JP3477484B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
法に係り、特に近年幅広く使用されつつあるCMP(Ch
emical Mechanical Polishing:化学機械研磨)処理を
含む研磨技術を用いた平坦化プロセスに関するものであ
る。
は、微細化の進展に伴い、リソグラフィーの光源の短波
長化が進んで焦点深度がますます浅くなってきている。
また、集積化の進展に伴い、半導体基板上に層間絶縁膜
を形成することで多層配線構成を形成することが行われ
ている。このような状況のなかで、半導体基板(特に層
間絶縁膜)に施す平坦化工程においてはその精度の要求
が厳しいものとなりつつある。
く、半導体基板との間に化学研磨剤を介装した研磨パッ
ドで半導体基板を研磨して平坦化するCMP処理が幅広
く採用されている。しかしながら、CMP処理にも、研
磨にパターン依存性があり、半導体基板(層間絶縁膜)
表面に幅の広い凹部が形成されている状態では、研磨に
よる凹部の掘り下がりの程度が他の部分の掘り下がりの
程度より甚だしくなり、このような研磨のバラツキが平
坦化精度を向上させる上での障害になるという不都合が
あった。
従来から、半導体基板(層間絶縁膜)に研磨時の研磨抑
制膜を形成したうえで、CMP処理を施すことが行われ
ている(例えば、特開平7−249626号)。以下、
図3を参照して説明する。
コン基板からなる基板50の上に膜厚1μmのシリコン
酸化膜51と、膜厚400nmの金属配線52と、膜厚
1.4μmのシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜53と
を順次形成する。このようにして形成した層間絶縁膜5
3の表面には、下層の金属配線52の有無により凸部5
3aと凹部53bが形成されている。
4をCVD法等の手法により形成する。研磨抑制膜54
は層間絶縁膜53よりCMP処理における耐研磨性の高
い膜を形成する。
(b)に示すように、ネガ型の感光性樹脂層55を研磨
抑制膜54上に形成する。さらに、図3(c)に示すよ
うに、ネガ型の感光性樹脂膜55上に遮光マスク56を
配置したうえで、遮光マスク56越しに紫外線等の所定
の光線を基板50に照射する。さらに、図3(d)に示
すように、所定の現像液を用いて現像することで感光性
樹脂層55を硬化させるとともに未現像部分を除去する
ことで感光性樹脂層55に開口部57を形成する。開口
部57は層間絶縁膜53の凸部53aに位置合わせした
状態で形成する。
のち、図3(e)に示すように、基板50にウェットエ
ッチング処理を施すことで、開口部57の底部に露出す
る研磨抑制膜54を選択的に取り除く。これにより研磨
抑制膜54は、層間絶縁膜53の凸部53a上に位置す
る膜領域が除去されて、凹部53b上の位置する膜領域
だけが残存することになる。研磨抑制膜54のエッチン
グが終了すると剥離液を用いて感光性樹脂層55を基板
50から除去する。
みに研磨抑制膜54を残存させた状態で、基板50に対
してCMP処理を施すことで、図3(f)に示すよう
に、層間絶縁膜53を平坦化する。このとき、凹部53
bに研磨抑制膜54を残存させた状態でCMPを行うの
で、凹部53bの掘り下がりが抑制される結果、凹部5
3bの掘り下がりの程度と他の部分の掘り下がりの程度
が均一化して、面内バラツキのない平坦化を行うことが
できる。
うにして平坦化の面内バラツキを減少させた従来の方法
においては、製造コストが嵩むうえに、平坦化の面内バ
ラツキを十分に抑制することが困難であるという課題が
あった。以下、説明する。
研磨抑制膜54を選択的に除去するために、基板50に
対して、フォトリソグラフィ工程およびウェットエッチ
ング工程を施す必要がある。しかしながら、これらの工
程は非常に手間のかかる処理工程であり、これらの処理
工程を施さなければならない分、半導体装置の製造コス
トを上昇させていた。
膜54によって研磨具合を調整する構成上、凹部53b
上に残存させる研磨抑制膜54のアライメント精度が平
坦化の精度に強く影響する。しかしながら、従来では、
フォトリソグラフィ処理により研磨抑制膜54のアライ
メントを行っており、このようなフォトリソグラフィ処
理では、遮光マスク56の位置合わせ精度の善し悪しが
