JP3486605B2 - 無線基地局装置 - Google Patents

無線基地局装置

Info

Publication number
JP3486605B2
JP3486605B2 JP2000246926A JP2000246926A JP3486605B2 JP 3486605 B2 JP3486605 B2 JP 3486605B2 JP 2000246926 A JP2000246926 A JP 2000246926A JP 2000246926 A JP2000246926 A JP 2000246926A JP 3486605 B2 JP3486605 B2 JP 3486605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wired network
wireless
base station
station device
wireless terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000246926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002064863A (ja
Inventor
悟志 宗田
聡 相河
信也 大槻
芳孝 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000246926A priority Critical patent/JP3486605B2/ja
Publication of JP2002064863A publication Critical patent/JP2002064863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486605B2 publication Critical patent/JP3486605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な通信網に接
続された端末同士の間で無線通信回線を介して通信を行
う場合に利用される無線基地局装置及び無線端末装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータネットワークなどの
有線網にアクセスする場合には、最近では、通信回線の
接続の容易さを考慮して無線通信の利用を可能にするこ
とが望まれている。無線通信を行う場合には、無線端末
装置との間で通信が可能な無線基地局装置を用いる。ま
た、無線基地局装置には特定の有線網が接続される。無
線端末装置が有線網上の端末と通信する場合には、無線
基地局装置がそれらの間の通信回線を接続し、通信の内
容を中継する。
【0003】有線網としては、例えば公衆網,自営網
(LAN),ATM網など様々な種類のものが存在す
る。また、無線通信を行う通信システムの場合、従来よ
りそれぞれの無線基地局装置には予め定めた1種類の有
線網だけが接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信システムを
利用する場合、1つの無線基地局装置には1種類の有線
網だけが接続されているので、2種類以上の有線網のサ
ービスを無線通信で提供しようとする場合には、提供す
る有線網の数と同じ数の無線基地局装置をそれぞれ設置
する必要がある。
【0005】従って、基地局の設置コストが増大するの
は避けられない。また、種類の異なる基地局にはそれぞ
れ異なる無線通信チャネルを割り当てる必要があるた
め、より多くの無線周波数を必要とし、無線周波数の有
効利用の妨げになる。更に、無線通信を利用して2種類
以上の有線網のサービスを受けようとするユーザは、有
線網の数に応じて複数種類の無線端末装置を用意しなけ
ればならない。
【0006】本発明は、上記のような通信システムに利
用する無線基地局装置及び無線端末装置において、複数
の有線網のサービスを提供する場合の設備コストを低減
するとともに無線周波数の有効利用を可能にすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、任意の無線
端末との間で無線通信を行い、前記無線端末と有線網上
の端末との間の通信を中継する無線基地局装置であっ
て、自局を複数の有線網とそれぞれ接続する有線網イン
タフェースと、自局と前記無線端末との間のデータ送受
信に先立ち、前記有線網インタフェースに関する情報を
自局から前記無線端末に送信する手段と、前記無線端末
から自局に無線通信として入力される最初のメッセージ
から所定の申請情報を抽出し、前記申請情報として接続
先の有線網を指定する情報が含まれている場合には、前
記申請情報の内容に基づいて接続先の有線網を選択し、
接続先の有線網を指定する情報が含まれていない場合に
は自局に存在する予め定められた情報に基づいて接続先
の有線網を選択し、選択した有線網に前記無線端末の通
信回線を接続する有線網選択手段とを設けたことを特徴
とする。
【0008】請求項1においては、1つの無線基地局装
置に有線網インタフェースを介して複数の有線網がそれ
ぞれ接続されている。無線基地局装置に設けた有線網選
択手段は、無線端末から入力される最初のメッセージか
