JP3488809B2 - 六角形セグメント及びその接合構造 - Google Patents
六角形セグメント及びその接合構造Info
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Description
の構築に用いられる六角形状のセグメント、及び六角形
セグメントどうしの接合構造に関する。
とセグメント組立てとを同時に行いながら施工しいく、
いわゆるシードル工法がある。従来、このようなシール
ド工法に用いられるセグメントとして、図11に示す六
角形セグメント10が知られている。
な直線状の側部接合面10a、10bの両端に、傾斜接
合面10c、10dを角状に突き出してそれぞれ連設し
たもので、側面視において円弧状に湾曲しており、側部
接合面10a、10b間と、一方の側部接合面10bと
これに向き合う一方の傾斜接合面10cとの間に、貫通
孔10e、10fがそれぞれ形成され、また他方の傾斜
接合面10dにインサートナットによりねじ孔10gが
形成されている。
数連結してリング状にするには、斜め方向に隣り合う2
枚の六角形セグメント10、10のそれぞれ1つの傾斜
接合面10c、10dどうしを互いに突き合わせ、一方
の六角形セグメント10の貫通孔10fに接合ボルトを
挿入して他方の六角形セグメント10のねじ孔10gに
螺着することにより六角形セグメント10、10どうし
を接合し、また、リング間の接合は、2枚の六角形セグ
メント10、10の側部接合面10a、10bどうしを
互いに突き合わせ、それらの貫通孔10e、10eに接
合ボルトを挿入して互いに螺着することにより行ってい
る。なお、トンネル覆工の場合、図11で左が坑口側で
あり、右が切羽側である。
メントの接合構造は、トンネルの外部から中心に向かっ
て加わる土砂の圧力に対して十分な強度を有するが、ト
ンネルが水路でこれに特に被圧水を流すような場合、そ
の中心から外方に向かう水圧に対する接合力が弱く、漏
水しやすいという問題点がある。
接合面10c、10dどうしを接合する場合、六角形セ
グメント10、10の貫通孔10fとねじ孔10gとを
正しく位置合わせし、貫通孔10fに接合ボルトを挿入
して正確にねじ孔10gに螺着しなければならないが、
貫通孔10fの長さが長くてねじ孔10gを見通すこと
ができないため、ねじ孔10gに対する貫通孔10f及
び接合ボルト先端の位置合せが容易でなく、作業性に劣
る不満がある。
性の良い六角形セグメントを提供することであり、他の
目的は強度の強い六角形セグメントを提供することであ
る。
抗しうる程強固に接合された六角形セグメントの接合構
造を提供することである。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、互いに
ほぼ平行な2つの側部接合面の両端に、2つの傾斜接合
面が角状に突き出してそれぞれ連設された六角形セグメ
ントにおいて、上記2つの傾斜接合面の角部に、接合ロ
ッドが上記傾斜接合面の突出し方向に突出して設けられ
るとともに該接合ロッドの先端に該接合ロッドの径より
膨張させた係合頭部を設け、少なくとも一方の上記側部
接合面に、他の六角形セグメントの接合ロッドの係合頭
部を嵌め込む嵌合凹部を設けた構成とした。
枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面に2枚目の
六角形セグメントの1つの傾斜接合面を突き合わせ、1
枚目の六角形セグメントの1つの嵌合凹部に2枚目の六
角形セグメントの1つの接合ロッドの係合頭部を嵌め合
わせる。そして、3枚目の六角形セグメントは、その1
つの傾斜接合面を2枚目の六角形セグメントの他の1つ
の傾斜接合面に突き合わせ、1枚目の六角形セグメント
の上記嵌合凹部に向き合う3枚目の六角形セグメントの
嵌合凹部を上記接合ロッドの係合頭部に嵌め合わせ、ま
た3枚目の六角形セグメントの1つの側部接合面を1枚
目の六角形セグメントの1つの側部接合面に突き合わせ
て接合する。
トの厚さ方向に一致させて六角形セグメントに設けられ
たH型鋼のウェブに設け、嵌合凹部を、側部接合面を形
成して設けられた溝型鋼のウェブに設けるとよく(請求
項2)、このようにすると六角形セグメントどうしの接
合が全体として鋼材の接合となる。
られたアンカーナットに調節自在に螺着することが好ま
しい(請求項3)。このようにした場合には、アンカー
ナットに対する接合ロッドの螺着長さを調節することに
よって、製造上或いは組立上の誤差を吸収することがで
きるようになる。嵌合凹部を、溝型鋼のウェブに取り付
けられた付属金具に形成すると(請求項4)、加工が容
易になる。H型鋼のウェブに対する接合ロッドの取付け
と、溝型鋼のウェブに対する付属金具の取付けは、通
