JP3488663B2 - 超電導論理ゲート及びランダム・アクセス・メモリ - Google Patents

超電導論理ゲート及びランダム・アクセス・メモリ

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JP3488663B2 JP33149199A JP33149199A JP3488663B2 JP 3488663 B2 JP3488663 B2 JP 3488663B2 JP 33149199 A JP33149199 A JP 33149199A JP 33149199 A JP33149199 A JP 33149199A JP 3488663 B2 JP3488663 B2 JP 3488663B2
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    • H03K19/195Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using superconductive devices
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導論理ゲート
に関し、更に特定すれば、ジョセフソン接合を利用した
超電導論理ゲートおよびその応用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超電導論理ゲート・アセンブリは周知で
ある。超電導論理ゲート・アセンブリは、超電導量子干
渉デバイス(SQUID:superconducti
vity quantum interference
device)を用いて開発された。また、超電導量
子干渉デバイスは、インダクタによって一緒に接続され
た2つ以上のジョセフソン接合の並列結合を利用してい
る。
【0003】超電導ジョセフソン接合を基本としたラン
ダム・アクセス・メモリが製造されている。これらのメ
モリは、行および列アドレス・デコーダを必要とする
が、メモリ動作の間デコーダはアクティブ状態となって
いることの結果として、これらのデコーダは最大の電力
消費源となる。これら超電導用途において用いられてき
たデコーダは、マイクロ波周波数クロックによって駆動
されるラッチング・ロジック(latching logic)を基本と
する。かなり大きいメモリ(1MB)に最適な設計のデ
コーダが必要とする電力消費は極めて多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】SQUIDを用いたN
OR論理ゲート・アセンブリが、”A 5−32 Bi
t Decoder for Application
in a Crossbar Switch”(クロ
スバー・スイッチに応用するための5〜32ビット・デ
コーダ)と題する刊行物(IEEE Transact
ions onApplied Supercondu
ctivity、Vol.3、No.1、2671〜2
674ページ、1993年3月)に開示されている。S
QUIDNORゲート・アセンブリは、ACクロックを
用いてゲート電流Igateをオフに切り替えることによっ
て、ゲートをリセットする必要がある。SQUIDのリ
セット動作は、メモリ・アドレス信号を検出するので、
アドレス信号の入力データ・レートと同期しなければな
らない。SQUIDをリセットするためにACクロック
を利用すると、SQUIDを基本とする論理回路の設計
が一層複雑化することになる。加えて、ACバイアス
は、前述の刊行物において論じられているように、SQ
UIDのインダクタンスおよびキャパシタンスによって
は、望ましくない回路の共振を招く原因となり得る。
【0005】米国特許第5,233,244号は、前述
のACバイアスを利用して個々のSQUIDをリセット
するジョセフソン論理ゲートを開示する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、NORゲート
を含み、しかもこれに限定されない種々の論理機能の実
現を可能にする超電導論理ゲート・アセンブリを提供す
る。この超電導論理ゲート・アセンブリの用途として、
NORゲートとして構成した場合、超電導ランダム・ア
クセス・メモリにおいて行アドレス・デコーダおよび列
アドレス・デコーダとして使用が可能である。
【0007】本発明では、直列に接続されたSQUID
にDCバイアスを印加する。DCバイアスを印加するた
めに単一の電力リードを用いることにより、本発明によ
