JP3480192B2 - Xyステージの位置決め装置 - Google Patents

Xyステージの位置決め装置

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JP3480192B2 JP26041196A JP26041196A JP3480192B2 JP 3480192 B2 JP3480192 B2 JP 3480192B2 JP 26041196 A JP26041196 A JP 26041196A JP 26041196 A JP26041196 A JP 26041196A JP 3480192 B2 JP3480192 B2 JP 3480192B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、逐次露光方式の露
光機等に使用されるXYステージの位置決め装置に関
し、特に本発明は、長ストロークを高精度に位置決めす
ることができるXYステージの位置決め装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】レジストを塗布したワーク上の複数の露
光区域にマスクパターンを投影して各露光区域を露光す
るため、ワークステージを移動させながら、ワークステ
ージ上に載置されたワークの各露光区域を逐次露光して
いく逐次露光が行われる。上記逐次露光において、ワー
クを第1回目に露光する際、すなわち、アライメント・
マークもマスクパターンも露光されていないワークを露
光するとき、図8に示すように、ワークW上の各露光区
域R1,R2,…のピッチが所定の精度内に入っている
ことが要求される。一回目の露光における上記ピッチの
精度は、第2回目以降の露光の精度に影響するので、上
記ピッチ精度も第2回目以降の露光の精度と同程度にす
る必要があり、上記ピッチ精度としては±1μm程度の
精度が要求される。このため、ワークを載置するワーク
ステージも上記精度内で位置決めすることが必要とな
る。 【0003】図8は上記逐次露光方式の露光機等に使用
されるワークステージの概略構成を示す図である。同図
において、1は基台であり、基台1の上にガイド2を介
してYステージ12が移動可能に取り付けられており、
Yステージ12の上にガイド3を介してXステージ11
が移動可能に取り付けられている。さらに、Xステージ
11の上にθステージ13が回転可能に取り付けられて
いる。 【0004】4はボールネジ、5,6は駆動モータ、
7,8は駆動モータ5,6の回転量を検出するエンコー
ダであり、ボールネジ4はX,Yステージ11,12に
取り付けられたハウジング部材9と係合している。駆動
モータ6が回転すると、Yステージ12がY方向に移動
し、また、駆動モータ5が回転するとXステージ11が
X方向に移動する。また、θステージ13は図示しない
駆動手段によりXステージ11上で回転する。また、駆
動モータ5,6の回転量はエンコーダ7,8により検出
され、図示しない制御部にフィードバックされ、制御部
は上記エンコーダ7,8により検出された駆動モータ
5,6の回転量により、上記X,Yステージ11,12
の位置を制御する。 【0005】上記したワークステージにおいて、必要な
ピッチ精度を確保するには、X,Yステージ11,12
の位置決め精度を向上させる必要がある。このため、従
来においては、次のような方法が採られていた。 (1)X,Yステージ11,12を移動させるボールネ
ジ4やガイド2,3等の送り機構の加工精度を上げて、
X,Yステージ11,12の移動精度を機械的に向上さ
せる。これにより、駆動モータ5,6の回転量に対応し
た量だけX,Yステージ11,12を精度よく移動させ
ることができ、駆動モータ5,6の回転量をエンコーダ
7,8により検出してフィードバック制御すれば、ワー
クステージの高精度な位置決めを実現することができ
る。 【0006】(2)レーザ干渉計や測長ユニットを取り
付けるなどしてワークステージの高精度な位置測定を行
い、必要な精度を確保する。図9は上記レーザ干渉測長
計を用いたワークステージの位置測定方法を示す図であ
り、同図において、10はワークステージ(同図では、
図8示したX,Y,θステージ11,12,13をまと
めてワークステージ10として示している)であり、ワ
ークステージ10にはミラー51が取り付けられ、ミラ
ー51はワークステージ10とともに移動する。 【0007】1は基台、52はレーザ干渉測長器であ
り、レーザ干渉測長器から照射されるレーザビームは、
ビームスプリッタ54、ミラー53を介してミラー51
で反射し、レーザ干渉測長器52に戻り、レーザ干渉測
長器52は照射光と反射光との関係からミラー53とミ
ラー51間の距離x、即ちワークステージ10のX軸方
向の距離を得る。また、レーザ干渉測長器52から照射
されるレーザ光は、ビームスプリッタ54→ビームスプ
リッタ55を介してミラー51で反射し、レーザ干渉測
長器52に戻るとともに、ミラー56を介してミラー5
1で反射し、レーザ干渉測長器52に戻る。そして、レ
ーザ干渉測長器52はビームスプリッタ55とミラー5
1間の距離y1、および、ミラー56とミラー51間の
距離y2を検出し、ワークステージのY方向の距離を得
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した
(1)の方法で位置決め精度に上げるには次のような問
題がある。 高精度な部品を使用する必要があり、また組み立て
に精度が要求され、価格が高価になるとともに、組み立
て工数が増える。 温度変化等の影響により精度の保証が難しい。 エンコーダを設けて駆動モータの回転量を検出して
フィードバック制御をしているが、直接X,Yステージ
の位置を検出していないので、X,Yステージ位置を確
認することができない。 【0009】また、上記(2)の方法を用いれば、0.
