JP3486321B2 - 非円形歯車駆動装置 - Google Patents

非円形歯車駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非円形歯車駆動装
置に関し、シートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送する給
紙部の駆動に適している。
【0002】
【従来の技術】図3は枚葉印刷機を示す側面図、図4は
図3の枚葉印刷機の給紙部における部分拡大図である。
枚葉印刷機は、給紙部1の給紙テーブル2に印刷される
前のシート3が積載され、最上部より1枚ずつセパレー
タ4によってフィーダボード部5の近傍の第1フィード
ローラ6上へ供給される。セパレータ4からの供給と同
期して上下動するくわえローラ7が下降してシート3を
第1フィードローラ6に押し付け、このローラ6の周速
度でフィーダボード5部上へシート3を送り出す。送り
出されたシート3は、図4に示すように、フィーダボー
ド部5のフィーダベルト8によって搬送され、フィーダ
ボード部5の先端に位置する前当て9に当たって流れ方
向の位置決めがなされ、図示しない横針に当たって幅方
向の位置決めがなされる。
【0003】その後、シート3は、図5に示すスイング
グリッパ12でくわえられ、図3に示す受け渡し胴13
を経由して印刷部15に送られて印刷される。このと
き、スインググリッパ12以降印刷過程では、シート3
を確実に爪でくわえることによって高い精度で搬送され
る。即ち、スインググリッパ12の爪でくわえられたシ
ート3は、受け渡し胴13の爪にくわえ替えられ、次い
で圧胴17aの爪に受け渡され、同様にして順次シート
3は、確実に搬送されながらそれぞれの圧胴17a〜1
7d上で各印刷装置10a〜10dからインキを転移さ
れる。印刷されたシート3は排紙部18へ送られる。
【0004】ところが給紙部1のフィーダボード部5上
においては、シート3はフィーダベルト8との摩擦力に
よって搬送される。従って、確実性に欠け、不揃いが起
こり易いので、フィーダベルト8の駆動速度を変速さ
せ、シート3の先端が前当て9に当たる時、速度を低く
して不揃いを起こし難くし、他の箇所では速度を上げて
平均速度は同じでも見当精度が高くなるようにしてい
る。上記変速運転を行うために、従来は、図6に示すよ
うに、駆動源20からの駆動力を入力軸21に伝達し、
この入力軸21に固設した入力側の楕円歯車22から、
該楕円歯車22に噛み合う出力側の楕円歯車23を駆動
していた。この楕円歯車23の回転中心には出力軸24
が固設されており、この出力軸24に固設した円形歯車
25を経由して第1フィードローラ6の軸端に固設した
円形歯車26及び第2フィードローラ16の軸端に固設
した円形歯車27を駆動することにより、第1フィード
ローラ6及び第2フィードローラ16を駆動している。
第2フィードローラ16はプーリ11a,11b等に巻
掛けられたフィーダベルト8を駆動している。出力側の
楕円歯車23と入力側の楕円歯車22との回転角速比及
び出力側の楕円歯車23の角加速度は図7に示すように
変動し、この変動に伴って第1フィードローラ6及び第
2フィードローラ16の速度が最低速度比V1 となる近
辺でシート3の先端が前当て9に当たるようにしてい
る。これにより、揃いは改善されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の楕
円歯車駆動装置では、第1フィードローラ6及び第2フ
ィードローラ16の加速度の変動幅A1 が大きく、大き
なトルク変動が発生するので、連結されている部品の破
損が早くなるのみならず、大きな振動が発生するので、
精度上の安定性が低下する。また、速度を変動させて改
善はされているが、シート3の速度が一定となる時が無
いため、くわえローラ7が第1フィードローラ6を押さ
えてシート3をくわえ始める時や、シート3が前当て9
に当たる時のタイミングが少しでもずれると、その当た
る速度が変わり、シート3の揃え精度に悪い影響を及ぼ
すという欠点があった。
【0006】本発明は、上記従来の欠点に鑑みなされた
ものであって、その目的とするところは、加速度の変動
が小さく、大きなトルク変動が発生せず、連結されてい
る部品が破損し難く、大きな振動が発生せず、精度上の
安定性を確保し、シートの揃え精度が良い非円形歯車駆
動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はシートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送す
る給紙部に、前記シートを搬送するフィーダベルトと、
前記フィーダベルトを駆動させるフィードローラと、前
記フィードローラを駆動させる駆動装置と、該フィーダ
ベルトの搬送終端で前記シートの前端を揃える前当てが
設けられ、前記フィードローラを駆動させる駆動装置に
