JP3477370B2 - 光学部材検査装置及びホルダ - Google Patents

光学部材検査装置及びホルダ

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JP3477370B2 JP17035598A JP17035598A JP3477370B2 JP 3477370 B2 JP3477370 B2 JP 3477370B2 JP 17035598 A JP17035598 A JP 17035598A JP 17035598 A JP17035598 A JP 17035598A JP 3477370 B2 JP3477370 B2 JP 3477370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レンズ等の光学部
材の不良要因を検出するための光学部材検査装置及びこ
の光学部材検査装置に光学部材を装着するためのホルダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ,プリズム等の光学部材は、入射
した光束が規則正しく屈折したり、平行に進行したり、
一点又は線状に収束したり発散するように設計されてい
る。しかしながら、光学部材の形成時において糸くず等
が光学部材内に混入してしまっていたり(いわゆる「ケ
バ」)、成形後の人的取り扱いによって光学部材の表面
上にキズ等が生じていると、入射した光束が乱れてしま
うので、所望の性能を得ることができなくなる。
【0003】そのため、光学部材の不良要因を検出して
自動的に良否判定を行うための光学部材検査装置が、従
来、種々提案されている。例えば、本出願人は、特願平
9−50760号において、検査対象光学部材をその光
軸を中心に回転させつつこの光軸上に配置された結像光
学系及びラインセンサを用いてこの検査対象光学部材を
撮像し、極座標系による画像データを生成する光学部材
検査装置を、提案した。
【0004】これらの光学部材検査装置には、照明光が
透過可能に検査対象光学部材を保持するために、この検
査対象光学部材の端面の周縁を保持するホルダが備えら
れている。図5は、従来用いられた典型的なホルダの形
状を示すものである。この図5に示されるように、従来
のホルダは、筒状部材100の上端面101における開
口内縁に、光学部材であるレンズの周縁をはめ込むため
に一段低くなった段差部102が形成された形状を有し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光学部材検査装置を量
産ライン中で使用する場合には、光学部材を保持するホ
ルダは、量産ラインを流れる光学部材を正確に且つ素早
くセット可能である必要がある。
【0006】しかしながら、図5に示す従来のホルダに
よると、セットに際しての検査対象光学部材の降下路の
目安となるものが、円形の段差部102の他にない。そ
のため、オペレータは、検査対象光学部材をホルダにセ
ットしようとする際に、検査対象光学部材の進入路の位
置が解らないために、ついうっかり検査対象光学部材を
筒状部材100の上端面101にぶつけてしまい、検査
対象光学部材をキズ付けてしてしまう可能性があった。
そうでなければ、オペレータは、検査対象光学部材をキ
ズ付けてしまうのを避けるべく、慎重に作業を行って長
時間を費やしてしまっていた。
【0007】さらに、検査対象光学部材の側面(レンズ
の場合にはコバ)の厚さが薄い場合には、この側面(コ
バ)が完全に段差部102内に入り込んでしまうことが
あった。その結果、特に、検査対象光学部材をホルダか
ら取り外そうとする際には、作業者の指で検査対象光学
部材をつまみ上げることができないので、治具等によっ
て光学部材を傷付けてしまったり、作業時間を徒に浪費
してしまうことがあった。
【0008】本発明は、従来のホルダにおけるかかる問
題に鑑みてなされたものであり、その課題は、検査対象
光学部材をホルダの端面にぶつけずにセットするための
降下路の目安を備えるとともに、検査対象光学部材の側
面の厚さ如何に拘わらず、オペレータが指で検査対象光
学部材を素早く且つ正確に着脱できるように構成したホ
ルダを、提供することである。また、本発明は、このよ
うなホルダを備える光学部材検査装置の提供をも、課題
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の構成を採用した。
【0010】 即ち、請求項1記載の発明は、光学部材
