JP3474769B2 - 電機子コイル導体とその製造方法 - Google Patents
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Description
いられる整流子片に超音波溶接により接続される電機子
コイル導体とその製造方法に関するものである。
た電機子10を示す断面図である。従来、端板2および
積層鉄心(電機子鉄心)3がシャフト1に圧入固定され
ている。図12に示すように、外周部付近の円周方向に
複数のスロット3aを有する積層鉄心3および端板2を
U字型に形成された電機子コイル導体6が貫通してい
る。また、シャフト1には円周上に配置された整流子片
8と整流子片8固定するモールド4からなる整流子が圧
入固定されている。
すように、丸型断面形状を有し、外周部が絶縁皮膜で被
覆されている導体をU字型に成形したもので、導体の両
端部の口出部6aの絶縁皮膜だけを切削加工等により取
り除いた丸型断面のものであった。
機子の製造方法を図14から図18に示す。まず、図1
4に示すように、シャフト1に端板2および積層鉄心3
を圧入固定する。図14のX方向矢視図である図15に
示すように、スロット3aの数だけ準備した電機子コイ
ル導体6を、スロット3aに層間紙5を挿入した後、あ
るいは層間紙5と同時に挿入する。次に、図16に示す
ように、電機子コイル導体6の先端の口出部6aを電機
子の半径方向に外側を上口6c、内側を下口6dとし、
電機子コイル導体6を対にして、整流子8の上に重なる
ように成形する。
の先端の口出部6aを超音波溶接機12を用いて整流子
片8に溶接する。図18は、図17のXVIII−XVIII断面
図である。図18において、超音波溶接機12のホーン
7の先端部7aは2つの突起7cを有している。この突
起7cは超音波溶接時に電機子コイル6の口出部6aを
整流子片8の所定の位置に確実に溶接されるようにする
ための溶接治具としての機能を有し、突起7c間にU字
溝7bが形成されている。このU字溝7bに、対になっ
た電機子コイル導体6の口出部6aを嵌入させる。図1
7に示すように、ホーン7を矢印Pの方向に加圧し、口
出部6aを整流子片8に押し付けた状態で、ホーン7を
電機子の軸方向である矢印Fの方向に振動させることに
より、上口6cの口出部6aと下口6dの口出部6a、
下口6dの口出部6aと整流子片8がそれぞれ溶接さ
れ、電気的に接続されて、電機子コイルが形成される。
のスロット3aの数を増やしたい場合、または電機子コ
イル導体6の断面積を増やすために電機子コイル導体の
径を大きくしたい場合、図18に示すように、互いに隣
り合う電機子コイル導体6の口出部6aの口出部間隔9
が狭くなる。そのため、超音波溶接時に、この口出部間
隔9に挿入されるホーン7の突起7cを細くし、突起7
cの先端幅7dを小さくする必要が出てくる。突起7c
が細くなると、突起7cの強度が低くなるため超音波溶
接時に発生するホーン7自身の振動に耐えられなくなり
突起7cが折損するおそれがある。
ためになされたもので、超音波溶接によって電機子コイ
ル導体の口出部を整流子片に接続する電機子コイルにお
いて、電機子のスロット数を増やしたい場合、または電
機子コイル導体の断面積を増やすために電機子コイル導
体の径を大きくしたい場合でも、互いに隣り合う電機子
コイル導体の口出部の外周部間の間隔を狭くすることな
く、従来と同等の強度、耐久性を有する突起を備えたホ
ーンをそのまま使用することができる電機子コイル導体
とその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
機子コイル導体は、電機子鉄心のスロットに挿入される
直線部と、上記直線部の一端に設けられ、電機子周方向
に配列された整流子片に超音波溶接により接続される口
出部とを有する断面丸型の、複数の電機子コイル導体に
