JP3487810B2 - バウンダリスキャン回路およびその方法 - Google Patents

バウンダリスキャン回路およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバウンダリスキャン
回路およびその方法に関し、特に複数の集積回路デバイ
スが搭載された基板回路の実装不良や接続不良等の検査
に適用されるバウンダリスキャン回路およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路デバイスの集積度が向上して寸
法も縮小化してきたため、複数の集積回路デバイスが実
装された基板回路の動作確認や接続状態等の検査を行う
場合に、測定機のプローブを集積回路デバイスのピンに
直接接続させることが困難になっている。特にピン間隔
が狭いQFPパッケージ(Quad Flat Pac
kage)やBGAパッケージ(Ball Glid
Array)等の集積回路デバイスが複数搭載される基
板回路ではそのピンにプローブを接触させることができ
ない。
【0003】このような基板回路の動作確認や接続状態
等の検査手法として、バウンダリスキャン(Bound
ary Scan)と呼ばれるテスト方法が適用されて
いる。
【0004】図3は従来のバウンダリスキャン回路の一
例を示すブロック図であり、基板回路上に複数の集積回
路デバイスが実装された場合を示している。ここでは図
を簡単にするために、3個の集積回路デバイス1,2,
3を示している。
【0005】各集積回路デバイス1,2,3には、内部
ロジックと、パラレルに入力するデータを受ける入力端
子(PI端子)と、データをパラレルに出力する出力端
子(PO端子)と、外部の検査装置(図示せず)からシ
リアルに入力するバウンダリスキャンのテストデータ入
力端子(TDI(Test Data Input)端
子)と、テストデータの出力端子(TDO(Test
Data Output)端子)と、テストデータを保
持し転送するバウンダリスキャンセル(BSC)と、外
部の検査装置(図示せず)から供給されるTMS信号
(TMS:Test Mode Select)および
TCK信号(TCK:Test ClocK)に応じ
て、テストデータをBSCのルートに送出したり、バイ
パスレジスタ(BYP)を介してバイパスさせたり制御
するテスト・アクセス・ポート(TAP)とがそれぞれ
設けられている。
【0006】BSCは、PI端子およびPO端子にそれ
ぞれ対応して設けられている。図3では、PI端子側お
よびPO端子側に対応してそれぞれ5個ずつ設けられて
いる。そして、テスト時においては、TDI端子からシ
リアルに入力されるテストデータをTDO端子に向けて
シリアルに転送して出力したり、PI端子にパラレルに
入力されたデータを一旦格納した後にTDO端子へシリ
アルに転送して出力したり、あるいは、TDI端子から
シリアルに入力されるテストデータをPO端子側のBS
Cへ転送してPO端子からパラレルに出力したりする。
【0007】従来例では、図3に示したように、基板回
路上の複数の集積回路デバイス間のTDI端子およびT
DO端子を直列に接続し、一本のスキャンパスが形成さ
れるように構成している。
【0008】すなわち、基板回路のテストデータ入力端
子(図示せず)と集積回路デバイス1のTDI端子とが
接続され、集積回路デバイス1のTDO端子と集積回路
デバイス2のTDI端子とが接続され、集積回路デバイ
ス2のTDO端子と集積回路デバイス3のTDI端子と
が接続され、集積回路デバイス3のTDO端子と基板回
路のテストデータ出力端子(図示せず)とが接続されて
いる。
【0009】バウンダリスキャンにより基板回路上の集
積回路デバイスの接続不良を検査するときは、集積回路
デバイス1のTDI端子に、外部の検査装置(図示せ
ず)により生成された入力テストデータ(TDI信号)
を入力する。
【0010】例えば、集積回路デバイス1のPO端子の
第2番目と集積回路デバイス2の第4番目のPI端子と
の間に接続不良個所Pがある場合、TDI信号として5
ビットのデータ「11111」を集積回路デバイス1の
TDI端子にシリアルに入力する。そして、集積回路デ
バイス1のBSCを介してPO端子側のBSCに向けて
転送した後、集積回路デバイス1のPO端子を介して集
