JP3478147B2 - 内燃機関の吸入空気量の制御装置 - Google Patents
内燃機関の吸入空気量の制御装置Info
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Description
量の制御装置に関し、特に、アクセルペダルとスロット
ル弁とが機械的に結合しておらず、応答性の良い高速電
子制御スロットル弁を用いた内燃機関において、吸入空
気量を目標空気量に応答性良く追従させることができる
制御装置に関する。
数の制御は、運転席の足元に設置されたアクセルペダル
の踏込量によって行われていた。即ち、従来の内燃機関
には、その吸気通路にこのアクセルペダルにワイヤで接
続されたスロットル弁があり、アクセルペダルが踏み込
まれると、ワイヤを介してこのスロットル弁の開度が大
きくなって内燃機関への吸入空気量が増し、これに伴っ
て燃料量も増えるので機関回転数が増大するようになっ
ている。
内燃機関の回転数を電子的に最適に制御しようとする電
子制御式の内燃機関が実用化されている。このような内
燃機関の電子制御化としては、例えば、燃料噴射量制
御、点火時期制御、吸排気弁の開弁時期の制御等が先行
しており、これらに遅れてスロットル弁の電子制御も実
用段階に入っている。スロットル弁を電気的に開閉する
制御の従来技術としては、例えば、特開平9−2425
91号公報に開示の車両の制御装置がある。
ル弁装置20の外観を図1に示し、その構成を図2(a)
に示す。電子制御スロットル弁装置20には、アクセル
ペダル14(図2(a) 参照)にアクセルケーブル24で
接続されるスロットルレバー16と、このスロットルレ
バー16に内蔵され、アクセルペダル14の踏込量に応
じたアクセル開度を検出するアクセル開度センサ15
と、このアクセル開度センサ15のアクセル開度の検出
値(アクセル開度信号)が入力されるエンジン・コント
ロール・ユニット(以後ECUという)10と、ECU
10の出力に応じて内燃機関の吸気通路2に設けられた
スロットル弁3を開閉駆動するスロットルモータ4と、
スロットル弁3の開度を検出するスロットル開度センサ
5と、スロットルレバー16の近傍に設けられた退避走
行用レバー17、及び、スロットル弁3のリターンスプ
リング18(図1参照)がある。また、スロットルモー
タ4には電磁クラッチ21(図2(a) 参照)が内蔵され
ている。
弁装置20では、運転者の意思に応じてアクセルペダル
14が踏み込まれると、アクセルペダル14の踏込量は
アクセルケーブル24を通じてスロットルレバー16に
伝えられ、スロットルレバー16が回転する。スロット
ルレバー16にはアクセル開度センサ15が内蔵されて
おり、スロットルレバー16の回転角によりアクセルペ
ダルの踏込量が検出される。アクセル開度センサ15が
検出したアクセルペダルの踏込量はアクセル開度信号と
してECU10に入力され、ECU10はアクセル開度
信号に応じたスロットル弁3の開度を決定する。ECU
10からスロットルモータ4にはスロットルモータとク
ラッチ信号が出力され、スロットルモータ4が駆動され
る。スロットル弁3の開度はスロットル開度センサ5に
よって検出され、スロットル開度センサ信号としてEC
U10にフィードバックされる。スロットルモータ4に
は応答性が良く、消費電力の小さなDCモータ等が使用
される。
度を検出するスロットル開度センサ5からのスロットル
開度センサ信号と、アクセル開度センサ15からのアク
セル開度信号との偏差が無くなるようにスロットルモー
タ4に対して、比例(P)、積分(I)、微分(D)制
御(以後、単にPID制御という)によるフィードバッ
ク制御が実行されている。
でも車両が退避走行できるようにするために、このよう
な電子制御スロットル弁装置には、退避走行用レバー1
7とそのリリーフスプリング19(図2(a) 参照)が設
けられている。更に、近年、図2(b) に示すようなアク
セルペダル14とスロットル弁3との間のアクセルケー
ブルを無くすように構成された電子制御スロットル弁装
置30が提案されている。この提案の電子制御スロット
ル弁装置30では、図2(b) に示すようにアクセルペダ
ル14の支持軸に回転角度センサ15が設けられるか、
或いは、アクセルペダル14のストロークセンサが設け
られており、このセンサの検出値が直接ECU10に入
力されるようになっている。
応じたスロットル弁3の開度を決定し、ECU10から
スロットルモータ4に直接駆動信号が出力される。スロ
ットル弁3の開度はスロットル開度センサ5で検出され