は、前記フィーダベルト及びフィードローラの速度を変
化させるために互いに噛み合う1組の非円形歯車が設け
られ、該非円形歯車の歯車の形状が、前記シートが前
記前当てに当たるときに、前記フィーダベルト及びフィ
ードローラの速度を一定期間最低速度に維持するため
に、ピッチ円半径が一定に形成された部分と、前記フィ
ーダベルト及びフィードローラの速度を加速または減速
させている期間に、前記非円形歯車の回転伝動時の角速
度の変化がいわゆる変形台形曲線となるようにピッチ円
半径の変化量が設定されて形成された部分とを備えてい
ことを特徴とする非円形歯車駆動装置と、シートを枚
葉印刷機の印刷装置へ搬送する給紙部に、前記シートを
供給するセパレータと、前記シートを搬送するフィーダ
ベルトと、前記フィーダベルトを駆動させるフィードロ
ーラと、前記フィードローラを駆動させる駆動装置と、
該セパレータ前記シートを供給するタイミングに合せ
て移動し、前記フィードローラとの間で前記シートを
わえて前記シートを給送するくわえローラが設けられ、
前記フィードローラを駆動させる駆動装置には、前記フ
ィーダベルト及びフィードローラの速度を変化させるた
めに互いに噛み合う1組の非円形歯車が設けられ、該非
円形歯車の歯車の形状が、前記シートを前記フィード
ローラと前記くわえローラがくわえるときに、前記フィ
ーダベルト及びフィードローラの速度を一定期間一定速
度に維持するために、ピッチ円半径が一定に形成された
部分と、前記フィーダベルト及びフィードローラの速度
を加速または減速させている期間に、前記非円形歯車の
回転伝動時の角速度の変化がいわゆる変形台形曲線とな
るようにピッチ円半径の変化量が設定されて形成された
部分とを備えていることを特徴とする非円形歯車駆動装
置とを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る非円形
歯車駆動装置について、図面を参照しながら詳細に説明
する。図1は本発明の実施の形態に係る非円形歯車駆動
装置を適用した枚葉印刷機の給紙部の駆動に使用する1
組の非円形歯車の噛み合い状態を示す側面図、図2は横
軸に回転角度θをとって図1の非円形歯車による駆動に
基づく角速比及び角加速度の変化を示したグラフであ
る。図6に示した従来の1組の楕円歯車22,23に代
えて、図1に示す1組の非円形歯車32,33を使用す
る以外は、従来と同じなので、従来と同一の部分には同
一の符号を使用してそれらの重複説明を省略する。
【0009】この非円形歯車駆動装置は、互いに噛み合
う1組の非円形歯車として、入力側非円形歯車32と出
力側非円形歯車33とを備えている。まず、入力側非円
形歯車32の周辺部輪郭を表すピッチ曲線P1 について
説明すると、入力側非円形歯車32が図1において時計
方向に回転するものとし、図1に示す噛み合い状態の時
からスタートするとすれば、軸心O1 からピッチ点Pま
での距離r1 は、図2に示す回転角度0からθ1 まで回
転する間では一定である。同様に、図2に示すθ1 から
θ2 までの間では最小のr2 へ減少し、θ2 からθ3
での間では最小で一定のr2 であり、θ3 からθ4 まで
の間ではr4 へ増大し、θ4 からθ5 までの間では更に
最大のr5 へ増大し、θ5 から2πまでの間で再度r1
へ減少する。
【0010】両歯車の軸心O1 とO2 との距離は一定で
あるから、出力側非円形歯車33の周辺部輪郭を表すピ
ッチ曲線P2 におけるピッチ点Pと軸心O2 との距離
は、図2に示す回転角度0からθ1 までの間では距離R
1 が一定である。同様に図2に示すθ1 からθ2 までの
間では距離が最大のR2 へ増大し、同様にθ2 からθ3
までの間では最大で一定のR2 であり、θ3 からθ4
での間ではR4 へ減少し、θ4 からθ5 までの間では最
小のR5 へ減少し、θ5 から2πまでの間で再度R1
増大する。
【0011】そして、出力側非円形歯車33は、入力側
非円形歯車32が定速度で回転する時、0からθ1 まで
の間では低速にて等速度回転し、θ1 からθ2 までの間
では減速され、θ2 からθ3 までの間では最低角速比V
2 にて等速度回転し、θ3 からθ5 までの間では増速さ
れて最大回転速度に達し、θ5 から2πまでの間で再度
減速され、図2に示す角速比の基礎運動曲線に従って回
転する。これにより、第1フィードローラ6及び第2フ
ィードローラ16は、円形歯車25と円形歯車26,2
7とによって減速されて、同様の基礎運動曲線に従って
回転する
【0012】かかる非円形歯車駆動装置は、図3に示し
た枚葉印刷機の給紙部1の駆動において、くわえローラ
7が第1フィードローラ6を押さえる動作(即ち、シー
ト3がくわえられる動作)が行われる領域に上記回転角
度0からθ1 までの間を対応させて、セパレータ4から
供給されるシート3のタイミングをとりながらくわえロ
ーラ7でくわえて給送する低速度を一定期間保持する速
