JP3484921B2 - ガス燃料改質装置を備えたガスエンジン - Google Patents

ガス燃料改質装置を備えたガスエンジン

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JP3484921B2
JP3484921B2 JP13748497A JP13748497A JP3484921B2 JP 3484921 B2 JP3484921 B2 JP 3484921B2 JP 13748497 A JP13748497 A JP 13748497A JP 13748497 A JP13748497 A JP 13748497A JP 3484921 B2 JP3484921 B2 JP 3484921B2
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  • Industrial Gases (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料としての天
然ガス等のガス体燃料を排気ガスの熱エネルギによって
改質して熱効率をアップさせるガス燃料改質装置を備え
たガスエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天然ガスを主燃料とするガスエン
ジンは、コジェネレーション型エンジンとして、官公庁
研究機関或いは民間会社で開発が進められている。コジ
ェネレーション型エンジンは、動力を発電機で電気エネ
ルギとして取り出し、排気ガスエネルギが有する熱を熱
交換器で水を加熱して温水にして給湯用として利用して
いる。
【0003】従来、天然ガスを燃料とするエンジンとし
て、例えば、特開平6−108865号公報、特開平6
−101495号公報に開示されたものがある。
【0004】特開平6−108865号公報に開示され
たコージェネレーション型ガスエンジンは、排気ガスを
ターボチャージャ、エネルギー回収装置及び蒸気発生装
置を通して排気ガス温度を低下させ、低温の排気ガスを
EGRに使用してNOX を低減するものであり、遮熱型
ガスエンジンからの排気ガスによってターボチャージャ
を駆動し、該ターボチャージャからの排気ガスで発電機
を備えたエネルギー回収装置を駆動する。該コージェネ
レーション型ガスエンジンは、エネルギー回収装置から
の排気ガスを熱交換器の蒸気発生装置に送り込み、該蒸
気発生装置で水を蒸気に変換し、該蒸気によって蒸気タ
ービンを駆動して電気エネルギーとして回収する。蒸気
発生装置を通過した排気ガスをターボチャージャのコン
プレッサに送り込んでEGRを行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、天然ガス
は、その主成分がメタンCH4 であることが知られてい
る。燃料のメタンは、発熱量が大きく、自然界に多く存
在するので、将来の石油代替燃料として期待されてい
る。メタンを触媒を介して熱分解させて改質すると、メ
タンは一酸化炭素COと水素H2 になるが、COとH2
の発熱量は、CH4 の発熱量以上のものになり、エンジ
ンに使用すると、熱効率を向上させることができ、省資
源となると共に、CO2 の排出を抑制することができ
る。
【0006】即ち、メタンCH4 ,一酸化炭素CO及び
水素H2 の各燃料の発熱量は次のとおりである。 CH4 +2O2 →CO2 +2H2 O+212800kc
al/kmol・W CO+(1/2)O2 →CO2 +67700kcal/
kmol・W H2 +(1/2)O2 →H2 O+68350kcal/
kmol・W ところが、触媒を用いると共に排気ガスが有する熱エネ
ルギを利用してCH4を改質燃料に転化させると、その
発熱量が増加することになる。 CH4 +CO2 →2CO+2H2 2CO+2H2 +2O2→2CO2 +2H2 O+272
100kcal/kmol・W