てECU10にフィードバックされる。なお、スロット
ル開度センサ5はスロットルモータ4に内蔵されること
もある。
に示されるような、電子スロットルを使用した従来の内
燃機関の空燃比制御装置では、機関の運転状態に応じた
目標吸入空気量を制御装置が算出し、この目標吸入空気
量になるようにアクセルペダルと連結、または連動する
スロットル弁を制御装置が駆動制御し、制御装置はスロ
ットル弁の下流側で実際の吸入空気量を測定し、実際の
吸入空気量が目標吸入空気量になるように、スロットル
弁の開度を調整して出力するのが一般的であった。
うな従来の内燃機関の制御装置では、スロットル弁から
離れた位置にある機関の燃焼室への実際の吸入空気量が
目標吸入空気量になるのに時間がかかるという問題があ
った。そこで、本発明は、PID制御を行う電子制御ス
ロットル弁の制御装置において、スロットル弁開度の指
令値に基づいたスロットル弁の開閉速度を速くすると共
に、所定の機関の運転条件の時に、このスロットル弁開
度の指令値を、その設定初期に通常の開度指令値よりも
暫定的に大きく、或いは小さくすることにより、実際の
吸入空気量を速く目標吸入空気量に追従させるようにし
て、機関の応答性を向上させることができる内燃機関の
吸入空気量の制御装置を提供することを目的としてい
る。
明の特徴は、以下に第1から第4の発明として示され
る。第1の発明の構成上の特徴は、モータによって開閉
駆動され、開度センサによって開度が検出される電子制
御スロットル弁を吸気通路内に備え、この電子制御スロ
ットル弁の開度によって内燃機関の運転状態に応じた空
気量が供給される内燃機関の吸入空気量の制御装置に、
内燃機関の運転状態に応じた目標吸入空気量を算出し、
算出した目標吸入空気量になるように、所定周期毎にス
ロットル弁の開度指令値として通常の開度指令値を算出
して設定するスロットル弁の開度指令値の設定手段と、
内燃機関の運転状態が所定条件を越えて変化した時に、
スロットル弁の開度指令値の設定に際して、通常の開度
指令値の前回の算出値からの増減方向と同じ方向に、今
回の通常開度指令値を更に大きく増減させたスロットル
弁の暫定開度指令値を別に算出し、この暫定開度指令値
をスロットル弁の開度指令値として暫定的に設定するス
ロットル弁の暫定開度指令値の設定手段、及び、スロッ
トル弁の開度が暫定開度指令値に達した時に、スロット
ル弁の開度指令値を、スロットル弁の開度指令値の設定
手段によって算出された通常の開度指令値に戻すスロッ
トル弁の開度指令値の再設定手段とを設けたことであ
る。
における所定条件を越えた変化を、内燃機関の回転速度
の変化が基準値を越えた変化としたことである。第3の
発明の構成上の特徴は、第1の発明における所定条件を
越えた変化を、スロットル弁の開度指令値の設定手段に
よって算出された通常の開度指令値の増減の方向が、前
回の通常の開度指令値の増減の方向と異なる方向への変
化としたことである。
3の発明の何れかにおいて、更に、スロットル弁の暫定
開度指令値の設定手段の算出した暫定開度指令値が、ス
ロットル弁の開度指令値の設定手段の算出した今回の通
常の開度指令値から所定値以上に離れないようにガード
する暫定開度指令値のガード手段と、このガード手段が
暫定開度指令値をガードした時に、スロットル弁の開度
指令値の再設定手段がスロットル弁の開度指令値を、ス
ロットル弁の開度指令値の設定手段が算出した今回のス
ロットル弁の通常の開度指令値の算出値に戻す時期を、
スロットル弁の開度が暫定開度指令値に達した時よりも
遅延させる、スロットル弁の開度指令値の再設定遅延手
段と、を備えることである。
が所定条件の時に、電子制御スロットル弁に設定される
スロットル弁の開度指令値を、通常の指令値よりも一時
的に大きく、或いは、小さくすることにより、時間的な
遅れを伴う燃焼室近傍の吸入空気量を、通常の指令値に
よるよりも早く目標吸入空気量に近づけることができ
る。
所定条件を越えた変化を、内燃機関の回転速度の変化が
基準値を越えた変化としたことにより、機関の回転速度
のずれを素早く修正することができる。第3の発明によ
れば、第1の発明における所定条件を越えた変化を、ス
ロットル弁の開度指令値の反転としたことにより、車速
の目標値からのずれを素早く修正することができる。
の何れかにおいて、スロットル弁の暫定開度指令値を所
定値でガードし、ガード時には暫定開度指令値の継続時
間を増加させるようにしたので、暫定開度指令値の設定
に起因するショックを小さくすることができる。
