JP3481308B2 - インターフェース装置、データ転送システム及びデータ転送方法 - Google Patents

インターフェース装置、データ転送システム及びデータ転送方法

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JP3481308B2
JP3481308B2 JP16037794A JP16037794A JP3481308B2 JP 3481308 B2 JP3481308 B2 JP 3481308B2 JP 16037794 A JP16037794 A JP 16037794A JP 16037794 A JP16037794 A JP 16037794A JP 3481308 B2 JP3481308 B2 JP 3481308B2
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/385Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理を行うシステ
ムに設けられ、かつ、一対の装置間でデータ転送を行う
ためのインターフェース装置、データ転送システム及び
データ転送方法に関する。より詳しくは、複数の識別デ
ータを有する装置に対して少なくとも1つ設けられ、か
つ、相手先装置によって選択されたいずれか1つの識別
データに関する転送パラメータを設定可能なマルチター
ゲット応答を行うインターフェース装置に関する。
【0002】近年、装置間のデータ転送を行うインター
フェース装置として、スモールコンピュータシステムイ
ンターフェース(SCSI)装置が使用されるが、この
データ転送には益々高速化が要求されている。従って、
マルチターゲット応答を行うSCSI装置を含む情報処
理装置において、相手先装置によって選択された装置に
関して相手先装置に応じた転送パラメータを効率よく設
定する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図4は、従来の情報処理を行うシステム
でのデータ転送を示している。パーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)41,44、ハードディスク
装置47及びレーザプリンタ51は、それぞれ情報処理
装置としての装置内にホストプロセッサ42,45、ハ
ードディスクコントローラ48、レーザプリンタコント
ローラ52を備えており、各プロセッサ、コントローラ
は各装置と1対1に対応している。各装置は識別データ
を付与され、各装置はその識別データによって他の装置
と区別される。例えば、パソコン41,44はそれぞれ
識別データID7,ID6を付与され、ハードディスク
装置47は識別データID1を付与され、さらに、レー
ザプリンタ51は識別データID2を付与されている。
【0004】また、パソコン41,44、ハードディス
ク装置47、レーザプリンタ51はそれぞれスモールコ
ンピュータシステムインターフェース(SCSI)装置
43,46,49,53を備えている。各SCSI装置
43,46,49,53はSCSIバス54によって互
いに接続されている。各SCSI装置43,46,4
9,53は同期したデータ転送を行う際に必要な転送パ
ラメータを記憶するための転送パラメータレジスタ43
a,46a,49a,53aを備えている。転送パラメ
ータは、同期転送オフセット、同期転送ピリオド及び転
送幅等よりなる。
【0005】複数の装置における一対の装置間でのデー
タ転送がそれぞれのSCSI装置43,46,49,5
3を介して行われる。例えば、識別データID7のパソ
コン41が識別データID1のハードディスク装置47
からデータを受ける場合について説明する。パソコン4
1において、プロセッサ42は、ハードディスク装置4
7の識別データID1をSCSI43にセットする。ま
た、プロセッサ42は、予め用意したハードディスク装
置47、レーザプリンタ51等に応じた転送パラメータ
の中からハードディスク装置47の転送パラメータを選
択し、それをSCSI装置43に出力する。SCSI装
置43はこの転送パラメータを転送パラメータレジスタ
43aに設定する。
【0006】一方、ハードディスク装置47において、
コントローラ48は、予め用意したパソコン41,4
4、レーザプリンタ51等の転送パラメータの中からパ
ソコン41の転送パラメータのみを選択し、それをSC
SI装置49に出力する。SCSI装置49はこの転送
パラメータを転送パラメータレジスタ49aに設定す
る。
【0007】そして、転送パラメータレジスタ43a,
49aに互いの転送相手の転送パラメータが設定される
と、両SCSI装置43,49の転送準備が整ったこと
になり、ハードディスク装置47からパソコン41への
データ転送が行われる。
【0008】しかしながら、従来のデータ転送方法にお
いては、一対の装置がそれらの間でデータ転送を行う毎
に、各装置は転送相手の装置に応じた転送パラメータを
そのSCSI装置に出力し、SCSI装置の転送パラメ
ータレジスタの内容をその新たな転送パラメータに書き
換えていた。即ち、転送相手を変更する毎に、各装置と
SCSI装置との間でその新たな転送パラメータの設定
処理動作が行われることになる。その結果、異なるシス
テム内の異なる装置に対する転送回数が増加すると、ソ
