JP3477315B2 - 携帯型テレビ電話 - Google Patents

携帯型テレビ電話

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JP3477315B2 JP13484896A JP13484896A JP3477315B2 JP 3477315 B2 JP3477315 B2 JP 3477315B2 JP 13484896 A JP13484896 A JP 13484896A JP 13484896 A JP13484896 A JP 13484896A JP 3477315 B2 JP3477315 B2 JP 3477315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型で画像信号及
び音声信号を送受信可能な携帯型テレビ電話に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル通信網の整備や通信技術
の発展によって、音声とともに静止画或いは動画を同時
に伝達できるテレビ電話の開発が行われており、例えば
特開平6−292195号公報にてテレビ電話機能を備
えた携帯無線電話が提案されている。
【0003】この特開平6−292195号公報に記載
されているものについて、図9とともに以下説明する。
図9は従来の携帯型テレビ電話のフリップ部を開いた状
態を示す外観図であり、図9において、1は無線・制御
回路を内蔵した装置本体、2は無線電波の送受信をする
アンテナ、3は電話番号等を入力するキー操作部、4は
音声を入力するマイク、5はヒンジ6により装置本体に
連結されたフリップ部(映像表示部)である。
【0004】7はキー操作部3より入力された電話番号
等或いは相手側から送られてくる文字,画像情報を移す
液晶モニター、8は装置本体側の使用者の画像情報を相
手側に送るためのCCDカメラ、9はスピーカーホンと
して受話音を出力するスピーカー、10は周囲の騒音で
聞き取りにくい時、或いは周囲に相手の話を聞かれたく
ない場合に用いるイヤホンである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の携帯型テレビ電話においては、スピーカー9に
耳を当てて会話を行う状態では、液晶モニター7が使用
者の視野から外れてしまい見ることができないという問
題がある。また、液晶モニター7が使用者の視野内にあ
る場合であっても、目と接近するため、画面に焦点を合
わすことができず、即ち音声会話と映像の視聴が同時に
行うことができないという問題がある。
【0006】尚、特開平6−292195号公報のもの
は、イヤホン10を用いることにより、液晶モニター7
と適切な距離を有した状態で、会話と映像の視聴を同時
に行えるように構成されているが、イヤホン10を常備
する必要があり、使い勝手が悪いという問題がある。
【0007】また、使用者の目とディスプレイとが接近
していても見ることができるように、さらに臨場感ある
大画面にするためには、ディスプレイを光学パワーの大
きい光学系で拡大する必要があるが、光学パワーを大き
くしようとすると、レンズを複数枚組み合わせる必要が
あり、結果的に光学系の装置が大きくなってしまい、携
帯性が損なわれるという問題がある。
【0008】さらに、この種のテレビ電話に拡大光学系
を用いた場合、会話中は目とディスプレイとが接近する
ため、拡大された液晶画面(虚像)を見ることができる
が、電話番号を入力する時などのように目とディスプレ
イとが接近しない状態では、目をディスプレイに近づけ
ないと液晶画面を見ることができず、使い勝手が悪いと
いう問題が生じる。
【0009】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、目とディスプレイとが接近する会話中
でも、目とディスプレイとが離間する装置本体操作中で
も、ディスプレイの映像を好適に見ることができる携帯
型テレビ電話を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型テレ
ビ電話は、画像信号及び音声信号を送受信し、受信した
画像信号を表示するディスプレイと、このディスプレイ
に表示された画像信号を光学手段により拡大して表示す
る拡大表示手段と、からなる画像表示手段を具備した携
帯型テレビ電話であって、前記拡大表示手段は、凸部を
ハーフミラーコーティングされた平凸レンズと、1/4
波長板と、ハーフミラーと、回動手段により回動される
偏光板と、が直列に配置されたことを特徴とするもので
ある。 ここで、前記回動手段は、前記偏光板を90度回