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。な
お、図1,図2で説明した電子制御スロットル弁装置2
0,30の構成部材と同じ構成部材については同じ符号
を付して説明する。図3には本発明の一実施例のスロッ
トル弁の制御装置を備えた電子制御燃料噴射式の多気筒
内燃機関1が概略的に示されている。図3において、内
燃機関1の吸気通路2には図示しないエアクリーナの下
流側にスロットル弁3が設けられており、このスロット
ル弁3の軸の一端にはこのスロットル弁3を駆動するア
クチュエータであるスロットルモータ4が設けられてお
り、他端にはスロットル弁3の開度を検出するスロット
ル開度センサ5が設けられている。即ち、この実施例の
スロットル弁3はスロットルモータ4によって開閉駆動
される電子制御スロットルである。
指令値が入力された時に、スロットルモータ4がこの指
令値に応答して高速で追従できるようになっている。ス
ロットル弁3の下流側の吸気通路2にはサージタンク6
があり、このサージタンク6内には吸気の圧力を検出す
る圧力センサ7が設けられている。更に、サージタンク
6の下流側には、各気筒毎に燃料供給系から加圧燃料を
吸気ポートへ供給するための燃料噴射弁8が設けられて
いる。スロットル開度センサ5の出力と圧力センサ7の
出力は、マイクロコンピュータを内蔵したECU(エン
ジン・コントロール・ユニット)10に入力される。
却水通路9には、冷却水の温度を検出するための水温セ
ンサ11が設けられている。水温センサ11は冷却水の
温度に応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。排気
通路12には、排気ガス中の3つの有害成分HC,C
O,NOxを同時に浄化する三元触媒コンバータ(図示
せず)が設けられており、この触媒コンバータの上流側
の排気通路12には、空燃比センサの一種であるO2 セ
ンサ13が設けられている。O2 センサ13は排気ガス
中の酸素成分濃度に応じて電気信号を発生する。これら
水温センサ11及びO2 センサ13の出力はECU10
に入力される。
ル14に取り付けられてアクセル踏込量を検出するアク
セル開度センサ15からのアクセルペダルの踏込量信号
(アクセル開度信号)や、図示しないディストリビュー
タに取付けられたクランク角センサからの機関回転数N
eが入力される。以上のような構成において、図示しな
いキースイッチがオンされると、ECU10が通電され
てプログラムが起動し、各センサからの出力を取り込
み、スロットル弁3を開閉するスロットルモータ4や燃
料噴射弁8、或いはその他のアクチュエータを制御す
る。ECU10には、各種センサからのアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器が含まれ、各種
センサからの入力ディジタル信号や各アクチュエータを
駆動する信号が出入りする入出力インタフェース10
1、演算処理を行うCPU102、ROM103やRA
M104等のメモリや、クロック105等が設けられて
おり、これらはバス106で相互に接続されている。E
CU10の構成については公知であるので、これ以上の
説明を省略する。
のアクセルペダルの踏込量信号が入力されると、ECU
10は図4(a) に示すように、このアクセルペダルの踏
込量信号を所定周期T、例えば10ms周期、でサンプ
リングする。そして、ECU10は時刻taにおけるサ
ンプリング値αを、図4(b) に示すように、時刻taに
おけるスロットル弁の開度指令値θCMとして出力する。
ECU10は以後同様に、所定周期T毎にサンプリング
したアクセルペダルの踏込量信号を、時刻tbでは指令
値θCM=β、時刻tcでは指令値θCM=γというように
出力する。
U10の中の機能をブロックで表したものである。アク
セルペダルの踏込量信号がECU10に入力されると、
指令値設定機能110により、前述のように所定時間T
毎に指令値が作られる。この指令値は微分動作機能11
1D、比例動作機能111P、積分動作機能111Iか
ら構成されるPID制御機能111に入力される。PI
D制御機能111ではこの指令値に基づいてスロットル
弁の開閉速度が演算され、このスロットル弁の開閉速度
で決まるスロットル弁の開度目標値が出力される。この
スロットル弁の開度目標値はデューティ出力演算機能1
12に出力され、ここでスロットル弁の開度目標値に応
じたスロットルモータの駆動信号のデューティ比が演算
される。スロットルモータの駆動信号のデューティ比は
スロットルモータ4に出力され、スロットルモータ4が
