JP3483642B2 - 生産進度管理システム - Google Patents

生産進度管理システム

Info

Publication number
JP3483642B2
JP3483642B2 JP03760595A JP3760595A JP3483642B2 JP 3483642 B2 JP3483642 B2 JP 3483642B2 JP 03760595 A JP03760595 A JP 03760595A JP 3760595 A JP3760595 A JP 3760595A JP 3483642 B2 JP3483642 B2 JP 3483642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
sequentially
sewing
specific type
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03760595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08206934A (ja
Inventor
朋洋 山川
正 高柳
正博 赤窄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP03760595A priority Critical patent/JP3483642B2/ja
Publication of JPH08206934A publication Critical patent/JPH08206934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3483642B2 publication Critical patent/JP3483642B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、製品の組立工程におけ
る生産進度の管理システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車のシートの組立工程の一例として
以下のようなものが挙げられる。ここでは、シート本体
を組み立てて順次に搬送する組立ラインが設けられてお
り、その途中に設置された組付位置にカバーを順次に供
給してシート本体に被せることによってシートが完成さ
れる。その場合、カバーについては革製カバーと布製カ
バーの2種類が用意され、それらを選択的に被せること
で革仕様と布仕様といった仕様の異なるシートを定めら
れた順序で生産することが行われる。例えば1ロット2
0台のシートを生産する場合に、15台を革仕様とし、
残りの5台を布仕様とするといった具合である。そし
て、そのカバーを用意するに際しては、生産効率を上げ
る等の理由から、革製カバーのみを自社に設けた縫製ラ
インで賄い、布製カバーについては外部の協力工場から
調達するといったことが行われる。 【0003】この場合、組立ラインで組み立てられるシ
ート本体の数と、縫製ラインで製造すべき革製カバーの
数は異なるのであるから、革製カバーの生産計画はシー
ト本体のそれとは別に立てられることとなる。従来、こ
のような革製カバーの生産計画は、1日を単位として、
その1日に製造すべき数を単に稼働時間で除することに
よって立てられた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の革
製カバーの生産計画では、1日を単位として見れば必要
数が生産可能であるが、途中の生産状況について見る
と、シート本体の実際の生産進度と対応しなくなるおそ
れがある。すなわち、シート本体の生産進度が遅くなっ
たり速くなったりばらつきが出ると、シート本体に対す
る革製カバーの生産数に過不足ができる。革製カバーの
生産数が過剰になると在庫を持つことになるので、その
保管場所が必要となるばかりでなく、保管のための作業
が余分に必要となる。一方、革製カバーの生産が間に合
わないと、組立ラインの停止が余儀なくされるおそれも
あった。 【0005】本発明は主に上記のような事情に基づいて
完成されたものであって、未完成の製品本体に対して複
数種ある部品の一つを組み付けることにより仕様の異な
る完成品を順次に製作する組立ラインと、特定種類の部
品のみを生産する部品生産ラインとを保有する場合にお
いて、その特定種類の部品の生産進度を製品本体のそれ
に合わせて管理し得るようにしたシステムを提供するこ
