JP3482857B2 - 画像処理装置および画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置および画像形成装置

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JP3482857B2
JP3482857B2 JP03494098A JP3494098A JP3482857B2 JP 3482857 B2 JP3482857 B2 JP 3482857B2 JP 03494098 A JP03494098 A JP 03494098A JP 3494098 A JP3494098 A JP 3494098A JP 3482857 B2 JP3482857 B2 JP 3482857B2
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武 森川
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像メモリを有す
る画像処理装置および画像形成装置に関し、特に、プリ
ントモードが設定されて画像メモリ内に登録された画像
データに対して、画像データのフレームサイズに応じて
設定されたプリントモードの変更を可能とする画像処理
装置および画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機においては、複数枚の原
稿を読取り、読取った複数枚の原稿の画像データを一旦
画像メモリに記憶した後、メモリから画像データを読出
してプリントを行なう。このような従来のデジタル複写
機として、特開平5−122477号公報に開示されて
いるデジタル複写機がある。
【0003】また、従来のデジタル複写機においては、
読取った画像データを処理することによって複数枚の原
稿の画像を縮小して1枚の複写紙の同一面に並べて複写
する節約コピー、複写紙の表裏に原稿の画像を複写する
両面コピー、原稿の画像が複写された複数の複写紙をそ
の端部においてステープル留めするステープルコピーが
可能である。
【0004】節約コピーにおいては、複数枚の原稿の画
像を同一縮小率で縮小し、複写紙の同一面に並べて複写
する。このことから、各原稿のサイズ、すなわち、読取
った各画像データのフレームサイズは同一であることが
好ましい。また、両面コピーでは、同一複写紙の表裏に
それぞれ原稿画像を複写する。このことから、複写紙の
表裏に複写される2枚の原稿の画像データのフレームサ
イズは同一であることが好ましい。さらにまた、ステー
プルコピーでは、ステープル留めされる複数枚の複写紙
端部が一致するように、複写機より排出された複写紙を
整列してステープル留めする。このことから、ステープ
ル留めされる複数枚の複写紙の整列方向におけるサイ
ズ、すなわち、画像メモリに記憶された画像データの整
列方向のフレームサイズは、互いに等しいことが好まし
い。
【0005】このことは、複数フレームの画像データ
(テキストデータ)をメモリに記憶し、そのメモリより
画像データを読出してプリントを実行するプリンタにお
いても、同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その目的は、使用者のミス操作
を低減し、使い勝手のよい画像処理装置および画像形成
装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、ステープルプリント
モードでのプリントができない場合に、使用者がステー
プルプリントモードを選択することがなく、使用者のミ
ス操作を低減し、使い勝手のよい画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、両面プリント
モードでのプリントができない場合に、使用者が両面プ
リントモードを選択することがなく、使用者のミス操作
を低減し、使い勝手のよい画像形成装置を提供すること
である。
【0009】本発明のさらに他の目的は、節約プリント
モードでのプリントができない場合に、使用者が節約プ
リントモードを選択することがなく、使用者のミス操作
を低減し、使い勝手のよい画像形成装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る複数のプリントモード
で動作可能な画像処理装置は、画像データを記憶するた
めのメモリと、メモリに記憶された画像データの所定方
向のフレームの長さを判定するためのフレーム長判定部
と、画像処理装置の動作状況を表示するためのディスプ
レイと、画像データの所定方向のフレームの長さに応じ
て、複数のプリントモードのうち、動作可能なプリント
モードをディスプレイに表示させるための表示コントロ
ーラとを含む。
【0011】請求項1に記載の発明によると、画像デー
タの所定方向のフレームの長さに応じて、動作可能なプ
リントモードがディスプレイに表示される。このため、
使用者は、動作可能なプリントモードを瞬時に判断する
ことができ、動作不可能なプリントモードを選択するこ
とがなくなる。よって、使用者のミス操作が低減し、画
像処理装置の使い勝手がよくなる。
【0012】請求項2に記載の発明に係る複数のプリン
トモードで動作可能な画像処理装置は、画像データを記
憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像データ
のフレームサイズを判定するためのフレームサイズ判定
部と、画像処理装置の動作状況を表示するためのディス
プレイと、画像データのフレームサイズに応じて、複数
のプリントモードのうち、動作可能なプリントモードを
ディスプレイに表示させるための表示コントローラとを
含む。
【0013】請求項2に記載の発明によると、画像デー
タのフレームサイズに応じて、動作可能なプリントモー
ドがディスプレイに表示される。このため、使用者は、
動作可能なプリントモードを瞬時に判断することがで
き、動作不可能なプリントモードを選択することがなく
なる。よって、使用者のミス操作が低減し、画像処理装
置の使い勝手がよくなる。
【0014】請求項3に記載の発明に係る複数のプリン
トモードで動作可能な画像処理装置は、画像データを記
憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像データ
の所定方向のフレームの長さを判定するためのフレーム
長判定部と、複数のプリントモードのうち、いずれかを
選択するための操作パネルと、画像データの所定方向の
フレームの長さに応じて、複数のプリントモードのう
ち、動作不可能なプリントモードの操作パネルによる選
択を禁止するための選択禁止コントローラとを含む。
【0015】請求項3に記載の発明によると、画像デー
タの所定方向のフレームの長さに応じて、動作不可能な
プリントモードの選択が禁止される。このため、使用者
は、動作不可能なプリントモードを選択することがなく
なり、使用者のミス操作が低減し、画像処理装置の使い
勝手がよくなる。
【0016】請求項4に記載の発明に係る複数のプリン
トモードで動作可能な画像処理装置は、画像データを記
憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像データ
のフレームサイズを判定するためのフレームサイズ判定
部と、複数のプリントモードのうち、いずれかを選択す
るための操作パネルと、画像データのフレームサイズに
応じて、複数のプリントモードのうち、動作不可能なプ
リントモードの操作パネルによる選択を禁止するための
選択禁止コントローラとを含む。
【0017】請求項4に記載の発明によると、画像デー
タのフレームサイズに応じて、動作不可能なプリントモ
ードの選択が禁止される。このため、使用者は、動作不
可能なプリントモードを選択することがなくなり、使用
者のミス操作が低減し、画像処理装置の使い勝手がよく
なる。
【0018】請求項5に記載の発明に係る複数のプリン
トモードで動作可能な画像形成装置は、画像データを記
憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像データ
をフレームごとに読出して、プリントするためのプリン
タと、メモリに記憶された画像データの所定方向のフレ
ームの長さを判定するためのフレーム長判定部と、画像
形成装置の動作状況を表示するためのディスプレイと、
画像データの所定方向のフレームの長さに応じて、複数
のプリントモードのうち、動作可能なプリントモードを
ディスプレイに表示させるための表示コントローラとを
含む。
【0019】請求項5に記載の発明によると、画像デー
タの所定方向のフレームの長さに応じて、動作可能なプ
リントモードがディスプレイに表示される。このため、
使用者は、プリントモードが動作可能か否かを瞬時に判
断することができ、動作不可能なプリントモードを選択
することがなくなる。よって、使用者のミス操作が低減
し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0020】請求項6に記載の発明にかかる画像形成装
置は、請求項5に記載の発明の構成に加えて、プリンタ
でプリントされた用紙をステープルで留めるためのフィ
ニッシャをさらに含み、上記フレーム長判定部は、メモ
リに記憶された画像データの所定方向のフレームの長さ
がすべて等しいか否かを判定するための装置を含み、上
記表示コントローラは、メモリに記憶された画像データ
の所定方向のフレームの長さがすべて等しいと判定され
た場合に、フィニッシャによりステープル処理を実行す
るステープルプリントモードをディスプレイに表示する
ための装置を含む。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明の作用、効果に加えて、画像データの所定方向の
フレームの長さに応じて、ステープルプリントモードで
のプリントが可能か否かを判定する。ステープルプリン
トモードでのプリントが可能であれば、そのプリントモ
ードがディスプレイに表示される。このため、使用者
は、ステープルプリントモードでのプリントが可能か否
かを瞬時に判断することができ、ステープルプリントモ
ードでのプリントが不可能な場合に、そのプリントモー
ドを選択することがなくなる。よって、使用者のミス操
作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0022】請求項7に記載の発明に係る複数のプリン
トモードで動作可能な画像形成装置は、画像データを記
憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像データ
をフレームごとに読出して、プリントするためのプリン
タと、メモリに記憶された画像データのフレームサイズ
を判定するためのフレームサイズ判定部と、画像形成装
置の動作状況を表示するためのディスプレイと、画像デ
ータのフレームサイズに応じて、複数のプリントモード
のうち、動作可能なプリントモードをディスプレイに表
示させるための表示コントローラとを含む。
【0023】請求項7に記載の発明によると、画像デー
タのフレームサイズに応じて、動作可能なプリントモー
ドがディスプレイに表示される。このため、使用者は、
プリントモードが動作可能か否かを瞬時に判断すること
ができ、動作不可能なプリントモードを選択することが
なくなる。よって、使用者のミス操作が低減し、画像形
成装置の使い勝手がよくなる。
【0024】請求項8に記載の発明に係る画像形成装置
は、請求項7に記載の発明の構成に加えて、上記フレー
ムサイズ判定部は、メモリに記憶された画像データのフ
レームサイズがすべて等しいか否かを判定するための装
置を含み、上記表示コントローラは、メモリに記憶され
た画像データのフレームサイズがすべて等しいと判定さ
れた場合に、用紙の両面に画像データをプリントする両
面プリントモードをディスプレイに表示するための装置
を含む。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレームサ
イズに応じて、両面プリントモードでのプリントが可能
か否かを判定する。両面プリントモードでのプリントが
可能であれば、そのプリントモードがディスプレイに表
示される。このため、使用者は、両面プリントモードで
のプリントが不可能な場合に、そのプリントモードを選
択することがなくなる。よって、使用者のミス操作が低
減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0026】請求項9に記載の発明に係る画像形成装置
は、請求項7に記載の発明の構成に加えて、上記フレー
ムサイズ判定部は、メモリに記憶された画像データのフ
レームサイズがすべて等しいか否かを判定するための装
置を含み、上記表示コントローラは、メモリに記憶され
た画像データのフレームサイズがすべて等しいと判定さ
れた場合に、用紙の同一面に複数フレームの画像データ
をプリントする節約プリントモードをディスプレイに表
示するための装置を含む。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレームサ
イズに応じて、節約プリントモードでのプリントが可能
であれば、そのプリントモードがディスプレイに表示さ
れる。このため、使用者は、節約プリントモードでのプ
リントが可能か否かを判断することができ、節約プリン
トモードでのプリントが不可能な場合に、そのプリント
モードの選択をすることがなくなる。よって、使用者の
ミス操作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくな
る。
【0028】請求項10に記載の発明に係る複数のプリ
ントモードで動作可能な画像形成装置は、画像データを
記憶するためのメモリと、メモリに記憶された画像デー
タをフレームごとに読出して、プリントするためのプリ
ンタと、メモリに記憶された画像データのフレームサイ
ズを判定するためのフレームサイズ判定部と、複数のプ
リントモードのうち、いずれかを選択するための操作パ
ネルと、画像データのフレームサイズに応じて、複数の
プリントモードのうち、動作不可能なプリントモードの
操作パネルによる選択を禁止するための選択禁止コント
ローラとを含む。
【0029】請求項10に記載の発明によると、画像デ
ータのフレームサイズに応じて、動作不可能なプリント
モードの選択が禁止される。このため、使用者は、動作
不可能なプリントモードを選択することがなくなる。よ
って、使用者のミス操作が低減し、画像形成装置の使い
勝手がよくなる。
【0030】請求項11に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、プリン
タでプリントされた用紙をステープルで留めるためのフ
ィニッシャをさらに含み、上記フレームサイズ判定部
は、メモリに記憶された画像データ内に他とはフレーム
サイズの異なる画像データが含まれているか否かを判定
するための装置を含み、上記選択禁止コントローラは、
メモリ内に他とはフレームサイズの異なる画像データが
含まれていると判定された場合に、フィニッシャにより
ステープル処理を実行するステープルプリントモードの
操作パネルによる選択を禁止するための装置を含む。
【0031】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、ステープルプリントモードの選択が
禁止される。このため、使用者は、ステープルプリント
モードでのプリントができない場合に、そのプリントモ
ードを選択することがなくなる。よって、使用者のミス
操作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0032】請求項12に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、上記フ
レームサイズ判定部は、メモリ内に他とはフレームサイ
ズの異なる画像データが含まれているか否かを判定する
ための装置を含み、上記選択禁止コントローラは、メモ
リ内に他とはフレームサイズの異なる画像データが含ま
れていると判定された場合に、用紙の両面に画像データ
をプリントする両面プリントモードの操作パネルによる
選択を禁止するための装置を含む。
【0033】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、両面プリントモードの選択が禁止さ
れる。このため、使用者は、両面プリントモードでのプ
リントができない場合に、そのプリントモードを選択す
ることがなくなる。よって、使用者のミス操作が低減
し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0034】請求項13に記載の発明にかかる画像形成
装置は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、上記
フレームサイズ判定部は、メモリに記憶された画像デー
タのフレームサイズがすべて等しいか否かを判定するた
めの装置を含み、上記選択禁止コントローラは、メモリ
に記憶された画像データのフレームサイズがすべて等し
いと判定された場合に、用紙の同一面に複数フレームの
画像データをプリントする節約プリントモードの操作パ
ネルによる選択を禁止するための装置を含む。
【0035】請求項13に記載の発明は、請求項10に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、節約プリントモードの選択が禁止さ
れる。このため、使用者は、節約プリントモードでのプ
リントができない場合に、そのプリントモードを選択す
ることがなくなる。よって、使用者のミス操作が低減
し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0036】請求項14に記載の発明に係る複数のプリ
ントモードで動作可能な画像形成装置は、1フレーム以
上の画像データを含むプリントジョブを記憶するための
メモリと、メモリに記憶されたプリントジョブのうちの
1つを選択するためのプリントジョブ選択部と、プリン
トジョブ選択部で選択されたプリントジョブに含まれる
画像データの所定方向のフレームの長さを判定するため
のフレーム長判定部と、プリントジョブ選択部で選択さ
れたプリントジョブに含まれる画像データをプリントす
るためのプリンタと、画像形成装置の動作状況を表示す
るためのディスプレイと、画像データの所定方向のフレ
ームの長さに応じて、複数のプリントモードのうち、動
作可能なプリントモードをディスプレイに表示させるた
めの表示コントローラとを含む。
【0037】請求項14に記載の発明によると、画像デ
ータの所定方向のフレームの長さに応じて、動作可能な
プリントモードがディスプレイに表示される。このた
め、使用者は、プリントモードが動作可能か否かを瞬時
に判断することができ、動作不可能なプリントモードを
選択することがなくなる。よって、使用者のミス操作が
低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0038】請求項15に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項14に記載の発明の構成に加えて、プリン
タでプリントされた用紙をステープルで留めるためのフ
ィニッシャをさらに含み、上記フレーム長判定部は、プ
リントジョブ選択部で選択されたプリントジョブに含ま
れる画像データの所定方向のフレームの長さがすべて等
しいか否かを判定するための装置を含み、上記表示コン
トローラは、プリントジョブに含まれる画像データの所
定方向のフレームの長さがすべて等しいと判定された場
合に、フィニッシャによりステープル処理を実行するス
テープルプリントモードをディスプレイに表示するため
の装置を含む。
【0039】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データの所定方
向のフレームの長さに応じて、ステープルプリントモー
ドでのプリントが可能か否かを判定する。ステープルプ
リントモードでのプリントが可能であれば、そのプリン
トモードがディスプレイに表示される。このため、使用
者は、ステープルプリントモードでのプリントが可能か
否かを瞬時に判断することができ、ステープルプリント
モードでのプリントが不可能な場合に、そのプリントモ
ードを選択することがなくなる。よって、使用者のミス
操作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0040】請求項16に記載の発明に係る複数のプリ
ントモードで動作可能な画像形成装置は、1フレーム以
上の画像データを含むプリントジョブを記憶するための
メモリと、メモリに記憶されたプリントジョブのうちの
1つを選択するためのプリントジョブ選択部と、プリン
トジョブ選択部で選択されたプリントジョブに含まれる
画像データのフレームサイズを判定するためのフレーム
サイズ判定部と、プリントジョブ選択部で選択されたプ
リントジョブに含まれる画像データをプリントするため
