JP3485323B2 - 流動性媒体用の容器を滅菌し、かつ充填するプロセスおよびそのための装置ならびに特定容器での利用法 - Google Patents

流動性媒体用の容器を滅菌し、かつ充填するプロセスおよびそのための装置ならびに特定容器での利用法

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JP3485323B2
JP3485323B2 JP51765694A JP51765694A JP3485323B2 JP 3485323 B2 JP3485323 B2 JP 3485323B2 JP 51765694 A JP51765694 A JP 51765694A JP 51765694 A JP51765694 A JP 51765694A JP 3485323 B2 JP3485323 B2 JP 3485323B2
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スターク,スベン,オロフ,シェレン
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テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス アー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、1側で開いている、流動性媒体容器を、
脈動光の作用により、そしてフィラーパイプを利用し
て、滅菌し、かつ充填するプロセスに関する。この発明
はまた、脈動光を発するランプおよび、容器に関して可
動であり、かつその底縁部が開いているフィラーパイプ
を有する装置に関する。
例えばミルク容器のような、その筒型壁の支持材料は
紙であり、そして1つ以上の層で表面を被覆された液体
用容器を、充填する前に滅菌することは周知である。周
知のプロセスでは、容器の内部は化学滅菌剤で処理され
る。この滅菌は低速で不便であり、その上、容器の処理
は閉め切った空間で行われなければならない、すなわち
容器は無菌室で封入されなければならない。なお不便な
ことに、化学滅菌剤は、その残りを容器の表面から取り
除くために、プロセスの完了後、例えば乾燥することに
よって、取り除かれねばならない。このために複雑な、
高価な機械となり、そして周知のプロセスを実現するに
は費用がかかる。
この発明の目的は、化学剤による処理ならびにそれに
関連する欠点を回避することを意図して、序文に説明さ
れたタイプの新規プロセスおよび新規装置を提供するこ
とであり、そしてこの装置はより実用的に、かつより簡
単に構成され、そしてより迅速な効果を示すものとなっ
ている。
プロセスに関しては、フィラーパイプおよび光源を取
り囲む容器は、フィラーパイプの底縁部と光源が容器の
基部に近くなるほど、フィラーパイプおよび光源に関し
て十分に移動され、滅菌ガスが容器内に吹き込まれて、
光の効果が現わされ、そして光源を切った後、光源は1
方向に移動し、そして充填された容器は他方に移動し、
次いで閉じられ、先方向に運搬される、という点で発明
の目的は解決される。このプロセスによって、高生産性
容器(単位時間あたり多数の)は、最も狭い空間におい
て、従ってコンパクトな機械によって滅菌され、かつ充
填されることができて、この場合、好ましいことに、充
填の直前および充填中に滅菌が行われ、そして流動性媒
体の上方の容器の内側は、閉じるまで無菌に保たれる。
一般に、流動性媒体は、重力の結果として垂直分力の
多少によって、下方に移動する、従って発明によれば、
良好な実施態様において、上方から下方へ充填が行わ
れ、従って、容器の内側にある光源は、容器に関して下
方に移動される。そして充填中、および光の滅菌効果で
細菌を全滅させた後、それはフィラーパイプの底縁部に
対して上方に移動するので、充填中、流動性媒体がラン
プ外被に向かって飛び散ることはない。
この場合、発明によれば、滅菌、充填および閉鎖の全
プロセス中、滅菌ガスを含む空気が容器の内部に保持さ
れていると好都合である。初期滅菌後、外部からの細菌
が容器の壁あるいは、滅菌、充填および閉鎖のために利
用される機械部分に到達しないようにするために、本発
明による手段では、例えば滅菌エアのような滅菌ガス
が、容器の内部に連続して供給される。供給ラインを適
切に締めることによって、容器内部に滅菌ガスの超過圧
が発生し、それは容易に、確実に保持される。このよう
