JP3488936B2 - 内燃機関の排気還流制御装置 - Google Patents

内燃機関の排気還流制御装置

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JP3488936B2
JP3488936B2 JP13804395A JP13804395A JP3488936B2 JP 3488936 B2 JP3488936 B2 JP 3488936B2 JP 13804395 A JP13804395 A JP 13804395A JP 13804395 A JP13804395 A JP 13804395A JP 3488936 B2 JP3488936 B2 JP 3488936B2
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の排気還流制御
装置に関し、詳しくは、排気の一部を吸気管に還流させ
る排気循環路に排気還流弁を備え、この排気還流弁をス
テップモータで駆動することにより排気還流量を調整す
る構成の排気還流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の排気還流制御装置とし
ては、図17に示すような構成のものがあった(特開平
4−301170号公報等参照)。図17において、内
燃機関1には、吸気マニホールド(吸気管)2と排気マ
ニホールド3とを連通する排気循環路4が設けられてお
り、吸・排気系の圧力差によって前記排気循環路4を介
して排気の一部が吸気マニホールド2に還流するように
してある。
【0003】前記排気循環路4には、該排気循環路4の
有効開口面積を変化させることで排気還流量を調整する
排気還流弁5が介装されている。この排気還流弁5はそ
のリフト量に応じて排気還流量を調整する弁であり、ア
クチュエータとしてステップモータ6の回転運動を直線
運動に変換して、コイルスプリング7によって閉弁方向
に付勢されている弁体を弁座からリフトさせることで開
弁する。
【0004】エンジン制御コンピュータ8には、機関1
の吸入空気流量を計測するエアフローセンサ9,クラン
ク角を検出するクランク角センサ10,冷却水温度を検出
する水温センサ11,スロットル弁12の全閉位置を検出す
るアイドルスイッチ13,機関吸入混合気の空燃比と密接
な関係にある排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ14
等からの検出信号が入力される。
【0005】そして、エンジン制御コンピュータ8は、
前記各種センサからの検出信号に基づいて燃料噴射量及
び点火時期を演算し、該演算結果に基づいて燃料噴射弁
15による燃料噴射量,噴射時期及び点火栓16の点火時期
を制御する。また、前記エンジン制御コンピュータ8
は、前記エアフローセンサ9,クランク角センサ10等か
らの検出信号に基づいて排気還流量(排気還流弁5の目
標開度)を演算し、該排気還流量に基づいて前記ステッ
プモータ6にパルス信号を出力して、排気還流弁5を所
定開度に駆動する。
【0006】ここで、排気還流弁5の目標開度が定常運
転等によって変化しない場合には、コイルスプリング7
の閉弁付勢力に抗して開度を一定に保持するために、最
後に励磁されたモータ励磁相について通電を継続する。
このとき、ステップモータの通電電流をチョッピング制
御することで消費電力を低減し、以て、燃費向上とステ
ップモータにおけるコイル自己発熱の抑制とを図るよう
になっている。
【0007】尚、図17において、17は、排気を浄化す
る三元触媒である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
排気還流制御装置においては、運転状態に因らずに、ス
テップモータの駆動周波数と、開度を一定に保持するた
めの保持電流(チョッピング制御におけるデューティ
比)とが固定値とされており、かかる固定の駆動周波
数,保持電流は以下のように設定されていた。
【0009】ステップモータのコイル温度が、排気から
の伝熱や自己発熱によって上昇すると、これによるコイ