フトウェアの負担が大きくなりその分だけ転送を迅速に
行うことができないとともに、システム全体のパフォー
マンスが低下するといった問題が生じていた。
【0009】上記の問題を解決するため、転送相手先の
装置に応じた転送パラメータを記憶した転送パラメータ
保持レジスタを各情報処理装置のSCSI装置に設け、
その転送パラメータ保持レジスタから相手先装置に対応
した転送パラメータを選択して転送パラメータレジスタ
に設定するSCSI装置が提案された。すなわち、図5
に示すように、SCSI装置49は、相手先の装置の識
別データを記憶するためのIDレジスタ55、アドレス
デコーダ56、転送パラメータ保持レジスタ57、及び
内部プロセッサ及び転送ロジック58を備えている。
【0010】転送パラメータ保持レジスタ57は各相手
先装置に対応した転送パラメータを記憶する記憶領域を
備えている。保持レジスタ57の各記憶領域にはそれぞ
れ異なるアドレスが付与されている。保持レジスタ57
の各記憶領域には、相手先装置の識別データ(ID7〜
ID0)に対応した転送パラメータP7〜P0がハード
ディスクコントローラ48によって記憶される。転送パ
ラメータ保持レジスタ57の転送パラメータは、例え
ば、ハードディスク装置47の起動時や、ディスク装置
47が相手先装置と始めてデータ転送を行う時に設定さ
れる。
【0011】IDレジスタ55はSCSIバス54に接
続され、IDレジスタ55にはデータ転送に際して相手
先装置の識別データが記憶される。例えば、相手先装置
がパソコン41(図4に示す)であるときには、IDレ
ジスタ55には識別データID7が記憶される。
【0012】アドレスデコーダ56はIDレジスタ55
に設定された識別データID7をデコード信号にデコー
ドし、そのデコード信号に基づいて前記転送パラメータ
保持レジスタ57のいずれかの記憶領域をアクセスし、
その記憶領域に記憶されている相手先装置の転送パラメ
ータP7を転送パラメータレジスタ49aに保持させ
る。
【0013】そして、内部プロセッサ及び転送ロジック
58はIDレジスタ55,転送パラメータレジスタ49
aの転送パラメータ、及び相手先装置のSCSI装置と
の間での要求信号REQ及び確認信号ACKに基づいて
データを相手先装置41のホストプロセッサ42(図4
に示す)又はハードディスクコントローラ48に転送す
る。
【0014】このように、図5に示すSCSI装置47
では、同一の相手先装置との間で再度データ転送を行う
場合、ホストプロセッサ42に頼ることなく、SCSI
装置49が自動的に転送パラメータを設定することがで
きる。その結果、装置の負担が低減され、その分だけ転
送が迅速に行われて転送効率が向上される。
【0015】今日では、情報処理を行う装置の小型化及
びコストダウンを目的として、複数の識別データを有す
る情報処理装置に対して少なくとも1つ設けられ、か
つ、相手先装置によって選択されたいずれか1つの識別
データに対応する転送パラメータを設定可能なマルチタ
ーゲット応答を行うインターフェース装置が提案されて
いる。このマルチターゲット応答を行うインターフェー
ス装置も装置の負担を軽減して転送効率を向上すること
が必要である。ところが、このインターフェース装置に
対応する複数の識別データに対応するデータの処理能力
が異なっていると、それに応じて転送パラメータも異な
る。そのため、マルチターゲット応答を行うインターフ
ェース装置に対して図5に示すSCSI装置49を採用
することはできない。
【0016】従って、マルチターゲット応答を行うイン
ターフェース装置では、データ転送を迅速に行うことが
できず、システム全体のパフォーマンスが低下してしま
う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を鑑
みてなされたものであって、その目的は、選択された装
置に関して相手先装置に応じた転送パラメータを効率よ
く設定でき、選択された装置の転送パラメータの設定と
いう負担を軽減できるとともに、データ転送の高速化を
図ることができるマルチターゲット応答を行うインター
フェース装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、識別データを有する複数の装置
間でデータ転送を行うシステムに対して少なくとも一つ
設けられたインターフェース装置において、前記複数の
装置のそれぞれに対し、データ転送のための情報処理を
行う複数の制御部と、前記複数の装置と前記複数の制御
部との間のデータ転送のための転送パラメータを記憶す
る記憶手段と、前記インターフェース装置と前記複数の
装置の内の一つの装置との間のデータ転送のために使用
される転送パラメータをパラメータ記憶部に設定する設
定手段と、前記データ転送を行う装置の識別データを記
憶する第1のレジスタと、前記データ転送を行う装置に
対応する制御部として、前記複数の制御部の中から選択
された制御部の識別データを記憶する第2のレジスタ
と、前記第1のレジスタと前記第2のレジスタとに記憶
された情報に基づいて、前記記憶手段の記憶領域を選択
する選択手段と、前記記憶領域から転送パラメータを読
み出し、該転送パラメータを前記パラメータ記憶部に書
き込む書込手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項2の発明は、請求項1において、前
