JP3487058B2 - インクジェット用記録液およびその製造方法 - Google Patents

インクジェット用記録液およびその製造方法

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JP3487058B2
JP3487058B2 JP03764696A JP3764696A JP3487058B2 JP 3487058 B2 JP3487058 B2 JP 3487058B2 JP 03764696 A JP03764696 A JP 03764696A JP 3764696 A JP3764696 A JP 3764696A JP 3487058 B2 JP3487058 B2 JP 3487058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐水性の優れたイ
ンクジェット用の記録液およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりインクジェット用記録液として
は、酸性染料、直接染料、塩基性染料等の水溶性染料を
グリコール系溶剤と水に溶解したものがよく用いられて
いる(例えば特開昭53─61412、特開昭54─8
9811、特開昭55─65269)。水溶性染料とし
ては、記録液の安定性を得るため水に対する溶解性の高
いものが一般的に用いられる。したがって、インクジェ
ット記録物は一般的に耐水性が悪く、水をこぼしたりす
ると容易に記録部分の染料のにじみを生じるという問題
があった。
【0003】このような耐水性の不良を改良するため、
染料の構造を変えたり、塩基性の強い記録液を調製する
ことが試みられている(特開昭56─57862)。ま
た、記録紙と記録液との反応をうまく利用して耐水性の
向上を図ることも行われている(特開昭50─4900
4、特開昭57─36692、特開昭59─2069
6、特開昭59─146889)。これらの方法は、特
定の記録紙については著しい効果をあげているが、記録
紙の制約を受けるという点で汎用性に欠け、また特定の
記録紙以外を用いた場合には、水溶性染料を使用する記
録液では記録物の充分な耐水性が得られないことが多
い。
【0004】また、耐水性の良好な記録液としては、油
溶性染料を高沸点溶剤に分散ないし溶解したもの、油溶
性染料を揮発性の溶剤に溶解したものがあるが、溶剤の
臭気や溶剤の排出の問題があり、環境上好ましくない。
また、大量の記録を行う場合や装置の設置場所によって
は、溶剤回収等が必要になる等の問題がある。そこで、
記録物の耐水性をよくするために、水系媒体に顔料を分
散した記録液の開発が行われている。しかしながら、イ
ンクジェット用の記録液においては、プリンターに高解
像度が望まれるにつれノズルの径が細くなってきてお
り、これに伴い着色剤の粒子径も微細化する必要が生じ
ている。また、オーバーヘッドプロジェクター等の透明
基材への画像形成においては、染料並みの透明性を求め
られるため、顔料の発色の観点からも微細化が要求され
ている。
【0005】塗料、インキなどは一般に顔料の粒子径を
小さくして分散度を上げていくと透明性が向上するが、
サンドミル、3本ロールミル、ボールミル等の通常の分
散機では一次粒子まで分散されるとそれ以上透明性が上
がらなくなる。これは通常の分散機での分散工程は、主
に二次粒子(一次粒子が弱く凝集している)を壊して一
次粒子にするだけであり、それ以上透明性を向上させる
ためには一次粒子をさらに細かくする必要がある。高速
のサンドミルでは、用いる顔料によっては一次粒子を細
かくすることが可能ではあるが、非常に多大なエネルギ
ーをかけても一次粒子をさらに細かくすることは困難で
ある。
【0006】他の方法として、顔料と固形樹脂を加熱し
ながら2本ロールやバンバリーミキサー等で強力に練り
込む方法も知られている。しかし、顔料は一般に高温下
では結晶成長するため、本方法は機械的な破砕力と結晶
成長が平衡状態になったときに終点となり、顔料の微細
化には限界がある。
【0007】さらに顔料の一次粒子を細かくする方法と
して、顔料と食塩等の水溶性無機塩の混合物を少量の水
溶性の溶剤で湿潤したものを、ニーダー等で強く練り込
んだ後、無機塩と溶剤を水洗除去、乾燥して一次粒子の
細かい顔料を得る方法がある。この方法は一般には粗製
銅フタロシアニンを磨砕剤として食塩を用い、水溶性の
