JPH09288063A - 透明基板の傷検査装置 - Google Patents

透明基板の傷検査装置

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JPH09288063A
JPH09288063A JP8102559A JP10255996A JPH09288063A JP H09288063 A JPH09288063 A JP H09288063A JP 8102559 A JP8102559 A JP 8102559A JP 10255996 A JP10255996 A JP 10255996A JP H09288063 A JPH09288063 A JP H09288063A
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辰雄 早川
Hiroshi Suzuki
博 鈴木
Hiroyuki Hara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水晶ブランクなどの透明基板全体が影にな
り、基板の傷だけが反射光で浮かび上がるように光を照
射して、確実に傷を認識できるようにする。 【解決手段】 水晶ブランク21の傷検査装置は、光の
照射された水晶ブランク21を撮像手段26で撮像し、
撮像した画像信号から水晶ブランク21に存在する傷の
特徴を抽出し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を
行う。水平方向に配置した水晶ブランク21の外周をリ
ングライト22で取り囲む。リングライト22からの光
を拡散板23で散乱光とし、これをブランク21の表面
に対して±30°の範囲内の照射角度θで照射して、水
晶ブランク21を散乱光で包み込むようにする。水晶ブ
ランク21の真上に配置した撮像手段26で、強調され
た傷の像を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傷の検査精度を向上
した透明基板の傷検査装置に係り、特に水晶ブランクに
存在する傷を検査するのに好適な傷検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子は水晶ブランクから形成する
が、水晶ブランクにわずかな傷があっても、水晶振動子
は不良品となるから、水晶ブランクの傷検出は非常に重
要である。
【0003】これまで、水晶ブランクの傷は人間が目視
にて検査していた。これは特別な光を当てることもな
く、蛍光灯の下で、作業するというもので、目視に頼っ
ていたため、数十μm以下の傷(欠陥)を検出すること
が極めて困難であった。また作業が長時間継続して行わ
れるため、疲労も激しく、その結果、安定した検査結果
を得ることができず、2人、3人で重複して、検査の作
業を行うという状態であった。このため人手によらず画
像処理による傷検査装置が要請されていた。
【0004】このような画像処理による従来の傷検査装
置としては、例えば特開平7−103905号公報(以
下、単に公報という)に記載された発明、およびその従
来技術がある。
【0005】(1) 公報に記載されている従来技術(以
下、斜め照射方式という)は、図15に示すように、リ
ング状発光部を有する無影照明4で被検査物1を真上か
ら照射して影ができないようにすると共に、亀裂をより
確実に検出するために斜め照明8を用いて被検査物1の
表面に斜め方向から光を照射する。被検査物1の表面か
らの反射光を被検査物1の真上に設けたCCDカメラ3
で撮像し、被検査物1の画像を画像入力手段5に取り込
み、更に特徴抽出手段6、判定手段7を介して処理を行
う。
【0006】(2) 公報に記載されている発明(以下、切
替方式という)は、図16に示すように、互いに90°
異なった位置に照明12〜14を配置して3方向から被
検査物1に光を照射するとともに、各照明の間にCCD
カメラ10〜11を配置する。これらのCCDカメラ1
0〜11及び照明12〜14は被検査物1の水平面に対
して45°の角度をもった位置に配置される。このよう
に3台の照明12〜14と2台のCCDカメラ10〜1
1の構成とし、カメラ1台と照明1台のみを同時にオン
とし、他はオフとする。このオン、オフの組合わせを4
通り行って、4つの画像をカメラ10〜11で撮像して
360°の検出範囲をカバーする。各画像に対して画像