る集積回路超電導論理ゲート・アセンブリのトポロジー
(topology)を簡略化し、増加分の領域をメモ
リ・アレイに利用可能とする。好ましくは臨界減衰を各
SQUIDに与える少なくとも1つの制動抵抗器(da
mping resistor)が、論理レベルの入力
に応答して、SQUIDをリセットする機能を実行す
る。各制動抵抗器は、SQUIDにおいて、従来技術で
はACバイアスが必要であった論理状態をラッチするヒ
ステリシスを除去する。。本発明は、入力データ・レー
トに対しては非同期で動作を行うので、データ入力レー
トとSQUIDのリセットとの間には同期を必要としな
い。SQUID間(両端)に結合された少なくとも1つ
の制動抵抗器が、蓄積されたエネルギを消散させるの
で、入力データ・レートと同期したクロック・レートで
のリセットは不要となる。好ましくは、各SQUIDの
ジョセフソン接合の各々に並列に、制動抵抗器が結合さ
れる。
【0008】本発明は、ジョセフソン接合が超電導状態
で動作する10Ekのような冷凍温度において、超電導
論理ゲート・アセンブリとして動作する。本発明による
超電導ジョセフソン・ランダム・アクセス・メモリは、
そのアクセス時間がナノ秒以下であり、保持状態におい
て極低温動作(cryogenic operatio
n)を行い電力消散はゼロとなる。本発明によるNOR
ゲート・アセンブリは、メモリ動作中の電力消費が低い
ことが非常に望ましいランダム・アクセス・メモリの行
アドレス・デコーダとして機能する。
【0009】本発明の超電導ジョセフソン接合超電導ラ
ンダム・アクセス・メモリは、従来技術の超電導ランダ
ム・アクセス・メモリのラッチング・ロジックを不要と
する。本発明は、大容量でありながら過大な電力消費を
抑えた1MB超電導ランダム・アクセス・メモリを可能
とする。
【0010】加えて、本発明による論理(ロジック)回
路は、それらの出力回路をDC電源と直列に接続するこ
とができ、電流を一方の論理回路から次の論理回路に再
循環させることにより、全電流消費を無視し得る程度に
することが可能である。また、これによって分離抵抗も
不要となる。
【0011】更に、本発明は、論理機能を増幅出力部か
ら分離する。これらは双方共SQUIDを利用する。論
理機能および出力機能を分離した結果、論理出力の電力
増幅が容易となり、更にゲート・アレイは、その出力に
単一のDC電源接続と直列に給電することができる。
【0012】本発明による論理ゲート・アセンブリの好
適な実施形態は、NORゲートであるが、入力または出
力のいずれかにおいて、反転器を適切に選択することに
より、他の論理機能も実現可能であることは理解されよ
う。
【0013】本発明による超電導論理ゲート・アセンブ
リは、複数の論理入力であって、各入力がSQUIDに
結合されており、各SQUIDが、当該SQUIDへの
論理入力における信号レベル変化に応答してSQUID
の出力に生ずるヒステリシスを除去する抵抗を含む、論
理入力と、各SQUIDに結合されたDCバイアスと、
各SQUIDに結合され、論理入力に応答して論理出力
を与える出力回路とを含む。各論理入力は、変成器(変
圧器:transformer)に結合されており、こ
の変成器を介して電流が論理入力と基準電位との間を流
れ、変成器が入力をSQUIDに結合する。各変成器
は、SQUID内に巻線を有し、各SQUID内の抵抗
(resistance)は、巻線およびSQUID内
のジョセフソン接合に結合された少なくとも1つの抵抗
器(resistor)である。各抵抗器は、DCバイ
アスと出力回路との間にある直列回路に結合されてい
る。出力回路は、DCバイアスと基準電位との間に結合
された少なくとも1つの出力SQUIDを備え、この少
なくとも1つの出力SQUIDは、少なくとも1つの出
力SQUIDへの入力における信号レベル変化に応答し
て論理出力に生成されるヒステリシスを除去する少なく
とも1つの出力抵抗を含む。各SQUIDは、好ましく
は、当該SQUIDへの論理入力における信号レベル変
化に応答して、抵抗即ち少なくとも1つの抵抗器による
臨界減衰を受ける。出力抵抗は、好ましくは、DCバイ
アスと基準電位との間に結合された抵抗器であり、出力
SQUIDへの入力における信号レベル変化に応答し
て、臨界減衰を与える。
【0014】本発明による超電導論理ゲート・アセンブ
リは、論理入力信号に応答して論理出力信号を与える論
理ゲート回路に結合された複数の論理入力と、論理ゲー
ト回路に結合されたDCバイアスとを含み、出力回路
