JP3475418B2 - 変速機の変速位置検出装置 - Google Patents

変速機の変速位置検出装置

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JP3475418B2
JP3475418B2 JP20043995A JP20043995A JP3475418B2 JP 3475418 B2 JP3475418 B2 JP 3475418B2 JP 20043995 A JP20043995 A JP 20043995A JP 20043995 A JP20043995 A JP 20043995A JP 3475418 B2 JP3475418 B2 JP 3475418B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/70Inputs being a function of gearing status dependent on the ratio established
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/36Interlocking devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の平行歯車変速
機、特に変速位置が高速段にあるか否かを検出する平行
歯車変速機の変速位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型車両では車両の慣性量が大きいため
に、減速する場合に摩擦ブレーキのみをかけることは、
摩擦ブレーキの早期摩耗を招くという点から好ましくな
い。
【0003】そこで、高速走行状態から減速する時、ア
クセルペダルの解放操作に連動して、排気ブレーキまた
はリターダが自動的に働くようにすれば、摩擦ブレーキ
の摩耗を低減できる。しかし、低速走行中は排気ブレー
キの必要はなく、アクセルペダルの解放操作に連動して
排気ブレーキまたはリターダが働くと(排気ブレーキス
イツチの開操作を忘れた場合)、エンジンブレーキと相
俟つて乗り心地が悪くなり、目標位置への停車も難しく
なる。
【0004】したがつて、低速走行中には排気ブレーキ
またはリターダが働かないようにすることが望まれる
が、そのために、変速位置を検出するものとして、例え
ば実公昭59-174444 号公報に開示される変速位置検出装
置では、セレクトロツドとシフトロツドに合計3個の検
出スイツチを配設し、3個の検出スイツチのON・OFF 信
号の組合せから6つの変速位置を検出している。しか
し、上述の変速位置検出装置はセレクトロツドとシフト
ロツドの上側すなわちコードランド箱の上壁に検出スイ
ツチを配設しなければならず、検出スイツチの取付が難
しい場合がある。そこで、シフトロツドの両端部に検出
スイツチを配設することも考えられるが、シフトロツド
の前端部すなわちクラツチ機構との接合部に検出スイツ
チを配設することが困難な事情にある。また、6段変速
機のように4本のシフトロツドがある場合は、少なくと
も4個の検出スイツチが必要になる。
【0005】また、実開平1-69940 号公報に開示される
変速位置検出装置では、何れか1本のシフトロツドを中
立位置から軸方向ヘ移動(シフト)すると、シフトロツ
ドを横切るロツクピンが側方へ排除され、単一の中立検
出スイツチを作動させるようになつてはいるが、何れの
シフトロツドが作動したかは判別できない。
【0006】ところで、従来からキヤブオーバ型のトラ
ツク等ではキヤブをチルト(前傾)してエンジンを点検
する際などに、車外からエンジンを始動させる必要があ
るために、サブスタータスイツチを運転室外に設けてい
る。この場合、変速位置が中立位置以外にある時、サブ
スタータスイツチによりエンジンを始動すると車両が急
に発進することを防止するために、変速位置が中立位置
であるか否かを検出する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、少数の検出スイツチで変速位置が高速段に