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、天然ガス等のガス体燃
料、特に、CH4 燃料を改質するため、CH4 にCO2
を混合して触媒の助けによって排気ガスの熱エネルギを
利用してCOとH2 とに改質し、熱効率を向上させると
共に、排気ガス中のCO2 を改質に利用してCO2 の放
出を低減したガス燃料改質装置を備えたガスエンジンを
提供することである。
【0008】この発明は、CH4 を主成分とする天然ガ
ス燃料を収容した燃料タンク、燃焼室からの排気ガスを
排出する排気通路に配置されたCH4 とCO2 の混合ガ
スを排気ガスの熱エネルギによって熱分解してCOとH
2 から成る改質燃料に変換させる触媒反応器、前記燃料
タンクから前記触媒反応器へ前記天然ガス燃料を供給す
るガス燃料供給装置、前記排気ガスから分離したCO2
を前記触媒反応器へ送り込むCO2 供給装置、及び前記
燃焼室へ前記改質燃料を供給する改質燃料供給装置、か
ら成るガス燃料改質装置を備えたガスエンジンに関す
る。
【0009】前記CO2 供給装置は、冷却された低温の
排気ガス中のCO2 を溶解する溶液を収容したCO2
解装置、前記燃焼室から排出される高温の排気ガスが流
れる前記排気通路に配置され且つ前記CO2 溶解装置で
CO2 を溶解した前記溶液を高温排気ガスによって加熱
してCO2 を放出させる前記溶液を収容すると共に放出
されたCO2 を前記触媒反応器に送り込むCO2 送出装
置、及び前記CO2 溶解装置と前記CO2 送出装置との
間を前記溶液を循環させる循環ポンプ、から構成されて
いる。
【0010】また、前記CO2 溶解装置における排気ガ
ス中のCO2 を吸収する溶媒はβ−アミノエチルアルコ
ールであり、また、前記CO2 送出装置におけるCO2
を放出する溶液はβ−オキシエチルアンモニウムであ
る。
【0011】また、前記CO2 溶解装置におけるCO2
を溶解する溶媒はジェタノールアミンである。
【0012】前記CO2 溶解装置は、前記排気ガス中の
CO2 を溶媒に溶解させて溶液とし、前記排気ガス中の
2 とH2 Oガス(100℃以上で水蒸気)を大気に放
出することから成る。従って、大気には排気ガス中のN
2 とH2 Oのみが放出されるので、極めてクリーンな排
気ガスとなり、大気汚染を低減でき、環境にやさしい排
気ガスとなる。また、燃料中には、大量のCO2 が含ま
れることになり、NOX の生成を抑制することができ
る。
【0013】或いは、前記CO2 供給装置は、低温排気
ガスが流れる前記排気通路に配置されたCO2 分離膜に
よって前記排気ガス中から分離されたCO2 を前記触媒
反応器に供給するものである。また、前記CO2 供給装
置における前記CO2 分離膜は、ポリ四フッ化エチレン
膜で構成するか、又はエチレンジアミンを結合させてC
2 の取込みをアップさせたポリ四フッ化エチレン膜で
構成されている。
【0014】また、このガス燃料改質装置を備えたガス
エンジンにおいて、前記触媒反応器には、触媒としてN
i又はPtが使用されている。前記触媒反応器は、前記
排気通路に配置された熱交換器から成り、前記熱交換器
は前記排気ガスが流れる排気ガス通路と前記排気ガス通
路の隔壁の内側に組み込まれた前記触媒によって表面が
被覆された多孔質部材が収容されたガス体燃料通路から
構成されている。
【0015】また、このガス燃料改質装置を備えたガス
エンジンは、前記触媒反応器の後流の前記排気通路には
ターボチャージャが設けられ、前記ターボチャージャの
後流の前記排気通路には排気ガス及び/又は水蒸気を駆
動源としたエネルギ回収タービンが設けられ、前記エネ
ルギ回収タービンの後流の前記排気通路には蒸気を発生
させる熱交換器が設けられている。上記の構成によっ
て、このガス燃料改質装置を備えたガスエンジンでは、
前記燃焼室から排出される排気ガス温度は、前記触媒反
応器では900℃〜800℃程度であるが、前記ターボ
チャージャで回収されて150℃程度低下させ、次い
