JP3477841B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP3477841B2
JP3477841B2 JP23811394A JP23811394A JP3477841B2 JP 3477841 B2 JP3477841 B2 JP 3477841B2 JP 23811394 A JP23811394 A JP 23811394A JP 23811394 A JP23811394 A JP 23811394A JP 3477841 B2 JP3477841 B2 JP 3477841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信側から供給される
入力データを受信する受信装置に関し、特に、受信側で
のバッファからデータを読み出す際の時間軸制御に用い
て好適な受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、再生装置は、1つの記録媒体に
1つの再生時間軸を対応させて再生する。このような再
生装置の一例としては、例えばレーザ光を照射し、光デ
ィスク30に記録されている情報を再生する映像再生装
置がある。このような映像再生装置は、例えば図8に示
すように、照射したレーザ光の戻り光を光/電気変換
し、信号処理された再生RF信号を復調部31に供給し
ている。
【0003】復調部31は、出力信号を映像再生部32
に供給する。映像再生部32は、再生映像信号を出力す
ると共に、この再生映像信号の水平同期信号(PB-H-Syn
c )を位相比較器33の一端側に供給している。また、
位相比較器33には、他端側にこの光ディスクを用いた
映像再生装置の内部に有する水晶発振器34で生成され
る基準水平同期信号(REF-H-Sync)が供給されている。
【0004】位相比較器33は、スピンドルモータ35
に位相比較結果に基づく制御信号を供給している。この
制御信号は、再生映像信号の水平同期信号の位相と基準
水平同期信号との差を0にするようにした信号である。
スピンドルモータ35は、供給される制御信号に応じて
光ディスク30の回転を制御している。
【0005】また、内蔵する水晶発振器34の代わりに
外部から基準同期信号を供給させてやると、再生映像信
号の水平同期信号は、上記外部同期信号に同期させるこ
とができる。映像再生装置は、スピンドルモータ35に
対して復調部31、映像再生部32、位相比較器33及
び水晶発振器34で位相ロックドループ回路、いわゆる
PLL回路を構成している。
【0006】この他の光や光磁気を用いるディスク状記
録媒体でも再生装置には、基準クロックと再生クロック
を比較して光ディスク30の回転を制御している。映像
再生装置において、スピンドルモータ35による光ディ
スク30の回転速度制御は、スピンドルモータ35の回
転時間よりはるかに短い時間の信号では行うことができ
ない。すなわちこの回転制御は、高周波成分の信号では
できず、時間軸制御できないことになる。
【0007】実際に映像再生装置は、例えば 15.734kHz
の水平同期信号近傍の周波数まで回転速度を制御するこ
とができるが、 3.58MHzの色信号のサブキャリア周波数
では時間軸制御を行うためにタイムベースコレクタ(T
BC)が必要になる。また、1つまたは複数の送信デー
タを1つまたは複数の受信機が配設されるような送受信
システムにおいて、送信データに付随して供給される時
間軸情報に基づいて送信データを再現しているので、各
受信機は、各送信機の時間軸で送信データが再生され
る。
【0008】この場合の具体的な一例としては、映像信
号やオーディオ信号等を高能率符号化のデータ圧縮を施
し再現させるための国際標準のムービング・ピクチャ・
イメージ・エキスパート・グループ2(Moving Picture
Image Coding Experts Group2:以下MPEG2とい
う)規格を用いた送受信システムがある。このシステム
の送信側では、MPEG2の規格に基づいたデータ圧縮
を行うMPEGエンコード部40Aからの出力がマルチ
プレクサ部40Bに供給され、さらにこのマルチプレク
サ部40Bから受信側にデータが出力される。上記MP
EGエンコード部40Aは、送信側システムクロックリ
ファレンス生成部40Cから供給されるクロックに応じ
て動作させている。
【0009】この送信側システムクロックリファレンス
生成部40Cは、水晶発振器40Dの出力をオーディオ
・映像信号のA/Dクロックのタイミングに応じて例え
ば 27MHzのクロックを生成している。一般に、このよう
なシステムでは、使用する通信網によらず均質なデータ
転送を可能にするためのトランスポート層が設けられて
いる。
【0010】トランスポート層には、具体的にシステム
クロックの情報を生成するプログラム・クロック・リフ
ァレンス生成部(以下、PCR部という)40Eが設け
られている。PCR部40Eは、オーディオ・映像信号
の同期やバッファのオーバーフロー/アンダーフローを
防止するための情報としてPCRをマルチプレクサ部4
0Bに供給している。
【0011】また、受信側では、デマルチプレクサ部4
1Aは、送信側から供給されるデータを受信する。デマ
ルチプレクサ部41Aは、受信したデータからPCRと
圧縮されたデータとを分離してそれぞれMPEGデコー
ド部41Bと受信側システムクロックリファレンス生成
部41Cとに供給している。受信側システムクロックリ
ファレンス生成部41Cは、送信側から供給されるPC
Rに応じて送信側と同じタイミングのシステムクロック
の情報を生成してMPEGデコード部41Bに供給して
いる。
【0012】MPEGデコード部41Bは、供給される
システムクロックの情報に基づいて圧縮されたデータを
伸張し復調することにより、送信側のMPEGエンコー
ド部40Aの動作時の時間関係と同じ時間関係、すなわ
ち送信側と受信側の時間軸を一致させて送られた信号を
再現している。このようなシステムでは1種類のシステ
ムクロックに対して1種類のPCRを付加すればよいの
で、複数のエンコード部とデコード部との伝送路は共有
することができ、1つの伝送路で済ますことができる。
【0013】
【課題を解決しようとする課題】ところで、前述した再
生装置の場合、再生装置は、ディスク状記録媒体の回転
速度を位相の差に基づいて変化させることにより、再生
されるデータの出力速度が制御されている。このため、
再生装置は、1種類の出力、すなわち1チャンネル分に
しか対応できない。
【0014】また、複数のデータ出力をすべて同期させ
て再生させると、データの出力速度は1種類で済ませる
ことができる。しかしながら、この再生装置では、複数
のチャンネル出力をそれぞれ別々の同期タイミングで出
力させることができないことになる。次に、前述したM
PEG2を用いたシステムでは、送信データを送受信側
の双方の時間軸を一致させて再現させるためにPCR部
40Eが正確にシステムクロックの情報を伝えなければ
ならない。
【0015】ところが、伝送路の途中でこのPCR等の
情報が供給されない状況が入る虞れがある。時間軸の一
致のためにも伝送路は、データの遮断が発生しないよう
に工夫しなければならない。このような問題は、複数の
記録媒体を用いるマルチ・チャンネル再生装置に応用す
る場合にも記録系のPCRと再生系のPCRを正確に一
致させるように工夫が必要になる。
【0016】また、このような構成では受信側や再生側
でのデータ再現を例えば外部同期に同期させて行うこと
ができない。すなわちこれは、受信側や再生側での時間
軸を任意に設定することができないことを意味する。そ
こで、本発明は、上述したような実情に鑑みてなされた
ものであり、1つまたは複数の時間軸に対応して記録し
たデータを受信し、この受信したデータを任意の時間軸
で再現することのできる受信装置を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受信装置
は、送信側から供給される入力データを受信する受信装
置において、入力データを記憶する入力バッファ部と、
入力バッファ部の占有量を検出するCPUと、CPUの
検出結果に応じた制御信号を送信側に送出するCPU
と、入力バッファ部からデータの読出し用クロック信号
を生成する読出しクロック生成部とを有することを特徴
としている。
【0018】ここで、読出しクロック生成部には、複数
の構成を採ることができる。第1の読出しクロック生成
部は、システムクロックリファレンスを生成するシステ
ムクロックリファレンス生成部と、システムクロックリ
ファレンス生成部からの出力を分周する分周部と、内部
で生成される同期信号と外部から供給される同期信号と
を切り換える切換スイッチと、切換スイッチからの参照
同期信号と分周部からのシステム同期信号とで位相を比
較する位相比較器と、位相比較器からの出力に応じてシ
ステムクロックリファレンス生成部が出力する信号に基
づいて入力バッファ部からデータを読み出すクロック信
号を出力する読出しクロック出力部とで構成する。
【0019】第2の読出しクロック生成部は、入力バッ
ファ部からのデータを復調して得られる映像信号を同期
分離する同期分離部と、内部で生成される同期信号と外
部から供給される同期信号とを切り換える切換スイッチ
と、切換スイッチからの参照同期信号と同期分離部から
の信号とで位相を比較する位相比較器と、位相比較器か
らの出力に応じてシステムクロックリファレンスを生成
するシステムクロックリファレンス生成部と、システム
クロックリファレンス生成部の出力信号に基づいて入力
バッファ部からデータを読み出すクロック信号を出力す
る読出しクロック出力部とで構成する。
【0020】第3の読出しクロック生成部は、システム
クロックリファレンスを生成するシステムクロックリフ
ァレンス生成部と、システムクロックリファレンス生成
部からの出力を分周する分周部と、入力バッファ部から
のデータを復調して得られる映像信号を同期分離する同
期分離部と、内部で生成される同期信号と外部から供給
される同期信号とを切り換える第1の切換スイッチと、
分周部からの出力と同期分離部からの出力とを切り換え
る第2の切換スイッチと、第1の切換スイッチと第2の
切換スイッチからそれぞれ供給される信号に基づき位相
比較してシステムクロックリファレンス生成部を位相制
御する位相比較器と、システムクロックリファレンス生
成部の出力信号に基づいて入力バッファ部からデータを
読み出すクロック信号を出力する読出しクロック出力部
とで構成する。
【0021】また、第4の読出しクロック生成部は、ト
ランスポート層から得られるシステムクロック情報に基
づいて再生クロックを生成する再生クロック生成部と、
外部から供給される同期信号に位相をロックする処理を
施す外部位相ロック部と、外部位相ロック部の出力と内
部用クロックを生成する発振器との出力とを切り換える
切換スイッチと、再生クロック生成部と切換スイッチと
からそれぞれ供給される信号に基づいて位相比較する位
相比較器と、位相比較器からの出力に応じてシステムク
ロックリファレンスを生成するシステムクロックリファ
レンス生成部と、システムクロックリファレンス生成部
の出力信号に基づいて入力バッファ部からデータを読み
出すクロック信号を出力する読出しクロック出力部とで
構成する。
【0022】さらに、読出しクロック生成部は、入力バ
ッファ部からのデータを復調して得られる映像信号を同
期分離する同期分離部と、同期分離部からの出力と外部
から供給される同期信号とで位相比較する第1の位相比
較器と、トランスポート層から得られるシステムクロッ
ク情報に基づいて再生クロックを生成する再生クロック
生成部と、外部から供給される同期信号に位相をロック
する処理を施す外部位相ロック部と、外部位相ロック部
の出力と内部用クロックを生成する発振器との出力とを
切り換える切換スイッチと、再生クロック生成部と切換
スイッチとからそれぞれ供給される信号に基づいて位相
比較する第2の位相比較器と、第1の位相比較器と第2
の位相比較器からの出力に基づいてシステムクロックリ
ファレンスを生成するシステムクロックリファレンス生
成部と、システムクロックリファレンス生成部の出力信
号に基づいて入力バッファ部からデータを読み出すクロ
ック信号を出力する読出しクロック出力部とで構成す
る。
【0023】
【作用】本発明に係る受信装置は、入力バッファ部の動
作を入力バッファ部の占有量に基づいて検出し、この検
出結果に応じた制御信号を送信側に送ると共に、読出し
クロック生成部からのデータを読み出すクロック信号に
基づいて入力バッファ部からデータを読み出すことによ
り、送信側のエンコーダのシステムクロックと入力映像
信号との時間関係を受信側のデコーダでのシステムクロ
ックと外部同期信号・出力する映像信号との間で正確に
再現する。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る受信装置の一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。この実施例では、
この受信装置に使われるデコーダ内の構成について説明
する。
【0025】受信装置は、例えば図1に示すような基本
的な構成による時間調整部10をデコーダ内に設けてい
る。このデコーダには、送信側からのデータを格納する
入力バッファ部1と、この入力バッファ部1からデータ
を読み出すクロック信号を生成する読出しクロック生成
部2と、入力バッファ部1のデータ占有率をモニタし、
このモニタ結果に応じて送信装置4に出力を制御する制
御信号を出力するCPU3とを有している。
【0026】この受信装置の中で読出しクロック生成部
2は、様々な構成を採ることができる。さらに、これら
の詳しい構成については、後述する。この受信装置は、
送信装置4からのデータが入力データとして入力バッフ
ァ部1に供給されている。また、この送信装置4は、入
力バッファ部1に書込みクロック信号WCKも供給して
いる。
【0027】入力バッファ部1は、この書込みクロック
信号WCKにより、イネーブル状態になったとき、供給
されるデータを内部に取り込む。入力バッファ部1は、
占有されていくメモリ領域に関する情報として例えばハ
ーフフラグをCPU3に供給する。CPU3は、入力バ
ッファ部1からの情報、ハーフフラグに基づいてメモリ
領域全体に対する送信側から供給されたデータ量を占有
率で表して監視している。CPU3は、例えば、書き込
まれているデータが所定の占有率を越えたとき、送信装
置4に送信を停止させ、この占有率以下の状況でデータ
の送信を要求するようなリクエスト信号REQを送信装
置4に出力している。
【0028】この受信装置の読出しクロック生成部2に
は、例えば外部から供給される外部同期信号が供給され
る。読出しクロック生成部2は、この外部同期信号に同
期した読出しクロック信号RCKを入力バッファ部1に
供給する。入力バッファ部1は、内部に記憶されている
データを読出しクロック信号RCKに応じて出力する。
この出力データは、送信装置4内のエンコーダ(図示せ
ず)のシステムクロックと入力データとの時間関係を受
信側のデコーダでのシステムクロックと外部同期信号と
の間で正確に再現させている。
【0029】また、このような時間関係は、外部同期信
号でなく、図1の出力データから再現された、例えば映
像信号の水平同期信号を用いても送信側のシステムクロ
ックと入力データとの時間関係を受信装置に再現させる
ことができる。このデコーダの構成を図2に示すマルチ
チャンネル・映像伝送システムの受信部に本発明の受信
装置を適用した一例について説明する。ここで、このマ
ルチチャンネル・映像伝送システムでは、データ圧縮に
用いる規格の一つであるMPEG規格を用いている。
【0030】マルチチャンネル・映像伝送システムは、
複数のチャンネルの映像データを多重化して受信部22
に送出する送信部21と、この送信部21からの多重化
された映像データを各チャンネル毎に分離して信号を再
現する受信部22とで構成される。送信部21は、映像
データを記憶しておく、複数の記憶装置として例えばハ
ードディスク装置HD1 〜HDn と、これらのハードデ
ィスク装置HD1 〜HDnからの出力データに例えばM
PEG2規格に基づくデータ圧縮を施す信号処理部21
aと、信号処理部21aからの出力信号を多重化するマ
ルチプレクサ部21bとを有している。
【0031】マルチプレクサ部21bは、出力信号を送
信側からのデータとして受信部22に伝送路23を介し
て供給する。受信部22は、送信部21からの多重化さ
れたデータを例えばチャンネル毎に分離するデマルチプ
レクサ部22aと、デマルチプレクサ部22aからの出
力に対応してデコード処理するデコード部DC1 〜DC
n とを有している。
【0032】各デコード部DC1 〜DCn は、チャンネ
ル毎に送信部21からのデータ供給を要求信号としてリ
クエスト信号を返して伝送制御を行いながら、各チャン
ネルに対応して映像信号、オーディオ信号がそれぞれ出
力させている。このデコード部DC1 〜DCn には、こ
の受信部22が有する任意の時間関係で送信側の時間関
係を再現するため、図1に示した時間調整部10が設け
られている。この時間調整部10には、外部同期信号が
この受信側の例えばトランスポート層に対応する時間調
整のための信号として供給されている。
【0033】次に、この受信部22におけるデコーダ部
の構成について各種の具体的な例及びその具体例の変形
例について図3〜図7を参照しながら説明する。ここ
で、図1と共通する部分には同じ参照番号を付して説明
を省略する。また、具体的な実施例として例えばデコー
ド部DC1 を例に挙げる。デコード部DC1 には、MP
EGシステムデマックス部22Aと、MPEG映像デコ
ード部22Bと、MPEGオーディオデコード部22C
とを有する他に、トランスポート層に対応する時間調整
部10が設けられている。
【0034】デコード部DC1 では、入力バッファ部1
に供給された入力データを送信側からの書込みクロック
信号WCKにより取り込み、後述する読出しクロック生
成部2からの読出しクロック信号RCKで入力バッファ
部1からの出力データをMPEGシステムデマックス部
22Aに送る。MPEGシステムデマックス部22A
は、映像データとオーディオデータとに分離してそれぞ
れMPEG映像デコード部22Bと、MPEGオーディ
オデコード部22Cに供給している。このMPEG映像
デコード部22Bは、MPEG規格で圧縮された映像デ
ータに対してデータ伸張処理等を施して映像信号を出力
する。また、MPEGオーディオデコード部22Cは、
MPEG規格で圧縮されたオーディオデータに対してデ
ータ伸張処理等を施して左右それぞれのオーディオ信号
(L)、オーディオ信号(R)を出力する。
【0035】このデコード部における時間調整部10に
は、例えば図3に示すように、入力バッファ部1と、読
出しクロック生成部2と、CPU3とで構成されてい
る。この中で読出しクロック生成部2は、システムクロ
ックリファレンスSCR を生成するシステムクロックリフ
ァレンス生成部201と、システムクロックリファレン
ス生成部201からの出力を分周する分周部202と、
内部で生成される同期信号と外部から供給される同期信
号とを切り換える切換スイッチSW1と、切換スイッチ
SW1からの参照同期信号と分周部からのシステム同期
信号とで位相を比較する位相比較器203と、位相比較
器203からの出力に応じてシステムクロックリファレ
ンス生成部201が出力する信号に基づいて入力バッフ
ァ部1からデータを読み出すクロック信号を出力する読
出しクロック出力部204とで構成する。
【0036】読出しクロック生成部2には、外部から外
部映像信号が外部同期入力部205に供給される。外部
同期入力部205は、外部映像信号が有する水平同期信
号、すなわち外部同期信号EX-Hを切換スイッチSW1の
一端側に供給する。この切換スイッチSW1の他端部に
は、内部同期発生器206からこの受信部22における
内部同期信号が供給されている。切換スイッチSW1
は、この受信部22の時間関係か外部の時間関係かのい
ずれか一方を参照同期信号REF-H として位相比較器20
3に供給している。
【0037】位相比較器203の他端側には、システム
クロックリファレンス生成部201から出力される例え
ば、27MHz のシステムクロックリファレンスSCR を分周
して求めたシステムクロックリファレンスSCR による同
期信号SCR-H が供給されている。上記システムクロック
リファレンスSCR を分周するため、システムクロックリ
ファレンス生成部201は、システムクロックリファレ
ンスSCR を分周部202に供給している。分周部202
は、システムクロックリファレンスSCR を例えば1/14
3、1/6、1/2 と3段階に分周することによりシステムク
ロックリファレンスSCR による同期信号SCR-H を求めて
いる。この分周により同期信号SCR-H は、例えばNTS
C方式の場合に対応して、システムクロックリファレン
スSCR の周波数27MHz を1/1716にすると水平同期信号の
パルスを生成することができる。
【0038】位相比較器203は、このシステムクロッ
クリファレンスSCR による同期信号SCR-H と参照同期信
号REF-H との差に応じた出力信号をシステムクロックリ
ファレンス生成部201に供給する。この参照同期信号
が外部同期信号の場合、外部同期信号に対応した読出し
クロック信号RCK を出力することになる。このようにし
て位相比較器203により、システムクロックリファレ
ンス生成部201のシステムクロックリファレンスSCR
に対するPLL回路を構成している。
【0039】システムクロックリファレンス生成部20
1は、例えばMPEG2の規格に合わせて27MHz のクロ
ック周波数を発振させる電圧制御発振器(以下、VCO
という)で構成されている。システムクロックリファレ
ンス生成部201は、位相比較器203からの出力で位
相制御を行ってシステムクロックリファレンスSCR を外
部同期信号に同期させている。このようにして外部同期
信号に同期したシステムクロックリファレンスSCR が読
出しクロック出力部204に供給される。この読出しク
ロック出力部204は、外部同期信号に同期したシステ
ムクロックリファレンスSCR に基づいて読出しクロック
信号RCKを入力バッファ部1に供給する。
【0040】このため、入力バッファ部1は、前述した
ように出力データを外部同期に依存したタイミングで出
力するようになる。このように構成することにより、送
信側の例えば信号処理部21a内に有するエンコード部
(図示せず)でのシステムクロックと入力データの時間
関係が受信側のシステムクロックと外部同期信号・出力
する映像信号との間で正確に再現されることになる。
【0041】なお、この場合、実際に出力される映像信
号と外部同期信号との関係はモニタされていない。従っ
て、このデコード部DC1 は、何等かの理由により時間
軸がずれても修正するようなフィードバック機能を有し
ていない。次に、上述した具体例の第1の変形例として
図4に示す読出しクロック生成部2の構成がある。ここ
で、この場合も共通する部分には同じ参照番号を付して
説明を省略する。
【0042】この第1の変形例における読出しクロック
生成部2は、入力バッファ部1からのデータを復調して
得られる映像信号を同期分離する同期分離部207と、
内部で生成される同期信号と外部から供給される同期信
号とを切り換える切換スイッチSW2と、切換スイッチ
SW2からの参照同期信号REF-H と同期分離部207か
らの信号PB-Hとで位相を比較する位相比較器203と、
位相比較器203からの出力に応じてシステムクロック
リファレンスSCR を生成するシステムクロックリファレ
ンス生成部201と、システムクロックリファレンス生
成部201の出力信号に基づいて入力バッファ部1から
データを読み出すクロック信号を出力する読出しクロッ
ク出力部204とで構成する。
【0043】前述した具体的な実施例におけるて行った
システムクロックリファレンスSCRによる同期信号SCR-H
を参照同期信号REF-H と位相比較していたが、この第
1の変形例では、受信部22は、MPEG映像デコード
部22Bが再現した映像信号から得られる再生水平同期
信号PB-Hに対する位相比較を行ってシステムクロックリ
ファレンス生成部201が出力するシステムクロックリ
ファレンスSCR を制御するようにしている。
【0044】このため、MPEG映像デコード部22B
は、再現した映像信号をそのまま出力すると共に、同期
分離部207にも上記映像信号を送っている。この同期
分離部207は、供給された映像信号の中から再生水平
同期信号PB-Hを分離して位相比較器203に供給する。
位相比較器203は、切換スイッチSW2から出力され
る参照同期信号REF-H と再生水平同期信号PB-Hとを位相
比較した際の差をシステムクロックリファレンス生成部
201に制御信号として供給している。
【0045】切換スイッチSW2が外部同期入力部20
5からの出力、すなわち外部同期信号EX-Hを選択してい
ると、システムクロックリファレンス生成部201は、
位相比較器203が外部同期信号EX-Hを参照同期信号と
して用いることによりシステムクロックリファレンスSC
R を外部同期信号EX-Hの位相関係に合うよう調整される
ことになる。また、位相比較対象の信号として再生水平
同期信号PB-Hを用いることにより、出力する映像信号と
も位相関係の調整が図られ、位相が一致するようにシス
テムクロックリファレンスSCR が制御されることにな
る。
【0046】このように構成することにより、送信側の
例えば信号処理部21a内に有するエンコード部(図示
せず)でのシステムクロックと入力データの時間関係が
受信側のシステムクロックと外部同期信号・出力する映
像信号との間で正確に再現されることになる。この場
合、前述した具体的な実施例に比べてより出力する映像
信号との時間関係の結び付きを強くすることができる。
【0047】次に、前述した具体例の第2の変形例とし
て図5に示す読出しクロック生成部2の構成がある。こ
こで、この場合も共通する部分には同じ参照番号を付し
て説明を省略する。この第2の変形例での読出しクロッ
ク生成部2は、システムクロックリファレンスを生成す
るシステムクロックリファレンス生成部201と、シス
テムクロックリファレンス生成部201からの出力を分
周する分周部202と、入力バッファ部1からのデータ
を復調して得られる映像信号を同期分離する同期分離部
207と、内部で生成される同期信号と外部から供給さ
れる同期信号とを切り換える切換スイッチSW1と、分
周部202からの出力と同期分離部207からの出力と
を切り換える切換スイッチSW2と、切換スイッチSW
1と切換スイッチSWからそれぞれ供給される信号に基
づき位相比較する位相比較器203と、システムクロッ
クリファレンス生成部201の出力信号に基づいて入力
バッファ部からデータを読み出すクロック信号を出力す
る読出しクロック出力部204とで構成する。
【0048】この構成は、前述した具体的な実施例と第
1の変形例とを合わせた構成である。このように構成す
ることにより、送信側の例えば信号処理部21a内に有
するエンコード部(図示せず)でのシステムクロックと
入力データの時間関係が受信側のシステムクロックと外
部同期信号・出力する映像信号との間で正確に再現され
ることができる。
【0049】次に、前述した具体例の第3の変形例とし
て図6に示す読出しクロック生成部2の構成がある。こ
こで、この場合も共通する部分には同じ参照番号を付し
て説明を省略する。この第3の変形例での読出しクロッ
ク生成部2は、トランスポート層から得られるシステム
クロック情報PCRに基づいて再生クロックを生成する
再生クロック生成部208と、外部から供給される同期
信号に位相をロックする処理を施す外部位相ロック部2
09と、外部位相ロック部209の出力と内部用クロッ
クを生成する発振器210との出力とを切り換える切換
スイッチSW3と、再生クロック生成部209と切換ス
イッチSW3とからそれぞれ供給される信号に基づいて
位相比較する位相比較器203と、位相比較器203か
らの出力に応じてシステムクロックリファレンスSCR を
生成するシステムクロックリファレンス生成部201
と、システムクロックリファレンス生成部201の出力
信号に基づいて入力バッファ部1からデータを読み出す
クロック信号を出力する読出しクロック出力部204と
で構成する。
【0050】この第3の変形例では、図2の送信装置2
1から供給されるシステムクロック情報であるトランス
ポート層でのプログラムクロックリファレンスPCR がM
PEGシステムデマックス部22Aで分離される。MP
EGシステムデマックス部22Aは、このプログラムク
ロックリファレンスPCR を再生クロック生成部208に
供給する。
【0051】再生クロック生成部208は、例えばMP
EG2規格に準じて27MHz のクロックを生成する発振器
で、供給されるプログラムクロックリファレンスPCR に
基づいて再生クロックPB27M を位相比較器203に供給
している。また、外部同期入力部205には、外部映像
信号が供給されている。外部同期入力部205は、外部
同期信号EX-Hを外部位相ロック部(以下、PLLとい
う)209に供給する。このPLL部209は、供給さ
れる外部同期信号に位相を同期させた外部用クロックを
生成して切換スイッチSW3の一端側に出力する。この
切換スイッチSW3には、内部用クロックを生成する発
振器210からの出力が供給されている。ここで、発振
器210は、27MHz の周波数発振器である。
【0052】切換スイッチSW3は、選択した参照クロ
ックR27Mを位相比較器203に供給する。従って、シス
テムクロックリファレンス生成部201は、位相比較器
203が出力する参照クロックR27Mに対する再生クロッ
クPB27M の差である制御信号に応じてシステムクロック
リファレンスSCR を生成している。
【0053】このシステムクロックリファレンスSCR に
応じて読出しクロック出力部204は、読出しクロック
信号RCKを入力バッファ部1に出力する。このように
構成することによっても、送信側の例えば信号処理部2
1a内に有するエンコード部(図示せず)でのシステム
クロックと入力データの時間関係が受信側のシステムク
ロックと外部同期信号・出力する映像信号との間で正確
に再現されることができる。
【0054】次に、前述した具体例の第4の変形例とし
て図7に示す読出しクロック生成部2の構成がある。こ
こで、この場合も共通する部分には同じ参照番号を付し
て説明を省略する。この第4の変形例での読出しクロッ
ク生成部2は、第1の変形例と上述した第3の変形例の
構成を組み合わせたものである。
【0055】第4の変形例による読出しクロック生成部
2は、入力バッファ部1からのデータを復調して得られ
る映像信号を同期分離する同期分離部207と、同期分
離部207からの出力と外部から供給される同期信号と
で位相比較する位相比較器203aと、トランスポート
層から得られるシステムクロック情報に基づいて再生ク
ロックを生成する再生クロック生成部208と、外部か
ら供給される同期信号に位相をロックする処理を施す外
部位相ロック部209と、外部位相ロック部209の出
力と内部用クロックを生成する発振器210との出力と
を切り換える切換スイッチSW3と、再生クロック生成
部208と切換スイッチSW3とからそれぞれ供給され
る信号に基づいて位相比較する位相比較器203bと、
位相比較器203aと位相比較器203bからの出力に
基づいてシステムクロックリファレンスを生成するシス
テムクロックリファレンス生成部201と、システムク
ロックリファレンス生成部201の出力信号に基づいて
入力バッファ部1からデータを読み出すクロック信号を
出力する読出しクロック出力部204とで構成する。
【0056】位相比較器203aは、出力する映像信号
と外部同期信号との時間関係を合わせる処理を行い、位
相比較器203bは、送信装置21から供給されるシス
テムクロック情報であるPCRに基づく再生クロックPC
R27Mと外部同期信号との時間関係を合わせる処理を行っ
ている。システムクロックリファレンス生成部201
は、これら位相比較器203a、203bからそれぞれ
供給される制御信号に応じてシステムクロックリファレ
ンスSCR を生成している。
【0057】これにより、読出しクロック出力部204
は、システムクロックリファレンスSCR に対応する読出
しクロック信号RCKを入力バッファ部1に供給する。
このように構成することによっても、送信側の例えば信
号処理部21内に有するエンコード部(図示せず)での
システムクロックと入力データの時間関係が受信側のシ
ステムクロックと外部同期信号・出力する映像信号との
間で正確に再現されることができる。
【0058】以上のように構成することにより、入力バ
ッファの占有量をモニタしてデータ入力を制御して映像
出力信号の時間軸を制御している。このモニタに応じて
リクエスト信号を個々に供給することにより、受信装置
の映像出力レートに合わせたデータの送受信を行うこと
ができる。また、例えば図2に示す送信部21のマルチ
プレクサ部21bの出力と受信部22のデマルチプレク
サ部22aの入力の時間軸の関係が、それぞれ受信部2
2の入力映像信号としての入力データと出力される映像
信号の時間軸に同期化されることになる。これにより、
同じバスやネットワークに接続された受信装置が複数設
けられているような場合でも各受信装置は、それぞれ個
別の時間軸に同期させて映像信号やオーディオ信号を出
力することができ、外部同期で動作させることもでき
る。
【0059】また、1つの記録媒体にバスまたはネット
ワークを介して複数の出力をもつ場合も、各出力が各々
単独の映像再生装置として動作させることが可能にな
り、かつ各々個別に外部同期をかけることができ、受信
装置の出力信号における自由度を高めることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る受信装置によれば、入力バ
ッファの占有量をモニタしてデータ入力を制御して映像
出力信号の時間軸を制御している。このモニタに応じて
リクエスト信号を個々に供給することにより、受信装置
の映像出力レートに合わせたデータの送受信を行うこと
ができる。また、送信側からの出力と受信側での入力の
時間軸の関係が、それぞれ受信側の入力映像信号として
の入力データと出力される映像信号の時間軸に同期化さ
れることになる。これにより、同じバスやネットワーク
に接続された受信装置が複数設けられているような場合
でも各受信装置は、それぞれ個別の時間軸に同期させて
映像信号やオーディオ信号を出力することができ、外部
同期で動作させることもできる。
【0061】また、1つの記録媒体にバスまたはネット
ワークを介して複数の出力をもつ場合も、各出力が各々
単独の映像再生装置として動作させることが可能にな
り、かつ各々個別に外部同期をかけることができ、受信
装置の出力信号における自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置に適用されるデコード部
内の時間調整部の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記時間調整部をマルチチャンネル・映像伝送
システム適用した場合のシステム構成を示すブロック図
である。
【図3】上記マルチチャンネル・映像伝送システムの受
信側のデコード部内の時間調整部の具体的な構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記時間調整部における第1の変形例のブロッ
ク図である。
【図5】上記時間調整部における第2の変形例のブロッ
ク図である。
【図6】上記時間調整部における第3の変形例のブロッ
ク図である。
【図7】上記時間調整部における第4の変形例のブロッ
ク図である。
【図8】映像再生装置における時間軸制御を説明するブ
ロック図である。
【図9】MPEG2システムを適用した送受信システム
における時間軸制御を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 入力バッファ部 2 読出しクロック生成部 3 CPU 4 送信装置 10 時間調整部 201 システムクロックリファレンス生成部 202 分周部 203、203a、203b 位相比較器 204 読出しクロック出力部 205 外部同期入力部 206 内部同期発生器 207 同期分離部 208 再生クロック生成部 209 外部位相ロック部 210 内部用クロックを生成する発振器 SW1〜SW3 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 G11B 20/10 H04N 5/06 H04N 5/937

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側から供給される入力データを受信
    する受信装置において、 上記入力データを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の占有量を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に応じた制御信号を送信側に送
    出する制御手段と、 上記記憶手段からデータの読出し用クロック信号を生成
    する読出しクロック生成手段とを備え、 上記読出しクロック生成手段は、 システムクロックリファレンスを生成するシステムクロ
    ックリファレンス生成手段と、 該システムクロックリファレンス生成手段からの出力を
    分周する分周手段と、 内部で生成される同期信号と外部から供給される同期信
    号とを切り換える切換手段と、 該切換手段からの参照同期信号と上記分周手段からのシ
    ステム同期信号とで位相を比較する位相比較手段と、 該位相比較手段からの出力に応じてシステムクロックリ
    ファレンス生成手段が出力する信号に基づいて上記記憶
    手段からデータを読み出すクロック信号を出力する読出
    しクロック出力手段とを有して成ることを特徴とする受
    信装置。
  2. 【請求項2】 送信側から供給される入力データを受信
    する受信装置において、 上記入力データを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の占有量を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に応じた制御信号を送信側に送
    出する制御手段と、 上記記憶手段からデータの読出し用クロック信号を生成
    する読出しクロック生成手段とを備え、 上記読出しクロック生成手段は、 上記記憶手段からのデータを復調して得られる映像信号
    を同期分離する同期分離手段と、 内部で生成される同期信号と外部から供給される同期信
    号とを切り換える切換手段と、 該切換手段からの参照同期信号と上記同期分離手段から
    の信号とで位相を比較する位相比較手段と、 上記システムクロックリファレンス生成手段の出力信号
    に基づいて上記記憶手段からデータを読み出すクロック
    信号を出力する読出しクロック出力手段とを有して成る
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 送信側から供給される入力データを受信
    する受信装置において、 上記入力データを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の占有量を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に応じた制御信号を送信側に送
    出する制御手段と、 上記記憶手段からデータの読出し用クロック信号を生成
    する読出しクロック生成手段とを備え、 上記読出しクロック生成手段は、 システムクロックリファレンスを生成するシステムクロ
    ックリファレンス生成手段と、 該システムクロックリファレンス生成手段からの出力を
    分周する分周手段と、上記記憶手段からのデータを復調して得られる映像信号
    を同期分離する同期分離手段と、 内部で生成される同期信号と外部から供給される同期信
    号とを切り換える第1の切換手段と、 上記分周手段からの出力と上記同期分離手段からの出力
    とを切り換える第2の切換手段と、 上記第1の切換手段と上記第2の切換手段からそれぞれ
    供給される信号に基づき位相比較して上記システムクロ
    ックリファレンス生成手段を位相制御する位相比較手段
    と、 上記システムクロックリファレンス生成手段の出力信号
    に基づいて上記記憶手段からデータを読み出すクロック
    信号を出力する読出しクロック出力手段とを有して成る
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 送信側から供給される入力データを受信
    する受信装置において、 上記入力データを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の占有量を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に応じた制御信号を送信側に送
    出する制御手段と、 上記記憶手段からデータの読出し用クロック信号を生成
    する読出しクロック生成手段とを備え、 上記読出しクロック生成手段は、 トランスポート層から得られるシステムクロック情報に
    基づいて再生クロックを生成する再生クロック生成手段
    と、 外部から供給される同期信号に位相をロックする処理を
    施す外部位相ロック手段と、 該外部同期ロック手段の出力と内部用クロックを生成す
    る内部クロック生成手段との出力とを切り換える切換手
    段と、 上記再生クロック生成手段と上記切換手段とからそれぞ
    れ供給される信号に基づいて位相比較する位相比較手段
    と、 該位相比較手段からの出力に応じてシステムクロックリ
    ファレンスを生成するシステムクロックリファレンス生
    成手段と、 該システムクロックリファレンス生成手段の出力信号に
    基づいて上記記憶手段からデータを読み出すクロック信
    号を出力する読出しクロック出力手段とを有して成るこ
    とを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 送信側から供給される入力データを受信
    する受信装置において、 上記入力データを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段の占有量を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に応じた制御信号を送信側に送
    出する制御手段と、 上記記憶手段からデータの読出し用クロック信号を生成
    する読出しクロック生成手段とを備え、 上記読出しクロック生成手段は、 上記記憶手段からのデータを復調して得られる映像信号
    を同期分離する同期分離手段と、 上記同期分離手段からの出力と外部から供給される同期
    信号とで位相比較する第1の位相比較手段と、 トランスポート層から得られるシステムクロック情報に
    基づいて再生クロックを生成する再生クロック生成手段
    と、 外部から供給される同期信号に位相をロックする処理を
    施す外部位相ロック手段と、 該外部同期ロック手段の出力と内部用クロックを生成す
    る内部クロック生成手段との出力とを切り換える切換手
    段と、 上記再生クロック生成手段と上記切換手段とからそれぞ
    れ供給される信号に基づいて位相比較する第2の位相比
    較手段と、 上記第1の位相比較手段からの出力と上記第2の位相比
    較手段からの出力とに基づいてシステムクロックリファ
    レンスを生成するシステムクロックリファレンス生成手
    段と、 該システムクロックリファレンス生成手段の出力信号に
    基づいて上記記憶手段からデータを読み出すクロック信
    号を出力する読出しクロック出力手段とを有して成るこ
    とを特徴とする受信装置。
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