JP3480059B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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Description
る。
図面を参照しながら説明する。
すブッロク図である。図3において、ポスト17、18
によりドラム2に巻回された磁気テープ1は、供給リ−
ル4より送り出され、キャプスタンモータ5とピンチロ
ーラ27により移送され、卷取リール3に卷き取られ
る。キャプスタンモータ5と巻取リール3の間にはバネ
16に接続された可動ポスト15があり、モード移行時
のテープたるみを吸収している。供給リール4はリール
モータ7により、巻取リール3はリールモータ6により
それぞれ回転力が与えられている。
5の回転速度はそれぞれ周波数信号発生器(以下FGと
いう)8、9、10によって検出され、波形成形回路2
0、21、26で波形成形後、FG信号としてリール制
御回路24に加えられる。リール制御回路24では、こ
の3つのFG信号より巻取リール3、供給リール4に巻
かれているテープの巻径を計算し、それに応じたトルク
が発生するように駆動回路19、22を介してリールモ
ータ6、7を制御している。ルージング制御回路25に
は入力として磁気テ−プを緩める為のルージング指令信
号aが加えられ、ブレーキソレノイド制御指令信号f,
g,ピンチソレノイド制御指令信号hを出力している。
磁気テープ1のテンションが加わったまま長時間放置さ
れると、磁気テープに傷が入ったり、ドラム2に搭載さ
れている磁気ヘッドが目づまりする原因となるので、一
定時間経過したら磁気テープを緩めてテンションを0g
にするルージングモードに入れている。
グモードに移行するときの動作を示すタイミングチャー
トである。図4のa,e,d,f,g,hは、それぞれ
図3の同符号で示す信号の波形を示す。図4に示すよう
に、ルージング指令信号aはHIGHレベルでルージン
グモードに入り,LOWレベルでルージングモードが解
除となる。リールモータ7の制御信号e及びリールモー
タ6の制御信号dはリールモータで発生するトルクに比
例するようなアナログ信号であり、ルージングモードに
入ると0Vになり、モータのトルクは0になる。ブレー
キソレノイド制御指令fはリールモータ6、7のトルク
が0になった後、一定時間をおいてHIGHレベルにな
る。このHIGHレベルになるタイミングで駆動回路2
9を介してブレーキソレノイド12を動作させ、リ−ル
ブレ−キのブレーキパッド11をリールモータ6に接触
させて制動をかけている。ブレーキソレノイド制御指令
gは、ブレーキソレノイド制御指令fと同じタイミング
でHIGHレベルとなり、駆動回路23を介してブレー
キソレノイド14を動作させ、リ−ルブレ−キのブレー
キパッド13によりリールモータ7に制動をかけてい
る。ピンチソレノイド制御信号hは、LOWレベルにな
るタイミングで駆動回路30を介してピンチソレノイド
28を動作させ、ピンチローラ27をキャプスタンモー
タ5からはずす。以上のようにリールモータ6、7のト
ルクを0にしてから、ブレーキパッド11、13により
リールモータ6、7に制動をかけるまで一定時間おくこ
とにより、可動ポスト15に接続されたバネ16を伸ば
しきって、テープテンションを0gにしてルージングに
入れている。
記録再生装置では、巻き取りリールや供給リールに巻か
れている磁気テープの巻径により、バネ16の力による
リ−ルからの磁気テ−プ引出し力が異なるためルージン
グモードに移行するときのテープ緩み量にバラツキが生
じ、テンションが完全に0gにならなかったり、逆に緩
みすぎてテープがたるむという問題点があった。特にテ
ープ走行系にバネ付きの可動ポストがある場合はこの傾
向が顕著になる。
るテ−プ緩み量のバラツキを抑えた磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。
に本発明では、第1及び第2のリールモータと、第1及
び第2のリールモータを制動する第1及び第2のリ−ル
ブレーキと、磁気テープを移送するキャプスタンと、キ
ャプスタンにテープを圧接するピンチローラと、第1の
リールモータの回転速度に比例した周波数の信号を発生
する周波数信号発生器と、第1のリールに巻かれた磁気
テープの巻径を検出する巻径検出手段と、ルージング指
令信号を入力し第1のリールモータのトルク及び第1の
リールブレーキの動作を制御する制御手段とを備えてい
る。
く可動ポストを備えている。
令信号が入力されたとき、ピンチローラによる磁気テー
プの圧接を解除するとともに第2のリールモータを制動
した後、第1のリールモータのトルクを減少させるとと
もに、周波数信号発生器の出力信号をカウントし、この
カウント値が巻径により設定される値に達した時、第1
のリールモータを制動してルージングを行うよう制御す
ることにより、磁気テープの巻径が異なってもルージン
