JP3483279B2 - 封入球式遊技機 - Google Patents

封入球式遊技機

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JP3483279B2 JP27958593A JP27958593A JP3483279B2 JP 3483279 B2 JP3483279 B2 JP 3483279B2 JP 27958593 A JP27958593 A JP 27958593A JP 27958593 A JP27958593 A JP 27958593A JP 3483279 B2 JP3483279 B2 JP 3483279B2
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吉平 新山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定数の遊技球を循環
可能に封入し、この遊技球を発射装置により発射位置か
ら遊技領域に向けて発射して遊技を行うようにした封入
球式遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定数の遊技球を循環可能に封入
し、これらの遊技球を順次弾発して遊技を行なうように
した封入球式遊技機(例えば、パチンコ機やアレンジボ
ール機)が知られており、この封入球式遊技機を備えた
遊技装置が、本願出願人により、例えば、実公昭63−
14876号公報あるいは実公平1−22694号公報
において提案されている。
【0003】そして、これらの提案における遊技装置に
おいては、各封入球式遊技機に封入された封入球を、所
定期間使用した時点で、磨かれた新しい遊技球と交換す
るようにしている。これは、遊技球が封入球式遊技機内
で循環使用されるために、遊技球の表面に汚れが蓄積さ
れ、これによって、遊技球の弾発距離や、封入球式遊技
機内での循環時の流れが不安定になったり、あるいは、
遊技球に付着した汚れが、遊技盤やこの遊技盤に設けら
れている種々の遊技機器に付着してこれらを汚してしま
うことを防止するための処置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現状におい
ては、前述した遊技球の交換時の遊技球の抜き取りに際
して、発射装置の発射位置に残存する遊技球の抜き取り
については考えられていなかったために、封入球の交換
が完全に行われない場合があった。
【0005】特に、最近では、遊技店の増加に伴う競争
激化によるお客獲得のための対応策として、立地条件や
客層に応じた流行の遊技機を迅速に導入する、いわゆ
る、新台入れ替えが頻繁に行なわれるようになってきて
いる。そして、この新台入れ替えは、不定期に行なわれ
るばかりでなく、複数のメーカーの遊技機を導入して行
なわれることから、前述した封入球の交換管理が一層煩
雑なものとなっている。
【0006】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、封入球式遊技機における封入球の交換
管理を効率よく行なうことのできる管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定数の遊技球を循環可能に封入し、この遊技球を発射
装置により発射位置から遊技領域に向けて発射して遊技
を行うようにした封入球式遊技機において、前記遊技領
域に発射されて遊技結果が確定した遊技球を回収する回
収樋と、該回収樋から回収された遊技球を前記発射位置
側へ供給するための供給樋と、前記発射装置による発射
の結果がファールとなった遊技球を回収するファール樋
と、該ファール樋から回収された遊技球を当該供給樋へ
合流させるためのファール球合流部と、当該供給樋にお
けるファール球合流部の下流側に設けられて封入された
遊技球を当該発射位置側へ案内する第1状態と当該遊技
球を外部へ排出する第2状態とに変換する変換部材と、
から構成される封入球循環機構と、前記変換部材を第1
状態から第2状態へ変換制御することにより遊技球を外
部へ排出させる封入球排出制御手段と、を備え、前記封
入球排出制御手段は、管理装置からの指令信号によっ
て、前記変換部材を第2状態に変換させ且つ前記発射位
置に残存する遊技球を遊技領域に到達させずにファール
状態となるように発射して、外部へ排出可能としたこと
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の封
入球式遊技機において、前記封入球排出制御手段は、前
記発射装置が発射状態から発射停止状態へ遷移したこと
を判定可能な発射状態遷移判定手段(S901)を備
え、前記封入球排出制御手段は、前記発射位置に残存す
る遊技球をファール状態となるように発射し、該ファー
ル球を、前記変換部材を第2状態に変換させて外部へ排
出可能としたことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、封入球排出制御手段
により、管理装置からの指令信号によって、前記変換部
材を第2状態に変換させ且つ発射位置に残存する遊技球
遊技領域に到達させずにファール状態となるように発
射して、そのファール球を部へ排出させる。