が、論理出力信号を与える論理出力を含み、出力回路
が、DCバイアスと基準電位との間に結合された少なく
とも1つの出力SQUIDを含み、この少なくとも1つ
の出力SQUIDが、当該少なくとも1つの出力SQU
IDへの入力における信号レベル変化に応答して論理出
力信号内に生成されるヒステリシスを除去する出力抵抗
を含む。出力抵抗は、好ましくは、DCバイアスと基準
電位との間に結合された少なくとも1つの抵抗器であ
り、好ましくは、少なくとも1つの出力SQUIDへの
入力における信号レベル変化に応答して臨界減衰を与え
る。
【0015】本発明による超電導論理ゲート・アセンブ
リは、第1論理ゲート回路に結合された複数の第1論理
入力と、第1論理ゲート回路に結合され、第1論理入力
信号に応答して、第1論理出力信号を与える第1出力回
路と、第2論理ゲート回路に結合された複数の第2論理
入力と、第2論理ゲート回路に結合され、第2論理ゲー
ト回路に印加される第2論理入力信号に応答して、第2
論理出力信号を与える第2出力回路と、第1および第2
論理ゲート回路に結合されたDCバイアスとを含み、第
1および第2出力回路が、各々、第1および第2論理出
力信号を与える論理出力を含み、第1および第2論理ゲ
ート回路が、各々、DCバイアスと基準電位との間に結
合された少なくとも1つの出力SQUIDを含み、各出
力SQUIDが、当該出力SQUIDへの入力における
信号レベル変化に応答して論理出力信号内に生成される
ヒステリシスを除去する出力抵抗を含む。出力SQUI
Dは、DCバイアスと基準電位との間に結合されてい
る。各出力抵抗は、好ましくは、DCバイアスと基準電
位との間に結合された抵抗器であり、好ましくは、各S
QUIDへの入力における信号レベル変化に応答して、
臨界減衰を与える。第1および第2論理出力回路の出力
信号は、それぞれ、第1および第2の複数の論理入力の
NOR機能(関数)である。
【0016】本発明による超電導NORゲート・アセン
ブリにおいては、複数の論理入力の各論理入力が入力S
QUIDに結合されており、各入力SQUIDは、当該
入力SQUIDへの論理入力における論理レベル変化に
応答して入力SQUIDの出力に生成されるヒステリシ
スを除去する入力抵抗を含む。各入力SQUIDにはD
Cバイアスが結合されている。各論理入力は、異なる入
力SQUID内に巻線を含む変成器に結合され、この巻
線はDCバイアスに結合されている。各入力SQDUI
の入力抵抗は、巻線と、少なくとも2つのジョセフソン
接合間の接合点との間に結合され、各抵抗は直列回路に
結合されている。出力回路がが設けられ、該出力回路
が、DCバイアスに結合され、複数の論理入力のNOR
機能(関数)である出力信号を生成し、DCバイアスと
基準電位との間に結合された少なくとも1つの出力SQ
UIDを有する。少なくとも1つの出力SQUIDは、
当該少なくとも1つの出力SQUIDへの入力における
信号レベル変化に応答して出力信号内に生成されるヒス
テリシスを除去する少なくとも1つの出力抵抗を含む。
入力および出力抵抗は、それぞれ、好ましくは少なくと
も1つの入力および少なくとも1つの出力抵抗器であ
り、少なくとも1つの入力抵抗は巻線と各入力SQUI
D内の少なくとも2つのジョセフソン接合との間に結合
され、少なくとも1つの出力抵抗器は、入力抵抗器およ
びDCバイアス、出力SQUIDに結合されている。
【0017】本発明による超電導ランダム・アクセス・
メモリは、行アドレス信号を行選択信号に変換し、ラン
ダム・アクセス・メモリにおいてアドレスすべき行を選
択する行アドレス・デコーダと、列アドレス信号を列選
択信号に変換し、ランダム・アクセス・メモリにおいて
アドレスすべき列を選択する列アドレス・デコーダと、
行および列アドレス・デコーダに結合され、行および列
選択信号によってアドレスされるメモリ・アドレスを含
む、ランダム・アクセス・メモリ・アレイとを含む。行
および列アドレス・デコーダは、各々、超電導NORゲ
ート・アセンブリを含む。超電導NORゲート・アセン
ブリは、アドレス信号を受ける複数のアドレス入力を含
み、各アドレス入力が入力SQUIDに結合され、各入
力SQUIDは、当該入力SQUIDへの論理入力にお
ける論理レベル変化に応答して入力SQUIDの出力に
生成されるヒステリシスを除去する入力抵抗を含む。各
入力SQUIDにはDCバイアスが結合されている。各
アドレス入力は、異なる入力SQUID内に巻線を含む
変成器に結合されており、巻線はDCバイアスに結合さ
れている。各入力SQDUIの入力抵抗は、巻線と、少
