したT形頭部及びU字形状に二つ折り
    に構成した半円状部分とよりなる吸音材がT形頭部の両
    端を支点で支持して収納されており、該吸音材と前記外
    装材との間及び足場板との間に吸音に適する大きさのギ
    ャップが設けられていること、をそれぞれ特徴とする高
    架道路裏面側の足場兼用吸音システム。
  2. 【請求項2】 高架道路等の裏面側吸音システムに使用
    される足場兼用吸音部材において、 長手方向の両端面部に、高架道路等の裏面側に吊り下げ
    た小梁のフランジが嵌まる開口幅で切欠き形状の凹溝が
    設けられていること、 横断面における上部の少なくとも両隅位置に長手方向の
    全長に及ぶ長さの梁材が配置され、前記梁材の頂面に、
    多孔板による足場板が設置されており、前記梁材の下側
    に多孔板を下向きの略半円状に成形した外装板の両側端
    部が取り付けられ、前記梁材と足場板及び外装板に囲ま
    れた空所に、無機繊維材を積層し接着して平らに成形し
    たT形頭部及びU字形状に二つ折りに構成した半円状部
    分とよりなる吸音材がT形頭部の両端を支点で支持して
    収納されており、該吸音材と前記外装材との間及び足場
    板との間に吸音に適する大きさのギャップが設けられて
    いること、をそれぞれ特徴とする高架道路裏面側の足場
    兼用吸音システムに使用する吸音部材。
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