で、前記エネルギ回収タービンで回収されて200℃程
度低下させ、最後に前記熱交換器で回収されて350℃
程度低下させることができる。従って、前記CO2 溶解
装置へ吹き込まれる排気ガス温度は、100℃程度にま
で低下させることができ、前記CO2 溶解装置において
β−アミノエチルアルコールがCO2 を良好に溶解させ
ることができる。
【0016】更に、このガス燃料改質装置を備えたガス
エンジンにおいて、前記燃焼室はセラミック部材によっ
て遮熱構造に構成されている。即ち、前記燃焼室の壁面
をセラミック部材で作製し、その外側に遮熱層を形成す
ることによって前記燃焼室を遮熱構造に構成できる。従
って、このガスエンジンは、前記燃焼室から排出される
排気ガスが約900℃程度の高温排気ガスであり、該高
温の排気ガスを前記燃焼室から前記排気通路に排出する
ことになり、CH4 とCO2 との混合ガスを触媒の助け
で熱分解してCOとH2 に変換し、熱効率をアップでき
る。
【0017】このガス燃料改質装置を備えたガスエンジ
ンは、上記のように、天然ガスの主成分のCH4 にCO
2 を混合して触媒の助けによって排気ガスの熱エネルギ
で熱分解させ、改質燃料COとH2 に転化させるので、
272100/212800=2.8となり、発熱量を
約3割程度アップさせることができ、それによって熱効
率を向上させることができる。天然ガスを改質燃料に転
化させた場合の発熱量を1kg・W当たりに換算する
と、次のとおりである。 CH4 +2O2 →CO2 +2H2 O+13300kca
l/kg・W CH4 +CO2 →2CO+2H2 2CO+2H2 +2O2→2CO2 +2H2 O+170
00kcal/kg・W 上記のように、メタンガス(CH4 )は、ニッケル(N
i)やプラチナ(Pt)等の触媒の助けで排気ガスの熱
エネルギによって二酸化炭素(CO2 )と反応して一酸
化炭素(CO)と水素(H2 )に熱分解する。上記分解
反応では排気ガスの熱エネルギを利用すると熱分解がで
き、熱発生量の大きな燃料のCOとH2を得ることがで
きる。即ち、上記分解反応は、NiやPt等の触媒上に
メタンガスを通し、約800℃以上に加熱すると、熱分
解が発生する反応であり、二酸化炭素は一酸化炭素へ分
解し、メタンはCOとH2 に分解する。
【0018】このガス燃料改質装置を備えたガスエンジ
ンでは、燃焼室が遮熱構造に構成されているので、燃焼
室からの排気ガスは高温状態となり、排気ガス温度80
0℃以上となり、上記熱分解の反応をスムースに達成さ
せることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
によるガス燃料改質装置を備えたガスエンジンの実施例
を説明する。図1はこの発明によるガス燃料改質装置を
備えたガスエンジンの一実施例を示す説明図、図2は図
1のガスエンジンに組み込まれたターボチャージャを示
す説明図、及び図3は図1のガスエンジンに組み込まれ
たエネルギ回収タービンを示す説明図である。
【0020】このガス燃料改質装置を備えたガスエンジ
ンは、天然ガス等のガス体を燃料とするガスエンジン1
であり、コージェネレーションシステムに適用されて好
ましいものである。また、この実施例では、ガスエンジ
ン1として燃焼室1Aをセラミック部材等によって遮熱
構造に構成したものである。ガスエンジン1は、改質燃
料が供給されるシリンダヘッド43に形成された副室1
Bを備えており、副室1Bは開閉弁44による連絡口の
開放によって燃焼室1Aに連通するように構成されてい
る。また、副室1Bには燃料弁45が設けられ、燃料弁
45による燃料供給口の開放によって改質燃料供給路9
から副室1Bへ改質燃料が供給されるように構成されて
いる。
【0021】ガスエンジン1は、燃焼室1Aから排気通
路8を通じて排出される排気ガスの熱エネルギによって
駆動されるターボチャージャ3、ターボチャージャ3の
後流の排気通路8Aに設けられたCO2 供給装置を構成
するCO2 送出装置4、ターボチャージャ3のタービン