ル抵抗の増大によって通電電流が減少してモータトルク
が減少し、モータの脱調が発生し易くなる。従って、コ
イルスプリングの閉弁付勢力が最も大きく、かつ、排気
からの伝熱量が最大であってモータトルクが最も小さく
なる排気還流弁の全開時であっても、モータの脱調が発
生しないように、前記固定の駆動周波数を比較的低い値
に設定し、また、前記固定の保持電流を比較的大きく設
定して、モータトルクを余裕を持って大きく設定してお
く必要があった。
【0010】また、排気還流弁が低開度に制御される低
機関負荷であってかつ排気還流弁の上下流間における差
圧が高い場合には、吸気脈動や回転変動の発生によって
排気還流弁の目標開度が発振しやすいが、このときに駆
動周波数が高いと、頻繁な逆転駆動によってモータの脱
調が発生し易くなるので、この点からも駆動周波数を比
較的低く抑える必要があった。
【0011】このように、従来では、脱調の発生を防止
すべく、駆動周波数を比較的低く抑制すると共に、保持
電流を余裕をもって大きく設定していたため、以下のよ
うな問題があった。即ち、保持電流については、排気還
流弁の全開時に要求を満たす比較的高い設定であるか
ら、全開時以外(常用域)では、保持電流が過大となっ
て、消費電力の節約が充分に果たせないという問題があ
った。更に、常用域で保持電流が過大であることで、定
常時のコイル温度の上昇を招き、これによって定常から
過渡への移行時にモータ脱調を発生させてしまったり、
また、コイルの信頼性を低下させることにもなってい
た。
【0012】一方、駆動周波数については、全開時であ
っても必要トルクが確保され、また、頻繁な逆転駆動を
回避すべく、比較的低く設定されていたため、脱調の発
生は防止できるものの良好な応答性が得られないという
問題があった。例えば加速時においては、吸入空気量の
増大に伴って排気還流量の要求が増える一方、排気還流
弁の上下流間における差圧が減少変化するため、排気還
流弁の目標開度を急激に増大させる必要があるが、前述
のように全開時のモータ脱調を防止すべく駆動周波数を
低く抑えていると、かかる駆動周波数が律速となって排
気還流弁の開度変化に応答遅れが生じ、排気還流量が不
足して、NOx量の増大を招いてしまう惧れがあった。
【0013】一般に、排気還流弁の目標開度は時間同期
で機関負荷と機関回転速度とに基づいて演算されるが、
排気還流量は排気還流弁の開度が同じであっても、排気
還流弁の上下流間における差圧が小さくなるほど、換言
すれば、機関負荷が大きくなるほど低下する傾向を示す
から、前記目標開度は、回転速度が一定なら高負荷にな
るほど指数的に大きくなる特性を示す。
【0014】しかし、ステップモータの駆動周波数が前
述のように比較的低く抑制されていたため、排気還流弁
の開動作に遅れが生じ、図18に示すように、遅れによ
る排気還流量の不足が時間毎に拡大し、その後徐々に目
標開度に収束することになる。従って、排気還流量の不
足が比較的少ない加速初期では大きな問題とはならない
が、排気還流量の不足が最も大きくなる加速中期におい
ては、急激にノッキングが大きくなって運転性が悪化
し、また、排気性状の悪化(NOx量の増大)を招くと
いう問題があった。同様にして、前記減速時には排気還
流量の減少変化に遅れが生じて、排気還流量が過大とな
り、これによって失火が発生して車両の前後振動を発生
させたり、HC量の増大を招く惧れがあった。
【0015】このように、従来では、脱調の発生を確実
に防止すべく、比較的低い駆動周波数に固定し、また、
比較的高い保持電流に固定していたため、良好な応答性
が得られず、また、消費電力を充分に抑制することがで
きなかったものである。
【0016】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、ステップモータの駆動周波数と保持電流とを最適
に制御することで、排気還流量制御の応答性とモータの
脱調防止とを高次元に両立させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる内燃機関の排気還流制御装置は、以下に示すよ
