JP3483047B2 - ガードバーの取付構造 - Google Patents
ガードバーの取付構造Info
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- JP3483047B2 JP3483047B2 JP05242494A JP5242494A JP3483047B2 JP 3483047 B2 JP3483047 B2 JP 3483047B2 JP 05242494 A JP05242494 A JP 05242494A JP 5242494 A JP5242494 A JP 5242494A JP 3483047 B2 JP3483047 B2 JP 3483047B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガードバーの取付構造
に関し、さらに詳しくは、トラック等の自動車の窓ガラ
スを保護するガードバーの取付構造に適用して好適なも
のである。
に関し、さらに詳しくは、トラック等の自動車の窓ガラ
スを保護するガードバーの取付構造に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラック等にあっては、座席後
部の荷台に積まれた荷物が荷くずれしても、この荷物に
よって座席後部の窓ガラスが破損するのを防止するため
に、窓ガラス保護用のガードバーを配設するのが普通で
ある。なお、このガードバーとしては、通常、その表面
の全体に塗膜を形成したり或いはめっきを施したものが
用いられており、これにより錆止めや外観性の向上が図
られている。
部の荷台に積まれた荷物が荷くずれしても、この荷物に
よって座席後部の窓ガラスが破損するのを防止するため
に、窓ガラス保護用のガードバーを配設するのが普通で
ある。なお、このガードバーとしては、通常、その表面
の全体に塗膜を形成したり或いはめっきを施したものが
用いられており、これにより錆止めや外観性の向上が図
られている。
【0003】図4及び図5は従来のガードバー取付構造
を示すものであって、この取付構造は、パイプ材から成
るガードバー20の端部に一体成形された平板状のねじ
止め部20aを座席後部の車体パネル21の後面21a
に当てがって取付用ねじ22にて車体パネル21に直接
的に締付け固定するようにした例である。しかし、この
取付構造では、取付用ねじ22の頭部22aがガードバ
ー20のねじ止め部20aに直接的に接触するため、こ
のねじ止め部20aの表面に形成された塗膜やめっき膜
が締付けによる擦れにて剥離を生じて外観が悪くなって
しまうおそれが多分にある。
を示すものであって、この取付構造は、パイプ材から成
るガードバー20の端部に一体成形された平板状のねじ
止め部20aを座席後部の車体パネル21の後面21a
に当てがって取付用ねじ22にて車体パネル21に直接
的に締付け固定するようにした例である。しかし、この
取付構造では、取付用ねじ22の頭部22aがガードバ
ー20のねじ止め部20aに直接的に接触するため、こ
のねじ止め部20aの表面に形成された塗膜やめっき膜
が締付けによる擦れにて剥離を生じて外観が悪くなって
しまうおそれが多分にある。
【0004】そこで、このような不具合を防止するため
に、従来では、図6に示すようにガードバー20の端部
のねじ止め部20aと取付用ねじ22の頭部22aの間
に平ワッシャ23を介在させた状態の下で、前記ねじ止
め部20aを車体パネル21に締付け固定するようにし
ているのが実状である。
に、従来では、図6に示すようにガードバー20の端部
のねじ止め部20aと取付用ねじ22の頭部22aの間
に平ワッシャ23を介在させた状態の下で、前記ねじ止
め部20aを車体パネル21に締付け固定するようにし
ているのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す如き従来のガードバー取付構造では、取付用ねじ2
2と平ワッシャ23との組合わせ手段にてガードバー2
0の締付け固定を行うようにしているため、平ワッシャ
23を必要とし、これに伴い部品点数が多くなると共に
ガードバーの取付作業が面倒となり、コストも高くなる
という問題点がある。
示す如き従来のガードバー取付構造では、取付用ねじ2
2と平ワッシャ23との組合わせ手段にてガードバー2
0の締付け固定を行うようにしているため、平ワッシャ
23を必要とし、これに伴い部品点数が多くなると共に
ガードバーの取付作業が面倒となり、コストも高くなる
という問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、部品点数の削減及びガ