23から排気される排気ガスの熱エネルギで駆動される
タービン28を備えた排気ガス及び/又は水蒸気を駆動
源とするエネルギ回収タービン5、エネルギ回収タービ
ン5のタービン28から排気される排気ガスの熱エネル
ギで高温の蒸気を発生させる熱交換器6、熱交換器6か
らの蒸気によって駆動されるエネルギ回収タービン5に
設けた蒸気タービン27、エネルギ回収タービン5から
排出される排気ガスを吹き込むことができるCO2 供給
装置を構成するCO2 溶解装置7を有している。
【0022】ガスエンジン1は、特に、CH4 を主成分
とする天然ガス燃料を収容した燃料タンク11、燃焼室
1Aからの排気ガスを排出する排気通路8に配置された
CH4 とCO2 の混合ガスを排気ガスの熱エネルギによ
って熱分解してCOとH2 から成る改質燃料に変換させ
る触媒反応器2、燃料タンク11から触媒反応器2へ天
然ガス燃料を供給するガス燃料供給装置である天然ガス
供給ポンプ12、排気ガスに含まれるCO2 を分離して
触媒反応器2へ送り込むCO2 供給装置、及び燃焼室1
Aへ改質燃料を供給する改質燃料供給装置の加圧燃料ポ
ンプ13を有していることを特徴としている。
【0023】更に、ガスエンジン1は、多気筒エンジン
であり、燃焼室1Aからの排気ガスを排出するため排気
マニホルド31と燃焼室1Aへ吸気を供給するため吸気
マニホルド32が設けられている。吸気通路10からの
吸入空気は吸気マニホルド32を通じて各気筒の燃焼室
1Aへ供給され、また、各燃焼室1Aからの排気ガスは
排気マニホルド31によって集合して排気通路8へ放出
される。また、燃焼室1Aへ供給される天然ガスを改質
した改質燃料は加圧燃料ポンプ13の作動によって改質
燃料供給路9を通じて各燃焼室1Aへ供給される。
【0024】特に、CO2 供給装置は、排気通路8Dか
ら排出される低温排気ガス中のCO2 を溶解する溶液を
収容したCO2 溶解装置7、高温排気ガスが流れる排気
通路8Aに配置され且つCO2 溶解装置7でCO2 を溶
解した溶液を高温排気ガスによって加熱してCO2 を放
出させる溶液を収容すると共に放出されたCO2 を触媒
反応器2に送り込むCO2 送出装置4、及びCO2 溶解
装置7とCO2 送出装置4との間で溶液を循環させる循
環ポンプ14から構成されている。また、排気ガスの低
温領域に配置されたCO2 溶解装置7におけるCO2
溶解する溶媒は、β−アミノエチルアルコール(2HO
2 4 NH2 )であり、排気ガスの高温領域に配置さ
れたCO2 送出装置4におけるCO2 を放出する溶液
は、炭酸β−オキシエチルアンモニウム〔(HOC2
4 NH3 2 CO3 〕である。
【0025】即ち、CO2 供給装置における化学式は、
化1に示すようになる。
【化1】 化1において、反応は低温ではCO2 を吸収して右側
(β−アミノエチルアルコール)へ進み、高温ではCO
2 を放出して左側(炭酸β−オキシエチルアンモニウ
ム)へ進む。β−アミノエチルアルコール(溶媒)は低
温ではCO2 を吸収して炭酸β−オキシエチルアンモニ
ウム(溶液)になり、該溶液が循環ポンプ14の作動に
よってCO2 送出装置4へ送り込まれ、高温になって溶
液からCO2を放出し、CO2 を放出した溶液であるβ
−アミノエチルアルコールとH2 Oは、再びCO2 溶解
装置7へ回収される。
【0026】CO2 送出装置4は、一種の気相−液相熱
交換器であり、加熱されるとCO2を放出する溶媒が収
容された溶液中を排気ガス通路が配置された構造を有し
ている。従って、CO2 送出装置4内の排気ガス通路に
排気ガスが流れることによって、溶液が高温に加熱さ
れ、CO2 を放出することになる。放出されたCO
2 は、CO2 供給路17を通じて触媒反応器2へ送り込
まれる。また、CO2 を放出した溶媒は、溶媒回収通路
16を通じて冷却されつつCO2 溶解装置7へ回収され
る。
【0027】更に、CO2 溶解装置7は、排気ガス中の
CO2 を溶媒に溶解させて溶液37とし、排気ガス中の