うに構成される。
【0018】コイル温度検出手段は、前記ステップモー
タのコイル温度を検出する。そして、コイル温度による
制御手段は、前記コイル温度検出手段で検出されるコイ
ル温度の増大に応じて、排気還流弁の停止時にステップ
モータに供給する保持電流を増大させる制御を行う。
【0019】ここで、前記コイル温度検出手段が、前記
排気還流弁の開度と機関負荷とに基づいて定常時のコイ
ル温度を推定する定常時温度推定手段と、この定常時温
度推定手段で推定されるコイル温度になまし処理を施
し、該なまし処理されたコイル温度を、最終的にコイル
温度の検出値として出力するコイル温度なまし処理手段
と、を含んで構成されるものとした。
【0020】請求項2の発明にかかる内燃機関の排気還
流制御装置では、前記保持電流を、ステップモータへの
通電電流のチョッピング制御におけるデューティ比の変
更によって調整する構成とした。
【0021】一方、請求項3の発明にかかる内燃機関の
排気還流制御装置は、以下に示すように構成される。
【0022】差圧検出手段は、前記排気還流弁の上下流
間における差圧を検出する。
【0023】そして、基本駆動周波数制御手段は、前記
差圧検出手段で検出される差圧が小さいときほど前記ス
テップモータの基本駆動周波数を高く設定する。
【0024】一方、駆動周波数補正手段は、前記ステッ
プモータのコイル温度と前記排気還流弁の開度との少な
くとも一方の増加に応じて前記基本駆動周波数制御手段
で設定された基本駆動周波数を減少補正して最終的な駆
動周波数を設定する。
【0025】
【作用】請求項1の発明にかかる内燃機関の排気還流制
御装置によると、ステップモータのコイル温度が高いと
きには、コイルの抵抗が大きくなって通電電流が減少
し、結果としてモータトルクが低下するので、停止時及
び過渡時の必要トルクが確保されるように、コイル温度
が高いときほど保持電流を増大させる構成とし、必要ト
ルクを確保しつつ消費電力を抑制できるようにした。
【0026】また、排気還流弁の開度と機関負荷とに基
づいて定常時のコイル温度を推定する一方、過渡時に
は、前記定常時のコイル温度に対して応答遅れ持って実
際のコイル温度が変化するので、前記定常時のコイル温
度に対してなまし処理を施して、推定温度が前記応答遅
れに見合った変化を示すようにした。
【0027】請求項2の発明にかかる内燃機関の排気還
流制御装置によると、ステップモータへの通電電流をチ
ョッピング制御するときのデューティ比を変更すること
で、排気還流弁の停止時における保持電流を調整する。
【0028】請求項3の発明にかかる内燃機関の排気還
流制御装置によると、前記差圧から要求されるモータト
ルクが確保されるように駆動周波数の基本値を設定する
一方、コイル温度の上昇や開度の増大による要求トルク
の増大に対応すべく、前記基本駆動周波数を補正し、該
補正された駆動周波数に基づいてステップモータを駆動
する。
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図は、
実施例のシステム構成を示す図であり、前記図17と同
一要素には同一符号を付して説明を省略する。ここで、
に示すシステム構成は、図17に示す構成に対し
て、差圧センサ18(差圧検出手段)と、コイル温度セン
サ19(コイル温度検出手段)とを付加してある点のみが
異なる。
【0030】前記差圧センサ18は、排気還流弁5の上下
流間における差圧を検出するセンサであり、また、前記
コイル温度センサ19は、ステップモータ6のコイルの温
度を検出するセンサである。そして、本実施例では、図
〜図のフローチャートに示すようにして、前記排気
還流弁5を駆動制御し、以て、排気還流量を調整する。
【0031】尚、本実施例において、コイル温度による
制御手段,基本駆動周波数制御手段,駆動周波数補正手
段としての機能は、前記図〜図のフローチャートに
示すように、エンジン制御コンピュータ8がソフトウェ
ア的に備えている。図及び図のフローチャートは、
排気還流弁5の目標開度を演算するルーチンであり、10
msec毎に実行されるようになっている。
