JP3485274B2 - カメラのストロボ装置 - Google Patents

カメラのストロボ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラにおけるメイン
コンデンサに蓄積した電気エネルギを放電管で放電発光
させるストロボ装置の構成部品の配置構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】カメラの普及化のための1つの方向とし
て、カメラを小型化することが望まれ、各種の小型カメ
ラが開発され実用化されている。このような背景におい
て、撮影に使用されるフイルムを特殊な小さいフイルム
とした超小型カメラも知られているが、フイルムが小さ
くなると画像の解像力が低下し、鮮鋭な写真が得られ
ず、またそのような特殊なフイルムは広く普及していな
いため、必要なときにすぐ入手することが困難であると
いう難点がある。
【0003】そこで普通のパトローネ内に収容されたロ
ールフイルムを使用したうえで、できるだけサイズを小
さくした小型カメラの開発が要望されている。
【0004】また、上記のようなコンパクトカメラにお
いてもストロボ装置の設置が要望されているが、このス
トロボ装置は、電池からの電気エネルギを蓄積するメイ
ンコンデンサ、該メインコンデンサの電荷を放電発光す
る放電管、この充放電を制御するストロボ制御回路を必
要としているものであって、これらのストロボ構成部品
を狭い設置ペースに効率よく配設することが要求され
る。
【0005】さらに、カメラのコンパクト化に伴い、こ
のカメラを撮影者が保持して撮影しようとする場合に、
保持し得る領域が狭いことからストロボ装置の放電管に
指が掛りやすく、放電管による閃光の一部が遮られて光
量不足となることを防止する目的で、この指掛りを検知
する指掛りセンサの設置が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記のよう
にカメラのコンパクト化を図りつつ前記ストロボ装置の
構成部品および指掛りセンサを配設するのは困難である
とともに、その配置によってはストロボ回路の一部が指
掛りセンサによる検知機能を損なう恐れがある。
【0007】具体的には、電池からの電気エネルギをメ
インコンデンサに充電させるためのチャージ回路として
発振回路が公知のように採用されており、充電時には大
きな電流変動を伴う発振が行われている。一方、前記指
掛りセンサとしては、静電容量の変化から指の接触を測
定するものとして発振パルスの変動を検出する方式のも
のが採用される場合が考えられ、その検出のための特性
変動は微小であり、前記チャージ回路による発振信号が
ノイズとして前記指掛りセンサによる指掛りの検知機能
に影響し、誤動作を招く恐れがある。
【0008】また、前記ストロボ装置の放電管は通常カ
メラの左上部に配設されるものであり、この部分の下方
にはロールフイルムを収容したパトローネを装填するパ
トローネ室もしくはパトローネからのフイルムを巻き上
げるスプールを設置するスプール室が配設されるもので
あり、このパトローネ室もしスプール室の上部のカメラ
上面との間隔は狭く、放電管の背部に前記ストロボ回路
の全体を配設することが困難となっている。さらに、前
記メインコンデンサについても、その配設位置はカメラ
全体の設置スペースとの関係から放電管と離れた位置に
配設されるようになっている。
【0009】そこで、本発明は上記事情に鑑みなされた
ものであって、放電管、メインコンデンサ、ストロボ回
路等の各構成部品を、指掛りセンサによる検知機能を阻
害することなくカメラの設置スペースを有効利用して配
置し全体としてコンパクト化を実現するようにしたカメ
ラのストロボ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のカメラのストロボ装置は、電池からの電気エネルギ
を蓄積するメインコンデンサと、該メインコンデンサの
電荷を放電発光する放電管と、メインコンデンサへの充