記選択手段は、前記記憶手段の記憶領域を選択するため
のアドレスデータを記憶するアドレスレジスタと、前記
記憶領域を選択するために、前記第1のレジスタと第2
のレジスタとに記憶された識別データをデコードする第
1のデコーダと、を有することを特徴とする。
【0020】請求項3の発明は、請求項2において、前
記第1のレジスタと前記第2のレジスタとに記憶された
識別データを記憶する第3のレジスタと、前記第3のレ
ジスタに記憶された識別データをデコードし、前記アド
レスレジスタの記憶領域を選択する第2のデコーダと、
を備え、選択を行う装置と選択された制御部との間の最
初のデータ転送において、アドレスデータは、前記第2
のデコーダによって選択される前記アドレスレジスタの
記憶領域によって記憶され、転送パラメータは該アドレ
スデータに基づいて選択される前記記憶手段の記憶領域
に記憶されることを特徴とする。
【0021】請求項4の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項3のいずれかに記載されたインターフェース装
置を備えたデータ転送システムを要旨とする。
【0022】 請求項5の発明は、複数の装置のそれぞ
れに対し、データ転送のための情報処理を行う複数の制
御部と記憶手段とを有するインターフェース装置を使用
して、識別データを有する複数の装置間でデータ転送を
行うデータ転送方法において、記複数の制御部と前記
複数の装置との間のデータ転送のために使用される転送
パラメータを前記記憶手段に記憶し、前記複数の装置の
内の一つの装置が前記複数の制御部の内の一つの制御部
を選択したときに、該一つの装置の識別データと該一つ
の制御部の識別データとに基づいて前記記憶手段から転
送パラメータを選択し、前記一つの装置と前記一つの制
御部との間でデータ転送を行うことを特徴とする。請求
項6の発明は、識別データを有する複数の装置間でデー
タ転送を行うシステムに対して少なくとも一つ設けられ
たインターフェース装置において、前記複数の装置のそ
れぞれに対し、データ転送のための情報処理を行う複数
の制御部と、前記複数の装置と前記複数の制御部との間
の最初のデータ転送の際に設定された転送パラメータを
記憶する記憶手段と、前記インターフェース装置と前記
複数の装置の内の一つの装置との間のデータ転送のため
に使用される転送パラメータをパラメータ記憶部に設定
する設定手段と、前記データ転送を行う装置の識別デー
タを記憶する第1のレジスタと、前記データ転送を行う
装置に対応する制御部として、前記複数の制御部の中か
ら選択された制御部の識別データを記憶する第2のレジ
スタと、前記第1のレジスタと前記第2のレジスタとに
記憶された情報に基づいて、前記記憶手段の記憶領域を
選択する選択手段と、前記記憶領域から転送パラメータ
を読み出し、該転送パラメータを前記パラメータ記憶部
に書き込む書込手段とを有することを特徴とする。
【0023】
【0024】
【0025】
【作用】請求項1請求項5及び請求項6の発明では、
選択を行う装置から選択される制御部の識別データの指
示があったとき、選択を行う装置の識別データは第1の
レジスタに記憶され、選択された制御部の識別データは
第2のレジスタに記憶される。選択手段によって第1の
レジスタと第2のレジスタとに記憶された情報に基づい
て記憶手段の記憶領域が選択される。そして、書込手段
によって、その選択された記憶領域から、選択を行う装
置と選択された制御部とのデータ転送に使用される転送
パラメータが読み出され、その転送パラメータはパラメ
ータ記憶部に書き込まれる。従って、選択された制御部
とインターフェイス装置との間で転送パラメータの設定
のための処理動作は行わない。その結果、選択された装
置の負担が軽減され、転送効率が向上することになる。
【0026】
【0027】請求項の発明では、第1のレジスタと第
2のレジスタとに記憶された識別データが第1のデコー
ダによってデコードされ、そのデコード結果に基づいて
アドレスレジスタの所定の記憶領域が選択される。その
記憶領域のアドレスデータに基づいて記憶手段の記憶領
域が選択される。従って、選択を行う装置と選択された
制御部との複数の組み合わせに関して転送パラメータが
同一である時、アドレスレジスタの複数の記憶領域に同
一のアドレスデータを記憶しておくことにより、記憶手
段の記憶領域を少なくしてその大型化を抑制することが
できる。
【0028】請求項の発明では、選択を行う装置と選
択された制御部との間での最初のデータ転送に際して、
選択を行う装置の識別データと選択された制御部の識別
データとが第3のレジスタに記憶される。そして、第3
のレジスタに記憶された識別データは第2のデコーダに
よってデコードされ。第2のデコーダによるデコード
結果に基づいてアドレスレジスタの所定の記憶領域が選
択され、その記憶領域にアドレスデータが記憶され、そ
のアドレスデータによって選択された記憶手段の記憶領
域に転送パラメータが記憶される。記憶手段への転送パ
ラメータの設定中において第1のレジスタ及び第2のレ
ジスタの内容が変更されても、第3のレジスタの両識別
データは変更されない。そのため、記憶手段において選
択される記憶領域も変更されず、転送パラメータはその
選択された記憶領域に確実に記憶される。
