JP3484829B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP3484829B2
JP3484829B2 JP16505295A JP16505295A JP3484829B2 JP 3484829 B2 JP3484829 B2 JP 3484829B2 JP 16505295 A JP16505295 A JP 16505295A JP 16505295 A JP16505295 A JP 16505295A JP 3484829 B2 JP3484829 B2 JP 3484829B2
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combustion
burner
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武彦 重岡
芳久 浦川
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Panasonic Holdings Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内空気を温風として吐
出させて暖房に用いる温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の温風暖房機は図9に示すよ
うに、タンク22にカートリッジタンク23から燃料が
供給され、同タンク22の燃料はポンプ24によって燃
焼時に気化部温度検出手段25からの信号で第1の所定
温度以上の保たれた気化部26に供給される。そして燃
料は、この高温に保たれた気化部26で気化されて燃料
ガスとなり、バーナ部27へ供給され、そこで燃焼され
る。生じた高温ガスは、バーナ部27の周囲を覆うよう
に配設された燃焼筒28で上方へ導かれ、上記燃焼筒2
8を覆ったダクト29内で送風機30からの室内空気流
と混合され、温風として外へ排出されて暖房に利用され
る。
【0003】そして、この温風暖房機の制御部31は、
本体背面に配設した室温検出手段32で雰囲気温度を検
知して室温の代表値として出力された信号と、本体上部
に配設した操作部33で設定された室温制御温度を比較
して、ポンプ24などの運転条件を制御して燃焼条件を
可変するとともに、操作部33近傍に配設した表示部3
4が前記制御部31からの信号に基づいて室温やバーナ
部27の運転条件などの状態を表示するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成の温風暖房機は、燃焼中に送風機30が何
らかの原因で停止した場合、バーナ部27で燃焼された
高温ガスが上方へ流れていき、本体上部の温度を異常に
上昇させ、本体上部に配設した操作部33などの部品を
焼損させたり、本体上部の外装温度を上昇させたり、火
災等のの課題があった。
【0005】そのため、ダクト29上部に温度ヒューズ
等の安全装置を配設した場合、部品が増えた分、誤配線
や誤取り付けそして誤作動等の品質的な課題と、材料費
や工数等のコストアップとなる課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、異常
時の送風機停止時の安全装置を部品を増やさずに検知で
きるようにし、安全性を高めつつ品質的にもまたコスト
的にも向上させることを第1の目的とし、実際の室温と
異ならないように表示部34の室温表示させることを第
2の目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の構成では、燃料を貯蔵するタンクと、前記タ
ンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによ
って供給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部
の温度を検出する気化部温度検出手段と、前記気化部か
らの燃料気化ガス燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部
を覆いバーナ部で生じた燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒
と、燃焼筒を覆い前記燃焼排ガスと送風機からの室内空
気流と混合し温風とするダクトと、前記送風機の空気取
り入れ口に配設しネットやパンチング孔や格子孔などの
フィルター部を有するファンガードと、室温の代表値と
して雰囲気温度を検知する室温検出手段と、制御温度な
