JP3481587B2 - キーボタン付き装置 - Google Patents
キーボタン付き装置Info
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- JP3481587B2 JP3481587B2 JP2000380403A JP2000380403A JP3481587B2 JP 3481587 B2 JP3481587 B2 JP 3481587B2 JP 2000380403 A JP2000380403 A JP 2000380403A JP 2000380403 A JP2000380403 A JP 2000380403A JP 3481587 B2 JP3481587 B2 JP 3481587B2
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- key
- pusher
- key button
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボタン付き装
置に関し、特に、携帯情報端末、携帯電話機等のマルチ
ファンクションキーを有する装置に適用して好適なキー
ボタン付き装置に関する。
置に関し、特に、携帯情報端末、携帯電話機等のマルチ
ファンクションキーを有する装置に適用して好適なキー
ボタン付き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、PHS(パーソナルハンデ
ィホンシステム)端末、携帯情報端末等において、マル
チファンクションキー(多方向選択キー)とは別に、確
定キーが配置されている。
ィホンシステム)端末、携帯情報端末等において、マル
チファンクションキー(多方向選択キー)とは別に、確
定キーが配置されている。
【0003】ところで、キーボタン数を確定キーを設け
る場合、キーボタン数を増やし、また操作の難解さを感
じさせ、さらに、装置の操作面面積を十分に確保する必
要があった。携帯電話機の筐体の小型化、軽量化の趨勢
により、利用可能な入力操作部に面積は限られており、
キーボタン数の増加は、さらなる小型化を困難としてい
る。
る場合、キーボタン数を増やし、また操作の難解さを感
じさせ、さらに、装置の操作面面積を十分に確保する必
要があった。携帯電話機の筐体の小型化、軽量化の趨勢
により、利用可能な入力操作部に面積は限られており、
キーボタン数の増加は、さらなる小型化を困難としてい
る。
【0004】またマルチファンクションキーとは別に確
定キーを配置した場合、選択から確定の一連の操作にお
いて、指を移動させる必要があり、素早い操作を妨げる
ことにもなる。
定キーを配置した場合、選択から確定の一連の操作にお
いて、指を移動させる必要があり、素早い操作を妨げる
ことにもなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、携帯電話機、携帯情報端末等
のマルチファンクションキーを有する装置において、選
択後の確定機能をマルチファンクションキーに持たせる
ことで、確定キーを別に設けることを要しなくするキー
ボタン付き装置を提供することにある。
解決しようとする課題は、携帯電話機、携帯情報端末等
のマルチファンクションキーを有する装置において、選
択後の確定機能をマルチファンクションキーに持たせる
ことで、確定キーを別に設けることを要しなくするキー
ボタン付き装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を提供する本発明は、キー裏面の中心から外周に
向かう径方向に、キー表面のキーボタンの押下時に選択
機能として作用する第1の押し子と、前記第1の押し子
の外側にリブを挟んで前記キーボタンの押下時に確定機
能として作用する第2の押し子とを配設し、一のキーボ
タンの押下で選択と該選択後の確定機能が為されるよう
にしたものである。
の手段を提供する本発明は、キー裏面の中心から外周に
向かう径方向に、キー表面のキーボタンの押下時に選択
機能として作用する第1の押し子と、前記第1の押し子
の外側にリブを挟んで前記キーボタンの押下時に確定機
能として作用する第2の押し子とを配設し、一のキーボ
タンの押下で選択と該選択後の確定機能が為されるよう
にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の実施の形態は、キー裏面の中心から外周
