JP3479421B2 - コンバインにおけるレ−ルカバ− - Google Patents
コンバインにおけるレ−ルカバ−Info
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Description
におけるレ−ルカバ−に係り、詳しくは、フィ−ドチェ
−ンに対して上下動するレ−ル部材を覆うレ−ルカバ−
に関するものである。
稈を脱穀フィ−ドチェ−ンとレ−ルとで弾性挾持しなが
ら扱室に内装された扱胴に沿って搬送することで脱穀す
るようになっており、扱室を隠蔽すると共に該レ−ルが
装着されるシリンダカバ−が機体に対して開閉自在に設
けてあり、シリンダカバ−を開閉することで扱室の点検
・掃除を行なうようになっている。
って機体側に係脱するようになっているが、従来はシリ
ンダカバ−及びレ−ルカバ−は鉄板から形成されてお
り、常時レバ−の把手側がレ−ルカバ−部より突出して
いた。突出したレバ−は美観上も好ましくないのみなら
ず、衣服や人体の一部がレバ−にひっかかったりする畏
れもあった。
うな不具合を解消するべく創案されたものであって、従
来レ−ルカバ−より突出しているレバ−を納まり良くす
ることができるレ−ルカバ−を提供することを目的とす
るものである。
に本発明が採用した技術手段は、穀稈を脱穀フィードチ
エーンとレールとで弾性挟持しながら扱室に内装された
扱胴に沿って搬送するに、該扱室を隠蔽すると共に該レ
ールが装着されるシリンダカバーを機体に対して開閉自
在に設け、該シリンダカバーにはレールを隠蔽するレー
ルカバーを設け、該シリンダカバーは、シリンダカバー
側に支持されてレールカバーを貫挿したレバーの回動操
作によってレバー側に設けた係止部が機体側に係脱する
ことで開閉可能であり、回動操作しない常時は該レバー
がレールカバーに形成した凹部内に位置するように構成
したことを特徴とするものである。
樹脂成形されたものであることが好ましい。そうするこ
とで所定の強度を有するものでありながら、軽量のレ−
ルカバ−を提供することができ、さらにはブロ−成形に
よれば、穿孔部、凹部等を有するレ−ルカバ−を一体的
に容易に形成することができる。
を隠蔽するレ−ルカバ−を回動自在に設け、該シリンダ
カバ−の閉鎖姿態において該レ−ルカバ−のみを開閉可
能とするのがよく、こうすることで、レ−ル部への注油
作業が容易になる。また、レ−ルカバ−を開閉可能とし
た場合には、レ−ルカバ−にレバ−の通過孔を形成して
レ−ルカバ−がレバ−に規制されずに回動できるように
するのがよい。
るスイッチ押圧体によって作動されるエンジン停止スイ
ッチを設け、レ−ルカバ−の該スイッチ押圧体に対応す
る部位には穿孔部を設けて、該穿孔部と同形状のスイッ
チ押圧体を、穿孔部を塞ぐように外方に臨ませるように
するのがよい。
て図面に基いて詳細に説明する。図1は脱穀部の概略側
面図、図2は脱穀部の概略内観図であって、図示しない
刈取部より搬送された穀稈は、フィ−ドチェ−ン1とレ
−ル2とによって挾持されながら扱室3に供給され、扱
胴4の回転によって脱穀処理され、脱穀された穀粒は扱
室3の下方に張設した受網を漏下するようになってい
る。
シリンダカバ−5に保護されており、シリンダカバ−5
を開閉することで、扱室3の点検・掃除等を行なうよう
になっている。シリンダカバ−5は扱室上方を覆う上面
板5aと上面板5aの機体前方側に装着した前面板5b
とを有し、上面板5aの一側を回動支点として回動可能
に機体に装着されており、上面板5aの他側には扱室側
方を覆うように取付板5cが装着されている。取付板5
cの下方にはレ−ル2の取付フレ−ム6が装着されてお
り、また取付フレ−ム6の両端には後述するノブボルト
を装着するブラケット7が固着されている。もっとも、
シリンダカバ−の形状、構成は図示のものに限定される
ものではなく、要は、扱胴4を隠蔽すると共に、レ−ル
部材を構成する諸部材がシリンダカバ−側に装着するよ
うになっていればよい。また、シリンダカバ−5の開閉
時に扱胴4が同時に持ち上げられるようにしてもよい。
回動可能に設けたレバ−8の回動操作によってレバ−8
の基端側が機体側に係脱することで機体に対して開閉自
在となっている。レバ−8は把手部8aと把手部両側よ
り対向して延出した係止ア−ム8b、8bとから略コ字
形に形成されており、ア−ム8bの端部側がシリンダカ
バ−5の取付板5cに設けた回動支点8cに回動可能に
装着してあると共に、かかる回動支点8c近傍には鍵状
