JP3475767B2 - 安定化電源 - Google Patents

安定化電源

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定化電源に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5を参照して一般的な安定化電源につ
いて説明すると、一対の入力端子IN1,IN2に印加
された入力交流電圧Vinは第1の整流平滑回路RS1
で整流平滑されたうえでコンバータトランスCT1の一
次側巻線L1に入力される。制御回路CCの出力に応答
してオンオフするスイッチングトランジスタSWによっ
てコンバータトランスCTの二次側巻線L2に誘起さ
れた電圧は、第2の整流平滑回路RS2で整流平滑され
たうえで出力電圧Voutとして一対の出力端子OUT
1,OUT2間に接続された負荷LDに供給される。
【0003】このような構成の安定化電源においては、
出力電圧検出回路DCと、フィードバック回路FBとを
有している。フィードバック回路FBは、互いに直列と
なって一対の出力端子OUT1,OUT2間に並列に接
続される抵抗R3、フォトカプラFC内の発光ダイオー
ドD1およびレギュレータ素子RGを備えるとともに、
制御回路CCに出力を与えるフォトカプラFC内の受光
トランジスタTR1を有して構成されている。出力電圧
検出回路DCは互いに直列に接続されて一対の出力端子
OUT1,OUT2間に対して並列に接続される第1お
よび第2の電圧検出抵抗R1,R2で構成されている。
【0004】出力電圧検出回路DCは両電圧検出抵抗R
1,R2で出力電圧Voutを分圧し、両電圧検出抵抗
R1,R2の接続部分における電圧を出力電圧の検出電
圧としてフィードバック回路FB内のレギュレータ素子
RGのレギュレータ端子に与える。フィードバック回路
FBにおいては、前記検出電圧が出力電圧が高いことを
示す電圧のときはレギュレータ素子RGをオンさせ、低
いことを示す電圧のときはオフにさせることでフォトカ
プラFCの発光ダイオードD1を発光または発光停止さ
せ、これによって受光トランジスタTR1をオンまたは
オフにさせることで制御回路CCには出力電圧が高いま
たは低いことを示す信号を出力する。
【0005】制御回路CCは、その信号の入力に応答し
てスイッチングトランジスタSWのオンオフデューティ
ーを制御する制御信号を出力して、出力端子OUT1,
OUT2間に接続された負荷LDに安定した出力電圧を
供給できるようにしている。
【0006】ところで、このような安定化電源において
は、上記回路を構成する回路部品を複数の回路基板上に
分割実装するようにしたものがある。
【0007】このような回路部品の分割実装をする従来
の安定化電源について図6および図7をそれぞれ参照し
て説明する。
【0008】図6に示される従来の安定化電源において
は、一点鎖線で図上左側の回路部品については回路基板
PCB1に実装し、図上右側の回路部品については回路
基板PCB2に実装することで、出力電圧検出回路DC
内の電圧検出抵抗R1,R2一端がそれぞれ接続される
正負両電源ラインPLを回路基板PCB1側の電源ライ
ンPL1と回路基板PCB2側の電源ラインPL2とに
分割している。このような分割では、電源ラインPL1
の回路基板PCB1上における電源配線と、電源ライン
PL2の回路基板PCB2上における電源配線とを合計
した配線長aが長くなってしまうので、両電源配線が有
する抵抗成分により、この配線を通過する負荷電流によ
って電圧が出力電圧検出回路DCから出力端子OUT
1,OUT2に至るまでの間に電圧降下してしまう結
果、出力電圧検出回路DCで検出される電圧Vout’
と、出力端子での電圧Voutとの間には電位差が生じ
ることになる。つまり、出力電圧検出回路DCは出力端
子OUT1,OUT2での電圧Voutとは異なる電圧
Vout’に基づいての出力電圧安定化動作となるか
ら、出力端子OUT1,OUT2における電圧精度が悪
いという欠点がある。
【0009】図7に示される従来の安定化電源において
は、一点鎖線で図上左側の回路部品については回路基板
PCB1に実装し、図上右側の回路部品については回路
基板PCB2に実装するようになっている。この場合、
出力電圧検出回路DCの両電圧検出抵抗R1,R2それ
ぞれの一端側と出力端子OUT1,OUT2それぞれの
電源ラインPLとを接続するラインDLを回路基板PC
B1側のラインDL1と回路基板PCB2側のラインD
L2とに分割し、各ラインDL2を構成する部品配線を
出力端子OUT1,OUT2側に極力近接させること