ら所定の申請情報を抽出し、それに接続先の有線網を指
定する情報が含まれている場合には、その情報の内容に
基づいて接続先の有線網を選択し、選択した有線網に前
記無線端末の通信回線を接続する。
【0009】従って、この無線基地局装置と無線通信す
る無線端末装置は、最初に送信するメッセージに含める
前記申請情報を用いて、接続先の有線網を指定しその有
線網と回線を接続することができる。このため、単一の
無線基地局装置を用いて複数の有線網のサービスを無線
端末装置に提供することができる。複数の有線網のサー
ビスを利用するために複数種類の無線端末装置を用意す
る必要もないし、無線周波数も有効に利用される。
【0010】請求項2は、請求項1の無線基地局装置に
おいて、前記有線網選択手段は、通信回線が既に有線網
と接続された前記無線端末から逐次送信されるデータの
中から接続先の有線網を指定する申請情報の有無を調
べ、申請情報を検出した場合にはその内容に従ってデー
タの送信先の有線網を逐次切り替えることを特徴とす
る。請求項2においては、各々の送信データに申請情報
を含めておくことにより、それぞれの送信データの宛先
の有線網を逐次切り替えることができる。
【0011】請求項3は、請求項2の無線基地局装置に
おいて、接続可能な複数の有線網にそれぞれ割り当てた
データ識別番号を前記無線端末に対して予め送信するデ
ータ識別番号割り当て手段を更に設けるとともに、前記
有線網選択手段は、前記無線端末から送信されるデータ
に含まれる前記データ識別番号の内容に従ってデータの
送信先の有線網を逐次切り替えることを特徴とする。
【0012】請求項3においては、複数の有線網にそれ
ぞれ割り当てたデータ識別番号がデータ識別番号割り当
て手段の制御により無線基地局装置から無線端末に通知
される。無線端末は無線基地局装置から通知されたデー
タ識別番号を用いて接続先の有線網を指定することがで
きる。請求項4は、請求項1の無線基地局装置におい
て、前記有線網選択手段が前記無線端末の無線区間の通
信に割り当てられたデータ識別番号に従ってデータの送
信先の有線網を逐次切り替えることを特徴とする。
【0013】請求項4においては、各無線端末の無線区
間の通信に割り当てられたデータ識別番号をそのまま利
用して宛先の有線網を選択することができる。請求項5
は、任意の無線基地局との間で無線通信を行い、前記無
線基地局に接続された複数の有線網のいずれかに属する
宛先端末との間で前記無線基地局を介して通信を行う無
線端末装置であって、前記宛先端末に対してデータを送
信する場合に、前記複数の有線網のうち予め定めた特定
の有線網を指定してデータを送信する有線網選択手段
と、前記宛先端末が指定した有線網に属していなかった
場合に、有線網の指定を切り替えて再びデータを送信す
る有線網切替手段とを設けたことを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) 本発明の無線基地局装置及び無線端末装置の1つの実施
の形態について図1〜図4を参照して説明する。この形
態は請求項1〜請求項3に対応する。
【0019】図1はこの形態の無線基地局装置の動作を
示すフローチャートである。図2はこの形態の無線端末
装置の動作を示すフローチャートである。図3は通信シ
ステムの構成例を示すブロック図である。図4は通信デ
ータのフレーム構成例を示す模式図である。この形態で
は、請求項1の有線網インタフェース及び有線網選択手
段は、それぞれ有線網インタフェース11及び制御部1
5に対応する。また、請求項3のデータ識別番号割り当
て手段はステップS01,S04に対応する。更に、請
求項4の有線網選択手段及び有線網切替手段は、それぞ
れステップS33及びステップS36に対応する。
【0020】この形態では、図3に示すような通信シス
テムにおいて本発明を実施する場合を想定している。図
3を参照すると、無線基地局装置10には2種類の有線
網21,22が接続されている。例えば、有線網21と
して公衆網を接続し、有線網22として自営網(LA
N)を接続してもよい。もちろん、他の有線網を更に無
線基地局装置10に接続してもよい。
【0021】無線基地局装置10は、それのサービスエ
リア内に存在する無線端末装置31,32との間で無線
回線を確立し、無線端末装置31,32と有線網21,
22上の任意の端末との間の通信回線を接続して通信を
中継する。無線基地局装置10には、有線網インタフェ
ース11,中継処理部12,無線回線インタフェース1
3,アンテナ14及び制御部15が備わっている。有線
網インタフェース11には、無線基地局装置10と有線
網21,22との間で有線通信を行うための通信回路
と、2つの有線網21,22のいずれかの通信回線を選
択するための分岐スイッチとが内蔵されている。
【0022】無線回線インタフェース13には、無線端
末装置31,32と無線基地局装置10との間で無線通
信を行うための無線通信回路が内蔵されている。中継処
理部12は、無線端末装置31,32から入力されたデ
ータを有線網21,22側に転送するとともに有線網2
1,22側から入力されたデータを無線端末装置31,
32に転送する。
【0023】制御部15は、コンピュータを内蔵した制
御装置であり、無線基地局装置10の全体の動作を制御