【0018】請求項2の発明によれば、封入球排出制御
手段の発射状態遷移判定手段により、発射装置が発射状
態から発射停止状態へ遷移したことが判定され、封入球
排出制御手段により、発射位置に残存する遊技球がファ
ール状態となるように発射され、該ファール球が、変換
部材が第2状態へ変換されることにより外部へ排出され
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。まず、本実施例が適用された封入球式
遊技機、および、この封入球式遊技機を備えた遊技装置
の全体構成について説明する。
【0028】図1中、符号1は遊技装置を示し、この遊
技装置1は、複数の封入球式遊技機2が取り付けられた
島設備3と、前記各封入球式遊技機2を集中管理する集
中管理装置(集中管理手段)4と、前記島設備3の端部
に配設されたカード発行機5とによって概略構成されて
いる。
【0029】ついでこれらの詳細について説明すれば、
前記封入球式遊技機2は、図2に示すように、矩形状に
組み上げられた後枠6と、この後枠6の前面にヒンジ7
を介して回動可能に取り付けられた前枠8と、この前枠
8の内周部後方に取り付けられた遊技盤9(図3参照)
と、前記前枠8の前面部に回動可能に取り付けられると
ともに、前記遊技盤9とによって遊技空間を形成する透
明板10が装着された枠体11と、前記前枠8の前面部
で前記枠体11の下方に取り付けられた操作パネル12
と、この操作パネル12の下方で前記前枠8の右側に設
けられ、封入球式遊技機2内に封入された遊技球を弾発
する発射装置の駆動をなす操作ダイヤル13と、この操
作ダイヤル13の左側に設けられ、有価価値データーが
記録されたカードが挿入されるカード挿入口14と、前
記前枠8の上部に設けられ、遊技状態に応じて点灯ない
し点滅させられるパイロットランプ15によって構成さ
れている。
【0030】前記遊技盤9は、本実施例においては、図
3に示すように、遊技形態を、遊技者にとって有利な特
別遊技形態へ移行させる権利を発生させるための権利発
生手段を有する構成のものが例示されており、発射装置
によって発射された遊技球(封入球)を、前記遊技盤9
の前面に形成された遊技領域Gへ案内するガイドレール
16と、遊技盤9の略中央に配設され、可変表示ゲーム
を行ない、その停止時の表示形態が特定の表示形態とな
った際に前記特別遊技形態への移行の権利を発生させる
権利発生装置としての可変表示装置17と、この可変表
示装置17の下方に配設され、遊技球の入賞ないしは通
過によって可変表示装置17における可変表示ゲームの
開始信号を出力する特定入賞口18と、この特定入賞口
18の下方に配設され、前記可変表示装置17における
停止時の表示形態が特定の表示形態となった際に、遊技
球が入賞し易い、遊技者にとって有利な第1状態に変換
するとともに、それ以外では、遊技球が入賞しにくい、
遊技者にとって不利な第2状態とする特別変動入賞装置
19と、前記可変表示装置17の上方および左右、ま
た、前記特別変動入賞装置19の左右に設けられた一般
入賞口20と、前記特別変動入賞装置19の下方に設け
られ、入賞せずに遊技盤9の下方に落下させられた遊技
球を回収して前記遊技盤9の裏面側へ取り込むととも
に、前記発射装置へと循環させる遊技球回収口21と、
前記遊技領域Gの両側部、および、この遊技領域Gの外
部で、遊技盤9の上方両端部には、遊技の形態に応じて
点灯ないしは点滅させられる装飾ランプ22が装着され
ている。
【0031】前記操作パネル12は、図2に示すよう
に、斜め上方に向けられた操作面12aを有し、その中
央部左側には、前記カード挿入口14へ挿入されたカー
ドに記録されている有価データー(残額)を表示する残
額表示部23が設けられ、その右隣には、遊技者の操作
によって前記有価データーから変換された遊技球数に、
入賞に伴う賞球としての遊技球数を加算し、また、遊技
領域Gへ発射された遊技球数を減算した結果を表示する
持ち球数表示部24と、遊技途中で封入球式遊技機2か
ら離れる場合に、一時的にカードを排出するための保留
ボタン25と、カードの有価データーを遊技球数に変換
する球貸しボタン26と、遊技を終了する際に、カード
の持ち球数や有価データー等のカード情報の書き換えや
カードの排出を行なわせ、かつ、前記両表示部23・2
4の表示を初期状態にリセットするための終了ボタン2
7と、灰皿28とが設けられている。
【0032】一方、前記遊技盤9の裏面側の下方には、
図4に示すように、前記前枠8によって支持され、前記
遊技領域Gへ向けて遊技球を弾発する発射装置29と、
この発射装置29へ遊技球を1個ずつ供給する球送り装
置30と、この球送り装置30に連設されて、遊技球を
整列状態に保持する供給樋31と、前記遊技領域Gから
遊技盤9の裏面側に誘導された遊技球を集合させる集合
樋32と、前記供給樋31の下流側の端部に設けられ、
この供給樋31に保持されている遊技球の排出を行なう
排出装置33と、前記供給樋31の下流側の端部から連
続して設けられ、排出される遊技球の案内をなす排出樋
34と、前記供給樋31の上流側の端部から連続して設
けられ、遊技球(封入球)の交換時において新しい遊技
球が案内される充填樋35と、この充填樋35の上流側
の端部に設けられ、交換すべき新しい遊技球の供給をな