転させるものである。 また、本発明に係る携帯型テレビ
電話は、画像信号及び音声信号を送受信し、受信した画
像信号を表示するディスプレイと、このディスプレイに
表示された画像信号を光学手段により拡大して表示する
拡大表示手段と、からなる画像表示手段を具備した携帯
型テレビ電話であって、前記ディスプレイは、バックラ
イトと、液晶パネルと、回動手段により回動される1/
4波長板と、が直列に配置され、前記拡大表示手段は、
凸部をハーフミラーコーティングされた平凸レンズと、
コレステリック液晶と、が直列に配置され、たことを特
徴とするものである。 ここで、前記回動手段は、前記1
/4波長板を90度回転させるものである。 更に、本発
明に係る携帯型テレビ電話において、前記画像表示手段
は、本体部に対して開閉自在に連結されていることを特
徴とするものである。
【0011】以上の本発明の構成により、会話中即ち映
像表示部と使用者の目とが近接した状態であっても、大
画面で臨場感の高い映像を見ることができ、また、光学
パワーを適宜変更することによって、目と映像表示部と
が接近する会話中であっても、目と映像表示部とが離間
する操作中であっても、常にディスプレイの映像を好適
に見ることができる。また、本発明の構成によれば、レ
ンズを複数並べたものに比べて約1/5の光路長に短縮
することができるので、小型軽量化を実現することが可
能となり、更に、コレステリック液晶を用いることによ
り表示画像の高輝度化を実現することが可能となる。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯型テレビ電話
の実施形態について、図面を参照しながら説明するが、
上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0015】<第1実施形態>図1は本実施形態の携帯
型テレビ電話の概略構成を示す外観斜視図である。本実
施形態の携帯型テレビ電話は、図1に示すように、キー
操作部3,音声入力用のマイク4,音声出力用のスピー
カー9を有する装置本体1の上部側面に、映像表示部5
をヒンジ6を介して開閉自在に結合して設けている。ま
た、映像表示部5には光学パワー変更部レバー11を設
けている。
【0016】図2は映像表示部5の概略構成を示す説明
図である。図2において、21はバックライト、22は
液晶パネル、23,25は1/4波長板、24は凸面に
ハーフミラーコーティングを施した平凸レンズ、26は
ハーフミラー、27は偏光板であり、これらの構成要素
はディスプレイケース28に納められている。ここで、
平凸レンズ24,1/4波長板25,ハーフミラー2
6,偏光板27により拡大光学手段が構成されている。
【0017】次に、拡大光学手段の中で特に重要な1/
4波長板25,ハーフミラー26,偏光板27からなる
光学部品(以下、円偏光選択半透鏡と称す)について、
図3とともに説明する。まず、以下の説明に用いる座標
軸の定義を行う。図3(a)に示すように、座標軸は紙
面に垂直で手前に向いている方向をx軸、紙面に平行で
上向きの方向をy軸、x軸,y軸に垂直で紙面に沿って
右へ向かう方向をz軸とする。
【0018】また、回転角については、z軸の方向に沿
って見たとき、図3(b)に示すxy平面内でy軸とな
す角を、右回りを正として定義する。さらに、結晶軸に
ついて、1/4波長板に関しては結晶軸に垂直な方向の
偏光成分が結晶軸に沿った方向の偏光成分に対して1/
4波長遅れるものとする。偏光板に関しては結晶軸に沿
った方向の偏光成分を透過させ、結晶軸に垂直な方向の
成分を吸収するものとする。
【0019】本実施形態における円偏光選択半透鏡は、
図3(c)に示すように、光線の入射側から1/4波長
板25,ハーフミラー26,偏光板27の順に配置さ
れ、1/4波長板25の結晶軸はy軸(0度)の方向、
偏光板27の結晶軸は45度の方向を向いているものと
する。ここで、円偏光選択半透鏡に紙面左側から光線を
入射させると、円偏光の回転方向によって反射及び透過
率が異なる。
【0020】まず、右回りの円偏光は1/4波長板25
を通過すると−45度の方向に偏光した直線偏光に変換
される。この直線偏光はハーフミラー26に入射して反
射光と透過光とに50%ずつ分けられる。反射光は再び
1/4波長板25に入射して右回りの円偏光に変換さ
れ、入射側に戻される。一方、透過光は偏光板27に達
するが偏光板27の結晶軸と垂直の方向に偏光している
ので、偏光板27に吸収される。従って、右回りの円偏
光は反射されるだけで、この円偏光選択半透鏡を透過し
ない。
【0021】次に、左回りの円偏光が紙面左側から入射