電と放電管への放電とを制御するストロボ回路とを備
え、前記放電管をカメラの一側方の上部近傍の前面に配
設するとともに、該放電管に隣接して撮影者の指の接近
を検出するための指掛りセンサを配設し、前記ストロボ
回路をメインコンデンサへの充電を制御する発振回路を
有するチャージ制御部と、放電管への放電を制御するト
リガ回路を有する発光制御部とに分離し、前記発光制御
部を放電管の後方近傍に設置する一方、前記チャージ制
御部を前記放電管の設置位置とは反対側のカメラの他側
方の下部に配設したことを特徴とするものである。
【0011】また、前記メインコンデンサを前記放電管
とは反対側の鏡胴ユニットの側方に設置し、電池を鏡胴
ユニットの下方に配設するのが好適である。
【0012】
【作用】本発明によれば、ストロボ回路を充電制御を行
うチャージ制御部と放電制御を行う発光制御部とに分離
して設け、カメラの一側方上部の放電管と指掛りセンサ
の設置部に前記発光制御部を設置する一方、カメラの他
側方下部に前記チャージ制御部を設けて、放電管近傍の
設置スペースの低減によるコンパクト化を実現するとと
もに、指掛りセンサの検出に影響を及ぼす恐れのあるチ
ャージ制御部を最も離れた位置に設置してその影響を低
減して正確な指掛りの検出を可能としている。
【0013】さらに、メインコンデンサをチャージ制御
部側の鏡胴ユニットの側方に設置し、電池を鏡胴ユニッ
トの下方に配設すると、よりコンパクトに構成部品が配
置できるとともに、充電を制御するチャージ制御部とメ
インコンデンサと電池の接近により、回路構成が簡素化
できるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。図1は一実施例のストロボ装置を備えたカメラの前
カバー等を省略した分解斜視図、図2は同カメラの概略
正面図、図3は断面側面図、図4は断面平面図である。
【0015】本例のカメラ1は、プラスチックによって
成形されたカメラ本体2に各種部品が取り付けられて構
成されている。このカメラ本体2は、撮影光学系4(撮
影レンズ)を有する鏡胴ユニット3を保持する筒部2aを
中央に有し、該筒部2aの周囲の平板部2bがアパーチュア
に構成される。このカメラ本体2の一方の端部には内部
にパトローネ室Pを形成する略円筒状のパトローネ室カ
バー2cが連接され、他方の端部にはスプール室Sを形成
する略円筒状のスプール室カバー2dが連接されている。
【0016】パトローネ室カバー2cの内部にはロールフ
イルムを収容したパトローネ(図示せず)が装填され、
スプール室カバー2dの内部には上方からフイルム給送機
構5のスプール10が挿入設置され、該スプール10にはフ
イルム給送モータ(図示せず)が内蔵され外周にロール
フイルムを巻き取るものであり、このスプール10の上部
には減速機構11が設置されている。一方、前記パトロー
ネ室カバー2cにはその上方からパトローネの軸に係合す
る巻戻しフォーク12が挿入設置され、この巻戻しフォー
ク12から前記スプール10の減速機構11に対して歯車列13
が配設されている。該歯車列13の途中には水平軸13a が
介装されている。
【0017】前記スプール10内のフイルム給送モータの
駆動力が減速機構11で減速されてスプール10または巻戻
しフォーク12に選択的に伝達され、スプール10に伝達さ
れた際には該スプール10にパトローネからのフイルムを
巻き取り、巻戻しフォーク12に伝達された際にはパトロ
ーネ内にフイルムを巻き戻すものである。前記スプール
室カバー2dの底部に配設される底壁部材15にはクロー機
構16が設置されており、該クロー機構16はフイルム装填
時のロールフイルムの先端部のパーフォレーションに係
合して該フイルムをスプール10に対して巻き付ける機能
を有している。
【0018】なお、前記パトローネ室カバー2cには装填
されたパトローネのフイルム感度等を検出するためのD
X接片17が配設されている。このDX接片17による開口
部分からの洩れ露光を防止する遮光カバー18b が前記鏡
胴ユニット3における後述の固定筒18の側面に配設され