に向かう径方向に、ユーザがキー表面のキーボタンの押
下した時に、選択機能(第1の入力操作機能)として作
用する第1の押し子(例えば図3の3d、図4の3d参
照)を備え、第1の押し子の径方向外側に、リブ(例え
ば図3の3l、図4の3l参照)を挟んでキーボタンの
押下時に確定機能(第2の入力操作機能)として作用す
る第2の押し子(例えば図3の3h、図4の3h参照)
を備え、単一のキーボタンの押下で選択と確定の両機能
をなすようにしたものである。
する。本発明の実施の形態は、キー裏面の中心から外周
に向かう径方向に、ユーザがキー表面のキーボタンの押
下した時に、選択機能(第1の入力操作機能)として作
用する第1の押し子(例えば図3の3d、図4の3d参
照)を備え、第1の押し子の径方向外側に、リブ(例え
ば図3の3l、図4の3l参照)を挟んでキーボタンの
押下時に確定機能(第2の入力操作機能)として作用す
る第2の押し子(例えば図3の3h、図4の3h参照)
を備え、単一のキーボタンの押下で選択と確定の両機能
をなすようにしたものである。
【0008】本発明によれば、マルチファンクションキ
ーとは別に確定キーを配置する装置と異なり、キーボタ
ン数を増やすことなく、そして操作の難解さを感じさせ
ることなく、そして装置の操作面面積が十分に確保でき
ない場合においても、選択後の確定機能を構成できる。
また、選択から確定において指を移動させることなく素
早く一連の操作を行うことができる。
ーとは別に確定キーを配置する装置と異なり、キーボタ
ン数を増やすことなく、そして操作の難解さを感じさせ
ることなく、そして装置の操作面面積が十分に確保でき
ない場合においても、選択後の確定機能を構成できる。
また、選択から確定において指を移動させることなく素
早く一連の操作を行うことができる。
【0009】本発明の実施の形態において、好ましく
は、マルチファンクションキーを構成する部材(図4の
3)が該キー裏面において中心部において支点(図3の
3b、図4の3b)となる突出部を有し、第1の第1の
押し子(図4の3d)及び前記第2の押し子(図4の3
h)が前記裏面から柱状に突出されており、前記リブ
(図4の3l)は、第1の第1の押し子及び前記第2の
押し子の間において径方向に直交する方向に延在された
平面形状(図3の3l参照)を有して突出されている。
は、マルチファンクションキーを構成する部材(図4の
3)が該キー裏面において中心部において支点(図3の
3b、図4の3b)となる突出部を有し、第1の第1の
押し子(図4の3d)及び前記第2の押し子(図4の3
h)が前記裏面から柱状に突出されており、前記リブ
(図4の3l)は、第1の第1の押し子及び前記第2の
押し子の間において径方向に直交する方向に延在された
平面形状(図3の3l参照)を有して突出されている。
【0010】本発明の実施の形態において、好ましく
は、マルチファンクションキーのキーボタンの押下時
に、まず第1の押し子の先端部の接点(図4の3d)
と、第1の押し子の先端部の接点と対向する回路基板
(4)の接点(図4の4d)とが当接して通電して「選
択」が情報処理装置(携帯電話機のCPU等)に入力さ
れ、キーボタンの押下により前記リブ(図4の3l)が
撓み、第2の押し子(図4の3h)の先端部の接点と、
第2の押し子の先端部の接点と対向する回路基板の接点
(図4の4h)とが当接して通電して「確定」が情報処
理装置(携帯電話機のCPU等)に入力される。
は、マルチファンクションキーのキーボタンの押下時
に、まず第1の押し子の先端部の接点(図4の3d)
と、第1の押し子の先端部の接点と対向する回路基板
(4)の接点(図4の4d)とが当接して通電して「選
択」が情報処理装置(携帯電話機のCPU等)に入力さ
れ、キーボタンの押下により前記リブ(図4の3l)が
撓み、第2の押し子(図4の3h)の先端部の接点と、
第2の押し子の先端部の接点と対向する回路基板の接点
(図4の4h)とが当接して通電して「確定」が情報処
理装置(携帯電話機のCPU等)に入力される。
【0011】本発明の実施の形態において、好ましく
は、マルチファンクションキーのキーボタンが押下され
ない状態で、対向する回路基板(4)、回路基板(4)
の接点との間の間隙の距離は、リブ先端部、第1の押し
子の先端部、第2の押し子の先端部の順に大きい構成と
されている(図4参照)。
は、マルチファンクションキーのキーボタンが押下され
ない状態で、対向する回路基板(4)、回路基板(4)