した場合は、1/4波長板25によって45度の方向に
偏光した直線偏光に変換される。この光線はハーフミラ
ー26で50%ずつに分けられ、反射光は再び1/4波
長板25を通過して左回りの円偏光に変換され入射側に
戻される。一方、透過光は偏光板27の結晶軸と同じ方
向に偏光した直線偏光なので、偏光板27を透過して紙
面右側に射出される。
【0022】以上の特性をまとめると、入射光線が右回
りの円偏光の場合は、反射率50%,透過率0%とな
り、入射光線が左回りの円偏光の場合は、反射率50
%,透過率50%となる。
【0023】そして、本実施形態における拡大光学手段
について、図3(d)とともに説明する。拡大光学手段
は、図3(d)に示すように、平凸レンズ24の凸面を
ハーフミラーコーティング31し、もう一方の面に上述
した円偏光選択半透鏡32を配置してなる。尚、平凸レ
ンズ24は、紙面左側から入射する右回りの円偏光に対
して偏光作用を有している。
【0024】まず、紙面左側から入射される光線を右回
りの円偏光とすると、平凸レンズ24の凸面のハーフミ
ラーコーティング31に到達して50%が反射され50
%が透過する。ここで、反射光線は利用されず、透過光
線は平凸レンズ24の凸面で屈折されてレンズ24中を
進行する。屈折では円偏光の向きは変化しないので、光
線は右回りのままレンズ24の平面を通過して円偏光選
択半透鏡32に達し、50%の効率で右向きの円偏光の
まま反射される。
【0025】反射した光線は、再びレンズ24の凸面に
到達してハーフミラーコーティング31で50%が透過
し、50%が反射される。ハーフミラーコーティング3
1を透過した光線は利用されず、反射する光線は反射に
より円偏光の向きが変化するため、左回りの円偏光とな
る。そして、レンズ24の平面を通過し、円偏光選択半
透鏡32に達した光線は、50%の効率で該円偏光選択
半透鏡32を通過して投影光学系から射出される。
【0026】一般に、同じ曲率半径の曲面を、屈折作用
として使った場合と反射作用として使った場合とでは、
反射作用の方が約4倍の光学的パワーがあると分かって
いる。そこで、上述のように、光線が平凸レンズ24の
両面を1往復半する間に、一つの凸面から1回の屈折作
用と1回の反射作用とを受けているので、投影光学系は
その中で使用しているレンズにより通常のように1回だ
けの屈折作用を与えるものに比べて約5倍の光学パワー
を持つことになる。
【0027】以上説明したように、本実施形態の光学手
段を用いることによって、レンズを複数枚並べて光学パ
ワーを得ようとする従来の光学装置に比べて、同じ光学
パワーを得ようとすると、約1/5の光路長に短縮する
ことができ、携帯型テレビ電話の小型化、軽量化を実現
することが可能となる。
【0028】次に、本実施形態における光学パワー変更
手段について、図4及び図5とともに説明する。図4は
本実施形態における光学パワー変更手段を示す説明図で
ある。本実施形態の携帯型テレビ電話は、図4に示すよ
うに、映像表示部5の側部に光学パワー変更レバー11
を設けており、この光学パワー変更レバー11を動かす
ことによって、偏向板27が90度回転するよう構成さ
れている。
【0029】図5は偏向板27の90度回転による光学
パワーの変更を説明するための説明図である。図5
(a)は、図3(d)とともに上述したように、光線が
平凸レンズ24の両面間を1往復半する間に凸面により
1回の屈折作用と1回の反射作用とを受ける拡大光学系
となっている。一方、図5(b)は、光学パワー変更レ
バー11により円偏光選択半透鏡32内の偏向板27を
90度回転させた状態を示している。
【0030】円偏光選択半透鏡32内の偏向板27を9
0度回転させると、円偏光選択半透鏡32の偏光方向が
逆向きとなり、図5(b)に示すように、光線は1回の
屈折作用を受けるのみとなるので、その光学パワーは、
図5(a)に比して1/5となる。これにより、図5
(a)に示す光学系では、会話中のように目を近づけた
状態で使用して、拡大された大画面を見ることができ、
図5(b)に示す光学系では、電話番号の入力など装置
本体1の操作中のように目を離した状態で使用して、少
し拡大された画像を見ることができる。
【0031】尚、上記実施形態においては、光学パワー
変更手段として、90度回転可能な偏向板27を用いた
ものについて説明したが、液晶シャッターを用いても良
い。すなわち、液晶シャッターにより透過、吸収する偏
光の方向を変更させることで、図5(a)に示す光学パ
ワーと図5(b)に示す光学パワーとを電気的に切り替
えることができる。この場合、電気的な切り替えによっ