のプリンタと、画像形成装置の動作状況を表示するため
のディスプレイと、画像データのフレームサイズに応じ
て、複数のプリントモードのうち、動作可能なプリント
モードをディスプレイに表示させるための表示コントロ
ーラとを含む。
【0041】請求項16に記載の発明によると、画像デ
ータのフレームサイズに応じて、動作可能なプリントモ
ードがディスプレイに表示される。このため、使用者
は、プリントモードが動作可能か否かを瞬時に判断する
ことができ、動作不可能なプリントモードを選択するこ
とがなくなる。よって、使用者のミス操作が低減し、画
像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0042】請求項17に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項16に記載の発明の構成に加えて、上記フ
レームサイズ判定部は、プリントジョブ選択部で選択さ
れたプリントジョブに含まれる画像データのフレームサ
イズがすべて等しいか否かを判定するための装置を含
み、上記表示コントローラは、プリントジョブに含まれ
る画像データのフレームサイズがすべて等しいと判定さ
れた場合に、用紙の両面に画像データをプリントする両
面プリントモードをディスプレイに表示するための装置
を含む。
【0043】請求項17に記載の発明は、請求項16に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、両面プリントモードでのプリントが
可能か否かを判定する。両面プリントモードでのプリン
トが可能であれば、そのプリントモードがディスプレイ
に表示される。このため、使用者は、両面プリントモー
ドでのプリントが不可能な場合に、そのプリントモード
を選択することがなくなる。よって、使用者のミス操作
が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0044】請求項18に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項16に記載の発明の構成に加えて、上記フ
レームサイズ判定部は、プリントジョブ選択部で選択さ
れたプリントジョブに含まれる画像データのフレームサ
イズがすべて等しいか否かを判定するための装置を含
み、上記表示コントローラは、プリントジョブに含まれ
る複数フレームの画像データをプリントする節約プリン
トモードをディスプレイに表示するための装置を含む。
【0045】請求項18に記載の発明は、請求項16に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、節約プリントモードでのプリントが
可能であれば、そのプリントモードがディスプレイに表
示される。このため、使用者は、節約プリントモードで
のプリントが可能か否かを判断することができ、節約プ
リントモードでのプリントが不可能な場合に、そのプリ
ントモードの選択をすることがなくなる。よって、使用
者のミス操作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよく
なる。
【0046】請求項19に記載の発明に係る複数のプリ
ントモードで動作可能な画像形成装置は、1フレーム以
上の画像データを含むプリントジョブを記憶するための
メモリと、メモリに記憶されたプリントジョブのうちの
1つを選択するためのプリントジョブ選択部と、プリン
トジョブ選択部で選択されたプリントジョブに含まれる
画像データのフレームサイズを判定するためのフレーム
サイズ判定部と、プリントジョブ選択部で選択されたプ
リントジョブに含まれる画像データをプリントするため
のプリンタと、複数のプリントモードのうち、いずれか
を選択するための操作パネルと、プリントジョブに含ま
れる画像データのフレームサイズに応じて、複数のプリ
ントモードのうち、動作不可能なプリントモードの操作
パネルによる選択を禁止するための選択禁止コントロー
ラとを含む。
【0047】請求項19に記載の発明によると、画像デ
ータのフレームサイズに応じて、動作不可能なプリント
モードの選択が禁止される。このため、使用者は、動作
不可能なプリントモードを選択することがなくなり、使
用者のミス操作が低減し、画像形成装置の使い勝手がよ
くなる。
【0048】請求項20に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項19に記載の発明の構成に加えて、プリン
タでプリントされた用紙をステープルで留めるためのフ
ィニッシャをさらに含み、上記フレームサイズ判定部
は、プリントジョブ選択部で選択されたプリントジョブ
内に他とはフレームサイズの異なる画像データが含まれ
ているか否かを判定するための装置を含み、上記選択禁
止コントローラは、プリントジョブ選択部で選択された
プリントジョブ内に他とはフレームサイズの異なる画像
データが含まれていると判定された場合に、フィニッシ
ャによりステープル処理を実行するステープルプリント
モードの操作パネルによる選択を禁止するための装置を
含む。
【0049】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、ステープルプリントモードでのプリ
ントが可能か否かを判定する。ステープルプリントモー
ドでのプリントが不可能であれば、ステープルプリント
モードの選択を禁止する。このため、使用者のミス操作
が低減し、画像形成装置の使い勝手がよくなる。
【0050】請求項21に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項19に記載の発明の構成に加えて、上記フ
レームサイズ判定部は、プリントジョブ選択部で選択さ
れたプリントジョブ内に他とはフレームサイズの異なる
画像データが含まれているか否かを判定するための装置
を含み、上記選択禁止コントローラは、プリントジョブ
選択部で選択されたプリントジョブ内に他とはフレーム
サイズの異なる画像データが含まれていると判定された
場合に、用紙の両面に画像データをプリントする両面プ
リントモードの操作パネルによる選択を禁止するための
装置を含む。
【0051】請求項21に記載の発明は、請求項19に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、両面プリントモードでのプリントが
可能か否かを判定する。両面プリントモードでのプリン
トが不可能であれば、両面プリントモードの選択を禁止
する。このため、使用者のミス操作が低減し、画像形成
装置の使い勝手がよくなる。
【0052】請求項22に記載の発明に係る画像形成装
置は、請求項19に記載の発明の構成に加えて、上記フ
レームサイズ判定部は、プリントジョブ選択部で選択さ
れたプリントジョブに含まれる画像データのフレームサ
イズがすべて等しいか否かを判定するための装置を含
み、上記選択禁止コントローラは、プリントジョブ選択
部で選択されたプリントジョブに含まれる画像データの
フレームサイズがすべて等しいと判定された場合に、用
紙の同一面に複数フレームの画像データをプリントする
節約プリントモードの操作パネルによる選択を禁止する
ための装置を含む。
【0053】請求項21に記載の発明は、請求項19に
記載の発明の作用、効果に加えて、画像データのフレー
ムサイズに応じて、節約プリントモードでのプリントが
不可能であれば、節約プリントモードの選択を禁止す
る。このため、使用者のミス操作が低減し、画像形成装
置の使い勝手がよくなる。
【0054】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本発明における
実施の形態の1つであるデジタル複写機1は、イメージ
リーダIRと、プリンタPRTと、本体上部に取付けら
れた操作パネルOP(図2参照)とを含む。
【0055】イメージリーダIRは、原稿台ガラス18
上に載置された原稿を走査して読取る走査系10と、読
取って得られた原稿画像の画像信号を処理する画像信号
処理部20と、画像信号処理部20で処理された原稿画
像の画像信号を、画像データとして記憶するメモリユニ
ット30と、イメージリーダIRの上面に、奥側を支点
に開閉可能に取付けられた原稿搬送装置500とを含
む。
【0056】走査系10は、ライン走査方式の画像読取
機構であって、原稿照射用ランプ11とミラー12とを
備えたスキャナ19の図中矢印方向の走査移動によっ
て、原稿台ガラス18上に載置された原稿の画像面を順
次照明し、その反射光を、固定ミラー13a、固定ミラ
ー13b、投影レンズ14を介してイメージセンサ16
に投影する。イメージセンサ16は、複数の光電変換素
子をライン状に配列してなるラインセンサであり、各光
電変換素子(画素)は、受光した光量に応じた画像信号
を出力する。
【0057】画像信号処理部20は、各光電変換素子か
ら出力される画像信号を、デジタル信号に変換して種々
の信号処理を行なう。メモリユニット30は、このデジ
タル信号を画像データとして記憶する。これら、画像信
号処理部20、メモリユニット30については、後で詳
述する。
【0058】原稿搬送装置500は、給紙ローラ501
と、捌きローラ502と、捌きパッド503と、中間ロ
ーラ504と、レジストローラ505と、搬送ベルト5
06と、反転ローラ507と、切換爪508と、給紙ロ
ーラ509と、原稿スタッカ510と、原稿排紙トレイ
511と、原稿スケール512と、原稿の有無を検出す
るための原稿センサSE50と、原稿サイズセンサSE
51と、排出センサSE52とを含む。
【0059】原稿搬送装置500は、原稿スタッカ51
0上にセットされた原稿を、給紙ローラ501、捌きロ
ーラ502、捌きパッド503、中間ローラ504、レ
ジストローラ505、および搬送ベルト506によって
原稿台ガラス18上に搬送する。また、原稿搬送装置5
00は、読取後の原稿を搬送ベルト506および排紙ロ
ーラ509によって原稿排出トレイ511上に排出す
る。
【0060】たとえば複数枚の原稿のコピーに際して、
オペレータは、原稿の表面を上側に向け原稿スタッカ5
10上に重ねてセットする。原稿スタッカ510上の各
原稿は、最下部の原稿から1枚ずつ引き出され、表面を
下側に向けて原稿台ガラス18上の読取位置に正確にセ
ットされる。原稿の片面にのみ画像を有する片面原稿の
場合には、イメージリーダIRで読取終了後、原稿は図
1の左方向に搬送され、上面が表面となるように原稿排
出トレイ511上に排出される。また、原稿の両面に画
