JP3478091B2 - フランジ付クラッチハブとその成形方法 - Google Patents

フランジ付クラッチハブとその成形方法

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JP3478091B2 JP31157297A JP31157297A JP3478091B2 JP 3478091 B2 JP3478091 B2 JP 3478091B2 JP 31157297 A JP31157297 A JP 31157297A JP 31157297 A JP31157297 A JP 31157297A JP 3478091 B2 JP3478091 B2 JP 3478091B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチハブとそ
の成形方法に関し、特に、絞り加工で形成されるに適し
たフランジ付クラッチハブと、その絞り成形加工技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機に用いられる通常のクラッチ
ハブは、変速機の軸側の回転部材やプラネタリギヤのリ
ングギヤフランジ等の適宜の回転部材の径方向フランジ
に溶接等で固定される。したがって、こうしたクラッチ
ハブは、図7に示すように、クラッチの摩擦材を軸方向
可動に支持する円筒状のスプライン部sと、それに連な
り回転部材に固定される内径側フランジ部fとからなる
いわゆるカップ状の形状をなしている。こうしたクラッ
チハブは、生産性と軽量コンパクト化のため、鋼板のプ
レス品とされる。そして、クラッチハブは、図8に示す
ように、予め成形したカップ形状のワークwを、先端を
緩やかな角度の導入形状とする歯形ダイスDとパンチP
とを用いて絞り加工することで、上記スプライン部sを
形成される。
【0003】ところで、自動変速機の多段化やコンパク
ト化に伴い、その変速機機構部の一層の高密度化が要請
され、各構成部材に複数の機能を持たせることが必要と
なる。そうしたことから、クラッチハブの場合も、他の
クラッチやブレーキのハブやドラムを兼ねる機能追加の
要請がある。こうした場合、クラッチハブの形状は複雑
化し、通常、上記円筒状のスプライン部sの一端側に内
径側フランジ部fが連なるとともに、他端側に外径側フ
ランジ部が連なるフランジ付のカップ形状となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、スプライ
ン部sの一端部から径方向外方に延在する外径側フラン
ジ部を有するフランジ付カップ形状のクラッチハブの場
合、フランジのないカップ形状のクラッチハブの場合と
は異なり、円筒状部の外周を軸方向の全長に渡ってスプ
ライン部sとすることができなくなる。その理由は、ス
プライン部sを成形する歯形ダイスは、ワークへの導入
を円滑にするため、所定の長さの導入角部分を要し、こ
の部分では、完全なスプライン歯を成形することができ
ないからである。したがって、こうした形状のクラッチ
ハブで、単純なカップ形状のクラッチハブと同様の有効
長のスプライン部を得ようとすると、クラッチハブの軸
方向寸法が長くなることは避けがたい。
【0005】また、スプライン部の加工自体も単純なカ
ップ形状のものに比べて困難となる。すなわち、図9に
示すように、スプライン部成形前の外径側フランジ部
f’の根元の湾曲(以下、コーナアールという)Rを図
に破線で示すように大きくすると、スプライン部成形時
に歯形ダイスDの導入角の先端Dpがワークwのコーナ
アールRと点接触し、その後方部分が局部的に引っ張ら
れ、前方の部分が圧縮されるため、スプライン部sの肉
ひけや、スプライン部とフランジ部との連なる角部の折
れ込みを生じる。そこで、逆に、図10に示すように、
ワークwのコーナアールR’を破線で示すように小さく
すると、スプライン部成形時に歯形ダイスDの押圧力
が、小さなコーナアールR’の付与で剛性が高くなった
コーナアール部にかかり、その部分より後方の部分が引
っ張られるため、クラッチハブの軸方向寸法Hが変化し
てしまう。このように、クラッチハブの機能追加には、
寸法増加の点でも加工技術の点でも解決すべき問題点が
ある。
【0006】そこで、本発明は、機能追加のためにフラ
ンジ付きのカップ状となるクラッチハブの軸方向寸法の
増大を抑えることができるハブ形状を提供することを第
1の目的とする。
【0007】次に、本発明は、上記フランジ付クラッチ
ハブの軸方法寸法の増大を更に抑制することを第2の目
的とする。
【0008】更に、本発明は、多機能化したフランジ付
クラッチハブの軸方向寸法の増大を抑制するとともに、
自動変速機に使用することで、コンパクト化に貢献でき
るフランジ付クラッチハブを提供することを第3の目的
とする。
【0009】次に、本発明は、多機能化したフランジ付