【0029】請求項の発明では、データ転送システム
は請求項1〜3のいずれかのインターフェース装置を備
えているので、コストが低減される。
【0030】
【0031】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図2は本実施例における情報処
理を行うシステムでのデータ転送を示している。情報処
理システムは情報処理装置としてのパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンという)1,4、ハードディスク
装置7及びレーザプリンタ11等を備えている。パソコ
ン1,4及びレーザプリンタ11は、それぞれその装置
内に、情報処理を行う制御部としてのホストプロセッサ
2,5、レーザプリンタコントローラ12を備えてい
る。ハードディスク装置7はその装置内に情報処理を行
う制御部としての2つのハードディスクコントローラ
8,9を備えている。
【0032】各装置は識別データを付与され、各装置は
その識別データによって他の装置と区別される。本実施
例において、ホストプロセッサ2,5はそれぞれ識別デ
ータID3,ID4を付与されている。ハードディスク
コントローラ8,9は識別データID0,ID1を付与
され、レーザプリンタコントローラ12は識別データI
D2を付与されている。
【0033】パソコン1,4、ハードディスク装置7、
レーザプリンタ11は、データ転送を行うためのインタ
ーフェース装置としてのスモールコンピュータシステム
インターフェース(SCSI)装置3,6,10,13
をそれぞれ備えている。各SCSI装置3,6,10,
13はデータ転送用バスとしてのSCSIバス14によ
って互いに接続されている。各SCSI装置3,6,1
0,13は、パラメータ記憶部としての転送パラメータ
レジスタ3a,6a,10a,13aを備え、転送パラ
メータレジスタ3a,6a,10a,13aには同期し
たデータ転送を行う際に必要な転送パラメータが記憶さ
れる。転送パラメータは、転送幅、同期転送オフセット
及び同期転送ピリオド(周期)等よりなる。
【0034】これらのシステムにおける一対の装置間で
のデータ転送において、ホストプロセッサ2,5は相手
先装置(イニシエータ)となり、ハードディスクコント
ローラ8,9及びレーザプリンタコントローラ12はそ
れぞれ選択される装置(ターゲット)となる。一対の装
置間でデータ転送を行うには、1つの相手先装置(イニ
シエータ)がSCSIバス14の使用権を獲得する。使
用権を獲得した相手先装置は同装置に対応するSCSI
装置を介して、その装置の識別データと選択すべき装置
の識別データとをSCSIバス14に出力する。選択さ
れる装置がこれらの識別データを受信することにより、
データ転送を行う一対の装置が決定される。この後、接
続先に応じた転送パラメータが相手先装置及び選択され
た装置のSCSI装置の転送パラメータレジスタにそれ
ぞれ設定される。そして、両装置間でのデータ転送が、
転送パラメータに基づいて両装置のSCSI装置を介し
て行われる。
【0035】本実施例において、一対の装置間において
最初のデータ転送が行われる場合、SCSI装置3,
6,10,13の転送パラメータレジスタ3a,6a,
13aにはホストプロセッサ2,5及びレーザプリンタ
コントローラ12によって転送パラメータが設定され
る。既にデータ転送を行った一対の装置間における2回
目以降のデータ転送においては、SCSI装置3,6,
13自身によって転送パラメータレジスタ3a,6a,
13aに転送パラメータが設定される。そして、SCS
I装置3,6,13は転送パラメータレジスタ3a,6
a,13aの転送パラメータに基づいてデータ転送を行
う。
【0036】SCSI装置10は複数(本実施例では2
つ)のハードディスクコントローラ8,9に対して1つ
設けられ、マルチターゲット応答のデータ転送を行う。
相手先装置によってハードディスクコントローラ8,9
のいずれか1つが選択されて最初のデータ転送が行われ
る場合、SCSI装置10の転送パラメータレジスタ1
0aにはハードディスクコントローラ8又は9によって
転送パラメータが設定される。2回目以降のデータ転送
においては、SCSI装置10自身によって転送パラメ
ータレジスタ10aに転送パラメータが設定される。
【0037】次に、本実施例のSCSI装置10を図1
に従って説明する。SCSI装置10は、データFIF
O及びID検出/生成回路(以下、単にデータFIFO
という)20、設定手段としての設定回路35、第3の
レジスタとしての第3のIDレジスタ24、第2のデコ
ーダとしてのアドレスデコーダ25、記憶手段としての
転送パラメータ保持レジスタ30、及び転送制御回路2
8を備えている。転送制御回路28は転送パラメータレ
ジスタ10aを備えている。
【0038】データFIFO20及び転送制御回路28
はSCSIバス14に接続されている。データFIFO
20、設定回路35、第3のIDレジスタ24、転送パ
ラメータ保持レジスタ30及び前記ハードディスクコン
トローラ8,9はMPUバス29によって互いに接続さ
れている。
【0039】転送制御回路28はデータ転送時におい
て、転送パラメータレジスタ10aの転送パラメータ及
び相手先装置のSCSI装置との間でのリクエスト信号