に、滅菌容器内に充填された中味および中味の最上レベ
ルより上の空間もまた、容器が開いている間は、確実に
滅菌状態に置かれる。
また、全動作中、滅菌ガスはフィラーパイプの表面の
外側にも吹き流されると特に好都合である。フィラーパ
イプの出口の底縁部ならびにフィラーパイプのある表面
部分が中味と直接に接触することは不可避であり、時に
は望ましくもある。滅菌ガスが連続してフィラーパイプ
の表面に吹き流される場合、細菌による汚染は都合のよ
いことに、除去することができる。
装置に関しては、ランプは、固定フィラーパイプの外
表に隣接して、冷却剤で内部を冷却されたランプ外被内
に配置されており、ランプ外被はフィラーパイプと容器
壁間の空間において可動に駆動され、そして滅菌ガスを
容器内部に供給するラインが設けられている、という点
で、序文で述べた目的はこの発明により解決されてい
る。脈動光を発生するランプは基本的に周知であり、そ
してまたこれらのランプを冷却したランプ外皮内に配置
することも周知である。本発明の特定特徴は、固定して
配置されたフィラーパイプを少なくとも部分的に環状に
取り囲むランプ外被の形状および構造にある。発明によ
る装置は、このように、特にコンパクトに構成され、そ
して小型容器を滅菌するためにも利用されうるが、それ
は、フィラーパイプに近接してランプ外被を配置するこ
とによって、通常、径方向は小さい、大抵常に容器筒の
直径より小さいフィラーパイプの脇に殆ど空間を必要と
しないからである。例えば、螺旋状あるいは棒状ランプ
のような異なる形状のランプを使用することもできる。
発明によれば、例えば棒状ランプを、フィラーパイプ
の全周辺にわたって滅菌効果を確実にするためにフィラ
ーパイプに近づけ、また、より外側に配置された容器壁
と同様に離して配置する必要はない。その代わりに、回
転運動を利用して、単一の棒状ランプによって完全な環
状空間が形成される。しかし、ランプ外被は垂直に上方
および下方に並進して移動することもできるので、ラン
プ外被の駆動は回転の意味でのみ理解されるべきではな
い。このように、環状または部分的に環状ランプあるい
はまた短いランプ棒を使用して、それによる全環状空間
を吹き流すことができる。また、所望であれば、全動作
中、滅菌ガスが容器内部に連続して誘導されるように、
フィラーパイプに関するランプ外被の取り付けを構成す
ることもできる。
発明によれば、通っているラインを避けながらフィラ
ーパイプを取り囲む昇降および旋回装置にランプとラン
プ外被が取り付けられ、そしてランプのほぼ縦方向長さ
が容器のほぼ縦方向高さに対応していると、なお好都合
である。上述のように、縦方向長さはより短くても良い
が、ランプが容器の縦方向全長にわたってその効果を発
生する場合、滅菌を実行するために、より少ない時間し
かかからない。その場合、2つまたは1つだけのほぼ縦
方向部分、恐らく棒状部分、がランプ構造に設けられて
いるならば、ランプの長い部分が90度、180度、または3
60度の旋回をすることで、十分である。それでもやは
り、昇降装置は好都合であり、スイッチを切った後、充
填動作中、これによってランプをフィラーパイプの底縁
部から移動させる働きをして、中味が誤ってランプ外被
の上に飛び散ることはない。
都合のよいことに、ランプ外被は主として、石英ガラ
スカバーで構成されている。ランプが作動中に生じる高
温のために、中味がランプ外被と接触することは望まし
くない。
昇降装置はまた、当然、ランプ外被をフィラーパイプ
に関して下降させる働きもしており、実際の滅菌プロセ
スに関しては、ランプ外被は、1側が開いている容器内
部に置かれたフィラーパイプの領域を完全に覆うはずで
あり、その結果、容器とフィラーパイプの高さ全体はで
きる限り同時に滅菌することができる。
明らかに、ランプ外被の内壁は透明でなければなら
ず、そしてフィラーパイプの外側に、例えば金属を含む
層のような、脈動光を反射する層を具備していると、特
に好都合である。次いで、フィラーパイプ上にあるどん
な細菌も、ランプからの光の衝撃ならびにその後のフィ
ラーパイプの表面に反射する光の衝撃に屈する。さら
に、このように、ランプ全体から放射状に発射される光
線の力は追加的に増加する。
発明の好都合な別の実施態様において、フィラーパイ
プの上部領域は昇降および旋回装置から離れた距離に固
定接続部分を備えており、この場合、この固定部分と昇
降および旋回装置の間に可撓ベローズがガスを透さない