クラッチハブの成形に際しての肉ひけや折れ込みを防止
し、フランジ付クラッチハブの軸方向寸法のバラツキを
防止することを第4の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、軸方向に延びる筒状部の一端に、径
方向外方に延びる外径側フランジ部を有するクラッチハ
ブであって、前記筒状部と外径側フランジ部は、2段階
に傾斜角の異なる傾斜部を経て連なり、前記筒状部から
それに連なる傾斜部にかけてスプライン部が形成された
ことを特徴とする。
【0011】次に、上記第2の目的を達成するため、前
記外径側フランジ部の内周側に連なる傾斜部の傾斜角
は、スプライン部が形成された傾斜部の傾斜角より大き
い構成が採られる。
【0012】更に、上記第3の目的を達成するため、前
記外径側フランジ部の外周側には、外周スプライン部が
形成された構成とされる。
【0013】次に、上記第4の目的を達成するため、本
発明は、軸方向に延びる筒状部の一端に、径方向外方に
延びる外径側フランジ部を有するクラッチハブの前記筒
状部にスプライン部を成形する方法であって、予め、外
径側フランジ部の根元部分に傾斜部を形成する工程と、
絞り加工で、前記筒状部から傾斜部にかけてスプライン
部を成形する工程とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の作用及び効果】上記請求項1に記載の構成で
は、フランジ付クラッチハブは、スプライン部の一端側
に2段の傾斜部が形成され、2段目の傾斜部から外径側
フランジ部が延在する形状となっているため、1段目の
傾斜部までをスプライン部とすることでスプライン部の
有効長を確保して、フランジ付クラッチハブの軸方向寸
法の増大を防ぐことができる。
【0015】次に、請求項2に記載の構成では、径方向
フランジ部の内周側に連なる傾斜部の傾斜角が大きくさ
れているため、該傾斜角を付したことによる軸方向寸法
の増加が抑制され、それによりフランジ付クラッチハブ
の軸方法寸法をより短縮することができる。
【0016】更に、請求項3に記載の構成では、スプラ
イン部の外周側に径方向フランジ部を介して外周スプラ
イン部が形成されているので、多機能なフランジ付クラ
ッチハブの軸方向寸法の増大を抑制しながら、自動変速
機への利用により、そのコンパクト化に貢献することが
できる。
【0017】次に、請求項4に記載の構成では、予め、
径方向フランジ部の根元部分に歯形ダイスの導入部の角
度より大きい傾斜部を成形してスプライン部を成形する
ので、肉ひけ、折れ込みを防止しながらフランジ付クラ
ッチハブを成形することができる。また、前記傾斜部が
スプライン部成形時の押圧力を吸収するので、フランジ
付クラッチハブの軸方向寸法のバラツキを防止すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。まず、図1は第1実施形態のフランジ
付クラッチハブを断面で示す。このフランジ付クラッチ
ハブ1は、内径側フランジ部10から軸方向に延びる円
筒状部sの一端に、径方向外方に延びる外径側フランジ
部12を有する形状とされている。そして、円筒状部s
と外径側フランジ部12は、2段階に傾斜角(軸に対す
る円錐面の開き角をいう)の異なる傾斜部13a,13
bを経て連なり、円筒状部sからそれに連なる傾斜部1
3aにかけてスプライン歯形を備えるスプライン部11
が形成されている。そして、外径側フランジ部12の内
周側に連なる傾斜部13bの傾斜角は、スプライン部1
1が形成された傾斜部13aの傾斜角より大きい。更
に、外径側フランジ部12の外周側には、外周スプライ
ン部を構成するスプライン歯14が形成されている。
【0019】こうした形状のフランジ付クラッチハブで
は、円筒状部sからそれに連なる傾斜部13aにかけて
スプライン歯が形成されているため、スプライン歯を外
径側フランジ部12の近傍まで形成したスプライン部1
1とすることができる。それにより、円筒状部sの軸長
を最大限有効にスプライン部11とすることができる。
また、外径側フランジ部12のスプライン歯14を他の
部材のスプライン部に係合させることで、フランジ面を
摩擦係合要素の押圧面とする機能追加が可能となる。
【0020】次に、図2は第2実施形態のフランジ付ク
ラッチハブを断面で示す。このフランジ付クラッチハブ
1は、実質上、上記第1実施形態のフランジ付クラッチ
ハブと同様のものであるが、外周スプライン部を円筒状
のスプライン部15としている点で第1実施形態のもの
と異なる。したがって、対応する部位に第1実施形態の
ものに付したと同様の符号を付し、相違点のみ説明する
と、スプライン部15は、外径側フランジ部12の外周
側からスプライン部11と逆方向に延びるものとされて
いる。この場合のスプライン部15と外径側フランジ部
12とが連なる部位は、内径側フランジ部10とスプラ
イン部11とが連なる部位と同様に、単純なコーナアー