【0032】まず、S1では、水温センサ11で検出され
た冷却水温度Twやアイドルスイッチ13の信号などを読
み込む。S2では、前記読み込んだ現在の冷却水温度T
wが、予め設定された排気還流(EGR)の許可水温を
越えているか否かを判別する。現在の冷却水温度Twが
所定の水温を越えているときには、更にS3へ進み、ア
イドルスイッチ13がOFFであって、スロットル弁12が
開いている非アイドル運転状態であるか否かを判別す
る。
【0033】アイドルスイッチ13がOFFである非アイ
ドル時には、S4で機関回転速度Ne、吸入空気量Tp
を読み込む。尚、前記吸入空気量Tpは、エアフローメ
ータ9で検出された吸入空気流量Qと機関回転速度Ne
とに基づいて、Tp=K×Q/Ne(Kは定数)として
算出した値であり、機関負荷を代表する値である。
【0034】S5では、前記機関回転速度Neと吸入空
気量Tpとにより複数に区分される運転領毎に、予め排
気還流弁5の目標開度を記憶したマップを参照して、現
在の機関回転速度Ne及び吸入空気量Tpに対応する目
標開度を検索する。一方、S2で許可水温以下であると
判別された場合、又は、S3でアイドルスイッチ13がO
Nであると判別された場合には、S6へ進み、予め設定
されている排気還流停止時の目標開度を読み込む。
【0035】S7では、上記のように設定された目標開
度をSTAとしてストアする。S8では、前記差圧セン
サ18で検出された差圧EBDLTPを読み込む。S9では、ス
テップモータ6の駆動制御における駆動周波数の基本値
を予め前記差圧EBDLTPに応じて記憶したテーブルを参照
し、現在の差圧EBDLTPに対応する基本周波数を検索す
る。
【0036】ステップモータ6をアクチュエータとする
排気還流弁5において、ステップ当たりの排気還流量感
度は、前記差圧が低くなるほど小さくなるため、前記基
本周波数のテーブルは、図に示すように、差圧EBDLTP
が小さいときほど基本周波数がより高くなるように設定
されている。これにより、排気還流量制御の応答性が確
保されると共に、差圧が大きいときには、駆動周波数を
比較的低く抑えて必要モータトルクを確保し、脱調の発
生を回避できる。
【0037】また、排気還流弁5が低開度に制御される
小吸入空気量,高差圧のときには、吸気脈動や回転変動
によって目標開度が大きく発振しやすいが、上記のよう
に、差圧が高いときほど駆動周波数を低く抑える構成で
あれば、目標開度の発振に対して実質的にステップモー
タの駆動を間引くことになり、頻繁な逆転駆動による脱
調の発生を回避できる。
【0038】S10では、前記基本周波数をDRBSE として
ストアすると共に、排気還流弁5の現在の開度をSMONと
してロードする。前記開度SMONは、排気還流弁5に設け
たリフトセンサ(開度検出手段)等によって直接的に検
出した値であっても良いし、ステップモータ6の制御値
を使っても良い(開度検出手段)。
【0039】S11では、コイル温度センサ19で検出され
たコイル温度Tcを読み込む。S12では、前記開度SMON
とコイル温度Tcとに基づいて、排気還流弁5の停止時
にステップモータに供給する保持電流を予め記憶したマ
ップ(図参照)を参照し、現在の開度SMONとコイル温
度Tcとに対応する保持電流を検索する。尚、本実施例
では、停止時にステップモータの通電電流をチョッピン
グ制御することで消費電力の低減を図るので、前記保持
電流は、前記チョッピング制御におけるデューティ比
(ホールディングデューティ)として与えられるように
なっている。
【0040】前記保持電流(デューティ比)のマップ
は、図に示すように、コイル温度Tcが高いほど大き
く、かつ、開度SMONが大きいほどより大きく設定される
ようになっている。これは、コイル温度Tcが高いとき
には、コイルの抵抗が大きくなって通電電流が減少し、
結果としてモータトルクが低下するためであり、コイル
温度Tcが比較的低い状態における消費電流を抑制しつ
つ、コイル温度Tcが高いときのモータトルクを確保す
べく、コイル温度Tcが高いときほど保持電流を高くす
るようにしてあるものである。
