JP3477630B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP3477630B2
JP3477630B2 JP18742895A JP18742895A JP3477630B2 JP 3477630 B2 JP3477630 B2 JP 3477630B2 JP 18742895 A JP18742895 A JP 18742895A JP 18742895 A JP18742895 A JP 18742895A JP 3477630 B2 JP3477630 B2 JP 3477630B2
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義昭 市村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンク機構を利用
してキャップを、コネクタが設けられたベースに、装着
離脱させる防水コネクタの防水構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の防水コネクタを図7に示
す。ベース1の正面の中央部に設けられた軸5に第1リ
ンク6を回転自在に取り付け、第1リンク6に設けられ
た軸8に第2リンク9を回転自在に連結し、第2リンク
9に設けられた軸11にキャップ13を回転自在に取り
付ける。
【0003】第1リンク6と第2リンク9とからなるリ
ンク機構により、キャップ13をベース1の上面(ここ
に図示されていないコネクタが設けられている。)にか
ん合装着された状態から離脱させ、図7(a)に一点鎖
線の円弧で描かれる軌跡にほぼ沿って移動させ、ベース
1の下面にかん合装着する。
【0004】この従来の防水コネクタの第1リンク6と
第2リンク9とは、ベース1の正面と背面とにそれぞれ
別個の部材として設けられ、つまり、第1リンク6も第
2リンク9も前後(左右)対称の一対(2個)の部材と
して設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、前
記従来の防水コネクタの欠点を改良し、ベースとキャッ
プとを連結する前後(左右)一対の第1リンク又は前後
(左右)一対の第2リンクの少なくとも一方の部品点数
を削減することにより構造を簡素化し、また、防水コネ
クタの前後(左右)の同時ロック及びロック解除を可能
にして、ロック及びロック解除の確実性の向上を図るも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0007】(1)コネクタを設けられたベースと、ベ
ースに回転自在に取り付けられた第1リンクと、第1リ
ンクに回転自在に連結された第2リンクと、第2リンク
に回転自在に取り付けられたキャップと、キャップ又は
ベース上のコネクタの周囲に設けられたパッキングとを
有し、第1リンク又は第2リンクの少なくとも一方を単
一部材で構成する防水コネクタ。
【0008】(2)ベースに、第1リンクに設けられた
溝部又は片面カム等に接触して第1リンクの回転を規制
する第1位置決め部材(ピン等)と、第2リンクの回転
を規制する第2位置決め部材(ピン等)とを、それぞれ
設けるように構成する前記(1)記載の防水コネクタ。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0010】まず、本発明の第1実施形態を図1〜図4
に示す。図1は、防水コネクタ全体の分解斜視図を示
す。ベース1の上面にコネクタ2を設け、右側面にケー
ブル3を防水ケーブルクランプ4により連結する。ベー
ス1の前面の中央部に軸5を設け、この軸5に第1リン
ク6の穴7をかん合させ、第1リンク6の軸8を第2リ
ンク9の穴10にかん合する。第2リンク9の軸11を
キャップ13の穴14にかん合する。
【0011】キャップ13の内側には、図2(b)に示
すように、環状のパッキング15が設けられ、ベース1
の上面に設けられたコネクタ2の周囲に圧接することが
できる。また、パッキング設置構造に設計変更を施し
て、ベース1の上面に設けられたコネクタ2の周囲にパ
ッキング15を設置するように改造することもできる。
【0012】以上に説明した防水コネクタの構造は、前
面と後面とが対称である。
【0013】前記防水コネクタの動作を説明すると、図
3(a)は、コネクタ2の防水状態時を示し、キャップ
13がベース1の上面にかん合装着し、コネクタ2を被
覆している。図3(b)は、コネクタ2の接続の準備を
するための回転動作時を示し、第2リンク9の操作部1
2を指で押し上げると、第1リンク6と第2リンク9と
からなるリンク機構が回転して、キャップ13はベース
1から離脱する。図3(c)は、コネクタ接続可能時を
示し、図3(b)の状態で第2リンク9の操作部12を
指で押し下げると、第1リンク6と第2リンク9とから
なるリンク機構が更に回転して、キャップ13はベース
1の下面にかん合装着する。
【0014】コネクタ2を防水するときのパッキング1
5とベース1との位置関係、及び、第1リンク6と第2
リンク9との位置関係を図4に示す。図4における前記
両位置関係は、相関を持っている。第1リンク6と第2
リンク9とを回転させて同一直線上に到らせると、パッ
キング15が接触位置から最大圧縮位置(0.7mm程
度)に到り、更に、第1リンク6と第2リンク9とを回
転させると、ロック状態に到り、パッキング15が適度
の圧縮位置(0.5mm程度)に到る。
【0015】図1では、第1リンク6は、前後(左右)
対称の一対の部材(合計2個)であり、第2リンク9
は、前後(左右)対称の単一部材(一体構造)である
が、これに設計変更を施して、第1リンク6を単一部材
(一体構造)に、第2リンク9を一対の部材(合計2
個)に改造することもできる。更に、設計変更を施し
て、第1リンク6も第2リンク9もいずれも単一部材
(一体構造)に改造することもできる。前記設計変更を
施した場合には、いずれにしても、キャップ13がベー
ス1の下面にかん合装着する際、単一部材(一体構造)
の第1リンク6の前後(左右)両側を一体に連結する部
位が第1リンク6の回転の支障にならないように図る必
要がある。そのため、ベース1の側面に設けられたケー
ブル3及び防水ケーブルクランプ4の位置を例えばベー
ス1の前面又は後面の適所に転換する。
【0016】また、本発明においては、第2リンク9の
適宜の位置に操作部12を設け、ベース1の軸5から第
1リンク6と第2リンク9とを経て操作部12に到る構
造を適宜に設計することにより、倍力効果が得られ、操
作部12に加える操作力が小さくても、ベース1又はキ
ャップ13とパッキング15との間に働く力が大きくな
り、パッキング15を容易に圧縮することができるの
で、シールを確実に行うことができる。
【0017】次に、本発明の第2実施形態を図5及び図
6に示す。両図は、防水コネクタ全体の正面図を示す。
以下の説明では、第1実施形態と共通する点を省略す
る。
【0018】ベース1の前面(後面も同様である。)に
第2リンク9の回転角度を規制するための第2位置決め