常、溶接によって行うが、ボルトや接着等の他の取付手
段で行うこともできる。
は円形孔とすると(請求項5)、加工が容易になる上、
接合方向のばらつきを吸収することが可能となる。
ントが、1枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面
に2枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面が突き
合わされるとともに、1枚目の六角形セグメントの1つ
の嵌合凹部が2枚目の六角形セグメントの1つの接合ロ
ッドの係合頭部に嵌め合わされ、2枚目の六角形セグメ
ントの他の1つの傾斜接合面に3枚目の六角形セグメン
トの1つの傾斜接合面が突き合わされるとともに、1枚
目の六角形セグメントの上記嵌合凹部に向き合う3枚目
の六角形セグメントの嵌合凹部が上記接合ロッドの係合
頭部に嵌め合わされ、また1枚目の六角形セグメントの
1つの側部接合面に3枚目の六角形セグメントの1つの
側部接合面が突き合わされた接合構造(請求項6)で
は、大きな接合強度、特に強い引張強度が得られる。
て説明する。図1ないし図10は本発明の実施の形態を
示す。この六角形セグメント1は、図11に例示した従
来の六角形セグメント10と基本構造が同一で、互いに
平行な直線状の側部接合面1a、1bの両端に、傾斜接
合面1c、1dを角状に突き出してそれぞれ連設したも
のであり、側面視において円弧状に湾曲させられている
(図2と図3参照)。
まり鉄筋コンクリート版2の中央には、H型鋼或いはI
型鋼(以下、H型鋼)3が埋設され、また両側部には溝
型鋼4が設けられている。なお、H型鋼3と溝型鋼4は
それらに溶接されたジベル鉄筋によって鉄筋コンクリー
ト版2と一体化されている。
形セグメント1の厚さ方向に一致させており、そのウェ
ブ3aの両端にアンカーナット5を備える。アンカーナ
ット5は、ウェブ3aに溶接によって固定され、このア
ンカーナット5には、ボルト構造の接合ロッド6が螺着
されている。接合ロッド6は先端に球状の係合頭部6a
を有し、アンカーナット5に対する螺着長さを変えるこ
とで六角形セグメント1からの突出長さを調節すること
ができる。H型鋼3のフランジ3bはコンクリート版2
の表面近くに配されている。H型鋼3と溝型鋼4は六角
形セグメント1の強度を十分に高めている。
面に露出されたウェブ4aにより側部接合面1a、1b
を形成した状態でフランジ4b、4bをコンクリート版
2に埋め込んで設けられている。そして、側部接合面1
aを形成した溝型鋼4のウェブ4aの両端部には付属金
具7が溶接によって固定され、また他の側部接合面1b
を形成した溝型鋼4のウェブ4aの両端部には付属金具
8がこれも溶接によって固定されている。
凹部7a、8a(図7)と半円状の溝7b、8bとが互
いに連通して形成されている。各付属金具7、8の嵌合
凹部7a、8aは、各溝7b、8bに軸部を入れた各接
合ロッド6の係合頭部6aをゆるみなく嵌め込むもので
あり、2枚の六角形セグメント1、1の嵌合凹部7a、
8aの間に他の六角形セグメント1の接合ロッド6の係
合頭部6aを嵌め込んで固定することができるようにな
っている。
金具7、8は、一般には鋼等の金属製とされる。嵌合凹
部7a、8aの一方又は両方を図8に示すように円形孔
とすることができる。この場合は加工が容易になる。各
溝7b、8bは、接合ロッド6の軸部より少し大きくし
ておくと、溶接等の関係で接合ロッド6の軸方向が溝7
b、8bの中心軸線に一致しないような場合でも、係合
頭部6aを嵌合凹部7a、8aに支障なく嵌め込むこと
ができる。
次のようにして接合する。すなわち、図1と図7等に示
すように、1枚目の六角形セグメント1(図1で言えば
右上の六角形セグメント1)の1つの傾斜接合面1cに
2枚目の六角形セグメント1(図1で左の六角形セグメ
ント1)の1つの傾斜接合面1dを突き合わせて1枚目
の六角形セグメント1の嵌合凹部7a(図1には示され
ていない。)に2枚目の六角形セグメント1の接合ロッ
ド6の係合頭部6aを嵌め込んで相互に接合する。
の側部接合面1bを1枚目の六角形セグメント1の側部
接合面1aに突き合わせるとともに、2枚目の六角形セ
グメント1の上記接合ロッド6の係合頭部6aを側部接
合面1bの嵌合凹部8aに嵌め込み、また1つの傾斜接
合面1dを2枚目の六角形セグメント1の他の傾斜接合
面1cに突き合わせて接合する。なお、図9で坑口側は
上、切羽側は下である。
メント1の接合ロッド6の係合頭部6aが、1枚目と3
枚目の六角形セグメント1、1の嵌合凹部7a、8aに
嵌め込まれて付属金具7、8の間に挟み込まれることに
なるので、従来の接合構造と違って非常に強い接合強度
が得られ、トンネルが水路で各六角形セグメント1に図