【0041】また、排気還流弁5の開度が大きいと、そ
れだけコイルスプリング7による閉弁方向への付勢力が
大きくなり、必要なモータトルクが増大するので、開度
が大きくなるほど保持電流を高くして、必要なトルクの
確保と、消費電流の抑制とを両立させている。S13で
は、上記のように、コイル温度Tcと開度SMONとに基づ
いて設定された保持電流(デューティ比)をストアす
る。
【0042】S14では、前記開度SMONとコイル温度Tc
とに基づいて、前記基本周波数を補正して最終的な駆動
周波数を設定するための補正値を設定する。前記補正値
は、前記開度SMONとコイル温度Tcとに応じて予めマッ
プに記憶されており、図に示すように、コイル温度T
cが高いときほどより基本周波数を小さく補正する補正
値が設定され、開度SMONが大きいときほどより基本周波
数を小さく補正する補正値が設定されるようにしてあ
る。
【0043】これは、ステップモータ6をアクチュエー
タとする排気還流弁5においては、駆動周波数が高いほ
ど駆動トルクが小さくなるが応答性が向上し、逆に、駆
動周波数が低いと駆動トルクは大きくなるが応答性が悪
化するため、要求駆動トルクが大きくなる高開度時、及
び、発生トルクが低下する高コイル温時に、駆動トルク
を確保すべく駆動周波数をより低く設定する一方、比較
的低開度,低コイル温のときには駆動周波数を高くして
高い応答性が得られるようにするものである。
【0044】本実施例によれば、コイル温度が低いとき
には駆動周波数を比較的高く設定して、図に示すよう
に、目標開度の変化に対して応答良く排気還流弁5の開
度を変化させることができ、以て、加速時に還流排気量
の不足分が時間経過と共に拡大して排気性能や運転性を
大きく悪化させることを回避し得る。一方、コイル温度
が高いときには、駆動周波数を脱調が発生しない程度に
抑制して、図に示すように、発生トルクの低下による
脱調の発生を回避できるものである。従って、ステップ
モータのサイズを大型化することなく、応答性と信頼性
(脱調防止)とを両立させることができる。
【0045】尚、常用域では、走行風による冷却等によ
ってコイル温度が大きく増大することがないため、上記
のように、コイル温度の上昇に応じて駆動周波数を低く
抑制する構成としても、実際上は常用域において、良好
な応答性を発揮させ得るものである。S15では、前記基
本周波数DRBSE に前記S14でマップから検索した補正値
を乗算し、該乗算結果を最終的な駆動周波数とする。
【0046】S16では、前記設定された最終的な駆動周
波数に基づいて、後述する図のフローチャートに示す
駆動ルーチンの分周回数(分周周期)を演算する。S17
では、前記分周回数(分周周期)を一時退避させて本ル
ーチンを終了する。次に、図のフローチャートに示す
駆動ルーチンを説明する。
【0047】この駆動ルーチンは、4msec毎に実行され
るようになっており、まず、S21では、分周回数を計数
するタイマの値を読み込む。S22では、分周タイマが0
になっているか否かを判別し、ゼロになっていない場合
には、S23へ進んで、分周タイマの値を減少設定し、S
24では該減少設定後のタイマ値をストアする。
【0048】一方、S22で、分周タイマが0であると判
別されたときには、S25へ進み、前記図のフローチャ
ートのS17で一時退避させておいた分周回数(分周周
期)を分周タイマにセットする。即ち、図のフローチ
ャートに示すルーチンは、4msec毎にスタートされる
が、S22からS25へ進むのは、前記駆動周波数に対応す
る駆動周期毎となるようにしてある。
【0049】S26では、排気還流弁5の目標開度を読み
込む。S27では、目標開度と実際の開度とが一致してい
るか否かを判別する。実際の開度が目標に一致していな
い場合には、S28でモータ出力用ポート(PWMポー
ト)のデューティ比を100 %にセットした後、S29で実
際の開度と目標開度との大小関係に応じてステップモー
タ6に対する駆動出力処理を行い、更に、S30で、出力
後の開度を現在開度として更新して本ルーチンを終了す
る。
【0050】一方、実際の開度が目標に一致していて、