どの運転条件を設定する操作部と、前記室温検出手段と
操作部で設定された室温制御する設定温度と比較して前
記ポンプや前記送風機などを予め決められたシーケンス
で制御する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて
室温制御する設定温度やバーナ部の運転条件などの状態
や室温検出手段からの室温の代表値をを表示する表示部
とを備え、前記室温検出手段は、ファンガード上部近傍
に配設して燃焼中に送風機が異常停止した時、バーナ部
から流れ出る熱風温度を素早く検知し、前記室温検出手
段が異常高温を検知したとき燃焼を停止させるととも
に、前記制御部にはバーナ部の燃焼開始時に所定時間
あるいは所定期間、表示部に前記室温検出手段から得ら
れた室温の代表値を表示させないよう室温表示制御部を
設けた構成としてある。
【0008】また、第2の構成では、上記室温検出手段
は送風機の停止時にバーナ部の熱が流れるようにファン
ガード上部の内側から外側に突出させるとともに室温検
出手段の周囲に開口部を設けた構成としてある。
【0009】また、第3の構成では、上記室温検出手段
は送風機の停止時にバーナ部の熱が流れるようにファン
ガード上部内側に配設するとともに室温検出手段近傍の
ファンガード部は開口部を設けた構成としてある。
【0010】また、第4の構成では、上記制御部には、
運転操作開始時の気化部温度検出手段あるいは室温検出
手段から検出された温度が第2の所定温度以上の時、所
定時間あるいは所定期間、表示部に室温検出手段から得
られた室温の代表値を表示させないよう室温表示制御部
を設けた構成としてある。
【0011】またそして、第5の構成では、上記制御部
には、運転操作開始時の気化部温度検出手段あるいは室
温検出手段から検出された温度が第2の所定温度以下の
時、第1の所定時間あるいは第1の所定期間、また、前
記第2の所定温度以上の時、第1の所定時間あるいは第
1所定期間より長い第2の所定時間あるいは第2の所定
期間、表示部に室温検出手段から得られた室温の代表値
を表示させないよう室温表示制御部を設けた構成として
ある。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、 第1の構成で
は、室温検出手段は送風機の停止時にバーナ部の熱が流
れるようなファンガード上部近傍に配設してあるので、
燃焼中の送風機停止の異常時に、室温検出手段が高温の
燃焼ガスの温度を受け急激に温度上昇し、通常あり得な
い室温例えば摂氏50度以上になり異常が検知でき、そ
の信号で制御部はポンプなどの運転を停止しすることが
できるようになる。
【0013】また、制御部にはバーナ部の燃焼開始時に
所定時間あるいは所定期間、表示部に室温検出手段から
得られた室温の代表値を表示させないよう室温表示制御
部を配設してあるので、通常の燃焼停止時にバーナ部の
余熱によって、ファンガード上部の温度が上昇して、室
温検出手段の雰囲気は室温より高めとなってしまい、そ
の状態で燃焼開始させると、表示部で表示する室温が実
際の室温と異なってかなり高く表示することも防止でき
るようになる。
【0014】また、第2の構成では、上記室温検出手段
はファンガード上部の内側から外側に突出させて配設し
てあるので、室温検出手段は、機器本体内の熱のこもり
やバーナ部の輻射熱の影響を受け難くなり、雰囲気温度
を検知して室温の代表値とした温度が室温と一致しやす
く精度が向上し、かつ、室温検出手段の周囲に開口部を
設けて室温検出手段の周囲をバーナ部の熱気が流れやす
くしてあるので、燃焼中の送風機停止の異常をより早く
検知出来るようになる。
【0015】また、第3の構成では、上記室温検出手段
はファンガード上部内側に配設してあるので、機器本体
より突出していないため、室温検出手段は外部から保護
され例えば何らかの器物が機器背面を衝突した場合など
に生じやすい室温検出手段の損傷が防止でき、かつ、第
2の構成と同様に室温検出手段近傍のファンガード部は
開口部を設けて室温検出手段の周囲をバーナ部の熱気が
流れやすくしてあるので、燃焼中の送風機停止の異常を
より早く検知出来るようになる。
【0016】また、第4の構成では、室温表示制御部は
室温検出手段の雰囲気温度がほぼ室温の代表値とは判断
できない運転操作開始時の気化部温度検出手段あるいは
室温検出手段から検出された温度が第2の所定温度以上
の時例えば室温検出手段が摂氏30度以上の時、所定時
間あるいは所定期間、表示部に室温検出手段から得られ
た室温の代表値を表示させないようにできる。そのた