す新球供給装置36と、前記集合樋32に連続して設け
られるとともに、集合樋32によって集合させられた遊
技球の内の入賞球を前記供給樋31へ誘導する第1の誘
導樋(回収樋)37と、前記遊技球回収口21によって
回収された遊技球を前記供給樋31へ誘導する第2の誘
導樋(回収樋)38と、この第2の誘導樋38の近傍に
設けられ、前記遊技領域Gに至らなかったファウル球を
前記供給樋31へ戻すためのファウル樋39とが設けら
れている。
【0033】そして、前記排出装置33は、前記供給樋
31の底面の一部を構成するとともに、この供給樋31
に対して摺動自在に設けられて、その摺動動作によっ
て、供給樋31の底面の一部を開閉する開閉板(変換部
材)40と、この開閉板40の摺動をなすソレノイド4
1と、このソレノイド41の動作を前記開閉板40へ伝
達する揺動アーム42とによって構成されている。
【0034】また、前記排出樋34の途中には、この排
出樋34を通過させられる排出球を検出する排出球セン
サー43が設けられ、第1の誘導樋37および第2の誘
導樋38には、それぞれ、入賞球センサー44およびア
ウト球センサー45が設けられ、前記新球供給装置36
には、新球の供球数を検出する新球センサー46が設け
られ、前記ファウル樋39には、ファウルセンサー47
が設けられている。そして、本実施例においては、前記
球送り装置30の上部に、その遊技機2の種類に応じて
設定された封入球数を表示するシール48が貼付されて
いる。
【0035】さらに、前記集合樋32の、封入球式遊技
機2の裏面側の面には、図4に鎖線で示すように、封入
球式遊技機2の種々の制御をなす制御装置49が設けら
れているとともに、前記供給樋31の途中には、この供
給樋31に保持されている遊技球の表面の汚れ度合いを
検出する、交換時期判定手段としての汚れセンサー50
が設けられ、また、前記球送り装置30には、この球送
り装置30によって発射装置29へ送り込まれる遊技球
の検出ならびに計数をなす発射センサー51が設けられ
ている。
【0036】前記汚れセンサー50は、例えば、反射型
のフォトセンサーにより遊技球の表面の輝度の変化を検
出することによって、遊技球の汚れ度合いを検出する構
成のものや、汚れの付着による遊技球の重量変化を検出
する重量検出器、あるいは、汚れの付着によって変化す
る遊技球の電気的な接触抵抗を測定する抵抗測定器、さ
らには、汚れの付着による転がり抵抗の増大に起因し
た、遊技球の転がり速度の変化を測定する速度検出器等
が用いられる。
【0037】また、本実施例においては、前記可変表示
装置17が、前記交換時期判定手段からの判定信号に基
づいて、前記封入された遊技球の交換時期に至ったこと
を表示する報知手段となされており、遊技時における表
示を切り替えることによって前述した表示を行なうよう
になっている。
【0038】ついで、このように構成された遊技装置1
の制御について、図5に示すブロック図を参照して説明
する。
【0039】本実施例における封入球式遊技機2の制御
は、図5に示すように、集中管理制御部60、遊技盤制
御部70、封入球交換制御部(封入球排出制御手段)8
0、発射制御部(封入球排出制御手段)90、および、
カード制御部100とによって行なわれ、前記集中管理
制御部60は、前記集中管理装置4に設けられ、それ以
外の制御部は、前記封入球式遊技機2側に設けられる。
以下に、これらの制御部間の大まかな信号の授受につい
て説明する。
【0040】前記集中管理制御部60は、遊技店に設置
されている多数の封入球式遊技機2の遊技状態を集中管
理するために設けられたもので、封入球式遊技機2個々
の出玉状況、稼働率、あるいは、封入球の交換時期判定
等の諸制御を行なうようになっており、封入球の交換に
関連して、可変表示装置17の表示を可変表示ゲーム用
の特図から遊技球の交換時期に関する情報へ切り替える
ための特図切り替え指令信号と、切り替え後における表
示内容を指示する特図切り替え表示情報信号とを遊技盤
制御部70へ出力し、かつ、封入球交換制御部80へ封
入球交換指令を出力するようになっているとともに、封
入球交換制御部80から、遊技球(以降、封入球と称
す)の交換時における抜取数に関する信号、および、封
入球の交換終了の信号が入力され、また、汚れセンサー
50から、封入球の汚れ度合いに関する信号が入力さ
れ、さらに、発射制御部90から遊技中における封入球
の発射数に関する信号が入力されるようになっている。
【0041】また、前記遊技盤制御部70は、本実施例
においては、前記特定入賞口18からの信号に基づい
て、可変表示装置17へ駆動信号を出力して可変表示ゲ
ームを開始させるとともに、この可変表示ゲームのゲー
ム結果に基づいて、前記特別変動入賞装置19の作動を
制御し、また、遊技状態に応じて装飾ランプ22の点灯
ないしは点滅を行なわせる等、遊技に関する制御を行な
うものである。そして、前記遊技に関連して、前記封入
球式遊技機2が遊技中であることを認識させる信号が、
封入球交換制御部80へ出力され、遊技の開始条件とな
る、有価データー(残高あるいは持ち球に関する情報)
等が記憶された磁気カードあるいはICカードが挿入中
であることを示す信号、および、遊技が中断中であるこ
とを示す信号が、カード制御部100から入力されるよ
うになっている。