排気還流弁5の開度を現状位置に停止させる場合には、
S31で、前記図及び図のフローチャートで設定した
保持電流に対応するデューティ比をモータ出力デューテ
ィとして転送し、次のS32では、最後に励磁された出力
相のPWMポートに前記デューティ比をセットして、ス
テップモータ6の通電をチョッピング制御する。
【0051】前記PWMポートは、制御ルーチンの時間
同期或いは回転同期演算に依存せずに、内部クロックに
基づいて出力をON/OFF制御する出力ポートであ
り、かかるPWMポートによるステップモータの励磁を
コントロールすることで、駆動時のスイッチング制御
(デューティ比=100 %)と、停止時のチョッピング制
御(デューティ比=任意)とが行えるものである。
【0052】尚、前記PWMポートを使用せずに、図
の駆動ルーチンよりも更に実行周期の短い時間同期ルー
チンにて時間を監視しながら出力ポートのON・OFF
切換えを行っても良い。次に、前記図及び図のフロ
ーチャートに示した目標開度演算ルーチンに代えて実行
される目標開度演算ルーチンの第2実施例を、図10
び図11のフローチャートに従って説明する。
【0053】図10及び図11のフローチャートにおい
て、S41〜S47における目標開度の設定処理は、前記図
のフローチャートにおけるS1〜S7と同様にして行
われるので、説明を省略する。S48では、機関回転速度
Neと吸入空気量Tpとに基づいて基本周波数をマップ
(図12参照)から検索する。前記基本周波数は、前記
第1実施例と同様に、排気還流弁5の上下流間の差圧が
小さいときほどより高い周波数に設定するものである
が、本第2実施例では、前記差圧を前記機関回転速度N
eと吸入空気量Tpとから推定して、差圧に対して適切
な基本周波数が設定されるようにしてある。
【0054】即ち、排気還流弁5の上下流間における差
圧は、機関回転速度Neが一定であれば略吸入空気量T
pに反比例し、吸入空気量Tp(機関負荷)が一定であ
れば機関回転速度Neに比例するので、機関回転速度N
eと吸入空気量Tpとに基づいて差圧に対応した基本周
波数の設定が可能であり、差圧を直接検出する必要性を
無くすことで、前記差圧センサ18を省略できる。尚、差
圧が大きいときほど基本周波数を低く設定する特性であ
ることは、第1実施例と同様である。
【0055】S49では、機関回転速度Neと吸入空気量
Tpとに基づいて設定した基本周波数をストアすると共
に、現在の排気還流弁5の開度をロードする。S50で
は、排気還流弁5の現在の開度に基づいて、コイル温度
の推定に用いる温度上昇勾配値をテーブル(図13
照)から検索する。前記温度上昇勾配値は、ステップモ
ータのコイルにおける受熱及び放熱量を表す正,負の値
として与えられるようになっており、所定開度で0であ
り、前記所定開度よりも開度が小さい領域では、開度が
小さくなるほど絶対値が大きくなる負の値が設定され、
前記所定開度よりも開度が大きい領域では、開度が大き
くなるほど絶対値が大きくなる正の値が設定される。
【0056】これは、前記所定開度以下では、還流排気
量が少ないために放熱されるのに対し、前記所定開度以
上では排気還流量が比較的多く、コイルに対する受熱が
発生することに対応している。S51では、前記温度上昇
勾配値を推定温度カウンタに加算して、時間毎の受熱及
び放熱量を積算することで、開度と開弁時間とに基づい
てコイル温度を推定する。
【0057】S52では、前記推定したコイル温度Tcが
最大値未満であるか否かを判別し、最大値以上であると
きには、S53で推定温度Tcを最大値にリセットする。
また、S54では、推定したコイル温度Tcが最小値を越
えているか否かを判別し、最小値以下であるときには、
S55で推定温度Tcを最小値にリセットし、予め設定さ
れた最大,最小値内に推定温度Tcを制限する。
【0058】次のS56〜S61では、前記図のフローチ
ャートのS12〜S17と同様に、前記推定されたコイル温
度Tcに基づいて、保持電流(デューティ比)を設定す
る一方、駆動周波数の補正値を設定し、前記補正値に従