アライメント精度を左右する構成上、平坦化精度が十分
得られる程度に、アライメント精度を向上させることが
容易ではなかった。このような理由により、従来の方法
では、平坦化の面内バラツキを十分に抑制することが困
難となっていた。
に凹凸形状を有する基板上に被覆層を形成する被覆層形
成工程と、前記被覆層上に、この被覆層より耐研磨性を
有する研磨抑制膜を形成する研磨抑制膜形成工程と、前
記研磨抑制膜の全膜領域のうち、前記凹凸形状に応じて
前記被覆層表面に形成された凸部を覆う膜領域を、選択
的に除去する研磨抑制膜除去工程と、前記被覆層を研磨
して平坦化させる平坦化工程とを含んだ半導体装置の製
造方法であって、前記研磨抑制膜除去工程を研磨抑制膜
を研磨することで行うとともに、凸部形状に対する研磨
速度をPS1とし、凹部形状に対する研磨速度をPS2と
した場合に、前記平坦化工程の研磨速度比(PS1/P
S2)より前記研磨抑制膜除去工程の研磨速度比(PS1
/PS2)を高くすることに特徴を有しており、これに
より上述した課題を解決している。
は、表面に凹凸形状が形成された基板上に被覆層を形成
する被覆層形成工程と、前記被覆層上に、この被覆層よ
り耐研磨性を有する研磨抑制膜を形成する研磨抑制膜形
成工程と、前記研磨抑制膜の全膜領域のうち、前記凹凸
形状に応じて前記被覆層表面に形成された凸部を覆う膜
領域を、選択的に除去する研磨抑制膜除去工程と、前記
被覆層を研磨して平坦化させる平坦化工程とを含んだ半
導体装置の製造方法であって、前記研磨抑制膜除去工程
を研磨抑制膜を研磨することで行うとともに、凸部形状
に対する研磨速度をPS1とし、凹部形状に対する研磨
速度をPS2とした場合に、前記平坦化工程における研
磨パッドの回転数より前記研磨抑制膜除去工程における
研磨パッドの回転数を高くすることで、前記平坦化工程
の研磨速度比(PS1/PS2)より前記研磨抑制膜除去
工程の研磨速度比(PS1/PS2)を高くしており、こ
れにより次のような作用を有する。すなわち、平坦化工
程の研磨速度比(PS1/PS2)より研磨抑制膜除去工
程の研磨速度比(PS1/PS2)を高くした研磨処理に
より研磨抑制膜を除去するので、被覆層表面に形成され
た凸部を覆う膜領域を、選択的除去することができる。
しかも、このような研磨抑制膜の選択的除去処理は、被
覆層に形成された凸部を用いて自己整合的に行えるた
め、研磨抑制膜の選択的除去の精度が高いものとなる。
さらには、研磨抑制膜の選択的除去工程を、研磨処理と
いう比較的簡単な工程で行うので、その作業に手間がか
からなくなる。
1に係る半導体装置の製造方法において、前記平坦化工
程に用いる研磨パッドの硬度より前記研磨抑制膜除去工
程に用いる研磨パッドの硬度を高くすることで、前記平
坦化工程の研磨速度比(PS1/PS2)より前記研磨抑
制膜除去工程の研磨速度比(PS1/PS2)をさらに高
くしており、これにより次のような作用を有する。すな
わち、平坦化工程における研磨パッドの硬度より研磨抑
制膜除去工程における研磨パッドの硬度を高くするだけ
で、研磨速度比(PS1/PS2)を調整できるので、研
磨抑制膜除去工程の作業がさらに手間のかからないもの
となる。
1または2に係る半導体装置の製造方法において、前記
研磨抑制膜として前記被覆層の表面改質層を用いること
に特徴を有しており、これにより次のような作用を有す
る。すなわち、被覆層の表面改質層という比較的簡単に
形成できる膜から研磨抑制膜を構成するので、全体の工
程がさらに手間のかからないものとなる。
1または2に係る半導体装置の製造方法において、前記
研磨抑制膜としてCVD膜を用いることに特徴を有して
おり、次のような作用を有する。すなわち、CVD膜と
いう比較的簡単に形成できる膜から研磨抑制膜を構成す
るので、全体の工程がさらに手間のかからないものとな
る。
説明する。
用いた層間絶縁膜の平坦化プロセスの各工程を示す断面
図である。
コン基板からなる基板1の上に膜厚1μmのシリコン酸
化膜2と、膜厚400nmのアルミニウム合金膜で構成
された金属配線3と、膜厚1.4μmのシリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜4とを順次形成する。このようにし
て形成した層間絶縁膜4の表面には、下層の金属配線3
の有無により凸部4aと凹部4bとが形成されている。