有機溶剤の共存化で機械的に磨砕するβ型銅フタロシア
ニンの顔料化方法が知られている。この時の水溶性の有
機溶剤は粘結剤としての働きとβ型結晶がニーダーによ
る機械的剪断力によりα型結晶に結晶転移するのを防ぐ
ために用いられる。一般的には、この方法のソルトミリ
ングはソルベントソルトミリングと呼ばれ、単に磨砕剤
を用いないで機械的に微細化する方法(ドライミリング
と呼ばれている)とは区別されている。また広義ではソ
ルベントを用いないソルトミリングもドライミリングと
呼ばれる。しかしこの方法では乾燥の際、顔料の強い二
次凝集を起こし易く、また水を含んだウェットケーキを
用いた場合でも水性分散体を作る過程で強い凝集を起こ
しノズル部分での詰まりの原因になる。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】本発明は上記した従来の方法の問題点を解
決し、透明でかつ鮮明な画質が得られさらにノズルでの
突出安定性の良好なインクジェット用記録液に関する。
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明は、有機顔料を水溶性の無機塩、テ
ルペンフェノール樹脂および水溶性の溶剤の存在下でソ
ルトミリングした後、水溶性の無機塩および水溶性の溶
剤を水洗除去してなる処理顔料を水性の液体中に分散し
てなることを特徴とするインクジェット用記録液に関す
る。
【0010】更に本発明は、処理顔料を水性樹脂を溶解
または分散させた液体中に分散する上記インクジェット
用記録液に関する。更に本発明は、ソルトミリングが水
溶性の溶剤に対して水溶性の無機塩を重量比で2〜20
倍使用する上記インクジェット用記録液に関する。更に
本発明は、有機顔料が、キナクリドン系、フタロシアニ
ン系、アゾ系、イソインドリノン系、ジアンスラキノニ
ルレッド系、スレン系、ペリレン系からなる群より選ば
れる少なくとも1種である上記インクジェット用記録液
に関する。
【0011】更に本発明は、処理顔料の分散粒子径が
0.02〜0.2μmである上記インクジェット用記録
液に関する。更に本発明は、処理顔料を固形分で0.1
〜10重量%含む上記インクジェット用記録液に関す
る。更に本発明は、粘度が0.8〜15mPa・s(2
5℃)である上記インクジェット用記録液に関する。
【0012】更に本発明は、有機顔料を水溶性の無機
塩、テルペンフェノール樹脂および水溶性の溶剤の存在
下でソルトミリングした後、水溶性の無機塩および水溶
性の溶剤を水洗除去してなる処理顔料および水性樹脂を
含む濃縮状態の水分散液を調製し、水および添加剤を加
えて希釈し、孔径1μm以下のフィルターにて濾過する
ことを特徴とするインクジェット用記録液の製造方法に
関する。
【発明の実施の形態】
【0013】本発明は、インクジェット用記録液、およ
びそれを用いてなる記録物の透明性、鮮明性を得るため
に、無機塩を磨砕助剤とし、有機顔料の一次粒子を機械
的に細かくした処理顔料を着色剤として用いてなるイン
クジェット用記録液であり、このソルトミリングの工程
において、テルペンフェノール樹脂を含有させることに
より、有機顔料の表面を強固に樹脂で吸着することがで
き、インクジェット用記録液の吐出安定性及び経時での
分散安定性が図られ、従来法より透明でかつ鮮明性に優
れた印字物を与えることに成功したものである。
【0014】上記ソルトミリングの方法についてさらに
具体的に説明すると、有機顔料とテルペンフェノール樹
脂および水溶性の無機塩の混合物に湿潤剤として少量の
水溶性の溶剤を加え、ニーダー等で強く練り込んだ後、
水中に投入し水溶性の無機塩、水溶性の溶剤を溶解させ
スラリー状とし、次に、このスラリーの濾過、水洗をく
りかえして無機塩と溶剤を除去するものである。この方
法により微細化されたテルペンフェノール樹脂で表面処
理された顔料が得られる。この処理顔料を着色剤として
用いる。この処理顔料と水性樹脂とをサンドミル等の通
常の分散機で分散することにより、未処理顔料(ソルト
ミリング処理をしていない)を用いた場合に比べ、顔料
が微細に分散されたインクジェット用記録液が分散時間
を多大にかけることなく短時間でかつ容易に得られる。
【0015】有機顔料の例としては、トルイジンレッ
ド、トルイジンマルーン、ハンザエロー、ベンジジンエ
ロー、ピラゾロンレッドなどの不溶性アゾ顔料、リトー