ードバーの取付作業の簡素化を図り得てコストダウンが
可能であり、塗膜やめっき膜等の剥離に伴う外観不良の
発生を防止でき、しかもガードバーの剛性特にガードバ
ーの取付部分の剛性を向上させることができるような構
成の自動車のガードバー取付構造を提供することにあ
る。
れたものであって、その目的は、部品点数の削減及びガ
ードバーの取付作業の簡素化を図り得てコストダウンが
可能であり、塗膜やめっき膜等の剥離に伴う外観不良の
発生を防止でき、しかもガードバーの剛性特にガードバ
ーの取付部分の剛性を向上させることができるような構
成の自動車のガードバー取付構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、表面に塗膜又はめっきが施されたガ
ードバーのねじ止め部に取付孔を形成すると共に、この
取付孔の周縁部であってかつ取付用ねじの頭部に対応す
る部分に、前記ねじ止め部の取付面とは反対側に突出し
かつ前記取付用ねじの頭部にて覆い隠される大きさのね
じ締付面を有する凸部を一体に屈曲成形し、前記ねじ止
め部の取付面を所定の取付箇所に当てがって、前記取付
孔に前記取付用ねじのねじ部を挿通して前記凸部のねじ
締付面に前記取付用ねじの頭部を締付けることにより、
前記ガードバーを所定の取付箇所に固定するようにして
いる。
めに、本発明では、表面に塗膜又はめっきが施されたガ
ードバーのねじ止め部に取付孔を形成すると共に、この
取付孔の周縁部であってかつ取付用ねじの頭部に対応す
る部分に、前記ねじ止め部の取付面とは反対側に突出し
かつ前記取付用ねじの頭部にて覆い隠される大きさのね
じ締付面を有する凸部を一体に屈曲成形し、前記ねじ止
め部の取付面を所定の取付箇所に当てがって、前記取付
孔に前記取付用ねじのねじ部を挿通して前記凸部のねじ
締付面に前記取付用ねじの頭部を締付けることにより、
前記ガードバーを所定の取付箇所に固定するようにして
いる。
【0008】また、本発明では、前記ガードバーのねじ
止め部を平板にて構成すると共に、前記凸部を前記平板
状のねじ止め部を屈曲成形することにより一体成形する
ようにしている。
止め部を平板にて構成すると共に、前記凸部を前記平板
状のねじ止め部を屈曲成形することにより一体成形する
ようにしている。
【0009】また、本発明は、前記ガードバーが自動車
の窓ガラスを保護するために車体に取付けられる部材で
あることを特徴としている。
の窓ガラスを保護するために車体に取付けられる部材で
あることを特徴としている。
【0010】また、本発明の好ましい実施形態において
は、前記凸部は、有底円筒状に突出形成され、ガードバ
ーのねじ止め部の平板状基部に対してほぼ直角に屈曲さ
れた円環状段差部と、この円環状段差部に対してほぼ直
角にかつ前記平板状基部に対してほぼ平行になるように
屈曲されたねじ締付面とを有する。
は、前記凸部は、有底円筒状に突出形成され、ガードバ
ーのねじ止め部の平板状基部に対してほぼ直角に屈曲さ
れた円環状段差部と、この円環状段差部に対してほぼ直
角にかつ前記平板状基部に対してほぼ平行になるように
屈曲されたねじ締付面とを有する。
【0011】
【作用】ガードバー取付用ねじの頭部がガードバーのね
じ止め部の凸部に締付けられて、頭部と凸部との間に発
生する擦れにて前記凸部部分に塗膜剥がれやめっき剥が
れが生じたとしても、この凸部は頭部にて覆い隠される
こととなるため、ガードバーの外観が損なわれるおそれ
がない。
じ止め部の凸部に締付けられて、頭部と凸部との間に発
生する擦れにて前記凸部部分に塗膜剥がれやめっき剥が
れが生じたとしても、この凸部は頭部にて覆い隠される
こととなるため、ガードバーの外観が損なわれるおそれ
がない。
【0012】さらに、ガードバーのねじ止め部に凸部を
屈曲成形したことにより、このねじ止め部ひいてはガー
ドバー全体の剛性の向上が図られる。
屈曲成形したことにより、このねじ止め部ひいてはガー
ドバー全体の剛性の向上が図られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図1は本発明に係るガードバー取付構造を
備えたキャブオーバ型のトラック(貨物自動車)1を示
すものであって、同図において、2は運転席が配設され
ている車室、3はこの車室2の後部に配設された荷台、
4は車室2と荷台3とを仕切る車体パネル、5はこの車
体パネル4に配設された窓ガラス、6はこの窓ガラス5
を保護するためのガードバーである。
備えたキャブオーバ型のトラック(貨物自動車)1を示
すものであって、同図において、2は運転席が配設され
ている車室、3はこの車室2の後部に配設された荷台、
4は車室2と荷台3とを仕切る車体パネル、5はこの車