入力手段15に記憶し、これら全ての画像信号それぞれ
について特徴抽出手段16、良否判定手段17を介して
判定を行い、亀裂方向に依存しない傷等の欠陥を検出す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来技術には、次のような問題があった。
【0008】(1) 斜め照射方式のものには次のような欠
点がある。
【0009】斜め照明を用いることで亀裂が検出しや
すくなっているものの、リング状発光部を有する無影照
明で被検査物の真上から光を照射して画像に影を作らな
いようにしているため、カメラには傷の他に被検査物の
全体像も重ねて写ることになる。従って、斜め照明で傷
をうまく強調しないと全体像から傷の像だけを明瞭に抽
出することは困難であり、検出感度は低い。
【0010】また、斜め照明は1台だけなので照射方
向が限られ、傷の方向によっては死角を生じ、傷の検出
性能が低下する。
【0011】(2) 切替方式のものには次のような欠点が
ある。
【0012】複数台の照明やカメラを使って斜め方向
から照射、撮像するため、ピント合せや、光の条件設定
を全ての像に対して同一水準とすることができず、正確
な検出ができない。
【0013】カメラを斜め方向に設置するため、像が
楕円形となり、正確な寸法、計測ができない。正確に寸
法、計測するためには、複雑な補正処理が必要となる。
【0014】カメラと照明を切替えるため、その制御
が複雑となってしまう。また、1個の被検査物を検査す
るのに、多数の画像が必要となり、検出のアルゴリズム
も複雑となり、画像処理速度を速くすることができな
い。
【0015】カメラ及び照明ともに水平面に対して4
5°の角度をもった位置に配置しているので、被検査物
を置く載置台の表面の像が入力されるおそれがあるの
で、傷や欠陥の像に対するSN比が悪くなり、検出が困
難になる可能性がある。
【0016】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解消して、透明基板の傷を光学的に強調することに
よって、簡単で確実かつ高速に傷を認識することができ
る透明基板の傷検査装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、光の照射された透明基板を撮像手段で撮像し、撮
像した画像信号から透明基板に存在する傷の特徴を抽出
し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を行う透明基
板の傷検査装置において、透明基板の基板面に対して±
30°の範囲内の照射角度で透明基板の側面全周方向か
ら光を照射する照明手段と、照明手段から透明基板に照
射される光を拡散させて散乱光を透明基板に照射する拡
散板と、透明基板の基板面に対して撮像方向が垂直な位
置に配置された撮像手段とを備えたものである。
【0018】この発明のように、透明基板の側面方向か
ら透明基板の基板面に対して±30°の範囲内の照射角
度で光を照射した場合、透明基板の基板面に対して撮像
方向が垂直な位置に撮像手段を配置してあるので、透明
基板を単に通過したり基板面で反射してしまうような光
は撮像手段に達せず、そのため透明基板の全体像は写ら
ない。撮像手段に達する光は透明基板に存在する傷か透
明基板の側面(エッジ)によって反射される反射光のみ
となる。光は透明基板の全周方向から照射され、しかも
その光は拡散板により散乱光となっているので、傷また
はエッジで反射される反射光は強調され、傷またはエッ
ジのみが画像上に明瞭に浮かび上がる。この画像を処理
することにより、傷を容易に検査することができる。
【0019】請求項2に記載された発明は、光の照射さ
れた透明基板を撮像手段で撮像し、撮像した画像信号か
ら透明基板に存在する傷の特徴を抽出し、抽出した信号
に基づいて傷の存在判定を行う透明基板の傷検査装置に
おいて、透明基板を水平に載置するとともに、透明基板
の下側から照射される光を拡散させて散乱光を透明基板
に照射する拡散載置台と、拡散載置台の下側に設けられ
拡散載置台に載置された透明基板の側面全周方向から透
明基板の基板面に対して0°〜−30°の範囲内の照射
角度で光を照射するリング状の照明手段と、拡散載置台
上に載置される透明基板の基板面に対して撮像方向が垂
直な真上位置に配置された撮像手段とを備えたものであ
る。
【0020】リング状照明手段から出た光は、拡散載置