像を有する両面原稿の場合には、イメージリーダIRで
表面読取終了後に左方向に搬送された原稿は、反転ロー
ラ507によって表裏が反転されて原稿台ガラス18上
の読取位置に戻され、裏面の読取終了後に再び左方向に
搬送されて原稿排出トレイ511上に排出される。
【0061】プリンタPRTは、イメージリーダIRか
ら転送された画像データに基づいて電子写真プロセスに
よって、複写紙上に原稿画像をプリントする。
【0062】以下、このプリンタPRTの動作について
説明する。印字処理部40は、メモリユニット30よ
り、画像データを読出してプリントヘッド60に与え
る。プリントヘッド60においては、半導体レーザ62
が、この画像データに応じて駆動され、画像データに応
じて変調されたレーザビームが射出される。レーザビー
ムは、ポリゴンミラー65で偏向され、レンズ69およ
び各種のミラー67a,68,67cを経て感光体ドラ
ム71の露光位置に導かれる。感光体ドラム71は、図
中反時計回り方向に回転駆動可能に保持されており、こ
の回転に伴って、電子写真プロセスが実行される。具体
的には、感光体ドラム71の表面は、帯電チャージャ7
2により一様に帯電され、露光位置において前述したレ
ーザビームの露光を受ける。レーザビームの露光により
感光体ドラム71上には、原稿画像に対応した静電潜像
が形成され、この静電潜像は、現像器73にて現像され
てトナー像となり、転写位置で転写チャージャ74によ
り感光体ドラム71から複写紙に転写される。トナー像
が転写された後、感光体ドラム71に残留するトナー
は、クリーニング装置76により回収される。
【0063】一方、複写紙は、サイズごとにカセット8
0a、80bに収容されており、その上方に設けられた
給紙ローラによって、1枚ずつ順次繰り出され、タイミ
ングローラ82を経て転写位置へと搬送されて、トナー
像が転写される。その後、分離チャージャ75にり、ト
ナー像が転写された複写紙は、感光体ドラム71から分
離され、搬送ベルト83により定着ローラ対84に送ら
れ、トナー像が複写紙に定着された後、排出ローラ85
によって機外へ排出される。
【0064】なお、カセット80a、80bに収容され
た複写紙のサイズは、複写紙サイズ検出センサSE1
1、SE12によって、それぞれ検出される。
【0065】機外に排出された複写紙は、フィニッシャ
600へと搬送される。フィニッシャ600は、切換爪
601、604、605を有する。複写モードに応じて
切換爪601、604、605が動作し、排出トレイ6
21、631またはステープルトレイ641に複写紙を
案内する。
【0066】ステープルプリントモードが設定されてい
る場合には、複写が完了した複写紙は、ステープルトレ
イ641に案内され一時的に蓄えられる。すべての複写
紙が蓄えられると、ステープルユニット642によって
ステープル留めがなされ、ステープル留めされた複写紙
の束は、搬送ローラ643により、排出トレイ651に
排出される。
【0067】また、両面プリントモードが設定されてい
る場合には、複写紙は、搬送ローラ603によってスイ
ッチバックされて、再度機内に送り込まれる。さらに、
複写紙は、裏面への複写のため、搬送ローラ86a、8
6b、86cによって転写位置へ搬送される。
【0068】上述のデジタル複写機1は種々のプリント
モードで動作可能である。以下に種々のプリントモード
でのデジタル複写機1の動作について説明する。
【0069】片面プリントモードでは、デジタル複写機
1は、読取った原稿画像を複写紙の片面に順次複写す
る。
【0070】両面プリントモードでは、デジタル複写機
1は、読取った原稿画像を複写紙の表裏面に順次複写す
る。
【0071】節約プリントモードには、2in1モード
と4in1モードとがある。2in1モードでは、デジ
タル複写機1は、読取った原稿を1枚の複写紙の片面に
2つずつ並べて複写する。4in1モードでは、読取っ
た原稿を1枚の複写紙の片面に4つずつ並べて複写す
る。
【0072】また、ステープルプリントモードでは、デ
ジタル複写機1は、上述したように複写が完了した複写
紙をステープルトレイ641でステープル留めする。
【0073】図2〜図4を参照して、デジタル複写機1
の操作について説明する。図2を参照して、操作パネル
OPの中央部には、液晶タッチパネル91が設けられて
いる。液晶タッチパネル91は、デジタル複写機1の状
態を表示するとともに、複写条件を入力するための各種
タッチキーを表示し、オペレータのタッチキーからの入
力を受付ける。液晶タッチパネル91の右横には、コピ
ーの倍率や枚数などの数値条件を入力するためのテンキ
ー92と、数値条件を標準値に戻すためのクリアキー9
3とが設けられている。それらの下方には、種々のプリ
ントモードを初期化するためのパネルリセットキー94
と、コピー中止を指示するためのストップキー95と、
コピー開始を指示するためのスタートキー96とが設け
られている。
【0074】操作パネルOPは、押下されるたびに2i
n1モードの設定、4in1モードの設定、節約モード
の解除を順に選択するための節約コピー指定キー97
と、押下されるたびに、両面プリントモードの設定およ
び片面プリントモードの設定を順に選択するための片面
/両面選択キー98と、押下されるたびに、ステープル
モードの設定および解除を順に選択するための仕上げキ
ー99と、押下されるたびに、原稿混載モードの設定お
よび原稿非混載モードの設定を順に選択するための原稿
キー99aとをさらに含む。
【0075】ここで、原稿混載モードとは、1回の複写
開始の指示に応答して連続して実行される一連の複写動
作(ジョブ)において、複数枚の原稿の複写を実行する
場合、これら複数枚の原稿のうちの少なくとも1枚の原
稿のサイズが、他の原稿のサイズと異なっている場合に
オペレータが設定するモードである。また、逆に、原稿
非混載モードとは、1つのジョブにおいて複数枚の原稿
を複写する場合に、すべての原稿のサイズが同一である
場合にオペレータが設定するモードである。なお、原稿
搬送装置500の原稿スタッカ510に載置された原稿
は、すべて一連の複写動作で複写される。このため、オ
ペレータは、サイズの異なる原稿が混在する複数の原稿
を原稿スタッカ510にセットする場合には、原稿混載
モードを設定し、同一原稿をセットする場合には、原稿
非混載モードを設定する。
【0076】また、本デジタル複写機1では、デジタル
複写機1内部に設けられたディップスイッチDP(図示
せず)によって、マルチジョブモードとメモリリコール
モードとのいずれか一方が設定される。
【0077】マルチジョブモードが設定されている場合
には、デジタル複写機1は、メモリユニット30を用い
ることによって複数のジョブを同時平行して処理でき
る。具体的には、1つのジョブは、原稿の読取動作と読
取った画像データのプリント動作とからなる。このた
め、読取った原稿の画像データをメモリに格納しておく
ことにより、デジタル複写機1がメモリユニット30か
ら画像データを読出してプリントを実行している最中
に、オペレータは他の原稿群に対する読取を実行し、そ
の画像データをメモリユニット30に格納することが可
能となる。なお、メモリユニット30は、複数のジョブ
の画像データを格納するに十分な容量を有しているが、
多くのジョブを格納できるようにプリントが終了した原
稿の画像データはメモリユニット30より順次消去され
る。
【0078】一方、メモリリコールモードが設定されて
いる場合には、デジタル複写機1は別途の指令がない限
り、プリントが終了したジョブの画像データをメモリユ
ニット30から消去しない。これにより、オペレータは
プリントが終了した画像データを再度メモリユニット3
0より読出し、プリントを実行できる。この場合、先の
プリントとプリントモードを変更してプリントが可能で
ある。たとえば、画面プリントモードで複写を実行した
後、プリントモードを2in1モードに変更して複写が
可能である。メモリリコールモードにおいては、メモリ
ユニット30内の画像データはプリントが終了した後も
消去されないで保持される。このため、デジタル複写機
1は別のジョブの画像データを格納することが難しい。
したがって、メモリリコールモード設定下においては、
デジタル複写機1は、マルチジョブモードで可能であっ
た複数のジョブの同時並行処理はできない。
【0079】図2〜図3を参照して、上記マルチジョブ
モード設定下での液晶タッチパネル91での表示形態、
および入力操作について説明する。
【0080】メモリユニット30から画像データが読出
されてプリントが実行されている状況においては、図2
に示すように液晶タッチパネル91には画面Q10が表
示される。この画面Q10に表示されている「確認」と
記されたタッチキーをオペレータが押下すると、図3
(A)に示されるジョブ確認画面が表示される。このジ
ョブ確認画面では、現在プリント実行中のジョブ以外
に、メモリユニット30に登録されているジョブを、そ
のジョブを識別するジョブID番号を表示することによ
って、オペレータに知らせる。図3(A)に示される例
では、ジョブID番号1〜3の3つのジョブがメモリユ
ニット30に登録されてプリント待ちの状態にある。こ
のジョブ確認画面において、「予約」と記されたタッチ
キーを押下すると、図3(C)に示すような予約画面と
なる。この予約画面においては、新たなジョブの複写条
件を設定するためのタッチキーが表示される。また、オ
ペレータが、この画面で複写条件を設定しスタートキー
96を押下すると、現在プリント中のジョブおよびプリ
ント待ちの1〜3の3つのジョブに新たなジョブが追加
され、このジョブの原稿読取が実行される。
【0081】図3(A)に示されるジョブ確認画面にお
いて、プリント待ちのジョブのいずれかを指定した後、
「変更」と記されたタッチキーを押下すると、図3
(B)に示すようなモード変更画面となる。このモード
変更画面においては、指定されたプリント待ちのジョブ
に対して変更可能なプリントモードが表示される。図3
(B)に示される例は、両面プリントモード、節約プリ
ントモード、ステープルプリントモードへの変更が可能
であることを示している。オペレータがこうして表示さ
れた各プリントモードのいずれかにタッチすることによ
り、指定されたジョブのプリントモードがタッチされた
プリントモードに変更される。なお、変更可能なプリン
トモードは、指定されたジョブに含まれる画像データの
フレームサイズに応じて自動的に判別されて表示され
る。この処理については、後で詳細に説明する。オペレ
ータがモード変更画面において「OK」と記されたタッ