の接点との間の間隙の距離は、リブ先端部、第1の押し
子の先端部、第2の押し子の先端部の順に大きい構成と
されている(図4参照)。
【0012】本発明の実施の形態において、好ましく
は、第1の押し子と第2の押し子の組が、マルチファン
クションキーの裏面の中心に対して同心円(内周の同心
円、外周の同心円)上に、所定の角度毎(4方向の場合
には90度)に、複数組(4組)配置されている。
は、第1の押し子と第2の押し子の組が、マルチファン
クションキーの裏面の中心に対して同心円(内周の同心
円、外周の同心円)上に、所定の角度毎(4方向の場合
には90度)に、複数組(4組)配置されている。
【0013】本発明においては、回路基板上に配置さ
れ、回路基板の接点の上で裏面が回路基板から離間して
空隙が設けられた凸形状の接点を有するシート(14)
を備え、前記マルチファンクションキーのキーボタンの
押下時に、キーボタン直下の第1の押し子の先端部(図
8の13d)が、第1の押し子に対応する前記凸形状の
接点(図8の14d)を押圧して、凸形状の接点が前記
凸形状の接点(図8の14d)に対応する回路基板の接
点(図8の15d)と当接して通電し、キーボタンの押
下によりリブ(図8の13l)が撓み、第2の押し子
(図8の13h)の先端部が、第2の押し子に対応する
凸形状の接点(図8の14h)を押圧して、凸形状の接
点が凸形状の接点に対応する回路基板の接点(図8の1
5h)と当接して通電する構成としてもよい。
れ、回路基板の接点の上で裏面が回路基板から離間して
空隙が設けられた凸形状の接点を有するシート(14)
を備え、前記マルチファンクションキーのキーボタンの
押下時に、キーボタン直下の第1の押し子の先端部(図
8の13d)が、第1の押し子に対応する前記凸形状の
接点(図8の14d)を押圧して、凸形状の接点が前記
凸形状の接点(図8の14d)に対応する回路基板の接
点(図8の15d)と当接して通電し、キーボタンの押
下によりリブ(図8の13l)が撓み、第2の押し子
(図8の13h)の先端部が、第2の押し子に対応する
凸形状の接点(図8の14h)を押圧して、凸形状の接
点が凸形状の接点に対応する回路基板の接点(図8の1
5h)と当接して通電する構成としてもよい。
【0014】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明のキーボタン付き装置の第1
実施例の構成について図面を参照して説明する。以下で
は、マルチファンクションキーが4方向選択の場合(キ
ーボタンが左右上下に押下される)を例に説明するが、
本発明は、4方向選択に限定されるものでないことは勿
論である。
詳細に説明すべく、本発明のキーボタン付き装置の第1
実施例の構成について図面を参照して説明する。以下で
は、マルチファンクションキーが4方向選択の場合(キ
ーボタンが左右上下に押下される)を例に説明するが、
本発明は、4方向選択に限定されるものでないことは勿
論である。
【0015】図1は、本発明の第1実施例の組立状態の
キーボタン付き装置の外観を示し斜視図である。マルチ
ファンクションキー3aがフロントケースの操作面に設
けられている。図2は、本発明の第1実施例のキーボタ
ン装置の分解斜視図である。
キーボタン付き装置の外観を示し斜視図である。マルチ
ファンクションキー3aがフロントケースの操作面に設
けられている。図2は、本発明の第1実施例のキーボタ
ン装置の分解斜視図である。
【0016】図2を参照すると、フロントケース2、ラ
バー製のキーシート3、回路基板4、リアカバー5の順
に重ねられて組み立てられる。
バー製のキーシート3、回路基板4、リアカバー5の順
に重ねられて組み立てられる。
【0017】図3は、マルチファンクションキー3aの
裏面を示す図である。図4は、マルチファンクションキ
ー3aの実装部の断面(図1のA−A線)を示す図であ
る。
裏面を示す図である。図4は、マルチファンクションキ
ー3aの実装部の断面(図1のA−A線)を示す図であ
る。
【0018】マルチファンクションキー3aの裏側に
は、中央部に支点3b、その外側の同心円の周上に90
度おきに(キー表面の4方向のキーボタンに対応す
る)、押下時に選択機能として作用する4個の接点(第
1の押し子の先端部の接点)3c、3d、3e、3fを
備え、さらに、径方向外側の同心円の周上に90度おき
に(キー表面の4方向のキーボタンに対応する)、押下