1μm程度の高精度でワークステージを位置決めするこ
とができるが、次のような問題点がある。 レーザ干渉測長器は高価なので装置が高価格とな
る。 装置の構成が複雑化する。また、光軸の調整が必要
など、メインテナンス作業が難しくなる。 本発明は上記した従来技術の問題点を考慮してなされた
ものであって、高価な測長手段を使用したり、機械的な
加工精度を上げることなく高精度な位置決めを行うこと
ができるXYステージの位置決め装置を提供することで
ある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、1方向にみに移動可能な第1の
ステージと、上記第1のステージを駆動する第1のステ
ージ駆動手段と、上記第1のステージ上に載置され、第
1のステージの移動方向と直交する方向に移動する第2
のステージと、上記第2のステージを駆動する第2のス
テージ駆動手段と、上記第2のステージの裏面に設けら
れ、その表面に碁盤状に設けられた複数の位置決め用マ
ークを有する板状部材と、上記位置決め用マークを検出
する検出手段と、上記第1,2のステージ駆動手段によ
り上記第1,2のステージを移動させ、第1,2のステ
ージを位置決めする制御部とからXYステージの位置決
め装置を構成する。そして、上記制御部が、上記第1,
第2のステージが初期位置にあるとき、上記検出手段に
より検出された位置決め用マークの位置を記憶し、上記
第1,2のステージ駆動手段により上記第1,第2のス
テージを所定量移動させたのち、上記検出手段により検
出された位置決め用マークの位置を記憶し、上記碁盤目
状に設けられた複数の位置決め用マーク間の距離と、上
記所定の移動量から移動後に位置決め用マークが位置す
べき位置を演算し、該演算により求めた位置決め用マー
クが位置すべき位置に、移動後に検出された位置決め用
マークが位置するように、上記第1,2のステージ駆動
手段により上記第1,2のステージを移動させる。 【0011】本発明においては、上記のように、第1の
ステージの裏面に位置決め用マークを全面に設けた板状
部材を取り付けるとともに、上記位置決め用マークの位
置を検出する検出手段を設け、第1、第2のステージを
所定量移動させたのち、上記位置決め用スケール板に設
けられた位置決め用マークの位置を上記検出手段で検出
し、検出結果に基づき位置ずれを補正するように構成し
たので、前記した高価なレーザ干渉測長器を使用するこ
となく、第1、第2のステージを高精度に位置決めする
ことができる。また、第1、第2のステージの粗移動精
度としては、目的とする位置決め用マークが検出手段の
視野からはずれない程度の精度であればよいので、第
1,第2のステージを移動させるボールネジやガイド等
の送り機構に高精度な部品を使用する必要がなく、価格
を低減化することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例のワークス
テージの全体構成を示す図である。同図(a)は本実施
例のワークステージの斜視図、同図(b)は(a)のA
−A断面図を示しており、同図では、X,Yステージを
駆動する駆動モータ等の駆動機構は省略されているが、
前記図8と同様な駆動機構を備えている。 【0013】図1において、1は基台、11はXステー
ジ、12はYステージ、13はθステージであり、前記
したように、基台1上にYステージ12がガイド2を介
して移動可能に取り付けられており、Yステージ12の
上にガイド3を介してXステージ11が移動可能に取り
付けられている。さらに、Xステージ11の上にθステ
ージ13が回転可能に取り付けられている。そして、
X,Yステージ11,12は図示しない駆動モータによ
り駆動されて同図矢印のX,Y方向に移動し、θステー
ジ13は図示しない駆動モータにより駆動されて回転す
る。また、上記駆動モータの回転量は、各駆動モータに
取り付けられたエンコーダ(図示せず)により検出さ
れ、後述する制御部にフィードバックされる。 【0014】本実施例のX,Yステージ11,12はそ
の中央部に空間部が設けられており、θステージ13の
裏面には、位置決め用スケール板21が取り付けられて
いる。また、上記位置決め用スケール板21に対向し
て、X,Yステージ11,12の下側に、上記位置決め
用スケール板21上に印された位置決め用マークを検出
するための検出装置22が取り付けられている。検出装
置22は光源22aと、CCD等から構成される受像素
子22bと、ハーフミラー22dと、レンズ22cから
構成されており、光源22aから出た光はハーフミラー
22d、レンズ22cを介して位置決め用スケール板2