グ時の磁気テープの緩み量にバラツキがなく、安定した
ルージングを行うことができる。
トルクを徐々に減少させることにより、磁気テープの緩
み過ぎを防止することが出来る。
向のトルクを徐々に増加させて磁気テープを送り出すこ
とにより十分なルージングを行うことができる。
について図面を参照しながら説明する。
生装置のブッロク図を示す。図1において、図3と同一
構成要素には同じ符号を付している。図1に示すよう
に、ポスト17、18によりドラム2に巻回された磁気
テープ1は、供給リ−ル4より送り出され、キャプスタ
ンモータ5とピンチローラ27により移送され、卷取リ
ール3に卷き取られる。キャプスタンモータ5と巻取リ
ール3の間にはバネ16に接続された可動ポスト15が
あり、モード移行時のテープたるみを吸収している。供
給リール4はリールモータ7により、巻取リール3はリ
ールモータ6によりそれぞれ回転力が与えられている。
5の回転速度はそれぞれFG8、9、10によって検出
され、波形成形回路20、21、26で波形成形後、F
G信号としてリール制御回路24に加えられる。リール
制御回路24では、この3つのFG信号より計算して巻
取リール3、供給リール4に巻かれているテープの巻径
を検出し、それに応じたトルクが発生するように駆動回
路19、22を介してリールモータ6、7を制御してい
る。ルージング制御回路25には磁気テ−プを緩めるた
めのルージング指令信号a、FG8からのFG信号c、
巻取リール3に巻かれているテープの巻径情報bが入力
として加えられ、ブレーキソレノイド制御指令信号f,
g,ピンチソレノイド制御指令信号hを出力している。
磁気テープ1のテンションが加わったまま長時間放置さ
れると、磁気テープに傷が入ったり、ドラム2に搭載さ
れている磁気ヘッドが目づまりする原因となるので、一
定時間経過したら磁気テープを緩めてテンションを0g
にするルージングモードに入れている。
ングモードに移行するときの動作を示すタイミングチャ
ートである。図2のa,e,d,f,g,hは、それぞ
れ図1の同符号で示す信号の波形を示す。図2に示すよ
うに、ルージング指令信号aはHIGHレベルでルージ
ングモードに入り,LOWレベルでルージングモードが
解除となる。リールモータ7の制御信号eは発生するト
ルクに比例するようなアナログ信号であり、ルージング
モードに入ると0Vになり、リールモータ7のトルクは
0になる。リールモータ7のトルクを0にするのと同時
に、ブレーキソレノイド制御指令gはHIGHレベルに
なり駆動回路23を介してブレ−キソレノイド14を動
作させ、リ−ルブレ−キのブレーキパッド13によりリ
ールモータ7に制動をかける。また、ピンチソレノイド
制御指令hも同じタイミングでLOWレベルになり、駆
動回路30を介してピンチソレノイド28を動作させピ
ンチローラ27をキャプスタンモータ5からはずす。リ
ールモータ6の制御信号dも発生するトルクに比例する
ようなアナログ信号であり、ルージングモードに入る
と、徐々に電圧が下がりトルクも低下していく。これに
伴いテープテンションも徐々に下がり可動ポスト15に
接続されたバネ16がしだいに伸びていき、それにより
テープがひっぱられる分だけ巻き取りリール3は送り出
し方向に回転していく。このように、リ−ルモ−タ6の
トルクを徐々に低下させることにより、緩みすぎによる
テ−プたるみが生じにくくなっている。
図2に示すようにパルス列となり、ルージング制御回路
25に加えられる。また、ルージング制御回路25には
巻き取りリール3の巻径情報bも加えられ、FG信号c
のパルス数をカウントして、その値が巻径情報bに応じ
て予め設定された値になるまで制御信号dの電圧は下が
り続け、時刻Tで0Vとなるとその後はマイナスの電圧
になり、リールモータ6には送り出し方向のトルクが発
生するようになる。FG信号cのパルスをカウントした
値が予め設定された値になると、ブレーキソレノイド制
御指令fはHIGHレベルとなり駆動回路29を介して
ブレ−キソレノイド12を動作させ、リ−ルブレ−キの
ブレーキパッド11によりリールモータ6に制動をかけ
ている。同時に制御信号dは0Vに固定する。リールモ
ータ6の送り出し方向のトルクまで必要になるのはテン
ションが0gになってもテープとヘッドはまだ接触して
おり、ヘッド目づまりの原因になるためであり、テープ
とヘッドがほとんど接触しなくなるまでテープを緩めて
いる。
5およびリ−ル制御回路24は、ル−ジング指令信号a
により、リ−ルブレ−キの動作およびリ−ルモ−タのト
ルクを制御する制御手段を構成している。
時、供給リ−ルを固定し、巻取リ−ルから磁気テ−プを
引出しているが、逆に、巻取リ−ルを固定し、供給リ−
ルから磁気テ−プを引出すようにしてもよい。
動ポスト15がある場合には、ル−ジングモ−ド時の磁
気テ−プ引出し量が多くなるため特に効果は大きいが、
可動ポスト15がない場合についても有効である。
グ指令信号が入力されたとき、ピンチローラによる磁気
テープの圧接を解除するとともに第2のリールモータを