する。例えば、無線端末装置31,32からの回線接続
要求を検出すると、無線端末装置31,32の無線回線
を指定された宛先の通信回線と接続するように制御す
る。
【0024】この例では、制御部15の制御により無線
基地局装置10は図1に示すように動作する。また、各
無線端末装置31,32は図2に示すように動作する。
まず、図1を参照して無線基地局装置10の動作を説明
する。無線基地局装置10は、起動するとステップS0
1から始まる処理を実行する。ステップS01では、無
線基地局装置10に接続された複数の有線網21,22
のそれぞれに互いに異なる番号(識別番号)を割り当て
る。
【0025】いずれかの無線端末装置(31,32)が
サービスエリア内に入り、通信可能な状態になると無線
基地局装置10が無線端末装置を検出するので、無線基
地局装置10の動作はステップS02からS03に進
む。また、検出された無線端末装置に対して有線網2
1,22の番号をまだ通知していない場合には、ステッ
プS03からS04に進み、無線基地局装置10は無線
端末装置に対して有線網21,22の番号を通知する。
【0026】従って、各無線端末装置31,32は無線
基地局装置10から通知された番号を用いて接続先の有
線網21,22を指定することができる。無線基地局装
置10は、ステップS11から始まる処理を繰り返し実
行する。ステップS11では、無線端末装置(31,3
2)から最初のメッセージが入力されるのを待つ。
【0027】無線端末装置31,32が通信回線の確立
のために送信する最初のメッセージには、データ送信先
の端末が属する有線網(21,22)を指定するための
申請情報が含まれている。そこで、ステップS12では
入力された最初のメッセージから申請情報を抽出する。
ステップS13では接続先有線網の指定の有無を調べ、
指定かある場合にはステップS14に進み、指定がなけ
ればステップS15に進む。
【0028】ステップS14では、申請情報によって指
定された特定の有線網(21又は22)を接続先として
選択する。また、ステップS15では予め定めた特定の
有線網(この例では21)を接続先として選択する。無
線端末装置31,32から無線基地局装置10に入力さ
れるメッセージなどの送信データには、図4(a)に示
すように、送信先の端末を特定するための宛先アドレス
や送信元の端末を特定するための送信元アドレスが含ま
れている。
【0029】ステップS16では、ステップS14又は
S15で選択した有線網に宛先端末が存在するか否かを
調べる。例えば、有線網21を選択した場合には、有線
網21に対して宛先アドレスとともに問い合わせの信号
を送信し、宛先アドレスの端末が有線網21に存在する
か否かを調べる。もちろん、有線網21,22上に存在
する全ての端末のアドレス情報をデータベースとして無
線基地局装置10上に保持しておけば、有線網21,2
2に問い合わせを行うことなく無線基地局装置10自身
で判断することもできる。
【0030】このようなデータベースについては、人が
作成することもできるし、無線基地局装置10が有線網
21,22に問い合わせた結果をデータベースの内容に
自動的に反映(追加や修正)することもできる。ステッ
プS14又はS15で選択した有線網に宛先端末が存在
する場合には、ステップS16からS17に進み、存在
しない場合にはステップS16からS18に進む。
【0031】ステップS17では、ステップS14又は
S15で選択した有線網とメッセージやデータを送信し
た無線端末装置(31又は32)との間で通信回線を確
立する。ステップS18では、接続の失敗を無線端末装
置(31又は32)に対して通知する。ステップS19
では、無線端末装置(31又は32)と有線網(21又
は22)上の端末との間の通信を中継する。
【0032】無線端末装置(31又は32)が送信する
データには、図4(a)に示すように宛先有線網番号
(0又は1)を含めることができる。この宛先有線網番
号は、最初のメッセージで送信する申請情報と同等のも
のであり、データ送信先の端末が含まれる有線網(21
又は22)を指定するための情報である。つまり、無線
端末装置31,32は送信するデータ毎に宛先アドレス
と宛先有線網番号とを指定することができる。
【0033】従って、無線基地局装置10は無線端末装
置(31又は32)から送信されるデータのそれぞれに
ついて、図4(a)の宛先有線網番号が指定されている
か否かをステップS20で調べる。宛先有線網番号が指
定されたデータを検出した場合には、無線基地局装置1
0の処理はステップS20からS14に戻る。従って、
通信回線の接続先をデータ毎に指定された有線網(2
1,22)に切り替えることができる。例えば、2つの
有線網21,22に対して、フレーム毎あるいはパケッ
ト毎に交互にデータを送信することもできる。
【0034】無線基地局装置10は、通信の終了を検出
するとステップS21からS22に進み、通信回線を切
断する。次に、図2を参照して無線端末装置31の動作
について説明する。なお、無線端末装置32の動作も同
様である。送信すべきデータが無線端末装置31に発生
すると、ステップS31からS32の処理に進む。ステ
ップS32では、送信するデータの宛先アドレスと無線