のフック部8dが形成してある。扱室3に前後方向に対
向して設けた前側板9と後側板10間には係止用のバ−
11が固定されており、レバ−8の回動操作によってア
−ム先端部位のフック8dがバ−11に対して係脱自在
となっている。尚、シリンダカバ−5のロック手段は図
示のものに限定されるものではなく、レバ−の回動操作
に連動してレバ−側に設けた係止部が機体側に係脱する
ようにしてあればよい。
着されたレ−ル取付フレ−ム6には該フレ−ム6に略平
行してレ−ル2が装着されている。レ−ル2はピン12
を植設してある上辺と上辺の側端縁より下方に対向して
延出して形成した左右の側辺とから断面視略コ字状に形
成されており、シリンダカバ−5を閉めた状態におい
て、レ−ル2の側辺とフィ−ドチェ−ン1との間に穀稈
を挾持するようになっている。
て所定間隔を存して上方に向かって鉛直に植設してなる
複数のピン12を介してレ−ル取付フレ−ム6に上下動
自在に装着されている。ピン12の上端は取付フレ−ム
6に設けたパイプ6aに貫挿してあると共に、ピン12
にはレ−ル取付フレ−ム6とレ−ル2との間に位置し
て、図示しない弾機が外装してあり、弾機の付勢力によ
ってレ−ル2をフィ−ドチェ−ン1に向かって押圧する
ようになっており、レ−ル2は弾機によって上下にスイ
ングしながら、レ−ル2とフィ−ドチェ−ン1とで穀稈
を弾性挾持するようになっている。
レ−ルカバ−13の上端部位が回動可能に装着されてお
り、レ−ルカバ−13はその上端部を介してシリンダカ
バ−5の上面板5aに対して上方に回動できるようにな
っている。レ−ルカバ−13はシリンダカバ−5の取付
板5cを覆うようになっており、レ−ルカバ−13の下
端はフィ−ドチェ−ン1の近傍まで延出しており、取付
板5cに設けたレ−ル2を隠蔽するようになっている。
レ−ルカバ−13はブロ−成形によって中空状に樹脂成
形されており、所定の強度を有するものでありながら軽
量化が図られている。また、レ−ルカバ−13をブロ−
成形によって樹脂成形することで、凹部や穿孔部等の複
雑な形状であっても一体的なレ−ルカバ−として容易に
提供することができる。
8のア−ム8bを挿通させる挿通孔13aが並設してあ
ると共に、該挿通孔13aを下方に延出すると共にさら
に対向して会合するまで延出することで正面視コ字形状
の通過孔13bが形成されている。こうすることで、レ
−ルカバ−13を回動した際に、レバ−8が回動の妨げ
になるようなことがない。レ−ルカバ−13には、通過
孔13bの周囲に位置して凹部13cが形成されてお
り、回動操作しない常時はレバ−8の把手部8aが凹部
13c内に位置するようになっている。したがって、常
時にはレバ−8の把手部8aがレ−ルカバ−13より突
出することがない。
シリンダカバ−5に装着した取付フレ−ム6に固着され
たブラケット7に着脱自在に固定され、ノブボルト14
を螺退させることでブラケット7からノブボルト14を
離脱させ、ノブボルト14をつまみとして開閉できるよ
うに構成されている。レ−ルカバ−5のノブボルト14
が装着される部位には凹部13dが形成されており、レ
−ルカバ−13の閉鎖姿態においてノブボルト14の頭
部が凹部13d内に位置するようにしてある。
積を有するスイッチ押圧体15によって作動されるエン
ジン停止スイッチ16を設け、レ−ルカバ−13の該ス
イッチ押圧体15に対応する部位には穿孔部13eを設
けて、図1、図4で示すように、該穿孔部13eと同形
状のスイッチ押圧体15を、穿孔部13eを塞ぐように
穿孔部13eから外方に臨ませてある。押圧体15は、
レ−ルカバ−13と略面一な状態で設けられており、一
体感があり外観上も優れる。
おいて、扱室の清掃・点検を行ないたい場合にはレ−ル
カバ−13に貫挿されたレバ−8を上方に回動させて係
止部の係合を解除し、レ−ルカバ−13とシリンダカバ
−5を一体として上方に回動させればよい。レバ−8は
上方に回動するようにしたので操作性が良く、また、レ
−ルカバ−13に凹部13cを形成してあるので、回動
操作しない常時はレバ−8が凹部13c内に位置すると
共に、レバ−8の把手部8aの把持も容易である。ま
た、レ−ルカバ−13をブロ−成形によって樹脂成形し
てあるので所定の強度を有するものでありながら、レ−
ルカバ−13の軽量化ができ、レ−ルカバ−13と一体
として上方に回動されるシリンダカバ−5の回動操作の
労力が軽減される。
は、ノブボルト14を螺退させて、レ−ルカバ−13と