とを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明は、共通した未完成の製品本体
を順次に搬送し、所定の組付位置において各製品本体ご
とに複数種ある部品の1つを選択して組み付けることに
より仕様の異なる完成品を順次に製作する組立ラインを
有し、前記複数種の部品のうちの特定種類のものを除く
部品については外部から供給される一方、特定種類の部
品については別の場所に設けられた部品生産ラインで順
次に生産するようにし、かつ、その特定種類の部品の生
産進度を前記未完成の製品本体の生産進度に合わせるよ
うに管理するためのシステムであって、一定個数の未完
成の製品本体に対して必要な前記特定種類の部品の個数
の比率を予め設定する比率設定手段と、前記組付位置の
手前において前記組立ラインを搬送されて来る未完成の
製品本体を順次に検出する検出手段と、その検出手段で
未完成の製品本体が検出されるごとに、前記比率設定手
段で設定された前記比率を製品本体の製造実績として順
次に積算する製品本体製造実績積算手段と、前記部品生
産ラインで前記特定種類の部品が生産されるごとにその
個数を部品の製造実績として順次に積算する部品製造実
績積算手段と、その部品製造実績積算手段の積算値と、
前記製品本体製造実績積算手段の積算値の差を演算する
演算手段と、その演算手段の演算結果に基づいて各種表
示を行う表示手段と、を具備した構成としたところに特
徴を有する。なお、本発明の構成図が図1に示されてい
る。 【0007】 【作用】本発明の作用は以下のとおりである。まず、比
率設定手段により、一定個数の未完成の製品本体に対し
て必要な特定種類の部品の個数の比率を予め設定する。
未完成の製品本体が組立ラインを順次に搬送されて来て
所定の検出位置に到ると、そのつど検出手段により検出
される。検出手段で製品本体が検出されるごとに、上記
の比率が製品本体の製造実績として製品本体製造実績積
算手段により順次に積算される。一方、部品生産ライン
で特定種類の部品が生産されるごとに、その個数が部品
の製造実績として部品製造実績積算手段により積算され
る。そして、演算手段により、部品製造実績積算手段で
得られた積算値と、製品本体製造実績積算手段で得られ
た積算値との差が演算され、その演算結果に基づいて、
特定部品の生産進度の状況に関する各種表示が表示手段
により行われる。 【0008】 【発明の効果】すなわち本発明によれば、製品本体の実
際の生産進度に即して特定種類の部品の生産進度を管理
することができ、特定種類の部品を製品本体に対応して
過不足なく生産することが可能となる。それにより、特
定種類の部品の在庫を抱えるおそれがなくなって、その
保管場所を設けることや余分な保管作業を行うことが不
要にでき、また、部品不足に伴って組立ラインを止めね
ばならない事態を回避できて、全体として効率良く完成
品を製作することができる効果がある。 【0009】 【実施例】以下、本発明を自動車のシートの組立工程に
適用した実施例を添付図面に基づいて説明する。 <第1実施例>図2乃至図5は本発明の第1実施例を示
す。図2において、符号1はシートの組立ラインであっ
て、フロントシートクッション、フロントバック、リア
シートクッションおよびリアバックの各パートに対応し
た4本の組立ライン1a〜1dから構成されている。各
組立ライン1a〜1dでは、フロントシートクッショ
ン、フロントバック、リアシートクッションおよびリア
バックの本体が組み付けられて矢線方向に同期して間欠
的に搬送され、所定位置に設けられたカバーの組付位置
2に順次に送り込まれるようになっている。 【0010】カバーの組み付けは例えば20台分ずつを
1ロットとして行われる。組み付けられるカバーは、フ
ロントシートクッション、フロントバック、リアシート
クッションおよびリアバックの各パートにそれぞれ分け
て準備される。それとともに革製カバーと布製カバーの
2種類が設けられ、20台分のうち例えば15台分が革
製カバーで、残りの5台分が布製カバーというように振
り分けられる。本実施例では、革製カバーについては後
記する縫製ライン7によって組立ライン1と並行して製
造され、布製カバーは、外部の協力工場で製造されて順
次に搬入されるようになっている。 【0011】これらの20台分のカバーは、各パートご
とに図4に示すようなカバー順立台車3の棚4上に生産
指示書5に基づいて順番に積まれ、それぞれ対応する組
付位置2に搬入される。そして各組付位置2では、カバ