ルレッド、ヘリオボルドー、ピグメントスカーレット、
パーマネントレッド2Bなどの溶性アゾ顔料、フタロシ
アニンブルー、フタロシアニングリーンなどのフタロシ
アニン系、キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ
などのキナクリドン系、ペリレンレッド、ペリレンスカ
ーレットなどのペリレン系、イソインドリノンエロー、
イソインドリノンオレンジなどのイソインドリノン系、
ジアンスラキノニルレッド、建染染料から誘導されるス
レン系等が用いられる。
【0016】下記の有機顔料が例示できる。カラーイン
デックス(C.I.)ナンバーにて示す。C.I.ピグメントエロ
ー12、13、14、17、20、24、74、83、
86 93、109、110、117、125、13
7、138、147、148、153、154、16
6、168、C.I.ピグメントオレンジ13、16、3
6、43、51、55、59、61、C.I.ピグメントレ
ッド9、48、49、52、53、57、97、12
2、123、149、168、177、180、19
2、215、216、217、220、223、22
4、226、227、228、238、240、C.I.ピ
グメントバイオレット19、23、29、30、37、
40、50、C.I.ピグメントブルー15、15:1、1
5:3、15:4、15:6、22、60、64、C.I.
ピグメントグリーン7、36、C.I.ピグメントブラウン
23、25、26、等が例示できる。
【0017】本発明において用いられるテルペンフェノ
ール樹脂の原料であるテルペン類の具体例としては、モ
ノテルペンとしてα−ピネン、ジテルペンとしてカンホ
レン、モノテルペンのアルコールとしてボルネオール、
ジテルペンのアルコールとしてヒノキトールさらにケト
ン類としてスギオールが挙げられる。二種類以上をテル
ペン類を併用してフェノールとの重合物を作成しても構
わない。フェノール類の具体例としてクレゾール、ジオ
キシナフタレン、アルキルフェノール、ハロゲン化フェ
ノール、アリルフェノール、ポリクレゾールが挙げられ
る。同様に二種類以上をフェノール類を併用して重合し
ても構わない。テルペンとフェノールとの重合はB
3 、AlCl3 の様なフリーデルクラフト触媒の存在
下で、水素の移動による不均一付加反応で合成すること
ができる。この方法で合成された重合物は熱可塑性樹脂
でEVC、エポキシ樹脂、脂肪酸系ポリアミド樹脂など
の極性を有する樹脂との相溶性が良い。この重合物の重
量平均分子量は600〜1000ぐらいである。
【0018】本発明において用いられるテルペンフェノ
ール樹脂は有機顔料100重量部に対して、1〜100
重量部用いることが望ましいが、より望ましくは5〜5
0重量部である。処理量が少ないと顔料表面の被覆効果
が小さく、記録液の経時での分散安定性に欠け、一方5
0重量部よりも多くなると、記録液の粘度が増加し、吐
出安定性の低下を招きやすい。
【0019】本発明に用いられる水溶性の無機塩として
は、食塩、塩化カリウム、芒硝等が挙げられる。本発明
に用いられる水溶性の溶剤は、水溶性であれば特に限定
されないが、ソルトミリング時に温度が上昇し、溶剤が
蒸発し易い状態になるため、安全性の点から高沸点の溶
剤が好ましい。水溶性の溶剤は粘結剤、結晶防止効果の
ために加えるのでその量は水溶性の溶剤に対して水溶性
の無機塩を重量比で2〜20倍使用する。より好ましく
は3〜10倍である。
【0020】例として、2−(メトキシメトキシ)エタ
ノール、2−ブトキシエタノール、2−(イソペンチル
オキシ)エタノール、2−(ヘキシルオキシ)エタノー
ル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリ
エチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、液体ポリエチレングリコール、1−メトキ
シ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノー
ル、1−エトキシ−2−プロパノール、ジプロピレング
リコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、低分
子量ポリプロピレングリコール等が用いられる。
【0021】上記化合物の他に、ソルトミリング時に分