積回路デバイス2のPI端子側のBSCへデータ「11
111」をパラレルに出力させる。
【0011】このとき、集積回路デバイス1の第2番目
のPO端子と集積回路デバイス2の第4番目のPI端子
との間に接続不良があり、この接続不良個所に対応する
集積回路デバイス2の第4番目のPI端子のBSCには
データ「1」が伝送されず、当初のデータ「0」のまま
となる。このため、集積回路デバイス2のPI端子側の
BSCからTDO端子にシリアルに転送されるデータは
「10111」となる。このデータを集積回路デバイス
3のバイパスレジスタを経由して取り出すことにより、
接続不良個所を特定できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来例
は、バウンダリスキャンにより基板回路上の複数の集積
回路デバイスの実装不良や接続不良等を検査する場合、
入力テストデータ(TDI信号)が、各集積回路デバイ
スの全てを直列に通過するようにスキャンパスを形成し
ている。しかし、集積回路デバイスの実装不良や接続不
良等により、一部の集積回路デバイスのTDO端子と次
の集積回路デバイスのTDI端子間でスキャンパスが開
放(断線)した場合、例えば、図3において、集積回路
デバイス2のTDO端子と集積回路デバイス3のTDI
端子との間のQ点が開放(断線)した場合、出力テスト
データが得られないので検査ができないことになる。
【0013】また、集積回路デバイス毎に個別に検査し
ようとする場合は、その検査が複雑化するという問題点
を有している。
【0014】本願発明の目的は、一部の集積回路デバイ
スにおいてスキャンパスが開放(断線)しても、複雑な
回路構成にすることなく、確実且つ容易に基板回路上の
複数の集積回路デバイスの実装不良や接続不良等を検査
することができるバウンダリスキャン回路およびその方
法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のバウンダリスキ
ャン回路は、ピン端子に対応してバウンダリスキャンセ
ル(BSC)を有する複数の集積回路デバイスが搭載さ
れた基板回路の実装不良や接続不良等を検査するバウン
ダリスキャン回路であって、外部の検査装置により生成
されて前記基板回路にシリアルに入力する入力テストデ
ータを前記複数の集積回路デバイスのテストデータ入力
端子に並列にそれぞれ供給し、前記複数の集積回路デバ
イスのテストデータ出力端子からそれぞれ出力される出
力テストデータの内一つを前記外部の検査装置から供給
される選択信号に応じて選択して前記外部の検査装置へ
送出するセレクタを有するバウンダリスキャン回路にお
いて、前記外部の検査装置が前記入力テストデータに前
記セレクタの選択情報ビットを含めて送出したときに、
前記入力テストデータから前記選択情報ビットを抽出し
て前記選択信号を生成する選択信号生成手段を備える
【0016】 前記選択信号生成手段は、前記入力テス
トデータを受けて前記選択情報ビットをパラレルビット
として抽出する前記複数の集積回路デバイスの内の特定
の一つの集積回路デバイスと、前記パラレルビットを受
けて前記選択信号を生成するデコーダ回路とを有する。
【0017】 本発明のバウンダリスキャン方法は、ピ
ン端子に対応してバウンダリスキャンセル(BSC)を
有する複数の集積回路デバイスが搭載された基板回路の
実装不良や接続不良等を検査するバウンダリスキャン方
であって、外部の検査装置により生成されて前記基板
回路にシリアルに入力する入力テストデータを前記複数
の集積回路デバイスのテストデータ入力端子に並列にそ
れぞれ供給し、前記複数の集積回路デバイスのテストデ
ータ出力端子からそれぞれ出力される出力テストデータ
の内一つを前記外部の検査装置から供給される選択信号
に応じて選択するバウンダリスキャン方法において、前
記外部の検査装置が前記入力テストデータに選択情報ビ
ットを含めて送出したときに、前記入力テストデータか
ら前記選択情報ビットを抽出して前記選択信号を生成す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。図を簡単にするために、基板回路上に3個の
集積回路デバイス1,2,3が実装された場合を示して
いる。
【0020】各集積回路デバイス1,2,3には、図3