10中矢印で示す中心から外方に向かう水圧がかかるこ
とがあっても十分に耐えることができる。
えば、下記のように変更することができる。
を溶接して施工性の向上および接合強度を一層高めるこ
とができる。図11の従来方式の、接合ボルトを用いた
リング状接合とリング間の接合の一方若しくは両方を本
発明の接合に併用することができる。この場合は、六角
形セグメント1に図11の貫通孔10e、10fとねじ
孔10gが設けられることは言うまでもない。また、溝
型鋼4、4どうしが露出しているような場合においては
それらを溶接することもできる。
とができる。H型鋼3や溝型鋼4を省いた場合は、接合
ロッド6や嵌合凹部7a、8aを別の手段で設けること
は言うまでもない。H型鋼3に替えて平鋼や溝型鋼を、
また溝型鋼4に替えて平鋼やH型鋼を、それぞれ用いる
ことができる。型鋼3、4を、そのフランジ3b、4b
を表面に露出させて用いることも可能である。
トコンクリート体とされるが、主要部の材質はコンクリ
ートに限らず、他の材質、例えば鋼板等であってもよ
い。図の六角形セグメント1は、正六角形を互いに向き
合う2つの角部の突出し方向に長く伸ばした形状となっ
ているが、基本的な形状が六角形であれば、上記以外の
形状、例えば側部接合面1a、1bが正確に平行でない
ような六角形であってもよい。また平版状で円弧状に湾
曲していなくてもよい。したがって本発明のセグメント
はトンネル覆工以外にも、擁壁ブロックや床版などとし
て使用可能である。
明は、互いにほぼ平行な2つの側部接合面の両端に、2
つの傾斜接合面が角状に突き出してそれぞれ連設された
六角形セグメントにおいて、上記2つの傾斜接合面の角
部に、接合ロッドが上記傾斜接合面の突出し方向に突出
して設けられるとともに該接合ロッドの先端に該接合ロ
ッドの径より膨張させた係合頭部を設け、少なくとも一
方の上記側部接合面に、他の六角形セグメントの接合ロ
ッドの係合頭部を嵌め込む嵌合凹部が設けられた構成と
されているので、従来のような接合用の貫通孔が不要
で、それだけ構造が簡単になり、コストを低減すること
ができるとともに、セグメント自体の強度を高めること
ができる。
他の1枚の六角形セグメントの接合ロッドの係合頭部を
挟み込んで接合するものであるから、接合作業を迅速か
つ的確に行うことができ、しかも、本六角形セグメント
で構築したトンネルが水路で、中心から外方に向かう水
圧がかかるような場合であっても、その水圧に耐え得る
十分な接合強度を得ることができる。更に、接合ロッド
は棒構造であるので、製造と扱いが容易で、この点でも
コストを低減することができる。
トの厚さ方向に一致させて六角形セグメントに設けた構
造とすると、六角形セグメントどうしの接合が全体とし
て鋼材の接合となり、接合強度が強固になる。
り付けられたアンカーナットに調節自在に螺着した構造
とした場合は、接合ロッドをアンカーナットから取り外
してセグメントの本体を製造し、現場等において接合ロ
ッドをアンカーナットに螺着して六角形セグメントを完
成することができるようになり、六角形セグメントの製
造や輸送或いは扱いが容易になる。また、六角形セグメ
ント等に製造上や組立上の誤差が生じても、接合ロッド
の突出長さを調節することによってその誤差を吸収し、
嵌合凹部に係合頭部を正しく嵌め込んで、設計通りの接
合強度を得ることができる。
れた付属金具に形成した場合は、溝型鋼に比べてはるか
に小さい付属金具に、その付属金具を溝型鋼に取り付け
る前に予め嵌合凹部を形成することができるので、総合
的に加工が容易になる。
球状又は円形孔とした場合は、形状が単純になるので、
加工が容易になる。また、接合方向の角度に誤差を生じ
ることがあっても、その誤差を吸収して接合を常に適正
にすることができる。
接合面に2枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面
が突き合わされるとともに、1枚目の六角形セグメント
の1つの嵌合凹部が2枚目の六角形セグメントの1つの
接合ロッドの係合頭部に嵌め合わされ、2枚目の六角形
セグメントの他の1つの傾斜接合面に3枚目の六角形セ
グメントの1つの傾斜接合面が突き合わされるととも
に、1枚目の六角形セグメントの上記嵌合凹部に向き合
う3枚目の六角形セグメントの嵌合凹部が上記接合ロッ
ドの係合頭部に嵌め合わされ、また1枚目の六角形セグ
メントの1つの側部接合面に3枚目の六角形セグメント
の1つの側部接合面が突き合わされた接合構造では、互
いに向き合う二つの嵌合凹部に係合頭部が嵌め込まれて
いるので、十分に強い引張強度が得られることになり、
トンネルの中心から外方に作用する水圧等にも耐えるこ
とができる。
を示すもので、一部分を断面にした正面図である。
の図である。
要部の断面図である。