1に照射される。そして、その反射光がレンズ22c、
ハーフミラー22dを介して受像素子22bに入射す
る。 【0015】上記検出装置22の倍率は、要求される位
置決め精度により定まり、例えば、±1μm程度の位置
決め精度の場合には、10倍(受像素子22bにより受
像される画面が500μm角)程度とするのが望まし
い。なお、同図では検出装置22を1つ設ける場合を示
しているが、複数の検出装置を設けることができ、後述
するように検出装置に数に応じて位置決め用スケール板
21の大きさを小さくすることができる。 【0016】図2は本実施例のワークステージを制御す
る制御部の構成を示す図であり、同図において、22b
は上記した受像素子であり、受像素子22bにより受像
された画像は画像処理装置30で処理されモニタ31に
表示される。コントローラ32は上記受像素子22bに
より受像された位置決め用マーク像の位置に応じて、
X,Y,θステージ11,12,13を駆動するための
制御信号をXステージ駆動機構33a、Yステージ駆動
機構33b、θステージ駆動機構33cに与える。 【0017】Xステージ駆動機構33a、Yステージ駆
動機構33b、θステージ駆動機構33cは、前記した
Xステージ11、Yステージ12、θステージ13を駆
動する駆動モータを含み、コントローラ32から与えら
れる制御信号に応じて該駆動モータが駆動され、Xステ
ージ11、Yステージ12、θステージ13が所定の位
置、角度に位置決めされる。また、上記駆動モータの回
転量はエンコーダ34a,34b,34cにより検出さ
れコントローラ32にフィードバックされる。 【0018】図3は上記位置決め用スケール板21に印
された位置決め用マークの一例を示す図であり、位置決
め用スケール板21には同図に示すように、その全面に
所定のピッチXp ,Yp で位置決め用マークが印されて
いる。位置決め用スケール板21は温度変化の影響が小
さい石英マスクを用いるのが望ましく、上記位置決め用
マークは電子線描画装置等を用いて正確なピッチで描画
される。なお、位置決め用マークは、同図に示すように
同一のマークでよく、位置を特定できるものであればど
のような形状のマークを使用してもよい。 【0019】図4は検出装置22により検出されモニタ
31の画面上に表示された位置決め用マークを示す図で
ある。位置決め用マークのピッチXp ,Yp は、同図に
示すように、モニタ31の画角(縦横の長さ)に対して
3/4程度(例えば200μmのピッチ)に設定するの
が望ましく、また、位置決め用マークの大きさx,yは
上記画角の1/10〜1/20が望ましい。 【0020】本発明のXYステージ装置は、図4に示す
ようにモニタ31の画面上に表示される位置決め用マー
クの位置からXYステージの位置決めを行うので、上記
位置決め用マークをサーチする際、上記モニタ画面の中
に必要なマークが入ることが最低の必要条件となる。こ
のため、本実施例のXYステージの粗移動精度(直進
度、ヨーイング、ウェービング等の幾つかの要求精度を
全て含んだ位置決め精度)として、モニタ31の画角の
1/10程度が要求される。 【0021】次に、本実施例のXYステージによるX,
Y方向の位置決めの手順を、前記したワークの各露光区
域(以下、各露光区域をサイトという)を逐次露光して
いく逐次露光に適用した場合について説明する。なお、
以下の説明は、ワークに第1回目の露光をする場合(ワ
ーク上にアライメント・マークもマスクパターンも露光
されていないワークに露光する場合)の手順である。 【0022】(1)図2に示したXステージ駆動機構3
3a、Yステージ駆動機構33bによりX,Yステージ
を駆動し、図1に示したθステージ13をエンコーダ3
4a,34bにより定まる初期位置に移動させる。 (2)θステージ13上にワークを載置し、図示しない
露光光照射装置からマスクパターンが設けられたマスク
を介して露光光をワークに照射し、ワークの最初のサイ
トを露光する。このとき、検出装置22により位置決め
用スケール板21上の位置決め用マークを検出する。 【0023】(3)図1に示した検出装置22の受像素
子22bにより受像された画像を図2に示した画像処理
装置30に送って処理し、モニタ31に表示する。モニ
タ31には、例えば、図5(a)に示すように位置決め
用スケール板21上の位置決め用マークが表示される。
画像処理装置30は上記位置決め用マークのモニタ31
上の位置(X0 ,Y0 )を記憶する。 (4)ワークの次のサイトが露光位置にくるように、X
ステージ駆動機構33a、Yステージ駆動機構33bに
