JP3474725B2 - 密閉式混練機におけるウエイト装置 - Google Patents

密閉式混練機におけるウエイト装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被混練物を混練室
内で混練する密閉式混練機に係わり、特に、被混練物を
混練室に押し込むためのフローティングウエイトを昇降
させるウエト装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の密閉式混練機のフローティングウ
エイトを昇降するための油圧装置や作動装置として、特
開平1−262934号公報や特開平8−47922号
公報に記載されているものがある。先ず、特開平1−2
62934号公報の油圧装置は、横向きヘッドに嵌め込
まれたプランジャー棒の下端に設けられたプランジャー
(フローティングウエイト)を昇降させるためのもの
で、4つの油圧シリンダを備えている。これら油圧シリ
ンダはそのシリンダ本体を混練ケーシングにヒンジによ
る可撓性を持たせて設けられている共に、ロッドを横向
きヘッドの両端にヒンジを介して連結されている。そし
て、各油圧シリンダの作動により、支承ケーシングの滑
り軸受でプランジャー棒をガイドしながらプランジャー
(フローティングウエイト)を下降することで被混練物
を混練機ケーシング内に押し込み、プランジャー(フロ
ーティングウエイト)を上昇させる。また、特開平8−
47922号公報の作動装置は、交差部材に連結された
操作棒の下端に設けられた圧さく要素(フローティング
ウエイト)を昇降させるもので、2つの油圧シリンダを
備えている。これら油圧シリンダはそのシリンダ本体を
垂直案内に固定されていると共に、ロッドを交差部材に
ピンにより自由度を持たせて連結されている。そして、
油圧シリンダの作動により、上部覆いのシーリンググル
ープで操作棒をガイドしながら圧さく要素(フローティ
ングウエイト)を下降することで被混練物を混練室内に
押し込み、圧さく要素(フローティングウエイト)を上
昇させる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油圧装置(特開平1−262934号公報)では、プラ
ンジャー(フローティングウエイト)を昇降させる各油
圧シリンダが同期(同調)しないで作動したときに、可
撓性を持って配置されている油圧シリンダを傾斜させる
ことで各油圧シリンダに水平方向の力が作用することを
防止しているが、各油圧シリンダが傾斜すると横向きヘ
ッドのプランジャー棒が傾斜された状態で滑り軸受に接
触することになるので、滑り軸受を異常磨耗させる。ま
た、従来の作動装置(特開平8−47922号公報)で
は、圧さく要素(フローティングウエイト)を昇降させ
る各油圧シリンダが同期(同調)しないで作動したとき
に、交差部材を強制的に直線昇降させることで操作棒を
シーリンググループに摺動させてシーリンググループの
異常磨耗を防止しているが、垂直案内に固定される各油
圧シリンダのロッドには水平方向の力が作用して、一般
的にシーリンググループと操作棒との隙間より精度良く
抑えられている油圧シリンダのピストンがシリンダ本体
に強く接触して引っ掛かって動かなくなたり、更なる同
期遅れが発生して各油圧シリンダをスムーズに作動でき
なくなる。このような場合に、サーボ弁や分配弁を用い
て各油圧シリンダに供給する油圧量を略同一にして各油
圧シリンダの作動を同期させることが考えられるが、各
弁は高価であり、油圧管理を必要とすると共に、雰囲気
の悪い密閉式混練機に各弁を用いることは困難である。 【0004】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、フローティングウエイトをスムーズに昇降
させるとともに、ガイド部材の異常磨耗を防止すること
にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の密閉式混練機におけるウエイト装置では、
混練室を有するチャンバー及びこの混練室に連通する供
給口に連接されるホッパーを含む混練機本体と、前記ホ
ッパー内に配設され、前記混練室に向けて押圧可能に昇
降されるフローティングウエイトと、前記フローティン
グウエイトに連結され、このフローティングウエイトの
昇降方向に延びる軸部材と、前記軸部材の上端に一体化
され、この軸部材とでT字形状を形成するコネクティン
グビームと、前記軸部材の中心から等距離にあるコネク
ティングビームの両端であって、前記フローティングウ