ている。
【0019】前記鏡胴ユニット3は、カメラ本体2の筒
部2aに固定筒18が固着されるとともに、該固定筒18の内
部に光軸方向に移動可能に移動筒19が取り付けられ、こ
の移動筒19内のレンズ鏡胴20に前記撮影レンズ4が保持
されている。
【0020】前記固定筒18の上部には、前記移動筒19の
繰出し移動を駆動するレンズ駆動部21(繰出しモータ)
が設置され、図示しない減速歯車を介してガイド軸に沿
って移動筒19の繰出しを行うように構成されている。ま
た、前記カメラ本体2の筒部2aには画面サイズ切替用の
マスク部材22が回動可能に配設され、その前方には遮光
枠23が配設されている。
【0021】さらに、前記カメラ本体2のパトローネ室
カバー2cの上方には前面にストロボ装置6の放電管26が
設置されている。該放電管26には指掛りセンサ27が付設
されている。前記放電管26の近傍にはストロボ回路の発
光制御部28が配設されるとともに、前記放電管26で放電
する電気エネルギを蓄積するメインコンデンサ30は2つ
の円筒状コンデンサで構成され、該メインコンデンサ30
は前記鏡胴ユニット3とスプール室カバー2dとの間の側
部空間に光軸方向に並んで前後に配設されている。
【0022】一方、電源としての電池31は前記鏡胴ユニ
ット3の下方の空間に、前記固定筒18と一体の壁部18a
で形成された電池室に収納されるものであり、該電池31
によって各駆動部に対する作動電力が供給される。
【0023】そして、前記ストロボ装置6のメインコン
デンサ30に所用の電気エネルギを蓄積するためのストロ
ボ回路のチャージ制御部33は、前記発光制御部28とは分
離されて前記カメラ本体2のスプール室カバー2dの下部
の空間に配設されている。そして、上記チャージ制御部
33の発振回路の作用によって電池31を電源としてメイン
コンデンサ30に所用の電気エネルギを蓄積し、放電管26
の両極に負荷しておき、放電管26に接続する前記発光制
御部28のトリガ回路を短絡して発光させるものである。
【0024】さらに、前記放電管26の近傍(下方)に配
設された指掛りセンサ27は、撮影者の指の接触もしくは
接近を検出して、カメラ1を保持している指によって放
電管26の開口が塞がれて閃光が遮蔽されるのを警告する
ためのものであり、例えば、静電容量の変化などから検
出する構造に設けられている。その一例を図5に基づい
て後述する。
【0025】前記メインコンデンサ30は単一に構成する
と所定の容量を得るための径が大きくなって前記スペー
スへの設置が困難であるが、分割形成することで、それ
ぞれのメインコンデンサ30の径は小さくなって、スプー
ル室カバー2dと鏡胴ユニット3との間の側部空間への配
置を可能としている。
【0026】また、前記鏡胴ユニット3の上方には、オ
ートフォーカス機構34とファインダ35とが一体となった
ファインダ部7が配設されている。例えば、このファイ
ンダ部7は、その前面側の中央に実像ファインダ35の対
物窓35a が、その両側にオートフォーカス機構34の投光
レンズ34a と受光レンズ34b とが配設されて構成されて
いる。
【0027】前記鏡胴ユニット3とパトローネ室カバー
2cとの間の側方空間には、画面サイズを通常サイズとパ
ノラマサイズとに切り替える画面サイズ切替機構8の一
部が配設されている。すなわち、前記カメラ本体2の筒
部2aに配設されたマスク部材22に対し、その軸の一端部
に形成されたアーム22a に係合する上下のレバー37,38
が、前記鏡胴ユニット3の固定筒18の側面に枢支され、
このレバー37,38に対して前記ファインダ部7の底面に
水平方向に回動自在に中間レバー39が配設され、該中間
レバー39に図示しないカメラカバーにスライド可能に支
持された切替部材40が連係されて構成されている。
【0028】そして、前記切替部材40の操作に応じて前
記マスク部材22が回動して、撮影光の露光範囲の上下を
規制してパノラマサイズとしたり、開いてノーマルサイ
ズの露光を行うものである。