より所定移動距離(X,Y)だけX,Yステージ11,
12を移動させる。X,Yステージ11,12の駆動量
は前記したエンコーダ34a,34bにより検出され、
コントローラ32はエンコーダ34a,34bのカウン
ト値が上記所定移動距離(X,Y)に対応した値になる
ように、Xステージ駆動機構33a、Yステージ駆動機
構33bを駆動する。 【0024】(5)検出装置22により位置決め用スケ
ール板21上の位置決め用マークを検出し受像素子22
bにより受像された画像を画像処理装置30に送って処
理し、モニタ31に表示する。ここで、X,Yステージ
11,12の移動量は、X,Yステージ11,12を送
るボールネジ等による粗移動精度によるズレ(モニタ3
1の画角の1/10程度)を含むので、図5(b)に示
すように、モニタ31の画面上の位置決め用マークの位
置(Xreal,Yreal)は、本来あるべき位置(XCOM
COM )(同図の点線で示したマーク)に対してずれ
る。画像処理装置30は上記位置決め用マークのモニタ
31上の位置(Xreal,Y real)を記憶する。なお、位
置決め用マークが所定のピッチ(Xp ,Yp )で正確に
描かれているとすると、モニタ31に表示される位置決
め用マークの位置は、設計値±粗移動精度内の範囲に入
り、粗移動精度を前記したようにモニタ31の画角の1
/10程度にすれば、位置決め用マークがモニタ31の
画角から外れることはない。 【0025】(6)上記所定移動距離(X,Y)と、位
置決め用マークピッチ(Xp ,Yp )、上記初期位置
(X0 ,Y0 )とから、位置決め用マークが本来あるべ
き位置(XCOM ,YCOM )を画像処理装置30により算
出する。図6は、上記位置決め用マークが本来あるべき
位置(XCOM ,YCOM )を求める方法を説明する図であ
り、例えば、所定移動距離(X,Y)=700、位置決
め用マークピッチ(Xp ,Yp )=200のとき、初期
位置(X0 ,Y0 )と位置決め用マークが本来あるべき
位置(XCOM ,YCOM )のズレ量は100なので、該位
置(XCOM ,YCOM )は同図に示すようになる。 【0026】(7)モニタ31上の位置決め用マークが
上記本来あるべき位置(XCOM ,YCO M )に一致するよ
うに、Xステージ駆動機構33a、Yステージ駆動機構
33bによりX,Yステージ11,12を移動させる。 (8)図示しない露光光照射装置からマスクパターンが
設けられたマスクを介して露光光をワークに照射し、ワ
ークの次のサイトを露光する。 以下、上記(4)〜(7)の処理を繰り返し、ワークの
各サイトを逐次露光する。 【0027】なお、モニタ31に表示された位置決め用
マークの位置を、受像素子22bの画素で決まるピクセ
ル値で補正すれば、X,Yステージ11,12を上記位
置決め用マークのピッチ(Xp ,Yp )以下の精度で位
置決めすることができる。また、位置決め用スケール板
21上の位置決め用マークのピッチ精度が悪い場合に
は、上記位置決め用スケール板21に対して、本出願人
が先に提案した特願平6−117871号に示した方法
でマッピングキャリブレーションを行えばよい。 【0028】次に、上記検出装置22の数とスケール板
21の大きさの関係について説明する。図7は上記関係
を示す図であり、同図(a)は検出装置22を1個設け
た場合に必要とされる位置決め用スケール板21の大き
さ、同図(b)は検出装置22を2個設けた場合に必要
とされる位置決め用スケール板21の大きさを示してお
り、同図中のAはスケール板の有効移動範囲、また、位
置決め用スケール板21における斜線の部分は位置決め
用マークが印された範囲である。 【0029】検出装置22により位置決め用スケール板
21上の位置決め用マークを少なくとも1個検出する必
要があるので、検出装置22の数が1個で、検出装置2
2がスケール板の有効移動範囲Aの中心に配置されてい
る場合には、位置決め用スケール板21として、同図
(a)に示すように、少なくとも位置決め用スケール板
21の有効移動範囲の1/4の大きさが必要となる。ま
た、検出装置22の数が2個で、ぞれぞれの検出装置2
2が同図(b)に示すようにスケール板の有効移動範囲
Aを3分割した位置に配置されている場合には、位置決
め用スケール板21として、同図(b)に示すように、
少なくとも位置決め用スケール板21の有効移動範囲の
1/6の大きさが必要となる。以下同様に、検出装置2
2の個数を多くすることにより位置決め用スケール板2
1の大きさを小さくすることができる。 【0030】なお、上記実施例では、位置決め用スケー
ル板21をθステージ13の裏面に取り付ける場合につ