め、室温検出手段の雰囲気温度がほぼ室温の代表値とし
て使用できる場合のみ室温表示し、室温検出手段の雰囲
気温度が室温の代表値として使用できない場合は室温表
示させないようにすることができ、室温表示の精度が向
上できるようになる。
【0017】そして、第5の構成では、室温表示制御部
は室温検出手段の雰囲気温度がほぼ室温の代表値とは判
断できる運転操作開始時の気化部温度検出手段あるいは
室温検出手段から検出された温度が第2の所定温度以下
の時例えば室温検出手段が摂氏30度以下の時、第1の
所定時間あるいは第1の所定期間例えば60秒間、ま
た、室温検出手段の雰囲気温度がほぼ室温の代表値とは
判断できない第2の所定温度以上の時、第1の所定時間
あるいは第1所定期間より長い第2の所定時間あるいは
第2の所定期間例えば120秒間、表示部に室温検出手
段から得られた室温の代表値を表示させないようにでき
る。そのため、第4の構成と同様に、室温検出手段の雰
囲気温度が室温の代表値として使用できない場合は室温
表示させないようにし、また、室温検出手段の雰囲気温
度が室温の代表値として確実に使用できると判断できる
場合のみ室温表示させることができるようになり、室温
検出手段の室温表示の精度が更に向上できるようにな
る。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づい
て説明する。
【0019】まず、図1、図2を用いて本発明の燃焼装
置を用いた温風暖房機器の構成を説明する。1は本体ケ
ースで、その下方側部に液体燃料を保有するタンク2と
そのタンク2上部に着脱自在なカートリッジタンク3が
配設してある。4はタンク2の上面に取付けたしたポン
プで、その上端から送油パイプ5を介して燃料を気化す
る気化部6に燃料を供給するようになっている。
【0020】気化部6には、気化部6の温度を検出する
気化部温度検出手段7と、気化部6の温度を昇温させる
ヒータ8が設けてあり、フィードバック制御され燃焼時
の気化部6の温度を所定温度以上の高温に保持されよう
になっている。
【0021】9は気化部6から供給された気化ガスを燃
焼するバーナ部で、生じた燃焼ガスを上方へ導くように
配設した燃焼筒10で覆われ、また燃焼筒10の背部に
は室内空気流を取入れ送出する送風機11が配設してあ
る。12は、前記送風機11の空気取り入れ口に配設し
ネットやパンチング孔や格子孔などのフィルター部を有
するファンガードで、送風機11の停止時にバーナ部9
の熱が流れるファンガード12上部近傍には室温検出手
段13が配設してある。14は上記燃焼筒10からの高
温ガスと送風機11からの室内空気流を混合して温風に
するダクトである。
【0022】図3に示す15は、操作部16から入力さ
れる運転条件信号や、機器に配設した気化部温度検出手
段7や室温検出手段13などのセンサーの信号に基づい
て、ポンプ4やヒータ8そして送風機11などを予め決
められたシーケンスで制御して、燃焼を開始させたり停
止させたりする機器の運転を制御する制御部である。1
7は制御部15からの信号に基づいて室温制御する設定
温度やバーナ部9の運転条件などの状態や室温検出手段
13からの室温の代表値を表示する表示部である。また
制御部15にはバーナ部9の燃焼開始時に所定時間ある
いは所定期間、表示部に室温検出手段13から得られた
室温の代表値を表示させないよう室温表示制御部18を
設けてある。
【0023】上記構成において、カートリッジタンク3
から一定油面を保つようにタンク2に供給されている液
体燃料は、ポンプ4によってタンク2から吸い上げら
れ、送油パイプ5を介して気化部6に送られる。
【0024】このとき気化部6は制御部15によって気
化部温度検出手段7からの気化部6の温度をフィードバ
ックされヒータ8の通電をコントロールされ燃焼時の温
度が所定温度以上の高温に保持されており、この高温に
保持された気化部6に供給された燃料は気化して気化ガ
スとしてバーナ部9に供給され、バーナ部9で燃焼され
る。そして生じた高温ガスは燃焼筒10の上方へ流れて
ゆき、ダクト14内で送風機11からの室内空気流と混
合され、温風として排出されて暖房に利用される。
【0025】また、制御部15は室温検出手段13と操
作部16で設定された室温制御する設定温度と比較して
ポンプ4や送風機11などを予め決められたシーケンス
で制御するとともに、この制御部15からの信号に基づ
いて表示部17は室温制御する設定温度やバーナ部9の
運転条件などの状態や室温検出手段13からの室温の代
表値を表示する。