ように取り付けられ、そしてフィラーパイプを取り囲ん
でいる。中味を内部に供給するための働きをする固定取
り付けフィラーパイプから続いて、滅菌ガス用の供給ラ
インが、ランプ外被とフィラーパイプ間に置かれて、発
明による装置にできる限りコンパクトな形状を与えてい
るが、それはこの空間によってフィラーパイプの外側の
滅菌ならびに容器内部への滅菌ガスの誘導を可能にして
いるからである。しかし、ランプ外被とフィラーパイプ
間のほぼ環状空間にガス供給原を具備するために、発明
によれば、フィラーパイプの上部領域に固定接続部分が
設けられている。「上部領域」とは、この場合、開いた
容器の上縁のできるだけ高い位置から十分な距離をおい
たフィラーパイプの領域であると理解すべきである。こ
の距離は、発明によりここに設けられた可撓ベローズ
が、圧縮された形でも拡張された形でも収納されうるよ
うに、選択される。ランプ外被は昇降および旋回装置に
よって、上下に並進して運動し、そして特定の回転角度
で旋回するので、発明によれば、ベローズをその下部領
域は昇降および旋回装置に取り付け、そしてその上部領
域は固定接続部分に都合よく取り付けることが考えられ
ている。良好な実施態様において、固定接続部分はフィ
ラーパイプに固定された中空リングであって、無菌すな
わち滅菌したガスを外部から供給ラインを通じて下方の
ベローズに確実に運搬あるいは配送する。ベローズはフ
ィラーパイプを径方向に距離をおいて取り囲む、そして
動作中もまた、無菌ガスを充填される。
フィラーパイプの底縁部の外側領域に可動密閉ジョー
が配置されていると、さらに好都合である。発明による
装置の利用は、主に、筒状型で、例えば後に蓋を形成す
るその1端は閉じられ、一方、後に基部を形成する他端
は開いているような容器を、断続的に滅菌するために、
考慮されている。先に述べた実施態様の滅菌装置は特
に、その筒型が折ることのできる材料から構成されてい
るような、滅菌および充填容器にとって特に適してい
る。この材料はシールできる層で被覆されなければなら
ない。そしてこのタイプの充填した容器の基部は折られ
て、適切な密閉ジョーによって閉じられる。密閉ジョー
は電気的あるいは加熱圧力ジョーあるいは逆圧ジョーで
あってもよい。超音波を利用しても、同様に実行するこ
とができるが、この場合、密閉ジョーはソノトロードの
前部分となっている。
上述のように、可動密閉ジョーあるいは超音波ジョー
がフィラーパイプの底縁部に隣接して配置される場合、
一方のまだ開いている容器の上縁と他方のランプ外被と
の間の距離は都合のよいことに小さく保つことができ
て、その結果、それらの間には小さいギャップのみが残
され、それによって、折り曲げて容器を閉じる前に、若
干量の無菌ガスが流入する。
無菌ガスは流出しても無害であり、発明による装置の
動作の有効性に影響を与えることはないが、発明の別の
良好な実施態様によれば、ランプ外被の周りに径方向の
距離をおいて可撓スリーブが配置されており、このスリ
ーブの上部は固定コネクタの領域にガスを透さないよう
に取り付けられており、そして底部は密閉ジョーの上部
の近くに取り付けられている。このように、開いた容器
の上方に、無菌ガスが連続して流出することがないよう
に、限られた空間を保持することができて、無菌ガス空
気の超過圧力を保持している。スリーブの下方領域が密
閉ジョーの上部に取り付けられる場合、スリーブと容器
筒に隣接する上部におけるツール部分との間の耐ガス接
続は圧縮あるいは固定によって確実にすることができ、
そしてスリーブのこの環状領域は、運動中の密閉ジョー
に取り付けられたままになっており、その結果、スリー
ブの底部分は折り曲げ動作中の密閉ジョーに従う。折り
および溶着運動の間、容器上方の空間は閉じたままにし
ておくことができる。
発明によれば、横から見た場合、ランプ外被に取り囲
まれたランプは、並進上昇運動に対して直角のU型にな
っていて、上から見た場合、Uの両腕を結ぶタブは弧
状、望ましくは半円形であれば、特に都合がよい。ラン
プ外被の平面図は、フィラーパイプを取り囲む中空リン
グの形で、その構造を表わしている。従って、この中空
リング内に円筒形空間が置かれている;と言うよりはむ
しろ:空間的中味が中空円筒内に入っている。この空間
内に横から見た場合にU型をしたランプが配置されて、
その両腕が容器筒の高さより上に垂直に伸びる場合、昇
降および旋回装置が一方向および他方向へ90度旋回する
と、フィラーパイプ内部および容器筒外部の全表面を十