【0042】前記封入球交換制御部80は、封入球の交
換状況を検出するためのもので、前記集中管理制御部6
0へ、封入球の抜取数に関する信号や封入球の交換終了
に関する信号を出力するとともに、封入球の交換中であ
ることを示す信号を発射制御部90へ出力するようにな
っている。
【0043】前記発射制御部90は、本実施例において
は、遊技中における封入球(遊技球)の発射数に関する
信号、ならびに、遊技盤中を落下している途中の状態に
ある浮遊球の数に関する信号、発射球数やアウト球数、
ファウル球数、および、賞球数の情報に基づき、持ち球
数の加減算を行ない、前記発射数に関する信号を前記集
中管理制御部60へ出力するとともに、浮遊球に関する
信号および持ち球数に関する信号をカード制御部100
へ出力するようになっている。
【0044】ついで、これらの各制御部において行なわ
れる制御について、さらに詳述する。まず、集中管理制
御部60においては、図6に示すように、店員によって
操作されるキーボード入力(ステップS601)、各遊
技機2やカード発行機5等からの出球率や稼働率あるい
は売り上げ等の情報収集(ステップS602)、封入球
の交換時における封入球の抜取数が不足している場合に
おける抜取不足処理(ステップS603)、サブルーチ
ンとして行なわれる封入球の交換時期の判定(ステップ
S604)、各種処理のための指令信号送信(ステップ
S605)、各種の数値データーの演算記憶処理(ステ
ップS606)、および、前記指定された情報のモニタ
ー表示(ステップS607)の各処理が所定のサイクル
で繰り返し行なわれている。
【0045】そして、本発明の特徴部分である、封入球
の交換時期の判定は、つぎの手順で行なわれる。封入球
交換時期判定処理が開始されると、図7に示すように、
まず、封入球の交換が終了したか否かの判断がなされ
(ステップS608)、交換が終了している場合には、
次回の交換時期に関する情報が設定されて(ステップS
609)図6に示す集中管理制御のメインルーチンへ戻
る。ここで、前記ステップS609において設定された
次回の交換時期に関する情報は、集中管理制御部60に
おいて記憶される。一方、ステップS608において封
入球の交換が終了していないと判断されると、つぎのス
テップS610の汚れ検出へ移行する。
【0046】このステップS610においては、各封入
球式遊技機2毎、あるいは、各機種毎に任意に選ばれた
遊技機に設けられた汚れセンサー50からの出力信号に
基づき、封入球の汚れ度合いが検出され、その汚れ度合
いが設定値以上であるか否かの判断がなされ、設定値以
下である場合にはつぎのステップS611へ移行され、
設定値を越えた汚れ度合いが検出されるとステップS6
12において封入球の交換判定が行なわれるとともに、
その結果により前記集中管理制御部60のステップS6
05の指令信号送信処理において、図5に示すように、
遊技盤制御部70へ、特図表示切り替え指令および特図
切り替え表示情報が、また、封入球交換制御部80へ封
入球交換指令がそれぞれ送信される。
【0047】ステップS611においては、封入球式遊
技機2単位、あるいは、同種の封入球式遊技機2が設置
されている島設備3単位での稼働期間が所定の稼働期間
以上となったか否かが判定され、所定稼働期間を越えた
場合には、前記ステップS612以降の制御がなされ、
所定稼働期間以下の場合には、つぎのステップS613
へ移行する。ここで、稼働期間とは、封入球式遊技機2
の実稼働期間を示し、稼働させられた時間、日、週、月
等の中の任意の単位で設定されるものである。
【0048】ステップS613においては、封入球式遊
技機2の設置後の経過期間を設定しておき、その設定さ
れた期間を経過した否かが判定され、設定期間を経過し
た場合には、前記ステップS612以降の制御がなさ
れ、設定期間以下の場合には、集中管理制御のメインル
ーチンへ戻る。この設定期間も、前記ステップ611に
おける稼働期間と同様に、時間、日、週、月等の中の任
意の単位で設定される。
【0049】ついで、遊技盤制御部70における制御に
ついて、図8を参照して説明する。遊技盤制御部70に
おいて遊技盤制御が開始されると、カード制御部100
からの信号に基づいて、遊技が中断中であるか否かの判
断がなされる(ステップS701)。この中断中の信号
は、例えば、遊技者が一時的に遊技を中断して、遊技機
から離れる場合に、遊技者が、封入球式遊技機2の保留
ボタン25を操作した際に、カード制御部100を介し
て遊技盤制御部70へ出力される。
【0050】そして、前記ステップS701において遊
技が中断中と判断された場合には、ステップS702に
おいて遊技の中断処理が行なわれて、ステップS701
へ戻る。また、ステップS701において遊技が中断中
でないと判断されると、前記カード制御部100からの
出力信号に基づいて、カード挿入中か否かの判断がなさ
れる(ステップS703)。このステップS703にお
いて、カードが挿入中であると判断されると、封入球遊
技機2が遊技状態であることから、ステップS704へ
移行して、例えば、可変表示装置17における可変表示
ゲームの制御や、そのゲーム結果に基づく特別変動入賞
装置19に駆動制御等の遊技処理が行なわれ、前記ステ
ップS701へ戻る。