チキーを押下すると、画面は図2に示される画面Q10
に復帰する。
【0082】次に図4を参照して、上記メモリリコール
モードの設定下での液晶タッチパネル91での表示形
態、および入力操作について説明する。
【0083】メモリリコールモードが設定されている状
況下においては、ジョブのプリントが終了すると、液晶
タッチパネル91上には、図4(A)に示すような、コ
ピー待機中であることを示すコピー待機中画面が表示さ
れる。ここで、オペレータが液晶タッチパネル91上の
「リコール」と記されたタッチキーを押下すると、図4
(B)に示すようなメモリリコールモード変更画面が表
示される。このメモリリコールモード変更画面において
は、プリントが終了した後もメモリユニット30に保持
された画像データに対して、変更可能なプリントモード
が表示される。図4(B)に示される例は、両面プリン
トモード、節約プリントモード、ステープルプリントモ
ードへの変更が可能であることを示している。オペレー
タが、こうして表示された各プリントモードのいずれか
にタッチすることにより、プリントが終了したジョブの
プリントモードが、タッチされたプリントモードに変更
される。その後、オペレータがスタートキー96を押下
すると、デジタル複写機1はメモリユニット30に記憶
されている画像データを再度読出して、変更されたプリ
ントモードでプリントを開始する。なお、変更可能なプ
リントモードは、指定されたジョブに含まれる画像デー
タのフレームサイズに応じて自動的に判別されて表示さ
れる。この処理については、後で詳細に説明する。メモ
リリコールモード変更画面において「OK」と記された
タッチキーを押下すると、画面は図2に示される画面Q
10に復帰する。また、メモリリコールモード変更画面
において「クリア」と記されたタッチキーを押下する
と、プリント終了後メモリユニット30に記憶されてい
る画像データは消去され、新たな原稿の読取が可能とな
る。
【0084】一方、ジョブのプリントが終了後、すぐに
新たな原稿の読取を開始したい場合には、オペレータは
コピー待機中画面において、「リコール」キーを押下す
ることなく、次のジョブに対するモード設定を行ない、
スタートキー96を押下する。このことにより原稿の読
取が開始される。
【0085】図5および図6を参照して、複写機1の種
々の制御を行なう制御部100について説明する。制御
部100は8個のCPU(CentralProces
singUnit)101から108と、CPU101
から108で実行されるプログラムをそれぞれ記憶する
ためのROM(ReadOnlyMemory)111
から118と、パラメータなどを記憶するためのRAM
(RandomAccessMemory)121から
128とを含む。なお、CPU106はメモリユニット
30内に設けられている。
【0086】CPU101は、操作パネルOPの各種操
作キーからの信号入力や操作パネルOP上の表示の制御
を行なう。CPU102は、画像信号処理部20の各部
の制御を行なう。CPU103は、走査系10の駆動制
御を行なう。CPU104は、印字処理部40を含むプ
リンタPRTの制御を行なう。CPU105は、制御部
100の全体的なタイミング調整、および動作モードの
設定のための処理を行なう。そのため、CPU105
は、他のCPUとの間でシリアル通信を行なって、制御
に必要なコマンドやレポート信号などの送受信を行な
う。CPU106は、画像データの記憶および読出の制
御を行なう。CPU107は、原稿搬送装置500によ
る原稿搬送の制御を行なう。CPU108は、フィニッ
シャ600の制御を行なう。
【0087】図7を参照して、メモリユニット30は、
入力ページメモリ301と、圧縮器302と、符号メモ
リ303と、伸長器304と、出力ページメモリ305
と、回転器306と、CPU106と、ROM116
と、RAM126とを含む。
【0088】原稿読取時には、イメージリーダIRで読
取られた画像データD2が、入力頁メモリ301に転送
される。入力ページメモリ301に転送された画像デー
タD2は圧縮器302によりページ単位で圧縮され、符
号メモリ303へ転送される。
【0089】プリント時には、符号メモリ303に記憶
された圧縮画像データが伸長器304によって伸長され
る。画像回転が必要な場合には伸長時に回転器306に
おいてページ単位の回転処理が行なわれる。
【0090】伸長された画像データは出力ページメモリ
305に転送される。出力ページメモリ305から印字
処理部40へ画像データD3が転送される。図中矢印の
画像データ転送は、コピー速度の向上のため互いに独立
して、かつ並行動作可能となるよう構成されている。画
像データはそれぞれ図示しないDMAコントローラによ
りDMA転送される。
【0091】ROM116に格納されているプログラム
に従い、CPU106がメモリユニット30を制御す
る。プログラムを動作させるときに必要なパラメータな
どは、RAM126に格納される。
【0092】原稿の画像データの一時的な記憶を行なう
符号メモリ303は、RAM126内に設けられた管理
テーブルによって管理される。
【0093】図8を参照して、管理テーブルについて説
明する。原稿を読取った後、圧縮された画像データは、
ジョブ単位で管理される。また、1つのジョブには複数
ページが分割されて記憶される。そこで、管理テーブル
は分割されたページ単位の情報を記憶するためのページ
管理情報テーブル(T−2)と、ジョブ単位の情報を記
憶するためのジョブ管理情報テーブル(T−1)とを含
む。
【0094】ジョブ管理情報テーブル(T−1)は、ジ
ョブID番号、ジョブの登録状態、ジョブに対応するペ
ージ管理情報テーブルの記憶場所、複写部数、設定され
たプリントモード、および変更可能なプリントモードな
どを記憶している。ページ管理情報テーブル(T−2)
は、読取った原稿の画像データフレームの主走査方向の
長さと、副走査方向の長さと、圧縮画像データの記憶場
所とを記憶している。
【0095】なお、ジョブ管理情報テーブル(T−1)
に記憶されるジョブの登録状態とは、ジョブの読取状態
すなわち原稿読取が終了しているか否かを示す情報であ
る。
【0096】CPU105からの指示による原稿読取時
に、CPU106は、入力ページメモリ301から画像
データを読出しながら管理テーブルの情報を作成する。
さらにCPU106は、圧縮器302を制御して符号メ
モリ303に圧縮画像データを格納していく。
【0097】画像データのプリント時には、CPU10
6が管理テーブルの情報を参照し、符号メモリ303か
ら圧縮画像データを読出していく。管理テーブル内の情
報の消去に関しては、マルチジョブモードとメモリリコ
ールモードとでは以下のように異なる。(1)マルチジ
ョブモードの場合該当ページの情報に基づいて圧縮画像
データが読出され、オペレータの指定した枚数および部
数のプリントが完了したときに、該当する管理テーブル
の情報が消去される。(2)メモリリコールモードの場
合液晶タッチパネル91上に、図4(B)に示すような
メモリリコールモード変更画面が表示されている際に、
オペレータにより「クリア」キーが押下され、ジョブの
クリアが指示されたとき、または新たな原稿読取を指示
されたときに消去される。
【0098】図9〜図10を参照して、原稿読取および
プリントに関するデジタル複写機1の動作シーケンスに
ついて、CPU101から106の各々の間でやり取り
される要求コマンド(Q)、レポート信号(A)、およ
び画像データの流れを中心に説明する。
【0099】図9を参照して、原稿読取動作では、画像
信号処理部20からメモリユニット30へ読取った画像
データが転送される。
【0100】まず、全体のシーケンスを管理するCPU
105が、CPU106に対してメモリ準備コマンドを
発行する。これを受けてCPU106は、内部ハードウ
ェアに対し、画像信号処理部20から画像データD2を
メモリユニット30へ転送させるためのバス接続状態の
設定を行なう。これらの設定が終わって準備が完了する
と、CPU106は、CPU105に対してメモリ準備
完了レポート信号を通知する。
【0101】CPU105が、CPU106およびCP
U102に対して読取コマンドを発行すると、CPU1
02が、CPU103に対してスキャンコマンドを発行
する。
【0102】CPU103によりスキャンが開始され、
スキャナ19が原稿領域に達すると、CPU102によ
り設定された画像処理モードに応じて、読取データ(画
像データD2)が画像信号処理部20からメモリユニッ
ト30に転送される。
【0103】スキャンが終了し、CPU102およびC
PU106から読取完了レポート信号が送信されると、
CPU105はCPU106に対してデータ圧縮コマン
ドを発行する。これを受けて、CPU106は、入力ペ
ージメモリ301、圧縮器302、および符号メモリ3
03などの各部の起動を行なう。これにより圧縮処理が
行なわれ、符号データ(圧縮画像データ)が符号メモリ
303に格納される。圧縮処理が完了すると、CPU1
06からCPU105に圧縮完了レポート信号が送信さ
れる。
【0104】図10を参照して、プリント動作では、符
号メモリ303から画像データが読出される。その画像
データに基づいて複写紙に複写画像がプリントされる。
【0105】まず、CPU105がCPU106に対し
てデータ伸長を要求する伸長コマンドを発行する。CP
U106は、符号メモリ303、伸長器304、回転器
306、および出力ページメモリ305などの各部の起
動を行なう。これにより伸長処理が行なわれ、画像デー
タが出力ページメモリ305に書込まれる。
【0106】伸長処理が終了すると、CPU106から
CPU105に伸長完了レポート信号が送信される。
【0107】CPU105はCPU106に対して出力
ページメモリ305から画像データを読出すためのメモ
リ準備コマンドを発行する。これを受けてCPU106
は、内部ハードウェアに対して、出力ページメモリ30
5から印字処理部40へ画像データD3を出力するため
のバス接続状態の設定、回転処理の設定などを行なう。
【0108】上記設定が完了し、CPU105がメモリ
準備完了レポート信号を受けると、CPU105はCP
U106およびCPU104に対してプリントコマンド
を発行する。CPU104からCPU105に複写紙の
搬送状態を知らせる給紙レポート信号が送られる。その
後、入力ページメモリ305から読出された画像データ
D3が印字処理部40に出力され、プリントが行なわれ
る。
【0109】プリントが終了すると、CPU106がC
PU105に対してプリント完了レポート信号を送る。