散剤、可塑剤等の添加剤を併用しても良く、また2種以
上の顔料を混合して処理しても良い。本発明において
は、上記のようなソルトミリング処理をおこなった処理
顔料を着色剤として用い、水性媒体を用いて該処理顔料
とバインダー樹脂である水性樹脂と分散した後、水性媒
体にて希釈し、インクジェット用記録液を製造すること
ができる。好ましい処理顔料の粒子径としては、レーザ
ー散乱による測定において平均粒径が0.2μm以下で
ある。このような粒径であると、記録液の製造において
の濾過操作が容易であり、記録液の経時での沈降も少な
くなる。
【0022】本発明にて前記着色剤を良好に定着させる
ために水性樹脂を用いる。この水性樹脂は、水にて溶解
する水溶解性の樹脂ないし水に分散した水分散性の樹脂
がそれぞれ単独ないし混合して用いられる。このような
水性樹脂としては、アクリル系、スチレン─アクリル
系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系等
の水に溶解する水溶解性の樹脂および水に分散性の樹脂
が用いられる。これらの樹脂は、記録液中に0.5〜1
0重量%、好ましくは、1〜5重量%用いる。0.5重
量%よりも少ないと着色剤を十分に定着できない。ま
た、10重量%よりも多くなると、記録液の吐出安定性
を低下させることがある。
【0023】なお、水性樹脂として水溶解性の樹脂を用
いた場合、記録液の粘度を高くする傾向があるが、水分
散性の樹脂では粘度が低く抑えることができたり、ま
た、記録物の耐水性を向上することができる。これらの
樹脂は、必要に応じ、アンモニア、アミン、無機アルカ
リ等の中和剤を適宜調整して加えることができる。
【0024】本発明において、水の他に用いられる水性
溶剤は、記録液のノズル部分での乾燥、記録液の固化を
防止し、安定な記録液の噴射およびノズルの経時での乾
燥を防止するものである。このような水性溶剤として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、グリセリン、テトラエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ケトンアルコール、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテルエチレングリコールモノエチル
エーテル、1、2─ヘキサンジオール、N−メチル─2
─ピロリドン、置換ピロリドン、2、4、6─ヘキサン
トリオール、テトラフルフリルアルコール、4─メトキ
シ─4メチルペンタノン等を例示できる。
【0025】また、記録液の紙での乾燥を速める目的に
おいては、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール等のアルコール類も用いることができる。これら
の水性溶剤は、単独ないし混合して記録液の1〜50重
量%の範囲にて用いる。記録液の媒体である水は、金属
イオン等を除去したイオン交換水ないし蒸留水を用い
る。
【0026】記録液の被印刷体が紙のようなときには、
紙への記録液の浸透を早め、見掛けの乾燥性を早くする
ため浸透剤を加えることができる。このような浸透剤と
しては、水性溶剤として記述したジエチレングリコール
モノブチルエーテル等のグリコールエーテル、アルキレ
ングリコール、アルキレンジオール、ポリエチレングリ
コールモノラウリルエーテル、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、オレイン
酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等
を用いることができる。これらは、記録液の5%以下の
使用量で十分な効果があり、これよりも多いと印字の滲
み、紙抜け(プリントスルー)を起こし好ましくなくな
る。
【0027】本発明の記録液に、黴の発生を防止するた
めに、防黴剤を添加することもできる。具体的は、デヒ
ドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ソジウムピ
リジンチオン−1−オキサイド、ジンクピリジンチオン
−1−オキサイド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オン、1─ベンズイソチアゾリン−3−オンのアミン
塩等が用いられる。これらは、記録液の0.05〜1.
