JP3477653B2 - 2段警戒型光線スイッチ - Google Patents

2段警戒型光線スイッチ

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JP3477653B2
JP3477653B2 JP12055995A JP12055995A JP3477653B2 JP 3477653 B2 JP3477653 B2 JP 3477653B2 JP 12055995 A JP12055995 A JP 12055995A JP 12055995 A JP12055995 A JP 12055995A JP 3477653 B2 JP3477653 B2 JP 3477653B2
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賢 成田
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動ドアの開閉部の近
くに立ち止まった人間や、プレス装置等の機械装置に近
付く人間を検出するために用いる光線スイッチに関する
ものであり、特に2段警戒式の光線スイッチの構成を簡
略化させる技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の光線スイッチは図2に示すよう
に、自動ドアの開閉部に立ち止まった人間を検出する目
的で、自動ドアの方立内部に投光部2と受光部3とを対
向させる形で設置するものである。投光回路・受光回路
・出力回路等は、投受光部とは別の制御部1としてひと
つにまとめられ目立たない場所に固定して用いる。自動
ドアを開けるために必要となる起動用の信号は、自動ド
ア上部の壁面等に専用に設けられた自動ドア起動用検知
器4より得られる。この自動ドア起動用検知器4には、
開いたドアの中で静止し続ける人間がいた場合に自動ド
ア起動信号を継続して出力し続ける機能(静止検知機
能)を備えていない場合が多いので、本件の光線スイッ
チを追加設置して、人間の自動ドアへの狭み込みを防止
するといった使われ方が多くなっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような光線スイッ
チでは、その検知能力を増すために投光部と受光部とを
増加させ、2対向とし警戒線(以下、ビームという)を
2つ形成させることがあった。この場合、2本のビーム
のうちどちらか一方が遮断された時に検知信号を出力さ
せる、いわゆるオア出力として作動させることになるの
で、ビーム相互間の干渉等が起こらないことが基本条件
となっていた。ビームを1本から2本に増加させること
によって、制御部1と投光部2、制御部1と受光部3と
の間の配線が4本となり、接続すべき線が増加するのに
ともないこの光線スイッチの設置工事も煩雑なものとな
ってくる。 【0004】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明では投光部として2つの発光ダイオード
を逆並列に接続したものを用い、受光部として2つのフ
ォトダイオードを逆並列に接続したものを用いた。2つ
の発光ダイオードの両端は極性が交互に変化する定電流
パルス信号を発生する投光回路と接続し、受光回路には
2つのフォトダイオードの両端から出力される信号を判
別するためにウインドウコンパレータを内蔵させた。 【0005】 【作用】以上の構成を採用することにより、制御部と投
光部との間、制御部と受光部との間の配線が2本で済み
工事性が向上する。また、投光部・受光部にそれぞれ逆
並列接続の発光ダイオードと逆並列接続のフォトダイオ
ードを採用し、投光回路及び受光回路に、それに合わせ
たHブリッジ、ウインドウコンパレータを用い、構成を
簡略化することができる。 【0006】 【実施例】図1は、本発明の光線スイッチのブロック図
である。本光線スイッチは、制御部1と、投光部2と、
受光部3とに分離されており、制御部1と投光部2との
間、制御部1と受光部3との間は、それぞれ2本の導線
で接続されている。投光部2は、2つの発光ダイオード
(以下、LEDという)、LED21とLED22を含
んでおり、この2つのLEDは電気回路上、逆方向に向
けられ並列に接続されている。 【0007】LED21とLED22とは、それぞれ別
の円筒状容器(図示省略)に内蔵され、この容器に設け
られた開口部にはレンズ(図示省略)が取り付けられて
いる。LED21及びLED22から発せられた光はこ
のレンズを通り、対向して設置された受光部3へ向けて
発射される。受光部3は、2つのフォトダイオード(以
下、PDという)、PD31とPD32を含んでおり、
この2つのフォトダイオードも電気回路上、逆方向に向
けられ並列に接続されている。 【0008】PD31とPD32も、前記LEDと同形
状の円筒状容器(図示省略)に内蔵され、容器に設けら
れた開口部にはレンズ(図示省略)が取り付けられてい
る。投光部2の2つのLEDから発せられた光はそれぞ
れこの2つのレンズを通ってPD31、PD32へ集光
される。LED21からの光はPD31へ、LED22
からの光はPD32へ入射するようにする。LED21
とPD31とで形成される警戒線をここではビームHと
呼び、LED22とPD32とで形成される警戒線をビ
ームLと呼ぶことにする。ビームHとビームLとの距離
D及びそれぞれのビームの地上からの高さは、例えば図
2に示すように、大人と子供が歩いて通過する際に必ず
どちらか一方のビームが遮断されるような位置関係とな
るように設置される。 【0009】2つのLEDで構成された投光部2は、制
御部内の投光回路11に接続されている。投光回路11