CPU104がCPU105に対してプリント完了レポ
ート信号およびイジェクト完了レポート信号を送る。C
PU105は、これらのレポート信号を受取った後、マ
ルチジョブモード設定下においてはCPU106に対し
てメモリクリアコマンドを発行し、プリントが終了した
画像データを消去する。
【0110】図11〜図16に示されるフローチャート
を参照して、本発明の特徴ある制御を中心にデジタル複
写機1の動作をさらに詳しく説明する。
【0111】図11を参照して、操作パネルOPの制御
を担うCPU101の処理の流れを説明する。電源が投
入されると、CPU101は、まずRAM121やレジ
スタなどの初期設定を行なう(♯11)。その後、1ル
ーチンの長さを規定する内部タイマのセット(♯1
2)、キー操作を受付けるキー入力処理(♯13)、操
作に応じた表示を行なうパネル表示処理(♯14)、そ
の他の処理(♯15)、および内部タイマの終了の判断
(♯16)を繰返し実行する。また、適宜、割込処理を
して他のCPUとの通信を行なう。
【0112】図12を参照して、複写機1の制御を統括
するCPU105は、初期設定(♯51)を行なった
後、内部タイマのセット(♯52)、他のCPUからの
入力データをチェックするための入力データ解析処理
(♯53)、操作内容に応じて動作モードを定めるため
のモード設定処理(♯54)、原稿読取処理(♯5
5)、プリント処理(♯57)、コマンドを通信ポート
に待機させるための出力データセット(♯58)、その
他の処理(♯59)、および内部タイマの終了の判断
(♯60)を繰返し実行する。
【0113】図13を参照して、図12に示した原稿読
取処理(♯55)をさらに詳しく説明する。このルーチ
ンではイメージリーダによる原稿の読取を行なう。
【0114】まず、CPU105が、原稿が原稿スタッ
カ510に存在するか否かをチェックする(♯10
1)。原稿が存在していれば(♯101でYES)、現
在の読取状態を判断する(♯103)。もし読取中でな
ければ(♯103でNO)、操作パネルOPのスタート
キーから新たな原稿読取スタートの要求を受信している
か否かをCPU101に問い合わせる(♯105)。読
取スタート要求があれば(♯105でYES)、CPU
105はジョブID番号を更新し(♯107)、読取中
であることを示す読取中フラグをセットし(♯10
8)、読取シーケンス制御を行なう(♯109)。読取
シーケンス制御は、CPU105がCPU106、CP
U102、およびCPU103と上述のコマンドおよび
レポートのやり取りを行なうことにより、複数の原稿の
画像データをページ単位で圧縮し、上述の管理テーブル
および符号メモリ303に順次登録していく。
【0115】原稿サイズは、上述の原稿サイズセンサS
E51によって行なわれ、検出された原稿サイズ情報
は、♯109の読取シーケンス制御によってCPU10
7からCPU105に伝達される。
【0116】オペレータにより原稿混載モードが設定さ
れていれば、CPU105はすべての原稿に対して原稿
サイズ検出を行ない、検出した主走査方向の原稿長さと
副走査方向の原稿長さとを、上述の管理テーブルに登録
していく。オペレータにより原稿非混載モードが設定さ
れていれば、1枚目の原稿のみサイズ検出を行ない、2
枚目以降の原稿に関してはサイズ検出は行なわず、1枚
目の原稿サイズに基づいて順次原稿読取を行なう。
【0117】操作パネルOPより新たな原稿読取スター
ト要求がなければ(♯105でNO)、CPU105は
原稿読取処理(♯55)を終了し、引続きプリント処理
(♯57)を行なう。
【0118】現在の読取動作が読取中(読取中フラグが
セット)であれば(♯103でYES)、CPU105
は、読取シーケンス制御を行なう(♯109)。
【0119】原稿がなくなり(♯101でNO)、か
つ、読取中フラグがセットされていれば(♯111でY
ES)、CPU105は、すべての原稿の読取が終了し
たと判断し、読取中フラグを解除し(♯113)、後述
のプリントジョブの登録処理を行なう(♯125)。
【0120】図14を参照して、図13に示したプリン
トジョブ登録(♯125)をさらに詳しく説明する。
【0121】まず、CPU105は、図13の♯10
1、♯111で読取動作が終了したと判定されたジョブ
が、原稿混載モードに設定されたものか、原稿非混載モ
ードに設定されたものかの判定を行なう(♯200)。
原稿混載モードであれば(♯200でYES)、CPU
105は、以下の♯201〜♯205の処理で、読取っ
た原稿がすべて同一サイズであるか否かの判定を行な
う。
【0122】先に説明したように、原稿混載モードと
は、1つのジョブにおいて、複数枚の原稿の複写を実行
する場合、これら複数枚の原稿のうちの少なくとも1枚
の原稿のサイズが、他の原稿サイズと異なっている場合
にオペレータが設定するモードである。しかしながら、
オペレータがすべての原稿サイズが同じであるにもかか
わらず、間違って、原稿混載モードを設定する場合があ
るので、上記処理によって原稿サイズの判定が行なわれ
る。
【0123】CPU105は、管理テーブルのページ管
理情報テーブル(T−2)を読出して、読取が終了した
すべての原稿の画像データの主走査方向の長さが等しい
か否かを判断する(♯201)。主走査方向の長さがす
べて等しければ(♯201でYES)、仮に副走査方向
の長さの異なる画像データが混載されていたとしてもス
テープルプリントモードでのプリントが可能である。こ
のため、CPU105は、ステープルプリントモードへ
の変更を許可するためのステープル変更許可フラグをセ
ットする(♯203)。次に、CPU105は、すべて
の原稿の画像データの副走査方向の長さが等しいか否か
を判断する(♯205)。副走査方向の長さがすべて等
しければ(♯205でYES)、すべての原稿の画像デ
ータのフレームサイズが等しいので、節約プリントモー
ドおよび両面プリントモードへの変更が可能である。よ
って、CPU105は、節約コピー変更許可フラグおよ
び両面コピー変更許可フラグをセットする(♯207、
♯209)。
【0124】原稿非混載モードである場合には(♯20
0でNO)、すべての原稿のサイズが同一であると推定
して、CPU105は、ステープル変更許可フラグ、節
約コピー変更許可フラグおよび両面コピー変更許可フラ
グをセットする(♯212)。
【0125】なお、片面プリントモードでのプリント
は、原稿サイズにかかわらず常に実行可能であることか
ら、他のプリントモードのようにフラグによって変更の
可否を管理する必要がない。
【0126】次に、CPU105が、上記変更可能なプ
リントモードの情報をフラグの状態に応じてジョブ管理
情報テーブル(T−1)に登録する。それとともに、C
PU105は、読取がすべての原稿について終了したこ
とを示すジョブ登録情報をジョブ管理情報テーブル(T
−1)に登録する(♯211)。
【0127】図15を参照して、図12に示したプリン
ト処理(♯57)をさらに詳しく説明する。このルーチ
ンでは、CPU105は、符号メモリ303より画像デ
ータを読出してプリントを行なう。
【0128】CPU105がプリント中かどうかを判断
する(♯301)。プリント中であれば(♯301でY
ES)、CPU105が現在処理中のプリントジョブ
(以下「カレントプリントジョブ」という。)が全枚数
プリント終了か否かを判断する(♯303)。プリント
が終了していれば(♯303でYES)、管理テーブル
の情報に基づいて未処理のプリントジョブが存在するか
否かを判断する(♯305)。未処理のプリントジョブ
が存在すれば(♯305でYES)、カレントプリント
ジョブを更新し(♯307)、プリント中であることを
示すプリント中フラグをセットする(♯309)。未処
理のジョブが存在しない場合には(♯305でNO)、
プリント中フラグを解除する(♯321)。CPU10
5がCPU106とCPU104との間で上述のコマン
ドおよびレポートのやり取りを行なうことにより、上述
の管理テーブルを参照しつつ、カレントプリントジョブ
に対応する画像データをページ単位で符号メモリ303
から順次読出し、伸長処理を行ない、印字処理を行なう
(♯311)。カレントプリントジョブのプリントが終
了していなければ(♯303でNO)、CPU105
は、すぐにプリントシーケンス制御(♯311)を行な
う。プリント中でない場合は(♯301でNO)、CP
U105は、♯305以降の処理を行なう。
【0129】図16を参照して、図11に示したキー入
力処理(♯13)をさらに詳しく説明する。ここでは、
CPU101がプリント待機中のモード変更に関する操
作パネルの制御を行なう。まずマルチジョブモードか否
かを判断する(♯401)。マルチジョブモードであれ
ば(♯401でYES)、プリント中か否かを判断する
(♯403)。プリント中であれば(♯403でYE
S)、読取中か否かを判断する(♯405)。読取中で
なければ、図2のQ10、図3(A)、図3(B)、ま
たは図3(C)のいずれかの画面が表示されている。以
下、それぞれの画面表示ごとに説明を行なう。(1)プ
リント中画面表示の場合(♯420でYES、図2のQ
10)CPU101が、液晶タッチパネル91上の「確
認」キーが押下されているか否かを判断する(♯42
2)。押下されていれば(♯422でYES)、画面を
図3(A)のジョブ確認画面に切換えるために、すべて
の原稿が読取られて管理テーブルに登録されたジョブの
ジョブID番号を読出して(♯424)、ジョブ確認画
面に切換える(♯426)。これにより、図3(A)に
示されるように読取が終了してプリント待ち状態のジョ
ブのジョブID番号が画面に表示される。(2)ジョブ
確認画面表示の場合(♯420でNO、♯430でYE
S、図3(A))CPU101が液晶タッチパネル91
上の「予約」キーが押下されているか否かを判断する
(♯432)。押下されていれば、画面を予約画面(図
3(C))へ切換える(♯434)。
【0130】「変更」キーが押下されている場合には
(♯432でNO、♯436でYES)、変更可能なプ
リントモードをジョブ管理情報テーブルデータより読出
し(♯438)、画面をモード変更画面へ切換える(♯
440)。これにより、変更可能なプリントモードが画
面上に表示される。(3)モード変更画面表示の場合
(♯430でNO、♯450でYES、図3(B))C
PU101が表示された変更可能なプリントモードに対
応するいずれかのタッチキーが押下されたか否かを判断
する(♯452)。押下されていれば(♯452でYE
S)、押下されたタッチキーに対応するプリントモード
