JP3477869B2 - 電子回路装置用ケース - Google Patents

電子回路装置用ケース

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JP3477869B2 JP32527394A JP32527394A JP3477869B2 JP 3477869 B2 JP3477869 B2 JP 3477869B2 JP 32527394 A JP32527394 A JP 32527394A JP 32527394 A JP32527394 A JP 32527394A JP 3477869 B2 JP3477869 B2 JP 3477869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極性を有する電解コン
デンサを組付けるための電子回路装置用ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、極性を有する電解コンデンサ
をハイブリッドIC用の樹脂ケースに組付ける場合、電
解コンデンサの位置ずれを防止して各リードピンの位置
決めを行う必要がある。そこで、従来では、図5に示す
ように、電解コンデンサ100を箱状に形成された組付
けスペースSに装着することで、電解コンデンサ100
の長手方向の位置ずれを防止して各リードピン110の
位置決めを行っている。なお、図5に示す電解コンデン
サ100は、陽極側と陰極側のリードピン110が反対
方向へ取り出されたC02型電解コンデンサ100であ
る。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 02型電解コンデン
サ100を組付ける場合は、電解コンデンサ100の長
手方向の位置ずれを防止することはできるが、電解コン
デンサ100の組付け方向を特定することができない。
このため、電解コンデンサ100の誤組付け(組付け方
向が反対)により各リードピン110を逆接続する可能
性が高い。さらに、図5に示す組付け方法では、円筒形
を成す電解コンデンサ本体120の回り止めが行われて
いない。このため、各リードピン110の位置決めが困
難であり、ターミナル300との位置ずれによる溶接不
良、あるいはピン浮きにより溶接くずが発生する等の問
題が生じる。
【0005】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、C02型電解コンデンサの誤組付け
を防止するとともに、各リードピンの位置決めを行うこ
とのできる電子回路装置用ケースの提供にある。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記目的 を達
成するために、以下の構成を採用した。請求項1では、
陽極側のリードピンが一端面より取り出されて、陰極側
のリードピンが他端面より取り出されたC02型電解コ
ンデンサを組付けるための組付けスペースが設けられた
電子回路装置用ケースにおいて、前記電解コンデンサの
組付け方向を特定する組付方向特定手段と、前記電解コ
ンデンサの回り止めを行う回り止め手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0009】請求項2では、請求項1に記載された電子
回路装置用ケースにおいて、前記組付方向特定手段は、
前記組付けスペースを形成する台座であり、その台座が
前記電解コンデンサの形状に対応して形成されているこ
とを特徴とする。請求項3では、請求項1または2に記
載された電子回路装置用ケースにおいて、前記回り止め
手段は、所定の形状に屈曲形成された前記リードピンの
側方に設けられて、前記リードピンを回転不能に支持す
る側壁であることを特徴とする。
【0010】さらに、請求項4では、請求項1〜3に記
載された何れかの電子回路用ケースにおいて、前記電子
回路装置用ケースは、前記各リードピンが接続される一
対のターミナルがインサート成形された樹脂製であるこ
とを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用および発明の効果】 請求項1 に記載した発明で
は、組付方向特定手段によってC02型電解コンデンサ
の組付け方向が特定されることにより、電解コンデンサ
の誤組付けによる各リードピンの逆接続が防止される。
また、回り止め手段によってC02型電解コンデンサの
回り止めが行われることにより、各リードピンの位置決
めを行うことができる。これにより、ターミナルへの各
リードピンの接続不良を防止することができる。
【0014】請求項1に記載した組付方向特定手段は、
請求項2に記載したように、組付けスペースを形成する
台座によって形成される。そして、この台座は、C02
型電解コンデンサの形状に対応して形成されている。即
ち、電解コンデンサの外形状に合わせて台座を形成する
ことにより、電解コンデンサの組付け方向を特定するこ
とができる。なお、C02型電解コンデンサの外形状
は、陽極側リードピンが取り出された一端面側の外周に
くびれ部が設けられており、このくびれ部に合わせた嵌
合突部を台座側に設けることにより、電解コンデンサの
組付け方向を特定することができる。
【0015】また、陰極側リードピンが取り出された電
解コンデンサの他端面には、貫通端子が突出した状態で
設けられている。従って、この貫通端子の形状に合わせ
た嵌合部を台座側に設けることによっても、電解コンデ
ンサの組付け方向を特定することができる。あるいは、
陽極側のリードピンと陰極側のリードピンとのフォーミ
ング形状に変化を持たせて、そのフォーミング形状に合
った台座形状とすることにより、電解コンデンサの組付
け方向を特定することができる。
【0016】請求項1に記載した回り止め手段は、請求
項3に記載したように、所定の形状に屈曲形成されたリ
ードピンの側方に設けられた側壁であり、この側壁がリ