あるか否かを検出でき、かつ中立位置にあるか否かをも
検出できる、変速機の変速位置検出装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は高速段シフトロツドの片側に複数の
低速段シフトロツドが平行かつ軸方向移動可能にコード
ランド箱の案内壁に支持される変速操作機構において、
高速段シフトロツドの片側から低速段シフトロツドを横
切る第1の貫通孔と、高速段シフトロツドの他側から第
1の貫通孔と反対方向へ延びる第2の貫通孔とを前記案
内壁に設け、第1の貫通孔の端部に第1のスイツチを、
第2の貫通孔の端部に第2のスイツチをそれぞれ配設
し、高速段シフトロツドの中立位置からの移動に対し高
速段シフトロツドの両側の周壁のくぼみから離脱して第
1,第2のスイツチを押すインタロツク部材を第1,第
2の貫通孔にそれぞれ嵌挿したものである。
【0009】また、本発明の構成は高速段シフトロツド
の片側に複数の低速段シフトロツドが、高速段シフトロ
ツドの他側に最高速段シフトロツドが、平行かつ軸方向
移動可能にコードランド箱の案内壁にそれぞれ支持され
る変速操作機構において、高速段シフトロツドの片側か
ら低速段シフトロツドを横切る第1の貫通孔と、高速段
シフトロツドの他側から最高速段シフトロツドを横切つ
て第1の貫通孔と反対方向へ延びる第2の貫通孔とを前
記案内壁に設け、第1の貫通孔の端部に第1のスイツチ
を、第2の貫通孔の端部に第2のスイツチをそれぞれ配
設し、高速段シフトロツドの中立位置からの移動に対し
高速段シフトロツドの両側の周壁のくぼみから離脱して
第1,第2のスイツチを押し、かつ最高速段シフトロツ
ドの中立位置からの移動に対し最高速段シフトロツドの
片側の周壁のくぼみから離脱して第2のスイツチを押す
インタロツク部材を第1,第2の貫通孔にそれぞれ嵌挿
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、シフトロツドの中立
位置で互いに平行に配設されるシフトロツドを横切る貫
通孔に、インタロツク部材としてのロツクボールとロツ
クピンとを嵌挿し、何れかのシフトロツドがシフト操作
されると、ロツクボールとロツクピンとが側方へ押され
てプツシユボールとプツシユピンが第1のスイツチを押
動する。一方、高速段シフトロツドがシフト操作される
と、第1のスイツチと反対側へ延びる第2の貫通孔のプ
ツシユボールとプツシユピンが側方へ押されて第2のス
イツチを押動する。
【0011】6段変速機のように、高速段シフトロツド
と最高速段シフトロツドがある場合は、外側の最高速段
シフトロツドにロツクピンが嵌挿される第2の貫通孔が
あり、内側の高速段シフトロツドには貫通孔がない。第
1,第2の貫通孔のロツクボールとロツクピンは、高速
段シフトロツドのシフト操作と最高速段シフトロツドの
シフト操作とでは別の動作をし、第1のスイツチと第2
のスイツチの両方または一方を押動するように構成され
る。
【0012】
【実施例】図1は5段変速機における4−5速段用シフ
トロツドがシフト操作されているか否かを検出する変速
位置検出装置を示す平面断面図である。
【0013】変速機の歯車箱にはコードランド箱2が複
数のボルト32により結合され、コードランド箱2の端
壁ないし案内壁2aに4−5速段用シフトロツド4と、
2−3速段用シフトロツド5と、1−R段用シフトロツ
ド6が互いに平行に、回転不能かつ軸方向移動可能に支
持される。各シフトロツド4,5,6を支持する軸孔の
端部は、キヤツプ21,22,23により閉鎖される。
案内壁2aに各シフトロツド4,5,6に直交する同軸
の貫通孔7が設けられる。同軸の貫通孔7は各シフトロ
ツド4,5,6により分割され、同軸の貫通孔7のシフ
トロツド6側の外端に第1のスイツチ9が、シフトロツ
ド4側の外端に第2のスイツチ3がそれぞれ螺合され
る。各スイツチ9,3はばねの力により貫通孔7の内側
へ突出される接片9a,3aを備えられている。
【0014】各シフトロツド4,5,6は中立位置で各
貫通孔7と接する周壁に、左右1対の半円筒形または半