にジョブのプリントモードを変更し、ジョブ管理情報テ
ーブルを更新する(♯454)。逆に言えば、変更不可
能なプリントモードは画面上に表示されない。このた
め、これらのプリントモードへの変更は禁止されたこと
になる。
【0131】CPU101は、さらに、「OK」キーが
押下されているか否かを判断する(♯456)。押下さ
れていれば、画面をプリント中画面Q10に切換える
(♯458)。
【0132】以上はマルチジョブモードにおけるプリン
ト待機中のモード変更画面における操作パネルの制御で
あるが、メモリリコールモードが選択されている場合に
は(♯401でNO)、メモリリコールモードの表示制
御処理が実行される(♯401a)。ここでの処理は、
先のマルチジョブモード時の表示制御(♯403〜♯4
58)と同様で、図4(A)、図4(B)の各画面にお
いてタッチキーの押下が判定され、判定結果に応じてモ
ード変更、画面切換が実行される。言うまでもなく、図
4(A)の画面において、「リコール」キーが押下され
た場合には、CPU101は、変更可能なプリントモー
ドをジョブ管理情報テーブルデータより読出し、変更可
能なプリントモードのみを画面へ表示する。これによ
り、他のプリントモードへの変更は禁止される。
【0133】以上の処理が終了した時点で、CPU10
1は、テンキーなどによるその他の入力処理を行ない
(♯410)、その他の画面への切換処理を行なう(♯
412)。
【0134】以上のようなデジタル複写機1により、変
更可能なプリントモードのみが画面上に表示される。よ
って、使用者が、変更不可能なプリントモードへの変更
を行なうことがなく、ミス操作が低減し、デジタル複写
機1の操作性が向上する。
【0135】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデジタル複写機の
全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るデジタル複写機の
操作パネルの正面図である。
【図3】液晶タッチパネルの表示例を示す図である。
【図4】液晶タッチパネルの表示例を示す図である。
【図5】デジタル複写機の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図6】デジタル複写機の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図7】メモリユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】ジョブと符号メモリとの関係を示す管理テーブ
ルの概略図である。
【図9】原稿読取動作の概略シーケンスを示す図であ
る。
【図10】プリント動作の概略シーケンスを示す図であ
る。
【図11】CPU101のメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図12】CPU105のメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図13】原稿読取処理のサブルーチンのフローチャー
トである。
【図14】プリントジョブ登録サブルーチンのフローチ
ャートである。
【図15】プリント処理サブルーチンのフローチャート
である。
【図16】キー入力処理サブルーチンのフローチャート
である。
【符号の説明】
OP操作パネル 91液晶タッチパネル 97節約コピー指定キー 98片面/両面選択キー 99仕上げキー 99a原稿キー 105CPU 303符号メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/00 384 G03G 21/00 382 (56)参考文献 特開 平6−237328(JP,A) 特開 昭62−72267(JP,A) 特開 平6−46177(JP,A) 特開 平8−223326(JP,A) 特開 昭61−275832(JP,A) 特開 平6−191177(JP,A) 特開 平7−303163(JP,A) 特開 平2−146064(JP,A) 特開 平5−83440(JP,A) 特開 平7−273934(JP,A) 特開 平8−62736(JP,A) 特開 平8−258390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 106 B41J 5/30 B41J 29/38 B41J 29/42 G03G 15/36 G03G 21/00 384

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプリントモードで動作可能な画像処
    理装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データの所定方向
    のフレームの長さを判定するためのフレーム長判定手段
    と、前記画像処理装置の動作状況を表示するためのディ
    スプレイと、前記画像データの所定方向のフレームの長
    に応じて、前記複数のプリントモードのうち、動作可
    能なプリントモードを前記ディスプレイに表示させるた
    めの表示コントローラとを含む、画像処理装置。
  2. 【請求項2】複数のプリントモードで動作可能な画像処
    理装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データのフレーム
    サイズを判定するためのフレームサイズ判定手段と、前
    記画像処理装置の動作状況を表示するためのディスプレ
    イと、前記画像データのフレームサイズに応じて、前記
    複数のプリントモードのうち、動作可能なプリントモー
    ドを前記ディスプレイに表示させるための表示コントロ
    ーラとを含む、画像処理装置。
  3. 【請求項3】複数のプリントモードで動作可能な画像処
    理装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データの所定方向
    のフレームの長さを判定するためのフレーム長判定手段
    と、前記複数のプリントモードのうち、いずれかを選択
    するための操作パネルと、前記画像データの所定方向の
    フレームの長さに応じて、前記複数のプリントモードの
    うち、動作不可能なプリントモードの前記操作パネルに
    よる選択を禁止するための選択禁止コントローラとを含
    む、画像処理装置。
  4. 【請求項4】複数のプリントモードで動作可能な画像処
    理装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データのフレーム
    サイズを判定するためのフレームサイズ判定手段と、前
    記複数のプリントモードのうち、いずれかを選択するた
    めの操作パネルと、前記画像データのフレームサイズ
    応じて、前記複数のプリントモードのうち、動作不可能
    なプリントモードの前記操作パネルによる選択を禁止す
    るための選択禁止コントローラとを含む、画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】複数のプリントモードで動作可能な画像形
    成装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データをフレーム
    ごとに読出して、プリントするためのプリンタと、前記
    メモリに記憶された前記画像データの所定方向のフレー
    ムの長さを判定するためのフレーム長判定手段と、前記
    画像形成装置の動作状況を表示するためのディスプレイ
    と、前記画像データの所定方向のフレームの長さに応じ
    て、前記複数のプリントモードのうち、動作可能なプリ
    ントモードを前記ディスプレイに表示させるための表示
    コントローラとを含む、画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記プリンタでプリントされた用紙をステ
    ープルで留めるためのフィニッシャをさらに含み、前記
    フレーム長判定手段は、前記メモリに記憶された前記画
    像データの前記所定方向のフレームの長さがすべて等し
    いか否かを判定するための手段を含み、前記表示コント
    ローラは、前記メモリに記憶された前記画像データの前
    記所定方向のフレームの長さがすべて等しいと判定され
    た場合に、前記フィニッシャによりステープル処理を実
    行するステープルプリントモードを前記ディスプレイに
    表示するための手段を含む、請求項5に記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】複数のプリントモードで動作可能な画像形
    成装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データをフレーム
    ごとに読出して、プリントするためのプリンタと、前記
    メモリに記憶された前記画像データのフレームサイズ
    判定するためのフレームサイズ判定手段と、前記画像形
    成装置の動作状況を表示するためのディスプレイと、前
    記画像データのフレームサイズに応じて、前記複数のプ
    リントモードのうち、動作可能なプリントモードを前記
    ディスプレイに表示させるための表示コントローラとを
    含む、画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記フレームサイズ判定手段は、前記メモ
    リに記憶された前記画像データのフレームサイズがすべ
    て等しいか否かを判定するための手段を含み、前記表示
    コントローラは、前記メモリに記憶された前記画像デー
    タのフレームサイズがすべて等しいと判定された場合
    に、用紙の両面に前記画像データをプリントする両面プ
    リントモードを前記ディスプレイに表示するための手段
    を含む、請求項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記フレームサイズ判定手段は、前記メモ
    リに記憶された前記画像データのフレームサイズがすべ
    て等しいか否かを判定するための手段を含み、前記表示
    コントローラは、前記メモリに記憶された前記画像デー
    タのフレームサイズがすべて等しいと判定された場合
    に、用紙の同一面に複数フレームの前記画像データをプ