おいて、上記複数の電機子コイル導体のそれぞれの上記
口出部は、上記電機子半径方向に重ねて配置されるとと
もに、上記口出部が、上記口出部の断面の電機子周方向
寸法が上記直線部の断面の上記電機子周方向寸法よりも
小さい小判型断面形状を有するものである。
は、請求項1記載の電機子コイル導体において、上記口
出部の断面積が上記直線部の断面積と同等であることを
特徴とするものである。
は、電機子鉄心のスロットに挿入される直線部と、上記
直線部の一端に設けられ、電機子周方向に配列された整
流子片に超音波溶接により接続される口出部とを有する
断面丸型の電機子コイル導体において、上記口出部の断
面直径が上記直線部の断面直径よりも小さい丸型の断面
形状を有するものである。
製造方法は、電機子鉄心のスロットに挿入される直線部
と、上記直線部の一端に設けられ、電機子周方向に配列
された整流子片に超音波溶接により接続される口出部と
を複数の電機子コイル導体に形成し、複数の上記直線部
を電機子鉄心のスロットに挿入し、上記複数の電機子コ
イル導体のそれぞれの上記口出部は、上記電機子半径方
向に重ねて上口と下口とで口出部対を形成し、上記口出
部対に、上記口出部対を同時にシゴキ加工できるダイス
孔を複数持つダイスにより、同時にシゴキ加工を施し、
上記口出部対を形成した口出部のそれぞれの断面の上記
電機子周方向寸法が、上記直線部の断面の上記電機子周
方向寸法よりも小さい小判型にするものである。
製造方法は、電機子コイル導体に、電機子鉄心のスロッ
トに挿入される直線部と、上記直線部の一端に設けら
れ、電機子周方向に配列された整流子片に超音波溶接に
より接続される口出部とを形成し、上記口出部を、上記
口出部の断面直径が上記直線部の断面直径よりも小さい
丸型の断面形状にするものである。
製造方法は、請求項5記載の電機子コイル導体の製造方
法において、上記直線部の一端に施す加工が、シゴキ加
工であることを特徴とするものである。
製造方法は、請求項5記載の電機子コイル導体の製造方
法において、上記直線部の一端に施す加工が、転造加工
であることを特徴とするものである。
製造方法は、請求項5記載の電機子コイル導体の製造方
法において、上記直線部の一端に施す加工が、上記電機
子コイル導体の絶縁被覆と導体材料とを同時に切削する
切削加工であることを特徴とするものである。
である電機子コイル導体の製造方法を図1から図5に示
す。図14において、シャフト1に端板2および積層鉄
心(電機子鉄心)3を圧入固定し、図14のX方向矢視
図である図15に示すように、スロット3aの数だけ準
備した電機子コイル導体6を、スロット3aに層間紙5
を挿入した後、あるいは層間紙5と同時に挿入する工程
までは従来例と同じであり、説明は省略する。
コイル導体6の積層鉄心3を貫通した部分Lは直線であ
る。また、同一のスロット3aを貫通した2つの電機子
コイル導体6のLで示す部分はそれぞれの口出部6aが
重ねられて上口6cと下口6dとで口出部対60を形成
している。
小判型にシゴキ加工により成形するためのダイス20を
示す。図において、所定の厚さをもつ円盤形状のダイス
20には電機子コイル導体の口出部対60が挿入される
ダイス穴21が円周上に電機子コイル導体の口出部対6
0の数だけ設けられている。ダイス穴21は、ダイス2
0の半径方向に対して平行な2本の直線とその2本の直
線の両端を互いに滑らかに結ぶ円弧からなる長穴形状で
あり、図14に示すようにスロット3aに挿入された電
機子コイル導体6に対応した位置に設けられている。こ
のダイス穴21の拡大図を図2に示す。また、図2につ
いて、ダイス20の半径方向に対し垂直方向で切った断
面であるIII-III断面図を図3に示す。
入口21cはシゴキ加工を行うために電機子コイル導体
6を矢印Y方向からダイス穴21に案内する電機子コイ
ル導体6の導入部であり、ダイス穴21の内部に向かう