球形のくぼみ(図3の符号31を参照)を形成され、各
シフトロツド5,6は中立位置で貫通孔7と一直線に並
ぶ細いピン孔に、細長いロツクピン5a,6aをそれぞ
れ嵌挿される。ロツクピン5a,6aの長さは各シフト
ロツド5,6の直径よりも一方のくぼみ31の深さ分だ
け短くなつている。第2のスイツチ3とシフトロツド4
の間の貫通孔7に、細長いプツシユピン13と複数のプ
ツシユボール12が嵌挿される。シフトロツド4の中立
位置では、第2のスイツチ3の接片3aはばねの力によ
り右方へ付勢され、貫通孔7のプツシユピン13を介し
てプツシユボール12をシフトロツド4の左周壁のくぼ
みへ係合している。
【0015】シフトロツド4,5の間の貫通孔7に2個
のロツクボール15が嵌挿され、シフトロツド5,6の
間の貫通孔7に2個のロツクボール16が嵌挿され、さ
らにシフトロツド6と第1のスイツチ9の間の貫通孔7
に、プツシユボール17と細長いプツシユピン18が嵌
挿される。図示の中立位置では、第1のスイツチ9の接
片9aはばねの力により左方へ付勢され、プツシユピン
18を介してプツシユボール17をシフトロツド6の右
周壁のくぼみへ係合し、かつロツクピン6aに当接す
る。ロツクピン6aはシフトロツド6の左周壁のくぼみ
へ突出し、ロツクボール16をシフトロツド5の右周壁
のくぼみへ係合し、かつロツクピン5aに当接する。ロ
ツクピン5aはシフトロツド5の左周壁のくぼみへ突出
し、かつロツクボール15をシフトロツド4の右周壁の
くぼみへ係合している。
【0016】次に、本発明による変速位置検出装置の作
動について説明する。図1に示す中立位置から低速段の
シフトロツド、例えばシフトロツド5を軸方向へ移動す
ると、シフトロツド5により公知の同期クラツチが接続
され、2速段または3速段の歯車の噛合いが達せられ
る。この時、ロツクボール16がシフトロツド5の右周
壁のくぼみから排除され、ロツクボール16、ロツクピ
ン6a、プツシユボール17、プツシユピン18が右方
へ押されて第1のスイツチ9の接片9aを押し、第1の
スイツチ9を例えばOFF にする。ロツクボール15はシ
フトロツド5の左周壁のくぼみから排除され、シフトロ
ツド4の右周壁のくぼみへ係合したままである。貫通孔
7のプツシユボール12、プツシユピン13は移動しな
い。こうして、変速機が中立位置でなくなつたことが第
1のスイツチ9により検出される。シフトロツド6を中
立位置から軸方向へ移動した場合も同様に、第1のスイ
ツチ9の接片9aが押されて例えばOFF になり、第2の
スイツチ3の接片3aはばねにより突出されたままにあ
り、例えばOFF になつている(図4参照)。
【0017】一方、図1の中立位置から高速段のシフト
ロツド4を軸方向へ移動すると、シフトロツド4により
公知の同期クラツチが接続され、4速段または5速段の
歯車の噛合いが達せられる。この時、シフトロツド4の
左周壁のくぼみからプツシユボール12が、右周壁のく
ぼみからロツクボール15がそれぞれ排除される。した
がつて、プツシユボール12、プツシユピン13が左方
へ押されて第2のスイツチ3の接片3aを押し、第2の
スイツチ3を例えばONにする。また、ロツクボール1
5、ロツクピン5a、ロツクボール16、ロツクピン6
a、プツシユボール17、プツシユピン18が右方へ押
されて第1のスイツチ9の接片9aを押し、第1のスイ
ツチ9をOFF にする。こうして、変速機が4速または5
速の高速段に変速されたことが第2のスイツチ3により
検出される(図4参照)。
【0018】シフトロツド4を図1の中立位置へ戻す
と、接片3aを押すばねの力によりプツシユピン13、
プツシユボール12が右方へ押されてシフトロツド4の
左周壁のくぼみへ係合し、第2のスイツチ3が例えばOF
F になる。同様に、接片9aを押すばねの力によりプツ
シユピン18、プツシユボール17、ロツクピン6a、
ロツクボール16、ロツクピン5a、ロツクボール15
が左方へ押されてシフトロツド4の右周壁のくぼみへ係
合し、第1のスイツチ9が例えばONになる。このよう
に、第1のスイツチ9により変速位置が中立位置にある