REQ及びアクノリッジ信号ACKに基づいてデータF
IFO20を制御してデータの送信又は受信を行わせ
る。
【0040】データFIFO20はデータ転送に際し
て、SCSIバス14を介して送られてくる相手先装置
の識別データ及び選択される装置の識別データを受信
し、その受信データをMPUバス29を介して出力す
る。データFIFO20はデータの送信時においてMP
Uバス29を介してハードディスクコントローラ8又は
9からの送信データを入力する。データFIFO20は
転送制御回路28から出力される制御信号に基づいて、
送信データを入力した順序で前記SCSIバス14に出
力する。また、データFIFO20はデータの受信時に
おいて転送制御回路28から出力される制御信号に基づ
いて、前記SCSIバス14を介して送られてきたデー
タを受信する。データFIFO20は受信データを入力
した順序でMPUバス29を介して前記ハードディスク
コントローラ8又は9に出力する。
【0041】転送パラメータ保持レジスタ30には、相
手先装置によって選択される装置の1つの識別データに
関して相手先装置に応じた転送パラメータがそれぞれ予
め記憶されている。このレジスタ30の転送パラメータ
は、例えば、ハードディスクコントローラ8,9の起動
時や、ハードディスクコントローラ8,9と任意の相手
先装置との間での最初のデータ転送に際してコントロー
ラ8又は9によって記憶される。
【0042】転送パラメータ保持レジスタ30は転送幅
レジスタ群31、転送オフセットレジスタ群32及び転
送ピリオドレジスタ群33を備えている。図3に示すよ
うに、転送幅レジスタ群31は記憶領域としての複数個
(本実施例ではh個)のレジスタ31aを備えている。
各レジスタ31aはそれぞれ異なるアドレスを付与され
るとともに、各レジスタ31aには前記転送幅のパラメ
ータP1〜Phが記憶される。転送オフセットレジスタ
群32は記憶領域としての複数個(本実施例ではi個)
のレジスタ32aを備えている。各レジスタ32aはそ
れぞれ異なるアドレスを付与されるとともに、各レジス
タ32aには前記転送オフセットのパラメータQ1〜Q
iが記憶される。さらに、転送ピリオドレジスタ群33
は記憶領域としての複数個(本実施例ではj個)のレジ
スタ33aを備えている。各レジスタ33aはそれぞれ
異なるアドレスを付与されるとともに、各レジスタ33
aには前記転送ピリオドのパラメータR1〜Rjが記憶
される。
【0043】設定回路35は、第1及び第2のレジスタ
としての第1及び第2のIDレジスタ21,22、選択
手段としての選択回路36、書込手段としての内部プロ
セッサ及び転送ロジック(以下、単に内部プロセッサと
いう)27を備えている。選択回路36は第1のデコー
ダとしてのアドレスデコーダ23と、アドレスレジスタ
26とを備え、転送パラメータ保持レジスタ30の所定
の記憶領域を選択する回路である。設定回路35は、選
択される装置の指示が相手先装置によってなされたと
き、相手先装置の識別データと選択された装置の識別デ
ータとに基づいて、その選択された識別データに関して
相手先装置に応じた転送パラメータを前記転送パラメー
タ保持レジスタ30から選択する。設定回路35はその
選択した転送パラメータを前記転送パラメータレジスタ
10aに設定する。
【0044】すなわち、第1,第2のIDレジスタ2
1,22及びアドレスレジスタ26は前記MPUバス2
9に接続されている。第1のIDレジスタ21は、相手
先装置の識別データを前記データFIFO20の受信デ
ータから検出し、その相手先装置の識別データを記憶す
る。第2のIDレジスタ22は、選択された装置の識別
データを前記データFIFO20の受信データから検出
し、その識別データを記憶する。
【0045】図3に示すように、アドレスレジスタ26
は記憶領域としての複数個(本実施例ではl個)のレジ
スタ26aを備え、各レジスタ26aはそれぞれ異なる
アドレスを付与されている。各レジスタ26aには前記
転送幅レジスタ群31、転送オフセットレジスタ群32
及び転送ピリオドレジスタ群33の各1つのレジスタ3
1a,32a,33aを選択するためのアドレスデータ
が記憶されている。このレジスタ26のアドレスデータ
は、例えば、ハードディスクコントローラ8,9の起動
時や、ハードディスクコントローラ8,9と任意の相手
先装置との間での最初のデータ転送に際してコントロー
ラ8又は9によって記憶される。
【0046】アドレスデコーダ23は第1及び第2のI
Dレジスタ21,22の両識別データをデコードする。
アドレスデコーダ23はそのデコード結果に対応するア
ドレスレジスタ26のレジスタ26aを選択する。相手
先装置と選択される装置との組合せが異なる場合、各組
合せのデコード結果はすべて異なる値となり、各デコー
ド結果はアドレスレジスタ26の各レジスタ26aと1
対1に対応するように設定されている。
【0047】例えば、パソコン1(相手先装置)によっ
てハードディスクコントローラ8が選択されてデータ転
送が行われる場合、図3に示すように、IDレジスタ2
1には識別データID3が記憶され、IDレジスタ22
には識別データID0が記憶される。レジスタ21,2
2の両識別データID3,ID0がアドレスデコーダ2
3によってデコードされると、アドレスレジスタ26の
3番目のレジスタ26aが選択され、そのレジスタ26