の外縁を保持するホルダであって、空間を囲む枠形状を
有するベース部と、前記ベース部における前記空間が開
口する面上に、前記空間を取り囲むように互いに離間し
けられた複数の光学部材保持部とを備えるととも
に、前記各光学部材保持部は、夫々、前記光学部材の外
縁が載置される受け面と、この受け面に載置された光学
部材の側面に当接してその移動を規制する規制壁面とを
有し、前記ベース部における前記光学部材保持部が設け
られていない部分の内縁よりも内側に前記規制壁面があ
ることを特徴とする。
【0011】このように構成されると、光学部材を摘ん
だオペレータの指を互いに隣接する各光学部材保持部同
士の間に侵入させれば、光学部材の側面は、各光学部材
保持部の規制壁面に対して、ある程度一致する。従っ
て、そのままの状態で、光学部材を受け面に向けて降下
させてゆくと、光学部材は、各光学部材保持部の上端面
にぶつかることなく、各光学部材保持部の規制壁面が囲
む空間内にはまりこんで、その受け面上に載置される。
また、光学部材をホルダから取り外す場合には、互いに
隣接する各光学部材保持部同士の間にオペレータの指を
侵入させれば、光学部材の側面を摘むことができる。従
って、光学部材の側面の厚さ如何に拘わらず、光学部材
のホルダへの着脱時にこの光学部材がキズ付く可能性
が、低減される。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1の各光学
部材保持部に、夫々、前記規制壁面における前記受け面
から離れた側の縁から連続して、前記受け面から離れる
につれて互いに離反するように傾斜した斜面が形成され
ていることで、特定したものである。
【0013】このように構成されると、光学部材を摘ん
だオペレータの指を互いに隣接する各光学部材保持部同
士の間に侵入させた時に、光学部材の側面が各光学部材
保持部の規制壁面からずれた場合でも、光学部材の外縁
が各光学部材保持部の斜面に接触することにより、この
光学部材は、この斜面によってガイドされ、各光学部材
保持部の規制壁面が囲む空間内にはまりこんで、その受
け面上に載置される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の各
光学部材保持部における前記規制壁面が、共通の中心線
を持った円柱面として形成されており、前記各光学部材
保持部における前記受け面の縁が、前記中心線上に曲率
中心を有する円弧状に形成されており、前記各光学部材
保持部における前記斜面が、前記中心線上に頂点を有す
るテーパ面として形成されていることで、特定したもの
である。
【0015】 請求項4記載の発明は、請求項3のベー
ス部が、前記中心線を中心とした円環状に形成されて
り、前記ベース部における前記光学部材保持部が設けら
れていない部分の内径よりも前記規制壁面の内径が小さ
いことで、特定したものである。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載のホ
ルダに保持された光学部材を、その一方の面側から照明
するとともに、他方の面側から撮影することによって画
像データを生成し、この画像データに基づいて前記光学
部材の良否判定を行うことを特徴とする光学部材検査装
置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。 <光学部材検査装置の構成>本発明の実施の形態である
光学部材検査装置の概略構成を、図1の部分断面図に示
す。この図1に示すように、光学部材検査装置は、上方
から、撮像装置1,光学部材保持部2,拡散板保持部
3,及び、光源4を重ねて、構成されている。これらの
うち、光学部材保持部2,拡散板保持部3,及び光源4
は、互いに同軸に配置されている。また、撮像装置1
は、その撮影光軸がこれら各部2,3,4の中心を通る
線から若干オフセットするように、配置されている。
【0018】上記光源4は、図示せぬ光源ランプから発
光された照明光を伝送するライトガイドファイバ41
と、このライトガイドファイバ41の先端を図の左右方
向に並べて配置する配光部42とから、構成される。
【0019】拡散板保持部3は、光学部材検査装置の図
示せぬフレームに固定されているとともに円形の開口3
1aが穿たれた保持板31と、この開口31aに填め込
まれた平面円形の拡散透過板32と、その長辺を図1の
左右方向に向けて拡散透過板32の表面に貼り付けられ
た短冊状の遮光板33とから、構成されている。この拡