いて説明したが、本発明においては、θステージ13は
必ずしも必要でなく、θステージを設けない場合には、
上記位置決め用スケール板21をXステージ11の裏面
に取り付ければよい。また、上記実施例では逐次露光に
おけるX,Yステージの位置決めについて説明したが、
本発明の適用対象は上記実施例に限定されるものではな
く、比較的長ストロークで高精度にXYステージを位置
決めする必要のある各種の装置に適用することができ
る。 【0031】 【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
第1のステージの裏面に位置決め用マークを全面に設け
た板状部材を取り付けるとともに、上記位置決め用マー
クの位置を検出する検出手段を設け、第1、第2のステ
ージを所定量移動させたのち、上記位置決め用スケール
板に設けられた位置決め用マークの位置を上記検出手段
で検出し、検出結果に基づき位置ずれを補正するように
構成したので、高価なレーザ干渉測長器を使用すること
なく、第1、第2のステージを高精度に位置決めするこ
とができる。また、第1,第2のステージを移動させる
ボールネジやガイド等の送り機構に高精度な部品を使用
する必要がなく、装置の価格を低減化することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例のワークステージの全体構成を
示す図である。 【図2】本発明の実施例の制御部の構成を示す図であ
る。 【図3】位置決め用スケール板に印された位置決め用マ
ークの一例を示す図である。 【図4】モニタの画面上に表示された位置決め用マーク
を示す図である。 【図5】本発明の実施例の位置決め手順を説明する図で
ある。 【図6】位置決め用マークが本来あるべき位置を求める
方法を説明する図である。 【図7】検出装置数とスケール板の大きさの関係を説明
する図である。 【図8】従来のワークステージの概略構成を示す図であ
る。 【図9】レーザ干渉測長計を用いたワークステージの位
置測定方法を示す図である。 【符号の説明】 1 基台 2,3 ガイド 10 ワークステージ 11 Xステージ 12 Yステージ 13 θステージ 21 位置決め用スケール板 22 検出装置 22a 光源 22b 受像素子 22d ハーフミラー 22c レンズ 30 画像処理装置 31 モニタ表示 32 コントローラ 33a Xステージ駆動機構 33b Yステージ駆動機構 33c θステージ駆動機構 34a,34b,34c エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/00 - 3/20 B23Q 1/00 - 1/30 B23Q 5/00 - 5/58 B23Q 15/00 - 15/28 H01L 21/30 H01L 21/68

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 1方向にみに移動可能な第1のステージ
    と、 上記第1のステージを駆動する第1のステージ駆動手段
    と、 上記第1のステージ上に載置され、第1のステージの移
    動方向と直交する方向に移動する第2のステージと、 上記第2のステージを駆動する第2のステージ駆動手段
    と、 上記第2のステージの裏面に設けられ、その表面に碁盤
    状に設けられた複数の位置決め用マークを有する板状部
    材と、 上記位置決め用マークを検出する検出手段と、 上記第1,2のステージ駆動手段により上記第1,2の
    ステージを移動させ、第1,2のステージを位置決めす
    る制御部とを備え、 上記制御部は、上記第1,第2のステージが初期位置に
    あるとき、上記検出手段により検出された位置決め用マ
    ークの位置を記憶し、 上記第1,2のステージ駆動手段により上記第1,第2
    のステージを所定量移動させたのち、上記検出手段によ
    り検出された位置決め用マークの位置を記憶し、上記碁
    盤目状に設けられた複数の位置決め用マーク間の距離
    と、上記所定の移動量から移動後に位置決め用マークが
    位置すべき位置を演算し、 上記演算により求めた位置決め用マークが位置すべき位
    置に、移動後に検出された位置決め用マークが位置する
    ように、上記第1,2のステージ駆動手段により上記第
    1,2のステージを移動させることを特徴とするXYス
    テージの位置決め装置。
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