JP3485811B2 - リリーフ弁の取付構造 - Google Patents

リリーフ弁の取付構造

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JP3485811B2 JP28684498A JP28684498A JP3485811B2 JP 3485811 B2 JP3485811 B2 JP 3485811B2 JP 28684498 A JP28684498 A JP 28684498A JP 28684498 A JP28684498 A JP 28684498A JP 3485811 B2 JP3485811 B2 JP 3485811B2
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oil
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valve
mounting structure
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のオイ
ルポンプの吐出圧を所定圧にして低温時等の油圧サージ
を防止するためのリリーフ弁の取付構造に関し、特にF
R用のトロイダル型無段自動変速機に好適なリリーフ弁
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】FR用の自動変速機については、後部の
径方向の寸法が制限されるため、通常、変速機構(パワ
ートレイン)の下方にコントロールバルブが配置されて
いる。この場合、オイルポンプのオイル吐出口から吐出
されるオイルの吐出圧を所定圧にするためのリリーフ弁
は、トランスミッションケースの外部にオイルが漏出す
るのを防止する必要があることから、例えばコントロー
ルバルブの合わせ面に、該コントロールバルブの下方に
配設されたオイルパンに対して垂直方向に取り付けて、
リリーフ弁回路をオイル吐出口とコントロールバルブの
オイル供給口とを接続する油路に連通させることが考え
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、低温時等の
油圧サージを良好に防止するためには、逃がし圧が大き
くとれる大型のリリーフ弁を用いることが好ましいが、
上述したようにリリーフ弁をコントロールバルブの合わ
せ面にオイルパンに対して垂直方向に配置するようにす
ると、大型のリリーフ弁を用いた場合に、オイルパンと
の干渉を避けるために該オイルパンの深さ寸法を大きく
する必要が生じて変速機の径方向寸法の増大を招くとい
う不都合がある。
【0004】また、リリーフ弁をコントロールバルブの
合わせ面に配置すると、該リリーフ弁がオイルポンプの
オイル吐出口から離れるため、リリーフ性能を十分に発
揮することができないという不都合がある。
【0005】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、低温時等の油圧サージを良好に防止
することができるのは勿論のこと、変速機の径方向寸法
の増大を抑制することができると共に、優れたリリーフ
性能を得ることができるリリーフ弁の取付構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係るリリーフ弁の取付構造は、オイル
ポンプカバーに設けたオイル吐出口と、FR用のトラン
スミッションケース内の変速機構の下方に配置されたコ
ントロールバルブのオイル供給口とを接続する油路に介
在され、前記オイル吐出口から吐出されたオイルの吐出
圧を所定圧にするリリーフ弁の取付構造であって、前記
トランスミッションケース及びトルクコンバータハウジ
ングを、該トランスミッションケースが、前記オイルポ
ンプカバーのオイル吐出口の近傍部分であって前記トル
クコンバータハウジング側に張り出すように一体に成形
して、該張出部分に前記リリーフ弁のリリーフ弁回路を
前記油路に連通させて配設したことを特徴とする。
【0007】 請求項2に係るリリーフ弁の取付構造
は、オイルポンプカバーに設けたオイル吐出口と、FR
用のトランスミッションケース内の変速機構の下方に配
置されたコントロールバルブのオイル供給口とを接続す
る油路に介在され、前記オイル吐出口から吐出されたオ
イルの吐出圧を所定圧にするリリーフ弁の取付構造であ
って、前記トランスミッションケース及びトルクコンバ
ータハウジングを、該トランスミッションケースが、前