で、電圧検出素子R1,R2によって検出される電圧V
out’が出力端子OUT1,OUT2における出力電
圧Voutに極力等しくなるようにして、図6の場合よ
りも出力端子OUT1,OUT2における電圧精度を上
げられるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
回路基板PCB1とPCB2との間はコネクタとかリー
ド線により接続されているので、機械的ストレスが加わ
りやすい構造であるので、こうした安定化電源を使用し
ている最中であるとか、輸送している途中において、両
回路基板PCB1とPCB2とがその分割部分A〜Dで
機械的に断線して回路的にその分割部分で電気的接続が
なくされる可能性がある。
【0011】こうした断線が発生したときの問題につい
て説明する。
【0012】分割部分B,Cでの断線の場合は、出力電
圧検出回路DCにおける電圧検出抵抗R1,R2は電圧
Vout’の検出ができないのでフィードバック回路F
Bと制御回路CCとが出力電圧Voutを上昇させるよ
うに動作する結果、出力端子OUT1,OUT2には高
い電圧が出力されてしまい、この出力端子OUT1,O
UT2に接続された負荷LDである機器の破損などにつ
ながり好ましくない。
【0013】また、分割部分A,Dでの断線の場合で
は、出力端子OUT1,OUT2に接続された負荷LD
の機器には出力電圧が加わらないが、出力端子OUT
1,OUT2には出力電圧があらわれないので出力電圧
検出回路DCは出力電圧が低いものと検出する結果、安
定化電源内部の電圧が上昇し、安定化電源内部の回路部
品の破損例えば整流平滑回路内の平滑コンデンサの破損
とか抵抗の焼損などを来して好ましくない。
【0014】したがって、本発明においては、回路部品
を複数の回路基板に分割して実装した場合において、そ
の分割部分で断線が発生しても出力端子に高電圧が出力
されないようすることを解決すべき主たる課題としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明においては、出力
電圧検出回路内における電圧検出抵抗が一対の出力端子
間に並列に接続されこの電圧検出抵抗で検出される電圧
に基づいて出力端子における出力電圧を安定制御する安
定化電源であって、第1の回路基板上には、第1の電源
配線と、前記第1の電源配線と前記電圧検出抵抗一端と
の間に接続されたダイオードと、前記電圧検出抵抗一端
に接続された第1の部品配線とが少なくとも実装され、
第2の回路基板上には、出力端子と、前記出力端子を前
記第1の電源配線に接続するための第2の電源配線と、
前記出力端子を前記第1の部品配線に接続するための第
2の部品配線とが少なくとも実装されている安定化電源
としている。この場合、前記ダイオードが断線表示のた
めの発光ダイオードである。 また、本発明においては、
出力電圧検出回路内における電圧検出抵抗が一対の出力
端子間に並列に接続されこの電圧検出抵抗で検出される
電圧に基づいて出力端子における出力電圧を安定制御す
る安定化電源であって、第1の回路基板上には、第1の
電源配線と、前記電圧検出抵抗一端に接続された第1の
部品配線と、動作停止回路を構成する部品とが少なくと
も実装され、第2の回路基板上には、出力端子と、前記
出力端子を前記第1の電源配線に接続するための第2の
電源配線と、前記出力端子を前記第1の部品配線に接続
するための第2の部品配線とが少なくとも実装されてお
り、前記動作停止回路は、前記第1の電源配線と前記電
圧検出抵抗一端との間に接続されるとともに、前記両部
品配線の断線時に動作を停止させる安定化電源としてい
る。 また、本発明においては、出力電圧検出回路内にお
ける電圧検出抵抗が一対の出力端子間に並列に接続され
この電圧検出抵抗で検出される電圧に基づいて出力端子
における出力電圧を安定制御する安定化電源であって、
第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前記第1の
電源配線と前記電圧検出抵抗一端との間に接続された補
助抵抗と、前記電圧検出抵抗一端に接続された第1の部
品配線とが少なくとも実装され、第2の回路基板上に
は、出力端子と、前記出力端子を前記第1の電源配線に
接続するための第2の電源配線と、前記出力端子を前記
第1の部 品配線に接続するための第2の部品配線とが少
なくとも実装されているとともに、前記第1の部品配線
または第2の部品配線内には電源配線の断線時において
前記補助抵抗を介して電流が通過することを防止するダ