制動した後、第1のリールモータのトルクを減少させる
とともに、周波数信号発生器の出力信号をカウントし、
このカウント値が巻径により設定される値に達した時、
第1のリールモータを制動してルージングを行うよう制
御することにより、磁気テープの巻径が異なってもルー
ジング時の磁気テープの緩み量にバラツキがなく、安定
したルージングを行うことができるという効果がある。
に減少させることにより、磁気テープの緩み過ぎを防止
することが出来るという効果がある。
向のトルクを徐々に増加させて磁気テープを送り出すこ
とにより十分なルージングを行うことができるという効
果がある。
示すブッロク図
示すタイミングチャート
図
グチャート
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気テープの巻き取りもしくは供給を行
う第1のリール及び第2のリールにそれぞれ回転力を与
える第1のリールモータ及び第2のリールモータと、 前記第1のリール及び前記第2のリールの間で前記磁気
テープが巻回されるドラムと、 前記第1のリールモータを制動する第1のリ−ルブレー
キと、 前記第2のリールモータを制動する第2のリ−ルブレー
キと、前記磁気テープを移送するキャプスタンと、 前記キャプスタンにテープを圧接するピンチローラと、 前記第1のリールモータの回転速度に比例した周波数の
信号を発生する周波数信号発生器と、 前記第1のリールに巻かれた磁気テープの巻径を検出す
る巻径検出手段と、 前記ドラムに巻回された磁気テープを緩める為のルージ
ング指令信号、前記周波数信号発生器の出力信号及び前
記巻径検出手段の出力信号を入力し前記第1のリールモ
ータのトルク及び前記第1のリールブレーキの動作を制
御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記ルージング指令信号が入力された
とき、前記ピンチローラによる前記磁気テープの圧接を
解除するとともに前記第2のリールモータを制動するよ
うに前記第2のリールブレーキの動作を制御した後、前
記第1のリールモータのトルクを減少させるように制御
するとともに、前記周波数信号発生器の出力信号をカウ
ントし、このカウント値が前記巻径検出手段の出力信号
により設定される値に達した時、前記第1のリールモー
タを制動するように前記第1のリールブレーキの動作を
制御することを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気テープのテンションに従って動く可
動ポストを備えたことを特徴とする請求項1に記載の磁
気記録再生装置。 - 【請求項3】 制御手段は、ルージング指令信号が入力
されたとき、第1のリールモータのトルクを徐々に減少
させるように制御することを特徴とする請求項1または
請求項2に記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項4】 制御手段は、ルージング指令信号が入力
されたとき、第1のリールモータのトルクを徐々に減少
させ、ゼロになれば逆方向のトルクを徐々に増加させる
ように制御することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22013894A JP3480059B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22013894A JP3480059B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0887788A JPH0887788A (ja) | 1996-04-02 |
JP3480059B2 true JP3480059B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=16746500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22013894A Expired - Fee Related JP3480059B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3480059B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5083113B2 (ja) * | 2008-08-12 | 2012-11-28 | 株式会社村田製作所 | 非可逆回路素子 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22013894A patent/JP3480059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0887788A (ja) | 1996-04-02 |
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