て、瞬時に光学パワーを変更することが可能となる。
【0032】上記のように構成してなる携帯型テレビ電
話は、図6に示すように、電話番号を入力する等の操作
を行う場合は、光学パワー変更手段を図5(a)に示す
ようにセットして、少し拡大された液晶画面を見ながら
使用する(図6(a)参照)。その後、スピーカー9を
耳に当てて会話する場合は、光学パワー変更手段を図5
(b)に示すようにセットして、液晶画面を拡大した臨
場感の高い大画面を見ることができる(図6(b)参
照)。
【0033】尚、使用しない時には、映像表示部5を閉
じることにより、コンパクトな携帯型テレビ電話とする
ことができる。
【0034】<第2実施形態>図7は本実施形態の携帯
型テレビ電話における映像表示部の概略構成を示す説明
図である。本実施形態の映像表示部は、図7に示すよう
に、バックライト21、液晶パネル22、1/4波長板
23、凸面にハーフミラーコーティングを施した平凸レ
ンズ24、及びコレステリック液晶41を有しており、
これらはディスプレイケース42に納められている。こ
こで、平凸レンズ24,コレステリック液晶41により
拡大光学手段が構成されている。
【0035】すなわち、上記第1実施形態における1/
4波長板25,ハーフミラー26,偏光板27からなる
円偏光選択半透鏡32をコレステリック液晶41に置き
換えた構成となっている。
【0036】ここで、コレステリック液晶41からなる
円偏光選択半透鏡について、図8とともに説明する。コ
レステリック液晶41の構造は、図8に示すように、2
枚のガラス板51,52の間にコレステリック液晶53
を封入して形成されている。この構成は、一方にガラス
51に配向処理を施してコレステリック液晶53の分子
を基盤に垂直に配向させた後、他方のガラス52で挟ん
で製作する。
【0037】尚、図8に示すものは、コレステリック液
晶53が液体であるため、ガラス板51,52が必要で
あるが、固体になるものを液晶材料として選択すれば、
ガラス板を不要とすることができる。
【0038】コレステリック液晶そのものは、その配向
制御により、円偏光に対して一方の向きの円偏光は反射
し、反対の向きの円偏光は透過する特性を持っている。
例えば、右回りの円偏光を反射すると仮定すると、理想
的な場合には左回りの円偏光はすべて透過する。この特
性をまとめると、入射光線が右回りの円偏光の場合は、
反射率100%,透過率0%となり、入射光線が左回り
の円偏光の場合は、反射率0%,透過率100%とな
る。
【0039】このように、円偏光選択半透鏡としてコレ
ステリック液晶41を用いることによって、光の利用効
率が良くなり、上述した第1実施形態のもに比べて、反
射及び透過がそれぞれ2倍のため、4倍の明るさを実現
することができる。
【0040】次に、本実施形態における光学パワー変更
手段は、図7中の1/4波長板23を90度回転させる
ことで実現している。すなわち、平凸レンズ24に入射
する光線の円偏光の向きを右回り、左回りのいずれにす
るかを1/4波長板23によって選択することができ、
その結果、光学パワーの変更が可能となる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る携帯型テレビ電話は、ディ
スプレイを光学手段により拡大して虚像を表示するよう
にしているので、会話中即ち画面が目に近接した状態で
あっても、大画面で臨場感高い映像を得ることができ
る。また、上記光学手段の光学パワーを変更する光学パ
ワー変更手段を設けているので、操作入力時など画面か
ら目を離間した状態であっても、映像を視認することが
可能である。
【0042】本発明に係る携帯型テレビ電話は、映像表
示部を本体部に対して開閉自在に連結して設けているの
で、スピーカーを耳に当てて会話する際には映像表示部
を開成して画面を目に近接させることができ、また、使
用しないときは映像表示部を閉成してコンパクトにする
ことができ、使い勝手を向上させることが可能である。
【0043】本発明に係る携帯型テレビ電話は、光学手
段として、ハーフミラーコーティングを有する反射屈折
素子と、1/4波長板と、ハーフミラーとから構成され
る拡大光学系を用いているので、小型軽量化を実現する
ことができる。
【0044】本発明に係る携帯型テレビ電話は、光学手
段として、ハーフミラーコーティングを有する反射屈折
素子と、コレステリック液晶とから構成される拡大光学
系を用いているので、小型軽量化とともに高輝度化を実
現することができる。
【0045】本発明に係る携帯型テレビ電話は、光学パ
ワー変更手段として、光線を90度回転可能な偏光板又
は1/4波長板を設けているので、製造を簡易化して容