0重量%程度用いる。
【0028】また、ノズル部での金属の析出や記録液中
で不溶解性物の析出等を防止するために、キレート剤を
加えることもできる。キレート剤は、記録液中の金属イ
オンを封鎖するものであり、具体的にはエチレンジアミ
ンテトラアセティックアシド、エチレンジアミンテトラ
アセティックアシドのナトリウム塩、エチレンジアミン
テトラアセティックアシドのジアンモニウム塩、エチレ
ンジアミンテトラアセティックアシドのテトラアンモニ
ウム塩等を0.005〜0.5%程度用いることができ
る。
【0029】また、記録液のpHを所望のpHに調整
し、記録液の安定ないし、記録装置中の記録液配管との
安定性を得るため、アミン、無機塩、アンモニア等の調
整剤、リン酸等の緩衝液を用いることができる。また、
記録液の循環、あるいは、移動、また、記録液の製造時
の泡の発生を防止するため消泡剤を添加することもでき
る。顔料の分散を良くするため、下記のような界面活性
剤を加えて用いることもできる。このような界面活性剤
としては、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両イ
オン性活性剤を用いることができる。
【0030】アニオン性活性剤としては、脂肪酸塩、ア
ルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルジア
リールエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ナフタレン
スルホン酸フォルマリン縮合物、ポリオキシエチレンア
ルキルリン酸エステル塩、グリセロールボレイト脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレングリセロール脂肪酸エス
テル等を例示できる。
【0031】非イオン性活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
アリールエーテル、ポリオキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン、フッ素系、シリコン
系等の非イオン性活性剤が例示できる。
【0032】カチオン性活性剤としては、アルキルアミ
ン塩、第4級アンモニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、アルキルイミダゾリウム塩等を例示できる。両イオ
ン性活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミ
ンオキサイド、ホスファジルコリン等が例示できる。
【0033】染料としては、顔料の色相の調整、濃度の
付与等を目的として耐水性、耐光性に問題の無いような
形にて使用できる。染料の使用によっては、顔料の分散
の安定性を悪くすることもあるので、顔料の40重量%
以下、好ましくは25重量%以下の使用に止める必要が
ある。染料としては、分散染料、油溶染料の水不溶性染
料、直接染料、酸性染料、塩基性染料等をレーキ化によ
り不溶化したもの、反応性染料、含金属染料等が用いら
れる。これらの染料は、無機塩の除去された精製染料が
好ましい。
【0034】具体的には、C.I.ダイレクトブラック
17、19、32、51、71、108、146、15
4、166、C.I.アッドブラック2、7、24、2
6、31、52、63、112、118、C.I.ベー
シックブラック2、C.I.ダイレクトブルー6、2
2、25、71、90、106、C.I.アシッドブル
ー9、22、40、59、93、102、104、11
3、117、120、167、229、234、C.
I.ベイシックブルー1、3、5、7、9、24、2
5、26、28、29、C.I.ダイレクトレッド1、
4、17、28、83、C.I.アシッドレッド1、
6、32、37、51、52、80、85、87、9
2、94、115、180、256、315、317.