ことを、第2のスイツチ3により変速位置が高速段にあ
ることを検出することが可能になる。
【0019】図2,3に示す6段変速機では、コードラ
ンド箱の端壁ないし案内壁2aに6速段用シフトロツド
4aと、4−5速段用シフトロツド4と、2−3速段用
シフトロツド5と、1−R速段用シフトロツド6が互い
に平行に、回転不能かつ軸方向移動可能に支持される。
案内壁2aに各シフトロツド4a,4,5,6に直交す
る同軸の貫通孔7が設けられる。同軸の貫通孔7は各シ
フトロツド4a,4,5,6により分割され、同軸の貫
通孔7のシフトロツド6側の外端に第1のスイツチ9
が、シフトロツド4a側の外端に第2のスイツチ3がそ
れぞれ螺合される。各スイツチ9,3はばねの力により
各貫通孔7の内端側へ突出される接片9a,3aを備え
ている。
【0020】各シフトロツド4a,4,5,6は中立位
置で各貫通孔7と接する周壁に、左右1対の半円筒形ま
たは半球形のくぼみ31を形成され、シフトロツド4a
は貫通孔7と中立位置で一直線に並ぶ細いピン孔に、細
長いロツクピン4bを嵌挿される。各シフトロツド5,
6は中立位置で貫通孔7と一直線に並ぶ細いピン孔に、
細長いロツクピン5a,6aをそれぞれ嵌挿される。ロ
ツクピン4b,5a,6aの長さは各シフトロツド4
a,5,6の直径よりも一方のくぼみ31の深さ分だけ
短くなつている。シフトロツド4a,4の間の貫通孔7
に複数のロツクボール14が嵌挿され、第2のスイツチ
3とシフトロツド4aの間の貫通孔7にプツシユボール
14aが嵌挿される。図示の中立位置では、第2のスイ
ツチ3の接片3aはばねの力により右方へ付勢され、プ
ツシユボール14aをシフトロツド4aの左周壁のくぼ
み31へ係合し、かつロツクピン4bに当接する。ロツ
クピン4bはシフトロツド4aの右周壁のくぼみ31へ
突出し、ロツクボール14をシフトロツド4の左周壁の
くぼみ31へ係合している。
【0021】シフトロツド4,5の間の貫通孔7に2個
のロツクボール15が嵌挿され、シフトロツド5,6の
間の貫通孔7に2個のロツクボール16が嵌挿され、さ
らにシフトロツド6と第1のスイツチ9の間の貫通孔7
にプツシユボール17と細長いプツシユピン18が嵌挿
される。図示の中立位置では、第1のスイツチ9の接片
9aはばねの力により左方へ付勢され、プツシユピン1
8を介してプツシユボール17をシフトロツド6の右周
壁のくぼみ31に係合し、かつロツクピン6aに当接す
る。ロツクピン6aはシフトロツド6の左周壁のくぼみ
31へ突出し、ロツクボール16をシフトロツド5の右
周壁のくぼみ31へ係合し、かつロツクピン5aに当接
する。ロツクピン5aはシフトロツド5の左周壁のくぼ
み31へ突出し、かつロツクボール15をシフトロツド
4の右周壁のくぼみ31へ係合している。
【0022】いま、4−5速段用シフトロツド4を図3
に示すように上方へ移動すると、シフトロツド4により
公知の同期クラツチが接続され、5速段の歯車の噛合い
が達せられる。この時、シフトロツド4の左周壁のくぼ
み31からロツクボール14が、右周壁のくぼみ31か
らロツクボール15がそれぞれ排除される。したがつ
て、ロツクボール14がシフトロツド4aの右周壁のく
ぼみ31へ係合し、ロツクピン4bを左方へ押す。ロツ
クピン4bがプツシユボール14aを介して第2のスイ
ツチ3の接片3aを押し、第2のスイツチ3を例えばON
にする。また、ロツクボール15がロツクピン5a、ロ
ツクボール16、ロツクピン6a、プツシユボール1
7、プツシユピン18を介して第1のスイツチ9の接片
9aを押し、第1のスイツチ9を例えばOFF にする。こ
うして、変速機が5速の高速段に変速されたことが第
2、第1のスイツチ3,9により検出される(図4参
照)。
【0023】シフトロツド4を図2の中立位置へ戻す
と、接片3aを押すばねの力によりプツシユボール14
a、ロツクピン4b、ロツクボール14が右方へ押され
てシフトロツド4の左周壁のくぼみ31へ係合し、第2
のスイツチ3が例えばOFF になる。同様に、接片9aを
押すばねの力によりブツシユピン18、プツシユボール
17、ロツクピン6a、ロツクボール16、ロツクピン