ルを持つ形状とされている。
【0021】こうした形状のフランジ付クラッチハブで
は、単一のクラッチハブのスプライン部11とスプライ
ン部15とにそれぞれ異なる摩擦係合要素の摩擦材又は
セパレータプレートを軸方向可動に支持することができ
るため、2つのクラッチ又はクラッチとブレーキのハブ
として機能させることができるようになる。
【0022】次に、図3は第3実施形態のフランジ付ク
ラッチハブを断面で示す。このフランジ付クラッチハブ
1は、実質上、上記第2実施形態のフランジ付クラッチ
ハブと同様のものであるが、外周スプライン部16を第
2実施形態のものとは逆方向に延在させている点で第2
実施形態のものと異なる。したがって、対応する部位に
第2実施形態のものに付したと同様の符号を付し、相違
点のみ説明すると、スプライン部16は、外径側フラン
ジ部12の外周側からスプライン部11と同方向に延び
るものとされている。この場合のスプライン部16と外
径側フランジ部12とが連なる部位も、内径側フランジ
部10とスプライン部11とが連なる部位と同様に、単
純なコーナアールを持つ形状とされている。
【0023】こうした形状のフランジ付クラッチハブで
は、単一のクラッチハブのスプライン部11とスプライ
ン部16とがそれぞれ異なる軸方向位置に配置されるた
め、それぞれ異なる軸方向位置に配置される摩擦係合要
素の摩擦材又はセパレータプレートを軸方向可動に支持
することができ、この場合は2つのクラッチのハブ、ク
ラッチとドラム又はクラッチのハブとブレーキのハブと
して機能させることができるようになる。
【0024】次に、上記各実施形態のフランジ付クラッ
チハブを製造する際の、本発明に従う共通の加工方法を
説明する。図4に示すように、ワークwは、前段階の加
工で、フランジ付きのカップ状とされ、その際に、外径
側フランジ部12の根元部分に、スプライン部11とさ
れる円筒状部sと外径側フランジ部12とをつなぐ傾斜
部13を形成される。この傾斜部13の角度は、後の絞
り工程に用いるダイスの導入角より若干大きな角度とさ
れる。
【0025】次に、図5に示すように、絞り工程で、歯
形パンチPに被せたワークwに対して歯形ダイスDを下
降させると、歯形ダイスDの先端は、従来の加工と同様
に内径側フランジ部10と円筒状部sとをつなぐコーナ
アール部から絞りを開始し、円筒状部sにスプライン歯
を形成して行く。そして、歯形ダイスDの先端部が傾斜
部13に達すると、歯形ダイスDの先端は、ワークwの
傾斜部13と全周で接し、導入角度より若干大きな角度
に成形された傾斜部13の傾斜角を小さくする変形を生
じさせながら傾斜部13aに歯形を形成していくことに
なる。この傾斜部13aの変形は主として角度変化とな
るため、材料が軸方向に引っ張られることによる肉ひけ
が生じにくい加工となり、しかも傾斜部13aを歯形パ
ンチPの歯形に押しつける形態で歯形を形成すること
で、外径側フランジ部12の近傍までスプライン歯を形
成することができる。それにより、円筒状部sの軸方向
長さに比してスプライン部11を最大限に形成すること
ができる。
【0026】こうして得られるフランジ付クラッチハブ
は、その後、外径側フランジ部12の外周にスプライン
歯14(図1参照)を形成することで、前記第1実施形
態に示す形状となる。また、更に、外径側フランジ部1
2の中間径部を逆方向に絞り成形し(図2参照)、それ
により形成される円筒状s1に従来の方法と同様の方法
でスプライン部15を形成することで、前記第2実施形
態に示す形状のフランジ付クラッチハブとすることがで
きる。この場合の外径側スプライン部15の成形の際に
は、加工部の端部には、径方向フランジがないため、従
来のカップ形状のワークの加工と同様の絞り加工による
歯形形成が可能である。また、外径側フランジ部12の
中間径部を同方向に絞り成形し(図3参照)、それによ
り形成される円筒状部s2に従来の方法と同様の方法で
スプライン部16を形成することで、前記第3実施形態
に示す形状のフランジ付クラッチハブとすることができ
る。この場合にも、ワークwの加工方向前端には径方向
フランジがない加工となるので、従来の方法と同様の方
法でスプライン部16を形成することができる。
【0027】最後に、図6は、上記絞り加工に使用する
プレス装置の構成を示す。この装置は、下型のパンチホ
ルダHpにノックピンNで位置決めされ、ボルトBで固
定され、外周にスプライン成形用の外周歯形を有するパ
ンチPと、パンチPの外周を取り巻くクッションプレー
トCとを備える下型に対して、上型のダイホルダHdに
セットプレートPsにより位置決め固定され、スプライ
ン成形用の内周歯形を有するダイスDと、ダイスD内に
挿入され、ワークの内径側フランジ部を押さえるノック
アウトOと、その押さえ力を調整する調整プレートPc
とを備える上型を下降させることで、図示しないワーク