易に実現することが可能である。
【0046】本発明に係る携帯型テレビ電話は、光学パ
ワー変更手段として、光線を90度回転可能な液晶シャ
ッターを設けているので、光学パワーの変更を電気的に
瞬時に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態の概
略構成を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態にお
ける映像表示部の概略構成を示す説明図である。
【図3】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態にお
ける拡大光学手段を示す説明図である。
【図4】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態にお
ける光学パワー変更手段を示す説明図である。
【図5】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態にお
ける光学パワー変更手段の動作原理を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の携帯型テレビ電話の第1実施形態にお
ける使用状態を示す説明図である。
【図7】本発明の携帯型テレビ電話の第2実施形態にお
ける映像表示部の概略構成を示す説明図である。
【図8】本発明の携帯型テレビ電話の第2実施形態にお
けるコレステリック液晶の概略構成を示す説明図であ
る。
【図9】従来の携帯型テレビ電話の概略構成を示す外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 キー操作部 4 マイク 5 映像表示部 6 ヒンジ 9 スピーカー 11 光学パワー変更レバー 21 バックライト 22 液晶パネル 23 1/4波長板 24 平凸レンズ 25 1/4波長板 26 ハーフミラー 27 偏光板 28 ディスプレイケース 31 ハーフミラーコーティング 32 円偏光選択半透鏡 41 コレステリック液晶 42 ディスプレイケース 51 ガラス板 52 ガラス板 53 コレステリック液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/15 H04M 1/02 - 1/23 H04N 5/64 511

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号及び音声信号を送受信し、受信
    した画像信号を表示するディスプレイと、このディスプ
    レイに表示された画像信号を光学手段により拡大して表
    示する拡大表示手段と、からなる画像表示手段を具備し
    た携帯型テレビ電話において、 前記拡大表示手段は、凸部をハーフミラーコーティング
    された平凸レンズと、1/4波長板と、ハーフミラー
    と、回動手段により回動される偏光板と、が直列に配置
    されたことを特徴とする携帯型テレビ電話。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯型テレビ電話にお
    いて、 前記回動手段は、前記偏光板を90度回転させることを
    特徴とする携帯型テレビ電話。
  3. 【請求項3】 画像信号及び音声信号を送受信し、受信
    した画像信号を表示するディスプレイと、このディスプ
    レイに表示された画像信号を光学手段により拡大して表
    示する拡大表示手段と、からなる画像表示手段を具備し
    た携帯型テレビ電話において、 前記ディスプレイは、バックライトと、液晶パネルと、
    回動手段により回動される1/4波長板と、が直列に配
    置され、 前記拡大表示手段は、凸部をハーフミラーコーティング
    された平凸レンズと、コレステリック液晶と、が直列に
    配置され、 たことを特徴とする携帯型テレビ電話。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の携帯型テレビ電話にお
    いて、 前記回動手段は、前記1/4波長板を90度回転させる
    ことを特徴とする携帯型テレビ電話。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    携帯型テレビ電話において、 前記画像表示手段は、本体部に対して開閉自在に連結さ
    れていることを特徴とする携帯型テレビ電話。
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