    リントする節約プリントモードを前記ディスプレイに表
    示するための手段を含む、請求項に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】複数のプリントモードで動作可能な画像
    形成装置であって、画像データを記憶するためのメモリ
    と、前記メモリに記憶された前記画像データをフレーム
    ごとに読出して、プリントするためのプリンタと、前記
    メモリに記憶された前記画像データのフレームサイズ
    判定するためのフレームサイズ判定手段と、前記複数の
    プリントモードのうち、いずれかを選択するための操作
    パネルと、前記画像データのフレームサイズに応じて、
    前記複数のプリントモードのうち、動作不可能なプリン
    トモードの前記操作パネルによる選択を禁止するための
    選択禁止コントローラとを含む、画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記プリンタでプリントされた用紙をス
    テープルで留めるためのフィニッシャをさらに含み、前
    フレームサイズ判定手段は、前記メモリに記憶された
    前記画像データ内に他とはフレームサイズの異なる前記
    画像データが含まれているか否かを判定するための手段
    を含み、前記選択禁止コントローラは、前記メモリ内に
    他とはフレームサイズの異なる前記画像データが含まれ
    ていると判定された場合に、前記フィニッシャによりス
    テープル処理を実行するステープルプリントモードの前
    記操作パネルによる選択を禁止するための手段を含む、
    請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記フレームサイズ判定手段は、前記メ
    モリ内に他とはフレームサイズの異なる前記画像データ
    が含まれているか否かを判定するための手段を含み、前
    記選択禁止コントローラは前記メモリ内に他とはフレー
    ムサイズの異なる前記画像データが含まれていると判定
    された場合に、用紙の両面に前記画像データをプリント
    する両面プリントモードの前記操作パネルによる選択を
    禁止するための手段を含む、請求項10に記載の画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】前記フレームサイズ判定手段は、前記メ
    モリに記憶された前記画像データのフレームサイズがす
    べて等しいか否かを判定するための手段を含み、前記選
    択禁止コントローラは、前記メモリに記憶された前記画
    像データのフレームサイズがすべて等しいと判定された
    場合に、用紙の同一面に複数フレームの前記画像データ
    をプリントする節約プリントモードの前記操作パネルに
    よる選択を禁止するための手段を含む、請求項10に記
    載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】複数のプリントモードで動作可能な画像
    形成装置であって、1フレーム以上の画像データを含む
    プリントジョブを記憶するためのメモリと、前記メモリ
    に記憶された前記プリントジョブのうちの1つを選択す
    るためのプリントジョブ選択手段と、前記プリントジョ
    ブ選択手段で選択された前記プリントジョブに含まれる
    前記画像データの所定方向のフレームの長さを判定する
    ためのフレーム長判定手段と、前記プリントジョブ選択
    手段で選択された前記プリントジョブに含まれる前記画
    像データをプリントするためのプリンタと、前記画像形
    成装置の動作状況を表示するためのディスプレイと、前
    記画像データの所定方向のフレームの長さに応じて、前
    記複数のプリントモードのうち、動作可能なプリントモ
    ードを前記ディスプレイに表示させるための表示コント
    ローラとを含む、画像形成装置。
  15. 【請求項15】前記プリンタでプリントされた用紙をス
    テープルで留めるためのフィニッシャをさらに含み、前
    記フレーム長判定手段は、前記プリントジョブ選択手段
    で選択された前記プリントジョブに含まれる前記画像デ
    ータの前記所定方向のフレームの長さがすべて等しいか
    否かを判定するための手段を含み、前記表示コントロー
    ラは、前記プリントジョブに含まれる前記画像データの
    前記所定方向のフレームの長さがすべて等しいと判定さ
    れた場合に、前記フィニッシャによりステープル処理を
    実行するステープルプリントモードを前記ディスプレイ
    に表示するための手段を含む、請求項14に記載の画像
    形成装置。
  16. 【請求項16】複数のプリントモードで動作可能な画像
    形成装置であって、1フレーム以上の画像データを含む
    プリントジョブを記憶するためのメモリと、前記メモリ
    に記憶された前記プリントジョブのうちの1つを選択す
    るためのプリントジョブ選択手段と、前記プリントジョ
    ブ選択手段で選択された前記プリントジョブに含まれる
    前記画像データのフレームサイズを判定するためのフレ
    ームサイズ判定手段と、前記プリントジョブ選択手段で
    選択された前記プリントジョブに含まれる前記画像デー
    タをプリントするためのプリンタと、前記画像形成装置
    の動作状況を表示するためのディスプレイと、前記画像
    データのフレームサイズに応じて、前記複数のプリント
    モードのうち、動作可能なプリントモードを前記ディス
    プレイに表示させるための表示コントローラとを含む、
    画像形成装置。
  17. 【請求項17】前記フレームサイズ判定手段は、前記プ
    リントジョブ選択手段で選択された前記プリントジョブ
    に含まれる前記画像データのフレームサイズがすべて等
    しいか否かを判定するための手段を含み、前記表示コン
    トローラは、前記プリントジョブに含まれる前記画像デ
    ータのフレームサイズがすべて等しいと判定された場合
    に、用紙の両面に前記画像データをプリントする両面プ
    リントモードを前記ディスプレイに表示するための手段
    を含む、請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】前記フレームサイズ判定手段は、前記プ
    リントジョブ選択手段で選択された前記プリントジョブ
    に含まれる前記画像データのフレームサイズがすべて等
    しいか否かを判定するための手段を含み、前記表示コン
    トローラは、前記プリントジョブに含まれる複数フレー
    ムの前記画像データをプリントする節約プリントモード
    を前記ディスプレイに表示するための手段を含む、請求
    16に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】複数のプリントモードで動作可能な画像
    形成装置であって、1フレーム以上の画像データを含む
    プリントジョブを記憶するためのメモリと、前記メモリ
    に記憶された前記プリントジョブのうちの1つを選択す
    るためのプリントジョブ選択手段と、前記プリントジョ
    ブ選択手段で選択された前記プリントジョブに含まれる
    前記画像データのフレームサイズを判定するためのフレ
    ームサイズ判定手段と、前記プリントジョブ選択手段で
    選択された前記プリントジョブに含まれる前記画像デー
    タをプリントするためのプリンタと、前記複数のプリン
    トモードのうち、いずれかを選択するための操作パネル
    と、前記プリントジョブに含まれる前記画像データの
    レームサイズに応じて、前記複数のプリントモードのう
    ち、動作不可能なプリントモードの前記操作パネルによ
    る選択を禁止するための選択禁止コントローラとを含
    む、画像形成装置。
  20. 【請求項20】前記プリンタでプリントされた用紙をス
    テープルで留めるためのフィニッシャをさらに含み、前
    フレームサイズ判定手段は、前記プリントジョブ選択
    手段で選択された前記プリントジョブ内に他とはフレー
    ムサイズの異なる前記画像データが含まれているか否か
    を判定するための手段を含み、前記選択禁止コントロー
    ラは、前記プリントジョブ選択手段で選択された前記プ
    リントジョブ内に他とはフレームサイズの異なる前記画
    像データが含まれていると判定された場合に、前記フィ
    ニッシャによりステープル処理を実行するステープルプ
    リントモードの前記操作パネルによる選択を禁止するた
    めの手段を含む、請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】前記フレームサイズ判定手段は、前記プ
    リントジョブ選択手段で選択された前記プリントジョブ
    内に他とはフレームサイズの異なる前記画像データが含
    まれているか否かを判定するための手段を含み、前記選
    択禁止コントローラは、前記プリントジョブ選択手段で
    選択された前記プリントジョブ内に他とはフレームサイ
    ズの異なる前記画像データが含まれていると判定された
    場合に、用紙の両面に前記画像データをプリントする両
    面プリントモードの前記操作パネルによる選択を禁止す
    るための手段を含む、請求項19に記載の画像形成装
    置。
  22. 【請求項22】前記フレームサイズ判定手段は、前記プ
    リントジョブ選択手段で選択された前記プリントジョブ
    に含まれる前記画像データのフレームサイズがすべて等
    しいか否かを判定するための手段を含み、前記選択禁止
    コントローラは、前記プリントジョブ選択手段で選択さ
    れた前記プリントジョブに含まれる前記画像データのフ
    レームサイズがすべて等しいと判定された場合に、用紙
    の同一面に複数フレームの前記画像データをプリントす
    る節約プリントモードの前記操作パネルによる選択を禁
    止するための手段を含む、請求項19に記載の画像形成
    装置。
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