に示した従来例と同様に、内部ロジックと、パラレルに
入力するデータを受ける入力端子(PI端子)と、デー
タをパラレルに出力する出力端子(PO端子)と、外部
の検査装置(図示せず)からシリアルに入力するバウン
ダリスキャンのテストデータ入力端子(TDI端子)
と、テストデータの出力端子(TDO端子)と、テスト
データを保持し転送するバウンダリスキャンセル(BS
C)と、外部の検査装置(図示せず)から供給されるT
MS信号(TMS:Test Mode Selec
t)およびTCK信号(TCK:Test Cloc
K)に応じて、テストデータをBSCのルートに送出し
たり、バイパスレジスタ(BYP)を介してバイパスさ
せたり制御するテスト・アクセス・ポート(TAP)と
がそれぞれ設けられている。
【0021】BSCは、PI端子およびPO端子にそれ
ぞれ対応して設けられていて、テスト時においては、T
DI端子からシリアルに入力されるテストデータをTD
O端子に向けてシリアルに転送して出力したり、PI端
子にパラレルに入力されたデータを一旦格納した後にT
DO端子へシリアルに転送して出力したり、あるいは、
TDI端子からシリアルに入力されるテストデータをP
O端子側のBSCへ転送してPO端子からパラレルに出
力したりする。
【0022】さて、図3に示した従来例との相違点は、
外部の検査装置(図示せず)から供給される入力テスト
データ(TDI信号)が、各集積回路デバイス1,2,
3の各TDI端子に並列にそれぞれ入力される点であ
る。
【0023】また、各集積回路デバイスのTDO端子か
らそれぞれ出力されるテストデータ(TDO信号)は、
セレクタ5によりその一つが選択されて外部の検査装置
に送出される点である。
【0024】ここで、セレクタ5は、外部の検査装置か
ら供給される選択信号Ssに応じて動作し、複数の集積
回路デバイスの内の検査対象の集積回路デバイスのTD
O信号を一つ選択する。
【0025】次に動作を説明する。
【0026】バウンダリスキャンを行う場合、外部の検
査装置から供給されるTDI信号は、各集積回路デバイ
ス1,2,3のTDI端子にそれぞれ並列に入力する。
また、セレクタ5は、外部の検査装置から出力される選
択信号Ssに応じて、検査対象の集積回路デバイスのT
DO端子から出力されるTDO信号を選択して外部の検
査装置へ送出する。
【0027】いま、例えば、集積回路デバイス1のPO
端子の第2番目と集積回路デバイス2のPI端子の第4
番目との間に接続不良個所Pがある場合、次のようにし
てその接続不良個所を特定することができる。
【0028】すなわち、まず、外部の検査装置からの入
力テストデータ(TDI信号)として5ビットのシリア
ルデータ「11111」を、各集積回路デバイス1,
2,3のTDI端子にそれぞれ入力する。また、外部の
検査装置からセレクタ5にTDO選択信号を送出させ、
集積回路デバイス2のTDO端子の出力データ(TDO
信号)をセレクタ5に選択させる。
【0029】そして、各集積回路デバイスにおいて、T
DI端子にシリアルに入力されたテストデータ「111
11」を、BSCを介してPO端子側のBSCに向けて
転送させた後、これらPO端子に対応して接続されてい
る他の集積回路デバイスのPI端子に向けてパラレルに
それぞれ出力させる。
【0030】このとき、集積回路デバイス1において
は、TDI端子にシリアルに入力されたテストデータ
「11111」を、BSCを介してPO端子側のBSC
に向けて転送させた後、これらPO端子に対応して接続
されている集積回路デバイス2のPI端子に向けてデー
タ「11111」をパラレルに出力させる。
【0031】このとき、集積回路デバイス1のPO端子
の第2番目と集積回路デバイス2の第4番目のPI端子
との間に接続不良個所Pがあるので、この接続不良個所
に対応する集積回路デバイス2の第4番目のPI端子の
BSCにはデータ「1」が伝送されず、当初のデータ
「0」のままとなる。このため、集積回路デバイス2の
PI端子側のBSCからTDO端子にシリアルに転送さ
れるデータは「10111」となる。
【0032】集積回路デバイス2は、PI端子を介して
BSCにパラレルに入力したデータ「10111」をT
DO端子に向けて転送し出力する。セレクタ5は、集積