イオードが挿入されている安定化電源としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係る安定化電源の回路図であり、図5ないし図7
と対応する部分には同一の符号を付し、同一の符号に係
る部分についての詳しい説明は省略する。
【0018】図1を参照して本実施の形態1において
は、回路基板PCB1上において、出力電圧検出回路D
Cにおける電圧検出抵抗R1,R2それぞれの一端と正
負両電源ラインPL1それぞれとの間に補助抵抗R
1’,R2’がそれぞれ追加接続されている。
【0019】そして、両回路基板PCB1,PCB2の
複数の分割部分A〜Dのうち、分割部分AとDとにおい
ては回路基板PCB1側の電源ラインPL1に対する第
1の電源配線と、回路基板PCB2側の電源ラインPL
2に対する第2の電源配線とが、また分割部分BとCと
においては回路基板PCB1側の接続ラインDL1に対
する第1の部品配線と、回路基板PCB2側の接続ライ
ンDL2に対する第2の部品配線とがそれぞれ接続され
ている。
【0020】本実施の形態1の安定化電源の動作につい
て説明する。
【0021】(1)通常動作時 出力電圧検出回路DCにおける補助抵抗R1’,R2’
それぞれの抵抗値は、接続点aとbとの間における電源
配線の抵抗値と、接続点cとdとの間における電源配線
の抵抗値それぞれよりも十分に大きく設定されている。
そうすると、通常動作時では補助抵抗R1’,R2’そ
れぞれの抵抗値は無視でき、また接続点bと一方の出力
端子OU1との間の電源配線の抵抗値、接続点dと他方
の出力端子OUT2との間の電源配線の抵抗値もそれぞ
れの電源配線の距離は極めて短いとして無視できる。そ
うすると、出力電圧検出回路DCにおける出力端子OU
T1,OUT2間の出力電圧Voutは電圧検出抵抗R
1,R2それぞれの抵抗値をR1,R2、レギュレータ
素子RGのレギュレータ電圧をVrefとすると、Vr
ef×(R1+R2)/R2であらわされ、補助抵抗R
1’,R2’が接続されていない一般的な安定化電源と
同等の出力電圧安定を得られる。
【0022】(2)出力電圧検出回路の接続が断線した
場合 イ、分割部分B、Cが断線しても、出力電圧検出回路D
Cには補助抵抗R1’,R2’それぞれを介して電圧が
供給されるので、出力電圧Voutは、以下のようにな
る。ここで、R1’は補助抵抗R1’の抵抗値、R1は
電圧検出抵抗R1の抵抗値、R2は電圧検出抵抗R2の
抵抗値、R2’は補助抵抗R2’の抵抗値である。
【0023】分割部分Bでの断線では、出力電圧Vou
tはVref×(R1’+R1+R2)/R2であらわ
される。ここで、分割部分Bが断線して補助抵抗R1’
の抵抗値が前記式に含まれるが、この抵抗値R1’を電
圧検出抵抗R1,R2それぞれの抵抗値R1,R2と比
較してある程度小さく設定することで出力電圧Vout
の上昇は低く抑えられる。
【0024】分割部分Cでの断線では、出力電圧Vou
tはVref×(R1+R2+R2’)/(R2+R
2’)であらわされる。ここで、補助抵抗R2’の抵抗
値R2’を電圧検出抵抗R1,R2それぞれの抵抗値R
1,R2と比較して十分に大きく設定することで出力電
圧VoutはVref付近まで低下できるので、出力電
圧低下による負荷機器の誤動作も防止することができ
る。
【0025】ロ、分割部分A,Dが断線した場合は、補
助抵抗R1’,R2’を介して出力電圧検出回路DCに
電圧が供給されることでこの出力電圧検出回路DCによ
る電圧安定化動作が制御可能となり、負荷の機器とか内
部部品の破損が防止できる。
【0026】以上のように本実施の形態1においては通
常動作時は高精度の出力電圧が得られ、断線時には異常
な出力電圧が発生せず、安全性に優れた安定化電源を提
供することができる。
【0027】(実施の形態2)図2を参照して本発明の
実施の形態2に係る安定化電源について説明する。本実
施の形態2においては補助抵抗R1’に代えてダイオー
ドD3を接続したことに特徴を有している。通常動作時
は実施の形態1と同様である。分割部分Bでの断線時
は、実施の形態1では補助抵抗R1’の抵抗値を小さく
設定したとしても、この補助抵抗R1’での電圧降下が
存在するので、出力電圧Voutがある程度上昇する
が、本実施の形態2のようにダイオードD3の場合では
その電圧降下がその順方向電圧分だけに小さく抑えら
れ、断線時における出力電圧Voutの上昇は実施の形
態1の場合よりも低く抑えられることになる。
【0028】なお、このダイオードを発光ダイオードと
すれば、断線時に発光させることで断線表示させても構
わない。