駆動されてスロットル弁の開度が変更される。スロット
ル弁の開度はスロットル開度センサ5によって検出さ
れ、この検出値がPID制御機能111にフィードバッ
クされる。
スロットル弁において、時刻t0の時点でスロットル弁
の開度指令値θCMが変化した時の、スロットル開度セン
サ5の検出値と吸入空気量の変化を、図6を用いて説明
する。一般に電子制御スロットル弁装置においても、ス
ロットル弁の開度指令値θCMが与えられても、実際にス
ロットル弁が開度指令値θCMに追従して動くまでには時
間差がある。そして、スロットル弁の開度が変化して
も、スロットル弁の下流側に吸入される空気量が変化す
るまでには更に時間差がある。図6はこの様子を示すも
のであり、スロットル弁の開度指令値θCMが時刻t0で
前回値から今回値に変化した場合、図3で説明したスロ
ットル弁の開度センサ5の検出値(即ち、スロットル弁
の開度)θthを見ると、スロットル弁3が変化を開始す
るのが時刻t1であり、スロットル弁3が指令開度(目
標開度)になるのは時刻t2である。更に、このスロッ
トル弁3の開度変化によって吸入空気量が変化を始める
のが時刻t3であり、吸入空気量が目標値に達するのは
時刻t4である。従って、この図6から、スロットル弁
3の開度が変化し始めてから吸入空気量が変化を始める
までには時間差T1があり、スロットル弁の開度指令値
θCMが変化してから吸入空気量が目標値に達するまでに
は時間差Ta(>T1)があることが分かる。
動するモータに高速応答可能なものを使用し、図7に示
すように、スロットル弁の開度指令値θCMが所定条件の
元で時刻t0で変化する場合には、二点鎖線で示す従来
の通常の開度指令値θnoに代えて、一点鎖線で示す大き
な暫定開度指令値θtpをスロットル弁の開度指令値θCM
として設定する。この例では、前回の開度指令値θCM
(+0) に対して通常の開度指令値θnoが+1°であ
り、暫定開度指令値θtpが+4°となっている。
(スロットルセンサの検出値) は、従来のスロットル弁
開度(破線)の立ち上がり時刻t1よりも早い時刻の時
刻tAから変化を始め、素早く暫定開度指令値θtpまで
達する。スロットル弁開度が暫定開度指令値θtpに達す
ると、暫定開度指令値θtpは通常の開度指令値θnoに戻
される。この結果、スロットル弁開度は次第に低下して
通常の開度指令値θnoに落ちつくことになる。このよう
な本発明の暫定開度指令値θtpは、例えば、この時の機
関回転数と目標空気量とその他のパラメータに応じて図
9に示す三次元マップの面X上の点として求めることが
できる。暫定開度指令値θtpは、実際には図7に示す通
常の開度指令値θnoから暫定開度指令値θtpまでの差
a、暫定開度指令値θtpの継続時間b、及び、スロット
ル開度の本来の開度指令値θnoへの戻り時間cを含むも
のである。
ロットル開度が一時的に素早く大きくなると、破線Qo
で示す通常の開度指令値θnoによる吸入空気量に比べ
て、吸入空気量が実線Qp で示すように早く立ち上が
る。即ち、通常の開度指令値θnoでは吸入空気量が時刻
t3で変化を開始して時刻t4まで変化していたのに対
して、本発明の暫定開度指令値θtpによれば、吸入空気
量は時刻tBで変化を開始して時刻tDで変化が終了す
る。従って、スロットル弁の開度が変化し始めてから吸
入空気量が変化を始めるまでの従来の時間差T1が、本
発明ではこれより短い時間差PT1となり、スロットル
弁の開度指令値θCMが変化してから吸入空気量Qが目標
値に達するまでの従来の時間差Taが、本発明ではこれ
より短いPTaとなり、応答性が良くなる。
ら暫定開度指令値θtpの差aは無制限に大きくするとシ
ョックが大きくなるので、本発明ではガード値Mによっ
て制限している。図8は、本発明におけるスロットル弁
の暫定開度指令値θtpがガード値Mを越えた場合の本発
明の制御を示すものである。本発明では暫定開度指令値
θtpの最大値がガード値Mに設定され、時刻tQでスロ
ットル弁開度が実線で示すようにガード値Mに達する。
ところが、ガード値がない場合に暫定開度指令値θtpが
時刻t0で二点鎖線で示すように設定された場合を考え
ると、本来のスロットル弁開度も二点鎖線のように変化
して時刻tQで暫定開度指令値θtpに達する。そして、
時刻tQで暫定開度指令値θtpが通常の開度指令値θno
に戻されると、本来のスロットル開度は二点鎖線のよう
に減少して時刻tRで通常の開度指令値θnoに戻ること
になる。従って、時刻tQにおいてガード値Mとなって
いる暫定開度指令値θtpを通常の開度指令値θnoに戻し