ードピンを回転不能に支持することにより、電解コンデ
ンサの回り止めを行うことができる。なお、側壁は、各
リードピンの両側にそれぞれ設けても良いが、各リード
ピンの側方に互い違いに1か所ずつ設けてもリードピン
を回転不能に支持することはできる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】 次に、本発明の電子回路装置用ケースの実施
例を図面に基づいて説明する。図1はC02型電解コン
デンサの組付け状態を示す平面断面図である。電子回路
装置用ケース(以下、樹脂ケース1と呼ぶ)は、電解コ
ンデンサ4(C02型)を組付けるための組付けスペー
スSを形成する台座5と、電解コンデンサ4の回り止め
を行う側壁6とが一体に設けられている。
【0023】C02型電解コンデンサ4は、陽極側リー
ドピン40と陰極側リードピン41とが反対方向に取り
出されたもので、陽極側リードピン40は、コンデンサ
本体42の一端面に固定されたゴム栓43を通して取り
出され、陰極側リードピン41は、貫通端子44ととも
にコンデンサ本体42の他端面より取り出されている。
また、各リードピン40、41は、図1に示すような形
状にフォーミングされて、先端部でそれぞれターミナル
7、8に溶接されている。
【0024】樹脂ケース1の台座5は、コンデンサ本体
42の外形状に沿った組付けスペースSを形成してい
る。具体的には、図1に示すように、コンデンサ本体4
2の一端側外周に設けられたくびれ部42aに合わせて
設けられた嵌合凸部5a、およびコンデンサ本体42の
他端面より突出する貫通端子44に嵌合する嵌合凹部5
bが設けられている。側壁6は、図2に示すように、各
リードピン40、41の両側で、フォーミングにより形
成された屈曲部に沿って立設されている(図1参照)。
【0025】本実施例では、台座5に嵌合凸部5aと嵌
合凹部5bとを設けて、コンデンサ本体42の外形状に
沿った組付けスペースSを形成したことにより、電解コ
ンデンサ4の誤組付け、即ち、図1において電解コンデ
ンサ4が逆向きに組付けられるのを防止することができ
る。また、略円筒形状を成すコンデンサ本体42が回転
しようとする時には、各リードピン40、41の両側に
設けられた側壁6が各リードピン40、41の屈曲部を
抑えることにより、コンデンサ本体42の回転が規制さ
れる。これにより、ターミナル7、8に対する各リード
ピン40、41の位置決めを行なうことができ、ターミ
ナル7、8と各リードピン40、41との接続不良(溶
接不良)を防止することができる。
【0026】なお、側壁6は、必ずしも各リードピン4
0、41の両側に各々設ける必要はなく、各リードピン
40、41を回転不能に支持できれば良い。例えば、
に示すように、陽極側リードピン40と陰極側リード
ピン41の側方に各々1枚ずつ、反対側に設けても良
い。また、C02型電解コンデンサ4の場合、図4に示
すように、陽極側リードピン40と陰極側リードピン4
1とのフォーミング形状に変化を持たせ、そのフォーミ
ング形状に合わせて台座5側の形状を変更することによ
って、電解コンデンサ4の誤組付け(組付け方向が逆向
きになること)を防止することもできる。従って、この
場合は、台座5に嵌合凸部5aや嵌合凹部5bを設ける
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 C02型電解コンデンサの組付け状態を示す断
面図である
【図2】 図1 のA−A断面図である。
【図3】 C02型電解コンデンサの組付け状態を示す断
面図(変形例)である。
【図4】 C02型電解コンデンサの組付け状態を示す側
面断面図(変形例)である。
【図5】 C02型電解コンデンサの組付け状態を示す側
面断面図(従来技術)である。
【符号の説明】
1 樹脂ケース(電子回路装置用ケース) 4 C02型電解コンデンサ 5 台座(組付方向特定手段) 6 側壁(回り止め手段) 7、8 ターミナ 40 陽極側リードピ 41 陰極側リードピ S 組付けスペー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−86103(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 9/08 H01G 9/00 321 H01G 9/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極側のリードピンが一端面より取り出さ
    れて、陰極側のリードピンが他端面より取り出されたC
    02型電解コンデンサを組付けるための組付けスペース
    が設けられた電子回路装置用ケースにおいて、 前記電解コンデンサの組付け方向を特定する組付方向特
    定手段と、 前記電解コンデンサの回り止めを行う回り止め手段とを
    設けたことを特徴とする電子回路装置用ケース。
  2. 【請求項2】 前記組付方向特定手段は、前記組付けスペ
    ースを形成する台座であり、その台座が前記電解コンデ
    ンサの形状に対応して形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載された電子回路装置用ケース。
  3. 【請求項3】 前記回り止め手段は、所定の形状に屈曲形
    成された前記リードピンの側方に設けられて、前記リー
    ドピンを回転不能に支持する側壁であることを特徴とす
    請求項1または2に記載された電子回路装置用ケー
    ス。
  4. 【請求項4】 前記電子回路装置用ケースは、前記各リー
    ドピンが接続される一対のターミナルがインサート成形
    された樹脂製であることを特徴とする請求項1〜3に記
    載された何れかの電子回路装置用ケース。
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