ーを順立台車3から順番に取り出しつつ、組立ライン1
を搬送されて来た本体に順次に被せる作業が行われる。
カバーが被せられたそれぞれのパートのシートは、図示
しない検査工程を経たのち、フロントシートクッション
とフロントバック同士、およびリアシートクッションと
リアバック同士が組み付けられ、さらにそれらが1組に
まとめられる。それにより、革製仕様のシートと布製仕
様のシートとが予め定められた順番で製作されて搬出さ
れるようになっている。 【0012】上記した革製カバーの縫製ライン7は組立
ライン1とは別の場所に設けられており、組立ライン1
と同様に4本の縫製ライン7a〜7dから構成されてい
る。各縫製ライン7a〜7dでは、フロントシートクッ
ション、フロントバック、リアシートクッションおよび
リアバックの各パートに対応した革製カバーがそれぞれ
縫製される。この縫製ライン7では、組立ライン1で組
み付けられるシートの次のロットの分が前もって縫製さ
れる。縫製された革製カバーは、上記したようなカバー
順立台車3の棚4上に次のロットの生産指示書5に基づ
いて順番に載せられる。その場合、棚4上に載せられる
のは例えば15台分であって、残りは空いたままとな
る。そのロットにおける革製カバーの縫製ならびに台車
3への積み込みが終了したら、空いた棚4に外部の協力
工場から搬入された布製カバーが載せられる。そして、
20台分のカバーを積んだ各台車3は、それぞれ対応す
る組立ライン1a〜1dの組付位置2に搬入され、前の
台車3が空になったところでその台車3と交替して、引
き続いて次のロットのカバーの組み付けが行われる。 【0013】続いて、生産進度の管理システムの構造を
説明する。組立ライン1のうち1本の組立ライン、例え
ばリアバックの組立ライン1dにおけるカバー組付位置
2の手前側には、センサ10が設置された検出位置9が
設けられており、組立ライン1dを間欠的に搬送されて
来たリアバックの本体がその検出位置9で停止するごと
に、センサ10から検出信号が送出されるようになって
いる。同一シートについての各パートの本体は互いに同
期して搬送されるので、リアバックの本体の検出のみで
すべてのパートが搬送されて来たものとみなされる。 【0014】一方の縫製ライン7側では、各縫製ライン
7a〜7dの終端においてそれぞれ進度差表示盤11が
設置されている。各進度差表示盤11の入力側には、上
記したセンサ10が接続されているとともに、各別の比
率設定盤12、並びに各別のフットスイッチ13が接続
されている。また、出力側には各別の警告灯14が接続
されている。 【0015】比率設定盤12は、1ロットのシート台数
に対して必要な革製カバーの枚数の比率を設定するため
のものであって、1ロット20台で15枚の革製カバー
が必要であれば、入力部から革製カバーの必要枚数“1
5”を入力すると、15/20=0.75が演算され
て、“0.75”が「比率」として設定される。入力し
た数値は、図5に示すように表示窓16により確認され
る。この設定された「比率」は、後記するシート本体の
組立実績を積算する場合の1単位となる。 【0016】各進度差表示盤11には、図3に示すよう
にそれぞれ組立実績積算部18と縫製実績積算部19と
が設けられている。組立実績積算部18はシートの本体
の組立実績を積算するものであって、センサ10から検
出信号を受けるごとに、上記した「比率」すなわち数値
“0.75”が順次に積算されるようになっている。そ
の積算値Rは図5に示すように表示窓21に表示され
る。 【0017】縫製実績積算部19は、革製カバーの縫製
実績を積算するためのものであって、カバーの縫製が完
了するごとにフットスイッチ13を踏み込むことで、カ
バーの縫製枚数が順次に積算されるようになっている。
その積算値rは表示窓22に表示される。 【0018】また、各進度差表示盤11には差演算部2
4が設けられている。この差演算部24では、縫製実績
積算部19の積算値rから組立実績積算部18の積算値
Rを引いた場合の差Dを求める演算、すなわち「D=r
−R」の演算が行われる。その差Dは表示窓25に表示
される。 【0019】さらに各進度差表示盤11には、上記の差
演算部24で演算された差Dに基づいて警告灯14の点
灯を制御する点灯制御部27が設けられている。警告灯
14には、図5に示すように、緑灯部14a、黄灯部1
4bならびに赤灯部14cとが設けられている。そし
て、点灯制御部27は、上記した差Dの数値が、「D≧
−0.1」であれば緑灯部14aを点灯させ、「−0.