記オイルポンプカバーのオイル吐出口の近傍部分であっ
て前記トルクコンバータハウジング側に張り出すように
一体に成形して、該張出部分に前記リリーフ弁のリリー
フ弁回路を前記油路に連通させて配設するとともに、
記リリーフ弁の前記リリーフ弁回路は、前記トランスミ
ッションケースの外部から前記コントロールバルブの下
方に配置されたオイルパンに対して略平行に穿設され、
該穿設によって前記トランスミッションケースの外部に
開口した端部がねじ部材によって閉塞されていることを
特徴とする。
【0008】請求項3に係るリリーフ弁の取付構造は、
請求項2において、前記リリーフ弁は、前記リリーフ弁
回路に設けられた弁座に対して接近離間移動可能に設け
られた弁体と、該弁体を前記弁座に接近する方向に付勢
して該弁座に着座させるばね部材と、該ばね部材と前記
ねじ部材との間に固定配置されて該ばね部材を規制する
プラグとを備え、前記リリーフ弁回路の前記プラグと前
記弁座との間の壁部に第1のドレン孔を設けるととも
に、該リリーフ弁回路の前記プラグと前記ねじ部材との
間の壁部に第2のドレン孔を設けたことを特徴とする。
【0009】 請求項4に係るリリーフ弁の取付構造
は、請求項1又は2記載のリリーフ弁の取付構造におい
て、前記トランスミッションケースの張出部分に前記オ
イルパンに対して垂直方向に延出する厚肉部を形成し
て、該厚肉部の内部に前記リリーフ弁回路を配設し、該
リリーフ弁回路は、前記厚肉部の前記トランスミッショ
ンケースの内部側の面から該厚肉部の延出方向に沿って
穿設され、該穿設によって開口した端部が閉塞部材によ
って閉塞されていることを特徴とする。
【0010】 請求項5に係るリリーフ弁の取付構造
は、請求項1又は2記載のリリーフ弁の取付構造におい
て、前記トランスミッションケースの張出部分に前記オ
イルパンに対して垂直方向に厚肉部を設けて、該厚肉部
の前記トランスミッションケースの内部側の面に有底嵌
合孔を形成し、更に、オイル入口孔が端部に設けられた
小径筒部及び該小径筒部より大径の大径筒部が軸方向に
沿って順番に形成されて内部が前記リリーフ弁回路とさ
れた筒状部材と、前記小径筒部に設けられた弁座に対し
て接近離間移動可能に設けられた弁体と、該弁体を前記
弁座に接近する方向に付勢して該弁座に着座させるばね
部材と、前記大径筒部の端部開口に嵌合固定されて前記
ばね部材を規制すると共に、軸方向に沿って貫通するド
レン孔が形成されたプラグとを備えたリリーフ弁を予め
組み立てておき、該リリーフ弁を前記小径筒部から前記
有底嵌合孔に挿入して前記大径筒部を該有底嵌合孔に嵌
合固定し、更に、前記有底嵌合孔と前記小径筒部との間
の空間部を前記油路の途中に連通させ、これにより、前
記リリーフ弁回路を前記オイル入口孔及び前記空間部を
介して前記油路に連通させたことを特徴とする。
【0011】請求項6に係るリリーフ弁の取付構造は、
請求項5において、前記厚肉部を前記トランスミッショ
ンケースの外部側に向けて厚くなるように形成したこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。
【0013】 図1は本発明の第1の実施の形態の一例
であるリリーフ弁の取付構造の説明に用いる図であり、
トランスミッションケース及びトルクコンバータハウジ
ングを一体に成形してなる一体型ケースをトランスミッ
ションケースの内部側から見た平面図、図2は図1の矢
印II方向から見た図、図3は図1のIII−III線
断面図、図4は図1の矢印IV方向から見た図、図5は
本発明の第2の実施の形態の一例であるリリーフ弁の取
付構造の説明に用いる図であり、トランスミッションケ
ース及びトルクコンバータハウジングを一体に成形して
なる一体型ケースをトランスミッションケースの内部側
から見た平面図、図6は図5のVI−VI線断面図、図
7は本発明の第3の実施の形態の一例であるリリーフ弁
の取付構造を説明するための説明的断面図である。
【0014】 まず、第1の実施の形態から説明する
と、図1〜図4において符号1はFR用のトロイダル型
無段自動変速機のトランスミッションケース、2はトル
クコンバータハウジング、3はオイル吐出口4を有する
オイルポンプカバーであって、トランスミッションケー
ス1及びトルクコンバータハウジング2は、トランスミ
ッションケース2が、オイルポンプカバー3のオイル吐
出口4の近傍部分であってトルクコンバータハウジング
2側に張り出すように一体に成形されている。
【0015】ここで、この実施の形態では、トランスミ