体パネル4に配設された窓ガラス、6はこの窓ガラス5
を保護するためのガードバーである。
【0015】上述のガードバー6は、図2に明示するよ
うに、パイプ材から成る基体部6aと、この基体部6a
の両端にそれぞれ一体成形された平板状のねじ止め部6
bとから構成されており、その表面には外観性を良好に
すべく塗膜或いはめっき膜が形成されている。そして、
図2及び図3に示すように、前記ねじ止め部6bのほぼ
中央箇所(後述の取付用ねじの頭部に対応する部分)に
は取付孔7が形成されており、この取付孔7の周縁部に
は、車体パネル4に当てがわれる取付面8とは反対側に
突出する凸部9が一体に屈曲成形されている。
うに、パイプ材から成る基体部6aと、この基体部6a
の両端にそれぞれ一体成形された平板状のねじ止め部6
bとから構成されており、その表面には外観性を良好に
すべく塗膜或いはめっき膜が形成されている。そして、
図2及び図3に示すように、前記ねじ止め部6bのほぼ
中央箇所(後述の取付用ねじの頭部に対応する部分)に
は取付孔7が形成されており、この取付孔7の周縁部に
は、車体パネル4に当てがわれる取付面8とは反対側に
突出する凸部9が一体に屈曲成形されている。
【0016】ここで、ねじ止め部6bに形成される凸部
9について更に詳述すると、この凸部9は有底円筒状に
突出成形されており、ねじ止め部6bの平板状基部10
に対してほぼ直角に屈曲された円環状段差部11と、こ
の円環状段差部11に対してほぼ直角にかつ前記平板状
基部10に対してほぼ平行になるように屈曲されたねじ
締付面12とを有している。そして、前記ねじ締付面1
2のほぼ中央箇所に取付孔7が形成されている。
9について更に詳述すると、この凸部9は有底円筒状に
突出成形されており、ねじ止め部6bの平板状基部10
に対してほぼ直角に屈曲された円環状段差部11と、こ
の円環状段差部11に対してほぼ直角にかつ前記平板状
基部10に対してほぼ平行になるように屈曲されたねじ
締付面12とを有している。そして、前記ねじ締付面1
2のほぼ中央箇所に取付孔7が形成されている。
【0017】また、ねじ締付面12の外周寸法(直径)
は、ガードバー6の取付けに用いられる取付用ねじ15
の頭部15aの直径に等しいか或いはこれより僅かに小
さく設定されている。
は、ガードバー6の取付けに用いられる取付用ねじ15
の頭部15aの直径に等しいか或いはこれより僅かに小
さく設定されている。
【0018】一方、前記車体パネル4には、図3に示す
ように窓ガラス5の上下の所定箇所に取付穴(ねじ穴)
16が設けられており、この取付穴16に取付用ねじ1
5のねじ部15bがねじ込まれるように構成されてい
る。
ように窓ガラス5の上下の所定箇所に取付穴(ねじ穴)
16が設けられており、この取付穴16に取付用ねじ1
5のねじ部15bがねじ込まれるように構成されてい
る。
【0019】かくして、上述のガードバー6を車体パネ
ル4に取付けるに際しては、まず、ガードバー6の上下
両端の取付面8を車体パネル4の外面4aに当てがって
ガードバー6の取付孔7を車体パネル4の取付穴16に
対応させた状態にする。
ル4に取付けるに際しては、まず、ガードバー6の上下
両端の取付面8を車体パネル4の外面4aに当てがって
ガードバー6の取付孔7を車体パネル4の取付穴16に
対応させた状態にする。
【0020】次いで、取付用ねじ15のねじ部15bを
ガードバー6の取付孔7に差し込んでドライバーにて旋
回させることにより、前記ねじ部15を車体パネル4の
取付穴16にねじ込んで螺着する。これに伴い、取付用
ねじ15の頭部15aが前記ガードバー6の凸部9のね
じ締付面12に圧着され、ガードバー6の両端が車体パ
ネル4に締付け固定される。
ガードバー6の取付孔7に差し込んでドライバーにて旋
回させることにより、前記ねじ部15を車体パネル4の
取付穴16にねじ込んで螺着する。これに伴い、取付用
ねじ15の頭部15aが前記ガードバー6の凸部9のね
じ締付面12に圧着され、ガードバー6の両端が車体パ
ネル4に締付け固定される。
【0021】しかして、この場合には、ガードバー6の
凸部9が取付用ねじ15の受け部となされ、取付用ねじ
15の頭部15aにて前記凸部9のねじ締付面12が覆
い隠される。
凸部9が取付用ねじ15の受け部となされ、取付用ねじ
15の頭部15aにて前記凸部9のねじ締付面12が覆
い隠される。
【0022】以上の取付作業により、例えば一対のガー
ドバー6が図1に示すように窓ガラス5を上下方向に沿
って跨ぐように配置され、これらのガードバー6にて窓
ガラス5が保護された状態となされる。
ドバー6が図1に示すように窓ガラス5を上下方向に沿
って跨ぐように配置され、これらのガードバー6にて窓