2 とH2 O(100℃以上で水蒸気)を排気口36を
通じて大気に放出するように構成されている。CO2
解装置7内に入れられた溶液37には、排気通路8Dが
開口し、排気ガスが溶液37に吹き込まれる。排気ガス
が溶液37に吹き込まれると、CO2 が溶媒に溶解
し、、N2 とH2 Oガスとは溶媒に溶解することなく、
排気口36から大気に放出される。従って、大気に放出
される排気ガスは、CO2 がほとんど含んでいない状態
であるので、大気汚染となることがない。また、CO2
が溶解した溶液37は、循環ポンプ14によってCO2
含有溶液供給路15を通じてCO2 送出装置4へ送り込
まれる。
【0028】ガスエンジン1において、触媒反応器2に
は、触媒としてNi又はPtが使用されている。触媒反
応器2は排気マニホルド31の集合部に配置されてお
り、燃焼室1Aから排出される排気ガスは約900℃と
いう約800℃以上の高温状態である。触媒反応器2
は、排気ガスが流れる排気ガス通路35中にガス体燃料
が流れるNi又はPtの触媒34が充填されたガス体燃
料通路34が配置されているものであり、一種の気相−
気相熱交換器を構成するものである。即ち、触媒反応器
2は、排気通路8に配置された熱交換器から成り、熱交
換器は排気ガスが流れる通路33と通路33の隔壁の内
側に組み込まれた触媒34によって表面が被覆された多
孔質部材が収容されたガス体燃料通路34から構成され
ている。
【0029】そこで、燃焼室1Aからの高温の排気ガス
が触媒反応器2の排気ガス通路35を流れることによっ
て、NiやPtの触媒34が充填されているガス体燃料
通路33が加熱される。そこで、約800℃以上に高温
にされたガス体燃料通路33を流れるCH4 とCO2
の混合ガスが触媒に接触し、CH4 はCOとH2 に熱分
解し、CO2 はCOに熱分解され、COとH2 との改質
燃料に変換される。次いで、天然ガスが変換された改質
燃料は、加圧燃料ポンプ13によって改質燃料供給路9
を通じて吸気マニホルド32からそれぞれの気筒の燃焼
室1Aへ供給される。
【0030】ガスエンジン1は、燃焼室1Aがセラミッ
ク部材及び遮熱層によって遮熱構造に構成されているの
で、燃焼室1Aから排気マニホルド31を通じて排出さ
れる排気ガスは約900℃〜800℃の高温ガスであ
る。そこで、ガスエンジン1では、排気ガスの熱エネル
ギを触媒反応器2で熱分解に作用させた後に、該熱エネ
ルギをターボチャージャ3、エネルギ回収タービン5及
び熱交換器6によって回収するように構成されている。
【0031】ガス燃料改質装置を備えたガスエンジン1
は、触媒反応器2の後流の排気通路8にターボチャージ
ャ3が設けられ、ターボチャージャ3のタービン23の
後流の排気通路8AにCO2 供給装置を構成するCO2
送出装置4が配置され、CO2 送出装置4の後流の排気
通路8Bにエネルギ回収タービン5が設けられ、エネル
ギ回収タービンのタービン28の後流の排気通路8Cに
は蒸気生成のための熱交換器6が設けられている。
【0032】ターボチャージャ3は、図2に示すよう
に、排気ガスによって駆動されるタービン23、タービ
ン23にシャフト26によって連結され且つタービン2
3によって駆動されるコンプレッサ24、及びシャフト
26に対して設けた交流機25から構成されている。コ
ンプレッサ24は、タービン23によって駆動され、空
気を加圧して圧縮空気とし、該圧縮空気を吸気通路10
を通じて吸気マニホルド32からそれぞれの気筒の燃焼
室1Aへ供給する。交流機25は、タービン23の回転
力を電力として取り出して排気ガスエネルギを回収する
ことができる。
【0033】エネルギ回収タービン5は、図3に示すよ
うに、排気ガスによって駆動されるタービン28、熱交
換器6で発生した蒸気によって駆動される蒸気タービン
27、及びシャフト30に対して設けられた発電機29
から構成されている。従って、排気ガスエネルギはター
ビン28を駆動し、蒸気エネルギは蒸気タービン27を