ッションケース1の張出部分5にオイル吐出口4から吐
出されたオイルの吐出圧を所定圧にするリリーフ弁6を
配設し、該リリーフ弁6のリリーフ弁回路7を、オイル
吐出口4と、変速機構(図示せず。)の下方に配置され
たコントロールバルブ8のオイル供給口9とを接続する
油路(図示せず。)から分岐した油路10に連通させて
いる。
【0016】リリーフ弁回路7は、トランスミッション
ケース1のオイル吐出口4に近い側の幅方向の側壁の外
部からコントロールバルブ8の下方に配置されたオイル
パン11に対して略平行にトランスミッションケース1
の幅方向に沿って穿設されており、該穿設によって側壁
外部に開口した一方の端部は管用テーパねじ部材(ねじ
部材)12によって閉塞されている。オイルパン11
は、トランスミッションケース1の張出部分5に沿って
延長して設けられている。
【0017】また、リリーフ弁回路7は一方の端部から
他方の端部にかけて順番に形成された大径孔部13と小
径孔部14とを有しており、小径孔部14が上述した油
路10に連通している。
【0018】大径孔部13には、該大径孔部13と小径
孔部14との境部に形成された弁座16に対して接近離
間移動可能に設けられた弁体としてのチェックボール1
5と、該チェックボール15の小径孔部14から離間す
る側に配置され、チェックボール15を弁座16に接近
する方向に付勢して該弁座16に着座させるコイルスプ
リング(ばね部材)17と、該コイルスプリング17と
管用テーパねじ部材12との間にピン18を介して固定
配置されてコイルスプリング17を規制するプラグ19
とが収容されている。
【0019】更に、大径孔部13のプラグ19と弁座1
6との間の壁部には第1のドレン孔20(図1参照)が
設けられ、プラグ19と管用テーパねじ部材12との間
の壁部には第2のドレン孔21が設けられている。
【0020】かかる構成のリリーフ弁6においては、オ
イル吐出口4から吐出されるオイルの吐出圧が過度に上
昇すると、油路10の油圧がチェックボール15をコイ
ルスプリング17の付勢力に抗して押して弁座16から
離間させ、これにより、弁口22が開いて上昇分の油圧
が大径孔部13に進入して第1のドレン孔20からオイ
ルパン11にオイルが放出され、これにより、低温時等
の油圧サージが良好に防止される。
【0021】そして、かかる放出によりオイル吐出口4
から吐出されるオイルの吐出圧が所定圧まで下がると、
コイルスプリング17の付勢力によりチェックボール1
5が弁座16に接近移動して該弁座16に着座し、弁口
22を閉じる。
【0022】 上記の説明から明らかなように、この実
施の形態では、トランスミッションケース1及びトルク
コンバータハウジング2を、トランスミッションケース
2が、オイルポンプカバー3のオイル吐出口4の近傍部
分であってトルクコンバータハウジング2側に張り出す
ように一体に成形して、コントロールバルブ8とオフセ
ットした位置であるトランスミッションケース1の張出
部分5にリリーフ弁6を配設し、しかも、該リリーフ弁
6のリリーフ弁回路7をオイルパン11に対して略平行
に穿設しているので、大型のリリーフ弁6をオイルパン
11の深さ寸法を変更せずに配設することができ、この
結果、変速機の径方向寸法の増大を招くことなく低温時
等の油圧サージを大幅に低減することができると共に、
張出部分5によってケース剛性の向上を図ることができ
る。
【0023】また、リリーフ弁6をオイルポンプカバー
3のオイル吐出口4に近接配置することができるので、
オイル吐出圧の上昇時のリリーフ弁6のレスポンスが向
上して優れたリリーフ性能を発揮することができる。
【0024】更に、チェックボール15を弁座16に接
近する方向に付勢するコイルスプリング17を、該コイ
ルスプリング17と管用テーパねじ部材12との間に固
定配置されたプラグ19によって規制するようにしてい
るので、該プラグ19と管用テーパねじ部材12との間
が低圧となって、管用テーパねじ部材12の外部との圧
力差を低減することができ、しかも、プラグ19が万一
破損した場合においても、該プラグ19と管用テーパね
じ部材12との間の壁部に設けられた第2のドレン孔2
1によって油圧が放出されるので、いずれにしても管用
テーパねじ部材12の外部との圧力差を低減することが
でき、この結果、管用テーパねじ部材12のシール性の
向上が図れて外部へのオイルの漏出を確実に防止するこ
とができる。
【0025】更に、コイルスプリング17をプラグ19