ガラス5が保護された状態となされる。
【0023】このような構成のガードバー取付構造によ
れば、ガードバー6の凸部9が取付用ねじ15の受け部
としての機能を果たすこととなるため、従来用いていた
ような平ワッシャを省略することができ、ひいては部品
点数の削減によるコストダウン及び取付作業の簡素化を
図ることができる。
れば、ガードバー6の凸部9が取付用ねじ15の受け部
としての機能を果たすこととなるため、従来用いていた
ような平ワッシャを省略することができ、ひいては部品
点数の削減によるコストダウン及び取付作業の簡素化を
図ることができる。
【0024】また、ガードバー6の取付完了状態の下で
は、取付用ねじ15の頭部15aにて前記凸部9のねじ
締付面12が完全に覆い隠されることとなるため、取付
用ねじ15の締付作業の際の頭部15aとガードバー6
のねじ締付面12との間に生じる擦れにより前記ねじ締
付面12上の塗膜又はめっき膜が剥離したとしても、こ
の剥離部分が外部から見えることがなく、従って外観を
損なうような事態を招来するのを防止できる。また、防
錆効果もある。
は、取付用ねじ15の頭部15aにて前記凸部9のねじ
締付面12が完全に覆い隠されることとなるため、取付
用ねじ15の締付作業の際の頭部15aとガードバー6
のねじ締付面12との間に生じる擦れにより前記ねじ締
付面12上の塗膜又はめっき膜が剥離したとしても、こ
の剥離部分が外部から見えることがなく、従って外観を
損なうような事態を招来するのを防止できる。また、防
錆効果もある。
【0025】しかも、本例においては、ガードバー6の
平板状のねじ止め部6bに凸部9を一体に屈曲成形した
ことにより、このねじ止め部6bひいてはガードバー6
全体の剛性を大幅に高くすることができ、強度の点で有
利となる。
平板状のねじ止め部6bに凸部9を一体に屈曲成形した
ことにより、このねじ止め部6bひいてはガードバー6
全体の剛性を大幅に高くすることができ、強度の点で有
利となる。
【0026】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、ガードバー6のねじ止め部6bに設ける突
起9は、そのねじ締付面12が取付用ねじ15の頭部1
5aにて覆い隠されるようなものであれば、その形状は
必要に応じて任意に変更可能である。
本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、ガードバー6のねじ止め部6bに設ける突
起9は、そのねじ締付面12が取付用ねじ15の頭部1
5aにて覆い隠されるようなものであれば、その形状は
必要に応じて任意に変更可能である。
【0027】また、本発明は、トラック1の荷台3側の
窓ガラス5のみならず、各種の自動車の窓ガラスにおい
て外観不良に対する対策を必要とする場合に適宜に適用
可能であることは言う迄もない。
窓ガラス5のみならず、各種の自動車の窓ガラスにおい
て外観不良に対する対策を必要とする場合に適宜に適用
可能であることは言う迄もない。
【0028】
【発明の効果】以上の如く本発明は、ガードバーのねじ
止め部に取付孔を形成すると共にこの取付孔の周縁部に
取付用ねじの頭部にて覆い隠される大きさのねじ締付面
を有する凸部を一体に屈曲成形し、この凸部のねじ締付
面に取付用ねじの頭部を締付けるように構成したもので
あるから、取付用ねじの頭部にて覆い隠される部分のみ
に設けられた凸部をワッシャとしの役目をなさしめるこ
とができ、従来用いていたような平ワッシャを省略する
ことができる。従って、部品点数の削減及びガードバー
の取付作業の簡素化を図り得て、コストダウンが可能と
なる。
止め部に取付孔を形成すると共にこの取付孔の周縁部に
取付用ねじの頭部にて覆い隠される大きさのねじ締付面
を有する凸部を一体に屈曲成形し、この凸部のねじ締付
面に取付用ねじの頭部を締付けるように構成したもので
あるから、取付用ねじの頭部にて覆い隠される部分のみ
に設けられた凸部をワッシャとしの役目をなさしめるこ
とができ、従来用いていたような平ワッシャを省略する
ことができる。従って、部品点数の削減及びガードバー
の取付作業の簡素化を図り得て、コストダウンが可能と
なる。
【0029】また、ガードバーのねじ止めの際に取付用
ねじの頭部と前記凸部のねじ締付面との接触部に生じる
擦れにより、前記凸部のねじ締付面に施されている塗膜
やめっき膜がたとえ剥離したとしても、この剥離部分は
取付用ねじの頭部にて完全に覆い隠されることとなるた
め、外観が不良になるような事態を招来するのを防止で
きる。
ねじの頭部と前記凸部のねじ締付面との接触部に生じる
擦れにより、前記凸部のねじ締付面に施されている塗膜