端末装置31との間で通信回線が既に確立されているか
否かを識別する。通信回線がまだ確立されていない場合
にはステップS32からS33に進み、通信回線が既に
確立されている場合にはステップS34に進む。
【0035】ステップS33では、宛先の端末との間で
通信回線を確立するために、最初のメッセージを無線基
地局装置10に対して送信する。このメッセージには、
予め定めた特定の有線網21を指定する申請情報を含め
る。すなわち、有線網21を宛先の端末が属する有線網
として指定する。
【0036】ステップS34では、有線網の変更指示を
含まないデータを送信する。この場合には、現在接続し
ている特定の有線網(21又は22)に送信データの宛
先の端末が存在するか否かは不明であるが、既に確立さ
れた通信回線をそのまま利用してデータを送信する。ス
テップS35では、ステップS33又はS34のデータ
が正しく送信されたか否かを識別する。
【0037】例えば、無線端末装置31の送信したデー
タに含まれる宛先アドレス(図4参照)の端末が送信先
の特定の有線網(21又は22)に含まれている場合に
は送信に成功するが、送信先の有線網の指定が間違って
いた場合には送信に失敗する。送信に失敗すると、図1
のステップS18により無線基地局装置10から無線端
末装置31に失敗が通知される。
【0038】無線端末装置31が送信に成功した場合に
は、図2のステップS35からS31に戻るのでそのま
ま送信動作が継続される。また、送信に失敗した場合に
はステップS35からS36に進む。ステップS36で
は、現在の選択とは異なる有線網(21又は22)を指
定する変更指示を含むデータを再送信する。
【0039】例えば、有線網22に含まれる端末に送信
すべきデータを、有線網21を選択した状態で無線端末
装置31から送信した場合には、無線基地局装置10か
ら送信の失敗が通知されるので、無線端末装置31はス
テップS36で送信先を有線網22に切り替えるための
変更指示とともにデータを再送信する。この再送信によ
り、目的の宛先端末にデータを届けることができる。
【0040】以上のように、無線端末装置31からの指
示で接続先として複数の有線網21,22のいずれかを
選択することができるので、単一の無線基地局装置10
に複数種類の有線網21,22を接続することができ、
複数種類の有線網21,22のサービスを単一の無線基
地局装置10を介して無線端末装置31,32に提供す
ることができる。
【0041】 (第2の実施の形態) 本発明の無線端末装置のもう1つの実施の形態について
図5を参照して説明する。図5はこの形態の無線端末装
置の動作を示すフローチャートである。この形態は第1
の実施の形態の変形例である。また、通信システム全体
の構成及び無線基地局装置10の動作については第1の
実施の形態と同じものを想定している。
【0042】 図5に示す有線網テーブル100は、各
々の無線端末装置の記憶装置上に予め形成されている。
図5に示すように、有線網テーブル100には無線基地
局装置10と接続された有線網21又は有線網22に存
在する全ての端末のアドレス(宛先アドレス)と、それ
が属している有線網(21又は22)の番号とを互いに
関連付けて記憶してある。
【0043】図5において、無線端末装置31はステッ
プS42で有線網テーブル100の内容を参照し、送信
データの宛先アドレスからそのアドレスの端末が属して
いる有線網(21又は22)の番号を特定する。例え
ば、図5の例では送信データの宛先アドレスが「YY
Y」の場合には番号が「1」の有線網を選択すればよ
い。また、宛先アドレスが「ZZZ」の場合には番号が
「0」の有線網を選択すればよい。
【0044】ステップS43では、ステップS42で特
定した有線網(21又は22)を送信先として指定する
ために、その番号を図4の宛先有線網番号として含むデ
ータを送信する。図5の例では、無線端末装置31はデ
ータの送信先の端末が属している特定の有線網をデータ
を送信する前に把握することができる。従って、宛先の
端末が属していない有線網に向けてデータが送信される
のを防止することができ、無駄なトラヒックの発生を減
らすことができる。
【0045】(第3の実施の形態)本発明の無線端末装
置のもう1つの実施の形態について図6を参照して説明
する。この形態は請求項4に対応する。図6はこの形態
の無線基地局装置の動作を示すフローチャートである。
この形態は第1の実施の形態の変形例である。図6にお
いて、図1と同一の処理は同一のステップ番号を付けて
示してある。また、この形態で想定している通信システ
ムの構成は図3と同じである。第1の実施の形態と異な
る部分のみについて以下に説明する。
【0046】それぞれの無線端末装置(31,32)が
有線網(21,22)との間で通信回線を確立すると、
無線端末装置には無線区間の通信に対してデータ識別番
号が割り当てられる。例えば1つの無線端末装置31が
2種類の有線網21,22との間でそれぞれ通信回線を
確立した場合には、無線端末装置31には2つのデータ
識別番号が割り当てられる。
【0047】そこで、この形態では、通信回線を確立し
た後で無線端末装置31がデータを送信する場合には、
宛先の有線網(21,22)を指定するために、割り当
てられたデータ識別番号をそのまま使用する。図4