によって規制するようにしているので、管用テーパねじ
部材12をねじ込む際に、コイルスプリング17の付勢
力を受けなくて済み、この結果、リリーフ弁6の組付け
性の向上を図ることができると共に、管用テーパねじ部
材12をねじ込む際に、リリーフ弁6の作動不良を引き
起こす原因となるねじの捩じれを良好に防止することが
できる。
【0026】更に、リリーフ弁回路7をトランスミッシ
ョンケース1の側壁の外部から穿設するようにしている
ので、トランスミッションケース1への加工を容易なも
のとすることができる。
【0027】次に、図5及び図6を参照して、本発明の
第2の実施の形態であるリリーフ弁の取付構造を説明す
る。なお、第1の実施の形態と重複する部分については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】この実施の形態では、トランスミッション
ケース1の張出部分5にコントロールバルブ8の下方に
配置されたオイルパン101に対して垂直方向に延出す
る厚肉部102を形成して該厚肉部102にオイル吐出
口4から吐出されたオイルの吐出圧を所定圧にするリリ
ーフ弁106を配設し、該リリーフ弁106のリリーフ
弁回路107を、オイル吐出口4とオイル供給口9とを
接続する油路123から分岐した油路10に連通させて
いる。
【0029】リリーフ弁回路107は厚肉部102のト
ランスミッションケース1の内部側の面から該厚肉部1
02の延出方向に沿って穿設されており、該穿設によっ
て開口した端部がプラグ(閉塞部材)105によって閉
塞されている。オイルパン101は、トランスミッショ
ンケース1の張出部分5に沿って延長して設けられてい
る。
【0030】また、リリーフ弁回路107は先端部から
基端部にかけて順番に形成された大径孔部103と小径
孔部104とを有しており、小径孔部104が上述した
油路10に連通している。
【0031】大径孔部103には、該大径孔部103と
小径孔部104との境部に形成された弁座116に対し
て接近離間移動可能に設けられた弁体としてのチェック
ボール115と、該チェックボール115の小径孔部1
04から離間する側に配置され、チェックボール115
を弁座116に接近する方向に付勢して該弁座116に
着座させるコイルスプリング(ばね部材)117とが収
容されており、該コイルスプリング117はプラグ10
5によって規制されている。更に、大径孔部103の壁
部には、ドレン孔120が設けられている。
【0032】かかる構成のリリーフ弁106において
は、オイル吐出口4から吐出されるオイルの吐出圧が過
度に上昇すると、油路10の油圧がチェックボール11
5をコイルスプリング117の付勢力に抗して押して弁
座116から離間させ、これにより、弁口122が開い
て上昇分の油圧が大径孔部103に進入してドレン孔1
20からオイルパン101にオイルが放出され、これに
より、低温時等の油圧サージが良好に防止される。
【0033】そして、かかる放出によりオイル吐出口4
から吐出されるオイルの吐出圧が所定圧まで下がると、
コイルスプリング117の付勢力によりチェックボール
115が弁座116に接近移動して該弁座116に着座
し、弁口122を閉じる。
【0034】 上記の説明から明らかなように、この実
施の形態では、トランスミッションケース1及びトルク
コンバータハウジング2を、トランスミッションケース
2が、オイルポンプカバー3のオイル吐出口4の近傍部
分であってトルクコンバータハウジング2側に張り出す
ように一体に成形して、コントロールバルブ8とオフセ
ットした位置であるトランスミッションケース1の張出
部分5にリリーフ弁106を配設しているので、大型の
リリーフ弁106を取り付けるに際して、オイルパン1
01の深さ寸法を従来より小さくすることができ、この
結果、低温時等の油圧サージが良好に防止することがで
きるのは勿論のこと、変速機の径方向寸法の増大を抑制
することができると共に、張出部分5によってケース剛
性の向上を図ることができる。
【0035】また、リリーフ弁106をオイルポンプカ
バー3のオイル吐出口4に近接配置することができるの
で、オイル吐出圧の上昇時のリリーフ弁106のレスポ
ンスが向上して優れたリリーフ性能を発揮することがで
きる。
【0036】更に、リリーフ弁回路107を、張出部分
5に形成された厚肉部102のトランスミッションケー
ス1の内部側の面から穿設するようにしているので、厚
肉部102の先端開口を閉塞するプラグ105のシール
性が低下した場合においても外部へのオイル漏れを確実