面図である。
部接合面 1c、1d 傾斜接合面 3 H型鋼 3a ウェブ 4 溝型鋼 4a ウェブ 5 アンカーナ
ット 6 接合ロッド 6a 係合頭部 7、8 付属金具 7a,8a 嵌
合凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 互いにほぼ平行な2つの側部接合面の両
端に、2つの傾斜接合面が角状に突き出してそれぞれ連
設された六角形セグメントにおいて、 上記2つの傾斜接合面の角部に、接合ロッドが上記傾斜
接合面の突出し方向に突出して設けられるとともに該接
合ロッドの先端に該接合ロッドの径より膨張させた係合
頭部を設け、 少なくとも一方の上記側部接合面に、他の六角形セグメ
ントの接合ロッドの係合頭部を嵌め込む嵌合凹部が設け
られたことを特徴とする六角形セグメント。 - 【請求項2】 接合ロッドは、高さ方向を六角形セグメ
ントの厚さ方向に一致させて六角形セグメントに設けら
れたH型鋼のウェブに設けられ、 嵌合凹部は、側部接合面を形成して設けられた溝型鋼の
ウェブに設けられたことを特徴とする請求項1記載の六
角形セグメント。 - 【請求項3】 接合ロッドは、H型鋼のウェブに取り付
けられたアンカーナットに調節自在に螺着されたことを
特徴とする請求項2記載の六角形セグメント。 - 【請求項4】 嵌合凹部は、溝型鋼のウェブに取り付け
られた付属金具に形成されたことを特徴とする請求項2
又は3記載の六角形セグメント。 - 【請求項5】 係合頭部は球状とされ、嵌合凹部は半球
状又は円形孔とされたことを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載の六角形セグメント。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の3
枚の六角形セグメントの接合構造であって、 1枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面に2枚目
の六角形セグメントの1つの傾斜接合面が突き合わされ
るとともに、 1枚目の六角形セグメントの1つの嵌合凹部が2枚目の
六角形セグメントの1つの接合ロッドの係合頭部に嵌め
合わされ、2 枚目の六角形セグメントの他の1つの傾斜接合面に3
枚目の六角形セグメントの1つの傾斜接合面が突き合わ
されるとともに、 1枚目の六角形セグメントの上記嵌合凹部に向き合う3
枚目の六角形セグメントの嵌合凹部が上記接合ロッドの
係合頭部に嵌め合わされ、 また1枚目の六角形セグメントの1つの側部接合面に3
枚目の六角形セグメントの1つの側部接合面が突き合わ
されたことを特徴とする六角形セグメントの接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15138197A JP3488809B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 六角形セグメント及びその接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15138197A JP3488809B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 六角形セグメント及びその接合構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339095A JPH10339095A (ja) | 1998-12-22 |
JP3488809B2 true JP3488809B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=15517339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15138197A Expired - Lifetime JP3488809B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 六角形セグメント及びその接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3488809B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP15138197A patent/JP3488809B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH10339095A (ja) | 1998-12-22 |
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