は、発振部とDフリップフロップとHブリッジとで構成
されている。Dフリップフロップの2つ出力のうち一方
は、D入力端子に接続されており、クロック入力Tに発
振部から入力されるパルス信号は2倍の周期となって2
つの出力からそれぞれ互いに反転したパルス信号として
出力される。Hブリッジは、2つのPNPトランジスタ
Tr1・Tr3と、2つのNPNトランジスタTr2・
Tr4の合計4個のトランジスタで構成されている。T
r1とTr2とはベースどうし、コレクタどうしが接続
され、Tr1のエミッタは電源側、Tr2のエミッタは
グランド側へ接続されている。一方、Tr3とTr4と
はベースどうし、コレクタどうしが接続され、Tr3の
エミッタは電源側、Tr4のエミッタはグランド側へ接
続されている。Dフリップフロップからの2つの出力は
Tr1・Tr2のベース端子とTr3・Tr4のベース
端子とに別々に接続されている。 【0010】以上の構成において、接続されたTr1・
Tr2のコレクタを出力端A、接続されたTr3とTr
4のコレクタを出力端Bとする。Dフリップフロップか
ら送られたパルス信号により4つのトランジスタが作動
し、出力端Aと出力端Bとの間には交互に極性が変化す
るパルス信号が出力される。この出力端A、出力端Bが
投光部と接続されており、投光部のLED21とLED
22とは逆並列に接続されているので交互に発光するこ
とになる。図中、LED21に直列に接続されているダ
イオードD1と、LED22に直列に接続されているダ
イオードD2は逆電圧が加わった際の保護用として用い
ているものである。 【0011】受光回路12は、増幅器とウインドウコン
パレータを備えている、2つのLEDより交互に発光さ
れた光は2つのPDで構成された受光部に入射する。2
つのPDは逆並列に接続さているので、この受光部から
の出力信号は極性が交互に変化するパルス信号となる。
この信号はこの受光回路12の増幅器に入力され、ここ
で増幅された後ウインドウコンパレータへ送られる。 【0012】この増幅器からの出力信号は、基準電圧を
中心にプラス側とマイナス側に変化するパルス信号とな
るようにしておく。ウインドウコンパレータの2つのス
レシュホールド電位のうち基準電圧よりも高い第1のス
レッシュホールド電位を上回ったときの出力と、基準電
圧よりも低い第2のスレッシュホールド電位を下回った
ときの出力とを別々に取り出すことにより、PD31、
PD32の出力を分離することができる。ウインドウコ
ンパレータからの出力は出力部13へ送られ、この出力
部13において、ウインドコンパレータから得られる前
記2つの出力のうち、どちらか一方でもなくなった時に
物体検知信号を出力する。このような処理により、2本
のビームH・Lのどちらが遮光されても確実に検知出力
が得られる。 【0013】 【発明の効果】本発明によれば、制御部と投光部、制御
部と受光部とを結ぶ配線を2本用いるだけで2段のビー
ムを有する光線スイッチが実現され、この光線スイッチ
の設置工事が簡略化された。また、この配線を接続する
際に端子を用いて行なう場合でも、設けるべき端子の数
が減少するので、端子の占有するスペースの削減が可能
となり、制御部あるいは投・受光部の小型化が実現され
た。また、投光回路にHブリッジを用いて、2つのLE
Dが交互に発光する形としたので、ビーム間の相互干渉
がなくなった。また、受光回路はウインドウコンパレー
タを用いた簡単な構成で、2つのPDから得られる信号
を確実に分離することができるようになったので、受光
回路内の処理が簡略化され、用いる回路部品も大幅に削
減でき、電気部品のコストも低減させることができた。
さらに、受光部として逆並列接続した2つのPDを用い
ているので、この2つのPDに同時に入射する光(太陽
光等の外乱光)はPD間でキャンセルされ、受光部全体
としては出力が出ない。このため外乱光による誤動作が
減少した。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の光線スイッチのブロック図である。 【図2】 光線スイッチを自動ドア開閉部に取り付けた
状態の説明図である。 【符号の説明】 1.制御部 2.投光部 3.受光部 11.投光回路 12.受光回路 13.出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−112797(JP,A) 特開 平4−287417(JP,A) 特開 平5−191246(JP,A) 特開 平1−270409(JP,A) 特開 昭63−199516(JP,A) 特開 昭56−12127(JP,A) 実開 平2−106731(JP,U) 実開 昭63−193382(JP,U) 実開 昭62−160382(JP,U) 実開 平5−9036(JP,U) 実開 平1−147534(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78 H01H 35/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 投光回路・受光回路・出力回路を備えた
    制御部と、投光部と、受光部とで構成さた光線スイッチ
    において、前記投光部は2つの発光ダイオードを逆並列
    に接続したものであり、前記受光部は2のフォトダイオ
    ードを逆並列に接続したものであり、前記投光回路は極
    性が交互に変化する定電流パルス信号を発生するもので
    あり、前記受光回路はウインドウコンパレータを備えた
    ものであることを特徴とする2段警戒型光線スイッチ。
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