回路デバイス2のTDO端子からシリアルに出力される
データ「10111」を選択して外部の検査装置へ送出
する。外部の検査装置は、基板回路に送出したデータ
「11111」と、集積回路デバイス2のTDO端子か
らシリアルに出力されるデータ「10111」とを比較
して接続不良個所を解析する。
【0033】なお、基板回路上に実装されている複数の
集積回路デバイスのTDO端子をセレクタ5により順番
に切り替えることによって、全ての集積回路デバイスに
ついて検査を実施することができる。
【0034】このように、基板回路上の複数の集積回路
デバイスのTDI端子にテストデータを並列にそれぞれ
入力し、複数の集積回路デバイスの内の検査対象の集積
回路デバイスのTDO端子からのデータをセレクタによ
って選択することにより、常に1つの集積回路デバイス
のみが選択されたスキャンパスを作ることができるの
で、一部の集積回路デバイス間のスキャンパスが開放
(断線)していても、他の集積回路デバイスの検査が可
能となる。
【0035】例えば、図1において、集積回路デバイス
2のTDO端子側のQ点が開放(断線)していても、集
積回路デバイス1および3については検査が可能であ
る。
【0036】また、複数の集積回路デバイスにおいて実
装不良や接続不良等が発生していても、複雑な回路構成
にすることなく、確実且つ容易に検査することができ
る。
【0037】なお、以上の説明では、セレクタ5は電気
的に動作するスイッチとしたが、機械的スイッチあるい
はジャンパ−ピン等を用いていることにより、回路構成
を更に簡素化できる。
【0038】図2は他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【0039】図1に示したものと同じ構成要素には同一
符号を付してある。また、図1に示した実施形態との相
違点は、セレクタ5に供給する選択信号を基板回路内で
生成するようにしている点である。
【0040】このために、テスト時に外部の検査装置か
らの入力テストデータに含まれる選択情報を含むビット
を抽出する専用の集積回路デバイス4と、この集積回路
デバイス4により抽出された選択情報を含む複数ビット
に基づいてセレクタ5に供給する選択信号Ssを生成す
るデコーダ回路6とを設けている。
【0041】外部の検査装置からの入力テストデータ
は、集積回路デバイス4のTDI端子に入力し、集積回
路デバイス4のTDO端子と他の集積回路デバイス1,
2,3の各TDI端子とがそれぞれ並列に接続されてい
る。
【0042】ここで、集積回路デバイス4は、他の集積
回路デバイス1,2,3と同じ構成であり、テスト時以
外では通常のデータ処理を行う。
【0043】また、集積回路デバイス4のPO端子の
内、所定の複数の端子がデコーダ回路6に接続されてお
り、デコーダ回路6は、これら所定の複数の端子に対応
するBSCに保持された複数ビットのデータをパラレル
に受ける。そして、セレクタ5に供給する選択信号Ss
を生成する。なお、デコーダ回路6が集積回路デバイス
4のBSCからパラレルに受けるビット数は、セレクタ
5が選択する信号数に応じて定められる。図2では、デ
コーダ回路6はパラレルに3ビットのデータをうけてい
るので、選択可能な信号数が最大8までの選択信号を生
成できる。
【0044】次に動作を説明する。
【0045】最初に、検査すべき集積回路デバイスを選
択させる選択信号Ssをセレクタ5に供給する。このた
めに、まず選択情報を含む入力テストデータ(TDI信
号)を外部の検査装置に生成させ、集積回路デバイス4
のTDI端子にシリアルに入力する。例えば、集積回路
デバイス3のTDO端子を選択させる場合は、選択情報
「3」を含む5ビットのデータ「00011」を集積回
路デバイス4のTDI端子にシリアルに入力する。
【0046】集積回路デバイス4は、TDI端子にシリ
アルに入力するデータをPO端子側のBSCへ転送し、
この選択情報を含むデータを第1〜3番目のPO端子か
らパラレルにデコーダ回路6へ送出させる。デコーダ回
路6は、集積回路デバイス4からパラレルデータ「00
11」を受け、集積回路デバイス3のTDO端子を選択
させる選択信号Ssをセレクタ5に供給する。
【0047】その後、バウンダリスキャンを実行する時
には、集積回路デバイス4はTDI端子に入力するデー