台を通過する際、散乱され、その散乱光が透明基板の基
板面に対して0°〜−30°の範囲内の照射角度で透明
基板を照射する。すると、請求項1に記載の発明と同様
に、傷またはエッジのみが画像上に明瞭に浮かび上が
る。
【0021】請求項3に記載の発明は、光の照射された
透明基板を撮像手段で撮像し、撮像した画像信号から透
明基板に存在する傷の特徴を抽出し、抽出した信号に基
づいて傷の存在判定を行う透明基板の傷検査装置におい
て、透明基板を水平に載置する載置台と、載置台の上側
に設けられ、載置台に載置された透明基板の側面全周方
向から透明基板の基板面に対して0°〜+30°の範囲
内の照射角度で光を照射するリング状の照明手段と、リ
ング状の照明手段から透明基板に照射する光を拡散させ
て散乱光を透明基板に照射する拡散板と、載置台上に載
置される透明基板の基板面に対して撮像方向が垂直な真
上位置に配置された撮像手段とを備えたものである。
【0022】リング状照明手段から出た光は、拡散板を
通過する際、拡散され、その散乱光が透明基板の基板面
に対して0°〜+30°の範囲内の照射角度で透明基板
を照射する。すると、請求項1に記載の発明と同様に、
傷またはエッジのみが画像上に明瞭に浮かび上がる。
【0023】請求項4に記載の発明は、光の照射された
透明基板を撮像手段で撮像し、撮像した画像信号から透
明基板に存在する傷の特徴を抽出し、抽出した信号に基
づいて傷の存在判定を行う透明基板の傷検査装置におい
て、透明基板を水平に載置する不透明な載置台と、載置
台上に載置される透明基板を囲むように載置台上に載置
され光を透過する透明リングと、透明リングの上に載置
され光を遮断する不透明リングと、透明リングの外周に
配置され光を透明リングを介して透明基板に照射するリ
ング状の照明手段と、照明手段から透明基板に照射され
る光を拡散させて散乱光を透明基板に照射する拡散板
と、載置台上に載置される透明基板の基板面に対して撮
像方向が垂直な真上位置に配置された撮像手段とを備
え、不透明載置台と不透明リングとの間に介在させた上
記透明リングを介してリング状の照明手段からリング内
に入射した光が、透明基板の側面全周方向から透明基板
に対して0°〜+30°の範囲内の照射角度で照射され
るように、上記透明リングの厚さを設定したものであ
る。
【0024】リング状照明手段から出た光は不透明リン
グと不透明載置台とで規制され、その間に設けた透明リ
ングのみを透過して、透明リングの内部に納められた透
明基板の側面全周方向から0°〜+30°の範囲内の照
射角度で照射する。したがって、傷またはエッジのみが
画像上に明瞭に浮かび上がる。この場合、不透明リング
と不透明載置台との間に透明リングを挟むようにしてリ
ング内部に入射する光路を規制するようにしたので、照
明手段側に照射角度を規制する部品等を取り付ける必要
がなくなる。
【0025】請求項5に記載の発明は、上記透明基板が
水晶振動子用の水晶ブランクである請求項1〜4のいず
れかに記載の透明基板の傷検査装置である。透明基板が
特に面積が小さく厚さの薄い水晶振動子用の水晶ブラン
クである場合には、傷を有効に検査することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の透明基板の傷検査
装置を、水晶振動子用の水晶ブランクに適用した実施の
形態を図面を用いて説明する。図1は原理図、図2、3
はその作用説明図である。
【0027】図1において、21は短冊形をした水晶ブ
ランクであり、通常、長辺が3mm〜50mm、厚さ3
0μm〜500μm程度の大きさである。水晶ブランク
の形状は短冊形に限られず、円形その他の形状でも良
い。表裏面を上下に向けて水平に配置した水晶ブランク
21の外周に、水晶ブランク21を囲むように照明手段
としてリングライト22が水平に配置され、水晶ブラン
ク21の側面全周方向から水晶ブランク21の表裏面
(基板面)に対して±30°の範囲内の照射角度で光を
照射するようになっている。ここで照射角度に付してあ
る±符号は、水晶ブランク21の表面側を+、裏面側を
−としている。±30°の範囲内の照射角度とするため
に、照射に寄与させたくないリングライト22の一部を
遮光板ないし遮光膜で覆うようにする。
【0028】リングライト22は、通常、最も簡易かつ
安価な蛍光灯を使用できるが、これに限定されない。例
えば、径方向内方にリング形出射口を有し、このリング