って最終的な駆動周波数を決定する。次に、目標開度演
算ルーチンの第3実施例を、図14及び図15のフロー
チャートに従って説明する。
【0059】図14及び図15のフローチャートにおい
て、S71〜S79における目標開度の設定処理及び基本周
波数の設定は、前記図10及び図11のフローチャート
におけるS41〜S49と同様にして行われるので、説明を
省略する。S80(定常時温度推定手段)では、予め開度
と吸入空気量Tp(機関負荷)とに応じて定常時のコイ
ル温度を記憶したマップ(図16参照)から、現在の開
度及び吸入空気量Tpに対応するコイル温度を検索す
る。
【0060】前記コイル温度のマップは、開度及び機関
負荷によって定まる定常状態のコイル温度を予め計測し
てそのデータをマップに記憶させたものである。次のS
81(コイル温度なまし処理手段)では、前記検索した定
常時のコイル温度を、排気還流弁5の熱容量等によって
定まる係数A(0<A<1)によって加重平均する。具
体的には、前回の推定温度Tcoと今回マップから検索さ
れた定常時の温度Tcとを、下式に従って加重平均(移
動平均)して、今回の推定温度Tcを算出する。
【0061】Tc=A×Tco+(1−A)×Tc 定常時に対応するコイル温度に対して、上記の加重平均
によるなまし処理を施すことで、開度,機関負荷の変化
に対して応答遅れをもって変化するコイル温度に対応し
て精度良くコイル温度を推定できることになる。S82〜
S85では、前記図11のフローチャートにおけるS52〜
S55と同様にして、コイル温度の推定結果を所定の最大
値,最小値で制限する処理を行う。
【0062】S86では、本ルーチンの次回実行時に、前
記S81における加重平均演算で使用すべく、今回の加重
平均結果を、前回値Tcoとして退避させる。以下、S87
〜S92では、前記図11のフローチャートにおけるS56
〜S61と同様にして、前記推定されたコイル温度を用い
て保持電流(デューティ比)を決定すると共に、駆動周
波数の補正値を設定して最終的な駆動周波数を算出す
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明にか
かる内燃機関の排気還流制御装置によると、ステップモ
ータのコイル温度が高くモータトルクが低下するとき
に、保持電流を増大させる構成としたので、必要トルク
を確保しつつ消費電力を抑制できると共に、排気還流弁
の開度と機関負荷とに基づいて推定した定常時のコイル
温度に対してなまし処理を施すようにしたので、コイル
温度変化の応答遅れに対応して精度良くコイル温度を推
定できるという効果がある。
【0064】請求項2の発明にかかる内燃機関の排気還
流制御装置によると、ステップモータへの通電電流をチ
ョッピング制御するときのデューティ比を変更すること
で、消費電力を抑制しつつ排気還流弁の停止時における
保持電流を調整できるという効果がある。
【0065】請求項3の発明にかかる内燃機関の排気還
流制御装置によると、排気還流弁の上下流間における差
圧に応じて駆動周波数の基本値を設定することで、応答
性の確保と必要トルクの確保との両立を図りつつ、コイ
ル温度や開度に応じて前記基本周波数を補正すること
で、コイル温度の上昇や開度の増大による要求トルクの
増大に対応することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成図。
【図2】第1実施例の目標開度演算ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図3】第1実施例の目標開度演算ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図4】実施例の駆動出力ルーチンを示すフローチャー
ト。
【図5】差圧に応じた基本周波数の特性を示す線図。
【図6】開度とコイル温度とに応じた保持電流の特性を
示す線図。
【図7】開度とコイル温度とに応じた周波数補正値の特
性を示す線図。
【図8】低コイル温時における制御特性を説明するため
の線図。
【図9】高コイル温時における制御特性を説明するため
の線図。