の円筒状部にスプライン歯を形成する装置とされてい
る。この装置によるスプライン歯成形の工程は、前記の
とおりである。
【0028】かくして、上記実施形態の加工方法によれ
ば、予め、外径側フランジ部12の根元部分に歯形ダイ
スDの導入角より大きい角度の傾斜部13を成形してお
いて円筒状部sにスプライン部11を成形するので、成
形面に沿う肉ひけや、成形面の先端の折れ込みを防止し
ながらフランジ付クラッチハブを成形することができ
る。また、予め傾斜部13を形成しておくことで、傾斜
部13がスプライン部成形時の押圧力を吸収するので、
外径側フランジ部12に伝わる応力が緩衝され、加工後
のフランジ付クラッチハブの軸方向寸法のバラツキを防
止することができる。
【0029】そして、特に加工素材に、冷間圧延鋼板を
使用する場合、圧延方向とそれに直交する方向で塑性変
形時の延びが異なる異方性があるため、絞り加工時に外
径側フランジ部12の内周側まで変形が及ぶと、加工に
よりフランジ部12が波うつ変形が生じるが、本発明の
方法により傾斜部13で変形を緩衝させることで、こう
したフランジ部12の波うちを防ぎ、その平坦度を向上
させることができる。
【0030】以上、本発明を数種の実施形態に基づき詳
説したが、本発明はこれらの実施形態に限るものではな
く、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体
的構成を変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るフランジ付クラッ
チハブの軸方向半截断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るフランジ付クラッ
チハブの軸方向半截断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るフランジ付クラッ
チハブの軸方向半截断面図である。
【図4】本発明のフランジ付クラッチハブの前加工形状
を示す軸方向半截断面図である。
【図5】本発明のフランジ付クラッチハブの絞り加工方
法を示す工程説明図である。
【図6】本発明のフランジ付クラッチハブの加工装置を
示す断面図である。
【図7】従来のクラッチハブの形状を示す軸方向半截断
面図である。
【図8】従来のクラッチハブの加工方法を模式化して示
す工程説明図である。
【図9】従来の絞り加工方法をフランジ付クラッチハブ
に適用した工程説明図である。
【図10】従来の他の絞り加工方法をフランジ付クラッ
チハブに適用した工程説明図である。
【符号の説明】
1 フランジ付クラッチハブ 11 スプライン部 12 外径側フランジ部 13 傾斜部 14〜16 外周スプライン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16D 13/60 F16D 13/60 A (56)参考文献 特開 平11−47874(JP,A) 特開 平8−338445(JP,A) 特開 昭57−139432(JP,A) 特開 平3−288017(JP,A) 特開 昭61−21435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 1/00 - 13/14 B21J 17/00 - 19/04 B21K 1/00 - 31/00 B21D 22/26 B21D 53/26 - 53/28 F16D 13/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延びる筒状部の一端に、径方向
    外方に延びる外径側フランジ部を有するクラッチハブで
    あって、前記筒状部と外径側フランジ部は、2段階に傾
    斜角の異なる傾斜部を経て連なり、前記筒状部からそれ
    に連なる傾斜部にかけてスプライン部が形成されたこと
    を特徴とする、フランジ付クラッチハブ。
  2. 【請求項2】 前記外径側フランジ部の内周側に連なる
    傾斜部の傾斜角は、スプライン部が形成された傾斜部の
    傾斜角より大きい、請求項1記載のフランジ付クラッチ
    ハブ。
  3. 【請求項3】 前記外径側フランジ部の外周側には、外
    周スプライン部が形成された、請求項1又は2記載のフ
    ランジ付クラッチハブ。
  4. 【請求項4】 軸方向に延びる筒状部の一端に、径方向
    外方に延びる外径側フランジ部を有するクラッチハブの
    前記筒状部にスプライン部を成形する方法であって、 予め、外径側フランジ部の根元部分に傾斜部を形成する
    工程と、 絞り加工で、前記筒状部から傾斜部にかけてスプライン
    部を成形する工程とからなることを特徴とする、フラン
    ジ付クラッチハブの成形方法。
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