C.I.ベイシックレッド1、2、9、12、13、1
4、37、C.I.ダイレクトエロー12、24、2
6、98、C.I.アシッドエロー11、17、23、
25、29、42、61、71、C.I.ベーシックエ
ロー11、28.C.I.ダイレクトオレンジ34、3
9、44、46、60、C.I.ダイレクトバイオレッ
ト47、48、C.I.ダイレクトブラウン109、
C.I.ダイレクトグリーン59、C.I.アシッドオ
レンジ7、19、C.I.アシッドバイオレット49、
C.I.ベーシックバイオレット7、14、27等を例
示できる。その他の添加剤として、尿素、ジメチル尿素
等を加えることもできる。
【0035】記録液の製造については、処理顔料、分散
剤、水ないし水性樹脂、水性溶剤等を混合し、サンドミ
ル、ホモジナイザー、ボールミル、ペイントシェーカ
ー、超音波分散機等にて分散する。あるいは、二本ロー
ルミルにてあらかじめ良く混練したのち、上記サンドミ
ル等にてさらに分散し、適宜水にて希釈、他の添加剤を
混合して記録液を製造する。混合攪拌は、通常の羽根を
用いた攪拌機による攪拌のほか、高速の分散機、乳化機
等により行うことができる。
【0036】混合された記録液は、希釈の前あるいは、
後に孔径3μm以下のフィルターにて十分濾過する。好
ましくは、1.0μm以下のフィルターにて、さらに好
ましくは0.45μm以下のフィルターにて濾過するこ
とが好ましい。フィルターの濾過に先立って、遠心分離
によって、大きな粒径のものを除くこともでき、これに
よってフィルターによる濾過における目詰まりを少なく
し、フィルターの使用期間が長くなる。
【0037】記録液は、記録装置の方式にもよるが、粘
度0.8〜15mPa・s(25℃)の液体として調整
することが望ましい。表面張力は、25〜60dyn/
cmが好ましく、pHは、特に制約されないが4〜12
の範囲であり、7〜9の弱アルカリ性が好ましい。本発
明により製造される記録液は、水性でありながら耐水性
が著しく良好であるのでインクジェット用記録液として
好適に用いられ、オフィスにおける書類の作成、記号、
ダンボールのマーキング、ナンバリング、バーコード等
の記録物の分野にて利用することができる。
【0038】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を説明する。例
中部とあるは、重量部を示す。 [実施例1]粗製銅フタロシアニン(東洋インキ製 銅
フタロシアニン):250部、塩化ナトリウム:250
0部、テルペンフェノール樹脂(ヤスハラケミカル製
マイティエースG125 平均分子量約600):10
0部、およびジエチレングリコール200部(東京化成
製)をステンレス1ガロンニーダー(井上製作所製)に
仕込み、3時間混練した。つぎにこの混合物を2.5リ
ットルの温水に投入し、約80℃まで加熱、攪拌した。
約1時間撹拌してスラリー状とした後、濾過、水洗を5
回くりかえして塩化ナトリウムおよび溶剤を除き、固形
分50%の水ウエットケーキ顔料(処理顔料)を得た。
サンドミルに下記の原料を入れ3時間分散し、インクジ
ェット用濃縮記録液を作製した。
【0039】 濃縮記録液の作成方法 青顔料(処理顔料 固形分50%品) 30.0部 アクリル樹脂(ジョンソンポリマー製 ジョンクリル61J 固形分31.0%) 9.0部 ジメチルアミノエタノール 0.1部 分散剤(花王製 エマルゲン420) 1.0部 精製水 53.9部 グリセリン 6.0部 分散後、下記のものと混合した。混合後、1μmのメン
ブランフィルターにて濾過、続いて0.45μmのメン
ブランフィルターにて濾過し、記録液を製造した。 記録液の作成方法 濃縮記録液 13.5部 分散剤(花王製 エマルゲン420) 0.2部 アクリル樹脂(日本ポリマー製 W−215) 1.0部 エチレングリコール 10.0部 ソジウムオマジン(オーリン製) 0.15部 エチレンジアミンテトラアセティックアシドナトリウム塩 0.02部 精製水 75.13部
【0040】記録液を得るときの濾過性を評価し、得ら
れた記録液について下記のようにして粘度、平均粒径を
評価し、さらに該記録液を用いた時の噴射特性、印字状
態、記録物の透明性および記録物の耐水性等を評価し
た。結果を表1に示す。
【0041】[濾過性]一定時間内に直径90mmの1
μmおよび0.45μmのメンブランフィルターにて濾
過できた量。 [粘度]B型粘度計を用いて25℃にて測定した。 [平均粒径]レーザー回折方式の粒度分布計(島津製作