(b)に示す例では、送信データのフレームに無線区間
のデータ識別番号が含まれている。
【0048】ここでは、無線端末装置31と有線網21
との間で通信回線を確立する際に割り当てられた番号が
(0)であり、無線端末装置31と有線網22との間で
通信回線を確立する際に割り当てられた番号が(1)で
あった場合を想定する。この場合、無線端末装置31が
有線網21に含まれる宛先端末に対してデータを送信す
る場合には、データ識別番号(0)を含むフレームを送
信する。また、無線端末装置31が有線網22に含まれ
る宛先端末に対してデータを送信する場合には、データ
識別番号(1)を含むフレームを送信する。
【0049】無線基地局装置10においては、通信回線
を確立する際に、割り当てた無線区間のデータ識別番号
と各有線網(21,22)との対応関係を把握している
ので、通信回線を確立した後は、無線区間のデータ識別
番号を利用して宛先の有線網(21,22)を区別する
ことができる。すなわち、無線基地局装置10は図6に
示す処理を行う。図6において、ステップS23では図
4(b)に示す無線区間のデータ識別番号を参照して、
宛先の有線網(21,22)を識別する。そして、ステ
ップS19BではS23で識別した宛先の有線網(2
1,22)に対してデータを送出する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では1つの
無線基地局装置を用いるだけで、複数の有線網のサービ
スを無線端末装置に提供することが可能になる。従っ
て、無線基地局装置の設置コストを低減することがで
き、無線周波数の有効利用も可能になる。更に、単一の
無線端末装置を用意するだけで、複数種類の有線網のサ
ービスを受けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の無線基地局装置の動作を示
すフローチャートである。
【図2】第1の実施の形態の無線端末装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】通信システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】通信データのフレーム構成例を示す模式図であ
る。
【図5】第2の実施の形態の無線端末装置の動作を示す
フローチャートである。
【図6】第3の実施の形態の無線基地局装置の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 無線基地局装置 11 有線網インタフェース 12 中継処理部 13 無線回線インタフェース 14 アンテナ 15 制御部 21,22 有線網 31,32 無線端末装置 100 有線網テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 芳孝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−215539(JP,A) 特開 平10−262284(JP,A) 特開2000−13823(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の無線端末との間で無線通信を行
    い、前記無線端末と有線網上の端末との間の通信を中継
    する無線基地局装置であって、 自局を複数の有線網とそれぞれ接続する有線網インタフ
    ェースと、自局と前記無線端末との間のデータ送受信に先立ち、前
    記有線網インタフェースに関する情報を自局から前記無
    線端末に送信する手段と、 前記無線端末から自局に無線通信として入力される最初
    のメッセージから所定の申請情報を抽出し、前記申請情
    報として接続先の有線網を指定する情報が含まれている
    場合には、前記申請情報の内容に基づいて接続先の有線
    網を選択し、接続先の有線網を指定する情報が含まれて
    いない場合には自局に存在する予め定められた情報に基
    づいて接続先の有線網を選択し、選択した有線網に前記
    無線端末の通信回線を接続する有線網選択手段とを設け
    たことを特徴とする無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の無線基地局装置において、前
    記有線網選択手段は、通信回線が既に有線網と接続され
    た前記無線端末から逐次送信されるデータの中から接続
    先の有線網を指定する申請情報の有無を調べ、申請情報
    を検出した場合にはその内容に従ってデータの送信先の
    有線網を逐次切り替えることを特徴とする無線基地局装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2の無線基地局装置において、接
    続可能な複数の有線網にそれぞれ割り当てたデータ識別
    番号を前記無線端末に対して予め送信するデータ識別番
    号割り当て手段を更に設けるとともに、 前記有線網選択手段は、前記無線端末から送信されるデ
    ータに含まれる前記データ識別番号の内容に従ってデー
    タの送信先の有線網を逐次切り替えることを特徴とする