時に確定機能として作用する4個の接点(第2の押し子
の先端部の接点)3g、3h、3i、3jが設けられて
おり、内周の接点と外周の接点の間には、リブ3k、3
l、3m、3nが設けられている(図3の例ではリブの
平面形状は、径方向と直交する方向に延在された矩形型
形状)。
は、中央部に支点3b、その外側の同心円の周上に90
度おきに(キー表面の4方向のキーボタンに対応す
る)、押下時に選択機能として作用する4個の接点(第
1の押し子の先端部の接点)3c、3d、3e、3fを
備え、さらに、径方向外側の同心円の周上に90度おき
に(キー表面の4方向のキーボタンに対応する)、押下
時に確定機能として作用する4個の接点(第2の押し子
の先端部の接点)3g、3h、3i、3jが設けられて
おり、内周の接点と外周の接点の間には、リブ3k、3
l、3m、3nが設けられている(図3の例ではリブの
平面形状は、径方向と直交する方向に延在された矩形型
形状)。
【0019】また直下の回路基板4には、接点3c〜3
jに対向する位置に接点4c〜4jが配置されている。
接点3cと接点3g、3dと3h、3eと3i、3fと
3jはそれぞれ径方向に同一直線上に配置されている。
jに対向する位置に接点4c〜4jが配置されている。
接点3cと接点3g、3dと3h、3eと3i、3fと
3jはそれぞれ径方向に同一直線上に配置されている。
【0020】接点3g〜3jと接点4g〜4jと間の距
離と、リブ3k〜3nの高さは、選択操作中に、接点3
g〜3jと接点4g〜4jが容易に接触しないように調
整されている。マルチファンクションキー3aの各部
(押し子、接点、リブ)は、ラバー製キーシート3が加
工されて形成されており、接点は、円柱形状の押し子の
先端部表面に設けられた導電材料よりなる。
離と、リブ3k〜3nの高さは、選択操作中に、接点3
g〜3jと接点4g〜4jが容易に接触しないように調
整されている。マルチファンクションキー3aの各部
(押し子、接点、リブ)は、ラバー製キーシート3が加
工されて形成されており、接点は、円柱形状の押し子の
先端部表面に設けられた導電材料よりなる。
【0021】本発明の第1実施例の動作について、図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0022】図4において、ユーザがマルチファンクシ
ョンキーボタン3aの右側を押下すると、3支点bを支
点として、マルチファンクションキーボタン3aの右側
のキーボタン直下の接点3dが、回路基板4上の接点4
dと当接することにより、通電し、携帯電話機1のCP
Uに選択が入力され、選択操作中であることが、表示部
6または音声等により、操作者に通知される。なお、内
周側の接点3dと接点4d間の間隔(距離)は、外周の
接点3hと接点4h間の間隔(距離)よりも小さく、接
点3dと接点4dが当接した時点では、接点3hと接点
4hは離間している。
ョンキーボタン3aの右側を押下すると、3支点bを支
点として、マルチファンクションキーボタン3aの右側
のキーボタン直下の接点3dが、回路基板4上の接点4
dと当接することにより、通電し、携帯電話機1のCP
Uに選択が入力され、選択操作中であることが、表示部
6または音声等により、操作者に通知される。なお、内
周側の接点3dと接点4d間の間隔(距離)は、外周の
接点3hと接点4h間の間隔(距離)よりも小さく、接
点3dと接点4dが当接した時点では、接点3hと接点
4hは離間している。
【0023】ユーザはこの操作を続け、希望する項目が
通知された際に、さらに、強くキーボタン3aの右側を
押下することにより、直下のリブ3lが撓み、接点3h
と回路基板上の接点4hが当接して通電し、確定操作が
完了する。
通知された際に、さらに、強くキーボタン3aの右側を
押下することにより、直下のリブ3lが撓み、接点3h
と回路基板上の接点4hが当接して通電し、確定操作が
完了する。
【0024】本発明の第1実施例によれば、マルチファ
ンクションキー裏側に径方向の内周にキーボタンの押下
時に選択機能として働く押し子、さらにリブを挟んでそ
の外周には、キーボタンの押下時に確定機能として働く
押し子を配置することにより、単一のキーボタン内で選
択と確定の両機能を構成することができる。
ンクションキー裏側に径方向の内周にキーボタンの押下
時に選択機能として働く押し子、さらにリブを挟んでそ
の外周には、キーボタンの押下時に確定機能として働く
押し子を配置することにより、単一のキーボタン内で選