1>D≧−1」であれば黄灯部14bを点灯させ、また
「D<−1」であれば赤灯部14cを点灯させるように
なっている。 【0020】本実施例は上記のような構造であって、次
にその作用を説明する。まず比率設定盤12に、1ロッ
トに必要な革製カバーの枚数、例えば“15”を入力す
ると、15/20=0.75が演算されて“0.75”
が「比率」として設定される。 【0021】組立ライン1を搬送されたシートの本体が
センサ10で検出されると、その検出信号が各進度差表
示盤11の組立実績積算部18に入力され、検出信号が
入力されるごとに、比率設定盤12で設定された比率
“0.75”が、シートの本体の組立実績として順次に
積算される。表示窓21には、積算値Rが、“0.7
5”、“1.5”‥‥‥“0.75N”として順次に表
示される。但し、Nは検出回数である。 【0022】一方の縫製ライン7側では、各縫製ライン
7a〜7dにおいて革製カバーの縫製が完了するごとに
フットスイッチ13が踏圧され、その踏圧回数nが革製
カバーの縫製実績として縫製実績積算部19で積算され
る。表示窓22には、“1”、“2”‥‥‥“n”の積
算値rが順次に表示される。そして、各差演算部24に
おいて、それぞれの縫製実績の積算値rと組立実績の積
算値Rの差Dを求める演算「D=r−R」が逐次に行わ
れる。その差Dは表示窓25に表示される。 【0023】ここで例えば、組立ライン1においてシー
トの本体が10台分検出されれば、その組立実績の積算
値Rは、R=0.75×10=7.5であり、その間に
縫製が完了した革製カバーの数が8枚であれば、縫製実
績の積算値rは、r=8であって、差演算部24では、
「D=r−R=8−7.5」の演算が行われて、差D=
+0.5の演算結果が得られる。 【0024】この差D=+0.5は、縫製の生産進度の
方が組立の生産進度よりも進んでいることを示し、警告
灯14の点灯条件の「D≧−0.1」に該当することか
ら、点灯制御部27からの制御信号を受けて緑灯部14
aが点灯される。それにより縫製作業が順調に進んでい
ることが確認される。なお、差Dの+数値が相当に大き
いことが表示窓25を通して確認されれば、それは縫製
の生産進度が進み過ぎであるから、縫製作業のペースダ
ウンが促される。 【0025】また、シートの本体が10台製造されるま
での間に、革製カバーが7枚縫製されていれば、差演算
部24では、「D=7−7.5」の演算が行われて、差
D=−0.5の演算結果が得られる。この差D=−0.
5は、縫製の生産進度が少し遅れていることを示し、警
告灯14の点灯条件の「−0.1>D≧−1」に該当す
ることから黄灯部14bが点灯される。それにより、縫
製作業者に対して作業を急ぐことが促される。 【0026】さらに、同じくシートの本体が10台製造
されるまでの間に、革製カバーが6枚しか縫製されてい
なければ、差演算部24では、「D=6−7.5」の演
算が行われて、差D=−1.5の演算結果が得られる。
この差D=−1.5は、縫製の生産進度が大幅に遅れて
いることを示し、警告灯14の点灯条件の「D<−1」
に該当することから赤灯部14cが点灯される。それに
より、該当する縫製ライン7a〜7dに対して、縫製作
業者の応援を行う等により大幅なペースアップが促され
る。 【0027】このように、各縫製ライン7a〜7dに配
置されたそれぞれの警告灯14の表示にしたがってその
縫製ライン7a〜7dの縫製のペースを上げ下げするこ
とにより、各パートの革製カバーの生産進度を、シート
の本体の生産進度に合わせることが可能となる。 【0028】なお、1ロット分のシートの本体の検出が
終わったら、進度差表示盤11がリセットされて上記し
た動作が繰り返して行われる。その際、次のロットにお
ける革製カバーの必要枚数が変われば、比率設定盤12
への入力値をそれに合わせて変更すればよい。 【0029】このように本実施例の管理システムを利用
すれば、シートの本体の実際の生産進度に即して革製カ
バーの生産進度を管理することができ、革製カバーをシ
ートの本体に対応して過不足なく生産することが可能と
なる。それにより、革製カバーの在庫を抱えるおそれが
なくなって、その保管場所を設けることや余分な保管作
業を行うことが不要にでき、また、革製カバーの生産が
間に合わなくて組立ラインを止めねばならない事態を回
避できて、全体として効率良くシートの製作を行うこと
が可能となる。 【0030】<第2実施例>図6は本発明の第2実施例
を示し、管理システムの制御系統に変更を加えたもので
ある。上記した第1実施例では、各縫製ライン7a〜7
dの終端に設けられた各進度差表示盤11において、そ
れぞれに入出力制御と各種演算を行うようになっている
が、この第2実施例では、それらの入出力制御と各種演
算を共通の制御盤30により行うようになっている。一
方、この第2実施例の進度差表示盤11aでは、組立実
績の積算値Rを表示する表示窓21、縫製実績の積算値
rを表示する表示窓22およびそれらの差Dを表示する