駆動し、それらの回転力は発電機29によって電力とし
て回収される。排気通路8Cに設けられた熱交換器6
は、気相−液相熱交換器であり、排気ガスエネルギによ
って高温蒸気を発生させ、該高温蒸気は蒸気通路19を
通じて蒸気タービン27へ送り込まれ、蒸気タービン2
7を駆動する。蒸気タービン27を駆動した蒸気は水と
低温蒸気との流体になって流体通路21を通ってコンデ
ンサ20へ放出され、コンデンサ20で高温水となって
水通路22を通じて熱交換器6へ再び送り込まれる。ま
た、熱交換器6を通過した排気ガスは、熱エネルギをほ
とんど回収された状態の低温の排気ガス(100℃程
度)となってCO2 溶解装置7の溶液37へ吹き込まれ
る。
【0034】また、ガスエンジン1では、CO2 溶解装
置におけるCO2 を溶解する溶媒は、上記のようなβ−
アミノエチルアルコールの他に、ジェタノールアミンを
使用することもできる。ジェタノールアミン〔(HOC
2 CH2 )NH〕は、β−アミノエチルアルコールと
同様に、低温でCO2 を吸収し、高温でCO2 を放出す
る特性を有している。ジェタノールアミンを用いた場合
にも、上記と同様に、CO2 送出装置4でCO2 を放出
して触媒反応器2へ送り込むことができ、触媒反応器2
では、天然ガス中のCH4 とCO2 との混合ガスを触媒
の助けによってCOとH2 に熱分解させる。排気ガス
は、ジェタノールアミンの溶媒が入れられたCO2 溶解
装置7に吹き込まれることによって、排気ガスはCO2
溶解装置7においてCO2 が排除されたN2 とH2 Oガ
ス(100℃以上で水蒸気)とから成る極めてクリーン
な排気ガス状態で大気に排出されることになる。
【0035】次に、図4を参照して、この発明によるガ
ス燃料改質装置を備えたガスエンジンの別の実施例を説
明する。この実施例は、上記実施例と比較して、CO2
の取り出しシステムが相違する以外は実質的に同一の構
成を有するので、同一機能を有する部品には同一符号を
付し、重複する説明を省略する。
【0036】この実施例のガスエンジン1は、上記実施
例と比較してCO2 供給装置が相違するものである。C
2 供給装置は、低温排気ガスが流れる排気通路8Dに
配置されたCO2 分離膜40を収容したCO2 分離装置
38から構成されている。排気通路8DからCO2 分離
装置38に送り込まれた排気ガスは、CO2 分離膜40
によって排気ガス中からCO2 を分離し、分離されたC
2 はCO2 供給ポンプ42の作動によってCO2 供給
通路17を通じて触媒反応器2に供給される。CO2
離装置38に収容されたCO2 分離膜40は、ポリ四フ
ッ化エチレン膜から構成されている。CO2 分離膜40
は、一種の濾過膜であり、該濾過膜で濾過器を構成し、
高分子材の鎖間隙を分子が通過する作用を利用し、分子
径の大きいN2 やH2 O(水蒸気)を通過させることが
できず、分子径の小さいCO2 を通過させ、該CO2
ポンプ42の作動によってCO2 供給通路17を通って
触媒反応器2へ送り込むことができる。
【0037】CO2 分離装置38において、CO2 分離
膜40を通過できなかったN2 とH2 Oガスは、排気通
路8Eから大気へ排出される。排気通路8Eには、圧力
調整弁39が設けられており、圧力調整弁39によって
大気へ放出される排気ガスの圧力が調整され、CO2
離装置38におけるCO2 分離膜40によるCO2 の取
込みが調整されている。
【0038】また、CO2 分離膜40は、CO2 の分離
性をアップするため、透過性の優れたポリ四フッ化エチ
レン膜に、CO2 の輸送を促進する特性を有するエチレ
ンジアミンを結合させた分離膜に構成することができ
る。エチレンジアミンは、CO2 と反応して化2に示す
ようになり、CO2 分離膜40へのCO2 の取込みを大
きくする。
【化2】
【0039】
【発明の効果】この発明によるガス燃料改質装置を備え
たガスエンジンは、上記のように構成されているので、
天然ガスの主成分であるCH4 を、排気ガスに含まれる