度一定(加速度零)のタイミング領域が設けられてい
る。
【0013】また、シート3が前当て9に当たる近辺で
は、最低速度とし、且つその最低速度を一定期間保持す
る領域として上記回転角度θ2からθ3までの領域が設
けられている。即ち、シート3がくわえローラ7と第1
フィードローラ6とによってくわえられる動作を与える
時と、前当て9に当たる動作を与える時には、角加速度
が零となる。しかも、角加速度の最大値は従来よりも小
さい。このために、本発明に係る非円形歯車駆動装置で
は、非円形歯車32,33の歯車部の形状が、シート3
が前当て9に当たるときに、フィーダベルト8及びフィ
ードローラ6の速度を一定期間最低速度に維持するため
に、ピッチ円半径が一定に形成された部分と、フィーダ
ベルト8及びフィードローラ6の速度を加速または減速
させている期間に、非円形歯車32,33の回転伝動時
の角速度の変化がいわゆる変形台形曲線となるようにピ
ッチ円半径の変化量が設定されて形成された部分とを備
えている
【0014】本発明の上記実施の形態に係る非円形歯車
駆動装置によれば、次のような作用効果が得られる。
シート3がくわえローラ7と第1フィードローラ6との
間にくわえられる時は、速度一定(加速度零)であるか
ら、セパレータ4からのシート3供給と、くわえローラ
7が下がり、第1フィードローラ6との間でシート3を
くわえるタイミングが多少変動しても、シート3をくわ
える瞬間のシート3の送り変動が少なく、精度が安定す
る。シート3が前当て9に当たる時は、フィーダベル
ト8の速度が最低速度であって、しかも、加速度が零と
なるように一定速度領域を設けたので、シート3が前当
て9に当たるタイミングが多少変化しても、当たる速度
は変化せず、シート3の先端を揃える精度が安定する。
また、全体的に加速度の変化を少なくしたことによ
り、図2に示す全体の加速度変化幅A2 は従来の図7に
示した加速度変化幅A1 に比べて小さくすることができ
る。このことは全体の振動も小さくなることを示す。
これにより、駆動系の連結部品はがたつき難く、強度寿
命が伸びるとともに、精度寿命も伸びる。また、機械全
体の振動・騒音も少なくなるので、オペレータに対し、
不快感を軽減できる。枚葉印刷機の給紙部1の駆動に
適用して、同一人が10分間調整運転した場合に、2回
通しの見当精度が平均値で従来の1/5になることが確
認された。
【0015】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例
えば、枚葉印刷機における給紙部以外の駆動にも広く適
用することができ、最低角速比V2 を楕円歯車の場合の
最低角速比V1 と等しくなるように設定してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、駆動歯車に小さくとも1組の
非円形歯車を使用し、前記フィーダベルト及びフィード
ローラの速度を加速または減速させている期間に、前記
非円形歯車の回転伝動時の角速度の変化がいわゆる変形
台形曲線となるようにピッチ円半径の変化量が設定され
て形成された部分と、を備えたことにより、加速度の変
動が小さく、大きなトルク変動が発生せず、連結されて
いる部品が破損し難く、大きな振動が発生せず、精度上
の安定性を保持することができるという効果を奏する。
シートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送する給紙部に、前
記シートを搬送するフィーダベルトと、前記フィーダベ
ルトを駆動させるフィードローラと、前記フィードロー
ラを駆動させる駆動装置と、該フィーダベルトの搬送終
端で前記シートの前端を揃える前当てが設けられ、前記
フィードローラを駆動させる駆動装置には、前記フィー
ダベルト及びフィードローラの速度を変化させるために
互いに噛み合う1組の非円形歯車が設けられ、該非円形
歯車の歯車の形状が、前記シートが前記前当てに当た
るときに、前記フィーダベルト及びフィードローラの速
度を一定期間最低速度に維持するために、ピッチ円半径
が一定に形成された部分と、前記フィーダベルト及びフ
ィードローラの速度を加速または減速させている期間
に、前記非円形歯車の回転伝動時の角速度の変化がいわ
ゆる変形台形曲線となるようにピッチ円半径の変化量が
設定されて形成された部分とを備えたことにより、シー
トが前当てに当たるタイミングが多少変化しても、当た
る速度は変化せず、シートの先端を揃える精度が安定す
る。また、シートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送する給
紙部に、前記シートを供給するセパレータと、前記シー
トを搬送するフィーダベルトと、前記フィーダベルトを
駆動させるフィードローラと、前記フィードローラを駆
動させる駆動装置と、該セパレータ前記シートを供給
するタイミングに合せて移動し、前記フィードローラ
