JP3484063B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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Description
る。
を解除するのに,直流入力電圧の低下に伴い,制御回路
用電源回路の出力電圧が動作停止電圧以下に低下したこ
とでラッチ回路の解除を行っている。日立製の電源制御
用ICを例とすると動作停止電圧は9.5Vであるがラッチ
回路の解除電圧は6.5Vである。(HA16107FP/P・ HA16107
8FP/P 600kHz PWM Swicting Regurator/Controller RE
V.0 90.6参照)
保護回路の動作継続の解除を制御回路用電源回路の出力
電圧が動作停止電圧以下に低下したことでラッチ回路の
解除を行うと,直流入力電圧の急変時例えば瞬時低下時
や瞬時停止時に制御回路用電源回路の出力電圧が低下し
再度上昇したときに保護回路動作が安定に動作ができな
い動作不定電圧領域で保護回路が誤動作し,ラッチ回路
を解除する事ができずに変換動作を停止したままで出力
電圧が出力されず,極端な場合には完全に制御回路用電
源回路の出力電圧が低下してしまう期間直流入力電圧の
入力を遮断しなけば再起動できない問題がある。
出力電圧が出力されないことを防止する電源装置を提供
することにある。
流入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC/DCコン
バータ回路と,変換動作を制御する変換制御回路と前記
変換制御回路用の制御回路用電源回路の出力電圧を検出
し,その検出値により変換制御回路の動作開始と変換制
御回路の動作停止を制御する起動・停止制御回路と,電
源装置の過電圧保護回路と過電流保護回路と過熱保護回
路を有し前記保護回路はその動作時に変換制御回路を停
止させ DC/DCコンバータ回路の変換動作を停止
し,前記保護回路の動作を継続するラッチ回路で構成す
る電源装置において,前記制御回路用電源回路の出力電
圧が起動・停止制御回路の起動電圧に達する所定の期間
に前記ラッチ回路をリセットするリセット回路を具備す
ることにある。
って説明する。図1は電源装置のブロック図でDC/D
Cコンバータ回路1と変換制御回路2と制御回路用電源
回路3と起動・停止制御回路4と過電圧保護回路5と過
電流保護回路6と過熱保護回路7と前述の保護回路動作
を継続するラッチ回路8とラッチ回路8を解除するリセ
ット回路9と電源装置の起動用抵抗10と起動用コンデ
ンサ11により構成している。DC/DCコンバータ回
路1は直流入力電圧(Vin)を変換し,直流出力電圧(V
out)を出力する。その変換動作の制御は変換制御回路
2によって行われDC/DCコンバータ回路1がフォワ
ード回路方式であればパルス幅を可変することで直流出
力電圧(Vout)が安定した電圧を出力するように制御す
る。制御回路用電源回路3は直流入力電圧(Vin)を変
換し制御に必要な電圧を供給し,図1では変換制御回路
2と起動・停止制御回路4と保護回路動作を継続するラ
ッチ回路8とラッチ回路8を解除するリセット回路9に
供給している。起動・停止制御回路4は電源装置の起動
時に必要な電圧を得るのに起動用抵抗10と起動用コン
デンサ11に接続され,起動後は制御回路用電源回路3
より電源供給を受ける。起動・停止制御回路4は動作開
始電圧(Vhigt)と動作停止電圧(Vlow)の2つの電圧検出
により変換制御回路2の動作開始と動作停止を行う。ま
た過電圧保護回路5または過電流保護回路6または過熱
保護回路7のいずれか1つが動作した場合に変換制御回
路2の動作を停止する。ラッチ回路8は過電圧保護回路
5または過電流保護回路6または過熱保護回路7のいず
れか1つが動作した場合に,保護回路の動作を継続する
ように起動・停止制御回路4の停止制御を維持するもの
である。リセット回路9は起動・停止制御回路4の動作
開始電圧(Vhigt)以前と動作停止電圧(Vlow)以降にラッ
チ回路8を解除するものである。
の主要なタイムチャートである。以下図2により図1の
詳細動作を説明する。図2(a)の直流入力電圧(Vin)が
印加されると,起動時用抵抗10を通して起動用コンデ
ンサ11に電荷のチャージを開始し起動・停止制御回路
4の入力電圧であるDC出力(Vcc)は図2(b)に示すよう
に上昇する。起動・停止制御回路4は動作開始電圧(Vhig
t)に達した時点(t0)で変換制御回路2の動作開始を許可
するので,それまでの期間は図2(e)に示すようにDC
/DCコンバータ回路1の出力電圧であるDC/DC出
力(Vout)は0Vである。リセット回路9のリセット出力
を“H”真値で表すと図2(c)に示すタイミングで出力
し,動作開始電圧(Vhigt)に達する(t0)直前に出力する。
これによりラッチ回路8には一旦ラッチを解除するリセ
ットが入り初期状態となる。図2(t0)から(t1)までの期
間はDC/DCコンバータ回路1の出力電圧であるDC
/DC出力(Vout)の起動から安定動作期間を示してお
り,安定動作期間中の制御回路用電源回路3の出力電圧
は図2(b)のVopを保っている。図2(a)の直流入力電圧
(Vin)が瞬時停止をすると図2(b)のDC出力(Vcc)は
降下し始め(Vlow)に達すると(図2(b)の(t2))起動・停
止制御回路4は変換制御回路2の動作を停止する。この
時,保護回路の誤動作やラッチ回路8が誤動作すると従
来の回路では(V1)までDC出力(Vcc)が低下しなかった
場合に(図2(b)の(t3))ラッチ回路8のラッチを解除
することができず,直流入力電圧(Vin)の再投入で出
力電圧が出力されない問題が発生する。しかし本発明に
おいてはDC出力(Vcc)が動作開始電圧(Vhigt)に達する