エイトに向かって平行配置され前記混練機本体に固定さ
れる一対の液圧シリンダとを備え、前記軸部材を、前記
ホッパーに装着されたガイド部材により隙間を有して摺
動自在にガイドすると共に、前記各液圧シリンダを、前
記軸部材の中心から等距離にあるコネクティングビーム
の両端に配置される連結手段により、前記軸部材の延び
る方向と直交する水平方向のみに前記ガイド部材の隙間
以上の移動を許容して前記コネクティングビームの両端
に連結したものである。これにより、フローティングウ
エイトを昇降させているときに、各液圧シリンダが同期
(同調)しないで作動しても、強制的にT字形状を保っ
た状態でフローティングウエイトをガイド部材でガイド
しながら昇降できる。また、各液圧シリンダが同期(同
調)しないで作動すると、液圧シリンダにコネクティン
グビームを介して水平方向の力が作用することになる
が、連結手段によりコネクティングビーム又は液圧シリ
ンダを水平方向に移動させて水平方向の力を吸収するの
で、各液圧シリンダに曲げ力を作用させない。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態の密閉式混練機
におけるウエイト装置について、図1なしい図6を参照
して説明する。 【0007】先ず、本実施形態の要旨であるウエイト装
置が備えられる密閉式混練機の全体構成について、図4
なしい図6に基づいて説明する。 【0008】図4において、1は密閉式混練機Xのチャ
ンバー(混練機本体)、2はドロップドア、3は排出
口、4は混練用ロータ(以下、単に「ロータ4」とい
う)、5はラッチ、6はフローティングウエイト、7は
供給口、8はドア開閉機構である。 【0009】チャンバー1はフローティングウエイト6
の下部およびドロップドア2のドアトップ2aと共に断
面が横に連通する2つの円形である混練室9を区画して
いる。混練室9内には回転する2本のロータ4が配置さ
れており、各ロータ4は図示しない駆動モータにより回
転駆動される。そして、各ロータ4は、回転駆動により
混練室9の内壁を掃くように回転して、投入口10から
ホッパー11(混練機本体)に投入されてフローティン
グウエイト6の下降で供給口7から混練室9内に押し込
まれるゴムや樹脂等(以下、「被混練物」という)を混
練する。ドロップドア2は混練時に混練室9の底部の排
出口3をドアトップ2aで閉塞してロータ4による被混
練物の混練を可能とし、混練後に下方に揺動して地上側
に落ちるように開き、被混練物の排出を可能とする。こ
のドロップドア2の開閉はドア開閉機構8により行われ
る。また、ラッチ5はドロップドア2をチャンバー1側
に突き上げて被混練物の混練中の混練室9内の密閉性を
保持し、また混練後にドロップドア2から退避されてド
ロップドア2の開放を可能にする。 【0010】チャンバー1の混練室9に連通する供給口
7にはホッパー11が連設されており、ホッパー11内
には摺動自在に昇降されるフローティングウエイト6が
配置されている。フローティングウエイト6はステム1
3(軸部材)を介してウエイト装置Yに一体化されてい
る。ウエイト装置Yは、図5および図6にも示すよう
に、コネクティングビーム14にフローティングウエイ
ト6を一体すると共に2つの油圧シリンダ15とを連結
したもので、各油圧シリンダ15は被混練物を投入する
投入口10を避けるように、ホッパー11を間に介在さ
せて対角配置されている。 【0011】次に、図1ないし図3において、ウエイト
装置Yの具体的な構成について説明する。 【0012】図1および図2において、ウエイト装置Y
は、フローティングウエト6がステム13により一体化
されたコネクティングビーム14と、コネクティングビ
ーム14に連結されてフローティングウエイト6をホッ
パー11内で摺動昇降させる2つの油圧シリンダ15
と、各油圧シリンダ15をコネクティングビーム14の
両端に連結する2つの連結手段30とを主要部をして構
成されている。 【0013】図1および図2により、フローティングウ
エイト6が一体化されるコネクティングビーム14は、
ホッパー11の上端を閉塞する蓋体16の上方でホッパ
ー11を間に介在するように対角配置(図6にも示す)
されている。このコネクティングビーム14には、蓋体
16の中央筒部16A内に嵌め込まれたガイドブッシュ
12を摺動自在に貫通してフローティングウエイト6の
昇降方向に延びるステム13の上部が中心を貫通して一
体化されて、このステム13と共にT字形状C(剛体)
を形成している。ステム13の下端にはフローティング