所社製「SALD−1100」)で測定した。 [印字状態]この記録液をエプソン社製HG5130の
カートリッジに入れて普通紙(ゼロックス製 K)に記
録を行った。記録物の印字状態(鮮明性)を目視評価と
カラーマシン機(日本電色製Σ80:マンセルのC値で
表示)の両方で評価した。
【0042】[噴射特性]連続印字中のノズルの噴射状
態を印字物によって評価した。 良:所定位置に正確に連続印字できている。 不良:連続印字したにも関わらず、途中に欠損を生じた
り、所定位置に印字されていない。 [耐水性]普通紙(ゼロックス製 K)に記録した場合
において、記録面に水を垂らしたり、あるいは印字した
ものを乾燥後、1分間水に浸漬した時のインキのにじみ
の有無、インキの流れだしを目視にて評価した。 [透明性]インクジェット用OHPシートに1.5ミル
のアプリケーターにてインキを展色した時の透明性を目
視にて評価した。
【0043】[実施例2]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、黄色顔料(ヘキスト製 ホスターパー
ム エロー H3G:ハンザエロー系)260部を用い
て実施例1と同様にして処理顔料を得た。その後、実施
例1と同様にしてインクジェット用記録液を得た。評価
結果を表1に示す。
【0044】[実施例3]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、赤色顔料(ヘキスト製 ホスターパー
ム ピンクE:キナクリドン系)250部を用いて実施
例1と同様にして処理顔料を得た。その後、実施例1と
同様にしてインクジェット用濃縮記録液、インクジェッ
ト用記録液を得た。評価結果を表1に示す。
【0045】〔比較例1〕実施例2、3で用いた黄顔
料、赤顔料(ソルトミリングなし)についてインクジェ
ット用記録液を作製し、濾過性を1μmフィルタにて調
査した。実施例2、3の処理顔料(ソルトミリング品)
を用いて作成したインクジェット用記録液と比較して濾
過性が著しく劣っていた。また、この記録液をエプソン
社製HG5130のカートリッジに入れて普通紙(ゼロ
ックス製 K)で記録を行った。記録物の印字状態、噴
射特性を比較した。ソルトミリングなしは共に不良であ
った。評価結果を表1に示す。
【0046】[実施例4]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、黄色顔料(BASF製 パリオトール
イエローD−1819:イソインドリノン系)250
部、テルペンフェノール樹脂(ヤスハラケミカル製 マ
イティエースG150 平均分子量約700)50部、
塩化ナトリウム2500部およびジエチレングリコール
200部(東京化成製)をステンレス1ガロンニーダー
(井上製作所製)に仕込み、3時間混練した。つぎにこ
の混合物を2.5リットルの温水に投入し、約80℃ま
で加熱、攪拌した。約1時間撹拌してスラリー状とした
後、濾過、水洗を5回くりかえして塩化ナトリウムおよ
び溶剤を除き、固形分50%のウエットケーキ顔料(処
理顔料分散体)を得た。サンドミルに下記の原料を入れ
3時間分散し、インクジェット用濃縮記録液を作製し
た。
【0047】 濃縮記録液の作成方法 黄顔料(処理顔料 固形分50%品) 30.0部 アクリル樹脂(ジョンソンポリマー製 ジョンクリル61J 固形分31.0%) 13.0部 ジメチルアミノエタノール 0.1部 分散剤(花王製 エマルゲン420) 1.0部 精製水 49.9部 グリセリン 6.0部 分散後、下記のものと混合した。混合後、1μmのメン
ブランフィルターにて濾過、続いて0.45μmのメン
ブランフィルターにて濾過し、記録液を製造した。 記録液の作成方法 濃縮記録液 13.5部 分散剤(花王製 エマルゲン420) 0.2部 アクリル樹脂(日本ポリマー製 W−215) 1.0部 エチレングリコール 10.0部 ソジウムオマジン(オーリン製) 0.15部 エチレンジアミンテトラアセティックアシドナトリウム塩 0.02部 精製水 75.13部 と同様にして処理顔料を得た。その後、実施例1と同様
にしてインクジェット用記録液を作成した。評価結果を
表1に示す。
【0048】[実施例5]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、赤色顔料(CIBA製 クロモフタル