てしまうと、スロットル弁の開度が足らず、ガード値M
がない場合に比べて吸入空気量が目標値に素早く達しな
いことになる。
開度指令値θtpがガード値Mを越えた場合は、暫定開度
指令値θtpの最大値はガード値Mに制限しておくが、ス
ロットル弁開度が時刻tQでガード値Mに達しても、暫
定開度指令値θtpをガード値Mから通常の開度指令値θ
noに戻さず、時刻tPまで暫定開度指令値θtpをガード
値Mに保持し、時刻tPになって初めて暫定開度指令値
θtpをガード値Mから通常の開度指令値θnoに戻すよう
にする。この結果、スロットル弁が通常の開度指令値θ
noを越えた開度で開いている時間が長くなり、吸入空気
量が増えて素早く目標値に達する時間を、ガード値Mを
設けない場合と同じ程度にすることができる。
の開度指令値θnoに戻す時刻tPは、図8に二点鎖線で
示す本来のスロットル開度によって得られる吸入空気量
の増分が、実線で示すガードされたスロットル開度によ
って得られる吸入空気量の増分と同じになるように決め
れば良い。例えば、二点鎖線で示す本来のスロットル開
度の曲線と通常の開度指令値θnoで囲まれる部分の面積
が、実線で示すガードされたスロットル開度の曲線と通
常の開度指令値θnoで囲まれる部分の面積に等しくなる
ように、時刻tPを決めれば良い。
の吸入空気量の制御装置による、図7,図8で説明した
制御の一例について図10と図13に示すフローチャー
トを用いて説明する。このフローチャートに示す手順
は、前述のサンプリング周期Tよりも短い所定時間Ts
毎に実行される。ステップ101ではまず、アクセル開
度Accと機関回転数Neの読み込みが行われる。読み
込んだ機関回転数Neは所定回数分記憶される。従っ
て、このステップ101では、前回記憶した機関回転数
Neと今回の機関回転数Neからその偏差ΔNeが計算
される。この偏差ΔNeは機関回転数Neの変化を示す
ものであり、今回の機関回転数Neから前回の機関回転
数Neを減算して算出される。従って、ΔNeの値が正
の数である時には機関が加速方向に変化していることが
わかり、ΔNeの値が負の数である時には機関が減速方
向に変化していることがわかる。
c、機関回転数Ne、及びステップ101で計算した機
関回転数Neの偏差ΔNeから目標空気量Atgの算出が
行われる。次のステップ103では、目標空気量Atgの
算出値に基づいて、スロットル弁の通常の開度指令値θ
noが算出され、続くステップ104ではスロットルセン
サの検出値θthが読み込まれる。スロットルセンサの検
出値θthは、スロットル弁の開度を示すものである。
偏差ΔNeが基準値K以上か否かが判定される。即ち、
機関回転数Neが前回と今回の間で基準値K以上に変化
したか否かが判定される。まず、機関回転数Neの偏差
ΔNeが基準値K以上の場合について説明する。機関回
転数Neが前回と今回の間で基準値K以上に変化した場
合はステップ106に進む。ステップ106では機関回
転数Ne、目標空気量Atgからスロットル弁の暫定開度
θtp(a,b,c) が計算される。このスロットル弁の暫定開
度θtpは、前述のように図9のマップから算出され、図
7で説明した通常の開度指令値θnoから暫定開度指令値
θtpの差a、暫定開度指令値θtpの継続時間b、及び、
スロットル開度の本来の開度への戻り時間cを含むもの
である。尚、θtp(a,b,c)は以後単にθtpと記載する。
開度指令値θtpが図8で説明したガード値M以上か否か
が判定される。θtp<Mの場合はステップ109に進
み、この暫定開度指令値θtpがスロットル弁の開度指令
値θCMとして設定される。また、ステップ107でθtp
≧Mの場合はステップ108に進み、暫定開度指令値θ
tpが補正される。この補正において、通常の開度指令値
θnoから暫定開度指令値θtpの差aと、暫定開度指令値
θtpの継続時間bの値が補正される。続くステップ11
0はスロットル弁の開度θthがスロットル弁の開度指令
値θCMに達したか否かが判定され、θth<θCMの場合は
このルーチンを終了する。一方、ステップ110でθth
≧θCMとなった場合はステップ112に進み、スロット
ル弁の開度指令値θCMがステップ103で算出された通
常の開度指令値θnoに設定されてこのルーチンを終了す
る。
数Neの偏差ΔNeが基準値K未満の場合はステップ1
11に進む。ステップ105でΔNe<Kの場合は機関
回転数Neの偏差ΔNeが小さく、暫定開度指令値θtp
を計算する必要がないので、暫定開度指令値θtpに0を
設定してステップ112に進む。そして、ステップ11