CO2と混合し、該混合ガスを触媒に通して排気ガスの
熱エネルギで約800℃の高温にして熱分解させ、CH
4 をCOとH2 に変換して発熱量をアップする。ガスエ
ンジンから大気に放出される排気ガスは、CO2 が排除
されているので、N2 とH2 Oガスであり、排気ガスが
大気汚染になることがなく、環境を悪化させることがな
い。排気ガスの熱エネルギは、CH4 の熱分解に寄与し
た後に、排気通路に設けたターボチャージャ、エネルギ
回収タービン、及び熱交換器で回収される。即ち、ガス
エンジンは、排気ガスの熱エネルギによってターボチャ
ージャを駆動し、該ターボチャージャのタービンから排
気される排気ガスで発電機を備えたエネルギ回収タービ
ンを駆動し、該エネルギ回収タービンから排気される排
気ガスの熱エネルギで熱交換器によって蒸気を発生さ
せ、該蒸気でエネルギ回収タービンの蒸気タービンを駆
動して発電機で電力として回収できる。
【0040】このガス燃料改質装置を備えたガスエンジ
ンは、従来の天然ガスを燃料とするガスエンジンに比較
して、熱効率を理論上約28%向上させることができ、
天然ガスを用いたガスエンジンで42%であった熱効率
が54%に向上させることができる。また、このガスエ
ンジンは、排気通路に排気ガスのエネルギによって駆動
されるターボチャージャ及びエネルギ回収タービンを設
けることによって、約62%程度の熱効率を確保するこ
とができ、従来のガスエンジンに比較して大幅に熱効率
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるガス燃料改質装置を備えたガス
エンジンの一実施例を示す説明図である。
【図2】図1のガスエンジンに組み込んだターボチャー
ジャを示す説明図である。
【図3】図1のガスエンジンに組み込んだエネルギ回収
タービンを示す説明図である。
【図4】この発明によるガス燃料改質装置を備えたガス
エンジンの別の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガスエンジン 1A 燃焼室 1B 副室 2 触媒反応器 3 ターボチャージャ 4 CO2 送出装置 5 エネルギ回収タービン 6 熱交換器 7 CO2 溶解装置 8,8A,8B,8C,8D,8E 排気通路 9 改質燃料供給路 10 吸気通路 11 燃料タンク 12 供給ポンプ 13 加圧燃料ポンプ 14 循環ポンプ 15 CO2 含有溶液供給通路 16 溶媒回収通路 17 CO2 供給通路 18 天然ガス供給通路 34 触媒 36 排気口 37 溶液 38 CO2 分離装置 40 CO2 分離膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02B 43/00 F02B 43/00 Z F02D 19/02 F02D 19/02 C F02M 27/02 F02M 27/02 E (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 21/02 C10K 3/02 F01N 5/02 F02B 37/00 302 F02B 43/00 F02D 19/02 F02M 57/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CH4 を主成分とする天然ガス燃料を収
    容した燃料タンク、燃焼室からの排気ガスを排出する排
    気通路に配置されたCH4 とCO2 の混合ガスを排気ガ
    スの熱エネルギによって熱分解してCOとH2 から成る
    改質燃料に変換させる触媒反応器、前記燃料タンクから
    前記触媒反応器へ前記天然ガス燃料を供給するガス燃料
    供給装置、前記排気ガスから分離したCO2 を前記触媒
    反応器へ送り込むCO2 供給装置、及び前記燃焼室へ前
    記改質燃料を供給する改質燃料供給装置、から成るガス
    燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  2. 【請求項2】 前記CO2 供給装置は、冷却された低温
    の排気ガス中のCO2 を溶解する溶液を収容したCO2
    溶解装置、前記燃焼室から排出された高温の排気ガスが
    流れる前記排気通路に配置され且つ前記CO2 溶解装置
    でCO2 を溶解した前記溶液を高温排気ガスによって加
    熱してCO2 を放出させる前記溶液を収容すると共に放
    出されたCO2 を前記触媒反応器に送り込むCO2 送出
    装置、及び前記CO2 溶解装置と前記CO2 送出装置と
    の間を前記溶液を循環させる循環ポンプ、から構成され
    ている請求項1に記載のガス燃料改質装置を備えたガス
    エンジン。
  3. 【請求項3】 前記CO2 溶解装置における排気ガス中
    のCO2 を吸収する溶媒はβ−アミノエチルアルコール
    であり、前記CO2 送出装置におけるCO2を放出する
    溶液はβ−オキシエチルアンモニウムである請求項2に
    記載のガス燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  4. 【請求項4】 前記CO2 溶解装置におけるCO2 を溶
    解する溶媒はジェタノールアミンである請求項2に記載
    のガス燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  5. 【請求項5】 前記CO2 溶解装置は、前記排気ガス中
    のCO2 を溶媒に溶解させて溶液とし、前記排気ガス中
    のN2 とH2 Oを大気に放出することから成る請求項1
    に記載のガス燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  6. 【請求項6】 前記CO2 供給装置は、低温排気ガスが
    流れる前記排気通路に配置されたCO2 分離膜によって
    前記排気ガス中から分離されたCO2 を前記触媒反応器
    に供給することから成る請求項1に記載のガス燃料改質
    装置を備えたガスエンジン。
  7. 【請求項7】 前記CO2 供給装置における前記CO2
    分離膜は、ポリ四フッ化エチレン膜で構成するか、又は
    エチレンジアミンを結合させてCO2 の取込みをアップ
    させたポリ四フッ化エチレン膜で構成されていることか
    ら成る請求項6に記載のガス燃料改質装置を備えたガス
    エンジン。
  8. 【請求項8】 前記触媒反応器には、触媒としてNi又
    はPtが使用されていることから成る請求項1に記載の
    ガス燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  9. 【請求項9】 前記触媒反応器は、前記排気通路に配置
    された熱交換器から成り、前記熱交換器は前記排気ガス
    が流れる排気ガス通路と前記排気ガス通路の隔壁の内側
    に組み込まれた前記触媒によって表面が被覆された多孔
    質部材が収容されたガス燃料通路から構成されているこ
    とから成る請求項1に記載のガス燃料改質装置を備えた
    ガスエンジン。
  10. 【請求項10】 前記触媒反応器の後流の前記排気通路
    にはターボチャージャが設けられ、前記ターボチャージ
    ャの後流の前記排気通路にはエネルギ回収タービンが設
    けられ、前記エネルギ回収タービンの後流の前記排気通
    路には蒸気を発生させる熱交換器が設けられている請求
    項1に記載のガス燃料改質装置を備えたガスエンジン。
  11. 【請求項11】 前記燃焼室はセラミック部材によって
    遮熱構造に構成されている請求項1に記載のガス燃料改
    質装置を備えたガスエンジン。
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