JP3475743B2 - スタンディングパウチの外装段ボール箱詰め方法 - Google Patents

スタンディングパウチの外装段ボール箱詰め方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟包装材料で作製
されているスタンディングパウチを箱詰めする時に用い
る段ボール箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】単なる小袋包装(パウチ)は容器包装に
比較して陳列性及び卓上性に欠ける。この短所を改良す
るために、自立できる小袋としてスタンディングパウチ
が開発され化学調味料、 味噌、ジュース類、ドレッシング類、レトルト食品類の
包装に採用されている。
【0003】スタンディングパウチの特性として、横倒
した状態と自立させた状態とではその胴部の厚みが異な
る。横倒し状態ではスタンディングパウチ全体に内容物
が均一に広がり、胴部の厚みは均一で薄いものとなる。
これに対して自立状態では内容物はスタンディングパウ
チの下部に溜まり、胴部は上方では極めて薄く下方では
厚くなる。
【0004】このスタンディングパウチの箱詰めは、図
4に示す井桁組の仕切板が専ら採用されてきていた。井
桁組は図7に示すように、互いに切り込みを入れた仕切
板を組み合わせる為に、組み立てに要する時間が掛か
る。また、井桁に組み上げてから外装ケースに入れる際
に下側の仕切りが脱落する場合があり、組み上げた仕切
板がバラけてしまい、作業効率を悪くしている。
【0005】また、スタンディングパウチを箱詰めする
際、細かく仕切られている為に、箱詰め能率が低いうえ
に、仕切間の間隔を自立状態のスタンディングパウチの
胴部の最大幅に合わせて設計してあるため仕切間上部に
余分な空間が出来てしまい、同サイズの外装ケースに対
して箱詰めされる数が少なくなる。 また、半分の長さの切り込みが互いに入れられている為
に外装ケースの上下方向からの圧縮に対して弱い欠点が
指摘されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな井桁組仕切板の欠点を無くする為になされたもので
ある。すなわち、仕切板の組み立て時間が小さく、ま
た、従来と同数のスタンデイングパウチを、より小さな
サイズの外装ケースに箱詰めができる。更に、上下から
の圧縮にも強いスタンディングパウチ用外装段ボール箱
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、シート状段ボールの中央部分(1)は上部ライ
ナー紙と中芯を切断し下部ライナー紙を切断しない半切
れ状態とし、折り曲げ罫線(3)より外側部分は下部ラ
イナー紙まで完全に切断した切断部(2)とし、中央部
分(1)を折り畳んで下部ライナー紙を互いに重ね合わ
せた後、両サイドの折り曲げ罫線(3)で切断部(2)
を折り曲げ、外装ケース(20)の四隅コーナーで押さ
えたH字形状の仕切板(10)を有するスタンディング
パウチ用外装段ボール箱を斜めに傾け、スタンディング
パウチを横倒し状態にして胴部の厚みを薄くした状態
で、中央部分1の方向に次々に重ねて詰め込むことを特
徴とするスタンディングパウチの外装段ボール箱詰め方
法である。
【0008】本発明の請求項2に係る発明は、シート状
段ボールの中央部分(1)は上部ライナー紙と中芯と下
部ライナー紙とを切断し、折り曲げ罫線(3)より外側
部分は下部ライナー紙まで完全に切断した切断部(2)
とし、シート状段ボールの中央部分(1)にて下部ライ
ナー紙を互いに重ね合わせた後、両サイドの折り曲げ罫
線(3)で切断部(2)を折り曲げ、外装ケース(2
0)の四隅コーナーで押さえたH字形状の仕切板(1
0)を有するスタンディングパウチ用外装段ボール箱を
斜めに傾け、スタンディングパウチを横倒し状態にして
胴部の厚みを薄くした状態で、中央部分1の方向に次々
に重ねて詰め込むことを特徴とするスタンディングパウ
チの外装段ボール箱詰め方法である。
【0009】本発明の請求項3に係る発明は、上記請求
項1又は請求項2に係るスタンディングパウチの外装段
ボール箱詰め方法において、前記中央部分(1)の両端
と外装ケース(20)との隙間(30)が20mm以下
であるスタンディングパウチの外装段ボール箱詰め方法
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(d)は本発明のスタンディ
ングパウチの外装段ボール箱詰め方法において使用する
スタンディングパウチ用外装段ボールの外観図を示した
ものであり、これは以下の方法で作製する。仕切板とな
るシート状段ボールに対して、折り畳む部分となる中央
部分(1)と折り曲げ罫線(3)の位置決め、中央部分
(1)における上部ライナー紙と中芯は切断し、下部ラ
イナー紙は切断せず半切れ状態にしておき、折り曲げ罫
線(3)より外側部分は下部ライナー紙まで完全に切断
する。[図1(a)]中央部分を折り畳み後[図1
(b)]、更に両サイドの折り曲げ罫線(3)で切断部
(2)を折り曲げる。[図1(c)]外装ケース(2
0)の四隅コーナーで押さえたH字形状の仕切板(1
0)を有するスタンディングパウチ用外装段ボール箱を
作製する。
【0011】図2は、このスタンディングパウチ用外装
段ボール箱にスタンディングパウチを箱詰めした状態を
示す図である。真ん中のみに仕切板を設けただけの構造