【0051】一方、前記ステップS703においてカー
ドが挿入されていないと判断されると、この封入球式遊
技機2が使用されていない状態であると判断され、つぎ
のステップS705へ移行する。
【0052】このステップS705においては、集中管
理制御部60からの特図表示切り替え指令の有無が判断
され、特図表示切り替え指令がない場合には、封入球の
交換時期ではないと判断されて前記ステップS701へ
戻る。また、特図表示切り替え指令が出力されている場
合には、封入球の交換時期に至ったと判断されてステッ
プS706へ移行し、このステップS706において、
前記集中管理制御部60から出力される特図切り替え表
示情報の有無が判断され、特図切り替え表示情報がある
場合には、その情報に基づきステップS707において
可変表示装置17の表示が切り替えられて、封入球の交
換時期が報知される。さらに、集中管理制御部60から
の特図切り替え表示情報が出力されていない場合には、
ステップS708において、予め遊技盤制御部70に格
納されている保有情報が可変表示装置17において表示
されて、封入球の交換時期であることが報知される。以
降、この制御サイクルが繰り返し行なわれる。
【0053】図9は、封入球交換制御部80における制
御フローを示すもので、ここで行なわれる封入球交換制
御は、まず、封入球交換時期判定の制御フローのステッ
プS612において封入球の交換判定がなされると、前
記集中管理制御部60から封入球交換制御部80へ封入
球交換指令が出力されることによって開始されるもの
で、まず、ステップS801において前記封入球交換指
令が入力されたか否かの判断がなされる。
【0054】そして、封入球交換指令が入力されていな
いと判断された場合においては、その指令が入力される
まで、繰り返しその指令の有無の判断を行なう。
【0055】一方、前記ステップS801において封入
球交換指令が入力されたと判断されると、ステップS8
02の外部処理による封入球の抜取処理を待って、ステ
ップS803において前記封入球抜取処理が終了したか
否かの判断を行なう。この封入球抜取処理の終了の判断
は、例えば、ステップS802の終了後に、処理を行な
った店員等が処理終了のスイッチを操作して終了信号を
出力するか、球抜き処理の開始後、所定時間経過した時
点で自動的に終了信号を出力させることによって行なわ
れる。
【0056】このステップS803において、球抜き処
理が終了していないと判断された場合には、球抜き処理
が終了するまで前記ステップS802へ繰り返し戻り、
球抜き処理が終了したことを条件として、つぎのステッ
プS804へ移行する。
【0057】ステップS804においては、前述した球
抜き処理が行なわれている間に排出球センサー43にお
いて検出される抜き取り球数に基づいて、封入球が所定
数抜き取られたか否かの判断がなされ、抜取数が所定数
である場合には、ステップS808へ移行し、外部処理
によって行なわれる新球供給装置36による封入球装填
処理の終了を待って、ステップS809において装填終
了の判断がなされ、装填終了を条件として前記ステップ
S801へ戻り、それ以外はステップS808へ戻り、
繰り返し処理を行なう。この封入球の装填終了の判断
は、前記新球供給装置36から供給される新球の供球数
を、前記新球供給装置36に併設されている新球センサ
ー46によって計数し、この計数値が所定値(すなわ
ち、封入すべき球数)に至った時点で、前記新球供給装
置36による新球の供給動作が停止させられるが、この
供給動作の停止と同時に封入球交換制御部70へ出力さ
れる装填終了信号に基づいて行なわれる。
【0058】一方、ステップS804において封入球の
抜取数が所定数未満である場合には、ステップS805
において抜き取られた球数が集中管理制御部60へ出力
されるとともに、その信号に基づいて、例えば、可変表
示装置17において抜取数不足の表示がなされ(ステッ
プS806)、店員等への報知が行なわれる。この抜取
数不足は、封入球が正規の数封入されていることを条件
とした場合、封入球が遊技盤9の遊技領域Gの釘に引っ
掛かっている状態や、遊技領域Gから排出球センサー4
3に至る間の途中で停止させられた状態にある場合に発
生するもので、以下、この状態にある封入球を浮遊球と
称す。そして、前記ステップS806において、前述し
た抜取数不足の表示が行なわれたのちにおいては、ステ
ップS807における、外部処理による浮遊球の処理を
待ってステップS808以降の処理がなされる。この浮
遊球処理の終了確認は、店員等によって入力される外部
信号によって行なわれる。
【0059】ついで、発射制御部90における処理手順
を、図10に示す制御フローに基づき説明する。まず、
封入球式遊技機2における発射装置29が発射処理中で
あるか否かの判断がなされ(ステップS901)、発射
処理中である場合には、ステップS912へ移行して発
射処理が行なわれたのちにステップS901へ戻る。
【0060】ステップS901において発射処理中でな
いと判断された場合には、ステップS902へ移行し
て、球送り装置30による球送り処理の最中か否かの判
断がなされる。そして、球送り中である場合には、ステ
ップS903へ移行して球送り処理が実行され、この球
送り処理が終了したことを条件として(ステップS90