【0026】そして、図4のフローチャートに示すよう
に室温表示制御部18は、バーナ部9の燃焼開始時に所
定時間あるいは所定期間、表示部17に室温検出手段1
3から得られた室温の代表値を表示させないようになっ
ていて、その間は他の表示たとえば機器の設定温度を表
示する。
【0027】ここで、室温検出手段13は送風機11の
停止時にバーナ部の熱が流れるようなファンガード12
上部近傍に配設してあるので、燃焼中の送風機11停止
の異常時に、室温検出手段13が高温の燃焼ガスの温度
を受け急激に温度上昇し、通常あり得ない室温例えば摂
氏50度以上になりその温度上昇で異常が検知でき、そ
の信号で制御部15はポンプ4などの運転を停止しする
ことができるようになり、室温検出手段13を送風機1
1停止時の安全装置として兼ねることができる。したが
って、部品が増やさずに送風機11停止時の安全装置と
して室温検知手段が使用できるので、その安全性も増す
と同時に誤配線や誤取り付けそして誤作動等の品質的な
心配も減少し、また材料費や工数等も低減できる。
【0028】また、制御部15にはバーナ部9の燃焼開
始時に所定時間あるいは所定期間、表示部17に室温検
出手段13から得られた室温の代表値を表示させないよ
う室温表示制御部18を配設してあるので、通常の燃焼
停止時にバーナ部9の余熱によって、ファンガード12
上部の温度が上昇して、室温検出手段13の雰囲気は室
温より高めとなってしまい、その状態で燃焼開始させる
と、表示部17で表示する室温が実際の室温と異なって
かなり高く表示することも防止できるようになる。
【0029】また、図5は他の実施例を示し、先の実施
例で述べた部分と同じ部分は同一符号を付して説明を省
略し、異なる部分のみを説明すると、19は送風機の停
止時にバーナ部9の熱が流れるようにファンガード12
上部の内側から外側に突出させた室温検出手段である。
【0030】上記した構成において、上記第一の実施例
の効果と同様に室温検出手段19を送風機11停止時の
安全装置として兼ねることができ、部品を増やさずに送
風機11停止時の安全装置として室温検知手段19が使
用できるので、その安全性も増すと同時に誤配線や誤取
り付けそして誤作動等の品質的な心配も減少し、また材
料費や工数等も低減できる。そしてさらに、室温検出手
段19はファンガード12上部の内側から外側に突出さ
せて配設してあるので、室温検出手段19は、機器本体
内の熱のこもりやバーナ部9の輻射熱の影響を受け難く
なり、雰囲気温度を検知して室温の代表値とした温度が
室温と一致しやすく精度が向上する。
【0031】また、図6は他の実施例を示し、先の実施
例で述べた部分と同じ部分は同一符号を付して説明を省
略し、異なる部分のみを説明する。20は送風機11の
停止時にバーナ部9の熱が流れるようにファンガード1
2上部内側に配設した室温検出手段で、室温検出手段2
0近傍のファンガード部12は開口部21を設けた構成
としてある。
【0032】上記した構成において、上記第一の実施例
の効果と同様に室温検出手段20を送風機11停止時の
安全装置として兼ねることができ、部品が増やさずに送
風機11停止時の安全装置として室温検知手段20が使
用できるので、その安全性も増すと同時に誤配線や誤取
り付けそして誤作動等の品質的な心配も減少し、また材
料費や工数等も低減できる。そしてそれに加え、室温検
出手段20はファンガード12上部内側に配設してある
ので、機器本体より突出していないため、室温検出手段
20は外部から保護され例えば何らかの器物が機器背面
を衝突した場合などに生じやすい室温検出手段20の損
傷が防止できるとともに、機器本体内の熱のこもりやバ
ーナ部9の輻射熱の影響を受け難くなり、雰囲気温度を
検知して室温の代表値とした温度が室温と一致しやすく
精度が向上し、また、室温検出手段20近傍のファンガ
ード12部は開口部21を設けて室温検出手段20の周
囲をバーナ部の熱気が流れやすくしてあるので、燃焼中
の送風機11停止の異常をより早く検知出来るようにな
る。
【0033】また、図7は他の実施例のフローチャート
を示し、先の実施例で述べた部分と同じ部分は同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。上
記室温表示制御部18は、運転操作開始時の気化部温度
検出手段7あるいは室温検出手段13から検出された温
度が第2の所定温度以上の時、所定時間あるいは所定期
間、表示部17に室温検出手段13から得られた室温の
代表値を表示させないようになっている。