形出射口は光ファイバを介して光源に接続され、光源の
発する光が光ファイバを通じてリング形出射口から照射
するようにしても、あるいはリング状の鏡を用いて、光
源からの光を鏡に反射させて、水晶ブランク21の側面
全周方向から照明するようにしてもよい。
【0029】リングライト22に蛍光灯を使用する場合
には、蛍光灯の発する光は既に散乱光になっているので
必須ではないが、より散乱効果を高めるために、リング
ライト22と水晶ブランク21との間にリング状の拡散
板23を配置し、リングライト22から水晶ブランク2
1に照射される光を拡散させて散乱光を水晶ブランク2
1に照射させるとよい。このようにリングライト22の
光を拡散させて散乱光とするのは、水晶ブランク21に
対し±30°の照射角度範囲内で、あらゆる方向から光
を当てるためである。拡散板23としては最も簡易かつ
安価である擦りガラスを使用できる。
【0030】水晶ブランク21の表面に対して撮像方向
が垂直な真上位置に撮像手段26を配置する。撮像手段
26は、例えばCCDカメラ25および顕微鏡24を用
いることができ、水晶ブランク付近のみを視野に納める
ように設定する。なお、撮像手段26は水晶ブランク2
1の裏面に対して撮像方向が垂直な真下位置に配置して
も、あるいは水晶ブランク21を垂直に配置した場合に
は、左右のいずれかに配置するようにしてもよい。
【0031】撮像手段26およびリングライト22はそ
れぞれ画像入力手段26によりコントロールされると共
に、撮像手段26によって撮像された画像信号は、画像
入力手段27、特徴抽出手段28を介して判定手段29
に入力される。撮像手段26は水晶ブランク付近のみを
視野に納めるため、視野の明度変化を高速に画像処理し
て検出できる。
【0032】上述したように水晶ブランク21を取り囲
むリングライト22から水晶ブランク21に散乱光を照
射すると、上から見た場合には、図2(a)に示すよう
に、散乱光20によって水晶ブランク21の側面全周が
包み込まれるようになる。横から見た場合には、図2
(b)に示すように、水平及び斜め方向の散乱光20に
よって側面全周が上記照射角度で包み込まれるようにな
る。この場合、真上または真下方向から光を照射しては
ならない。真上ないし真下から照射すると、透過光また
は反射光により水晶ブランク21の像がCCDカメラ2
5に写ってしまうからである。また、水晶ブランク21
を支持する載置台がある場合には、その下地模様が鮮明
に写ってしまい、水晶ブランク21に存在する傷(欠陥
部)との判別が困難となるからである。
【0033】水晶ブランク21に光を照射すると、水晶
ブランク21の傷ないし欠陥部やエッジ加工部における
反射光エネルギーが大きくなる。これは、図3(a)に
示すように、水晶ブランク21の周囲から照射される光
の方向は、散乱により水平方向においては全方向にな
る。水晶ブランク21に欠陥が無ければ、光路が遮られ
ないので、散乱光20はそのまま透過光となって通過し
てしまう。これに対して傷31があると、そこに光が当
たり、反射光になって強調される。
【0034】すなわち、側面視した図3(b)に示すよ
うに、散乱光20が傷31に当たると反射して水晶ブラ
ンク21の表面に傷が現れる。これを上から見ると図3
(c)に示すように、傷31に対し全方位から光20が
照射されるので、傷31の反射光のエネルギーが強調さ
れ、上部より顕微鏡24やカメラ25で見ると、傷31
が鮮明に見える。水晶の欠陥は、あらゆる方向性をもっ
ているので、一方向の光を照射した場合には、光に平行
な傷は反射が起きず検出が困難であり、また三方向の光
を照射した場合であっても、SN比が悪いため、傷を精
度よく検出することは困難であった。しかし、本発明の
ように傷31に対して四方、八方から光を集中的に当て
て光の相乗効果を利用することでSN比を格段と改善で
き、小さな傷に対しても精度よく検出することが可能に
なった。特に、人間の目では検出困難な傷(10μm以
下)でも、相対的に光量を強くすることで、検出が可能
となる。
【0035】また、一度に水晶ブランク全体を視野にし
て撮像し、画像処理することができるので、小さな傷
(10μm以下)に対しても高速に検出することができ
る。例えば512×512の画像として処理した場合で
も、200mS以内の速度で検出可能であり、これは1
枚の水晶ブランクの中に傷が何個あっても同じである。
【0036】また、10μm以下の小さい傷でも、光エ