4)、ステップS905へ移行し、このステップS90
5において封入球の球抜き中か否かの判断がなされて、
球抜き中である場合には、ステップS906においてフ
ァール発射情報が発射装置29へ出力されて、このファ
ウル発射情報に基づき前記ステップS912においてフ
ァウル発射処理がなされ、ステップS901へ戻る。こ
のファウル発射処理は、封入球抜取中において球送り装
置30内に残存する封入球を遊技領域G中へ発射するこ
となくファウル樋39から回収し、排出樋34へ送り込
むための処理である。このような処理を行なうことによ
り、球抜き中であるにも拘わらず、残存する封入球が誤
って遊技領域Gに設けられた一般入賞口20へ入賞して
しまったり、あるいは、特定入賞口18への入賞による
可変表示装置17の誤作動を生じることが防止される。
【0061】一方、ステップS904において球送りが
終了していないと判断された場合には、ステップS90
1へ戻りそれ以降の制御がなされ、また、ステップS9
05において封入球の抜取中でないと判断された場合に
は、遊技者の操作に応じた発射情報が発射装置29へ出
力されて(ステップS907)、ステップS912にお
いて封入球の通常発射が行われる。
【0062】また、前記ステップS902において球送
り処理中でないと判断された場合には、ステップS90
8へ移行して、カードが挿入されているか否かの判断が
なされる。
【0063】このステップS908において、カードが
挿入されている場合には、ステップS909へ移行して
持ち球の有無が判断され、また、カードが挿入されてい
ない場合には、ステップS910へ移行して封入球の球
抜き中か否かの判断がなされる。
【0064】前記ステップS909においては、挿入さ
れているカードの有価情報から持ち球の有無の判断がな
され、持ち球がない場合には前記ステップS901へ戻
り、持ち球がある場合には、つぎのステップS911へ
移行する。
【0065】このステップS911においては、遊技者
による発射操作が行なわれているか否かの判断がなさ
れ、発射操作がなされていない場合には、前記ステップ
S901へ戻り、発射操作中である場合には、前記ステ
ップS903以降の処理へ移行する。
【0066】一方、前記ステップS910において封入
球の抜取中であると判断された場合には、前記ステップ
S903以降のステップへ移行し、また、封入球の抜取
が行なわれていないと判断された場合には、前記ステッ
プS901へ戻る。
【0067】さらに、図11のフロー図に基づき、カー
ド制御部100における処理手順について説明する。
【0068】カード制御が開始されると、まず、カード
の挿入時、すなわち、遊技開始のためにカードが挿入さ
れたことに基づく処理(ステップS102以降)が既に
行なわれたか否かの判断がなされ(ステップS10
1)、カードが挿入された時点である場合には、ステッ
プS102へ移行してカードに記録されている有価デー
タの残高の有無が判断され、カードを挿入した時点では
ない状態である場合には、ステップS103へ移行す
る。
【0069】前記ステップS102において残高無しと
判断された場合には、つぎのステップS104において
持ち球の有無が判断されて、持ち球が無い場合には、つ
ぎのステップS105において、挿入されているカード
が排出されたのちにステップS101へ戻る。
【0070】また、前記ステップS102において残高
有りと判断された場合、および、ステップS104にお
いて持ち球有りと判断された場合には、ステップS10
6へ移行し、挿入されているカードが中断カード(遊技
を中断して再挿入されたカード)であるか否かの判断が
なされ、中断カードであると判断された場合には、ステ
ップS107において対応するカード(すなわち、遊技
が中断された遊技機から抜き取られたカード)であるか
否かの判断がなされ、対応カードでない場合には、ステ
ップS105において当該カードが排出されたのちに、
ステップS101へ戻り、対応カードである場合には、
つぎのステップS108において、遊技盤制御部70へ
遊技中断信号の解除信号が出力される。ここで、前記中
断カードは、例えば、遊技の中断を行なって封入球式遊
技機2から離れる場合等において、遊技者が封入球式遊
技機2の保留ボタン25を押すことにより、前記カード
に、中断中のカードであるとの識別情報や、中断された
封入球式遊技機2の台番号や、その時点における有価デ
ーター等の書き込みが行なわれたのちに一時的に排出さ
れるもので、前記識別情報等によりステップS106に
おいて中断カードであるか否かの判定が行われる。ま
た、中断カードである場合に、例えば、前記カードに記
録された台番号の照合により、前記ステップS107に
おいて、そのカードが中断中の封入球式遊技機2に対応
したカードか否かの判断がなされる。
【0071】そして、前記ステップS103においてカ
ード挿入中と判断された場合、また、前記ステップS1
06において中断カードでないと判断された場合、さら
に、ステップS108の処理が終了すると、ステップS
109へ移行する。
【0072】このステップS109においては、封入球
式遊技機2の変換ボタン(本実施例では、球貸しボタン
26)が操作されたか否かの判断がなされ、球貸しボタ