レッドA−2B:ジアミノジアントラニル系)240部
を用いて実施例1と同様にして水性分散(処理顔料分散
体)を得た。その後、実施例1と同様にしてインクジェ
ット用記録液を作成した。評価結果を表1に示す。
【0049】[実施例6]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、青色顔料(東洋インキ製 リオノゲン
ブルー6505:インダンスレン系)200部を用いて
実施例1と同様にして水性分散(処理顔料分散体)を得
た。その後、実施例1と同様にしてインクジェット用記
録液を得た。評価結果を表1に示す。
【0050】[実施例7]実施例1の粗製銅フタロシア
ニンの代わりに、赤色顔料(CIBA製 パリオトール
レッドL3670:ペリレン系)250部を用いて実
施例1と同様にして水性分散(処理顔料分散体)を得
た。その後、実施例1と同様にしてインクジェット用記
録液を得た。評価結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明により、特殊な被記録体ではなく
種々の被記録体、例えば普通紙に対しても、水を媒体と
しながらも、テルペンフェノール樹脂をソルトミリング
の操作中に顔料表面に強固に被覆することにより、濾過
時のフィルタ及び印字時のノズルの詰まりを解消し且つ
透明性、鮮明性、耐水性の良好な記録物を与える記録液
を得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 保春 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋 インキ製造株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−339514(JP,A) 特開 平6−316676(JP,A) 特開 平7−53899(JP,A) 特開 平9−194774(JP,A) 特開 平9−217031(JP,A) 特開 平2−294365(JP,A) 特公 昭46−6719(JP,B1) 国際公開96/023032(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20 C09B 67/00 - 67/52

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機顔料を水溶性の無機塩、テルペンフ
    ェノール樹脂および水溶性の溶剤の存在下でソルトミリ
    ングした後、水溶性の無機塩および水溶性の溶剤を水洗
    除去してなる処理顔料を水性の液体中に分散してなるこ
    とを特徴とするインクジェット用記録液。
  2. 【請求項2】 処理顔料を水性樹脂を溶解または分散さ
    せた液体中に分散する請求項1記載のインクジェット用
    記録液。
  3. 【請求項3】 ソルトミリングが水溶性の溶剤に対して
    水溶性の無機塩を重量比で2〜20倍使用する請求項1
    または2記載のインクジェット用記録液。
  4. 【請求項4】 有機顔料が、キナクリドン系、フタロシ
    アニン系、アゾ系、イソインドリノン系、ジアンスラキ
    ノニルレッド系、スレン系、ペリレン系からなる群より
    選ばれる少なくとも1種である請求項1ないし3いずれ
    か記載のインクジェット用記録液。
  5. 【請求項5】 処理顔料の分散粒子径が0.02〜0.
    2μmである請求項1ないし4いずれか記載のインクジ
    ェット用記録液。
  6. 【請求項6】 処理顔料を固形分で0.1〜10重量%
    含む請求項1記載ないし5いずれか記載のインクジェッ
    ト用記録液。
  7. 【請求項7】 粘度が0.8〜15mPa・s(25
    ℃)である請求項1ないし6いずれか記載のインクジェ
    ット用記録液。
  8. 【請求項8】 有機顔料を水溶性の無機塩、テルペンフ
    ェノール樹脂および水溶性の溶剤の存在下でソルトミリ
    ングした後、水溶性の無機塩および水溶性の溶剤を水洗
    除去してなる処理顔料および水性樹脂を含む濃縮状態の
    水分散液を調製し、水および添加剤を加えて希釈し、孔
    径1μm以下のフィルターにて濾過することを特徴とす
    るインクジェット用記録液の製造方法。
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