の間で前記シートをくわえて前記シートを給送するくわ
えローラが設けられ、前記フィードローラを駆動させる
駆動装置には、前記フィーダベルト及びフィードローラ
の速度を変化させるために互いに噛み合う1組の非円形
歯車が設けられ、該非円形歯車の歯車の形状が、前記
シートを前記フィードローラと前記くわえローラがくわ
えるとき に、前記フィーダベルト及びフィードローラの
速度を一定期間一定速度に維持するために、ピッチ円半
径が一定に形成された部分と、前記フィーダベルト及び
フィードローラの速度を加速または減速させている期間
に、前記非円形歯車の回転伝動時の角速度の変化がいわ
ゆる変形台形曲線となるようにピッチ円半径の変化量が
設定されて形成された部分とを備えたことによって、シ
ートをくわえるタイミングが多少変動しても、シートを
くわえる瞬間のシートの送り変動が小さく、シートの送
り精度が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る非円形歯車駆動装置
を適用した枚葉印刷機の給紙部の駆動に使用する1組の
非円形歯車の噛み合い状態を示す側面図である。
【図2】図1の非円形歯車による駆動に基づく角速比及
び角加速度を示したグラフである。
【図3】枚葉印刷機を示す側面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】枚葉印刷機の前当て及びスインググリッパの側
面図である。
【図6】従来の枚葉印刷機の給紙部における駆動機構の
説明用側面図である。
【図7】従来の非円形歯車駆動装置における楕円歯車に
よる駆動に基づく角速比及び角加速度を示したグラフで
ある。
【符号の説明】
1 給紙部 2 給紙テーブル 3 シート 4 セパレータ 5 フィーダボード部 6 第1フィードローラ 7 くわえローラ 8 フィーダベルト 9 前当て 10a〜10d 印刷装置 12 スインググリッパ 13 受け渡し胴 15 印刷部 16 第2フィードローラ 17 圧胴 20 駆動源 21 入力軸 24 出力軸 32 入力側非円形歯車 33 出力側非円形歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 21/00 - 21/14 B41F 33/06 F16H 55/17

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送す
    る給紙部に、前記シートを搬送するフィーダベルトと、
    前記フィーダベルトを駆動させるフィードローラと、前
    記フィードローラを駆動させる駆動装置と、該フィーダ
    ベルトの搬送終端で前記シートの前端を揃える前当てが
    設けられ、前記フィードローラを駆動させる駆動装置に
    は、前記フィーダベルト及びフィードローラの速度を変
    化させるために互いに噛み合う1組の非円形歯車が設け
    られ、 該非円形歯車の歯車の形状が、前記シートが前記前当てに当たるときに、前記フィーダ
    ベルト及びフィードローラの速度を一定期間最低速度に
    維持するために、ピッチ円半径が一定に形成された部分
    と、 前記フィーダベルト及びフィードローラの速度を加速ま
    たは減速させている期間に、前記非円形歯車の回転伝動
    時の角速度の変化がいわゆる 変形台形曲線となるように
    ピッチ円半径の変化量が設定されて形成された部分とを
    備えていることを特徴とする非円形歯車駆動装置。
  2. 【請求項2】 シートを枚葉印刷機の印刷装置へ搬送す
    る給紙部に、前記シートを供給するセパレータと、前記
    シートを搬送するフィーダベルトと、前記フィーダベル
    トを駆動させるフィードローラと、前記フィードローラ
    を駆動させる駆動装置と、該セパレータ前記シートを
    供給するタイミングに合せて移動し、前記フィードロー
    との間で前記シートをくわえて前記シートを給送する
    くわえローラが設けられ、前記フィードローラを駆動さ
    せる駆動装置には、前記フィーダベルト及びフィードロ
    ーラの速度を変化させるために互いに噛み合う1組の非
    円形歯車が設けられ、 該非円形歯車の歯車の形状が、前記シートを前記フィードローラと前記くわえローラが
    くわえるときに、前記フィーダベルト及びフィードロー
    ラの速度を一定期間一定速度に維持するために、ピッチ
    円半径が一定に形成された部分と、 前記フィーダベルト及びフィードローラの速度を加速ま
    たは減速させている期間に、前記非円形歯車の回転伝動
    時の角速度の変化がいわゆる変形台形曲線とな るように
    ピッチ円半径の変化量が設定されて形成された部分とを
    備えている ことを特徴とする非円形歯車駆動装置。
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