ウエイト6が連結されてコネクティングビーム14に一
体化している。コネクティングビーム14の両端には2
つの連結手段30により各油圧シリンダ15が連結され
ている。ガイドブッシュ12は、図2に示すように、ス
テム13との間に環状の加工隙間t1(加工精度に依存
する隙間t1)を有して、ステム13を摺動自在にガイ
ドしている。22は蓋体16の中央筒部16Aの両端側
から嵌め込まれたダストシール(Oリング等)である。 【0014】そして、コネクティングビーム14を昇降
させることで、ステム13により一体化されたフローテ
ィングウエイト6がガイドブッシュ12でガイドされな
がらホッパー11内を摺動昇降される。このように、ガ
イドブッシュ12はフローティングウエイト6の昇降を
ガイドするものであるので、その長さ寸法は出来るだけ
長くすることが好ましいが、ホッパー11等の他部材の
配置関係から長く出来ない場合にはL/D=1〜3程度
(L:ガイドブッシュ12の長さ寸法,D:ガイドブッ
シュ12の外径寸法)の長さを確保するようにする。 【0015】次に、図1および図2により、フローティ
ングウエイト6を昇降させる2つの油圧シリンダ15
は、そのシリンダ本体17内を摺動自在にされたピスト
ン18で2つの油圧室A,Bに区画されており、ピスト
ン18にシリンダ本体15から伸長又は退避されるロッ
ド19が連結されている。各油圧シリンダ15は、ロッ
ド19の先端を、T字形状Cを形成するステム13の中
心から等距離にあるコネクティンビーム14の両端側の
各々に相対させると共に、相互のシリンダ本体17をフ
ローティンウエイト6に向かって平行配置した状態で、
ホッパー11の下端側(チャンバー1側)および蓋体1
6から水平方向(ステム13が延びる軸方向に直交する
方向)に突出する各フランジマウント20,21にシリ
ンダ本体17を装着することでホッパー11に固定され
ている。なお、各油圧シリンダ15の固定は、蓋体16
のフランジマウント21のみでホッパー11に固定して
も良く、密閉式混練機Xのチャンバー1に固定するよう
にしても良い。ホッパー11に固定された各油圧シリン
ダ15のロッド19の先端側は、2つの連結手段30に
よりコネクティンビーム14の両端側の各々に連結され
る。 【0016】そして、各油圧シリンダ15は油圧室Bへ
の油圧の供給で伸長されるロッド19により連結手段3
0,T字形状Cを形成するコネクティングビーム14と
ステム13を介してフローティングウエイト6を混練室
9から離れるように上昇させると共に、油圧室Aへの油
圧の供給で退避されるロッド19によりフローティング
ウエイト6を混練室9に向けて下降させる。 【0017】図2および図3により、各油圧シリンダ1
5とコネクティングビーム14とを連結する連結手段3
0は、第1連結部材31と第2連結部材32との2つの
部材で構成されている。第1連結部材31は筒形状に形
成されており、T字形状Cを形成するステム13の中心
から等距離にあるコネクティングビーム14の両端のそ
れぞれに複数のボルト40により固定されている。第1
連結部材31の内部はコネクティングビーム14側から
大径孔34と小径孔35とが連続して貫通する段付き孔
33が形成されており、段付き孔33の底部36に小径
孔35側に湾曲する環状溝37を有している。第2連結
部材32は筒形状に形成されており、この内部の貫通孔
42内に油圧シリンダ15のロッド19先端が挿入され
てボルト41の締め付けで固定されている。そして、第
2連結部材32はこの小径部39から水平方向に突出す
るフランジ部38が形成されており、フランジ部38を
コネクティングビーム14と第1連結部材31の底部3
6とに係合するように介在させると共に、小径部39を
第1連結部材31の小径孔35に遊嵌して油圧シリンダ
15側に突出させるように第1連結部材31の段付き孔
33内に配置されている。また、第2連結部材32のフ
ランジ部38の外径寸法は、第1連結部材31の大径孔
34との間にガイドブッシュ12側の環状隙間t1(ガ
イドブッシュ12とステム8との間の隙間t1)より大
きな環状隙間Tを形成する寸法とされ、同様に第2連結
部材32の小径部39の外径寸法も第1連結部材31の
小径孔35との間に環状隙間Tを形成する寸法とされて
いる。 【0018】2つの連結手段30で各油圧シリンダ15
を対角配置されたコネクティングビーム14に連結する
と、各油圧シリンダ15も被混練物の投入口10を確保
しつつホッパー11を間に介在させるように対角配置さ
れる(図6にも示す)。また、2つの連結手段30で各