ピン17と第1リンク6の回転角度を規制するための第
1位置決めピン16とを設ける。図5(a)に示すキャ
ップ13の回転動作時から図5(b)に示す防水状態時
の若干前までに到るキャップ13のガイドを、第2位置
決めピン17と第2リンク9の内側に設けた溝部18と
により行う。第2リンク9は、その溝部18が第2位置
決めピン17に添うことによりガイドされて、下降し、
キャップ13のパッキング15とベース1の上面とを適
切な位置で接触させ、シールを確実に行う。また、第2
位置決めピン17は、キャップ13、第1リンク6及び
第2リンク9の逆回転防止の機能を合わせ持つ。
【0019】なお、第2リンク9の内側に設けた溝部1
8を片面カムに設計変更することもできる。
【0020】図6(a)の防水状態時から回転動作状態
時を経て図6(b)のコネクタ接続可能状態時までに到
る動作を説明する。図6(a)の防水状態時では、第1
リンク6は、その一面が第1位置決めピン16に当接
し、位置決めされている。第2リンク9を押し上げる
と、第1リンク6は、軸5を中心に左回転し、図6
(b)に示されるように、第1リンク6の他面が第1位
置決めピン16に当接し、位置決めされる。この間に、
第2リンク9は第1リンク6の軸8を中心に回転し、キ
ャップ13は、第2リンク9の軸11を中心に回転し、
ベース1の下面に回り込む。この結果、キャップ13の
パッキング15とベース1の下面とを適切な位置で接触
させ、かん合装着が確実に行われる。また、第1位置決
めピン16は、キャップ13、第1リンク6及び第2リ
ンク9の逆回転防止の機能を合わせ持つ。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ベースとキャップとの間を連結する第1リン
クと第2リンクとの少なくとも一方を単一部材(一体構
造)とすることにより、構造が簡素化され、部品点数が
減少し、組立及び分解が便利となる。また、本発明によ
れば、防水コネクタの前後(左右)の同時ロック及びロ
ック解除が可能になるから、ロック及びロック解除の確
実性を向上することができる。更に、本発明によれば、
ベースに第1リンクの回転を規制する第1位置決め部材
と、第2リンクの回転を規制する第2位置決め部材とを
設けることにより、キャップのベースに対する装着離脱
を的確に行うことができる。更に、本発明によれば、リ
ンク機構を適宜に設計することにより、倍力効果が得ら
れるので、キャップのベースに対する装着脱離を軽便な
操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態の要部を示し、(a)は
正面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態の各状態時の斜視図であ
り、(a)は防水状態時、(b)は回転動作状態時、
(c)はコネクタ接続可能状態時である。
【図4】本発明の第1実施形態におけるパッキングとベ
ースとの位置関係図及びリンク位置関係図である。
【図5】本発明の第2実施形態の正面図であり、(a)
は回転動作状態時、(b)は防水状態時の若干前であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態の正面図であり、(a)
は防水状態時、(b)はコネクタ接続可能状態時の若干
前である。
【図7】従来の防水コネクタを示し、(a)は正面図、
(b)は斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 コネクタ 3 ケーブル 4 防水ケーブルクランプ 5 軸 6 第1リンク 7 穴 8 軸 9 第2リンク 10 穴 11 軸 12 操作部 13 キャップ 14 穴 15 パッキング 16 第1位置決めピン 17 第2位置決めピン 18 溝部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタを設けられたベースと、ベース
    に回転自在に取り付けられた第1リンクと、第1リンク
    に回転自在に連結された第2リンクと、第2リンクに回
    転自在に取り付けられたキャップと、キャップ又はベー
    ス上のコネクタの周囲に設けられたパッキングとを有
    し、第1リンク又は第2リンクの少なくとも一方を単一
    部材で構成することを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 ベースに、第1リンクの回転を規制する
    第1位置決め部材と、第2リンクの回転を規制する第2
    位置決め部材とを、それぞれ設けるように構成すること
    を特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
JP18742895A 1994-10-25 1995-07-24 防水コネクタ Expired - Fee Related JP3477630B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18742895A JP3477630B2 (ja) 1995-07-24 1995-07-24 防水コネクタ
US08/547,149 US5609492A (en) 1994-10-25 1995-10-24 Electrical connector having linkage connecting cap with connector housing
EP95116788A EP0709924A3 (en) 1994-10-25 1995-10-25 Electrical connector with hinged connection cover on the connector housing
CA002161365A CA2161365A1 (en) 1994-10-25 1995-10-25 Electrical connector having linkage connecting cap with connector housing

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017102901A1 (de) * 2015-12-17 2017-06-22 Phoenix Contact E-Mobility Gmbh Steckverbinderteil mit einem abdeckelement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017102901A1 (de) * 2015-12-17 2017-06-22 Phoenix Contact E-Mobility Gmbh Steckverbinderteil mit einem abdeckelement

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JPH0935808A (ja) 1997-02-07

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