ン26の操作がなされた場合には、カード情報に基づき
その残高を確認し(ステップS110)、残高がある場
合には、その残高の範囲内で、有価データーを球数に変
換し(ステップS111)、また、残高がない場合、あ
るいは、貸し球の最小単位に満たない残高である場合等
に、ステップS101へ戻る。
【0073】また、前記ステップS109において球貸
しボタン26が操作されていない場合には、ステップS
112において保留ボタン25が操作されているか否か
の判断がなされ、保留ボタン5が操作されている場合に
は、ステップS113において、前記遊技盤制御部70
へ中断信号を送信したのちに、現在の遊技状態や有価デ
ーター等の情報をもとに、カード情報を書き換え(ステ
ップS114)たのちにカードを排出し(ステップS1
15)、ステップS101へ戻り、保留ボタン25の操
作がなされていない場合には、つぎのステップS116
へ移行する。
【0074】このステップS116においては、封入球
式遊技機2が遊技中であるか否かの判断がなされ、遊技
中である場合には、ステップS101へ戻り、また、遊
技中でない場合には、つぎのステップS117において
終了ボタン27が操作されたか否の判断がなされる。
【0075】このステップS117において、終了ボタ
ン27の操作がなされていると判断された場合には、ス
テップS118において、浮遊球の有無の判断がなさ
れ、浮遊球がない場合には、前記ステップS114以降
の処理へ移行し、浮遊球がある場合には、ステップS1
01へ戻る。
【0076】そして、前記ステップS117において、
終了ボタン27が操作されていないと判断された場合に
は、つぎのステップS119において持ち球の有無の判
断がなされ、持ち球が無い場合には、ステップS120
において残高の有無の判断がなされ、残高がない場合に
は、前記ステップS118以降の処理へ移行する。
【0077】そして、前記ステップS103においてカ
ードが挿入されていないと判断された場合、また、ステ
ップS119において持ち球が有ると判断された場合、
さらに、ステップS120において残高有りと判断され
た場合には、それぞれ前記ステップS101へ戻る。
【0078】以上の手順によって、本実施例における封
入球式遊技機の管理装置における制御が行なわれる。
【0079】このように、本実施例に係わる封入球式遊
技機の管理装置によれば、汚れセンサー50によって封
入球の汚れ度合いが、予め設定されている汚れ度合い以
上に至った場合や、稼働日数、あるいは、遊技機の設置
後の経過期間が所定日数あるいは所定期間を過ぎた時点
で、可変表示装置17によって交換時期に至ったことが
報知される。これによって、遊技店側において、交換時
期が正確に把握されるとともに、封入球の適切な交換が
可能となり、封入球の汚れによる遊技盤9の汚れの進行
が抑制されるとともに、遊技中における封入球の飛距離
むら等の発生が抑制されて、安定した遊技状態が得られ
る。
【0080】なお、前記実施例においては、封入球の交
換時期判定を、汚れセンサー50による封入球の汚れ度
合いの検出、設定された稼働時間の経過状況の検出、ま
た、設定された経過時間の経過状況の検出によって行な
う例について説明したが、これらを単独に用いて交換時
期の判定を行なってもよいものであり、また、図5に示
すように、発射制御部90から集中管理制御部60へ出
力される発射数に基づき、発射数が所定数に達した時点
で交換時期と判定することも可能である。このように、
実発射数を交換時期の判定手段に用いることにより、封
入球の実使用時間に応じた交換時期の判定が行なわれる
ことから、ほぼ直接的な汚れ度合いの検出が可能とな
る。
【0081】また、封入球交換時期判定を、集中管理制
御部60において行なうようにし、交換時期の報知を封
入球式遊技機2の可変表示装置17において行なわせる
ようにした例について示したが、前記報知を集中管理装
置4において行なうようにしてもよいものであり、ま
た、これらの封入球交換時期判定手段や報知手段の一
方、または、両方を封入球式遊技機2に設けるようにし
てもよいものである。
【0082】さらに、前記報知手段として、前述した可
変表示装置17の表示切り替えによる表示によって行な
わせるようにした例について示したが、これに代えて、
専用の表示装置を、例えば、封入球式遊技機2の正面や
裏面に設けるようにしてもよく、また、音による報知を
行なうようにしてもよいものである。音による報知手段
を用いる場合には、報知手段を封入球式遊技機2に設け
る場合には、この封入球式遊技機2に設けられている、
遊技に応じて発音されるスピーカーを兼用することがで
きる。
【0083】また、封入球の交換時期判定を封入球式遊
技機2毎に行なう例について説明したが、例えば、機種
毎に数台を選定して前記交換時期の判定を行なって、そ
の結果により、全機の封入球の交換を行なうようにして
もよいものである。これによって、管理装置の構成を簡
素化することができる。
【0084】また、前記汚れセンサー50は、汚れの付
着による封入球表面の反射光の減少量を検出する光セン
サーや、重量増加を検出する重量センサー、あるいは、
転がり時の速度変化を検出する速度センサー、さらに
は、電気的な接触抵抗の変化を検出する抵抗検出器等が
用いられる。