表示窓25を設けて、単なる表示機能を行うのみとなっ
ている。 【0031】すなわち、制御盤30の入力側には、組立
ライン1に設けられたセンサ10が接続されるととも
に、各縫製ライン7a〜7dに設けられた4個の比率設
定盤12と同じく4個のフットスイッチ13とが接続さ
れている。また、出力側には、同じく各縫製ライン7a
〜7dに設けられた4個の進度差表示盤11aと4個の
警告灯14とが接続されている。 【0032】そして、制御盤30においては、各縫製ラ
イン7a〜7dごとに、センサ10からの検出信号と各
比例設定盤12で設定された「比率」に基づいて組立実
績が積算されるとともに、各フットスイッチ13からの
入力信号に基づいて縫製実績が積算され、さらにそれら
の差が演算される。それの演算結果は各縫製ライン7a
〜7dに設けられた各進度表示盤11aで表示されると
ともに、差の演算結果に対応して各警告灯14の点灯が
制御される。効果については、上記の第1実施例と同様
である。 【0033】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。 【0034】(1)上記実施例に示した1ロットのシー
ト台数や1ロットに必要な革製カバーの枚数等の数値は
あくまで一例であって、そのような数値に限定されるも
のでないことは言うまでもない。 (2)また、警告灯に警告ブザーを併設するようにして
もよい。 【0035】(3)さらに本発明は、上記実施例に示し
た自動車のシートの組立工程に限らず、その他家電製品
の組立工程等、未完成の製品本体に対して複数種ある部
品の一つを組み付けることにより仕様の異なる完成品を
順次に製作する組立ラインと、特定種類の部品のみを生
産する部品生産ラインとを保有する場合において、その
特定種類の部品の生産進度を製品本体のそれに合わせる
ように管理する場合全般について適用することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の第1実施例の概略構成図である。 【図3】そのブロック図である。 【図4】カバー順立台車の斜視図である。 【図5】進度差表示盤付近の拡大構成図である。 【図6】第2実施例のブロック図である。 【符号の説明】 1…組立ライン 2…カバー組付位置 7…縫製ライン 9…検出位置 10…センサ 11…進度差表示盤 12…比率設定盤 13…フットスイッチ 14…警告灯 18…組立実績積算部 19…縫製実績積算部 24…差演算部 25…表示窓 27…点灯制御部 11a…進度差表示盤 30…制御盤
フロントページの続き (72)発明者 赤窄 正博 愛知県豊田市若林東町棚田109の2番地 小野電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−88561(JP,A) 特開 平4−35853(JP,A) 特開 平5−50373(JP,A) 特開 平4−26456(JP,A) 実開 平3−126549(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 B23Q 41/08 G05B 19/418

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 共通した未完成の製品本体を順次に搬送
    し、所定の組付位置において各製品本体ごとに複数種あ
    る部品の1つを選択して組み付けることにより仕様の異
    なる完成品を順次に製作する組立ラインを有し、前記複
    数種の部品のうちの特定種類のものを除く部品について
    は外部から供給される一方、特定種類の部品については
    別の場所に設けられた部品生産ラインで順次に生産する
    ようにし、かつ、その特定種類の部品の生産進度を前記
    未完成の製品本体の生産進度に合わせるように管理する
    ためのシステムであって、 一定個数の未完成の製品本体に対して必要な前記特定種
    類の部品の個数の比率を予め設定する比率設定手段と、 前記組付位置の手前において前記組立ラインを搬送され
    て来る未完成の製品本体を順次に検出する検出手段と、 その検出手段で未完成の製品本体が検出されるごとに、
    前記比率設定手段で設定された前記比率を製品本体の製
    造実績として順次に積算する製品本体製造実績積算手段
    と、 前記部品生産ラインで前記特定種類の部品が生産される
    ごとにその個数を部品の製造実績として順次に積算する
    部品製造実績積算手段と、 その部品製造実績積算手段の積算値と、前記製品本体製
    造実績積算手段の積算値の差を演算する演算手段と、 その演算手段の演算結果に基づいて各種表示を行う表示
    手段と、を具備したことを特徴とする生産進度管理シス
    テム。