油圧シリンダ15をコネクティングビーム14に連結す
ると、第1連結部材31の大径孔34と第2連結部材3
2のフランジ部38との間(小径孔35と小径部39と
の間)に環状隙間Tが形成されると共に、第1連結部材
31の環状溝37(底部36)と第2連結部材32のフ
ランジ部38とで環状隙間t3が形成されるので、第1
連結部材31が第2連結部材32(油圧シリンダ15)
のフローティングウエイト6の昇降方向の移動を規制し
つつ第2連結部材32のフランジ部38に対して水平方
向に滑る(ずれる)ようになっている。したがって、第
1連結部材31が固定されているT字形状Cのコネクテ
ィングビーム14とステム13がフローティングウエイ
ト6と共にホッパー11に固定された各油圧シリンダ1
5に対して環状隙間Tの範囲内で水平方向に移動でき
る。 【0019】本実施形態の密閉式混練機Xにおけるウエ
イト装置Yは以上のように構成されおり、被混練物の混
練の際に、被混練物を混練室9内にフローティングウエ
イト6により押し込むには、図1に示すように、各油圧
シリンダ15の油圧室Aに供給される油圧でロッド19
をシリンダ本体17内に退避させて、各油圧シリンダ1
5に連結されたコネクティングビーム14を、ステム1
3とで形成されるT字形状Cの状態を保ちつつ下降する
ことで、フローティングウエイト6で混練室9内に被混
練物を押し込む(押圧する)。そして、フローティング
ウエイト6を下降して被混練物を混練室9内に押し込む
と、各ロータ4が被混練物の一部を混練室9内に導くと
共に、被混練物の他部を混練室9外に押し上げるように
回転して被混練物を押し上げる反力でフローティングウ
エイト6を僅かに上昇させるが、各油圧シリンダ15の
ピスト18の上昇に伴って油圧室Aに供給される油圧等
によりクッション機能が発揮される。 【0020】そして、各油圧シリンダ15によりフロー
ティングウエイト6を混練室9に向けて下降させている
ときに、各油圧シリンダ15が同期(同調)しないで作
動する(各ロッド19の退避量に差があるケース)と、
第2連結部材32が第1連結部材31に係合することに
より単独でフローティングウエイト6の下降方向に移動
することを規制されるので、各油圧シリンダ15のロッ
ド19の退避により強制的にコネクティングビーム14
とステム13とのT字形状Cが保たれた状態でフローテ
ィングウエイト6をガイドブッシュ12でガイドしなが
ら下降させる。また、各油圧シリンダ15が同期(同
調)しないで作動すると、同期が遅れる油圧シリンダ1
5にコネクティングビーム14を介して水平方向の力が
作用することになるが、この水平方向の力が作用すると
連結手段30の第1連結部材31がコネクティングビー
ム14と共に第2連結部材32に対して環状隙間Tの範
囲内で水平方向に滑って(ずれて)移動して、水平方向
の力を吸収するので、各油圧シリンダ15のロッドに曲
げ力を作用させない。 【0021】したがって、各油圧シリンダ15が同期
(同調)しないで作動しても、コネクティングビーム1
4とステム13で形成されるT字形状Cを強制的に保っ
た状態でフローティングウエイト6を下降するので、ス
テム13が傾くことなくガイドブッシュ12を摺動する
ことから、ガイドブッシュ12を異常磨耗させることな
く、スムーズにフローティングウエイト6を下降させる
ことができる。また、コネクティングビーム14の水平
方向の移動により、各油圧シリンダ15のロッド19に
曲げ力を作用させないようしているので、ピストン18
がシリンダ本体19に強く接触して引っ掛かって動かな
くなったり、各油圧シリンダ15のロッド19やピスト
ン18の損傷を防止して、各油圧シリンダ15をスムー
ズに作動させることができる。 【0022】尚、フローティングウエイト6を下降させ
る場合についてのみ説明したが、フローティングウエイ
ト6を上昇させる時に、各油圧シリンダ15のロッドが
同期しないで作動しても、同様にT字形状Cを強制的に
保った状態でフローティングウエイト6をスムーズに上
昇させることができると共に、連結手段30の第1連結
部材31と第2連結部材32との相対的な滑り(ずれ)
により、水平方向の力を吸収して各油圧シリンダ15を
スムーズに作動させることができる。 【0023】また、連結手段30の第1連結部材31と
第2連結部材32の相対的な滑り(ずれ)を許容するよ
うにすると、コネクティングビーム14と各油圧シリン
ダ15との間で芯ずれがあっても、各連結部材31と3
2の滑りにより芯ずれを吸収して各油圧シリンダ15を
コネクティングビーム14に連結できる。更に、連結手