散透過板32は、照明光をその全域から出射させ、遮光
板33は、この照明光の一部を遮蔽する。
【0020】光学部材保持部2は、光学部材検査装置の
図示せぬフレームに対して拡散透過板32の中心軸を回
転軸Oとして回転駆動される様に設けられた円環状の回
転板21と、この回転板21の中心に形成された貫通孔
21aに着脱自在に填め込まれた環状のホルダ22とか
ら、構成されている。このホルダ22は、その内部空間
に検査対象光学部材(この例においてはレンズ)23を
保持するために、後述する構成を有している。また、こ
のホルダ22が填め込まれる貫通孔21aは、その光源
側(下側)半分がホルダ22の外径よりも若干小径であ
り、その撮像装置側(上側)半分がホルダ22の外径と
略同径となっている。これによって構成される段差部
に、ホルダ22が係止されるのである。
【0021】撮像装置1は、その光軸lを回転軸Oと平
行にオフセットして配置された対物レンズ11と、この
対物レンズ11に関して検査対象光学部材23の表面と
共役な位置に配置されたラインセンサ12とから、構成
されている。このラインセンサ12は、検査対象光学部
材23の半径方向と平行,且つ、遮光板33の長辺と平
行(図1の左右方向)に、配置されている。従って、ラ
インセンサ12は、検査対象光学部材23を、その半径
方向における全域にわたって撮像することができる。但
し、上述した遮光板33は、拡散板32からの出射光
(照明光)が、検査対象光学部材23におけるラインセ
ンサ12による撮像対象範囲(対物レンズ11に関して
ラインセンサ12の撮像面と共役な範囲)を透過して直
接ラインセンサ12に入射しないように、その大きさ及
び位置が調整されている。従って、検査対象光学部材2
3に形状欠陥(表面のキズ又はゴミ,内部のケバ)がな
い限り、ラインセンサ12によって撮像される画像(ラ
インセンサ12の各画素の輝度値)は、その全域にわた
って暗くなっている。これに対して、検査対象光学部材
23におけるラインセンサ12による撮像対象範囲に形
状欠陥がある場合には、その形状欠陥によって散乱した
光が対物レンズ11を介してラインセンサ12に入射す
るので、このラインセンサ12の撮像面上に、この形状
欠陥の像が形成される。この像を撮像したラインセンサ
12からの画像データは、撮像装置1内の図示せぬA/
D変換器によってデジタル信号に変換されて、図示せぬ
画像処理装置へ出力される。
【0022】次に、上述したホルダ22の具体的な構成
を、図2乃至図4を用いて説明する。図2は、図1と同
じ切断面を示すホルダ22の拡大断面図であり、図3
は、ホルダ22の平面図であり、図4は、ホルダ22の
底面図である。
【0023】図2に示すように、このホルダ22は、ベ
ース部材221,受け部材222,及び駒223を、光
源側(下側)から順に重ねてネジ止めすることによっ
て、構成されている。
【0024】このベース部材(ベース部)221は、図
3及び図4に示すように、厚さ5mmの縦断面矩形の概
略リング形状を有している。また、このベース部材22
1の内面における60度づつ離間した計6箇所には、突
起部221aが夫々一体形成されている。各突起部22
1aは、ベース部材221の中心Oに向けて台形状に5
mm程度突出しているとともに、図2に示すように、撮
像装置側(上方)に平行且つ平面状に3mm程度突出し
ている。なお、このベース部材221の外径は、110
mmとなっている。
【0025】以上のように構成されるベース部材221
の各突起部221a上には、夫々、拡散透明部材からな
る受け部材222が載置されている。各受け部材222
は、突起部221aよりも若干幅広な板形状を有してお
り、その中心線O側の縁は、この中心線O上に曲率中心
を有するとともにこのホルダ22によって保持される検
査対象光学部材(レンズ)23の外縁(図3において二
点鎖線にて示す)よりも若干量(1mm)小径な円弧状
に、形成されている。ここでは、検査対象光学部材23
としては、外径80mmの円形レンズを想定しているの
で、各受け部材222の中心線O側の縁の曲率半径は、
39mmとなっている。また、受け部材222の周方向
における幅は、突起部221aの幅よりも若干広いが、
その中心線O側近傍において、中心線Oに向けて狭まっ
ている。
【0026】以上のように構成される各受け部材222
の上には、厚さ7mmの駒223が載置されている。各
駒223の中心線O側の縁は、このホルダ22によって