5a、ロツクボール15が左方へ押されてシフトロツド
4の右周壁のくぼみ31へ係合し、第1のスイツチ9が
例えばONになる(図4参照)。
【0024】図2に示す中立位置から6速段用シフトロ
ツド4aを軸方向へ移動すると、プツシユボール14a
がシフトロツド4aの左周壁のくぼみ31から排除され
て第2のスイツチ3の接片3aを押し、第2のスイツチ
3を例えばONにする。ロツクピン4bはシフトロツド4
aからは突出せず、ロツクボール14は図2に示す位置
を保ち、第1のスイツチ9は例えばONのままである。
【0025】なお、シフトロツド4とシフトロツド4a
の何れが作動したかは、図4に示すように、第2のスイ
ツチ3と第1のスイツチ9の動作状態から判別できるの
で、高速走行での変速位置に応じた種々の運転制御が可
能である。
【0026】図5は本発明による変速位置検出装置を用
いた排気ブレーキ弁のアクチユエータの流体圧回路の電
磁切換弁26とスタータ40とを制御する電気回路図で
あり、低速走行(3速段以下)中は排気ブレーキが作動
せず、変速位置が中立位置以外の時にはスタータ40が
作動しないようにしたものである。
【0027】電磁切換弁26の通電回路は、電源バツテ
リ24に対し、手動の排気ブレーキスイツチ25、通常
は閉じていてクラツチペダルを踏むと開くクラツチスイ
ツチ29、通常は閉じていてアクセルペダルを踏むと開
くアクセルスイツチ28、上述した第2のスイツチ3、
電磁切換弁26を直列に接続して構成される。第2のス
イツチ3は変速位置が高速段で押されて破線で示すよう
に回路を閉じ、低速段では実線で示すように回路を閉じ
る。排気ブレーキスイツチ25が閉じたままにある時、
4−5速段での高速走行中は第2のスイツチ3は破線の
位置にあり、変速操作のためにアクセルペダルを離す
と、一時的にアクセルスイツチ28が閉じ、電磁切換弁
26が通電されて排気ブレーキが働くが、クラツチペダ
ルを踏み込むと同時に、排気ブレーキは解除される。低
速段での走行中は、第2のスイツチ3は実線の位置にあ
るので、排気ブレーキが働くことはない。つまり、停車
するためにアクセルペダルを離しても(アクセルスイツ
チ28がON)、排気ブレーキが作動することはないの
で、目標位置へ円滑に停止することができる。
【0028】スタータ40の通電回路は、電源バツテリ
24に対し、上述した第2のスイツチ3、第1のスイツ
チ9、手動のサブスタータスイツチ39、スタータ40
を直列に接続して構成される。第2のスイツチ3と第1
のスイツチ9は変速位置が中立位置にある時に実線で示
すように回路を閉じる。したがつて、サブスタータスイ
ツチ39を閉じても、変速位置が中立位置にない時はス
タータ40は駆動されず、変速位置が中立位置にある時
にスタータ40が駆動され、運転室外からのエンジンの
始動が可能になる。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、コードランド箱
の相対向する壁部に第1のスイツチと第2のスイツチを
配設するものであるから、変速位置を検出する検出スイ
ツチをコードランド箱の上壁部に配設したり、上壁部に
沿つて導線(ハーネス)を配設する必要はなく、特に他
の部材と干渉するなどの不都合はなく、第1のスイツチ
および第2のスイツチにより変速位置が中立位置にある
か否かを、また第2のスイツチにより変速位置が高速段
にあるか否かを判別できる。
【0030】したがつて、本発明による変速位置検出装
置とアクセルスイツチなどの信号に基づき、高速走行中
にのみ排気ブレーキまたはリターダが自動的に働くよう
に構成すれば、低速走行中は排気ブレーキが働かず、乗
り心地が改善され、目標位置への停車も容易になる。
【0031】また、本発明による変速位置検出装置の信
号に基づき、変速位置が中立位置のみでスタータが働く
ように構成すれば、中立位置検出スイツチを別個に設け
ないでも、サブスタータスイツチにより車外からエンジ
ンを始動した時に車両が発進するような事故を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る5段変速機の変速位置検出装置の