択と確定の両機能を構成することができる。
【0025】マルチファンクションキーとは別に確定キ
ーを配置した従来の構成と相違して、キーボタン数を増
やすことなく、操作性を向上するとともに、装置の操作
面面積を十分に確保できない場合においても、選択後の
確定機能を構成でき、また、選択〜確定において指を移
動させることなく素早く一連の操作ができる。
ーを配置した従来の構成と相違して、キーボタン数を増
やすことなく、操作性を向上するとともに、装置の操作
面面積を十分に確保できない場合においても、選択後の
確定機能を構成でき、また、選択〜確定において指を移
動させることなく素早く一連の操作ができる。
【0026】本発明の第2実施例の構成について、マル
チファンクションキーが4方向選択の場合を例に図面を
参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施例の組
立状態のキーボタン付き装置の外観を示す斜視図であ
る。図6は、キーボタン装置11の分解斜視図を示す。
チファンクションキーが4方向選択の場合を例に図面を
参照して説明する。図5は、本発明の第2の実施例の組
立状態のキーボタン付き装置の外観を示す斜視図であ
る。図6は、キーボタン装置11の分解斜視図を示す。
【0027】図6に示されるとおり、フロントケース1
2、ラバー製キーシート13、金属ドームシート14、
回路基板15、リアカバー16の順に重ねられ組み立て
られる。
2、ラバー製キーシート13、金属ドームシート14、
回路基板15、リアカバー16の順に重ねられ組み立て
られる。
【0028】図7は、マルチファンクションキー13a
の裏面を示す図である。図8は、マルチファンクション
キー3aの実装部の断面(図6のB−B線の断面)を示
す図である。
の裏面を示す図である。図8は、マルチファンクション
キー3aの実装部の断面(図6のB−B線の断面)を示
す図である。
【0029】マルチファンクションキー13aの裏側に
は、中央部に支点13b、その外側に円周上に、押下時
に選択機能を発生する金属ドーム接点を押す押し子13
c、13d、13e、13f、さらに外側円周上に押下
時に確定機能を発生する押し子13g、13h、13
i、13jが選択機能を発生する接点と同数設けられ、
内周と外周の接点の間にはリブ13k、13l、13
m、13nが設けられており、直下の金属ドームシート
14には、接点(金属ドーム接点)14c〜14jが回
路基板上の接点15c〜15jに対向する位置に配置さ
れている。金属ドーム接点14c〜14jは、回路基板
上の接点15c〜15jを覆うように、接点15c〜1
5jと空隙を有する凸形状とされており、押し子でその
先端が押下された場合、凸形状が平坦形状となり、対応
する接点15c〜15jと接触して通電する。金属ドー
ム接点14c〜14jはそれぞれ所定のパターンにより
電源等に接続され、押し子13c、13d、13e、1
3f、13g、13h、13i、13jには接点は設け
られていない。
は、中央部に支点13b、その外側に円周上に、押下時
に選択機能を発生する金属ドーム接点を押す押し子13
c、13d、13e、13f、さらに外側円周上に押下
時に確定機能を発生する押し子13g、13h、13
i、13jが選択機能を発生する接点と同数設けられ、
内周と外周の接点の間にはリブ13k、13l、13
m、13nが設けられており、直下の金属ドームシート
14には、接点(金属ドーム接点)14c〜14jが回
路基板上の接点15c〜15jに対向する位置に配置さ
れている。金属ドーム接点14c〜14jは、回路基板
上の接点15c〜15jを覆うように、接点15c〜1
5jと空隙を有する凸形状とされており、押し子でその
先端が押下された場合、凸形状が平坦形状となり、対応
する接点15c〜15jと接触して通電する。金属ドー
ム接点14c〜14jはそれぞれ所定のパターンにより
電源等に接続され、押し子13c、13d、13e、1
3f、13g、13h、13i、13jには接点は設け
られていない。
【0030】13g〜13jと14g〜14jとの距離
とリブ13k〜13nの高さは、選択操作中に13g〜
13jと14g〜14jが容易に接触しないよう調整さ
れている。
とリブ13k〜13nの高さは、選択操作中に13g〜
13jと14g〜14jが容易に接触しないよう調整さ
れている。