に防止することができ、しかも、第1の実施の形態に比
べて部品点数を削減することができる。
【0037】次に、図7を参照して、本発明の第3の実
施の形態であるリリーフ弁の取付構造を説明する。な
お、第1の実施の形態と重複する部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0038】この実施の形態では、トランスミッション
ケース1の張出部分5にコントロールバルブ8の下方に
配置されたオイルパン201に対して垂直方向に厚い厚
肉部202を形成して、該厚肉部202にオイル吐出口
4から吐出されたオイルの吐出圧を所定圧にするリリー
フ弁206を配設し、該リリーフ弁206のリリーフ弁
回路207を、オイル吐出口4とオイル供給口9とを接
続する油路123から分岐した油路10に連通させてい
る。オイルパン201は、トランスミッションケース1
の張出部分5に沿って延長して設けられている。
【0039】まず、説明の便宜上、リリーフ弁206か
ら説明すると、リリーフ弁206は、オイル入口孔20
8が端部に設けられ小径筒部209、該小径筒部209
より大径の大径筒部210及びフランジ部211が軸方
向に沿って順番に形成されて小径筒部209の内部がリ
リーフ弁回路207とされた筒状部材212と、小径筒
部209内に設けられた弁座213に対して接近離間移
動可能に配設された弁体としてのチェックボール215
と、チェックボール215のオイル入口孔208から離
間する側に配置され、該チェックボール215を弁座2
13に接近する方向に付勢して該弁座213に着座させ
るコイルスプリング(ばね部材)216と、大径筒部2
10の端部開口に嵌合固定されてコイルスプリング21
6を規制すると共に、軸方向に沿って貫通するドレン孔
217が形成されたプラグ218とを備える。
【0040】かかる構成のリリーフ弁206は予め組付
けられており、組付け状態で厚肉部202に形成された
有底嵌合孔214に嵌合固定されている。
【0041】厚肉部202はトランスミッションケース
1の内部側の面がコントロールバルブ8の下面と略面一
とされており、トランスミッションケース1の外部側に
向けて厚く形成されている。
【0042】厚肉部202のトランスミッションケース
1の内部側の面には上述した有底嵌合孔214が穿設さ
れており、該有底嵌合孔214はトランスミッションケ
ース1の内部から外部側に向けて順番に形成された大径
孔部219、中径孔部220及び小径孔部221を有し
ている。
【0043】大径孔部219及び中径孔部220はそれ
ぞれ筒状部材212のフランジ部211及び大径筒部2
10に対応しており、小径孔部221は筒状部材212
の小径筒部209より大径に形成されている。また、小
径孔部221は油路10の途中に介在されて、該油路1
0に連通している。
【0044】そして、予め組付けられたリリーフ弁20
6を小径筒部209側から有底嵌合孔214に挿入して
大径筒部210及びフランジ部211を該有底嵌合孔2
14の中径孔部220及び大径孔部219に圧入等によ
って嵌合固定する。
【0045】このとき、リリーフ弁206の小径筒部2
09の端部に設けられたオイル入口孔208は、有底嵌
合孔214の底部より下方に位置している。
【0046】また、油路10の途中に介在された有底嵌
合孔214の小径孔部221が小径筒部209より大径
に形成されていることから、小径孔部221と小径筒部
209との間にオイルの流通路をなす空間部222が形
成されており、これにより、リリーフ弁回路207がオ
イル入口孔208及び空間部222を介して油路10に
連通している。
【0047】かかる構成のリリーフ弁206において
は、オイル吐出口4から吐出されるオイルの吐出圧が過
度に上昇すると、空間部222内の油圧がチェックボー
ル215をコイルスプリング216の付勢力に抗して押
して弁座213から離間させ、これにより、弁口223
が開いて上昇分の油圧が小径筒部209内に進入してド
レン孔217からオイルパン201にオイルが放出さ
れ、これにより、低温時等の油圧サージが良好に防止さ
れる。
【0048】そして、かかる放出によりオイル吐出口4
から吐出されるオイルの吐出圧が所定圧まで下がると、
コイルスプリング216の付勢力によりチェックボール
215が弁座213に接近移動して該弁座213に着座
し、弁口223を閉じる。
【0049】 上記の説明から明らかなように、この実
施の形態では、トランスミッションケース1及びトルク