【0034】上記した構成において、室温表示制御部1
8は室温検出手段13の雰囲気温度がほぼ室温の代表値
とは判断できない運転操作開始時の気化部温度検出手段
7あるいは室温検出手段13から検出された温度が第2
の所定温度以上の時例えば室温検出手段13が摂氏30
度以上の時、所定時間あるいは所定期間例えば室温検出
手段が送風機11の室内空気流で冷却され充分室温検出
できる時間120秒間、表示部17に室温検出手段13
から得られた室温の代表値を表示させないようにでき
る。そのため、室温検出手段13の雰囲気温度がほぼ室
温の代表値として使用できる場合のみ室温表示し、室温
検出手段13の雰囲気温度が室温の代表値として使用で
きない場合は室温表示させないようにすることができ、
室温表示の精度が向上できるようになる。
【0035】そして、図8は他の実施例をフローチャー
トを示し、先の実施例で述べた部分と同じ部分は同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
上記室温表示制御部18は、運転操作開始時の気化部温
度検出手段7あるいは室温検出手段13から検出された
温度が第2の所定温度以下の時、第1の所定時間あるい
は第1の所定期間、また、前記第2の所定温度以上の
時、第1の所定時間あるいは第1所定期間より長い第2
の所定時間あるいは第2の所定期間、表示部17に室温
検出手段13から得られた室温の代表値を表示させない
ようになっている。
【0036】上記した構成において、室温表示制御部1
8は室温検出手段13の雰囲気温度がほぼ室温の代表値
とは判断できる運転操作開始時の気化部温度検出手段7
あるいは室温検出手段13から検出された温度が第2の
所定温度以下の時例えば室温検出手段13が摂氏30度
以下の時、第1の所定時間あるいは第1の所定期間例え
ば60秒間、また、室温検出手段13の雰囲気温度がほ
ぼ室温の代表値とは判断できない第2の所定温度以上の
時、第1の所定時間あるいは第1所定期間より長い第2
の所定時間あるいは第2の所定期間例えば120秒間、
表示部17に室温検出手段18から得られた室温の代表
値を表示させないようにできる。
【0037】そのため、上記構成と同様に、室温検出手
段13の雰囲気温度が室温の代表値として使用できない
と判断できる摂氏30度以上の場合は、室温検出手段が
送風機11の室内空気流で冷却され充分室温検出できる
時間まで例えば120秒間は、室温表示させないように
できる。
【0038】また、室温検出手段13の雰囲気温度が室
温の代表値としてほぼ使用できる温度摂氏30度以下の
時、短い時間の室温検出手段が送風機11の室内空気流
で冷却され充分室温検出できる時間例えば60秒間は、
室温表示させないようにでき、室温検出手段13の雰囲
気温度が室温の代表値として確実に使用できると判断で
きる場合のみ室温表示させることができるようになり、
室温検出手段13の室温表示の精度が更に向上できるよ
うになる。
【0039】なお、上記実施例では室温検出手段13の
取り付け構成と、室温表示制御部18のシーケンスフロ
ー構成を個別で説明したが、これは組み合わせて構成し
てもよく、その他各部の構成も本発明の目的を達成する
範囲であれば、その構成はどのようなものであってもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上実施例で説明したように本発明の燃
焼装置は、室温検出手段は送風機の停止時にバーナ部の
熱が流れるようなファンガード上部近傍に配設して、燃
焼中の送風機停止の異常時に、室温検出手段で異常が検
知でき、その信号で制御部はポンプなどの運転を停止し
することができるようになっているので、異常時の送風
機停止時の安全装置を部品を増やさずに検知できるよう
にし、安全性を高めつつ品質的にもまたコスト的にも向
上させることができるようになる。
【0041】また、制御部にはバーナ部の燃焼開始時に
所定時間あるいは所定期間、表示部に室温検出手段から
得られた室温の代表値を表示させないよう室温表示制御
部を配設してあり、通常の燃焼停止時にバーナ部の余熱
で室温検出手段の検出する温度がなっても、表示部で表
示する室温が実際の室温と異ならないようにできるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における温風暖房機の断面図
【図2】同温風暖房機の要部断面図
【図3】同温風暖房機の制御ブロック図
【図4】同温風暖房機のフローチャート
【図5】他の実施例の温風暖房機の要部断面図
【図6】他の実施例の温風暖房機の要部断面図