保持される検査対象光学部材(レンズ)23の外縁とほ
ぼ同径(若しくは僅かに大径の)円弧状に、形成されて
いる。具体的には、各駒223の中心線O側の端面にお
ける受け部材222に接する下縁から高さ3mmまでの
範囲は、この中心線Oを曲率中心とした円柱面状の落し
込み部223aとして形成されている。また、各駒22
3の中心線O側の端面における残りの範囲は、ホルダ2
2の中心線O上に頂点を有するとともに中心線Oに対し
て母線が45度で交わるテーパ面状のテーパ部(斜面)
223bとして形成される。なお、図3に示す平面にお
いて、このテーパ部223bの径方向幅は、4mmであ
る。また、受け部材222の上面における駒223より
も中心線O側に突出した部分は、受け面であり、その突
出幅は、1mmである。
【0027】以上のように積み重ねられた各受け部材2
22及び各駒223は、この駒223の上面からこれら
駒223及び受け部材222を貫通してホルダ22の突
起部221aにねじ込まれる2本の固定ネジ224,2
24によって、ネジ止め固定されている。また、夫々の
受け部材222及び駒223の組は、ベース部材221
の内部に形成された検査対象光学部材23を収容する空
間を取り囲むように、互いに離間してベース部材221
に設けられた光学部材保持部を、構成している。
【0028】なお、ベース部材221の外周面における
1箇所には、回転板21の貫通孔21aの縁に形成され
たキー溝(図示略)に係合して、ホルダ22の回転板2
1に対する相対回転を阻止するための直方体形状のキー
224が、ネジ止め固定されている。 <実施形態の作用>以上のように構成された本実施形態
の光学部材検査装置によると、オペレータは、先ず、検
査対象光学部材23のコバを親指と人差指を用いて(若
しくは、さらに中指を用いて)摘んで、ホルダ22に載
置する。この際、オペレータは、検査対象光学部材23
のコバを摘んでいる指を互いに隣接する各駒223同士
の間に侵入させる。このようにすると、検査対象光学部
材23の光軸が自ずからホルダ22の中心線Oに対して
軸合わせされるので、このまま検査対象光学部材23を
受け部材222に向けて降ろしてゆくと、検査対象光学
部材23は、各駒223のテーパ部223bにぶつかる
ことなく、各駒223の落し込み部223aが囲む空間
内に入り込んで、受け部材222上に載置される。
【0029】なお、仮に、検査対象光学部材23のコバ
を摘んでいる指を各駒223同士の間の空間に侵入させ
た際に、検査対象光学部材23の光軸がホルダの中心線
Oからずれていたとしても、検査対象光学部材23を受
け部材222に向けて降ろしてゆく途中で、検査対象光
学部材23のコバが駒223のテーパ部223bの内面
に接触することにより、その光軸がホルダの中心線Oと
同軸となるようにガイドされる。その結果、上述したの
と同様に、検査対象光学部材23は、各駒223の落し
込み部223aが囲む空間内に入り込んで、受け部材2
22上に載置される。
【0030】このように、本実施形態のホルダ22を用
いると、検査対象光学部材23のホルダ22へのセット
時において、この検査対象光学部材23がホルダ22の
上端面にぶつかって傷付いてしまう可能性が、低減され
る。
【0031】以上のように検査対象光学部材23をホル
ダ22に載置した後で、オペレータは、光源4の配光部
42から照明光を出射させる。この結果、上述したよう
にして撮像装置1のラインセンサ12によって撮像がな
され、撮像によって得られた画像データが図示せぬ画像
処理装置の画像メモリに蓄積される。このような撮像
は、光学部材保持部2の回転板21によって検査対象光
学部材23がホルダ22ごと所定の単位角づつ回転する
毎に、なされる。そして、検査対象光学部材23が36
0度回転する間に画像メモリに蓄積された画像データに
基づいて、図示せぬ画像処理装置は、検査対象光学部材
23の良否判定を行う。なお、以上のような撮像が行わ
れる際に、検査対象光学部材23のコバ及び受け部材2
22の突出部分は、照明光を散乱するので、これらは画
像データ中に明るい像として映り込んでいる。従って、
これらの明るい像を手がかりに、画像データにおける検
査対象光学部材23の範囲を認識することが、可能とな
っている。
【0032】検査終了後、検査対象光学部材23をホル
ダ22から外す場合には、オペレータは、ホルダ22に
おける互いに隣接する駒223同士の間に指を侵入させ
て、このホルダ22に保持されている検査対象光学部材
23の側面を摘む。そして、そのまま、検査対象光学部