コンバータハウジング2を、トランスミッションケース
2が、オイルポンプカバー3のオイル吐出口4の近傍部
分であってトルクコンバータハウジング2側に張り出す
ように一体に成形して、コントロールバルブ8とオフセ
ットした位置であるトランスミッションケース1の張出
部分5に設けた厚肉部202にリリーフ弁206を配設
し、しかも、厚肉部202をトランスミッションケース
1の外部側に向けて厚く形成してトランスミッションケ
ース1の内部側の面をコントロールバルブ8の下面と略
面一としているので、大型のリリーフ弁206をオイル
パン201の深さ寸法を変更せずに配設することがで
き、この結果、変速機の径方向寸法の増大を招くことな
く低温時等の油圧サージを大幅に低減することができる
と共に、張出部分5によってケース剛性の向上を図るこ
とができる。
【0050】また、予め一体に組付けられたリリーフ弁
206を有底嵌合孔214に嵌合固定するだけでよいた
め、リリーフ弁206の取り付け作業の容易化を図るこ
とができる。
【0051】更に、リリーフ弁206をオイルポンプカ
バー3のオイル吐出口4に近接配置することができるの
で、オイル吐出圧の上昇時のリリーフ弁206のレスポ
ンスが向上して優れたリリーフ性能を発揮することがで
きる。
【0052】更に、トランスミッションケース1の張出
部分5に設けられた厚肉部202のトランスミッション
ケース1の内部側の面に有底嵌合孔214を穿設して、
該嵌合孔214にリリーフ弁206を嵌合固定するよう
にしているので、外部へのオイル漏れを確実に防止する
ことができる。
【0053】 上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明では、トランスミッションケース及びトルクコ
ンバータハウジングを、トランスミッションケースが、
オイルポンプカバーのオイル吐出口の近傍部分であって
トルクコンバータハウジング側に張り出すように一体に
成形して、コントロールバルブとオフセットした位置で
あるトランスミッションケースの張出部分にリリーフ弁
を配設しているので、大型のリリーフ弁を取り付けるに
際して、オイルパンの深さ寸法を従来より小さくするこ
とができ、この結果、低温時等の油圧サージを良好に防
止することができるのは勿論のこと、変速機の径方向寸
法の増大を抑制することができると共に、トランスミッ
ションケースの張出部分によってケース剛性の向上を図
ることができるという効果が得られる。
【0054】また、リリーフ弁をオイルポンプカバーの
オイル吐出口に近接配置することができるので、オイル
吐出圧の過度な上昇時のリリーフ弁のレスポンスが向上
して優れたリリーフ性能を発揮することができるという
効果が得られる。
【0055】 請求項2の発明では、請求項1の効果が
得られるとともに、リリーフ弁のリリーフ弁回路をオイ
ルパンに対して略平行に穿設しているので、大型のリリ
ーフ弁をオイルパンの深さ寸法を変更せずに配設するこ
とができ、この結果、変速機の径方向寸法の増大を招く
ことなく低温時等の油圧サージを大幅に低減することが
できるという効果が得られる。
【0056】また、リリーフ弁回路をトランスミッショ
ンケースの外部から穿設するようにしているので、トラ
ンスミッションケースへの加工を容易なものとすること
ができるという効果が得られる。
【0057】 請求項3の発明では、請求項2の効果が
得られるとともに、弁体を弁座に接近する方向に付勢す
るばね部材を、該ばね部材とねじ部材との間に固定配置
されたプラグによって規制するようにしているので、該
プラグとねじ部材との間が低圧となって、ねじ部材の外
部との圧力差を低減することができ、しかも、プラグが
万一破損した場合においても、該プラグとねじ部材との
間の壁部に設けられた第2のドレン孔によって油圧が放
出されるので、ねじ部材の外部との圧力差を低減するこ
とができ、この結果、ねじ部材のシール性の向上が図れ
て外部へのオイルの漏出を確実に防止することができる
という効果が得られる。
【0058】更に、ばね部材をプラグによって規制する
ようにしているので、ねじ部材をねじ込む際に、ばね部
材の付勢力を受けなくて済み、この結果、リリーフ弁の
組付け性の向上を図ることができると共に、ねじ部材を
ねじ込む際に、リリーフ弁の作動不良を引き起こす原因
となるねじの捩じれを良好に防止することができるとい
う効果が得られる。
【0059】 請求項4の発明では、請求項1又は2の
効果が得られるとともに、リリーフ弁回路を、トランス