【図7】他の実施例の温風暖房機のフローチャート
【図8】他の実施例の温風暖房機のフローチャート
【図9】従来の温風暖房機の断面図
【符号の説明】
2 タンク 4 ポンプ 9 バーナ部 10 燃焼筒 11 送風機 12 ファンガード 13 室温検出手段 14 ダクト 15 制御部 16 操作部 17 表示部 18 室温表示制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−291412(JP,A) 特開 平4−363513(JP,A) 特開 平3−194356(JP,A) 特開 平3−25214(JP,A) 特開 平6−265215(JP,A) 実開 平5−73461(JP,U) 実開 昭62−192048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 11/00 F23N 5/02 F23N 5/24 F24H 3/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を貯蔵するタンクと、前記タンクか
    ら燃料を吸引吐出するポンプと、前記ポンプによって供
    給される燃料を気化させる気化部と、前記気化部の温度
    を検出する気化部温度検出手段と、前記気化部からの燃
    料気化ガス燃焼させるバーナ部と、前記バーナ部を覆い
    バーナ部で生じた燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒と、燃
    焼筒を覆い前記燃焼排ガスと送風機からの室内空気流と
    混合し温風とするダクトと、前記送風機の空気取り入れ
    口に配設しネットやパンチング孔や格子孔などのフィル
    ター部を有するファンガードと、室温の代表値として雰
    囲気温度を検知する室温検出手段と、制御温度などの運
    転条件を設定する操作部と、前記室温検出手段と操作部
    で設定された室温制御する設定温度と比較して前記ポン
    プや前記送風機などを予め決められたシーケンスで制御
    する制御部と、前記制御部からの信号に基づいて室温制
    御する設定温度やバーナ部の運転条件などの状態や室温
    検出手段からの室温の代表値をを表示する表示部とを備
    え、前記室温検出手段は、ファンガード上部近傍に配設
    して燃焼中に送風機が異常停止した時、バーナ部から流
    れ出る熱風温度を素早く検知し、前記室温検出手段が異
    常高温を検知したとき燃焼を停止させるとともに、前記
    制御部にはバーナ部の燃焼開始時に所定時間あるいは
    所定期間、表示部に前記室温検出手段から得られた室温
    の代表値を表示させないよう室温表示制御部を設けてな
    る温風暖房機。
  2. 【請求項2】 室温検出手段は、ファンガード上部の内
    側から外側に突出させて配設し、かつ、室温検出手段の
    周囲に開口部を設けた構成とし、燃焼中に送風機が異常
    停止した時、バーナ部から流れ出る熱風温度を確実に検
    知するとともに、燃焼開始時に素早く室温の代表値を検
    知するようにした請求項1記載の温風暖房機。
  3. 【請求項3】 室温検出手段は、ファンガード上部内側
    に配設し、かつ、室温検出手段近傍のファンガードに開
    口部を設けた構成とし、燃焼中に送風機が異常停止した
    時、バーナ部から流れ出る熱風温度を素早く検知するよ
    うにした請求項1記載の温風暖房機。
  4. 【請求項4】 制御部には、運転操作開始時の気化部温
    度検出手段あるいは室温検出手段から検出された温度が
    第2の所定温度以上の時、所定時間あるいは所定期間、
    表示部に室温検出手段から得られた室温の代表値を表示
    させないよう室温表示制御部を設けてなる請求項1記載
    の温風暖房機。
  5. 【請求項5】 制御部には、運転操作開始時の気化部温
    度検出手段あるいは室温検出手段から検出された温度が
    第2の所定温度以下の時、第1の所定時間あるいは第1
    の所定期間、また、前記第2の所定温度以上の時、第1
    の所定時間あるいは第1所定期間より長い第2の所定時
    間あるいは第2の所定期間、表示部に室温検出手段から
    得られた室温の代表値を表示させないよう室温表示制御
    部を設けてなる請求項1記載の温風暖房機。
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