aに記憶されているアドレスデータ「アドレス2」が出
力される。アドレスデータ「アドレス2」に基づいて転
送幅レジスタ群31では転送幅のパラメータP1を記憶
した1番目のレジスタ31aが選択される。同じく転送
オフセットレジスタ群32では転送オフセットのパラメ
ータQ2を記憶した2番目のレジスタ32aが選択され
る。さらに、転送ピリオドレジスタ群33では転送ピリ
オドのパラメータR3を記憶した3番目のレジスタ33
aが選択される。
【0048】内部プロセッサ27は前記アドレスレジス
タ26から出力されたアドレスデータによって選択され
たレジスタ31a,32a,33aの転送幅、転送オフ
セット及び転送ピリオドのパラメータを読み出す。内部
プロセッサ27はそれらの読み出した転送パラメータ
を、前記転送パラメータレジスタ10aに書き込む。
【0049】第3のIDレジスタ24及びアドレスデコ
ーダ25は、相手先装置と選択された装置との間での最
初のデータ転送に際して、前記転送パラメータ保持レジ
スタ30に予め転送パラメータを記憶させるとともに、
アドレスレジスタ26に対して予めアドレスデータを記
憶させる。
【0050】IDレジスタ24は第1のIDレジスタ2
1に記憶された相手先装置の識別データと、第2のID
レジスタ22に記憶された選択された装置の識別データ
とを記憶する。
【0051】アドレスデコーダ25はIDレジスタ24
に記憶された両識別データをデコードし、そのデコード
結果に基づいてアドレスレジスタ26の所定の記憶領域
を選択する。このとき、ハードディスクコントローラ
8,9のうち選択されたコントローラは、アドレスレジ
スタの選択された記憶領域に転送パラメータ保持レジス
タ30を選択するためのアドレスデータを記憶させる。
また、選択されたコントローラは、そのアドレスデータ
に対応するレジスタ群31,32,33の所定のレジス
タ31a,32a,33aに、転送パラメータ保持レジ
スタ30のレジスタに転送幅、転送オフセット及び転送
ピリオドのパラメータを記憶させる。
【0052】例えば、パソコン1(相手先装置)によっ
てハードディスクコントローラ8が選択されてデータ転
送が行われる場合、IDレジスタ24には識別データI
D3,ID0が記憶される。IDレジスタ24の両識別
データID3,ID0がアドレスデコーダ23によって
デコードされると、アドレスレジスタ26の3番目のレ
ジスタ26aが選択され、そのレジスタ26aにアドレ
スデータ「アドレス2」が記憶される。また、アドレス
データ「アドレス2」に対応する転送幅レジスタ群31
の1番目のレジスタ31aに転送幅のパラメータP1が
記憶され、転送オフセットレジスタ群32の2番目のレ
ジスタ32aに転送オフセットのパラメータQ2が記憶
され、さらに、転送ピリオドレジスタ群33の3番目の
レジスタ33aにパラメータR3が記憶される。
【0053】ハードディスクコントローラ8,9の起動
時や、コントローラ8,9と任意の相手先装置との間で
の最初のデータ転送に際して、コントローラ8,9に接
続されるすべての相手先装置について、上記の操作を行
うことにより、転送パラメータ保持レジスタ30にすべ
ての転送パラメータを記憶させることができる。
【0054】従って、本実施例のSCSI装置10で
は、ハードディスクコントローラ8,9のうち選択され
るコントローラの指示が相手先装置からなされたとき、
相手先装置の識別データと選択されるコントローラの識
別データとがIDレジスタ21,22に記憶される。I
Dレジスタ21,22の両識別データがアドレスデコー
ダ23によってデコードされ、そのデコード結果に基づ
いてアドレスレジスタ26の所定のレジスタ26aが選
択される。選択されたレジスタ26aのアドレスデータ
に基づいて転送幅レジスタ群31、転送オフセットレジ
スタ群32及び転送ピリオドレジスタ群33の所定のレ
ジスタ31a,32a,33aが選択される。その選択
されたレジスタ31a,32a,33aに記憶されてい
るパラメータが内部プロセッサ27によって読み出さ
れ、転送パラメータレジスタ10aに書き込まれる。
【0055】そして、転送制御回路28によって、転送
パラメータレジスタ10aの転送パラメータ及び相手先
装置のSCSI装置との間でのリクエスト信号REQ及
びアクノリッジ信号ACKに基づいてデータFIFO2
0が制御され、データの送信又は受信が行われる。
【0056】このように、本実施例のSCSI装置10
では、ハードディスクコントローラ8,9に関して相手
先装置に応じた転送パラメータが転送パラメータ保持レ
ジスタ30に記憶される。この後、相手先装置によって
ハードディスクコントローラ8,9のいずれか1つが選
択されたとき、内部プロセッサ27がアドレスレジスタ
26のアドレスデータに基づいてレジスタ30から選択
されたコントローラの転送パラメータを読み出し、それ
を転送パラメータレジスタ10aに設定することができ
る。そのため、データ転送毎にハードディスクコントロ
ーラ8,9が転送パラメータを設定する処理を省くこと
ができ、ハードディスクコントローラ8,9の負担を軽
減できる。また、ハードディスクコントローラ8,9の
負担軽減によって、転送効率を向上することができる。
【0057】また、本実施例では、転送パラメータ保持
レジスタ30の所定のレジスタを選択するためのアドレ
スデータを記憶するアドレスレジスタ26を設けてい