【0029】また、前記カメラ本体2のスプール室カバ
ー2dの端部には裏蓋支持部42が設けられ、該支持部42に
は裏蓋9のヒンジ部材43が回動自在に支承される。この
裏蓋9は、金属板製の裏蓋本体44と、図示しないデート
モジュール等の電子回路部品を保持する押え板45と、該
押え板45に対して光軸方向に若干移動可能に支持され、
バネによってフイルムをカメラ本体2のアパーチュア2b
に押圧する略矩形状の圧板46とを備えている。
【0030】前記裏蓋本体44は、カメラ本体2の背面を
覆うとともに、底面の一部を覆う底面部44a を備えてい
る。そして、裏蓋9の開時には、前記パトローネ室カバ
ー2cの底部がカメラ本体2の底面に開口するとともに、
パトローネ室Pからスプール室Sに至るフイルム通路の
底面が開口し、底部からパトローネを装填するドロップ
インロード方式に構成されている。なお、前記裏蓋9の
底面部44a にはカメラ本体2の底面における電池蓋(図
示せず)に沿う切欠き部が形成され、裏蓋9を開放する
ことなくフイルム装填中でも電池室を開いて電池31の交
換が行える。
【0031】前記裏蓋9の内部に設置される押え板45の
側方には、前記電子回路部品に対するフレキシブル配線
板47が延設され、カメラ本体2側の主制御回路のフレキ
シブル配線板50と接続される。この主制御回路のフレキ
シブル配線板50は、前記スプール室カバー2dの前方から
メインコンデンサ30の背部、電池31の背部を通って、パ
トローネ室カバー2cの前方に延び、他のフレキシブル配
線板と接続されるものである。
【0032】さらに、前記圧板46の一端部には先端が前
記スプール10に接触可能な板バネで構成された付勢部材
48(図4参照)が取り付けられ、ロールフイルムをスプ
ール10に押圧する。
【0033】なお、前記カメラ本体2の前方および側方
の外側には図示しない前カバーが配設されるものであ
り、その他、図1において、符号51は裏蓋ロック用のロ
ック部材、52および53は歯車列13の各歯車の上部を保持
する保持板、54は該歯車列13の一部の歯車下部を枢支す
る支承部材を兼ねた日付写込み発光体、55はその回路部
である。
【0034】図5には、前記指掛りセンサ27による撮影
者の指の接触もしくは接近を検知する指掛り検知装置60
の概略を示し、この例は撮影者の静電容量を検知して指
掛りの警告を行うものである。
【0035】指掛り検知装置60は、前記指掛りセンサ27
と、高周波パルスを発生する発振器61と、該発振器61か
らの高周波パルスと指掛りセンサ27からの高周波パルス
とが入力され、これらのパルスの位相の変化を検出する
位相差検出回路62と、測距・測光等のカメラ制御を行う
マイクロコンピュータ63(前記主制御回路のフレキシブ
ル配線板50に設置されている)と、このマイクロコンピ
ュータ63に制御されて前記発振器61と位相差検出回路62
とのオン・オフを行うスイッチング回路64と、指掛り状
態となっていることを警告する警告発生部65とから構成
されている。また、シャッタボタン66が接続され、焦点
合わせ用の半押し信号と、シャッタレリーズ用の全押し
信号とが送り出され、半押し信号によってスイッチング
回路64を作動して発振器61と位相差検出回路62とに電源
が供給される。
【0036】位相差検出回路62では、発振器61からの高
周波パルスがコンパレータの正端子と負端子とに入力さ
れ、さらに、前記指掛りセンサ27の信号が正端子側に接
続され、指掛りセンサ27に指が触れると、撮影者の持つ
静電容量により高周波パルスが撮影者側に流れ込んで行
く。これにより、正端子側に入力される高周波パルスが
負端子側に入力される高周波パルスに対して鈍ってしま
う。そして、位相差検出回路62の出力は入力時の高周波
パルスに対して位相のずれたものとなり、この出力が検
知信号としてマイクロコンピュータ63に入力される。検
知信号を受けたマイクロコンピュータ63は、警告発生部
65を作動して撮影者に警告を行う。
【0037】上記のような構成のカメラ1を組み立てた