ネルギーが大きく、安定して検出できるので、画像処理
にて自動化することが容易になる。
【0037】また、副次的効果として、水晶ブランクの
周面のエッジ加工精度が粗雑であればエッジ部での光の
反射が大きくなるが、精度がよければ反射が小さくなる
ため、水晶ブランクの加工精度の検査にも応用すること
ができる。また、エッジ加工面での反射を利用すれば、
水晶ブランクの形状や寸法測定にも応用することができ
る。
【0038】なお、カメラ25の軸方向に対し平行な傷
がある場合でも、次の理由から説明できるように、その
傷を容易に検出できる。水晶ブランクは通常数十〜50
0μmと極めて薄い。水晶ブランクの傷は外部からのス
トレスにて発生し、必ずその痕跡が存在する。したがっ
て傷がある場合は、その傷は必ず表面に接し、その内部
のみで存在することはあり得ない。傷の表面部に周囲か
ら光が照射すれば、切口部に光が複雑に屈折、反射する
から、カメラ25が真上に配置されていると雖も、その
部分に高い光エネルギーが生じるので、そのような傷で
も見ることができる。
【0039】ここで、水晶ブランクの表面に対する光の
照射角度を±30°の範囲内とする根拠を図4〜図7を
用いて説明する。図4に示すように不透明なプラスチッ
クの載置台に載置した短冊形の水晶ブランク21の長辺
の一点(エッジ)に光を照射し、その点での反射の光エ
ネルギーを計る。この光エネルギーは傷部における光エ
ネルギーと強い相関があり、光エネルギーが高い程傷の
検出が容易となる。光の照射は図5に示すように、水晶
ブランクから100mm離した位置で出射端に集光レン
ズを有する光ファイバ光源18を用い、水平に配置した
水晶ブランクの表面に対して照射角度を+5°、+10
°…+40°、+45°というように5°刻みで増やし
ていった。すると、図6に示すように、照射角度が30
°まではSN比が大きく傷31を明瞭に判別できるが、
それを越えると載置台の下地模様が多く現れるようにな
るため判別が困難になり、45°では傷31の画像は完
全に下地模様に吸収されて傷31を検出できなくなるこ
とがわかった。光エネルギーをプロットした図7から、
水晶ブランクの表面に対する光の照射角度は、±30°
の範囲内、望ましくは±20°の範囲内で、実務的に最
適な数値を示すならば±5°の範囲内である。なお、図
7の縦軸は最大を255とする光エネルギーの大きさを
示す。
【0040】次に、撮像手段を水晶ブランクの真上に配
置した傷検査装置の具体的な実施の形態例について説明
する。
【0041】図8は水晶ブランクを載せる載置台に透明
ガラス板を用い、リングライトを載置台の下側に配置し
た場合の第1の実施の形態例を示す。中央を円形に切り
取って孔36を開けた不透明の台座33を設け、その台
座33の上に透明ガラス板32を載せ、台座33の孔3
6に対応する透明ガラス板32上の所定位置に水晶ブラ
ンク21を載せる。リングライト22は台座33の下側
に台座33の孔36を囲むように配置する。このリング
ライト22の径方向内方に、リングライト22から水晶
ブランク21に照射される光を拡散させて散乱光を水晶
ブランク21に照射するリング状の拡散板23を配置す
る。
【0042】リングライト22には遮光板35を設け、
水晶ブランク21の基板面に対して±30°の範囲内の
照射角度で水晶ブランク21の側面全周方向から光を照
射できるようにする。このように載置台に下地模様のな
い透明ガラス板32を用いたので、SN比が高く検査精
度を一層高めることができる。また、台座33の下側に
リングライト22を配置して、水晶ブランク21を移動
する際の障害物が上側に来ないようにしたので、検査工
程の量産化にも対応できる。ところで、この第1の実施
の形態では、水晶ブランク21を載置する載置台に表面
が平滑な透明ガラス板32を使用しているため、同じく
平滑面をもつ水晶ブランク21が吸着して離れなくなる
おそれがある。
【0043】そこで、図9に示す第2の実施の形態で
は、載置台を透明ガラスに代えて拡散載置台としての擦
りガラス34とし、リングライト22の前を覆っていた
拡散板を省略した構成としている。硬度の高い水晶ブラ
ンク21に対して最適な擦りガラス34を形成するため
に、水晶ブランク21が吸着せず、かつ散乱光が形成で
きるように、例えば砂擦り等により粗面化して表面に凹
凸を付ける。表面に付けた凹凸は、このままでは水晶ブ
ランクの傷と見分けが付かなくなるおそれがある。ま