2でスロットル弁の開度指令値θCMがステップ103で
算出された通常の開度指令値θnoに設定されてこのルー
チンを終了する。
ル弁の暫定開度指令値θtpの算出が、ステップ105に
おける前回と今回の機関回転数Neの偏差ΔNeが基準
値K以上の時に行われていた。一方、スロットル弁の暫
定開度指令値θtpの算出は、前回と今回のスロットル弁
の開度指令値θCMの極性が反転した場合に行うこともで
きる。この例を図11に示す。
設定手順が図10で説明したスロットル弁の開度指令値
の設定手順と異なる点は、ステップ104の後に実行さ
れるステップ201のみである。従って、図11のフロ
ーチャートでは、図10のフローチャートと同じ制御手
順には同じステップ番号を付してその説明を省略する。
図11に示すスロットル弁の開度指令値の設定手順で
は、ステップ104においてスロットルセンサの検出値
θthの読み込みを行った後、ステップ201において、
前回と今回のスロットル弁の開度指令値θCMの極性が反
転したか否かを反転する。そして、前回と今回のスロッ
トル弁の開度指令値θCMの極性が反転した場合にはステ
ップ106以降に進み、スロットル弁の暫定開度指令値
θtpを算出して吸入空気量の制御を行う。一方、前回と
今回のスロットル弁の開度指令値θCMの極性が反転して
いない場合にはステップ106以降に進み、スロットル
弁の暫定開度指令値θtpを算出することなく吸入空気量
の制御を行う。
もできる。図12は、本発明の内燃機関の吸入空気量の
制御装置における燃料噴射量の算出手順の一例を示すも
のである。ステップ301では吸入空気量Q、及び機関
回転数Neが読み込まれると共に、前回と今回の機関回
転数Neの偏差ΔNeが読み込まれる。そして、ステッ
プ302において吸入空気量Q、機関回転数Ne、及び
機関回転数Neの偏差ΔNeに基づいて、機関の要求ト
ルクTrqが算出される。続くステップ303では機関の
要求トルクTrqに見合う要求空燃比A/F が算出され、次
のステップ304では機関の各吸気弁のリフト量が算出
される。
開度指令値θtpが0か否かが判定される。ステップ30
5においてθtp=0と判定された時は、スロットル弁の
通常の開度指令値θnoが反転しておらず、また、スロッ
トル弁の通常の開度指令値θnoの算出時の機関回転数N
eの偏差ΔNeが基準値K未満の時であるのでステップ
307に進む。ステップ307では、スロットル弁の通
常の開度指令値θnoに基づいた吸入空気量が算出されて
ステップ308に進む。
判定された時は、スロットル弁の通常の開度指令値θno
が反転しているか、或いは、スロットル弁の通常の開度
指令値θnoの算出時の機関回転数Neの偏差ΔNeが基
準値K以上の時であるので、スロットル弁の暫定開度指
令値θtpが計算されている。従って、この時はステップ
305からステップ306に進み、スロットル弁の暫定
開度指令値θtpに基づいた吸入空気量が算出されてステ
ップ308に進む。
算された要求空燃比A/F と、ステップ306或いはステ
ップ307で算出された吸入空気量に基づいた燃料噴射
量が算出される。ステップ308で算出された燃料噴射
量は、ステップ309においてセットされ、セットされ
た燃料噴射量に基づいて燃料噴射が行われる。図13
は、本発明が内燃機関のアイドル回転数の制御に適用さ
れた場合の効果を示すものである。アイドル回転数Nei
が時刻t0で急激に低下した場合を考える。従来の制御
では、スロットル弁の開度指令値θCMとして時刻t0に
おいて破線で示す開度指令値θnoが出力され、スロット
ル開度θthが破線のように遅れて変化するので、吸入空
気量Qの増量が破線で示すように行われていた。この結
果、従来の制御では時刻t0以後のアイドル回転数Nei
が図にNeiprで示すように変化し、目標アイドル回転数
Neitgへの回復が遅かった。
トル弁の開度指令値θCMとして時刻t0において実線で
示す暫定開度指令値θtpが出力され、スロットル開度θ
thが実線のように急峻に立ち上がって変化するので、吸
入空気量Qの増量が実線で示すように僅かな遅れでスロ
ットル弁の通常の開度指令値θnoによる目標値に追従す
る。この結果、従来の制御では、時刻t0以後のアイド
ル回転数Neiが、図にNeipiで示すように変化し、目標
アイドル回転数Neitgへの回復が従来に比べて早くする
ことができる。
適用された場合の効果を示すものである。トラクション
の制御では、時間に対して車速が一定割合で増加 (又
は、減少) する推定車体速が設定されている。そして、