なお、本実施の形態では、層間絶縁膜4から被覆層が構
成されている。
縁膜4上の全面に研磨抑制膜5をプラズマCVD法等の
手法により形成する。研磨抑制膜5としてはCMP処理
における耐研磨性が層間絶縁膜4より高い膜を形成す
る。ここでは、CVD法により層間絶縁膜4上に形成で
きる膜厚100nmのシリコン窒化膜を研磨抑制膜5と
して形成する。
ド6Aを用いたCMP処理によって、まず、凸部4a上
の研磨抑制膜5の膜領域を選択的に除去する。このとき
の処理条件を次に記す。なお、処理条件に記載されたス
ラリーと研磨液とは、研磨パッド6Aと基板1との間に
介装されるものである。また、研磨処理時間は、研磨抑
制膜5の膜厚(100nm)に応じて適宜設定される。
も硬度の高い研磨パッド6Aを用いている点と、研磨パ
ッド6Aを通常のCMP処理よりも高い回転数で回転さ
せている点とである。すなわち、通常のCMP処理では
ヤング率100MPa程度の研磨パッドを用いるのに対
して、ここではヤング率300MPaの研磨パッド6A
を用いている。また、通常のCMP処理では、50rp
m程度の回転数で処理しているのに対して、ここでは1
00rpmの回転数で処理している。
は、凸部形状に対する研磨速度をPS1とし、凹部形状
に対する研磨速度をPS2とした場合に、これらの間の
研磨速度比(PS1/PS2)が高くなり、凸部形成と凹
部形成とが並在しておれば、凸部形成を選択的に研磨す
るという特徴がある。同様に、高い回転数を与えた研磨
パッドでのCMP処理でも前記研磨速度比(PS1/P
S2)が高くなり、凸部形成と凹部形成とが並在してお
れば、凸部形成を選択的に研磨するという特徴がある。
つまり、研磨パッドの硬度を高くしたり、研磨パッドの
回転数を高くすれば、研磨パッドによる研磨が機械的研
磨に近づき、これによって凸部形成を選択的に研磨する
ことが可能となる。そこで、本実施の形態では、通常の
CMP処理よりも硬度の高い研磨パッド6Aを通常のC
MP処理よりも高い回転数(100rpm)で回転させ
て基板1をCMP処理することで、研磨速度比(PS1
/PS2)を高くしている。
上の研磨抑制膜5の膜領域が選択的に除去され凹部4b
上の研磨抑制膜5の膜領域だけが残存することになる。
去作業を、研磨パッドの硬度および回転数以外は、次に
説明する平坦化工程(CMP工程)とほとんど同一のC
MP工程により行うので、工程の手間をあまりかけるこ
とになく行え、製造コストに対する影響は小さい。
れば、基板1全体としての研磨均一性は多少劣化するこ
とになるが、極薄い膜厚(100nm)を有する研磨抑
制膜5を除去するだけに行う研磨処理であるので、この
ような研磨処理によって層間絶縁膜4の平坦化に悪影響
を及ぼすことはない。
ド6Bを用いた一般的なCMP処理によって、層間絶縁
膜4を研磨して平坦化する。このときの処理条件を次に
記す。なお、研磨処理時間は、層間絶縁膜4の膜厚
(1.4μm)等に応じて適宜設定される。
1全体としての研磨均一性が高く、凸部4aにも凹部4
bにも均等に研磨パッド6Bから研磨圧がかかることに
なる。しかしながら、凹部4bには研磨抑制膜(シリコ
ン窒化膜)5が残存しており、この研磨抑制膜5は層間
絶縁膜(シリコン酸化膜)4より研磨速度が遅い、すな
わち、研磨抑制膜5の方が層間絶縁膜4よりCMP処理
における耐研磨性を有している。そのため、凹部4bは
研磨抑制膜5によって被覆されることで、その下の層間
絶縁膜4がCMP処理によって他の部分に比べて過度に
掘り下げられるといったことは起きない。したがって、
層間絶縁膜4を、その表面にある凹凸形状(金属配線3
の有無)に影響されることなく均等に研磨することがで
き、精度の高い平坦化を行える。
域の除去を、前述したように研磨という自己整合的に行
える処理によって行っているので、その除去精度は高く
なり、それに伴って、層間絶縁膜4の平坦化の精度はさ
らに高いものとなる。
る層間絶縁膜4としてはシリコン酸化膜を形成した場合
を説明したが、層間絶縁膜として有機膜等の他の絶縁物
を形成した場合においても本発明は同様の効果を奏する
ことができる。更に、上述した実施の形態では、研磨抑
制膜5としてはプラズマCVD法により形成したシリコ
ン窒化膜を用いたが、酸化膜といった層間絶縁膜4の表
面改質層を用いることもできる。要は、研磨抑制膜5と