た、水晶ブランク21はガラスよりも硬いので、擦りガ
ラス34に容易に傷を付けてしまう。そこで、水晶ブラ
ンクの傷と見分けが付くようにフッ酸で処理して凹凸を
滑らかにし、ついで硬い水晶に対抗できるように脱酸し
て硬度を上げるようにしてある。なお、擦りガラスの形
成方法は上記方法に限定されず、他の方法で行ってもよ
い。ただし、脱酸状態で透過度は60%以上となるよう
にする。この実施の形態では、載置台を擦りガラス34
とすることによって、水晶ブランク21の吸着を回避で
きるので、擦りガラス34上での移動が容易となり、量
産化に容易に対応できる。また拡散板が省略できるので
構成の簡素化も図れる。
【0044】図10に第3の実施の形態例を示す。第1
の実施の形態例と異なる点は、リングライト22を水晶
ブランク21の上側に配置し、水晶ブランク21を載置
する載置台を省略し、直接台座33に載置するようにし
た点である。水晶ブランク21の上側から散乱光を照射
するので、台座33を透明とする必要はない。これによ
れば、台座33の下側にスペースがなく、有効利用でき
ない場合に有効である。
【0045】図11に第4の実施の形態例を示す。第3
の実施の形態例と異なる点は、水晶ブランク21を内部
に収納するリング状のキャリングケース39を用いて、
リングライト22の一部を覆っていた遮光板を省略した
点である。すなわち、キャリングケース39を上下の二
段積み構造とし、下段を透明リング37で、上段を不透
明リング38で構成する。また、水晶ブランク21を載
置する台座33も不透明とする。このため透明リング3
7の外周に配置されたリングライト22から出た光は、
不透明な台座33と不透明リング38とに挟まれた透明
な透明リング37からしか内部に入り込めず、内部に入
り込めた水平方向の光のみがキャリングケース39内の
水晶ブランク21に照射される。
【0046】したがって、透明リング37の厚さを適切
に設定することにより、リングライト22に遮光板を設
けることなく、キャリングケース39内に入射する光
を、水晶ブランク21の表面に対して+30°の範囲内
の照射角度で照射することができる。また、キャリング
ケース39の上段の不透明リング38を遮光性としたの
で外乱光の侵入を容易に防止できる。ところでこの場
合、キャリングケース39の下段を構成する透明リング
37の厚さは0.5mm〜1mm程度になる。このよう
な薄い透明リング37の外側から単に光を照射するだけ
では透明リング37内を透過させることは難しい。
【0047】そこで、上記した第4の実施の形態を実際
に具体化するためには、図12に示すように照明手段と
して光源を共通にした複数の光ファイバ40を使用し、
光ファイバ40の出射端から出射される光をロッドレン
ズ41を通すことにより収束させて、その収束光を厚さ
の薄い透明リング37内に侵入させるようにする。図示
例では、光ファイバ40を、水平方向に60〜90°ず
らして2個用意し、反対側には半円状の鏡42を用意し
て光ファイバ40から出射される光を反射することによ
り、構成の簡素化を図っている。
【0048】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、次の効果が得られる。
【0049】(1) 検出光の出力強度ないし分布を評価す
ることにより水晶ブランク内外の傷や欠陥を検出でき
る。
【0050】(2) カメラが1台、光源が1台とシンプル
で安価であり、また水晶ブランクに存在する傷を光学的
に強調できるので、ダイナミックレンジが大きく取れ
る。
【0051】(3) 1台のカメラで水晶ブランクをその真
上から撮像しているので、水晶ブランク全体への焦点が
一定で、安定した像を得ることができる。
【0052】(4) 全体を1枚の像で得ることができ、真
上方向からの撮像となるため、水晶ブランクの外形寸法
を精度良く得ることも可能である。
【0053】(5) 1回の撮像で全てを処理、検査するの
で、高速にて処理することが可能である。
【0054】なお、上述した実施の形態では拡散板をリ
ングライトと別体で構成したが、リングライトと一体に
してもよい。また、リングライトから出る光が十分な散
乱光であれば省略してもよい。また、透明基板を水晶ブ
ランクとした場合について説明したが、本発明は水晶ブ
ランクに限定されない。透明基板であれば何れにも適用
できる。
【0055】
【実施例】図13は円形水晶ブランクの実験例を示す。