る。相手先装置と選択された装置との複数の組み合わせ
に関して転送パラメータが同一である時、アドレスレジ
スタ26の複数のレジスタに同一のアドレスデータを記
憶しておく。このようにすれば、転送パラメータ保持レ
ジスタ30における各レジスタ群31,32,33のレ
ジスタ数を少なくして保持レジスタ30の大型化を抑制
することができる。特に、SCSIバス14に接続され
る装置の数が増加すればするほど転送パラメータ保持レ
ジスタ30のレジスタ数は多くなるため、この構成は有
効となる。
【0058】また、本実施例では、相手先装置と選択さ
れた装置との間での最初のデータ転送に際して、第1の
IDレジスタ21に記憶された相手先装置の識別データ
及び第2のIDレジスタ22に記憶された選択された装
置の識別データは第3のIDレジスタ24に記憶され
る。そのため、転送パラメータ保持レジスタ30への転
送パラメータの設定中においてIDレジスタ21,22
の内容が変更されても、IDレジスタ24の両識別デー
タは変更されない。そのため、転送パラメータ保持レジ
スタ30において選択されるレジスタも変更されず、転
送パラメータをその選択されたレジスタに確実に記憶さ
せることができる。
【0059】本実施例においては、ハードディスク装置
7は複数(本実施例では2つ)のハードディスクコント
ローラ8,9と、1つのSCSI装置10とを備えてい
る。そのため、ハードディスク装置7のコストを低減で
きるとともに、1つのコントローラと1つのSCSI装
置とを備えた従来の2つのハードディスク装置と比較し
て、ハードディスク装置7を小型化することができる。
また、マルチターゲット応答を行うハードディスク装置
7を含んで情報処理システムを構築しているので、シス
テム全体の規模を小さくすることができる。
【0060】なお、本発明は次のように任意に変更して
具体化することも可能である。 (1)前記アドレスレジスタ26を省略し、アドレスデ
コーダ23,25のデコード信号に基づいて転送パラメ
ータ保持レジスタ30における転送幅レジスタ群31、
転送オフセットレジスタ群32及び転送ピリオドレジス
タ群33の所定の記憶領域を選択するようにしてもよ
い。この例においては、選択される装置に関して相手先
装置に応じた転送パラメータを記憶するための3つのレ
ジスタが必要となるため、SCSIバス14に接続され
る装置の数が多くなると、転送パラメータ保持レジスタ
30の規模が大きくなるが、それ以外は、前記実施例と
同様の作用及び効果がある。
【0061】(2)3つ以上の異なる識別データIDを
有する装置に関してマルチターゲット応答を行うSCS
I装置に実施すること。 転送パラメータ保持レジスタ・・・この明細書において
転送パラメータ保持レジスタとは転送パラメータを予め
記憶する記憶手段を意味し、フリップフロップで構成さ
れたレジスタのみならず、ランダムアクセスメモリ(R
AM)等の半導体メモリを含むものとする。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1請求項
及び請求項6の発明によれば、選択された制御部に関
して選択を行う装置に応じた転送パラメータを効率よく
設定でき、選択された制御部の転送パラメータの設定と
いう負担を軽減できるとともに、データ転送の高速化を
図ることができるマルチターゲット応答を行うことがで
きる。
【0063】請求項の発明によれば、記憶手段の記憶
領域を少なくして記憶手段の大型化を抑制することがで
きる。請求項の発明によれば、選択を行う装置と選択
された制御部との間での最初のデータ転送に際して、転
送パラメータを記憶手段の所定の記憶領域に確実に記憶
させることができる。
【0064】請求項の発明によれば、データ転送シス
テムはインターフェース装置を備えているので、コスト
を低減できるとともに、データ転送システムを小型化で
きる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例のSCSI装置を
示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるSCSI装置によるデータ転
送を示す説明図である。
【図3】図1におけるアドレスレジスタ及び転送パラメ
ータ保持レジスタの関係を示す説明図である。
【図4】従来のSCSI装置によるデータ転送を示す説
明図である。
【図5】従来の別のSCSI装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
7 装置としてのハードディスク装置 10 インターフェース装置としてのスモールコンピュ
ータシステムインターフェース(SCSI)装置 10a パラメータ記憶部としての転送パラメータレジ
スタ 21 第1のレジスタとしての第1のIDレジスタ 22 第2のレジスタとしての第2のIDレジスタ 23 設定回路及び選択回路を構成する第1のアドレス
デコーダ 24 第3のレジスタとしての第3のIDレジスタ 25 第2のアドレスデコーダ 26 設定回路及び選択回路を構成するアドレスレジス
タ 27 設定回路及び書込手段としての内部プロセッサ及