【図10】第2実施例の目標開度演算ルーチンを示すフ
ローチャート。
【図11】第2実施例の目標開度演算ルーチンを示すフ
ローチャート。
【図12】回転速度と吸入空気量とに応じた基本周波数
の特性を示す線図。
【図13】開度に応じた温度上昇勾配値の特性を示す線
図。
【図14】第3実施例の目標開度演算ルーチンを示すフ
ローチャート。
【図15】第3実施例の目標開度演算ルーチンを示すフ
ローチャート。
【図16】開度と吸入空気量とに応じた定常時コイル温
度の特性を示す線図。
【図17】従来の排気還流装置のシステム構成図。
【図18】従来の排気還流装置の問題点を説明するため
の線図。
【符号の説明】
1…内燃機関 2…吸気マニホールド 3…排気マニホールド 4…排気循環路 5…排気還流弁 6…ステップモータ 7…コイルスプリング 8…エンジン制御コンピュータ 9…エアフローメータ 10…クランク角センサ 11…水温センサ 12…スロットル弁 13…アイドルスイッチ 18…差圧センサ 19…コイル温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−231661(JP,A) 特開 平5−125980(JP,A) 特開 平4−301170(JP,A) 特開 平4−276166(JP,A) 特開 平7−286562(JP,A) 特開 平8−165958(JP,A) 特開 平8−74675(JP,A) 特開 平5−99517(JP,A) 特開 昭63−305795(JP,A) 実開 昭64−32455(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 550 F02M 25/07 580 H02P 8/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気の一部を吸気管に還流させる排気循環
    路に排気還流弁を備え、該排気還流弁をステップモータ
    で駆動することにより排気還流量を調整する内燃機関の
    排気還流制御装置において、 前記ステップモータのコイル温度を検出するコイル温度
    検出手段と、該コイル温度検出手段で検出されるコイル
    温度の増大に応じて、排気還流弁の停止時にステップモ
    ータに供給する保持電流を増大させるコイル温度による
    制御手段と、を設けると共に、 前記コイル温度検出手段が、 前記排気還流弁の開度と機関負荷とに基づいて定常時の
    コイル温度を推定する定常時温度推定手段と、 該定常時温度推定手段で推定されるコイル温度になまし
    処理を施し、該なまし処理されたコイル温度を、最終的
    にコイル温度の検出値として出力するコイル温度なまし
    処理手段と、 を含んで構成される ことを特徴とする内燃機関の排気還
    流制御装置。
  2. 【請求項2】前記保持電流が、ステップモータへの通電
    電流のチョッピング制御におけるデューティ比の変更に
    よって調整されることを特徴とする請求項記載の内燃
    機関の排気還流制御装置。
  3. 【請求項3】排気の一部を吸気管に還流させる排気循環
    路に排気還流弁を備え、該排気還流弁をステップモータ
    で駆動することにより排気還流量を調整する内燃機関の
    排気還流制御装置において、 前記排気還流弁の上下流間における差圧を検出する差圧
    検出手段と、 該差圧検出手段で検出される差圧が小さいときほど前記
    ステップモータの基本駆動周波数を高く設定する基本駆
    動周波数制御手段と、 前記ステップモータのコイル温度と前記排気還流弁の開
    度との少なくとも一方の増加に応じて前記基本駆動周波
    数制御手段で設定された基本駆動周波数を減少補正して
    最終的な駆動周波数を設定する駆動周波数補正手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関の排気還流制御装
    置。
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