なお、円形水晶ブランクの大きさは通常3mm〜76m
mφの大きさである。水晶ブランクの外周の一点から径
方向内方に途中まで走っている輝線(像)が5μm幅の
傷を示している。測定輝線が傷にかかっていない場合は
光エネルギー分布は両端のエッジ部のみにピークが現れ
る(a)。測定輝線が傷にかかると、その輝線の向きに
関わらず、その交点にも光エネルギー分布のピークが生
じる(b、c)。これよりエッジ間の光エネルギー分布
を調べることにより傷の有無が判定できることが分か
る。また、水晶ブランクの外周(エッジ部)も光ってい
ることから、外形寸法の測定ができることも分かる。
【0056】図14は水晶ブランクの方向を変えても傷
の像の状態が変化しないことを示している。360°方
向を変えても変化しない。これから精度よく安定して傷
を検出できることが分かる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、透明基板に全周から散
乱光を照射するため、いかなる方向の傷に対しても傷を
光学的に強調できるので、確実に傷の検査を行うことが
できる。また、一度に透明基板全体を視野にして撮像
し、画像処理することができるので、透明基板に存在す
る全ての傷に対して簡単かつ高速に検査することがで
き、画像処理による検査の自動化が容易となる。
【0058】また、一台の撮像手段と一台の照明手段で
構成することができるので、従来の切替式のものに比し
て構成が簡単である。また透明基板の基板面に対して撮
像方向が垂直な位置に撮像手段を配置するので、複雑な
補正処理を必要とせずに、傷または透明基板を正確に寸
法計測することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明基板の傷検査装置の原理図を示
す。
【図2】本発明の光の照射状況を示す説明図である。
【図3】本発明の傷の検出状況を示す説明図である。
【図4】最適な照射角度を見出すために用いる水晶ブラ
ンクの説明図である。
【図5】光ファイバ光源を使って照射角度を変えていく
説明図である。
【図6】光の照射角度を変えたときの水晶ブランクおよ
び傷の反射光像の変化を示す図である。
【図7】光の照射角度に対する光エネルギー量のプロッ
ト図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態例を示す要部の構成
図である。
【図9】第2の実施の形態例を示す要部の構成図であ
る。
【図10】第3の実施の形態例を示す要部の構成図であ
る。
【図11】第4の実施の形態例を示す要部の構成図であ
る。
【図12】第4の実施の形態例を具体化した要部の構成
図である。
【図13】本実施例による円形水晶ブランクの画像と測
定輝線上における光エネルギー分布を示す説明図であ
る。
【図14】他の本実施例による円形水晶ブランクの方向
を変えても傷の像の状態が変化しないことを示す説明図
である。
【図15】従来例の傷検出装置の説明図である。
【図16】他の従来例の傷検出装置の説明図である。
【符号の説明】
21 水晶ブランク 22 リングライト(照明手段) 23 拡散板 24 顕微鏡 25 CCDカメラ 26 撮像手段 27 画像入力手段 28 特徴抽出手段 29 判定手段 θ 照射角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光の照射された透明基板を撮像手段で撮像
    し、撮像した画像信号から透明基板に存在する傷の特徴
    を抽出し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を行う
    透明基板の傷検査装置において、 透明基板の基板面に対して±30°の範囲内の照射角度
    で透明基板の側面全周方向から光を照射する照明手段
    と、 照明手段から透明基板に照射される光を拡散させて散乱
    光を透明基板に照射する拡散板と、 透明基板の基板面に対して撮像方向が垂直な位置に配置
    された撮像手段とを備えたことを特徴とする透明基板の
    傷検査装置。
  2. 【請求項2】光の照射された透明基板を撮像手段で撮像
    し、撮像した画像信号から透明基板に存在する傷の特徴
    を抽出し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を行う