び転送ロジック 30 記憶手段としての転送パラメータ保持レジスタ 35 設定手段としての設定回路 36 選択手段としての選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−265964(JP,A) 特開 平2−22754(JP,A) 特開 平4−257050(JP,A) 特開 平5−257854(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/38 340 G06F 3/00 WPI(DIALOG)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別データを有する複数の装置間でデー
    タ転送を行うシステムに対して少なくとも一つ設けられ
    たインターフェース装置において、前記複数の装置のそれぞれに対し、データ転送のための
    情報処理を行う 複数の制御部と、 前記複数の装置と前記複数の制御部との間のデータ転送
    のための転送パラメータを記憶する記憶手段と、 前記インターフェース装置と前記複数の装置の内の一つ
    の装置との間のデータ転送のために使用される転送パラ
    メータをパラメータ記憶部に設定する設定手段と、前記データ転送 を行う装置の識別データを記憶する第1
    のレジスタと、前記データ転送を行う装置に対応する制御部として、前
    記複数の制御部の中から 選択された制御部の識別データ
    を記憶する第2のレジスタと、 前記第1のレジスタと前記第2のレジスタとに記憶され
    た情報に基づいて、前記記憶手段の記憶領域を選択する
    選択手段と、 前記記憶領域から転送パラメータを読み出し、該転送パ
    ラメータを前記パラメータ記憶部に書き込む書込手段
    を有することを特徴とするインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、 前記記憶手段の記憶領域を選択するためのアドレスデー
    タを記憶するアドレスレジスタと、 前記記憶領域を選択するために、前記第1のレジスタと
    第2のレジスタとに記憶された識別データをデコードす
    る第1のデコーダと、 を有することを特徴とする請求項1に記載のインターフ
    ェース装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のレジスタと前記第2のレジス
    タとに記憶された識別データを記憶する第3のレジスタ
    と、 前記第3のレジスタに記憶された識別データをデコード
    し、前記アドレスレジスタの記憶領域を選択する第2の
    デコーダと、 を備え、 選択を行う装置と選択された制御部との間の最初のデー
    タ転送において、 アドレスデータは、前記第2のデコーダによって選択さ
    れる前記アドレスレジスタの記憶領域によって記憶さ
    れ、転送パラメータは該アドレスデータに基づいて選択
    される前記記憶手段の記憶領域に記憶されることを特徴
    とする請求項2に記載のインターフェース装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3のいず
    れかに記載されたインターフェース装置を備えたデータ
    転送システム。
  5. 【請求項5】 複数の装置のそれぞれに対し、データ転
    送のための情報処理を行う複数の制御部と記憶手段とを
    有するインターフェース装置を使用して、識別データを
    有する複数の装置間でデータ転送を行うデータ転送方法
    において、 記複数の制御部と前記複数の装置との間のデータ転送
    のために使用される転送パラメータを前記記憶手段に記
    憶し、 前記複数の装置の内の一つの装置が前記複数の制御部の
    内の一つの制御部を選択したときに、該一つの装置の識
    別データと該一つの制御部の識別データとに基づいて前
    記記憶手段から転送パラメータを選択し、 前記一つの装置と前記一つの制御部との間でデータ転送
    を行うことを特徴とするデータ転送方法。
  6. 【請求項6】 識別データを有する複数の装置間でデー
    タ転送を行うシステムに対して少なくとも一つ設けられ
    たインターフェース装置において、 前記複数の装置のそれぞれに対し、データ転送のための
    情報処理を行う複数の制御部と、 前記複数の装置と前記複数の制御部との間の最初のデー
    タ転送の際に設定された転送パ ラメータを記憶する記憶
    手段と、 前記インターフェース装置と前記複数の装置の内の一つ
    の装置との間のデータ転送のために使用される転送パラ
    メータをパラメータ記憶部に設定する設定手段と、 前記データ転送を行う装置の識別データを記憶する第1
    のレジスタと、 前記データ転送を行う装置に対応する制御部として、前
    記複数の制御部の中から選択された制御部の識別データ
    を記憶する第2のレジスタと、 前記第1のレジスタと前記第2のレジスタとに記憶され
    た情報に基づいて、前記記憶手段の記憶領域を選択する
    選択手段と、 前記記憶領域から転送パラメータを読み出し、該転送パ
    ラメータを前記パラメータ記憶部に書き込む書込手段と
    を有することを特徴とするインターフェース装置。
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