タをTDO端子にそのままバイパスすることにより、図
1に示した実施形態と同様にバウンダリスキャンを実行
する。
【0048】このようにすることにより、選択信号Ss
を基板回路内で生成してバウンダリスキャンを実行する
ことが可能となるので、外部の検査装置から選択信号S
sを受ける伝送線路が不要となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板回路上の複数の集積回路デバイスのTDI端子にテス
トデータを並列にそれぞれ入力し、複数の集積回路デバ
イスの内の検査対象の集積回路デバイスのTDO端子か
らのデータをセレクタによって選択することにより、常
に1つの集積回路デバイスのみが選択されたスキャンパ
スを作ることができるので、従来のように、一部の集積
回路デバイスにおいてスキャンパスが開放(断線)した
ために、全集積回路デバイスが検査不能となるのを回避
できる。
【0050】また、セレクタに供給する選択信号を基板
回路内で生成することにより、外部の検査装置から選択
信号を受ける伝送線路が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のバウンダリスキャン回路の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 集積回路デバイス 5 セレクタ 6 デコーダ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 G01R 31/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン端子に対応してバウンダリスキャン
    セル(BSC)を有する複数の集積回路デバイスが搭載
    された基板回路の実装不良や接続不良等を検査するバウ
    ンダリスキャン回路であって、外部の検査装置により生
    成されて前記基板回路にシリアルに入力する入力テスト
    データ前記複数の集積回路デバイスのテストデータ入
    力端子に並列にそれぞれ供給し、前記複数の集積回路デ
    バイスのテストデータ出力端子からそれぞれ出力される
    出力テストデータの内一つを前記外部の検査装置から供
    給される選択信号に応じて選択して前記外部の検査装置
    へ送出するセレクタを有するバウンダリスキャン回路に
    おいて、前記外部の検査装置が前記入力テストデータに
    前記セレクタの選択情報ビットを含めて送出したとき
    に、前記入力テストデータから前記選択情報ビットを抽
    出して前記選択信号を生成する選択信号生成手段を備え
    ることを特徴とするバウンダリスキャン回路。
  2. 【請求項2】 前記選択信号生成手段は、前記入力テス
    トデータを受けて前記選択情報ビットをパラレルビット
    として抽出する前記複数の集積回路デバイスの内の特定
    の一つの集積回路デバイスと、前記パラレルビットを受
    けて前記選択信号を生成するデコーダ回路とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバウンダリスキャン回
    路。
  3. 【請求項3】 ピン端子に対応してバウンダリスキャン
    セル(BSC)を有する複数の集積回路デバイスが搭載
    された基板回路の実装不良や接続不良等を検査するバウ
    ンダリスキャン方法であって、外部の検査装置により生
    成されて前記基板回路にシリアルに入力する入力テスト
    データを前記複数の集積回路デバイスのテストデータ入
    力端子に並列にそれぞれ供給し、前記複数の集積回路デ
    バイスのテストデータ出力端子からそれぞれ出力される
    出力テストデータの内一つを前記外部の検査装置から供
    給される選択信号に応じて選択するバウンダリスキャン
    方法において、前記外部の検査装置が前記入力テストデ
    ータに選択情報ビットを含めて送出したときに、前記入
    力テストデータから前記選択情報ビットを抽出して前記
    選択信号を生成することを特徴とするバウンダリスキャ
    ン方法
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