【0031】本発明の第2実施例の動作について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0032】図8において、キーボタン13aの右側を
押下すると13bを支点として押し子13dが金属ドー
ム接点14dを押し、回路基板4上の接点15dと接触
することにより通電し、選択操作中であることが表示部
6または音声等により操作者に通知される。この操作を
続け希望する項目が通知された際にさらに強く押下する
ことにより、リブ13lが撓み、押し子13hが金属ド
ーム接点14hを押し、回路基板上の接点15hと接触
して通電し確定操作が完了する。
押下すると13bを支点として押し子13dが金属ドー
ム接点14dを押し、回路基板4上の接点15dと接触
することにより通電し、選択操作中であることが表示部
6または音声等により操作者に通知される。この操作を
続け希望する項目が通知された際にさらに強く押下する
ことにより、リブ13lが撓み、押し子13hが金属ド
ーム接点14hを押し、回路基板上の接点15hと接触
して通電し確定操作が完了する。
【0033】なお、上記各実施例では、携帯電話機に、
本発明に係るキーボタン付き装置を適用した例を説明し
たが、本発明は、携帯情報端末のほか、コンピュータ、
ゲーム機器等の入力装置をはじめ、任意の情報処理装置
の入力装置に適用可能であることは勿論である。
本発明に係るキーボタン付き装置を適用した例を説明し
たが、本発明は、携帯情報端末のほか、コンピュータ、
ゲーム機器等の入力装置をはじめ、任意の情報処理装置
の入力装置に適用可能であることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーボタンの押下時に選択機能として作用する第1の押
し子と、前記第1の押し子の外側にリブを挟んでキーボ
タンの押下時に確定機能として作用する第2の押し子を
配置し、単一のキーボタンの押下で選択と確定の両機能
をなす構成としたことにより、マルチファンクションキ
ーとは別に確定キーを配置する装置と異なり、キーボタ
ン数を増やすことなく、操作を容易化し、装置の操作面
面積の増大を抑止低減し小型化を図ることができる、と
いう効果を奏する。
キーボタンの押下時に選択機能として作用する第1の押
し子と、前記第1の押し子の外側にリブを挟んでキーボ
タンの押下時に確定機能として作用する第2の押し子を
配置し、単一のキーボタンの押下で選択と確定の両機能
をなす構成としたことにより、マルチファンクションキ
ーとは別に確定キーを配置する装置と異なり、キーボタ
ン数を増やすことなく、操作を容易化し、装置の操作面
面積の増大を抑止低減し小型化を図ることができる、と
いう効果を奏する。
【0035】かかる本発明によれば、十分な大きさの操
作面面積が確保できない場合にも、選択後の確定機能を
実現することができ、また、選択から確定において、指
を移動させることなく素早く一連の操作ができ、操作性
を向上する、という利点を有する。
作面面積が確保できない場合にも、選択後の確定機能を
実現することができ、また、選択から確定において、指
を移動させることなく素早く一連の操作ができ、操作性
を向上する、という利点を有する。
【図1】本発明の第1の実施例のキーボタン付き装置の
概観を示す斜視図である。
概観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例のキーボタン付き装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例のマルチファンクション
キーの裏面を示す図である。
キーの裏面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例のマルチファンクション
キーの実装状態の断面を示す図である。
キーの実装状態の断面を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例のキーボタン付き装置の
概観を示す斜視図である。
概観を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例のキーボタン付き装置の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例のマルチファンクション
キーの裏面を示す図である。
キーの裏面を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のマルチファンクション
キーの実装状態の断面を示す図である。
キーの実装状態の断面を示す図である。
1 キーボタン付き装置
2 フロントケース
3 ラバー製キーシート
3a マルチファンクションキー
3b 支点
3c〜3f 選択機能を発生する接点
3g〜3j 確定機能を発生する接点
3k〜3n リブ
4 回路基板
4c〜4f 選択機能を発生する接点
4g〜4j 確定機能を発生する接点
5 リアカバー
6 表示部
11 キーボタン装置
12 フロントケース
13 ラバー製キーシートアセンブリ
13a マルチファンクションキー
13b 支点
13c〜13f 選択機能を発生する押し子
13g〜13j 確定機能を発生する押し子
13k〜13n リブ
14 金属ドームシート
14c〜14j 金属ドーム接点
15 回路基板
15c〜15j 接点
16 リアカバー
17 表示部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−295641(JP,A)
特開 平9−213165(JP,A)
特開2000−322980(JP,A)
特開 昭58−18813(JP,A)
特開 平2−109226(JP,A)
特開2000−285767(JP,A)
実開 昭50−44274(JP,U)
実開 昭61−75033(JP,U)
実開 昭62−165623(JP,U)
実開 平2−41342(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01H 25/04
H04M 1/02
H04M 1/23
H04Q 7/32
Claims (9)
- 【請求項1】キー裏面の中心から外周に向かう径方向
に、キー表面のキーボタンの押下時に第1の入力操作機
能として作用する第1の押し子と、前記第1の押し子の
外側にリブを挟んで前記キーボタンの押下時に第2の入
力操作機能として作用する第2の押し子とを配設し、前記キーボタンが押下されない状態で、前記リブ先端部
と回路基板表面との間の間隔は、前記第1の押し子の先
端部と対応する前記回路基板の接点との間の間隔よりも
小さく、且つ、前記第1の押し子の先端部と対応する前
記回路基板の接点との間の間隔は、前記第2の押し子の
先端部と対応する前記回路基板の接点との間の間隔より
も小さいものとされ、 前記キーボタンの押下により、まず前記第1の押し子の
先端部の接点と、該接点と対向する回路基板の接点とが
当接して通電し、つづいて前記キーボタンの押下によ
り、前記リブが撓み前記第2の押し子の先端部の接点
と、前記第2の押し子の先端部の接点と対向する前記回
路基板の接点とが当接して通電する、構成とされてな
る、 ことを特徴とするキーボタン付き装置。 - 【請求項2】前記第1の押し子は、前記キーボタンの押
下時に選択機能として作用し、前記第2の押し子は、前
記第1の押し子の外側にリブを挟んで前記キーボタンの
押下時に確定機能として作用し、前記キーボタンの押下
で選択と確定が為される、ことを特徴とする請求項1記
載のキーボタン付き装置。 - 【請求項3】前記キーを構成する部材が、前記キー裏面
の中心部に支点となる突出部を有し、前記第1の押し子
及び前記第2の押し子は、前記キー裏面から柱状に突出
されており、前記リブは、前記第1の押し子と前記第2
の押し子の間において前記径方向と直交する方向に延在
された平面形状を有する、ことを特徴とする請求項1又
は2記載のキーボタン付き装置。 - 【請求項4】キー裏面の中心から外周に向かう径方向
に、キー表面のキーボタンの押下時に 第1の入力操作機
能として作用する第1の押し子と、前記第1の押し子の
外側にリブを挟んで前記キーボタンの押下時に第2の入
力操作機能として作用する第2の押し子とを配設し、 回路基板上に配置され前記回路基板の接点の上で裏面が
前記回路基板から離間して空隙が設けられた凸形状の接
点を有するシートを備え、前記キーボタンが押下されない状態で、前記凸形状の接
点を有する前記シートを介した前記回路基板と前記リブ
先端部との距離、 前記回路基板の接点と前記第1の押し子の先端部との距
離、前記回路基板の接点と前記第2の押し子の先端部と
の距離が、この順に大きい構成とされ 、 前記キーボタンの押下時に、まず前記キーボタン直下の
前記第1の押し子の先端部が、前記第1の押し子に対応
する前記凸形状の接点を押圧して、前記凸形状の接点が
前記凸形状の接点に対応する前記回路基板の接点と当接
して通電し、つづいて前記キーボタンの押下により前記
リブが撓み、前記第2の押し子の先端部が、前記第2の
押し子に対応する前記凸形状の接点を押圧して、前記凸
形状の接点が前記凸形状の接点に対応する前記回路基板
の接点と当接して通電する、ことを特徴とするキーボタ
ン付き装置。 - 【請求項5】前記キーが、複数方向にキーボタンを有す
るマルチファンクションキーよりなり、 前記第1の押し子と前記第2の押し子とが、前記マルチ
ファンクションキーの裏面の中心に対してそれぞれ内側
の同心円と外側の同心円上に、キー表面の各キーボタン
の位置に対応して、所定の角度毎に、複数組配置されて
いる、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に
記載のキーボタン付き装置。 - 【請求項6】前記キーを構成する部材が可撓性の部材よ
りなる、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一
に記載のキーボタン付き装置。 - 【請求項7】可撓性部材よりなるキーシートと前記回路
基板との間に、前記凸形状の接点を有する導電性部材よ
りなるシートを備えたことを特徴とする請求項4記載の
キーボタン付き装置。 - 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか一に記載のキー
ボタン付き装置を備え、前記キーボタンの押下において選択操作中であることを
出力装置から出力して操作者に通知し、この通知を受け
て前記操作者が前記キーボタンをさらに強く押下するこ
とで、前記選択が確定する、 ことを特徴とする情報処理
装置。 - 【請求項9】請求項1乃至7のいずれか一に記載のキー
ボタン付き装置を備え、前記キーボタンの押下において選択操作中であることを
表示部及び/又は音声出力装置から出力して操作者に通
知し、この通知を受けて前記操作者が前記キーボタンを
さらに強く押下することで、前記選択が確定する、 こと
を特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380403A JP3481587B2 (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | キーボタン付き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380403A JP3481587B2 (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | キーボタン付き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002184270A JP2002184270A (ja) | 2002-06-28 |
JP3481587B2 true JP3481587B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=18848591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000380403A Expired - Fee Related JP3481587B2 (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | キーボタン付き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481587B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2330608B1 (en) * | 2008-08-25 | 2013-06-05 | Shin-Etsu Polymer Co. Ltd. | Input devices and electronic device using said input devices |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380403A patent/JP3481587B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2002184270A (ja) | 2002-06-28 |
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