なくとも2つのジョセフソン接合間の接合点との間に結
合され、各抵抗は直列回路に結合されている。出力回路
が設けられ、該出力回路が、DCバイアスに結合され、
複数のアドレス入力のNOR機能(関数)である出力選
択信号を生成し、DCバイアスと基準電位との間に結合
された少なくとも1つの出力SQUIDを有する。少な
くとも1つの出力SQUIDは、当該少なくとも1つの
出力SQUIDへの入力における信号レベル変化に応答
して出力選択信号内に生成されるヒステリシスを除去す
る少なくとも1つの出力抵抗を含む。入力および出力抵
抗は、好ましくは、それぞれ少なくとも1つの入力およ
び少なくとも1つの出力抵抗器であり、入力抵抗器は、
巻線と各入力SQUID内の少なくとも2つのジョセフ
ソン接合との間に結合され、少なくとも1つの出力抵抗
器は、入力抵抗器とDCバイアスとに結合されている。
【0018】
【発明の実施の形態】これより、図面を参照しながら本
発明について説明するが、図面全体を通じて、同様の参
照番号は、同様の部分を識別するものとする。
【0019】図1は、本発明による超電導NORゲート
・アセンブリを示す。これは、図5との関連において以
下で説明する超電導ランダム・アクセス・メモリにおけ
る行および列アドレス・デコーダとして使用することが
好ましい。同様の用途としては、超電導クロスバー・ス
イッチにおける行および列アドレス・デコーダがある。
NORゲート・アセンブリ10は、入力1〜Nに応答す
る論理ゲート回路12と、入力1〜Nに応答して出力を
与える出力回路14とから成る。この論理ゲート・アセ
ンブリは、複数のSQUID16を含む。各SQUID
16は、少なくとも2つのジョセフソン接合デバイス1
8を含み、これらは入力1〜Nに応答して、2つの信号
状態を保持するように動作する。入力が低電圧レベルに
あり、一方DCバイアスが単一のラインによって抵抗4
2’を介してDC電源20から印加されているとき、第
1信号状態となり、それによって10Eケルビンのよう
な超電導温度に冷却されている場合、ジョセフソン接合
デバイス18はゼロ抵抗状態に切り替えられる。入力が
高電圧レベルにあり、DCバイアスが電源20から印加
されているとき、第2信号状態となり、それによってジ
ョセフソン接合デバイスは、高レベル抵抗状態に切り替
えられる。
【0020】SQUID16は、各SQUID16を減
衰(damp)させる抵抗(resistance)の
結果、入力論理レベル状態変化に応答してヒステリシス
を発生しない。この抵抗は、好ましくは、1対の抵抗器
(resistor)22によるもので、これらは個別
にジョセフソン接合デバイス18の各々、および変成器
(変圧器)28の二次巻線26の一端に結合されてい
る。入力1〜Nはそれぞれ、別個の変成器28の一次側
(巻線)30に結合されている。各変成器28の一次側
30は、磁気的に二次側26にリンクされ、二次側26
は入力1〜Nの各々の入力信号を、別々のSQUID1
6のジョセフソン接合デバイス18に印加する。
【0021】各抵抗器(抵抗素子)22は、それに関連
するSQUID16に減衰を与える。これは臨界減衰
(critical damping)であることが好
ましい。臨界減衰は、ジョセフソン接合デバイスをゼロ
抵抗状態または高抵抗状態に駆動する入力信号の印加に
よって蓄積される磁気エネルギを消散させる。蓄積され
たエネルギが各抵抗器22によって消散されることの結
果、従来技術のAC電源の代わりに、DC電源20を利
用することが可能となる。前述のように、AC電源はク
ロック回路として機能するが、複雑化を招くことおよび
共振状態を起こす潜在的可能性があるという双方の欠点
がある。抵抗器22の各々は、DC電源20と出力回路
14との間の直列回路に接続されている。
【0022】SQUID16の動作は、論理入力信号に
応答して、入力信号レベルが低電圧のときにはSQUI
Dを低い方のゼロ抵抗状態に、また入力信号が高電圧レ
ベルのときには高抵抗状態に駆動することである。明ら
かなように、SQUID16のいずれか1つへの入力信
号が低の場合、ジョセフソン接合18のゼロ抵抗状態の
ために各SQUID内の抵抗器22を迂回(バイパス)
するので、その結果、抵抗器22を含む直列回路間のD
C電源電位の降下が減少する。一方、入力信号が高の場
合、個々のジョセフソン接合デバイス18は全て高抵抗
状態にあり、その結果、直列接続されている種々のSQ
UID16において抵抗器22を含む直列回路間のDC
電力電位の降下が増大する。
【0023】出力回路14は、出力信号の増幅を行い、
その結果、出力は、好ましくは少なくとも1の利得を有
する、増幅された論理出力信号となる。出力回路14
は、1対の出力SQUID31を含み、その各々は少な
くとも1対のジョセフソン接合デバイス32を含み、こ
れらは接地(グラウンド)とインダクタ34の一端との
間に結合されている。この1対のSQUIDは、単一の
SQUIDによって得られる利得よりも大きな出力利得
を与える。出力回路は、制動抵抗(damping r
esistance)を含む。これは、関連する各ジョ
セフソン素子と並列に結合された抵抗36とすることが
好ましい。SQUID32は、論理ゲート回路からの低
入力信号レベルに応答して導通状態となり、高入力信号
レベルに応答して抵抗性となるという点において、SQ
UID16と同じ動作特性を有する。制動抵抗器36
は、入力SQUIDにおける抵抗器22と同じ機能を実
行し、出力SQUID31において、出力SQUIDへ
の入力38における信号レベル変化に応答して生成され
る、論理出力内のヒステリシスを除去する。出力は、出
力SQUID31間(両端)に結合され、出力抵抗器4
0間で降下する。追加の抵抗器42が、ジョセフソン接
合デバイス32の導通状態に応じて、DC電源20およ
び出力SQUID31間で電圧降下を分割する。
【0024】図1におけるNORゲート10が、入力1
〜Nに印加される入力信号に応答して行う動作は次の通
りである。入力1〜Nの全てが低レベルにある場合、ジ
ョセフソン接合デバイス18の各々は導通状態であり、
DC電源の電圧電位の全てを出力SQUID31に印加
させる。これによって、ジョセフソン接合デバイス32
は抵抗状態となり、出力間の電圧降下が実質的に出力S
QUID31間の電圧降下となるため、高レベル信号出
力が得られる。これは、NORゲートにおいて高レベル
信号出力が生成される状態、即ち、入力の全てが低の場
合を表わす。しかしながら、入力1〜Nに印加される入
力信号の1つ以上が高である場合、1つ以上のSQUI
D16のジョセフソン接合デバイス18は、抵抗状態に
駆動され、1つ以上のSQUID間のDC電源20のD
C電位を降下させ、入力28に印加される信号レベルを
低下させ、出力SQUID31が導通状態となり、結果
的に出力信号が低となる。これは、入力1〜N上の入力
信号のいずれかが高になったときのNOR機能を表わ
す。
【0025】図2は、2つの観点で図1の実施形態とは
異なる代替実施形態を示す。第1に、各SQUID16
の1対のジョセフソン接合18には単一の抵抗のみが結
合されている。第2に、単一の出力SQUID31を使
用することにより、得られる利得を小さくする。この実
施形態は好ましくはないが、本発明は、図1または図2
のいずれの実施形態でも実施可能であることは理解され
よう。
【0026】図2と同一の抵抗器22および抵抗器36
ならびに出力SQUIDの構成を有する図3および図4
の実施形態を示す。しかしながら、図3および図4の実
施形態は、個々の抵抗器を各ジョセフソン接合および複
数の出力SQUID31に関連付けた図1の構成を有す
る方が好ましいことは理解されよう。図3および図4の
好適な実施形態の図示を簡略化するために、追加の抵抗
器および出力SQUIDは省略した。
【0027】図3は、図1のNORゲート10の変更で
ある論理ゲート・アセンブリ50を示す。これは、NO
R機能以外の論理機能を実現可能とする。図1のNOR
ゲート10と図3の論理ゲート・アセンブリ50との間
の相違は、論理ゲート回路12の1つ以上のSQUID
16に、任意(オプション)の反転器(インバータ)を
追加し、異なる論理機能を得るようにしたことである。
図3において、入力1,2は非反転入力であり、入力N
は反転入力である。図1および図2の実施形態とは異な
り、各SQUID16毎に1対の入力があり、一方の入
力はDCで、他方の入力は入力1〜Nの1つからの入力
信号である。入力に非反転機能がある場合、入力1,2
のような入力上に信号入力があると、図1および図2と
同様に機能する。DCバイアスからの電流の流れは、S
QUIDに結合されず、論理演算には影響を与えない。
反転機能が、入力Nのような入力にある場合、DC電流
がSQUIDに結合される。これは、SQUID16の
Icを抑制するには十分である。入力N上に信号入力が
あると、SQUID16のIcを抑制しないように機能
する。したがって、制御ライン(入力1〜N)は論理的
に反転される。図1および図2の実施形態によれば、全
ての入力が非反転であるゲートはNOR機能を備え、全
ての入力が反転のゲートはAND機能を備える。
【0028】図4は、図3と同じ反転器を含む1対の同
一論理ゲート・アセンブリ50を有する、本発明の別の
実施形態100を示す。第1および第2論理ゲート回路
50,50’は、出力SQUID31,31’がDC電
源20と接地との間に直列に接続されていることを除い
て、図3の超電導論理ゲート・アセンブリと同一であ
る。この接続形態により、ある論理ゲート・アセンブリ
から他の論理ゲート・アセンブリに電流が再循環するこ
とが可能となり、その結果、全電流要求量は無視し得る
程度となる。出力SQUID31,31’を直列に構成
したことにより、ゲート間の大きな分離抵抗器が不要と
なり、ジョセフソン接合を適用した場合の特徴である、
電力消費の低減および数GHz動作への対応が可能とな
る。
【0029】図5は、本発明による超電導ジョセフソン
・ランダム・アクセス・メモリ150を示す。超電導ジ
ョセフソン・ランダム・アクセス・メモリ150は、行
アドレス信号を行選択信号に変換し、ランダム・アクセ
ス・メモリにおいてアドレスすべき行を選択する行アド
レス・デコーダ152と、列アドレス信号を列選択信号
に変換し、ランダム・アクセス・メモリにおいてアドレ
スすべき列を選択する列アドレス・デコーダ154とを
含む。周知のように、デコーダ152,154の各々
は、n個の入力に応答し、2n通りの出力からの選択を
行う。これらは、行選択信号および列選択信号として識
別される。行アドレス・デコーダ152および列アドレ
ス・デコーダ154は超電導であり、図1および図2の
NORゲートを用いて実現可能である。通常、論理アド
レス信号およびそれらの相補信号双方がNORゲート・
アレイに供給される。しかしながら、この回路では、相
補アドレス信号は、必要な場合に、NORゲート入力を
反転することによって、内部で発生することができる
(図3において説明し示した通りである)。したがっ
て、相補値を外部から供給する必要はない。行および列
選択信号は、アドレスされるメモリ・セル156を含む
超電導ジョセフソンRAMに印加される。この超電導ジ
ョセフソンRAMは従来からの構造であり、ジョセフソ
ン接合を利用して超電導状態で動作する。
【0030】超電導ランダム・アクセス・メモリ150
は、1ナノ秒未満のアクセス時間を有し、保持状態では
極低温動作を行い、電力消散は皆無である。図1のNO
Rゲートを用いて実現した行アドレス・デコーダ152
および列アドレス・デコーダ154と共に利用する場
合、超電導ランダム・アクセス・メモリ150では、ア
ドレス・デコーダ回路に必要な電力および電流が減少す
る。この結果、行アドレス・デコーダ152と列アドレ
ス・デコーダ154間で電流の再循環が行われ、引き出
される総電流は無視し得る程度となる。
【0031】以上、本発明をその好適な実施形態に関し
て説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱するこ
となく、多数の変更も可能であることは理解されよう。
かかる変更は全て、特許請求の範囲内に該当することを
意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超電導NORゲート・アセンブリ
の好適な実施形態を示す図である。
【図2】図1に示すアセンブリの代替実施形態を示す。
【図3】図1のNORゲート以外の論理機能を実現する
ために使用可能な、本発明による超電導論理ゲート・ア
センブリの回路図である。
【図4】DC電源に直列に接続された出力回路に複数の
超電導論理ゲート・アセンブリを接続した、本発明の別
の実施形態の回路図である。
【図5】行および列アドレス・デコーダに図1のNOR
ゲート・アセンブリを利用した、本発明による超電導ラ
ンダム・アクセス・メモリのブロック図である。
【符号の説明】
10 NORゲート・アセンブリ 12 論理ゲート回路 14 出力回路 16 SQUID 18 ジョセフソン接合デバイス 20 DC電源 22 抵抗器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−269783(JP,A) 特開 平8−172352(JP,A) 特開 平6−334512(JP,A) Likharev, K.K. Se menov, V.K.,RSFQ l ogic/memory famil y:a new Josephson− junction technolog y for sub−terahert z−clock−frequency digit,Applied Supe rconductivity, IEE E Transactions,米国, IEEE,1991年 3月31日,Volu me: 1 Issue: 1 ,3 −28 Polonsky, S.V.; S emenov, V.K.; Buny k, P.I.; Kirichenk o, A.F.; Kidiyarov −Shevchenko, A.Y u.; Mukhanov,New R SFQ circuits (Jose phson junction deg ital devices) ,App lied Superconducti vity, IEEE Transac tions,米国,IEEE,1993年 3月31日,Volume: 3 Iss ue: 1 Part: 4 ,2566 −2577 Kwong,Y.K.; Nanda kumar, V.,Experime ntal evaluation of some rapid single flux quantum cell s,Applied Supercon ductivity, IEEE Tr ansactions,米国,IEE E,1993年 3月31日,Volume: 3 Issue: 1 Part: 4,2666 −2670 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/195 ZAA

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導論理ゲート・アセンブリにおい
    て、 複数の論理入力であって、各入力がSQUIDに結合さ
    れており、各SQUIDが、当該SQUIDへの前記論
    理入力における信号レベル変化に応答して前記SQUI
    Dの出力に生ずるヒステリシスを除去する抵抗を含む、
    論理入力と、 各SQUIDに結合されたDCバイアスと、 各SQUIDに結合され、前記論理入力に応答して論理
    出力を与える出力回路と、を備える超電導論理ゲート・
    アセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、 各論理入力が変成器に結合されており、該変成器を介し
    て電流が前記論理入力と基準電位との間を流れ、前記変
    成器が前記入力を前記SQUIDに結合する、超電導論
    理ゲート・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、 各変成器が、前記SQUID内に巻線を有し、各SQU
    ID内の前記抵抗が、前記巻線および前記SQUID内
    のジョセフソン接合に結合された少なくとも1つの抵抗
    器である、超電導論理ゲート・アセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、各抵抗器が、前記DCバイアスと前記
    出力回路との間にある直列回路に結合されている、超電
    導論理ゲート・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、 前記出力回路が、前記DCバイアスと基準電位との間に
    結合された少なくとも1つの出力SQUIDを備え、該
    少なくとも1つのSQUIDが、前記少なくとも1つの
    出力SQUIDへの入力における信号レベル変化に応答
    して前記論理出力に生成されるヒステリシスを除去する
    少なくとも1つの出力抵抗を含む、超電導論理ゲート・
    アセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、 各SQUIDが、当該SQUIDへの論理入力における
    信号レベル変化に応答して、前記抵抗により臨界減衰を
    受ける、超電導論理ゲート・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 超電導論理ゲート・アセンブリにおい
    て、 論理ゲート回路に結合された複数の論理入力と、前記論
    理ゲート回路に結合され、前記論理ゲート回路に印加さ
    れる論理入力信号に応答し、論理出力信号を与える出力
    回路と、 前記論理ゲート回路に結合されたDCバイアスと、を備
    え、 前記出力回路が、論理出力信号を与える論理出力を含
    み、前記出力回路が、前記DCバイアスと基準電位との