    無線基地局装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の無線基地局装置において、前
    記有線網選択手段は、前記無線端末の無線区間の通信に
    割り当てられたデータ識別番号に従ってデータの送信先
    の有線網を逐次切り替えることを特徴とする無線基地局
    装置。
JP2000246926A 2000-08-16 2000-08-16 無線基地局装置 Expired - Fee Related JP3486605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246926A JP3486605B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 無線基地局装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246926A JP3486605B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 無線基地局装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002064863A JP2002064863A (ja) 2002-02-28
JP3486605B2 true JP3486605B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=18737123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000246926A Expired - Fee Related JP3486605B2 (ja) 2000-08-16 2000-08-16 無線基地局装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3486605B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7236784B2 (en) * 2004-03-23 2007-06-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method of and system for selecting a PLMN for network sharing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002064863A (ja) 2002-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6163532A (en) Packet data transferring method for mobile radio data communication system
US20010014614A1 (en) Method of controlling call routing and a communication terminal
JPH05505717A (ja) 通信システムにおいてサービス・アクセス情報を提供する方法
EP0640264B1 (en) Method and apparatus for performing hand-off and inbound calling in a wireless communication system
JPH07307965A (ja) 無線呼出方式
JP3486605B2 (ja) 無線基地局装置
JP3011357B2 (ja) 移動通信における同報通信システム
JP2001148878A (ja) ページングシステム及びページング方法
JP2985683B2 (ja) 無線中継装置
JP3037261B2 (ja) 携帯電話通信切替方式
JP3254601B2 (ja) 着信接続先登録方法およびシステム
JP2002232934A (ja) 移動体パケット通信システム
JP3538178B2 (ja) 移動局登録方法、移動通信システム、移動局及び通信ネットワーク
JP2982717B2 (ja) 無線情報通信システム
JP2002300653A (ja) 携帯電話システムと異事業者間の無線通信網切替え方法
JP3192818B2 (ja) 無線電話システム
JP3114555B2 (ja) 簡易型携帯電話用分散通信処理システム
JPH11507199A (ja) 遠隔通信システム及びコードレスアクセスサブシステム
JP3107472B2 (ja) コードレス端末の位置通知方式
JP3256495B2 (ja) 広域ハイブリッドipパケット通信システム及び構成管理装置
JP2980069B2 (ja) 無線パケット伝送システム
JP2989736B2 (ja) 無線選択呼出方式
JPH1051374A (ja) 無線中継装置およびその無線チャネル中継方式
KR100500959B1 (ko) 개인 무선전화 기지국 및 그의 통화 처리 방법
JP2978917B1 (ja) 構内交換機に収容されるphs端末への内線番号案内通知方式及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees