JP3477718B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP3477718B2
JP3477718B2 JP04661792A JP4661792A JP3477718B2 JP 3477718 B2 JP3477718 B2 JP 3477718B2 JP 04661792 A JP04661792 A JP 04661792A JP 4661792 A JP4661792 A JP 4661792A JP 3477718 B2 JP3477718 B2 JP 3477718B2
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道雄 河合
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、CDラジオカセットテ
ープレコーダ等、磁気記録手段への録音のためのダビン
グ機能とモニターのための再生出力回路とを兼ね備えた
ディスク再生装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、ディスク再生装置はテープレコー
ダ(部)等への録音の際に、自動的に最適録音レベルを
設定するための機能が発明されている。 【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
ディスク再生装置の一例について説明する。 【0004】図4は従来のディスク再生装置の一例の構
成を示すブロック図である。図4において、1はCDな
どのディスク状記録媒体(以下、ディスクと表現す
る。)、2はディスク1上に記録されている信号を読み
取るための光ピックアップ、光ピックアップ駆動部、駆
動制御用サーボ回路などからなる信号読み取り手段、3
は信号読み取り手段2からの信号を受けオーディオ信号
に変換すると共にその一定時間毎のピーク値を検出しそ
の値を8ビットのデジタル信号として出力する信号処理
手段、4は信号読み取り手段2に対して一定時間毎の再
生動作とトラックジャンプ動作を交互に繰り返すことに
より高速サーチ動作を行うよう制御するサーチ動作制御
手段、5は上記高速サーチ動作の第N番目の再生動作に
おける信号処理手段3からのピーク値を記憶する第1の
ピーク値記憶手段、6は同じく第(N−1)番目の再生
動作におけるピーク値を記憶する第2のピーク値記憶手
段であり、一例としては1番目に大きなピーク値と2番
目に大きなピーク値の2つの値を記憶するように構成し
ている場合などが考えられる。7は再生動作時の信号信
号読み取りエラーを検出し上記第1のピーク値記憶手段
5による記憶処理を制御するピーク値記憶手段、8は再
生動作時毎に第1のピーク値記憶手段5と第2のピーク
値記憶手段6に記憶されている数値の平均値を算出する
ピーク平均値算出手段、9は再生動作時毎に比較更新を
行い、ピーク平均値算出手段8による平均値の最大値を
記憶する最大値記憶手段、10は上記高速サーチ動作終
了時に最大値記憶手段9に記憶されている最大値と予め
設定された基準値との比較により、上記オーディオ信号
を磁気記録手段等へ録音する際のレベル設定を行う録音
レベル設定手段、11は信号処理手段3のオーディオ信
号をアナログ信号に変換するDA変換手段、12はテー
プレコーダなどの磁気記録手段、13は上記ピークレベ
ルサーチ動作を開始するためのスイッチ(以下、ピーク
サーチスタートスイッチと表現する。)である。14は
DA変換手段11からのオーディオ信号を機器の使用者
が自由にそのレベルを設定できるように構成する再生レ
ベル設定手段で一般には音量調整ボリュームなどと呼び
習わされている。15は再生レベル設定手段14からの
オーディオ信号を一定の増幅率で電力増幅するオーディ
オ信号増幅手段15、16はオーディオ信号増幅手段1
5よりのオーディオ信号を音波に変換するスピーカであ
る。 【0005】図5は図4に示した各部の処理内容を示す
フローチャート図である。以下、図4、図5及び図6を
用いて従来のディスク再生装置の具体的動作について説
明する。 【0006】ピークサーチスタートスイッチ13をON
する事によりピークサーチ動作を開始すると、図5のス
テップ21、22に示すようにピーク平均値算出手段
8、第1、第2のピーク値記憶手段5、6を初期リセッ
トし、サーチ動作制御手段4により信号読み取り手段2
に対して一定時間の再生動作とトラックジャンプ動作を
交互に行いサーチ動作を行うよう制御する。例えば図5
のステップ30に示すようにピーク値を4回読みとる毎
に1回トラックジャンプするよう構成される。 【0007】再生動作においては信号読み取り手段2に
よりディスク1に記録された信号を読みとり、ステップ
23に示すように信号処理手段3によりオーディオ信号
に変換すると共に一定時間毎のピーク値を検出し出力す
る。第1のピーク値記憶手段5では1番目に大きな値と
2番目に大きな値とを記憶するのでそれらをMX1、M
X2とすると、図5のステップ27、29で更新し第1
のピーク値記憶手段5に記憶する。この時サーチ動作に
エラーがあればステップ24、25に示すように、ピー
ク値記憶制御手段7によりサーチ動作制御手段4の状態
からエラー発生検知を行い第1のピーク値記憶手段5に
後述する基準値のうち最小の値を記憶する。次にステッ
プ30では、ピークデータ値の読み取り回数チェックを
行い、4回読み取るまではステップ23へ戻り上記処理
を繰り返し、4回読み取り後はステップ31以下の処理
に移る。第2のピーク値記憶手段6には一つ前の再生動
作時に於けるMX1、MX2に相当する値が記憶されて
おりそれらをMX3、MX4とすると、図5のステップ
31ではピーク平均値算出手段8によりMX1、MX
2、MX3、MX4についての平均値を算出し、ステッ
プ32では第1のピーク値記憶手段5のMX1,MX2
をそれぞれ第2のピーク値記憶手段6のMX3,MX4
に転送し記憶する。つぎにステップ33では上記ピーク
平均値算出手段8により算出した値と最大値記憶手段9
に記憶されている値とを比較し大きければステップ34
で更新する。またステップ35ではサーチ動作制御手段
4によりトラックジャンプ動作を行い次の再生部分へ移
動し、ステップ22へ戻り上記最大ピーク値算出のため
の処理を繰り返す。 【0008】サーチ動作終了後はステップ36でそれを
判別し、ステップ37からステップ40の処理に移る。
すなわち、録音レベル設定手段10により、最大値記憶
手段9に記憶されている値と予め設定されている基準値
との比較を行い録音レベルの設定を行う。例えば、基準
値をA0h(16進数を表す。以下、同じ),D0hと
すると、A0h以上は録音レベルを通常よりも3dB減
衰,D0h以上は6dB減衰等のように設定を行う。 【0009】以上のように、録音レベル設定手段10に
より設定された録音レベルで、信号処理手段3のオーデ
ィオ信号はDA変換手段11によりアナログ信号に変換
され、磁気記録手段12により録音動作が行われる。 【0010】一方、スピーカ16で音として聞かれるオ
ーディオ信号は、DA変換手段11の出力より再生レベ
ル設定手段14に入力され、ここで機器の使用者の希望
する音量に設定され、オーディオ信号増幅手段15にて
電力増幅を受けたオーディオ信号がスピーカ16に入力
されてオーディオ信号として出力される。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のディスク再生装置は、DA変換手段の後段で
録音レベル設定を行わねばならず録音レベル設定手段と
してはIC、トランジスタ等で構成されるアナログ・ア
ッテネータ回路を必要とした。 【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、録音
レベル設定手段としてのアナログ・アッテネータ回路を
必要としないディスク再生装置を提供することを目的と
するものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディスク再生装置は、ディスク上に記録され
た音楽信号の一定時間毎のピーク値を検出し出力すると
共に、前記音楽信号をレベル補正し出力する信号処理手
段を有し、前記レベル補正された音楽信号に所定の処理
を施し録音手段またはスピーカ等へ出力するディスク再
生装置であって、一定時間毎の再生動作とトラックジャ
ンプ動作を交互に繰り返すことにより高速サーチ動作を
行うよう制御するサーチ動作制御手段と、前記高速サー
チ動作の第N番目の再生動作における前記信号処理手段
からのピーク値を記憶する第1のピーク値記憶手段と、
第(N−1)番目の再生動作における前記信号処理手段
からのピーク値を記憶する第2のピーク値記憶手段と、
再生動作時の信号読み取りエラーを検知し前記第1のピ
ーク値記憶手段の記憶処理を制御するピーク値記憶制御
手段と、再生動作時毎に前記第1のピーク値記憶手段と
第2のピーク値記憶手段に記憶されている数値の平均値
を算出するピーク平均値算出手段と、再生動作時毎に比
較更新を行い前記ピーク平均値算出手段による平均値の
最大値を記憶する最大値記憶手段と、前記高速サーチ動
作終了時に最大値記憶手段に記憶されている最大値と予
め設定された録音基準値との比較によりその差に基づい
前記信号処理手段で音楽信号を補正する際のレベル設
定を行う録音レベル設定手段と、前記スピーカ等の出力
手段へ出力する際の前記音楽信号の出力レベルを前記録
音レベル設定手段で設定された量を除外するよう補正す
再生レベル設定手段とを備え、前記信号処理手段は、
前記録音レベル設定手段のレベル設定に応じてレベル補
正された音楽信号を前記録音手段に出力すると共に、当
該出力を前記再生レベル設定手段に出力するように構成
したものである。 【0014】 【作用】本発明は上記した構成によって、デジタル信号
のままで値を比較して録音レベルの設定を行うので、録
音レベル設定手段としてのアナログ・アッテネータ回路
を必要とせず、AD変換手段なしにデジタル信号による
録音レベル設定を行った録音用デジタル信号を得る事が
きると共に、その録音用に設定したレベルを元の信号
レベルに補正して音響出力することができ、出力の音量
としては見かけ上変化がないものとすることができるこ
ととなる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の一実施例のディスク再生装置
について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
なお、図4、図5と同一の構成部分に付いては同一の番
号を付与し、説明を省略する。 【0016】図1は本発明の第1の実施例におけるディ
スク再生装置の構成を示すブロック図である。 【0017】図1において、41は信号読み取り手段2
からの信号を受けその一定時間毎のピーク値を検出しそ
の値を8ビットのデジタル信号に出力すると共に、公知
のデジタル信号処理技術によってその信号をオーディオ
信号に変換すると共に後述する録音レベル設定手段42
からの制御信号を受けて演算処理によって上記オーディ
オ信号をデジタル・アッテネートさせる信号処理手段、
42は上記高速サーチ動作終了時に最大値記憶手段9に
記憶されている最大値と予め設定された基準値との比較
により、上記オーディオ信号を磁気記録手段等へ録音す
る際のレベル設定の制御信号を信号処理手段41に出力
すると共に、 後述する再生レベル設定手段43の制御
を行う録音レベル設定手段、43はDA変換手段11か
らのオーディオ信号を機器の使用者が自由にそのレベル
を設定できるように構成された再生レベル設定手段で一
般には音量調整ボリュームなどと呼び習わされている
が、本実施例に於いては録音レベル設定手段42からの
制御信号によってオーディオ信号の減衰量をある一定値
だけ増減できる機能も合わせ持つものである。 【0018】図2、図3は図1に示した各部の処理内容
を示すフローチャート図である。以上のように構成され
たディスク再生装置について、以下その動作について説
明する。 【0019】ピークサーチスタートスイッチ13をON
する事によりピークサーチ動作を開始すると、図2のス
テップ21、22に示すようにピーク平均値算出手段
8、第1、第2のピーク値記憶手段5、6を初期リセッ
トし、信号処理手段41の信号減衰量を0dBに設定す
る。 【0020】次に、サーチ動作制御手段4により信号読
み取り手段2に対して一定時間の再生動作とトラックジ
ャンプ動作を交互に行いサーチ動作を行うよう制御す
る。本実施例では図2のステップ30に示すようにピー
ク値を4回読みとる毎に1回トラックジャンプするよう
構成した。 【0021】再生動作においては信号読み取り手段2に
よりディスク1に記録された信号を読みとり、ステップ
23に示すように信号処理手段41によりオーディオ信
号に変換すると共に一定時間毎のピーク値を検出し出力
する。第1のピーク値記憶手段5では1番目に大きな値
と2番目に大きな値とを記憶するのでそれらをMX1、
MX2とすると、図2ステップ27、29で更新し第1
のピーク値記憶手段5に記憶する。この時サーチ動作に
エラーがあればステップ24、25に示すように、サー
チ動作制御手段4がエラー発生検知を行いピーク値記憶
手段7を制御して第1のピーク値記憶手段5に後述する
基準値のうち最小の値を記憶させる。次にステップ30
では、ピークデータ値の読み取り回数チェックを行い、
4回読み取るまではステップ23へ戻り上記処理を繰り
返し、4回読み取り後はステップ31以下の処理に移
る。第2のピーク値記憶手段6には一つ前の再生動作時
に於けるMX1、MX2に相当する値が記憶されており
それらをMX3、MX4とすると、図2ステップ31で
はピーク平均値算出手段8によりMX1、MX2、MX
3、MX4についての平均値を算出し、ステップ32で
は第1のピーク値記憶手段5のMX1,MX2をそれぞ
れ第2のピーク値記憶手段6のMX3,MX4に転送し
記憶する。つぎにステップ33ては上記ピーク平均値算
出手段8により算出した値と最大値記憶手段9に記憶さ
れている値とを比較し大きければステップ34で更新す
る。またステップ35ではサーチ動作制御手段4により
トラックジャンプ動作を行い次の再生部分へ移動し、ス
テップ22へ戻り上記最大ピーク値算出のための処理を
繰り返す。 【0022】サーチ動作終了後は図3のステップ36で
それを判別し、ステップ37からステップ40の処理に
移る。すなわち、レベル設定手段42により、最大値記
憶手段9に記憶されている値と予め設定されている基準
値との比較を行い録音レベルの設定と、再生レベル設定
手段43のレベル設定とを行う。 【0023】例えば、基準値をA0h,D0hとする
と、A0h以上は信号処理手段41の出力レベルを通常
よりも3dB減衰、再生レベル設定手段43の設定レベ
ルを3dB増加、D0h以上は信号処理手段41の出力
レベルを通常よりも6dB減衰、再生レベル設定手段4
3の設定レベルを6dB増加させるようにように設定を
行う。 【0024】以上のように、信号処理手段41により設
定されたオーディオ信号のレベルはDA変換手段11に
よりアナログ信号に変換され、磁気記録手段12により
録音動作が行われる。 【0025】一方、スピーカ16で音として聞かれるオ
ーディオ信号は、DA変換手段11の出力より再生レベ
ル設定手段43に入力され、ここで信号処理手段41で
の減衰量に見合う増加量の補正を受けることにより、機
器の使用者の希望する音量に設定され、オーディオ信号
増幅手段15にて電力増幅を受けたオーディオ信号がス
ピーカ16に入力されてオーディオ信号として出力され
る。 【0026】具体的計算例を以下に示す。信号処理手段
41により検出されたピーク値が1回目の再生動作で
(30h,8Dh,E0h,D8h),2回目(A0h
(=エラー),D0h,E8h,C0h),3回目(F
0h,B8h,A8h,A0h)とすると、1回目の再
生動作では第1のピーク値記憶手段5にMX1=E0
h,MX2=D8hが記憶され、更に第2のピーク値記
憶手段6にMX3,MX4としてそれぞれ転送される。
次にトラックジャンプを経た2回目の再生動作では信号
読み取りにエラーがあったことが検知されておりA0h
のデータが補われ第1のピーク値記憶手段5には結果的
にMX1=E8h,MX2=D0hが記憶される。この
時、MX3=E0h,MX4=D8hであるからピーク
平均値算出手段8による演算結果による平均値はDCh
と成り最大値記憶手段9ににその値が記憶される。また
3回目の再生動作ではMX1=F0h,MX2=B8
h,MX3=E8h,MX4=D0h、その平均はD8
hとなりF0hという最大値があるにも関わらず2回目
の再生動作時よりも平均値は小さくなるので最大値記憶
手段9の値は更新されない。高速サーチ動作終了時に於
いて最大値記憶手段9に記憶されている値がDChであ
れば基準値D0hに対してD0h<DChなのでステッ
プ39の条件が真となる。 これによりステップ40が
実行され、録音レベル設定手段42は信号処理手段41
を制御してデジタル信号出力を6dB減衰するように設
定し、このためDA変換手段11のオーディオ信号出力
も6dB減衰し,磁気記録手段12に記録されるオーデ
ィオ信号も6dB減衰する。 【0027】これと同時に、録音レベル設定手段42は
再生レベル設定手段43を制御してオーディオ信号増幅
手段15への出力を6dB増加させスピーカ16よりの
音楽出力を見かけ上変化がないようにコントロールす
る。 【0028】以上のように本実施例によれば、録音レベ
ル設定をDA変換手段よりも前のデジタル信号のままで
行うと共にスピーカより出力される音量については、再
生レベル設定手段43で補正を行う事によりその影響を
除外する事ができる。 【0029】従って、従来のディスク再生装置のよう
に、録音レベル設定手段としてのアナログ・アッテネー
タ等の回路部品を必要とせず、制御用のマイクロコンピ
ュータ等の入出力端子を占有させる事も無い。 【0030】 【発明の効果】以上のように本発明は、ディスク上に記
録された音楽信号の一定時間毎のピーク値を検出し出力
すると共に、前記音楽信号をレベル補正し出力する信号
処理手段を有し、前記レベル補正された音楽信号に所定
の処理を施し録音手段またはスピーカ等へ出力するディ
スク再生装置であって、一定時間毎の再生動作とトラッ
クジャンプ動作を交互に繰り返すことにより高速サーチ
動作を行うよう制御するサーチ動作制御手段と、前記高
速サーチ動作の第N番目の再生動作における前記信号処
理手段からのピーク値を記憶する第1のピーク値記憶手
段と、第(N−1)番目の再生動作における前記信号処
理手段からのピーク値を記憶する第2のピーク値記憶手
段と、再生動作時の信号読み取りエラーを検知し前記第
1のピーク値記憶手段の記憶処理を制御するピーク値記
憶制御手段と、再生動作時毎に前記第1のピーク値記憶
手段と第2のピーク値記憶手段に記憶されている数値の
平均値を算出するピーク平均値算出手段と、再生動作時
毎に比較更新を行い前記ピーク平均値算出手段による平
均値の最大値を記憶する最大値記憶手段と、前記高速サ
ーチ動作終了時に最大値記憶手段に記憶されている最大
値と予め設定された録音基準値との比較によりその差に
基づいて前記信号処理手段で音楽信号を補正する際のレ
ベル設定を行う録音レベル設定手段と、前記スピーカ等
の出力手段へ出力する際の前記音楽信号の出力レベル
前記録音レベル設定手段で設定された量を除外するよう
補正する再生レベル設定手段とを備え、前記信号処理手
段は、前記録音レベル設定手段のレベル設定に応じてレ
ベル補正された音楽信号を前記録音手段に出力すると共
に、当該出力を前記再生レベル設定手段に出力するよう
に構成したので、録音レベル設定手段としてのアナログ
・アッテネータ等の回路部品を必要とせず、制御用のマ
イクロコンピュータ等の入出力端子を占有させる事も無
く、最適録音レベルでの録音ができると共に、その録音
用に設定したレベルを元の信号レベルに補正して音響出
力することができ、出力の音量としては見かけ上変化が
ないものとすることができ、その効果は非常に大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例におけるディスク再生装置の構
成を示すブロック図 【図2】本発明の実施例におけるディスク再生装置のフ
ローチャート図 【図3】本発明の実施例におけるディスク再生装置のフ
ローチャート図 【図4】従来のディスク再生装置の構成を示すブロック
図 【図5】従来のディスク再生装置のフローチャート図 【図6】従来のディスク再生装置のフローチャート図 【符号の説明】 1 ディスク 2 信号読み取り手段 4 サーチ動作制御手段 5 第1のピーク値記憶手段 6 第2のピーク値記憶手段 7 ピーク値記憶手段 8 ピーク平均値算出手段 9 最大値記憶手段 41 信号処理手段 42 録音レベル設定手段 43 再生レベル設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−97165(JP,A) 特開 平3−252965(JP,A) 特開 平1−315067(JP,A) 実開 平2−80304(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/00 - 20/04 10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスク上に記録された音楽信号の一定
    時間毎のピーク値を検出し出力すると共に、前記音楽信
    号をレベル補正して出力する信号処理手段を有し、前記
    レベル補正された音楽信号に所定の処理を施し録音手段
    またはスピーカ等へ出力するディスク再生装置であっ
    て、 一定時間毎の再生動作とトラックジャンプ動作を交互に
    繰り返すことにより高速サーチ動作を行うよう制御する
    サーチ動作制御手段と、前記高速サーチ動作の第N番目
    の再生動作における前記信号処理手段からのピーク値を
    記憶する第1のピーク値記憶手段と、第(N−1)番目
    の再生動作における前記信号処理手段からのピーク値を
    記憶する第2のピーク値記憶手段と、再生動作時の信号
    読み取りエラーを検知し前記第1のピーク値記憶手段の
    記憶処理を制御するピーク値記憶制御手段と、再生動作
    時毎に前記第1のピーク値記憶手段と第2のピーク値記
    憶手段に記憶されている数値の平均値を算出するピーク
    平均値算出手段と、再生動作時毎に比較更新を行い前記
    ピーク平均値算出手段による平均値の最大値を記憶する
    最大値記憶手段と、前記高速サーチ動作終了時に最大値
    記憶手段に記憶されている最大値と予め設定された録音
    基準値との比較によりその差に基づいて前記信号処理
    段で音楽信号を補正する際のレベル設定を行う録音レベ
    ル設定手段と、前記スピーカ等の出力手段へ出力する際
    の前記音楽信号の出力レベルを前記録音レベル設定手段
    で設定された量を除外するよう補正する再生レベル設定
    手段とを備え、 前記信号処理手段は、前記録音レベル設定手段のレベル
    設定に応じてレベル補正された音楽信号を前記録音手段
    に出力すると共に、当該出力を前記再生レベル設定手段
    に出力するように構成したことを特徴とするディスク再
    生装置。
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