    間に結合された少なくとも1つの出力SQUIDを含
    み、該少なくとも1つの出力SQUIDが、当該少なく
    とも1つの出力SQUIDへの入力における信号レベル
    変化に応答して前記論理出力信号内に生成されるヒステ
    リシスを除去する少なくとも1つの出力抵抗を含む、超
    電導論理ゲート・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の超電導論理ゲート・アセ
    ンブリにおいて、 前記出力抵抗が、前記DCバイアスと前記基準電位との
    間に結合され、前記少なくとも1つの出力SQUIDへ
    の入力における前記信号レベル変化に応答して臨界減衰
    を与える、少なくとも1つの抵抗器である、超電導論理
    ゲート・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 超電導論理ゲート・アセンブリにおい
    て、 第1論理ゲート回路に結合された複数の第1論理入力
    と、前記第1論理ゲート回路に結合され、該第1論理ゲ
    ート回路に印加される第1論理入力信号に応答して、第
    1論理出力信号を与える第1出力回路と、 第2論理ゲート回路に結合された複数の第2論理入力
    と、前記第2論理ゲート回路に結合され、該第2論理ゲ
    ート回路に印加される第2論理入力信号に応答して、第
    2論理出力信号を与える第2出力回路と、 前記第1および第2論理ゲート回路に結合されたDCバ
    イアスと、 を備え、前記第1および第2出力回路が、それぞれ、前
    記第1および第2論理出力信号を与える論理出力を含
    み、前記第1および第2出力回路が、各々、前記DCバ
    イアスと基準電位との間に結合された少なくとも1つの
    出力SQUIDを含み、各出力SQUIDが、当該少な
    くとも1つの出力SQUIDへの入力における信号レベ
    ル変化に応答して前記論理出力信号内に生成されるヒス
    テリシスを除去する少なくとも1つの出力抵抗を含み、 前記出力SQUIDが、前記DCバイアスと前記基準電
    位との間に結合されている、超電導論理ゲート・アセン
    ブリ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の超電導論理ゲート・ア
    センブリにおいて、 各出力抵抗が、前記DCバイアスと前記基準電位との間
    に結合され、各出力SQUIDへの入力における信号レ
    ベル変化に応答して臨界減衰を与える、少なくとも1つ
    の抵抗器である、超電導論理ゲート・アセンブリ。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の超電導論理ゲート・ア
    センブリにおいて、 前記第1および第2出力回路の出力信号が、それぞれ、
    前記第1および第2の複数の論理入力のNOR機能であ
    る、超電導論理ゲート・アセンブリ。
  12. 【請求項12】 超電導NORゲート・アセンブリにお
    いて、 複数の論理入力であって、各論理入力が入力SQUID
    に結合され、各入力SQUIDが、当該入力SQUID
    への論理入力における論理レベル変化に応答して前記入
    力SQUIDの出力に生成されるヒステリシスを除去す
    る入力抵抗を含む、複数の論理入力と、 各入力SQUIDに結合されたDCバイアスと、 を備え、各論理入力が、異なる入力SQUID内に巻線
    を含み、該巻線がDCバイアスに結合された変成器に結
    合されており、 各入力SQUIDの前記入力抵抗が、前記巻線と、少な
    くとも2つのジョセフソン接合間の接合点との間に結合
    され、各抵抗が直列回路に結合されており、 前記DCバイアスに結合され、前記複数の論理入力のN
    OR機能である出力信号を生成し、前記DCバイアスと
    基準電位との間に結合された少なくとも1つの出力SQ
    UIDを有する出力回路であって、該少なくとも1つの
    出力SQUIDが、当該少なくとも1つの出力SQUI
    Dへの入力における信号レベル変化に応答して前記出力
    信号内に生成されるヒステリシスを除去する少なくとも
    1つの出力抵抗を含む、出力回路、を備える超電導NO
    Rゲート・アセンブリ。
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