この推定車体速に沿って車速が変化する場合が、最もタ
イヤと路面との滑りが発生していない状態である。一
方、車輪の空転が発生した時は、機関トルクを素早く下
げてやりたいという要求がある。この場合には、スロッ
トル弁の開度指令値を変化させて吸入空気量を素早く変
化させる必要がある。このとき、指令値に対する吸入空
気量の変化には遅れがあるので、本発明では、この吸入
空気量の遅れを少しでもなくすために、指令値の設定初
期の値が大きく設定される。
制御では、スロットル弁の移動速度を早くすることが出
来なかったので、従来の指令値θCMは通常の開弁指令値
θnoのみであった。一方、本発明では、スロットル弁の
移動速度を高速で制御できるために、本発明の指令値θ
CMは暫定開弁指令値θtpと通常の開弁指令値θnoを組み
合わせたものとすることができる。この結果、吸入空気
量Qは、従来の制御では破線のようにしか変化させるこ
とができなかったので、車速が一旦低下すると、推定車
体速に復帰するまでに破線のように大きくふらついてし
まっていた。一方、従来の制御に対して、本発明では吸
入空気量Qを実線のように変化させることができるの
で、車速が低下した場合でも、一点鎖線で示すように、
推定車体速から余り離れることなく、車速を増大させる
ことができる。
の駆動を高速化することにより、指令値を細かく制御す
ることが可能になり、吸入空気量をスロットル弁の開弁
指令値に素早く追従させることができる。なお、以上の
実施例では、本発明をISC (アイドル・スピード・コ
ントロール) とトラクションの制御に適用する例を説明
したが、本発明の内燃機関の吸入空気量の制御装置の適
用範囲はこれらに限られたものではない。
態が所定条件の時に、電子制御スロットル弁に設定され
るスロットル弁の開度指令値を、通常の開度指令値より
も一時的に大きい、或いは、小さい暫定開度指令値にす
ることにより、時間的な遅れを伴う燃焼室近傍の吸入空
気量を、通常の開度指令値によるよりも早く目標吸入空
気量に近づけることができるという効果がある。第2の
発明によれば、第1の発明における所定条件を越えた変
化を、内燃機関の回転速度の変化が基準値を越えた変化
としたことにより、機関の回転速度のずれを素早く修正
することができるという効果がある。
所定条件を越えた変化を、スロットル弁の通常の開度指
令値の反転としたことにより、車速の目標値からのずれ
を素早く修正できるという効果がある。第4の発明によ
れば、第1から第3の発明の何れかにおいて、スロット
ル弁の暫定開度指令値を所定値でガードし、ガード時に
は暫定開度指令値の継続時間を増加させるようにしたの
で、暫定開度指令値の設定に起因するショックを小さく
することができるという効果がある。
視図である。
(b) は図1よりも更に進んだ電子制御スロットルの構成
図である。
御装置が搭載された電子制御式多気筒内燃機関の構成を
示す構成図である。
す図、(b) は(a) のアクセルペダルの踏込量特性から得
られる指令値の特性を示す図である。
る。
を一般的に制御する際の、スロットル弁の開度指令値、
スロットル開度センサの検出値、開度指令値が変化した
時の空気量の変化を示すタイムチャートである。
けるスロットル弁の開度指令値、スロットル開度センサ
の検出値、開度指令値が変化した時の空気量の変化を、
一般的な制御と比較して示すタイムチャートである。
けるスロットル弁の開度指令値がガード値を越えた時の
開度指令値、スロットル開度センサの検出値の変化を示
すタイムチャートである。
と目標空気量に基づいて算出する際の三次元マップであ
る。
設定手順の一例を示すフローチャートである。
設定手順の別の例を示すフローチャートである。
おける燃料噴射量の算出手順の一例を示すフローチャー
トである。
場合の、アイドル回転数、開度指令値、スロットル開
度、及び吸入空気量の変化を示すタイムチャートであ
る。
合の、車速、従来の開度指令値、本発明の開度指令ち、
及び吸入空気量の変化を示すタイムチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 モータによって開閉駆動され、開度セン
サによって開度が検出される電子制御スロットル弁を吸
気通路内に備え、この電子制御スロットル弁の開度によ
って内燃機関の運転状態に応じた空気量が供給される内
燃機関の吸入空気量の制御装置であって、 内燃機関の運転状態に応じた目標吸入空気量を算出し、
算出した目標吸入空気量になるように、所定周期毎に前
記スロットル弁の開度指令値として通常の開度指令値を