につれ開口面積が小さくなるテーパ形状部21eを有す
る。入口21cにおけるダイス穴21の開口部の幅21
a、高さ21bは、シゴキ加工前の電機子コイル導体6
の口出部対60の幅(即ちコイル導体6の直径)、高さ
(即ちコイル導体6の直径の2倍)よりも大きく形成さ
れる。
穴21の開口部の幅21dは、電機子コイル導体6の直
径よりも狭く、かつ、シゴキ加工後の口出部対60の断
面形状がスプリングバックによりやや大きくなることを
考慮し、シゴキ加工による所望の断面形状よりもさらに
若干狭くしている。
ダイス穴21の高さ21fは、シゴキ加工によってしご
かれた電機子コイル導体6の余肉がダイス穴21の高さ
方向に移動してくるので、シゴキ加工前の上口と下口の
電機子コイル導体6を重ね合わせた口出部対60の高さ
よりも若干大きく形成される。また、入口21cと反対
側の最狭部21gから先の開口部は最狭部21gから徐
々に広がりをもつテーパ部21h、平行部21jが形成
される。
部21eおよび最狭部21gの内周面は、電機子コイル
導体6よりも硬い硬度を有する。
14の状態にまで組み立てられた電機子の電機子コイル
導体6の口出部対60を、ダイス穴21の入口21cか
らを挿入する。ダイス20のダイス穴21のテーパ部2
1eおよび最狭部21gの内周面は、電機子コイル導体
6よりも硬いので、電機子コイル導体6の口出部6aは
ダイス穴21の形状に従って成形され、電機子コイル導
体6の余肉がダイス穴21の高さ方向に移動してくるの
で、小判型の形状に成形される。シゴキ加工後において
は、口出部6aの断面形状は丸型から、小判型に塑性変
形している。言い換えれば、シゴキ加工により、丸型断
面形状をした電機子コイル導体6の口出部6aは図5に
示すような小判型断面形状をした口出部である小判型口
出部16aに変形している。また、電機子コイル導体6
の軸方向へ塑性変形は若干あるものの、加工前後の口出
部の断面積は同等である。
とを超音波溶接する工程を示す。図において、電機子コ
イル導体6の小判型口出部16aは、シゴキ加工による
塑性変形のため、小判型口出部16aの断面の電機子周
方向寸法16cが電機子コイル導体6の直線部6bの電
機子周方向寸法6eよりも小さく、また、小判型口出部
16aの断面の電機子半径方向寸法16dが電機子コイ
ル導体6の直線部6bの丸型断面の電機子半径方向寸法
6eよりも大きい小判型の断面形状を有している。
導体6は、従来例と同じ工程を用いて、口出部対60が
整流子8に接する位置になるように成形される。
イル導体6の小判型口出部16aを超音波溶接機12を
用いて整流子片8に溶接する。超音波溶接機12のホー
ン7の先端部7aは2つの突起7cを有している。この
突起7cは超音波溶接時に電機子コイル導体6の口出部
6aを整流子片8の所定の位置に確実に溶接されるよう
にするための溶接治具としての機能を有し、突起7c間
にU字溝7bが形成されている。このU字溝7bに、電
機子コイル導体6の小判型口出部16aが対になった口
出部対60を嵌入させる。この際、口出部16aの断面
の電機子周方向寸法16cは電機子コイル導体6の直線
部6bの丸型断面の電機子周方向寸法6eよりも小さ
い。
やした場合でも電機子コイル導体6の直径を大きくした
場合でも狭くならないため、突起7cを細くする必要が
ない。
示す。図6において、電機子コイル導体6の口出部16
bは、電機子コイル導体6の直線部6bの径よりも小径
の丸型に形成される。
および図8に示す。図7は、電機子コイル導体6の口出
部6aを成形するため、中央に円形の単一のダイス穴3
1をもった円形のダイス30である。第1の実施形態で
は、電機子コイル導体6のすべてを同時に成形するダイ
ス20であったが、本実施形態のダイス30は電機子コ
イル導体6を一本ずつシゴキ加工により成形するもので
ある。図7の線VIII−VIIIに沿った断面図が図8であ