(t4)直前にリセット回路9がリセット出力を行いラッチ
回路8に再度ラッチを解除するリセットが入るので初期
状態となり,直流入力電圧(Vin)の再投入で出力電圧
が出力されないことを防止することができる。
直流入力電圧で述べてきたが,交流入力のものであれば
交流を直流に変換する回路を有するものであればいずれ
においても有効であることは明らかである。またDC/
DCコンバータ回路としてフォワード回路方式を例に上
げたがこれにおいても同様である。
力電圧の急変時例えば瞬時低下時や瞬時停止時に制御回
路用電源回路の出力電圧が低下し再度上昇したときに保
護回路動作が安定に動作ができない動作不定電圧領域で
保護回路が誤動作し,ラッチ回路を解除する事ができず
に変換動作を停止したままで出力電圧が出力されず,極
端な場合には完全に制御回路用電源回路の出力電圧が低
下してしまう期間入力電圧の入力を遮断しなけば再起動
できないことを防止する効果がある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC
−DCコンバータ回路と、 前記DC−DCコンバータ回路の変換動作を制御する変
換制御回路と、 過電圧が生じた場合に動作する過電圧保護回路と、 前記過電圧保護回路の動作に基づき前記変換制御回路を
停止または起動を制御する起動・停止制御回路と、 前記起動・停止制御回路に電源を供給する制御回路用電
源回路と、 前記起動・停止制御回路に内蔵されるラッチ回路であっ
て前記変換制御回路の停止を継続させるラッチ回路と、 前記制御回路用電圧回路の出力電圧が起動電圧に達する
所定の期間に前記ラッチ回路をリセットするリセット回
路を備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC
−DCコンバータ回路と、 前記DC−DCコンバータ回路の変換動作を制御する変
換制御回路と、 過電流が生じた場合に動作する過電流保護回路と、 前記過電流保護回路の動作に基づき前記変換制御回路を
停止または起動を制御する起動・停止制御回路と、 前記起動・停止制御回路に電源を供給する制御回路用電
源回路と、 前記起動・停止制御回路に内蔵されるラッチ回路であっ
て前記変換制御回路の停止を継続させるラッチ回路と、 前記制御回路用電圧回路の出力電圧が起動電圧に達する
所定の期間に前記ラッチ回路をリセットするリセット回
路を備えたことを特徴とする電源装置。 - 【請求項3】 入力電圧を所定の出力電圧に変換するDC
−DCコンバータ回路と、 前記DC−DCコンバータ回路の変換動作を制御する変
換制御回路と、 過熱が生じた場合に動作する過熱保護回路と、 前記過熱保護回路の動作に基づき前記変換制御回路を停
止または起動を制御する起動・停止制御回路と、 前記起動・停止制御回路に電源を供給する制御回路用電
源回路と、 前記起動・停止制御回路に内蔵されるラッチ回路であっ
て前記変換制御回路の停止を継続させるラッチ回路と、 前記制御回路用電圧回路の出力電圧が起動電圧に達する
所定の期間に前記ラッチ回路をリセットするリセット回
路を備えたことを特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02064598A JP3484063B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02064598A JP3484063B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11220871A JPH11220871A (ja) | 1999-08-10 |
JP3484063B2 true JP3484063B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=12032972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP02064598A Expired - Fee Related JP3484063B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3484063B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7245510B2 (en) * | 2005-07-07 | 2007-07-17 | Power Integrations, Inc. | Method and apparatus for conditional response to a fault condition in a switching power supply |
JP4495105B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2010-06-30 | 富士通株式会社 | 無停電電源装置 |
US8084886B2 (en) | 2006-03-28 | 2011-12-27 | Fujitsu Limited | Uninterruptible power supply apparatus |
JP5786275B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2015-09-30 | セイコーエプソン株式会社 | 電源供給制御回路 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP02064598A patent/JP3484063B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11220871A (ja) | 1999-08-10 |
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