状態においては、前面側に放電管26および指掛りセンサ
27を配設したパトローネ室カバー2cの上方の空間には、
ストロボ回路の分割した発光制御部28のみを配設するよ
うにしたことで、この狭い空間に設置可能であり、スト
ロボ回路のチャージ制御部33はスプール室カバー2dの底
壁部材15の下方空間を有効利用しカメラ1の全体形状を
拡大することなく配設したものであり、さらに、メイン
コンデンサ30を分割して鏡胴ユニット3とスプール室S
との間に配設し、さらに、鏡胴ユニット3の下方に電池
31を配設したことで効率的にストロボ構成部品を配置し
てなり、全体として配置密度が高く、外形寸法の小さい
コンパクトなカメラ1を構成している。
【0038】また、ストロボ撮影を行うように操作され
ると、チャージ制御部33によって電池31の電気エネルギ
がメインコンデンサ30に蓄積され、指掛りセンサ27の検
出信号に基づいて放電管26の前方を指で遮られていない
状態では、シャッタボタン66の操作に対応して発光制御
部28によって放電管26で放電され閃光が放射される。さ
らに、指掛りセンサ27とチャージ制御部33とが離れた位
置に配設され、両者間には各種部品が設置されているこ
とで、メインコンデンサ30への充電時に生じる発振ノイ
ズによる指掛りセンサ27の検知精度の低下を回避してい
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ストロボ回路をメイン
コンデンサへの充電を制御するチャージ制御部と、放電
管への放電を制御する発光制御部とに分離し、発光制御
部をカメラの一側方上部の放電管および指掛りセンサの
後方近傍に設置する一方、前記チャージ制御部をカメラ
の他側方の下部に配設したことにより、放電管の後方の
狭い空間への設置部品の大きさを小さくして、全体とし
てコンパクトにカメラを構成することができるととも
に、指掛りセンサとチャージ制御部とを離して配置した
ことで、指掛りセンサによる検知精度を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のストロボ装置を備えたカメ
ラを前カバー等の一部を省略して示す分解斜視図
【図2】同カメラの内部配置構造を示す概略正面図
【図3】同断面側面図
【図4】同断面平面図
【図5】指掛り検知装置の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 2c パトローネ室カバー 2d スプール室カバー 3 鏡胴ユニット 6 ストロボ装置 18 固定筒 26 放電管 27 指掛りセンサ 28 発光制御部 30 メインコンデンサ 31 電池 33 チャージ制御部 60 指掛り検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池からの電気エネルギを蓄積するメイ
    ンコンデンサと、該メインコンデンサの電荷を放電発光
    する放電管と、メインコンデンサへの充電と放電管への
    放電とを制御するストロボ回路とを備えたカメラのスト
    ロボ装置において、 前記放電管をカメラの一側方の上部近傍の前面に配設す
    るとともに、該放電管に隣接して撮影者の指の接近を検
    出するための指掛りセンサを配設し、 前記ストロボ回路をメインコンデンサへの充電を制御す
    る発振回路を有するチャージ制御部と、放電管への放電
    を制御するトリガ回路を有する発光制御部とに分離し、 前記発光制御部を放電管の後方近傍に設置する一方、前
    記チャージ制御部を前記放電管の設置位置とは反対側の
    カメラの他側方の下部に配設したことを特徴とするカメ
    ラのストロボ装置。
  2. 【請求項2】 前記メインコンデンサを前記放電管とは
    反対側の鏡胴ユニットの側方に設置し、電池を鏡胴ユニ
    ットの下方に配設したことを特徴とする請求項1記載の
    カメラのストロボ装置。
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