である為、井桁組仕切板を使用した場合より、多くスタ
ンディングパウチを箱詰めできる。これは、隣接するス
タンディングパウチ同士が相互の圧着力により内容物が
上方に移動し胴部の厚みを減少させるためである。
【0012】この現象を有効に活用し、本発明の箱詰め
方法においては、図3に示すように、外装ケースを斜め
に傾けスタンディングパウチを横倒し状態として胴部の
厚みを薄くした状態で次々に重ねて詰め込み、しかる後
外装ケースを水平にするだけで済み、効率よく箱詰めで
きる。
【0013】本発明の仕切板の中央部分(1)の長さ
と、外装ケース(20)の横長の内寸とを等しく設計す
ると、仕切板(10)を外装ケース内に入れる時に入れ
にくいという問題が起こる可能性がある。この対策とし
て仕切板の中央部分(1)の長さを外装ケースの横長
(内寸)より短くすることで解決できる。その寸法は仕
切板(10)を外装ケースに入れた状態で仕切板(1
0)の中央部分(1)と外装ケース(20)との間に隙
間(30)をとり、余裕を持たせておいた方が好ましい
場合がある。この隙間(30)はスタンディングパウチ
の形状によって決定されるが通常20mm以下し設定し
ておく。
【0014】また、仕切板となるシート状段ボールを完
全に2分割してH字形状仕切板にしても何ら差支えな
い。
【0015】サイズ25cm(縦)×38cm(横)×
20cm(高さ)の段ボール製外装ケースに井桁組仕切
板、本発明のH字形状仕切板を設け、JIS Z021
2に基づく圧縮試験を行った。図5から判るように、井
桁組仕切板を用いたものは圧縮強度が約470kg,圧
縮量が14mmであるのに対して、H字形状仕切板を用
いたものは、圧縮強度が約550kg,圧縮量が17m
mであり、H字形状仕切板を用いたものが圧縮に対して
優位性が確認された。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、仕切板の構造が簡単で
あり、外装ケースに仕切板を効率良く設置でき、且つ、
同じサイズの外装ケースに対してより多くのスタンディ
ングパウチを箱詰めできる。また、井桁組仕切板のよう
に細かく仕切られていないので箱詰め作業の効率が高
く、自動化、機械化が容易になる。
【0017】 更に、上下からの圧縮にも強いスタンディングパウチ用
外装段ボール箱が作製される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用するH字形状仕切板の作成手
順とスタンディングパウチ用外装段ボール箱を説明する
図である。
【図2】本発明方法に使用するスタンディングパウチ用
外装段ボール箱にスタンディングパウチを箱詰めした状
態を示す図である。
【図3】本発明方法のスタンディングパウチ用外装段ボ
ール箱を斜めに傾斜させてスタンディングパウチを箱詰
めする作業を説明する図である。
【図4】井桁組仕切板を用いた外装ケースにスタンディ
ングパウチを箱詰めした状態を示す図である。
【図5】圧縮強度を測定したデータを示すグラフであ
る。
【図6】スタンディングパウチの外観を示す図である。
【図7】井桁組仕切板の組み立てを説明する図である。
【符号の説明】
1…中央部分 2…切断部 3…折り曲げ罫線 10…H字形状仕切板 12…井桁組仕切板 20…外装ケース
30…隙間 40…スタンディングパウチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状段ボールの中央部分(1)は上部
    ライナー紙と中芯を切断し下部ライナー紙を切断しない
    半切れ状態とし、折り曲げ罫線(3)より外側部分は下
    部ライナー紙まで完全に切断した切断部(2)とし、中
    央部分(1)を折り畳んで下部ライナー紙を互いに重ね
    合わせた後、両サイドの折り曲げ罫線(3)で切断部
    (2)を折り曲げ、外装ケース(20)の四隅コーナー
    で押さえたH字形状の仕切板(10)を有するスタンデ
    ィングパウチ用外装段ボール箱を斜めに傾け、スタンデ
    ィングパウチを横倒し状態にして胴部の厚みを薄くした
    状態で、中央部分1の方向に次々に重ねて詰め込むこと
    を特徴とするスタンディングパウチの外装段ボール箱詰
    め方法。
  2. 【請求項2】シート状段ボールの中央部分(1)は上部
    ライナー紙と中芯と下部ライナー紙とを切断し、折り曲
    げ罫線(3)より外側部分は下部ライナー紙まで完全に
    切断した切断部(2)とし、シート状段ボールの中央部
    分(1)にて下部ライナー紙を互いに重ね合わせた後、
    両サイドの折り曲げ罫線(3)で切断部(2)を折り曲
    げ、外装ケース(20)の四隅コーナーで押さえたH字
    形状の仕切板(10)を有するスタンディングパウチ用
    外装段ボール箱を斜めに傾け、スタンディングパウチを
    横倒し状態にして胴部の厚みを薄くした状態で、中央部
    分1の方向に次々に重ねて詰め込むことを特徴とするス
    タンディングパウチの外装段ボール箱詰め方法。
  3. 【請求項3】前記中央部分(1)の両端と外装ケース
    (20)との隙間(30)が20mm以下である請求項
    1又は請求項2記載のスタンディングパウチの外装段ボ
    ール箱詰め方法。
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