【0085】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、封入球排出制
御手段により、管理装置からの指令信号によって、前記
変換部材を第2状態に変換させ且つ発射位置に残存する
遊技球を遊技領域に到達させずにファール状態となるよ
うに発射して、そのファール球を部へ排出させるよう
にしたことから、管理装置による制御により封入球の交
換が完全に行われるという効果が得られるとともに、発
射位置に残存して汚れている遊技球を遊技領域に打ち込
まなくて済み、非遊技中で遊技球の抜き取り時であるに
も拘わらず入賞口へ入賞するといった不測の事態を防止
できる。
【0086】請求項2の発明によれば、封入球排出制御
手段の発射状態遷移判定手段により、発射装置が発射状
態から発射停止状態へ遷移したことが判定され、封入球
排出制御手段により、発射位置に残存する遊技球がファ
ール状態となるように発射され、該ファール球が、変換
部材が第2状態へ変換されることにより外部へ排出され
ることから、封入球の球抜きが容易かつ確実に行える。
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【0094】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された封入球式遊技機
を備えた遊技装置の概略を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施例が適用された封入球式遊技機
の外観斜視図である。
【図3】本発明の一実施例が適用された封入球式遊技機
に用いられる遊技盤を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例が適用された封入球式遊技機
の背面図である。
【図5】本発明の一実施例の管理装置の制御ブロック図
である。
【図6】本発明の一実施例における集中管理制御部の制
御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例における集中管理制御部にお
いて、サブルーチンとして行なわれる封入球交換時期判
定の制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例における遊技盤制御部の制御
手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例における封入球交換制御部の
制御手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例における発射制御部の制御
手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例におけるカード制御部の制
御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 封入球式遊技機 29 発射装置 31 供給樋 37 第1の誘導樋(回収樋) 38 第2の誘導樋(回収樋) 39 ファール樋 40 開閉板(変換部材) 80 封入球交換制御部(封入球排出制御手段) 90 発射制御部(封入球排出制御手段) G 遊技領域 S901 発射状態遷移判定手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の遊技球を循環可能に封入し、こ
    の遊技球を発射装置により発射位置から遊技領域に向け
    て発射して遊技を行うようにした封入球式遊技機におい
    て、 前記遊技領域に発射されて遊技結果が確定した遊技球を
    回収する回収樋と、該回収樋から回収された遊技球を前
    記発射位置側へ供給するための供給樋と、前記発射装置
    による発射の結果がファールとなった遊技球を回収する
    ファール樋と、該ファール樋から回収された遊技球を当
    該供給樋へ合流させるためのファール球合流部と、当該
    供給樋におけるファール球合流部の下流側に設けられて
    封入された遊技球を当該発射位置側へ案内する第1状態
    と当該遊技球を外部へ排出する第2状態とに変換する変
    換部材と、から構成される封入球循環機構と、 前記変換部材を第1状態から第2状態へ変換制御するこ
    とにより遊技球を外部へ排出させる封入球排出制御手段
    と、 を備え、 前記封入球排出制御手段は、管理装置からの指令信号に
    よって、前記変換部材を第2状態に変換させ且つ前記発
    射位置に残存する遊技球を遊技領域に到達させずにファ
    ール状態となるように発射して、外部へ排出可能とした
    ことを特徴とする封入球式遊技機。
  2. 【請求項2】前記封入球排出制御手段は、前記発射装置
    が発射状態から発射停止状態へ遷移したことを判定可能
    な発射状態遷移判定手段を備え、 前記発射位置に残存する遊技球は、前記発射状態遷移判
    定手段により前記発射装置が発射状態から発射停止状態
    へ遷移したことを判定した後に当該発射位置に供給され
    た遊技球であることを特徴とする請求項1に記載の封入
    球式遊技機。
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