り、ダイス穴31の入口31cおよび最も狭い最狭部3
1gの断面形状が丸型であることのみが第1の実施形態
と異なるので、ここでは説明を省略する。なお、電機子
コイル導体6をダイス30に挿入する際の電機子コイル
導体6は、図13に示すようなU字型に成形する前の直
線状態でも、U字型に成形した状態のいずれでもよい。
示す。図6において、電機子コイル導体の口出部16b
は、電機子コイル導体の直線部6bの径よりも小径の丸
型に形成される点は第2の実施形態と同じであり、電機
子コイルの製造方法が第2の実施形態と異なる。
挿入後、互いの間隔が電機子コイル導体の直線部6bの
外径よりも小さくなるように配置された、上ダイス1
3、下ダイス14を用意する。電機子コイル導体6を図
13に示すようなU字型に成形する前の直線の状態のま
ま、電機子コイル導体6の口出部6aを上ダイス13と
下ダイス14との間に挿入する。上ダイス13、下ダイ
ス14を矢印Q方向に加圧した上で、上ダイス13、下
ダイス14をそれぞれ左右逆方向に往復して動かすこと
で電機子コイル導体6の口出部6aは回転しながら塑性
変形する。これにより、電機子コイル導体6の口出部6
aは電機子コイル導体6の直線部6bの外径よりも小径
の丸型に形成され、丸型口出部16bとなる。
図6および図10に示す。図6において、電機子コイル
導体の口出部16bは、電機子コイル導体の直線部6b
の径よりも小径の丸型に形成される点は第2および第3
の実施形態と同じであり、電機子コイルの製造方法が第
2および第3の実施形態と異なる。
しない切削加工機にカッター15が120度間隔で円周
上に配設されている。両端の外周部を含め外周部が絶縁
被膜6eで覆われている電機子コイル導体6を用意す
る。3つのカッターの中心に電機子コイル導体6の口出
部6aとなる電機子コイル導体6の端部を配置する。
て、超音波溶接を行い電気的、機械的に整流子片8に接
続するために、絶縁皮膜6gを切削加工等にて除去する
が、本実施形態では切削加工により絶縁皮膜6gを除去
する際、切削量を大きくして電機子コイル6の導体部分
6fをも同時に切削し、口出部6aを電機子コイル導体
の直線部6bの径より小径になるように形成する。
ながら公転し、絶縁皮膜6gを切削する。この際、絶縁
皮膜6gを完全に除去できるだけの削り量よりも大きく
し、電機子コイル導体6の導体部6fをも切削する。こ
れにより、電機子コイル導体6の口出部6aは電機子コ
イル導体6の直線部6bの電機子コイル導体6の口出部
6aが直線部6bの外径よりも小径の丸型に形成され
る。
溶接によって電機子コイル導体の口出し部を整流子片に
接続する電機子コイルにおいて、電機子のスロット数を
増やした場合、または電機子コイル導体の断面積を増や
すために電機子コイル導体の直径を大きくした場合で
も、互いに隣り合う電機子コイル導体の口出部の外周部
間の間隔が狭くすることなく、従来と同等の強度、耐久
性を有する突起を備えたホーンをそのまま使用すること
ができる。以上の効果に加えて、以下のような効果を奏
する。
り電機子コイル導体の口出部を成形するので、短時間で
口出部を丸型に成形することが可能になる。
れる全電機子コイル導体の口出部を同時にシゴキ加工に
より成形するので、さらに短時間で口出部を成形するこ
とが可能になる。
体の口出部を転造加工により成形するのでさらに短時間
で成形することが可能になる。
体の口出部の絶縁皮膜を切削加工により除去すると同時
に切削量を大きくして電機子コイル導体の導体部も切削
加工するので、新たに設備を導入することなく切削加工
と同じ工程で口出部を丸型に成形することが可能にな
る。
す平面図である。
ル導体の口出部の成形方法を示した図である。
導体と整流子片との超音波溶接の状態を示した一部断面
図である。
コイル導体と整流子片との超音波溶接の状態を示した一
部断面図である。