段30の各連結部材31と32の滑り(ずれ)という簡
単な構造で各油圧シリンダ15のロッド19に作用する
曲げ力を吸収できる。また、油圧シリンダ15のロッド
19をシリンダ本体17に退避させてフローティングウ
エイト6を下降させると、密閉式混練機Xの高さが低く
なり、混練機Xの輸送、据付けやメンテナンスに有利で
あり、各油圧シリンダ15を対角配置すると被混練物を
ホッパー11内に投入する投入口10の配置スペースを
十分に確保できる。 【0024】 【発明の効果】本発明の密閉式混練機におけるウエイト
装置によれば、各液圧シリンダが同期(同調)しないで
作動しても、強制的にT字形状を保った状態でフローテ
ィングウエイトを下降するので、軸部材が傾くことなく
ガイド部材を摺動することから、ガイド部材を異常磨耗
させることなくスムーズにフローティングウエイトを下
降させることができる。また、コネクティングビーム又
は各液圧シリンダの水平方向の移動により、各液圧シリ
ンダに曲げ力を作用させないようしているので、各液圧
シリンダが動かなくなったり、各液圧シリンダの構成部
品の損傷を防止して、各液圧シリンダをスムーズに作動
させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】密閉式混練機における油圧式ウエイト装置の全
体構成を示す図である。 【図2】密閉式混練機における油圧式ウエイト装置の要
部拡大図である。 【図3】図2のD−D断面図である。 【図4】油圧式ウエイト装置が備えられた密閉式混練機
の全体構成図である。 【図5】図4のE−E矢視図である。 【図6】図4のF−F矢視図である。 【符号の説明】 1 チャンバー(混練機本体) 6 フローティングウエイト 9 混練室 11 ホッパー(混練機本体) 12 ガイドブッシュ(ガイド部材) 13 ステム(軸部材) 14 コネクティングビーム 15 油圧シリンダ 30 連結手段 C T字形状 t1 ガイドブッシュの加工隙間
フロントページの続き (72)発明者 黒川 好徳 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所 高砂製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−19206(JP,A) 特開 昭60−189405(JP,A) 特開 昭59−145024(JP,A) 特開 平10−58443(JP,A) 特開 平9−206581(JP,A) 特開 平9−131726(JP,A) 特開 平8−294620(JP,A) 特開 平8−47922(JP,A) 特開 平7−24288(JP,A) 特開 平1−262934(JP,A) 実開 昭60−67134(JP,U) 実開 昭60−63439(JP,U) 実開 昭58−40230(JP,U) 実開 昭52−15062(JP,U) 実開 平5−93538(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 7/00 - 7/94 B01F 7/00 - 7/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 混練室を有するチャンバー及びこの混練
    室に連通する供給口に連接されるホッパーを含む混練機
    本体と、前記ホッパー内に配設され、前記混練室に向け
    て押圧可能に昇降されるフローティングウエイトと、 前記フローティングウエイトに連結され、このフローテ
    ィングウエイトの昇降方向に延びる軸部材と、 前記軸部材の上端に一体化され、この軸部材とでT字形
    状を形成するコネクティングビームと、 前記軸部材の中心から等距離にあるコネクティングビー
    ムの両端であって、前記フローティングウエイトに向か
    って平行配置され前記混練機本体に固定される一対の液
    圧シリンダとを備え、 前記軸部材を、前記ホッパーに装着されたガイド部材に
    より隙間を有して摺動自在にガイドすると共に、 前記各液圧シリンダを、前記軸部材の中心から等距離に
    あるコネクティングビームの両端に配置される連結手段
    により、前記軸部材の延びる方向と直交する水平方向の
    みに前記ガイド部材の隙間以上の移動を許容して前記コ
    ネクティングビームの両端に連結したことを特徴とする
    密閉式混練機におけるウエイト装置。
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