算出して設定するスロットル弁の開度指令値の設定手段
と、 内燃機関の運転状態が所定条件を越えて変化した時に、
前記スロットル弁の開度指令値の設定に際して、前記通
常の開度指令値の前回の算出値からの増減方向と同じ方
向に、今回の通常の開度指令値を更に大きく増減させた
スロットル弁の暫定開度指令値を別に算出し、この暫定
開度指令値をスロットル弁の開度指令値として暫定的に
設定するスロットル弁の暫定開度指令値の設定手段、及
び、 前記スロットル弁の開度が前記暫定開度指令値に達した
時に、前記スロットル弁の開度指令値を、前記スロット
ル弁の開度指令値の設定手段によって算出された通常の
開度指令値に戻すスロットル弁の開度指令値の再設定手
段と、を備えることを特徴とする内燃機関の吸入空気量
の制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の吸入空気量
の制御装置であって、前記所定条件を越えた変化が、前
記内燃機関の回転速度の変化が基準値を越えた変化であ
ることを特徴とする内燃機関の吸入空気量の制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の内燃機関の吸入空気量
の制御装置であって、前記所定条件を越えた変化が、前
記スロットル弁の開度指令値の設定手段によって算出さ
れた通常の開度指令値の増減の方向が、前回の通常の開
度指令値の増減の方向と異なる方向への変化であること
を特徴とする内燃機関の吸入空気量の制御装置。 - 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項に記載の内
燃機関の吸入空気量の制御装置であって、更に、 前記スロットル弁の暫定開度指令値の設定手段の算出し
た暫定開度指令値が、前記スロットル弁の開度指令値の
設定手段の算出した今回の通常の開度指令値から所定値
以上に離れないようにガードする暫定開度指令値のガー
ド手段と、 このガード手段が前記暫定開度指令値をガードした時
に、前記スロットル弁の開度指令値の再設定手段が前記
スロットル弁の開度指令値を、前記スロットル弁の開度
指令値の設定手段が算出した今回のスロットル弁の通常
の開度指令値の算出値に戻す時期を、前記スロットル弁
の開度が前記暫定開度指令値に達した時よりも遅延させ
る、スロットル弁の開度指令値の再設定遅延手段と、を
備えることを特徴とする内燃機関の吸入空気量の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34144098A JP3478147B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 内燃機関の吸入空気量の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34144098A JP3478147B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 内燃機関の吸入空気量の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000161108A JP2000161108A (ja) | 2000-06-13 |
JP3478147B2 true JP3478147B2 (ja) | 2003-12-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34144098A Expired - Fee Related JP3478147B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 内燃機関の吸入空気量の制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3478147B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2007263051A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 内燃機関の吸入空気量制御装置 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP34144098A patent/JP3478147B2/ja not_active Expired - Fee Related
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