ミッションケースの張出部分に形成された厚肉部のトラ
ンスミッションケースの内部側の面から穿設するように
しているので、厚肉部の先端開口を閉塞するプラグのシ
ール性が低下した場合においても外部へのオイル漏れを
確実に防止することができ、しかも、第1の実施の形態
に比べて部品点数を削減することができるという効果が
得られる。
【0060】 請求項5の発明では、請求項1又は2の
効果が得られるとともに、予め組付けられたリリーフ弁
を有底嵌合孔に嵌合固定するだけでよいため、リリーフ
弁の取り付け作業の容易化を図ることができるという効
果が得られる。
【0061】また、トランスミッションケースの張出部
分に設けられた厚肉部のトランスミッションケースの内
部側の面に有底嵌合孔を穿設して、該嵌合孔にリリーフ
弁を嵌合固定するようにしているので、外部へのオイル
漏れを確実に防止することができるという効果が得られ
る。
【0062】請求項6の発明では、請求項5の発明に加
えて、厚肉部をトランスミッションケースの外部側に向
けて厚く形成しているので、トランスミッションケース
の内部側の面をコントロールバルブの下面と略面一とす
ることができ、この結果、大型のリリーフ弁をオイルパ
ンの深さ寸法を変更せずに配設することが可能になっ
て、変速機の径方向寸法の増大を招くことなく低温時等
の油圧サージを大幅に低減することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一例であるリリー
フ弁の取付構造の説明に用いる図であり、トランスミッ
ションケース、トルクコンバータハウジング及びオイル
ポンプカバーを一体に成形してなる一体型ケースをトラ
ンスミッションケースの内部側から見た平面図である。
【図2】図1の矢印II方向から見た図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1の矢印IV方向から見た図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の一例であるリリー
フ弁の取付構造の説明に用いる図であり、トランスミッ
ションケース、トルクコンバータハウジング及びオイル
ポンプカバーを一体に成形してなる一体型ケースをトラ
ンスミッションケースの内部側から見た平面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の一例であるリリー
フ弁の取付構造を説明するための説明的断面図である。
【符号の説明】
1…トランスミッションケース 2…トルクコンバータハウジング 3…オイルポンプカバー 4…オイル吐出口 5…張出部分 6,106,206…リリーフ弁 7,107,207…リリーフ弁回路 8…コントロールバルブ 9…オイル供給口 10…油路 11,101,201…オイルパン 12…管用テーパねじ部材(ねじ部材) 15,115,215…チェックボール(弁体) 16,116,213…弁座 17,117,216…コイルスプリング(ばね部材) 19…プラグ 20…第1のドレン孔 21…第2のドレン孔 102,202…厚肉部 105…プラグ(閉塞部材) 208…オイル入口孔 209…小径筒部 210…大径筒部 212…筒状部材 214…有底嵌合孔 217,210…ドレン孔 218…プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−210129(JP,A) 特開 平3−199759(JP,A) 特開 昭54−102457(JP,A) 特開 平7−98049(JP,A) 実開 平4−63856(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 41/30 F16H 57/00 - 57/12 F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルポンプカバーに設けたオイル吐出
    口と、FR用のトランスミッションケース内の変速機構
    の下方に配置されたコントロールバルブのオイル供給口
    とを接続する油路に介在され、前記オイル吐出口から吐
    出されたオイルの吐出圧を所定圧にするリリーフ弁の取
    付構造であって、 前記トランスミッションケース及びトルクコンバータハ
    ウジングを、該トランスミッションケースが、前記オイ
    ルポンプカバーのオイル吐出口の近傍部分であって前記
    トルクコンバータハウジング側に張り出すように一体に