平面断面図である。
【図2】本発明に係る6段変速機の変速位置検出装置の
平面断面図である。
【図3】同6段変速機の変速状態を示す平面断面図であ
る。
【図4】同6段変速機における各スイツチの動作状態を
示す表図である。
【図5】本発明による変速位置検出装置を用いた排気ブ
レーキ用アクチユエータの流体圧回路の電磁切換弁とサ
ブスタータスイツチとを制御する電気回路図である。
【符号の説明】
2a:案内壁 3:第2のスイツチ 4a,4,5,
6:シフトロツド 7:第1,第2の貫通孔 9:第1
のスイツチ 4b,5a,6a:ロツクピン 12,1
4a,17:プツシユボール 13,18:プツシユピ
ン 14,15,16:ロツクボール 31:くぼみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/36 F16H 63/00 - 63/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速段シフトロツドの片側に複数の低速段
    シフトロツドが平行かつ軸方向移動可能にコードランド
    箱の案内壁に支持される変速操作機構において、高速段
    シフトロツドの片側から低速段シフトロツドを横切る第
    1の貫通孔と、高速段シフトロツドの他側から第1の貫
    通孔と反対方向へ延びる第2の貫通孔とを前記案内壁に
    設け、第1の貫通孔の端部に第1のスイツチを、第2の
    貫通孔の端部に第2のスイツチをそれぞれ配設し、高速
    段シフトロツドの中立位置からの移動に対し高速段シフ
    トロツドの両側の周壁のくぼみから離脱して第1,第2
    のスイツチを押すインタロツク部材を第1,第2の貫通
    孔にそれぞれ嵌挿したことを特徴とする、変速機の変速
    位置検出装置。
  2. 【請求項2】高速段シフトロツドの片側に複数の低速段
    シフトロツドが、高速段シフトロツドの他側に最高速段
    シフトロツドが、平行かつ軸方向移動可能にコードラン
    ド箱の案内壁にそれぞれ支持される変速操作機構におい
    て、高速段シフトロツドの片側から低速段シフトロツド
    を横切る第1の貫通孔と、高速段シフトロツドの他側か
    ら最高速段シフトロツドを横切つて第1の貫通孔と反対
    方向へ延びる第2の貫通孔とを前記案内壁に設け、第1
    の貫通孔の端部に第1のスイツチを、第2の貫通孔の端
    部に第2のスイツチをそれぞれ配設し、高速段シフトロ
    ツドの中立位置からの移動に対し高速段シフトロツドの
    両側の周壁のくぼみから離脱して第1,第2のスイツチ
    を押し、かつ最高速段シフトロツドの中立位置からの移
    動に対し最高速段シフトロツドの片側の周壁のくぼみか
    ら離脱して第2のスイツチを押すインタロツク部材を第
    1,第2の貫通孔にそれぞれ嵌挿したことを特徴とす
    る、変速機の変速位置検出装置。
  3. 【請求項3】前記インタロツク部材は互いに当接するロ
    ツクボールとロツクピンとからなり、各シフトロツドの
    貫通孔に嵌挿されるロツクピンの長さは、該シフトロツ
    ドの外径よりも前記くぼみの深さ分だけ短い、請求項
    1,2に記載の変速機の変速位置検出装置。
  4. 【請求項4】前記第1のスイツチが押されないことによ
    り変速位置が中立位置であることを検出し、前記第2の
    スイツチが押されることにより変速位置が高速段位置で
    あることを検出する、請求項1に記載の変速機の変速位
    置検出装置。
  5. 【請求項5】前記第1、第2のスイツチがいずれも押さ
    れないことにより変速位置が中立位置であることを検出
    し、前記第2のスイツチが押されることにより変速位置
    が高速段位置であることを検出する、請求項2に記載の
    変速機の変速位置検出装置。
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