材23を、各駒223の落し込み部223aの間から引
き抜く。
【0033】このように本実施形態のホルダ22による
と、検査対象光学部材23の側面の厚さ如何に拘わら
ず、検査対象光学部材23を傷付けることなく、正確に
且つ素早く、ホルダ22に対して着脱することが可能で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光学部
材検査装置又はホルダによれば、検査対象光学部材の降
下路の目安を備えているので、オペレータは、検査対象
光学部材をホルダにぶつけることなく着脱することが可
能となる。また、検査対象光学部材の側面の厚さ如何に
拘わらず、オペレータが指で検査対象光学部材を素早く
且つ正確に着脱することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である光学部材検査装置
の概略構成を示す断面図
【図2】 図1のホルダの拡大縦断面図
【図3】 図1のホルダの平面図
【図4】 図1のホルダの底面図
【図5】 従来のホルダの縦断面図
【符号の説明】
2 光学部材保持部 22 ホルダ 23 検査対象光学部材 221 ベース部 222 受け部材 223 駒 223a 落し込み部 223b テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 中西 太一 東京都板橋区前野町2丁目36番9号旭光 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−166904(JP,A) 特開 平9−61291(JP,A) 特開 平7−159663(JP,A) 特開 昭61−100710(JP,A) 実開 昭57−167408(JP,U) 実開 平6−40834(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02 G01J 1/00 G01B 11/00 - 11/30 102 G01N 21/84 - 21/958 G02B 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学部材の外縁を保持するホルダであっ
    て、空間を囲む 枠形状を有するベース部と、前記ベース部
    おける前記空間が開口する面上に、前記空間を取り囲む
    ように互いに離間してけられた複数の光学部材保持部
    とを備えるとともに、 前記各光学部材保持部は、夫々、前記光学部材の外縁が
    載置される受け面と、この受け面に載置された光学部材
    の側面に当接してその移動を規制する規制壁面とを有
    前記ベース部における前記光学部材保持部が設けられて
    いない部分の内縁よりも内側に 前記規制壁面があること
    を特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】前記各光学部材保持部には、夫々、前記規
    制壁面における前記受け面から離れた側の縁から連続し
    て、前記受け面から離れるにつれて互いに離反するよう
    に傾斜した斜面が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のホルダ。
  3. 【請求項3】前記各光学部材保持部における前記規制壁
    面は、共通の中心線を持った円柱面として形成されてお
    り、 前記各光学部材保持部における前記受け面の縁は、前記
    中心線上に曲率中心を有する円弧状に形成されており、 前記各光学部材保持部における前記斜面は、前記中心線
    上に頂点を有するテーパ面として形成されていることを
    特徴とする請求項2記載のホルダ。
  4. 【請求項4】前記ベース部は、前記中心線を中心とした
    円環状に形成されており、 前記ベース部における前記光学部材保持部が設けられて
    いない部分の内径よりも前記規 制壁面の内径が小さいこ
    とを特徴とする請求項3記載のホルダ。
  5. 【請求項5】請求項1記載のホルダに保持された光学部
    材を、その一方の面側から照明するとともに、他方の面
    側から撮影することによって画像データを生成し、この
    画像データに基づいて前記光学部材の良否判定を行うこ
    とを特徴とする光学部材検査装置。
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