    成形して、該張出部分に前記リリーフ弁のリリーフ弁回
    路を前記油路に連通させて配設したことを特徴とするリ
    リーフ弁の取付構造。
  2. 【請求項2】 オイルポンプカバーに設けたオイル吐出
    口と、FR用のトランスミッションケース内の変速機構
    の下方に配置されたコントロールバルブのオイル供給口
    とを接続する油路に介在され、前記オイル吐出口から吐
    出されたオイルの吐出圧を所定圧にするリリーフ弁の取
    付構造であって、 前記トランスミッションケース及びトルクコンバータハ
    ウジングを、該トランスミッションケースが、前記オイ
    ルポンプカバーのオイル吐出口の近傍部分であって前記
    トルクコンバータハウジング側に張り出すように一体に
    成形して、該張出部分に前記リリーフ弁のリリーフ弁回
    路を前記油路に連通させて配設するとともに、 前記リリーフ弁の前記リリーフ弁回路は、前記トランス
    ミッションケースの外部から前記コントロールバルブの
    下方に配置されたオイルパンに対して略平行に穿設さ
    れ、該穿設によって前記トランスミッションケースの外
    部に開口した端部がねじ部材によって閉塞されているこ
    とを特徴とするリリーフ弁の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記リリーフ弁は、前記リリーフ弁回路
    に設けられた弁座に対して接近離間移動可能に設けられ
    た弁体と、該弁体を前記弁座に接近する方向に付勢して
    該弁座に着座させるばね部材と、該ばね部材と前記ねじ
    部材との間に固定配置されて該ばね部材を規制するプラ
    グとを備え、前記リリーフ弁回路の前記プラグと前記弁
    座との間の壁部に第1のドレン孔を設けるとともに、該
    リリーフ弁回路の前記プラグと前記ねじ部材との間の壁
    部に第2のドレン孔を設けたことを特徴とする請求項2
    記載のリリーフ弁の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記トランスミッションケースの張出部
    分に前記オイルパンに対して垂直方向に延出する厚肉部
    を形成して、該厚肉部の内部に前記リリーフ弁回路を配
    設し、該リリーフ弁回路は、前記厚肉部の前記トランス
    ミッションケースの内部側の面から該厚肉部の延出方向
    に沿って穿設され、該穿設によって開口した端部が閉塞
    部材によって閉塞されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のリリーフ弁の取付構造
  5. 【請求項5】 前記トランスミッションケースの張出部
    分に前記オイルパンに対して垂直方向に厚肉部を設け
    て、該厚肉部の前記トランスミッションケースの内部側
    の面に有底嵌合孔を形成し、更に、オイル入口孔が端部
    に設けられた小径筒部及び該小径筒部より大径の大径筒
    部が軸方向に沿って順番に形成されて内部が前記リリー
    フ弁回路とされた筒状部材と、前記小径筒部に設けられ
    た弁座に対して接近離間移動可能に設けられた弁体と、
    該弁体を前記弁座に接近する方向に付勢して該弁座に着
    座させるばね部材と、前記大径筒部の端部開口に嵌合固
    定されて前記ばね部材を規制すると共に、軸方向に沿っ
    て貫通するドレン孔が形成されたプラグとを備えたリリ
    ーフ弁を予め組み立てておき、該リリーフ弁を前記小径
    筒部から前記有底嵌合孔に挿入して前記大径筒部を該有
    底嵌合孔に嵌合固定し、更に、前記有底嵌合孔と前記小
    径筒部との間の空間部を前記油路の途中に連通させ、こ
    れにより、前記リリーフ弁回路を前記オイル入口孔及び
    前記空間部を介して前記油路に連通させたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のリリーフ弁の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記厚肉部を前記トランスミッションケ
    ースの外部側に向けて厚くなるように形成したことを特
    徴とする請求項5記載のリリーフ弁の取付構造。
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