【0029】(実施の形態3)図3を参照して本発明の
実施の形態3に係る安定化電源について説明する。本実
施の形態3においてはフォトカプラFC2で構成された
動作停止回路OSを設けるとともに補助抵抗R1’を省
略し、このフォトカプラFC2の発光ダイオードD2の
アノードを回路基板PCB1側における電源ラインPL
1に、カソードを出力電圧検出回路DCの電圧検出抵抗
R1の一端に接続する一方、このフォトカプラFC2の
受光トランジスタTR2を制御回路CCに接続したこと
に特徴を有している。
【0030】この動作停止回路OSは、通常動作時にお
いてはフォトカプラFC2内の発光ダイオードD2のア
ノードとカソードとの間に電位差が発生しないので該発
光ダイオードD2にはこれを発光駆動する電圧が印加さ
れず、したがって受光トランジスタTR2はオフのまま
となって制御回路CCはこの動作停止回路OSの出力に
は応答しない。
【0031】そして、分割部分AまたはBの断線時に
は、通常動作時における電圧よりも高い電圧が出力端子
を介して負荷とか内部回路に印加され続けるので、これ
を防止するために断線時には発光ダイオードD2のアノ
ードにカソードよりも高い電圧が印加されて該発光ダイ
オードD2が発光駆動し、これによって受光トランジス
タTR2を駆動して制御回路CCを不動作状態として安
定化電源を動作停止状態とするものである。
【0032】したがって、本実施の形態3の安定化電源
においては動作停止回路OSによって分割部分Aあるい
はBでの断線時における高電圧が負荷LDとか内部回路
に印加され続けるのを防止できる。この動作停止回路O
Sは過電圧保護回路とか過熱保護回路などと共用しても
構わない。
【0033】(実施の形態4)図4を参照して本発明の
実施の形態4に係る安定化電源について説明すると、本
実施の形態4においては出力電圧検出回路DC内の補助
抵抗R1’,R2’それぞれと電圧検出抵抗R1,R2
それぞれとの接続部分に逆流防止ダイオードD4,D5
を接続し、これによって、分割部分AあるいはDで断線
が発生した場合は、補助抵抗R1’,R2’を介して電
流が流れるのを阻止することによって、この電流の供給
によって負荷LDに不安定な電圧が供給されるのを防止
でき、かつ負荷LDに接続された機器の誤動作や補助抵
抗R1’,R2’の焼損、あるいは出力電圧検出回路D
Cの回路基板PCB1上の配線パターンの焼損などを防
止できるようにしたことに特徴を有している。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果を
得られる。
【0035】請求項1の発明によれば、出力電圧検出回
路内における電圧検出抵抗が一対の出力端子間に並列に
接続されこの電圧検出抵抗で検出される電圧に基づいて
出力端子における出力電圧を安定制御する安定化電源で
あって、第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前
記第1の電源配線と前記電圧検出抵抗一端との間に接続
されたダイオードと、前記電圧検出抵抗一端に接続され
た第1の部品配線とが少なくとも実装され、第2の回路
基板上には、出力端子と、前記出力端子を前記第1の電
源配線に接続するための第2の電源配線と、前記出力端
子を前記第1の部品配線に接続するための第2の部品配
線とが少なくとも実装されている安定化電源であるの
で、前記両回路基板がコネクタとかリード線により接続
されて機械的ストレスが加わりやすい構造であるために
両回路基板が分割部分で機械的に断線しても出力電圧検
出回路は出力電圧の検出が可能であるから、出力電圧を
上昇させるように動作することが防止される結果、出力
端子に接続された負荷が破損されることがなくなる。
1の電源配線と前記電圧検出抵抗一端との間に接続され
たダイオードにより、断線時における出力電圧の上昇を
比較的低く抑えることができる。
【0036】
【0037】本発明の請求項によれば、請求項にお
いて前記ダイオードが断線表示のための発光ダイオード
である安定化電源であるので、前記作用効果に加えて断
線発生を容易に確認できる。
【0038】本発明の請求項によれば、電圧検出回路
内における電圧検出抵抗が一対の出力端子間に並列に接
続されこの電圧検出抵抗で検出される電圧に基づいて出
力端子における出力電圧を安定制御する安定化電源であ
って、第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前記
電圧検出抵抗一端に接続された第1の部品配線と、動作
停止回路を構成する部品とが少なくとも実装され、第2