分に吹き流すことは明らかに理解できる。そのようなラ
ンプは極めて効果的であり、しかも、例えば水のような
冷却剤を供給し、配送する冷却パイプを配置するための
十分な空間が、ランプとランプ外被間の残りの中空円筒
形空間に残されている。
流動性媒体用の容器、筒状の壁を持ち、容器内で向き
合っているその支持材料上に反射層が付加されている前
記容器に関する前述の実施態様の1つによれば、このプ
ロセスあるいは装置の利用は特に好都合である。支持材
料として、例えば、紙あるいはポリプロピレンフォーム
を使用することができる。容器が完成した場合に内部を
形成する筒状壁の表面に、接着剤の上に、反射層が付加
され、それはポリプロピレンの透明な層によって中味か
ら遮蔽されている。この場合もまた、すでに述べたよう
に、光の滅菌効果は、外側で反射するフィラーパイプに
関連して倍加される。光の衝撃の第一効果は、ランプか
ら発射後、それが反射層に出会う際に発生し、そしてそ
の後、二番目として、どんな細菌に対して同じ滅菌効果
を発することができる。所望であれば、反射層を保護す
るために、そして特に効果的な機能を果たすために、そ
れは、反射層の支えとして、望ましくはプラズマで蒸着
されたSiOx、を含む層で取り巻かれている。
本発明を利用するためのその他の利点、特徴および可
能性は、添付の図面を参照しながら以下で説明する。
第1図は、充填しようとする容器がこの目的のため
に、図示されていないホルダー内の上方位置にちょうど
運搬されている場合、フィラーパイプを取り囲むランプ
の実施態様の切り取り断面図である。
第2図は、第1図の線II−IIにほぼ沿って、垂直に、
上から下へ昇降する方向での断面図である。
第3図は、筒状壁の材料の拡大、切り取り断面図であ
る。
第4図は、第1図と同様に図の縮小図であるが、IIか
らVまでにおいて次第に、異なる処理段階を示す図であ
る。そして 第5図は、第1図と同様な切り取り、拡大断面図であ
るが、ランプ外被の外側に置かれた可撓スリーブを持つ
別の実施態様を示す図である。
滅菌して、中味を詰めようとしている。1側が開いて
いる容器1は、筒状壁2および、この場合、底部に配置
された蓋3から構成されているが、それは、第4図にグ
レイ領域で示される中味が上から下へ充填できるよう
に、容器がホルダーによって逆さまに運搬されるからで
ある。
断面が円形の、固定取り付けされたフィラーパイプ5
によって、充填が実行される。その底領域はランプ外被
6内にはめ込まれたランプ7によって取り囲まれてお
り、このランプは、第1図による側面図では、紙面に対
して直角で、昇降運動8、8′の並進方向に対して直角
の、U型であり、その縦方向の両腕7′はカーブした、
水平のタブ7″で結合されている。
ランプ7、7′およびランプ外被6は可動な昇降およ
び旋回装置9に取り付けられていて、この装置は一方で
は、第2図の両方向矢印10の方向に旋回可能であり、そ
して他方では、第1図の両方向矢印8の方向で、垂直に
上下に昇降することができる。ランプ7のための電気接
続は11で示されている。ランプ外被6は石英ガラス製で
ある。
中空環状空間の形をした固定コネクタ12は上方領域
で、昇降および旋回装置9から距離をおいて、無菌ガス
用供給ライン13と共に、フィラーパイプ5に取り付けら
れている。この固定コネクタ13と昇降および旋回装置9
との間に可撓ベローズ14がガスを透さないように配置さ
れており、従って、矢印15(第4図)に従って供給ライ
ン13および環状の、中空コネクタ12内に入ってくる無菌
ガスは、ベローズ14がフィラーパイプの周囲に環状空間
を形成するにつれて、その内部に達する。無菌ガスはフ
ィラーパイプ5の外表に沿って可撓ベローズ14から流れ
出して、下方向に、環状空間を通って、矢印17に従って
フィラーパイプ5の底縁部16の下側近くまで吹き流され
る。次いで、無菌ガスは、1側はフィラーパイプ5とラ
ンプ外被6、そして他側は容器壁2との間の環状空間19
を通って上方向に流れて、カーブ矢印18に従って流出す
る。第1図から第4図の実施態様では、無菌ガスの矢印
15による供給および矢印17または18による流出は、第4
図のIからVまでの全動作段階の間、継続する。
ここで示される実施態様では、容器1の閉じた底面3
が後に蓋を形成し、一方、基部は折ることによって生成
される。この折りは、密閉ジョー20によって行われる
が、それは第5図の実施態様において、対応ジョー20″