シリンダカバ−5との連結を解除し、ノブボルト14を
つまみとしてレ−ルカバ−13を上方に回動させればよ
く、こうすることでシリンダカバ−5が閉鎖姿態にある
時でも、注油を行なうことができる。レ−ルカバ−13
の回動時において、レ−ルカバ−13にはレバ−8の通
過孔13bが形成してあるので、レ−ルカバ−13を貫
通するレバ−8がレ−ルカバ−13の回動を妨げること
がない。また、レ−ルカバ−13は中空状に樹脂成形さ
れているので軽量であり、レ−ルカバ−13の開閉操作
が楽である。
には、レ−ルカバ−13に設けた所定面積を有するスイ
ッチ押圧体15を押圧することでエンジンを停止させる
ことができる。スイッチ押圧体15は所定面積を有して
いるので、緊急時であっても良好にスイッチを押圧する
ことができる。
は外方に突出していたシリンダカバ−のレバ−をレ−ル
カバ−に設けた凹部内に位置させることができ、外観上
優れると共に、衣服や人体の一部がレバ−に当たるよう
なことがない。請求項2に記載したものによると、エン
ジン停止スイッチ押圧体は所定の大きさを有するので、
緊急時には良好にスイッチを作動させることができ、ま
た、レ−ルカバ−に対して略面一に設けられるので、一
体感があり外観においても優れたものとなる。
開閉姿態を示している。
はレ−ルカバ−のB−B断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】穀稈を脱穀フィードチエーンとレールとで
弾性挟持しながら扱室に内装された扱胴に沿って搬送す
るに、該扱室を隠蔽すると共に該レールが装着されるシ
リンダカバーを機体に対して開閉自在に設け、該シリン
ダカバーにはレールを隠蔽するレールカバーを設け、該
シリンダカバーは、シリンダカバー側に支持されてレー
ルカバーを貫挿したレバーの回動操作によってレバー側
に設けた係止部が機体側に係脱することで開閉可能であ
り、回動操作しない常時は該レバーがレールカバーに形
成した凹部内に位置するように構成したことを特徴とす
るコンバインにおけるレールカバー。 - 【請求項2】シリンダカバーには、所定面積を有するス
イッチ押圧体によって作動されるエンジン停止スイッチ
を設け、レールカバーの該スイッチ押圧体に対応する部
位には穿孔部を設けて、該穿孔部と同形状のスイッチ押
圧体を、穿孔部を塞ぐように外方に臨ませたことを特徴
とする請求項1に記載のレールカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29441696A JP3479421B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | コンバインにおけるレ−ルカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29441696A JP3479421B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | コンバインにおけるレ−ルカバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117568A JPH10117568A (ja) | 1998-05-12 |
JP3479421B2 true JP3479421B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=17807481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29441696A Expired - Fee Related JP3479421B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | コンバインにおけるレ−ルカバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479421B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP29441696A patent/JP3479421B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10117568A (ja) | 1998-05-12 |
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