して、CMP処理における耐研磨姓が層間絶縁膜4より
高い膜材を選定すればよい。
用いた埋め込み銅配線形成プロセスの工程断面図を示す
ものである。
コン基板からなる基板10の上に、膜厚1.2μmのシ
リコン酸化膜からなる層間絶縁膜11をプラズマCVD
法によって形成する。そして、層間絶縁膜11の表面に
深さ400nmの配線パターン用の溝12をリソグラフ
ィ法等により形成する。配線パターン用の溝12の幅は
0.3〜2μmの範囲にする。
窒化チタンからなるバリアメタル膜13をスパッタ法に
より形成する。さらに、バリアメタル膜13上に膜厚3
50nmの銅からなる配線材14をスパッタ法により形
成する。配線材14を形成したのち、基板10に対して
420℃の熱処理を施すことで配線材14を溝12内に
流し込む。
し込むと、幅0.5μm以下の狭い溝12上では配線材
14の表面は平坦となるが、幅2μm以上の広い溝12
の上部の配線材14表面では溝12の形状を転写してし
まい、配線材14全体としてはその表面に凸部14aと
凹部14bとが形成されることになる。なお、本実施の
形態では、配線材14から被覆層が構成されている。
0nmのシリコン窒化膜からなる研磨抑制膜15を配線
材14表面の全面にプラズマCVD法により形成する。
ド16Aを用いたCMP処理によって、まず、凸部14
a上の研磨抑制膜15の膜領域を選択的に除去する。こ
のときの処理条件を次に記す。なお、研磨処理時間は、
研磨抑制膜15の膜厚(200nm)に応じて適宜設定
される。
も硬度の高い研磨パッド16Aを用いている点と、研磨
パッド16Aを通常のCMP処理よりも高い回転数で回
転させている点とである。すなわち、通常のCMP処理
ではヤング率100MPa程度の研磨パッドを用いるの
に対して、ここではヤング率300MPaの研磨パッド
16Aを用いている。また、通常のCMP処理では、5
0rpm程度の回転数で処理しているのに対して、ここ
では100rpmの回転数で処理している。硬度の高い
研磨パッド16Aを回転数高く回転させて研磨する理由
は第1の実施の形態で説明した理由と同様であるので、
ここでは省略する。
a上の研磨抑制膜15の膜領域が選択的に除去され凹部
14b上の研磨抑制膜15の膜領域だけが残存すること
になる。
ド16Bを用いた一般的なCMP処理によって、配線材
14を研磨して平坦化する。このときの処理条件を次に
記す。なお、研磨処理時間は、配線材14の膜厚(35
0nm)等に応じて適宜設定される。
10全体としての研磨均一性が高く、凸部14aにも凹
部14bにも均等に研磨パッド16Bから研磨圧がかか
ることになる。しかしながら、凹部14bには研磨抑制
膜(シリコン窒化膜)15が残存しており、この研磨抑
制膜15は配線材(銅)14より研磨速度が遅い、すな
わち、研磨抑制膜15の方が配線材14よりCMP処理
における耐研磨性を有している。そのため、凹部14b
は研磨抑制膜15によって被覆されることで、その下の
配線材14がCMP処理によって他の部分に比べて過度
に掘り下げられるといったことは起きない。したがっ
て、配線材14を、その表面にある凹凸形状(溝12の
有無)に影響されることなく均等に研磨することでで
き、精度の高い平坦化を行える。しかも、凸部14a上
の研磨抑制膜15の膜領域の除去を、前述したように研
磨という自己整合的に行える処理によって行っているの
で、その除去精度は高くなり、それに伴って、配線材1
4の平坦化の精度もさらに高いものとなる。
11の表面が露出するまで研磨していくことで、溝12
の内部のみ配線材14が残存する高さ位置(レベル)ま
で、配設材14を平坦化する。
材14として銅を、ストッパー層としてはプラズマCV
D法で形成したシリコン窒化膜を用いたが、シリコン窒
化膜の代りにシリコン酸化膜等の他の絶縁物を用いるこ
ともできる。更に、配線材14としてアルミニウムを用
い、研磨抑制膜15としてはアルミ表面の酸化により形
成した表面改質膜であるアルミナ層を用いることも可能
である。要は、研磨抑制膜15として、CMP処理にお
ける耐研磨姓が配線材14より高い膜材を選定すればよ
い。
磨パッドの硬度および回転数の両方を変えることで、前
述した研磨速度比(PS1/PS2)を調整していたが、
研磨パッドの硬度だけを変えることで研磨速度比(PS
1/PS2)を調整してもよいし、研磨パッドの回転数だ