を持つソノトロード20′として示される。これらの密閉
ジョー20、20′、20″は、閉じる動作を実行するため
に、矢印21に沿った弧状運動(第4図、IV)およびバッ
ク(図示されていない)を完了する。
動作中、冷水が上部の配送ライン22(第2図)内に入
り、そして2つの横方向補助ライン23によって外被6の
空間に入って、ランプ7を冷やす。
第1図の容器1の筒状壁2が切り開かれて、非常に大
きく拡大されるならば、この材料の断面は第3図に示さ
れるようになるであろう。容器の外側は左側に、容器の
内側は右側に示されている。図示されていないプラステ
ィック材料で外側を覆われた支持材料24の上に、接着剤
の層25を覆って金属層26が付加されており、その上にプ
ラズマで蒸着されたガラス層27、その上にポリプロピレ
ン層28が付加されている。
第5図の実施態様は第1図のそれと、単に、可撓スリ
ーブ29がランプ7の全領域の外周に配置され、そして環
状ライン30に沿って密閉ジョー20′、20″に保持されて
いる、という点で異なっており、従って、密閉ジョー2
0′、20″がカーブ矢印21に従って中央に移動されて、
容器の基部を閉じる場合、無菌ガスを含む空間は容器1
の上方に保持されうる。例えば、スリーブ29は、点32で
密閉ジョー20′、20″上に(例えば直線状に)適合させ
ることができる。
発明による装置の駆動は第4図で最もよく説明され
る。ポジションIでは、1側が開いている容器1は、図
示されていないホルダー内で、容器の閉じた底部3がフ
ィラーパイプ5の底縁部16に近接して置かれるように、
上方向に、8′の上昇方向に向かって移動されている。
次いで、無菌ガス15が環状コネクタ12内に誘導され、そ
してフィラーパイプ5に沿った可撓ベローズ14を通って
ランプ外被6内に流れ出て、容器1の底の、閉じた末端
3で、カーブ矢印17に従って流れ出て、後に容器の蓋を
形成するこの壁を滅菌し、次いで、無菌気体は環状壁2
に沿って上昇して、最後に矢印18に沿って流出すること
ができる。
この予備滅菌の間、ランプ7はオンされ、そして、例
えば毎秒20の周波数での放電によって、高エネルギーの
光衝撃を発散する。これらの発光衝撃はランプ外被6お
よび特に容器1にある細菌を殺菌するのに適している。
昇降および旋回装置9の働きにより、ランプ外被6は両
方向矢印10(第2図)に従って、後方に、前方に旋回し
て、U型放電ランプ7の棒状、縦型腕部7′を、滅菌し
ようとする全表面領域にできる限り接近させる。例え
ば、1.9秒のサイクル時間の場合、オンしたランプは滅
菌するために約0.3秒かかる。滅菌媒体、すなわち滅菌
ガス15−18が流れ続ける間、ランプ7はオフにされて、
上方向8′に向かって上昇し、その後、液体はフィラー
パイプ5を通って流れ落ちて、容器1を充填し始める。
そこで、第4図の状態IIが到達する。
容器1は、液体の流入量に従って決められた速度で下
方に移動されるので、液体31のレベルは常に、ほぼフィ
ラーパイプ5の底縁部16の領域内にある。ランプ外被6
の上端は、もう固定コネクタ12に接近しているので、ベ
ローズ14は圧縮されている。
ポジションIIIに到達するために、ランプ7は矢印
8′と反対方向に十分下方に移動され、従って、ランプ
外被の底面は密閉ジョー20の接続線のすぐ上にある。1
側に開いている容器1の上端もまた、ポジションIIIで
はっきり分かるように、この高さに置かれている。この
ように、密閉ジョー20内に非常に狭い環状あるいは方形
のギャップが保持されているだけであるので、カーブ矢
印17に従って流出する無菌ガスは極めて少ない。その
間、ベローズ14はその通常の細長い形に拡張されてい
る。
容器1に完全に中味4が充填されると、次に、容器
は、後にその基部を形成することになる領域で、折るこ
とによって、密閉されねばならない。これは、ポジショ
ンIVで示されるように、カーブ矢印21に従って2つの密
閉ジョー20を接合することによって行われる。ここで
は、折った底部はすでに閉じられ、液体を透さないよう
に密閉されている。
その後、密閉ジョー20は矢印21の方向と反対方向の初
期位置に、外方向に移動され、そして容器は右側に動か
される。
その間、ポジションVでは、新しい容器1が、矢印31
の方向に向かって、ランプ外被6およびフィラーパイプ
5の下に運搬され、配置され、そして再び、8′の上方
向に向かって上昇し、従ってポジションIが到達され、
その後、前述の動作側が繰り返される。