やめっき膜がたとえ剥離したとしても、この剥離部分は
取付用ねじの頭部にて完全に覆い隠されることとなるた
め、外観が不良になるような事態を招来するのを防止で
きる。
【0030】しかも、本発明によれば、ガードバーのね
じ止め部に凸部を設けたことにより、ねじ止め部の剛性
ひいてはガードバー全体の剛性を高めることができ、強
度上において有利となる。
じ止め部に凸部を設けたことにより、ねじ止め部の剛性
ひいてはガードバー全体の剛性を高めることができ、強
度上において有利となる。
【図1】本発明に係るガードバー取付構造を備えたトラ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【図2】本発明に係るガードバー取付構造に用いられる
ガードバーのねじ止め部を示す斜視図である。
ガードバーのねじ止め部を示す斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】従来のガードバー取付構造に用いられるガード
バーのねじ止め部を示す斜視図である。
バーのねじ止め部を示す斜視図である。
【図5】図4におけるB−B線断面図である。
【図6】従来の別のガードバー取付構造に用いられるガ
ードバーのねじ止め部を示す斜視図である。
ードバーのねじ止め部を示す斜視図である。
1 トラック
4 車体パネル
5 窓ガラス
6 ガードバー
6a 基体部
6b ねじ止め部
7 取付孔
8 取付面
9 凸部
12 ねじ締付面
15 取付用ねじ
15a 頭部
15b ねじ部
16 取付穴
Claims (3)
- 【請求項1】 表面に塗膜又はめっきが施されたガード
バーのねじ止め部に取付孔を形成すると共に、この取付
孔の周縁部であってかつ取付用ねじの頭部に対応する部
分に、前記ねじ止め部の取付面とは反対側に突出しかつ
前記取付用ねじの頭部にて覆い隠される大きさのねじ締
付面を有する凸部を一体に屈曲成形し、前記ねじ止め部
の取付面を所定の取付箇所に当てがって、前記取付孔に
前記取付用ねじのねじ部を挿通して前記凸部のねじ締付
面に前記取付用ねじの頭部を締付けることにより、前記
ガードバーを所定の取付箇所に固定するようにしたこと
を特徴とするガードバーの取付構造。 - 【請求項2】 前記ガードバーのねじ止め部を平板にて
構成すると共に、前記凸部を前記平板状のねじ止め部を
屈曲成形することにより一体成形したことを特徴とする
請求項1に記載のガードバーの取付構造。 - 【請求項3】 前記ガードバーが自動車の窓ガラスを保
護するために車体に取付けられる部材であることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載のガードバーの取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05242494A JP3483047B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ガードバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05242494A JP3483047B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ガードバーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257173A JPH07257173A (ja) | 1995-10-09 |
JP3483047B2 true JP3483047B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=12914407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05242494A Expired - Fee Related JP3483047B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ガードバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3483047B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP05242494A patent/JP3483047B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07257173A (ja) | 1995-10-09 |
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