けを変えることで研磨速度比(PS1/PS2)を調整し
てもよい。
凸部上に位置する研磨抑制膜の膜領域を自己整合的に除
去できるので、その分、平坦化の面内ばらつきがなくな
って平坦化精度が高まる。
平坦化処理の前処理として追加するだけでよいので、製
造コストに対する影響も最小限となる。そのため、この
ような高精度の平坦化処理を安価に提供することができ
る。
置の製造方法の各工程を示す断面図である。
置の製造方法のの各工程を示す断面である。
断面図である。 1 基板 3 金属配線 4
層間絶縁膜 4a 凸部 4b 凹部 5
研磨抑制膜 6A 研磨パッド 6B 研磨パッド 10 基板 11 層間絶縁膜 1
2 溝 14 配線材 14a 凸部 1
4b 凹部 15 研磨抑制膜 16A 研磨パッド 1
6B 研磨パッド
Claims (4)
- 【請求項1】 表面に凹凸形状が形成された基板上に被
覆層を形成する被覆層形成工程と、 前記被覆層上に、この被覆層より耐研磨性を有する研磨
抑制膜を形成する研磨抑制膜形成工程と、 前記研磨抑制膜の全膜領域のうち、前記凹凸形状に応じ
て前記被覆層表面に形成された凸部を覆う膜領域を、選
択的に除去する研磨抑制膜除去工程と、 前記被覆層を研磨して平坦化させる平坦化工程とを含ん
だ半導体装置の製造方法であって、 前記研磨抑制膜除去工程を研磨抑制膜を研磨することで
行うとともに、凸部形状に対する研磨速度をPS1と
し、凹部形状に対する研磨速度をPS2とした場合に、
前記平坦化工程における研磨パッドの回転数より前記研
磨抑制膜除去工程における研磨パッドの回転数を高くす
ることで、前記平坦化工程の研磨速度比(PS1/P
S2)より前記研磨抑制膜除去工程の研磨速度比(PS1
/PS2)を高くすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法で
あって、 前記平坦化工程に用いる研磨パッドの硬度より前記研磨
抑制膜除去工程に用いる研磨パッドの硬度を高くするこ
とで、前記平坦化工程の研磨速度比(PS1/PS2)よ
り前記研磨抑制膜除去工程の研磨速度比(PS1/P
S2)をさらに高くすることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置の製
造方法であって、 前記研磨抑制膜として前記被覆層の表面改質層を用いる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の半導体装置の製
造方法であって、前記研磨抑制膜としてCVD膜を用い
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07001697A JP3477484B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07001697A JP3477484B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10270444A JPH10270444A (ja) | 1998-10-09 |
JP3477484B2 true JP3477484B2 (ja) | 2003-12-10 |
Family
ID=13419402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07001697A Expired - Lifetime JP3477484B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP2006005237A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Sharp Corp | 半導体装置の製造方法 |
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JP2016207973A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP07001697A patent/JP3477484B2/ja not_active Expired - Lifetime
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