ダイスを示す平面図である。
ル導体の口出部の成形方法を示した図である。
イル導体の口出部の成形方法を示した図である。
る。
導体である。
正面図である。
機子コイル導体、6a、16a 口出部、6b 直線
部、6e 直線部の電機子周方向寸法、6g 絶縁皮
膜、8 整流子片、16c 小判型口出部の電機子周方
向寸法,60 口出部対。
Claims (8)
- 【請求項1】 電機子鉄心のスロットに挿入される直線
部と、上記直線部の一端に設けられ、電機子周方向に配
列された整流子片に超音波溶接により接続される口出部
とを有する断面丸型の、複数の電機子コイル導体におい
て、上記複数の電機子コイル導体のそれぞれの上記口出部
は、 上記電機子半径方向に重ねて配置されるとともに、 上記口出部の断面の電機子周方向寸法が上記直線部の断
面の上記電機子周方向寸法よりも小さい小判型断面形状
を有することを特徴とする電機子コイル導体。 - 【請求項2】 上記口出部の断面積が上記直線部の断面
積と同等であることを特徴とする請求項1記載の電機子
コイル導体。 - 【請求項3】 電機子鉄心のスロットに挿入される直線
部と、上記直線部の一端に設けられ、電機子周方向に配
列された整流子片に超音波溶接により接続される口出部
とを有する断面丸型の電機子コイル導体において、 上記口出部の断面直径が上記直線部の断面直径よりも小
さい丸型の断面形状を有することを特徴とする電機子コ
イル導体。 - 【請求項4】 電機子鉄心のスロットに挿入される直線
部と、上記直線部 の一端に設けられ、電機子周方向に配列された整流子片
に超音波溶接により接続される口出部とを複数の電機子
コイル導体に形成し、 上記複数の上記直線部を電機子鉄心のスロットに挿入
し、 上記複数の電機子コイル導体のそれぞれの上記口出部
は、 上記電機子半径方向に重ねて上口と下口とで口出部対を
形成し、 上記口出部対に、上記口出部対を同時にシゴキ加工でき
るダイス孔を複数持つダイスにより、同時にシゴキ加工
を施し、 上記口出部対を形成した口出部のそれぞれの断面の上記
電機子周方向寸法が、上記直線部の断面の上記電機子周
方向寸法よりも小さい小判型にすることを特徴とする電
機子コイル導体の製造方法。 - 【請求項5】 電機子コイル導体に、電機子鉄心のスロ
ットに挿入される直線部と、上記直線部の一端に設けら
れ、電機子周方向に配列された整流子片に超音波溶接に
より接続される口出部とを形成し、 上記口出部を、上記口出部の断面直径が上記直線部の断
面直径よりも小さい丸型の断面形状にすることを特徴と
する電機子コイル導体の製造方法。 - 【請求項6】 上記直線部の一端に施す加工が、シゴキ
加工であることを特徴とする請求項5記載の電機子コイ
ル導体の製造方法。 - 【請求項7】 上記直線部の一端に施す加工が、転造加
工であることを特徴とする請求項5記載の電機子コイル
導体の製造方法。 - 【請求項8】 上記直線部の一端に施す加工が、上記電
機子コイル導体の絶縁被覆と導体材料とを同時に切削す
る切削加工であることを特徴とする請求項5記載の電機
子コイル導体の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09632798A JP3474769B2 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 電機子コイル導体とその製造方法 |
US09/138,070 US6140732A (en) | 1998-04-08 | 1998-08-21 | Armature coil conductor and method of manufacture therefor |
Applications Claiming Priority (1)
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