の回路基板上には、出力端子と、前記出力端子を前記第
1の電源配線に接続するための第2の電源配線と、前記
出力端子を前記第1の部品配線に接続するための第2の
部品配線とが少なくとも実装されており、前記動作停止
回路は、前記両部品配線の断線時に動作を停止させる安
定化電源であるので、断線時に電源の動作が停止するこ
とで負荷の保護を図ることができる。
【0039】本発明の請求項によれば、前記第1の部
品配線または第2の部品配線内には電源配線の断線時に
おいて補助抵抗を介して電流が通過することを防止する
ダイオードが挿入されている安定化電源であるので、断
線時に負荷に不安定な電圧が供給されるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る安定化電源の回路図
【図2】本発明の実施形態に係る安定化電源の回路図
【図3】本発明の実施形態に係る安定化電源の回路図
【図4】本発明の実施形態に係る安定化電源の回路図
【図5】一般的な安定化電源の回路図
【図6】従来の安定化電源の回路図
【図7】他の従来の安定化電源の回路図
【符号の説明】
IN1,IN2 入力端子 CT1 コンバータトランス SW スイッチングトランジスタ CC 制御回路 FB フィードバック回路 DC 出力電圧検出回路 R1,R2 電圧検出抵抗 R1’,R2’ 補助抵抗 PCB1,PCB2 回路基板 A〜D 分割部分 OUT1,OUT2 出力端子 LD 負荷

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧検出回路内における電圧検出抵
    抗が一対の出力端子間に並列に接続されこの電圧検出抵
    抗で検出される電圧に基づいて出力端子における出力電
    圧を安定制御する安定化電源であって、 第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前記第1の
    電源配線と前記電圧検出抵抗一端との間に接続された
    イオードと、前記電圧検出抵抗一端に接続された第1の
    部品配線とが少なくとも実装され、 第2の回路基板上には、出力端子と、前記出力端子を前
    記第1の電源配線に接続するための第2の電源配線と、
    前記出力端子を前記第1の部品配線に接続するための第
    2の部品配線とが少なくとも実装されている安定化電
    源。
  2. 【請求項2】 前記ダイオードが断線表示のための発光
    ダイオードである請求項記載の安定化電源。
  3. 【請求項3】 出力電圧検出回路内における電圧検出抵
    抗が一対の出力端子間に並列に接続されこの電圧検出抵
    抗で検出される電圧に基づいて出力端子における出力電
    圧を安定制御する安定化電源であって、 第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前記電圧検
    出抵抗一端に接続された第1の部品配線と、動作停止回
    路を構成する部品とが少なくとも実装され、 第2の回路基板上には、出力端子と、前記出力端子を前
    記第1の電源配線に接続するための第2の電源配線と、
    前記出力端子を前記第1の部品配線に接続するための第
    2の部品配線とが少なくとも実装されており、 前記動作停止回路は、前記第1の電源配線と前記電圧検
    出抵抗一端との間に接続されるとともに、前記両部品配
    線の断線時に動作を停止させる安定化電源。
  4. 【請求項4】 出力電圧検出回路内における電圧検出抵
    抗が一対の出力端子間に並列に接続されこの電圧検出抵
    抗で検出される電圧に基づいて出力端子における出力電
    圧を安定制御する安定化電源であって、 第1の回路基板上には、第1の電源配線と、前記第1の
    電源配線と前記電圧検出抵抗一端との間に接続された補
    助抵抗と、前記電圧検出抵抗一端に接続された第1の部
    品配線とが少なくとも実装され、 第2の回路基板上には、出力端子と、前記出力端子を前
    記第1の電源配線に接 続するための第2の電源配線と、
    前記出力端子を前記第1の部品配線に接続するための第
    2の部品配線とが少なくとも実装されているとともに、 前記第1の部品配線または第2の部品配線内には電源配
    線の断線時において前記補助抵抗を介して電流が通過す
    ることを防止するダイオードが挿入されている 安定化電
    源。
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