下方における無菌空間を完成するために、容器1は、
第5図の枠状ホルダー33に隣接して配置されている。こ
のホルダー33は密閉ジョー20′、20″から少し距離をお
いて配置されていることが分かる。それは、この距離を
保持しながら、密閉ジョーと共に、そして容器1と相対
的に運動する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 55/04 - 55/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1側の開いた、流動性媒体用の容器(1)
    を、脈動光の作用により、およびフィラーパイプ(5)
    を利用して、滅菌し、かつ充填するプロセスにおいて、
    フィラーパイプ(5)と光源(7,7')を取り囲む容器
    (1)が、フィラーパイプ(5)の底縁部(16)と光源
    (7,7')が容器の閉じた末端(3)の近くに位置決めさ
    れるほど、フィラーパイプと光源に関して十分に移動
    し、無菌ガスが容器(1)内に吹き込まれて、光の効果
    が現され、そして光源(7,7')をオフにした後、光源
    (7,7')は1方向に沿って移動し、そして充填された容
    器(1)は他方向に移動し、次いで閉じられ、先方向に
    運搬されることを特徴とする、前記プロセス。
  2. 【請求項2】無菌ガスを含む空気は、滅菌、充填および
    閉鎖の全プロセスの間、容器(1)の内部に保持されて
    いることを特徴とする、請求項1のプロセス。
  3. 【請求項3】無菌ガス(15−18)は、全動作の間、フィ
    ラーパイプ(5)の表面の外側を吹き流れることを特徴
    とする、請求項1または2のプロセス。
  4. 【請求項4】1側の開いた、流動性媒体用の容器(1)
    を滅菌し、かつ充填するための、脈動光を発光するラン
    プ(7,7')と、その底縁部(16)は開いていて容器
    (1)に関して可動なフィラーパイプ(5)とを有する
    装置において、ランプ(7,7')は冷却剤で内部を冷却さ
    れ、固定フィラーパイプ(5)の外表に隣接したランプ
    外被(6)内に配置されており、ランプ外被(6)はフ
    ィラーパイプ(5)と容器壁(2)間の空間(19)にお
    いて可動に駆動されること、および無菌ガス(15−18)
    を容器(1)の内部に供給するライン(13,19)が備え
    られていることを特徴とする、前記装置。
  5. 【請求項5】ランプ(7,7')とランプ外被(6)は、通
    っているラインを避けながら、フィラーパイプ(5)を
    包囲する昇降および旋回装置(9)に取り付けられてい
    ること、ランプ(7,7')のほぼ垂直な方向の長さは大
    体、容器(1)のほぼ垂直な方向の高さに対応すること
    を特徴とする、請求項4の装置。
  6. 【請求項6】フィラーパイプ(5)はその上方領域に、
    昇降および旋回装置(9)から距離をおいて、固定接続
    部分を備えており、そしてその間に可撓ベローズ(14)
    がフィラーパイプ(5)を取り囲んで、ガスを透さない
    ように取り付けられていることを特徴とする、請求項4
    または5の装置。
  7. 【請求項7】フィラーパイプ(5)の底縁部(16)の外
    側領域に、可動密閉ジョー(20,20',20")が配置されて
    いることを特徴とする、請求項4から6までのいずれか
    1項の装置。
  8. 【請求項8】可撓スリーブ(29)はランプ外被(6)の
    周囲に径方向の距離をおいて配置されており、それは上
    部で固定コネクタ(12)の領域にガスを透さないよう
    に、そして底部取り付けでは密閉ジョー(20',20")の
    上部に近接して、取り付けられていることを特徴とす
    る、請求項4から7までのいずれか1項の装置。
  9. 【請求項9】ランプ外被(6)に取り囲まれたランプ
    (7,7')は、昇降の並進方向(8)に対して直角に横か
    ら見ると、U型であり、そしてU型の腕を形成するタブ
    (7")は、上から見ると、弧状であり、ランプ外被
    (6)は環状であることを特徴とする、請求項4から8
    までのいずれか1項の装置。
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