    透明基板の傷検査装置において、 透明基板を水平に載置するとともに、透明基板の下側か
    ら照射される光を拡散させて散乱光を透明基板に照射す
    る拡散載置台と、 拡散載置台の下側に設けられ拡散載置台に載置された透
    明基板の側面全周方向から透明基板の基板面に対して0
    °〜−30°の範囲内の照射角度で光を照射するリング
    状の照明手段と、 拡散載置台上に載置される透明基板の基板面に対して撮
    像方向が垂直な真上位置に配置された撮像手段とを備え
    た透明基板の傷検査装置。
  3. 【請求項3】光の照射された透明基板を撮像手段で撮像
    し、撮像した画像信号から透明基板に存在する傷の特徴
    を抽出し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を行う
    透明基板の傷検査装置において、 透明基板を水平に載置する載置台と、 載置台の上側に設けられ、載置台に載置された透明基板
    の側面全周方向から透明基板の基板面に対して0°〜+
    30°の範囲内の照射角度で光を照射するリング状の照
    明手段と、 リング状の照明手段から透明基板に照射する光を拡散さ
    せて散乱光を透明基板に照射する拡散板と、 載置台上に載置される透明基板の基板面に対して撮像方
    向が垂直な真上位置に配置された撮像手段と、を備えた
    透明基板の傷検査装置。
  4. 【請求項4】光の照射された透明基板を撮像手段で撮像
    し、撮像した画像信号から透明基板に存在する傷の特徴
    を抽出し、抽出した信号に基づいて傷の存在判定を行う
    透明基板の傷検査装置において、 透明基板を水平に載置する不透明な載置台と、 載置台上に載置される透明基板を囲むように載置台上に
    載置され光を透過する透明リングと、 透明リングの上に載置され光を遮断する不透明リング
    と、 透明リングの外周に配置され光を透明リングを介して透
    明基板に照射するリング状の照明手段と、 照明手段から透明基板に照射される光を拡散させて散乱
    光を透明基板に照射する拡散板と、 載置台上に載置される透明基板の基板面に対して撮像方
    向が垂直な真上位置に配置された撮像手段とを備え、 不透明載置台と不透明リングとの間に介在させた上記透
    明リングを介してリング状の照明手段からリング内に入
    射した光が、透明基板の側面全周方向から透明基板に対
    して0°〜+30°の範囲内の照射角度で照射されるよ
    うに、上記透明リングの厚さを設定した透明基板の傷検
    査装置。
  5. 【請求項5】上記透明基板が水晶振動子用の水晶ブラン
    クである請求項1〜4のいずれかに記載の透明基板の傷
    検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230914A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Nippon Maxis:Kk 水晶基板のベベリング検査方法および装置
US6256091B1 (en) 1997-08-25 2001-07-03 Nippon Maxis Co., Ltd. Transparent substrate mounting platform, transparent substrate scratch inspection device, transparent substrate bevelling inspection method and device, and transparent substrate inspection method
JP2009053123A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Nidec Tosok Corp 振動子検査装置
KR20160019365A (ko) 2014-08-11 2016-02-19 가부시키가이샤 도쿄 웰드 투명 기판의 외관 검사 장치 및 외관 검사 방법
JP2017150922A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社ディスコ 検査装置及びレーザー加工装置

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