JP03760595A 1995-02-01 1995-02-01 生産進度管理システム Expired - Lifetime JP3483642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03760595A JP3483642B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 生産進度管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03760595A JP3483642B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 生産進度管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08206934A JPH08206934A (ja) 1996-08-13
JP3483642B2 true JP3483642B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=12502216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03760595A Expired - Lifetime JP3483642B2 (ja) 1995-02-01 1995-02-01 生産進度管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3483642B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Koji Iino 生産工場のための生産管理システム
WO2013165220A1 (ko) * 2012-05-04 2013-11-07 주식회사 썬스타 봉제 생산 공정 컨설팅 장치와 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
CN106826228B (zh) * 2017-03-09 2019-04-02 中山鑫辉精密技术股份有限公司 一种显示器自动化生产加工线体
WO2020065975A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社パトライト 報知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08206934A (ja) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3483642B2 (ja) 生産進度管理システム
JPH0676210U (ja) フローラック
CN203109588U (zh) 零部件装配防错装置
JP2929839B2 (ja) ワイヤーハーネスの生産管理方法
JP2006318166A (ja) 部品組立て指示装置
DE102018100259A1 (de) Fahrzeuglastanzeige
HK1046445A1 (en) Method for process-controlled and client-specific production of an object
CN108984964B (zh) 车辆工艺单元设计方法及数字化设计生产系统
JP2005044099A (ja) 部品供給システム、制御装置及び制御方法
JP4326073B2 (ja) 商品仕分けシステム
JP2008129897A (ja) 生産指令の調整方法
WO2005109134A1 (ja) 物品の組立て台、組立て方法および工程表示装置
JPH1059233A (ja) 車両組立ライン
JP6278340B2 (ja) 移動体制御システム及び物品保管システム
KR100318681B1 (ko) 분리형룸에어컨의실내기제조시스템및제조방법
DE59203275D1 (de) Fahrgastraumheizung für ein Kraftfahrzeug, insbesondere für einen Omnibus.
JPH0966872A (ja) 自動車の生産システム
JP3059426B1 (ja) 物品の組立設備
CN213339090U (zh) 一种轮胎气门阀分类放置防错装置
JP4627405B2 (ja) 製品生産システム
JP3670626B2 (ja) コルゲートマシンのロール原紙準備優先順出力装置
JP4119588B2 (ja) ワークの生産比率制御装置
DE60034534D1 (de) Verfahren für die Steuerung einer Klimaanlage, die einen mengenregelbaren Verdichter enthält
JPH0259259A (ja) 生産指示システム
JP3023223B2 (ja) 車体組立ラインにおける部品パレット交換時期表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term